JP2009263744A - スパッタ成膜方法、電子素子の製造方法、スパッタ装置 - Google Patents

スパッタ成膜方法、電子素子の製造方法、スパッタ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】均一で安定したプラズマを発生させ、かつ、基体に比較的広い面積に亘って均一な膜厚、特性を維持することが可能なスパッタ成膜方法、電子素子の製造方法及びその装置を提供する。
【解決手段】真空容器101の内部に被成膜基板115の搬送方向に対して等間隔に配置され、かつ、被成膜基板115との距離がそれぞれ異なる複数の矩形状ターゲットのうちで、隣り合う第1のターゲット104及び第2のターゲット105における被成膜基板115の搬送方向と平行な辺の長さをW1及びW2とし、間隔をLとしたときに、L≦3(W1+W2)を満たすとき、基板115までの距離をTで表したときに、複数のターゲット104,105,106のうちで最長になっている最長距離Tmaxと、そのときの間隔Lとの関係が、0.4≦Tmax/L≦0.8を満たすようにスパッタリングを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、基体上にスパッタ処理を施すためのスパッタ成膜方法及びスパッタ装置に関し、例えば、ガラス基板上にアモルファスシリコン(a−Si)を用いた光起電力素子を製造するための電子素子の製造方法に関する。
従来、太陽電池等の光電変換素子の製造およびフラットパネルディスプレイの製造(以下、光電変換素子とフラットパネルディスプレイとを含めて電子素子と称する。)には、スパッタ処理装置が一般的に広く用いられており、特に太陽電池の製造方法としては、次の技術が知られている。
例えば、非単結晶半導体膜等を用いた太陽電池の製造工程では、一般的に、非単結晶半導体膜の成膜に関しては、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法が用いられている。また、電極膜の成膜には、スパッタ法が広く用いられており、実用化されている。しかしながら、太陽電池においては、光電変換効率が十分に高く、特性安定に優れたものであり、且つ大量生産し得るものであることが基本的に要求される。
そのため、非単結晶半導体膜等を用いた太陽電池の製造においては、電気的、光学的、光導電的あるいは、機械的特性及び繰り返し使用での疲労特性あるいは使用環境特性の向上を図るとともに、大面積化、膜厚及び膜質の均一化を図る必要がある。さらに加えて、高速成膜によって再現性がある量産化を図らなければならず、これらのことが、今後改善すべき問題点として指摘されている。
太陽電池を用いる発電方式にあっては、単位モジュールを直列または並列に接続し、ユニット化して所望の電流、電圧を得る形式が採用されることが多く、各モジュールにおいては断線やショートが生起しないことが要求される。加えて、各モジュール間の出力電圧や出力電流のバラツキがないことが重要である。
こうしたことから、少なくとも単位モジュールを作製する段階で各層そのものの特性均一性が確保されていることが要求される。そして、モジュール設計を容易にし、且つモジュール組み立て工程を簡略化できるようにする観点から、広い面積に亘って特性の均一性に優れた堆積膜を提供することが太陽電池の生産性を高め、製造コストの大幅な低減を達成することが要求される。
太陽電池において、その構成要素である半導体層は、いわゆるpn接合、pin接合等の半導体接合がなされている。a−Si等の薄膜半導体を用いる場合、ホスフィン(PH3)、ジボラン(B26)等のドーパントとなる元素を含む原料ガスであるシラン(SiH4)等を混合してグロー放電分解することにより所望の導電型を有する半導体膜が得られる。そして、所望の基体上にこれらの半導体膜を順次積層して形成することによって、上述の半導体接合が容易に達成できることが知られている。
一方、a−Si太陽電池では、一般的に半導体層自体のシート抵抗が高いため、半導体全面に亘る透明な上部電極を必要としている。このような透明な上部電極として、通常は可視光に対する透明性と電気伝導性に優れた特性を持つSnO2、In23(In23+SnO2)膜等をスパッタ装置によって成膜することが不可欠である。さらには、裏面電極として、入射した光を十分に効率良く反射させることが必須である。裏面電極としては、Ag、Al等をスパッタ法で形成した反射膜やそれらの拡散を防止した干渉電極となる酸化物系の金属膜(例えばZnO)をスパッタ法で作製することが一般に知られており、量産化もされている。
例えば特許文献1には、複数のターゲットが設けられて合金薄膜を成膜するスパッタ装置が開示されている。このスパッタ装置は、1つの処理室内に3つのカソードがそれぞれ設けられている。そして、中央のカソードには、ある種のターゲットが1枚取り付けられ、中央のカソードを挟む両側のカソードには、それぞれ中央とは異なる種類であって互いに同種のターゲットが1枚ずつ取り付けられて構成されている。この従来の構成では、中央のターゲットが基板の被成膜面に対して平行に配置され、両側のターゲットが被成膜面に対して傾けて配置されるとともに、各ターゲットと被成膜面との距離と、両側のターゲットの傾斜角がそれぞれ調節することが可能にされている。
特公平8−26453号公報
しかしながら、上述した特許文献1のスパッタ装置における堆積膜の形成方法では、3つのターゲットにおいて、隣接するターゲットの間隔と、ターゲットと被成膜基板との距離との関係が明示されていない。したがって、特許文献1では、スパッタ装置の省スペース化および成膜条件の安定性を含めた高スループット化を図る課題に対して十分な解決が図られていない。
このため、複数のターゲットを用いたスパッタ堆積膜の成膜方法は、半導体デバイスの量産に適する方法ではある。しかしながら、このような成膜方法は、上述したように、太陽電池等の薄膜デバイスを普及させるために、さらなる、特性安定性や特性均一性の向上を図り、装置稼働率の向上を図り、及び製造コストを低減することが望まれる。
また、光電変換効率や特性安定性の向上のためには、単位モジュールごとの光電変換効率は高いほど良く、特性劣化率は低いほど好ましい。さらには、単位モジュールを直列または並列に接続し、ユニット化した際には、ユニットを構成する各単位モジュール内の最小の電流または電圧特性の単位モジュールが律速してユニットの特性が決まる。したがって、各単位モジュールの平均特性を向上させるだけでなく、特性バラツキも小さくすることが非常に重要となる。そのために単位モジュールを作製する段階で各々の成膜層そのものの特性均一性を確保することが望まれている。
そこで、本発明は、上述したような基体上に成膜等の処理を行う際の様々な問題点を解消し、特に成膜処理空間内での均一な基板処理が可能なスパッタ成膜方法、電子素子の製造方法及びスパッタ装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係るスパッタ成膜方法は、減圧下の真空容器の内部で、基体に対してスパッタリングを行う成膜方法において、
真空容器の内部に基体の搬送方向に対して等間隔に配置され、かつ、基体との距離がそれぞれ異なる複数の矩形状ターゲットのうちで、隣り合う第1のターゲット及び第2のターゲットの前記搬送方向と平行な辺の長さを第1のターゲット幅W1及び第2のターゲット幅W2とし、第1のターゲットの中心点と第2のターゲットの中心点との間隔をLとしたときに、第1のターゲット幅W1、第2のターゲット幅W2及び間隔Lとの関係が、
L≦3(W1+W2)
を満たすとき、
複数のターゲットの各中心点から基体までの距離をTで表したときに、複数のターゲットのうちで最長になっている最長距離Tmaxと、そのときの間隔Lとの関係が、
0.4≦Tmax/L≦0.8
を満たすようにスパッタリングを行う。
本発明によれば、複数のターゲットを効率よく適切に配設することにより、特に基板の中央部と端部とで生じるプラズマの不均一に起因する処理ムラや特性ムラを抑えることができる。したがって、本発明によれば、処理空間内で基体の均一な処理を行うことができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
まず、本発明の要旨について説明する。本発明は、スパッタ装置における成膜処理を行う際に、スパッタ装置の省スペース化および高スループット化を図り、さらには安定した成膜条件を確立するための構成である。すなわち、本発明は、同一の放電空間内に複数のターゲットがそれぞれ配置された構成において、各ターゲットの間隔と、ターゲットと基体との間の距離とにおいて、最適な関係があることに基づいている。
具体的には、本発明のように、成膜される基体として、例えば被成膜基板の大型化の要求に合わせて大型サイズのターゲットを用いる代わりに、複数に分割された比較的小型サイズのターゲットを同一放電空間にそれぞれ配置することが有効になる。そのときに、各ターゲットの中心点間の間隔と、ターゲットと被成膜基板との距離において最適な関係を満たすように複数のターゲットをそれぞれ配置する。これによって、均一で安定したプラズマを発生させ、かつ、被成膜基板に比較的広い面積に亘って均一な膜厚、特性を維持するように成膜することが可能になる。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態のスパッタ装置の一例として、3つのターゲットが配置される構成を示す模式図である。
図1に示すように、スパッタ装置100は、処理空間としての処理室102を内部に有する真空容器101を備えている。処理室102の内部には、第1のターゲット104、第2のターゲット105、第3のターゲット106がそれぞれ配置されている。また、処理室102の内部には、基体としての被成膜基板115と、この被成膜基板115を保持する基板ホルダ116とがそれぞれ配置されている。被成膜基板115は、真空容器101内の処理室102を所定の速度で搬送される。
また、真空容器101には、排気バルブ110を介して真空ポンプ111が接続されており、ガス導入口103及び基板導入バルブ112が設けられている。
また、真空容器101には、各ターゲット104,105,106毎に、バッキングプレート107、防着板108、マグネット109がそれぞれ設けられている。また、真空容器101には、被成膜基板115を加熱するヒーターユニット113と、このヒーターユニット113による熱を反射する熱反射板114とがそれぞれ配置されている。
そして、スパッタ装置100が備える第1のターゲット104、第2のターゲット105、第3のターゲット106は矩形をなす板状にそれぞれ形成されており、矩形状ターゲットの短辺が被成膜基板115の搬送方向と平行にされて、互いに等間隔で配置されている。
ここで、第1のターゲット幅W1は、第1のターゲット104の短辺方向の長さ、つまり被成膜基板115の搬送方向と平行な辺の長さであり、同様に、第2のターゲット幅W2は第2のターゲット105の短辺方向の長さである。また、間隔Lは、第1のターゲット104の中心点と第2のターゲット105の中心点とを結ぶ直線の距離である。なお、ターゲットの中心点とは、ターゲットの短辺方向の中央、かつ厚み方向の中央の位置を指している。また、距離T1は、第1のターゲット104と被成膜基板115との間の距離である。同様に、距離T2は、第2のターゲット105と被成膜基板115との間の距離であり、距離T3は、第3のターゲット106と被成膜基板115との間の距離である。
そして、第1のターゲット幅W1、第2のターゲット幅W2、及び間隔Lとの関係が、L≦3(W1+W2)を満たしている。また、各ターゲットの中心点から被成膜基板までの距離をTで表したときに、複数のターゲットのうちで最長になっている最長距離Tmaxと、そのときの間隔Lとの関係が、0.4≦Tmax/L≦0.8を満たすようにスパッタリングを行う。 なお、第1のターゲット幅W1、第2のターゲット幅W2、間隔Lとの関係式であるL≦3(W1+W2)は、各ターゲットの間隔Lおよび各ターゲットの寸法を実用の範囲内に規定するためのものである。
ここで、L≦3(W1+W2)は、等間隔で配列される各ターゲットの間隔Lを規定するものである。各ターゲットの間隔Lが、L≦3(W1+W2)を満たさない場合には、すなわちターゲットの間隔Lが大きく離れてしまい、上述した0.4≦Tmax/L≦0.8の関係が成り立たなくなってしまう。したがって、各ターゲットの間隔Lは、L≦3(W1+W2)をそれぞれ満たすものとする。
なお、図示しないが、矩形状をなす各ターゲットの端部に関しては、非エロージョン部分の面積を最小にするために、R面取り加工が施されている。また、各ターゲットは、元素成分比が異なっていてもよい。
図1に示したスパッタ装置100を用いて被成膜基板115上に成膜を行う際には、被成膜基板115を処理室102内に搬送する前に、例えば不図示の前処理室での成膜温度近くまで基板を加熱することができる。この場合、被成膜基板115を加熱した後に、被成膜基板115が基板ホルダ116に支持された状態で処理室102に搬送される。
図1に示したスパッタ装置100を用いて、例えば、太陽電池デバイスの反射防止膜を構成する透明電極ITO膜を、一辺1m角の正方形状のガラス基板上に形成した。
ターゲットの短辺方向の長さをそれぞれ、第1のターゲット104、第2のターゲット105、第3のターゲット106で等しく、W1=W2=W3=200mmにそれぞれ設定した。さらに、各ターゲットの中心点間の間隔Lと、各ターゲットと被成膜基板115との距離Tとの関係は、L1=L2=500mmとし、T1=150mm、T2=200mm、T3=150mmにそれぞれ設定した。
このとき、L1=L2=500≦3(W1+W2)=3(200+200)=1200が算出され、各ターゲットがL≦3(W1+W2)を満たすように配置されている。また、最長距離Tmax=T2=200>150=T1=T3であり、Tmax/L=200/500=0.4が算出され、各ターゲットが0.4≦Tmax/L≦0.8を満たすように配置されている。
被成膜基板115に関しては、スパッタ装置100の稼動率を向上させるために予め処理室102への搬入前に予備加熱を行った。
その後、被成膜基板115を処理室102内に導入し、スパッタガスとしてArガス、O2ガスを使用した。圧力は0.4Paに設定し、不図示のDC電源からバッキングプレート107にDC電力を供給して放電を生起させた。そして、上述した一辺1m角のガラス基板上にITO膜を0.8μm堆積させた。以上の1試行当たりに要した堆積膜形成時間は1分であった。
この試行を連続300回繰り返し、任意に抽出した20枚のサンプルをそれぞれ、被成膜基板115の端から20mm内側の位置を基準として等分割する形で45点の膜厚およびシート抵抗値を測定した。その結果、それぞれの測定項目において、被成膜基板115における端部の測定点と、中央部の測定点との最大差は、3.5%以内であり、サンプル間においても1%以内になっていた。
さらに、図1に示したスパッタ装置100を用いて、上述した実施形態と同様に、Ag膜を一辺1m角の正方形状のガラス基板上に膜厚0.2μmで堆積させた。その際、搬送方向に平行な短辺の長さが100mmに形成された矩形状のターゲットを用いた。そして、各ターゲットと被成膜基板115であるガラス基板との距離Tを、T1=T2=T3=200mmにそれぞれ固定した条件で、各ターゲットとガラス基板との距離Lを、L1=L2=L3として550mmから200mmまで50mmずつ変化させて、スパッタを行った。
この試行を距離関係毎に、連続100回繰り返し、任意に抽出した10枚のガラス基板によって、スパッタ装置の稼動における安定性および均一な成膜が可能な範囲の指標を求めた。この指標として、各ターゲットの位置関係(間隔)での試行における成膜中での異常放電の回数と、ガラス基板1枚当り25点の膜厚を測定したときの膜厚分布との積を関係にまとめた。その結果を図2に示す。図2において、縦軸は、異常放電の回数と1枚当たり25点の膜厚を測定して求めた膜厚分布の値との積から算出された値である生産性の指標を示し、横軸は、各ターゲットの間隔Lを示している。縦軸の生産性の指標は、その値が小さい程、放電の安定化が図られ、均一な成膜を行うことが可能になる。
図2に示すように、各ターゲットの中心点間の間隔Lが550mmと500mmとの間、及び200mmと250mmとの間において、急激に値が変化した。したがって、各ターゲットの中心点間の間隔Lとしては、250mmから500mmまでの範囲が好ましく、放電の安定性が図られ、均一な膜厚分布で成膜を行うことができた。この結果より、Tmax=T1=T2=T3=200mmであることから、0.4≦Tmax/L≦0.8が成り立つことが確認された。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態として、ロール・ツー・ロール方式を採用した連続スパッタ装置について説明する。図3に、実施形態の連続スパッタ装置の模式図を示す。なお、第2の実施形態において、上述した第1の実施形態の構成部材と同一の部材については、便宜上、同一の符号を付して説明を省略する。
図3に示すように、本実施形態の連続スパッタ装置200は、帯状の長尺基体としての帯状基板201に対して連続的にスパッタリングを行うように構成されている。この連続スパッタ装置200は、真空容器101と、帯状基板201の送り出し容器202及び巻き取り容器203とがガスゲート205を介してそれぞれ接続されている。
送り出し容器202は、帯状基板201の送り出し用ボビン206を有している。巻き取り容器203は、帯状基板201の巻き取り用ボビン207を有している。また、送り出し容器202及び巻き取り容器203には、帯状基板201の搬送経路上に、帯状基板201を搬送する搬送用ローラ216がそれぞれ配置されている。この搬送用ローラ216は、帯状基板201の張力を調整する機能及び帯状基板201を位置決めする機構を兼ねている。そして、帯状基板201は、送り出し用ボビン206及び巻き取り用ボビン207によって、図3中の矢印B方向に搬送される。
なお、連続スパッタ装置200は、必要に応じて送り出し用ボビン206及び巻き取り用ボビン207を逆回転させることで、この帯状基板201を矢印B方向と逆方向に搬送させることもできる。また、送り出し容器202、巻き取り容器203の内部には、帯状基板201の表面を保護するために用いられるあい紙等の保護シート巻き取り機構、及び保護シート送り込み機構がそれぞれ配置されてもよい。なお、あい紙の材質としては、耐熱性樹脂であるポリィミド系、ポリテトラフルオロエチレン系及びグラスウール等が好適に用いられる。
真空容器101の内部には、帯状基板201を間に挟んで、各ターゲット209,210,211に対向する位置にヒーターユニット214が配置されている。真空容器101内には、DC電源(不図示)に接続されたバッキングプレート208に支持されたターゲット209,210,211が帯状基板201に対向して配置されている。
そして、図3に示した実施形態の連続スパッタ装置200を用いて、図4に示すような太陽電池を連続的に作製した。図4に示すように、電子素子としての太陽電池300は、導電性基板301に、下部電極302、n型半導体層303、i型半導体層304、p型半導体層305、透明電極306の順にそれぞれ積層されて構成されている。導電性基板301及び透明電極306には取り出し電極308がそれぞれ設けられている。また、透明電極306には、集電電極307が設けられている。
以下、太陽電池の製造方法について説明する。
送り出し容器202に、十分に脱脂、洗浄を行なったSUS430BA製の帯状基板201(幅300mm×長さ1100m×厚さ0.2mm)が巻き回された送り出し用ボビン206をセットした。続いて、帯状基板201を、ガスゲート205を介して巻き取り容器203まで通し、帯状基板201にたるみが生じない程度に張力を調整した。そして、各容器202,203,204を真空ポンプ111で5×10E−5Pa以下まで真空引きして減圧下にした。
ガスゲート205にゲートガス導入管213から、ゲートガスとしてArガスを流量50atm・cc/min(8.3×10-4L/s)で導入し、真空容器101にガスゲート205から流量200atm・cc/min(3.3×10―3L/s)で導入し、真空容器101の内圧が0.4Paになるようにした。そして、ヒーターユニット214によって、帯状基板201及び真空容器101の壁面を300℃に加熱し、この状態で2時間放置した。
その後、各容器202,203,204を真空ポンプ111で1×10E−5まで真空引きした。次に、ガスゲート205にゲートガス導入管213からゲートガスとしてArガスを流量100atm・cc/min(1.7×10-3L/s)で導入し、真空容器101にガスゲート205から流量180atm・cc/min(3.0×10―3L/s)で導入した。これによって、真空容器101の内圧が0.4Paになるように調節を行った。
次に、ヒーターユニット214の温度が200℃になるように設定した。続いて、不図示のDC電源の出力値が、第1のターゲット209に対しては50KW、第2のターゲット210に対しては40KW、第3のターゲット211に対しては、50KWになるようにそれぞれ設定し、真空容器101内に放電を生起させた。そして、10分間程度の放電における安定性の確認を行った後に、マグネット109の揺動を開始した。その際、各ターゲットの短辺方向の長さを、第1のターゲット209、第2のターゲット210、第3のターゲット211で共に300mmにそれぞれ設定した。さらに、各ターゲットの間隔Lと、各ターゲットと帯状基板201との間の距離Tとの関係は、L1=L2=500mmとし、T1=150mm、T2=200mm、T3=150mmにそれぞれ設定した。したがって、各ターゲットは、L≦3(W1+W2)を満たした。そのとき、各ターゲットは、0.4≦Tmax/L≦0.8を満たすようにそれぞれ配置されている。
次に、帯状基板201を図3中の矢印B方向に2000mm/minの搬送速度で搬送させた。下部電極302として、本実施形態のスパッタ成膜方法によって、Al薄膜を100nmの膜厚になるように連続的に成膜した。
帯状基板201の1ロール分を搬送させた後、全てのプラズマ、全てのガス供給、全てのヒーターユニット214への通電を停止し、帯状基板201の搬送を停止した。次に、真空容器リーク用のN2ガスを各真空容器101内に導入部材(不図示)を介して導入し、1000Paで各真空容器101が十分に冷却されるまで放置した後、大気圧に戻し、巻き取り用ボビン207に巻き取られた帯状基板201を取り出した。
次に、下部電極302を作製した帯状基板201に半導体層としてn型、p型のa−Si半導体層をi型に関してはμc−Si半導体層をロール・ツー・ロール型のCVD装置を用いて積層した。
次に、図3に示した連続スパッタ装置200を用いて、帯状基板201のp型半導体層上に透明電極306として、ITO(In23+SnO2)を成膜した。成膜ガスとしてのArガスを流量180atm・cc/min(3.0×10―3L/s)、O2ガスを流量20atm・cc/min(3.3×10-4L/s)とし、各ターゲットと帯状基板201との間の距離Tを、T1=T2=T3=150mmにそれぞれ設定した。これらの条件以外は、上述した裏面電極Alの成膜方法と同じに設定した。
帯状基板201を取り出し後、帯状基板201を200mm間隔で切り出しを行った後、さらに集電電極307として、Agを真空蒸着によって膜厚3μmで蒸着し、図4に示す太陽電池300を作製した。
作製した太陽電池300を、光電変換効率η={単位面積当たりの最大発電電力(mW/cm2)/単位面積当たりの入射光強度(mW/cm2)}の評価を行った。帯状基板201の10m毎に測定サンプルとして、照射装置によってAM−1.5(疑似太陽光)による照射強度100mW/cm2の光照射下に基板を配置して抜き取り検査を行った。そして、太陽電池300の取り出し電極308に直流電圧を印加し、電流電圧特性を測定して、開放電圧、フィルファクター及び光電変換効率ηを評価した。
その結果、100枚の太陽電池の特性に関して、開放電圧の値バラツキが±3%、フィルファクターの値が±2%、光電変換効率ηが±1%以内に収まっており、成膜の後半部分においても安定した太陽電池のセル特性を有していることが確認できた。
上述したように、本実施形態によれば、処理空間内での被成膜基板の形状の変形を抑え、基板処理工程中、特に被成膜基板の中央部と端部とでの形状の不均一に起因する処理ムラや特性ムラを抑えることができ、処理空間内で均一な処理が可能である。本実施形態によれば、特に太陽電池やFDP等の電子素子のデバイス特性における均一性および再現性が高い生産設備を実現できる。
また、本実施形態によれば、特に太陽電池等を製造する際に、例えば成膜条件が厳しいマイクロクリスタル半導体層上にスパッタ膜を成膜する場合においても、半導体デバイス自体に影響を及ぼす異常放電を誘発すること無く処理を行うことができる。したがって、本実施形態は、スパッタ装置の稼働率の向上、更には歩留まりの改善につながり、生産コストの低減を図ることが可能な生産設備を実現することができる。
第1の実施形態のスパッタ装置を示す模式図である。 実施形態のスパッタ装置によって成膜された堆積膜の測定結果を示す図である。 第2の実施形態の連続スパッタ装置を示す模式図である。 実施形態の連続スパッタ装置を用いて製造される太陽電池の構成例を示す模式図である。
符号の説明
100 スパッタ装置
101 真空容器
102 処理室
104 第1のターゲット
105 第2のターゲット
106 第3のターゲット
115 被成膜基板

Claims (7)

  1. 減圧下の真空容器の内部で、基体に対してスパッタリングを行う成膜方法において、
    前記真空容器の内部に前記基体の搬送方向に対して等間隔に配置され、かつ、前記基体との距離がそれぞれ異なる複数の矩形状ターゲットのうちで、隣り合う第1のターゲット及び第2のターゲットの前記搬送方向と平行な辺の長さを第1のターゲット幅W1及び第2のターゲット幅W2とし、前記第1のターゲットの中心点と前記第2のターゲットの中心点との間隔をLとしたときに、前記第1のターゲット幅W1、前記第2のターゲット幅W2及び前記間隔Lとの関係が、
    L≦3(W1+W2)
    を満たすとき、
    前記複数のターゲットの各中心点から前記基体までの距離をTで表したときに、前記複数のターゲットのうちで最長になっている最長距離Tmaxと、そのときの前記間隔Lとの関係が、
    0.4≦Tmax/L≦0.8
    を満たすようにスパッタリングを行うことを特徴とするスパッタ成膜方法。
  2. 前記複数のターゲットの元素成分比が異なる、請求項1に記載のスパッタ成膜方法。
  3. 前記基体は、帯状の長尺基体である、請求項1または2に記載のスパッタ成膜方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスパッタ成膜方法を用いて前記基体に成膜して電子素子を形成する、電子素子の製造方法。
  5. 減圧下の真空容器の内部で、基体に対してスパッタリングを行う成膜装置において、
    前記真空容器の内部に前記基体の搬送方向に対して等間隔に配置され、かつ、前記基体との距離がそれぞれ異なる複数の矩形状ターゲットのうちで、隣り合う第1のターゲット及び第2のターゲットの前記搬送方向と平行な辺の長さを第1のターゲット幅W1及び第2のターゲット幅W2とし、前記第1のターゲットの中心点と前記第2のターゲットの中心点との間隔をLとしたときに、前記第1のターゲット幅W1、前記第2のターゲット幅W2及び前記間隔Lとの関係が、
    L≦3(W1+W2)
    を満たすとき、
    前記複数のターゲットの各中心点から前記基体までの距離をTで表したときに、前記複数のターゲットのうちで最長になっている最長距離Tmaxと、そのときの前記間隔Lとの関係が、
    0.4≦Tmax/L≦0.8
    を満たすようにスパッタリングを行うことを特徴とするスパッタ装置。
  6. 前記複数のターゲットの元素成分比が異なる、請求項5に記載のスパッタ装置。
  7. 前記基体は、帯状の長尺基体である、請求項5または6に記載のスパッタ装置。
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