JP2009262888A - 重荷重用空気入りタイヤ - Google Patents

重荷重用空気入りタイヤ Download PDF

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Abstract

【課題】耐ウエット性能を維持しつつ転がり抵抗を低減して低燃費性を向上すること。
【解決手段】ショルダー部側の周方向主溝22sの溝深さDgに対して、ショルダーリブ23sのリブ幅Wsを2.60≦Ws/Dg≦3.20の範囲に設定し、センターリブ23cのリブ幅Wcを2.35≦Wc/Dg≦2.70の範囲に設定すると共に、中間リブ23mのリブ幅Wmを2.35≦Wc/Dg≦2.70の範囲に設定する。さらに、ショルダーリブ23sのリブ幅Wsに対して、センターリブ23cのリブ幅WcをWc≦Wsの範囲に設定すると共に、中間リブ23mのリブ幅WmをWm≦Wsの範囲に設定する。さらにまた、周方向主溝22sの溝深さDgに対し、各周方向主溝22の溝幅Wgを0.40≦Wg/Dg≦0.70の範囲に設定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、低燃費性を向上する重荷重用空気入りタイヤに関するものである。
踏面をなすトレッド部に、タイヤ周方向に沿って周方向主溝を設けてタイヤ周方向に延在するリブが形成された重荷重用空気入りタイヤにおいて、転がり抵抗を低減して低燃費性を向上するには、トレッド部の剛性を高めればよい。そして、トレッド部の剛性を高めるため、周方向主溝の深さを浅くする、もしくはリブのリブ幅を大きくすることが考えられる。しかし、周方向主溝の深さを浅くする場合、耐摩耗性能や耐ウエット性能の低下が懸念される。また、リブのリブ幅を大きくする場合、トレッド展開幅を広げなければ、溝面積が減って耐ウエット性能が低下する。一方、トレッド展開幅を広げれば、バットレス部のボリュームが増すことで質量が増加して転がり抵抗の低下が懸念される。
なお、従来、偏摩耗抑制が目的であるが、トレッド接地幅に対し、周方向主溝の溝深さやリブのリブ幅が規定された重荷重用空気入りタイヤがある(例えば、特許文献1参照)。この重荷重用空気入りタイヤでは、周方向主溝の溝深さは、トレッド接地幅の4.5[%]以上9.5[%]以下(より好ましくは5.0[%]以上8.5[%]以下)に規定されている。また、リブのリブ幅は、トレッド接地幅の10[%]以上18[%]以下(より好ましくは12[%]以上15[%]以下)に規定されている。さらに、この重荷重用空気入りタイヤでは、タイヤ赤道線に最も近いセンターリブ、ショルダー部のショルダーリブ、およびその間の中間リブの各リブ幅の関係が規定されている。具体的には、センターリブおよび中間リブのリブ幅が実質的に同一に形成され、ショルダーリブのリブ幅がセンターリブおよび中間リブに比べて相対的に大きく形成されている。そして、特許文献1に記載の重荷重用空気入りタイヤでは、実施例において、ショルダー部における周方向主溝の溝深さが14[mm]、溝幅が11[mm]、センターリブのリブ幅が30[mm]、中間リブのリブ幅が30[mm]、ショルダーリブのリブ幅が43[mm]とされている。
特開2007−182097号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、周方向主溝の溝深さやリブのリブ幅を適宜規定することで、耐ウエット性能を維持しつつ転がり抵抗を低減して低燃費性を向上することのできる重荷重用空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明にかかる重荷重用空気入りタイヤでは、タイヤ周方向に延在する4本以上の周方向主溝と、前記周方向主溝により区画されて成る5本以上のリブとがトレッド部に形成されている重荷重用空気入りタイヤにおいて、タイヤ単体で、タイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝の溝深さDgに対し、タイヤ幅方向最外側に配置されたショルダーリブのリブ幅Wsが、2.60≦Ws/Dg≦3.20の範囲に設定され、タイヤ赤道線の最も近くに配置されたセンターリブのリブ幅Wcが、2.35≦Wc/Dg≦2.70の範囲に設定され、前記ショルダーリブと前記センターリブとの間に配置された中間リブのリブ幅Wmが、2.35≦Wc/Dg≦2.70の範囲に設定されており、かつ前記ショルダーリブのリブ幅Wsに対し、前記センターリブのリブ幅Wcが、Wc≦Wsの範囲に設定されていると共に、前記中間リブのリブ幅Wmが、Wm≦Wsの範囲に設定されており、かつ前記溝深さDgに対し、前記周方向主溝の溝幅Wgが、0.40≦Wg/Dg≦0.70の範囲に設定されていることを特徴とする。
この重荷重用空気入りタイヤによれば、Ws/Dg、Wc/Dg、Wc/Dg、Wg/Dgを規定して各周方向主溝の溝幅Wgおよび各リブのリブ幅Ws,Wc,Wmを適正化すると共に、リブ幅Wsに対するリブ幅Wc,Wmの関係を適正化したことにより、耐ウエット性能を維持しつつトレッド部の剛性が高められるので、転がり抵抗を低減して低燃費性を向上できる。
また、本発明にかかる重荷重用空気入りタイヤでは、少なくとも1本の前記周方向主溝における少なくとも一側の溝壁の角度θが、前記トレッド部の踏面の法線に対し、2[度]≦θの範囲に設定されていることを特徴とする。
この重荷重用空気入りタイヤによれば、リブの剛性、すなわちトレッド部の剛性が高められるので、転がり抵抗を低減して低燃費性をより向上できる。
また、本発明にかかる重荷重用空気入りタイヤでは、タイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝における溝壁の角度θがタイヤ周方向に向かうにつれて変化してなることを特徴とする。
この重荷重用空気入りタイヤによれば、タイヤ幅方向最外側の周方向主溝の溝幅を広くせずに溝面積を確保した上で、リブの剛性、すなわちトレッド部の剛性が高められるので、転がり抵抗を低減して低燃費性をより向上できる。
また、本発明にかかる重荷重用空気入りタイヤでは、前記トレッド部に配置されたタイヤ径方向最外側のベルトにおける補強材と、タイヤ赤道線の最も近くに配置された前記周方向主溝の溝底との間でのゴムの厚さTが、3.5[mm]≦T≦5.5[mm]の範囲に設定されていることを特徴とする。
この重荷重用空気入りタイヤによれば、ゴムの厚さTが3.5[mm]未満の場合、溝底でのクラックの発生が懸念される。一方、ゴムの厚さTが5.5[mm]を超えた場合、タイヤ接地時におけるトレッド部の歪みが大きくなり、リブの倒れ込みが発生してトレッド部の剛性が高められず、転がり抵抗の低減効果が小さくなる。このため、補強材と、タイヤ赤道線の最も近くに配置された周方向主溝の溝底との間でのゴムの厚さTが、3.5[mm]≦T≦5.5[mm]の範囲に設定されていることが好ましい。
また、本発明にかかる重荷重用空気入りタイヤでは、前記トレッド部のゴムの100[℃]加熱時におけるtanδが、0.07≦tanδ≦0.14の範囲内にあることを特徴とする。
この重荷重用空気入りタイヤによれば、tanδが0.07未満の場合、タイヤの生産性が悪化する。一方、tanδが0.14を超える場合、トレッド部のゴムの発熱量が増加してタイヤの転がり抵抗が増加する。このため、トレッド部のゴムの100[℃]加熱時におけるtanδが、0.07≦tanδ≦0.14の範囲内にあることが好ましい。
本発明にかかる重荷重用空気入りタイヤは、周方向主溝の溝深さやリブのリブ幅を適宜規定したことにより、耐ウエット性能を維持しつつ転がり抵抗を低減して低燃費性を向上できる。
以下に、本発明にかかる重荷重用空気入りタイヤの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施の形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的同一のものが含まれる。また、この実施の形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
図1は、本発明の実施の形態にかかる重荷重用空気入りタイヤの子午断面図、図2は、図1に示す重荷重用空気入りタイヤの周方向主溝および陸部をあらわす断面斜視図、図3は、図1に示す重荷重用空気入りタイヤの周方向主溝をあらわす断面図、図4は、図1に示す重荷重用空気入りタイヤのトレッド部の一部をあらわす平面図、図5は、本発明の実施の形態にかかる重荷重用空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。
なお、以下の説明において、タイヤ径方向とは、重荷重用空気入りタイヤ1の回転軸(図示せず)と直交する方向をいい、タイヤ径方向内側とはタイヤ径方向において回転軸に向かう側、タイヤ径方向外側とはタイヤ径方向において回転軸から離れる側をいう。また、タイヤ周方向とは、前記回転軸を中心軸とする周り方向をいう。また、タイヤ幅方向とは、前記回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面Cに向かう側、タイヤ幅方向外側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面Cから離れる側をいう。
また、以下に説明する重荷重用空気入りタイヤ1は、タイヤ赤道面Cを中心としてほぼ対称になるように構成されている。タイヤ赤道面Cとは、重荷重用空気入りタイヤ1の回転軸に直交すると共に、重荷重用空気入りタイヤ1のタイヤ幅の中心を通る平面である。タイヤ幅は、タイヤ幅方向の外側に位置する部分同士のタイヤ幅方向における幅、つまり、タイヤ幅方向においてタイヤ赤道面Cから最も離れている部分間の距離である。また、タイヤ赤道線CLとは、タイヤ赤道面C上にあって重荷重用空気入りタイヤ1の周方向に沿う線をいう。そして、以下に説明する重荷重用空気入りタイヤ1は、タイヤ赤道面Cを中心としてほぼ対称になるように構成されていることから、重荷重用空気入りタイヤ1の回転軸を通る平面で該空気入りタイヤを切った場合の子午断面図(図1)においては、タイヤ赤道面Cを中心とした一側のみを図示して当該一側のみを説明し、他側の説明は省略する。
図1に示すように、本実施の形態にかかる重荷重用空気入りタイヤ1は、トレッド部2と、その両側のショルダー部3と、各ショルダー部3から順次連続するサイドウォール部4およびビード部5とを有している。この空気入りタイヤ1は、カーカス6と、ベルト層7とを含み構成されている。
トレッド部2は、重荷重用空気入りタイヤ1の外部に露出したものであり、その表面が重荷重用空気入りタイヤ1の輪郭となる。トレッド部2の外周表面、つまり、走行時に路面と接触する踏面には、トレッド面21が形成されている。このトレッド面21には、タイヤ周方向に延在して形成された4本以上(本実施の形態では4本)の周方向主溝22と、これら周方向主溝22により区画形成された5本以上(本実施の形態では5本)の陸部をなすリブ23とによりリブパターンが形成されている。
ショルダー部3は、トレッド部2のタイヤ幅方向両外側の部位である。また、サイドウォール部4は、空気入りタイヤ1におけるタイヤ幅方向の最も外側に露出したものである。また、ビード部5は、ビードコア51とビードフィラー52とを有する。ビードコア51は、スチールワイヤであるビードワイヤ51aをリング状に巻くことにより形成されている。ビードフィラー52は、カーカス6の端部がビードコア51の位置でタイヤ幅方向外側に折り返されることにより形成された空間に配置される。
カーカス6は、一対のビード部5に対して各タイヤ幅方向端部が折り返され、かつタイヤ周方向にトロイド状に掛け回されてタイヤの骨格を構成するものである。このカーカス6は、有機繊維(ナイロンやポリエステルなど)やスチールなどのカーカスコードが、ゴムで被覆されたものである。
ベルト層7は、トレッド部2においてカーカス6よりもタイヤ径方向外側に設けられている。ベルト層7は、有機繊維(ナイロンやポリエステルなど)やスチールなどのコード(補強材)がゴムで被覆されたベルトからなり、このベルトが複数積層されたものである。本実施の形態におけるベルト層7は、カーカス6のタイヤ径方向外側からタイヤ径方向外側に向かって第一ベルト71、第二ベルト72、第三ベルト73、第四ベルト74の順で積層された4層構造を有している。
このような重荷重用空気入りタイヤ1にかかり、図2に示すように、トレッド部2に設けられた周方向主溝22およびリブ23は、リム組みされていないタイヤ単体の状態で以下のように規定されている。
タイヤ幅方向最外側(ショルダー部3側)の周方向主溝22sの溝深さDgに対し、タイヤ幅方向最外側に配置されたショルダーリブ23sの開口部のリブ幅Wsが、2.60≦Ws/Dg≦3.20の範囲に設定されている。また、周方向主溝22sの溝深さDgに対し、タイヤ赤道線CLの最も近くに配置されたセンターリブ23cの開口部のリブ幅Wcが、2.35≦Wc/Dg≦2.70の範囲に設定されている。さらにまた、周方向主溝22sの溝深さDgに対し、ショルダーリブ23sとセンターリブ23cとの間に配置された中間リブ23mの開口部のリブ幅Wmが、2.35≦Wc/Dg≦2.70の範囲に設定されている。また、ショルダーリブ23sのリブ幅Wsに対し、センターリブ23cのリブ幅Wcが、Wc≦Wsの範囲に設定されている。さらにまた、ショルダーリブ23sのリブ幅Wsに対し、中間リブ23mのリブ幅Wmが、Wm≦Wsの範囲に設定されている。また、周方向主溝22sの溝深さDgに対し、各周方向主溝22の溝幅Wgが、0.40≦Wg/Dg≦0.70の範囲に設定されている。
ここで、Ws/Dgが2.60未満、Wc/Dgが2.35未満、Wc/Dgが2.35未満であって、Wg/Dgが0.70を超えている場合、各周方向主溝22の溝幅Wgが広すぎ、かつ各リブ23のリブ幅Ws,Wc,Wmが狭すぎるため、トレッド部2の剛性が高められず、転がり抵抗の低減効果が小さくなる。また、Ws/Dgが3.20を超え、Wc/Dgが2.70を超え、Wc/Dgが2.70を超えており、Wg/Dgが0.40未満である場合、各周方向主溝22の溝幅Wgが狭すぎ、かつ各リブ23のリブ幅Ws,Wc,Wmが広すぎるため、耐ウエット性能が低下することになる。さらに、Wc>WsおよびWm>Wsであると、センターリブ23cや中間リブ23mのリブ幅Wc,Wmが、ショルダーリブ23sに対して広すぎるため、操縦安定性が悪化することになる。
すなわち、上記のごとく周方向主溝22およびリブ23が規定された重荷重用空気入りタイヤ1によれば、耐ウエット性能を維持しつつトレッド部2の剛性が高められるので、転がり抵抗を低減して低燃費性を向上することが可能になる。
なお、周方向主溝22sの溝深さDgに対し、各周方向主溝22の溝幅Wgは、0.50≦Wg/Dg≦0.70の範囲に設定されていることが好ましく、より低燃費性を向上することが可能になる。
また、本実施の形態にかかる重荷重用空気入りタイヤ1では、図3に示すように、トレッド面(踏面)21の法線hに対し、少なくとも1本の周方向主溝22における少なくとも一側の溝壁22wの角度θが、2[度]≦θの範囲であって、好ましくは2[度]≦θ≦15[度]の範囲に設定されている。
具体的には、図3(a)に示すように、タイヤ幅方向最外側(ショルダー部3側)の周方向主溝22s以外の周方向主溝22であって、本実施の形態ではタイヤ赤道線CLの最も近くに配置された周方向主溝22cは、両側の溝壁22wの角度θが、2[度]≦θの範囲であって、好ましくは2[度]≦θ≦15[度]の範囲に設定されている。
かかる構成によれば、溝壁22wの角度θを設定することにより、リブ23の剛性、すなわちトレッド部2の剛性が高められるので、転がり抵抗を低減して低燃費性をより向上することが可能になる。
また、図3(b)に示すように、タイヤ幅方向最外側(ショルダー部3側)の周方向主溝22sは、子午断面において、一側の溝壁22wの角度θが0[度]=θとされると共に、他側の溝壁22wの角度θが2[度]≦θの範囲(好ましくは2[度]≦θ≦15[度]の範囲)に設定されている。そして、周方向主溝22sは、タイヤ周方向に向かうにつれて一側の溝壁22wの角度θと、他側の溝壁22wの角度θとが漸次反転する態様で波状あるいはジグザグ状に変化して形成されている。
かかる構成によれば、タイヤ幅方向最外側(ショルダー部3側)の周方向主溝22sについて、溝壁22wの角度θを設定し、かつ角度θがタイヤ周方向に向かうにつれて変化しているため、周方向主溝22(22s)の溝幅Wgを広くせずに溝面積を確保した上で、リブ23の剛性、すなわちトレッド部2の剛性が高められるので、転がり抵抗を低減して低燃費性をより向上することが可能になる。
また、本実施の形態にかかる重荷重用空気入りタイヤ1では、図2に示すように、ベルト層7のタイヤ径方向最外側の第四ベルト74における補強材と、タイヤ赤道線の最も近くに配置された周方向主溝22cの溝底22bとの間でのゴムの厚さTが、3.5[mm]≦T≦5.5[mm]の範囲に設定されている。
ゴムの厚さTが3.5[mm]未満の場合、溝底22bでのクラックの発生が懸念される。一方、ゴムの厚さTが5.5[mm]を超えた場合、タイヤ接地時におけるトレッド部2の歪みが大きくなり、リブ23の倒れ込みが発生してトレッド部2の剛性が高められず、転がり抵抗の低減効果が小さくなる。このため、第四ベルト74における補強材と、タイヤ赤道線CLの最も近くに配置された周方向主溝22cの溝底22bとの間でのゴムの厚さTが、3.5[mm]≦T≦5.5[mm]の範囲に設定されていることが好ましい。
また、本実施の形態にかかる重荷重用空気入りタイヤ1では、トレッド部2のゴムの100[℃]加熱時におけるtanδが、0.07≦tanδ≦0.14の範囲内にある。
tanδが0.07未満の場合、タイヤの生産性が悪化する。一方、tanδが0.14を超える場合、トレッド部2のゴムの発熱量が増加してタイヤの転がり抵抗が増加する。このため、トレッド部2のゴムの100[℃]加熱時におけるtanδが、0.07≦tanδ≦0.14の範囲内にあることが好ましい。
本実施の形態では、条件が異なる複数種類の重荷重用空気入りタイヤについて、転がり抵抗(低燃費性)、耐ウエット性能および操縦安定性に関する性能試験が行われた(図5参照)。
この性能試験では、タイヤサイズ275/85R22.5の重荷重用空気入りタイヤを、正規リム(例えば22.5×7.50)に組み付け、規定内圧(例えば900[kPa])を充填し、規定荷重(例えば33.83[kN])を加えた。なお、ここでいう正規リムとは、JATMAに規定される「適用リム」、TRAに規定される「Design Rim」、あるいはETRTOに規定される「Measuring Rim」をいう。また、正規内圧とは、JATMAに規定される「最高空気圧」、TRAに規定される「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」の最大値、あるいはETRTOに規定される「INFLATION PRESSURES」をいう。また、正規荷重とは、JATMAに規定される「最大負荷能力」、TRAに規定される「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」の最大値、あるいはETRTOに規定される「LOAD CAPACITY」をいう。
評価方法は、転がり抵抗では、室内試験機にて、速度20〜120[km/h]の間で、20[km/h]刻みで転がり抵抗を測定し、各速度での転がり抵抗の測定値を荷重で割った転がり抵抗係数の平均値を求めた。この平均値に基づいて従来例を基準(100)とした指数評価が行われる。この評価は、数値が大きいほど好ましい。また、耐ウエット性能では、重荷重用空気入りタイヤを2−D4 車両総重量25トンの車両に装着し、初速度40[km/h]からのウエット路面上での制動距離を測定した。この測定結果に基づいて従来例を基準(100)とした指数評価が行われる。この評価は、数値が大きいほど好ましい。また、操縦安定性では、重荷重用空気入りタイヤを2−D4 車両総重量25トンの車両に装着し、速度80〜100[km/h]走行時のフィーリングが評価され、従来例を基準(100)とした指数評価が行われる。この評価は、数値が大きいほど好ましい。
従来例の重荷重用空気入りタイヤは、周方向主溝本数が4本で、Ws/Dg,Wc/Dg,Wm/Dg,Wg/Dgが適正化されておらず、Wc/Ws,Wm/Wsが適正化されている。また、比較例1および比較例2の重荷重用空気入りタイヤは、周方向主溝本数が4本で、Ws/Dg,Wc/Dg,Wm/Dgが適正化されておらず、Wc/Ws,Wm/Ws,Wg/Dgが適正化されている。また、比較例3の重荷重用空気入りタイヤは、周方向主溝本数が4本で、Wc/Ws,Wm/Wsが適正化されておらず、Ws/Dg,Wc/Dg,Wm/Dg,Wg/Dgが適正化されている。これに対し、実施例1〜実施例4の重荷重用空気入りタイヤは、周方向主溝本数が4本で、Ws/Dg,Wc/Dg,Wm/Dg,Wc/Ws,Wm/Ws,Wg/Dgがそれぞれ適正化されている。
図5の試験結果に示すように、実施例1〜実施例4の重荷重用空気入りタイヤでは、それぞれ耐ウエット性能を維持しつつ転がり抵抗が低減され、操縦安定性に優れていることが分かる。
本発明の実施の形態にかかる重荷重用空気入りタイヤの子午断面図である。 図1に示す重荷重用空気入りタイヤの周方向主溝および陸部をあらわす断面斜視図である。 図1に示す重荷重用空気入りタイヤの周方向主溝をあらわす断面図である。 図1に示す重荷重用空気入りタイヤのトレッド部の一部をあらわす平面図である。 本発明の実施の形態にかかる重荷重用空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。
符号の説明
1 重荷重用空気入りタイヤ
2 トレッド部
22(22s,22c) 周方向主溝
22w 溝壁
22b 溝底
23リブ
23s ショルダーリブ
23c センターリブ
23m 中間リブ
3 ショルダー部
6 カーカス
7 ベルト層
71 第一ベルト
72 第二ベルト
73 第三ベルト
74 第四ベルト
h トレッド面の法線
Dg ショルダー側の周方向主溝の溝深さ
Ws ショルダーリブのリブ幅
Wc センターリブのリブ幅
Wm 中間リブのリブ幅
Wg 周方向主溝の溝幅
θ 溝壁の角度
C タイヤ赤道面
CL タイヤ赤道線

Claims (5)

  1. タイヤ周方向に延在する4本以上の周方向主溝と、前記周方向主溝により区画されて成る5本以上のリブとがトレッド部に形成されている重荷重用空気入りタイヤにおいて、
    タイヤ単体で、
    タイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝の溝深さDgに対し、
    タイヤ幅方向最外側に配置されたショルダーリブのリブ幅Wsが、2.60≦Ws/Dg≦3.20の範囲に設定され、
    タイヤ赤道線の最も近くに配置されたセンターリブのリブ幅Wcが、2.35≦Wc/Dg≦2.70の範囲に設定され、
    前記ショルダーリブと前記センターリブとの間に配置された中間リブのリブ幅Wmが、2.35≦Wc/Dg≦2.70の範囲に設定されており、
    かつ前記ショルダーリブのリブ幅Wsに対し、前記センターリブのリブ幅Wcが、Wc≦Wsの範囲に設定されていると共に、前記中間リブのリブ幅Wmが、Wm≦Wsの範囲に設定されており、
    かつ前記溝深さDgに対し、前記周方向主溝の溝幅Wgが、0.40≦Wg/Dg≦0.70の範囲に設定されていることを特徴とする重荷重用空気入りタイヤ。
  2. 少なくとも1本の前記周方向主溝における少なくとも一側の溝壁の角度θが、前記トレッド部の踏面の法線に対し、2[度]≦θの範囲に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  3. タイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝における溝壁の角度θがタイヤ周方向に向かうにつれて変化してなることを特徴とする請求項1または2に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  4. 前記トレッド部に配置されたタイヤ径方向最外側のベルトにおける補強材と、タイヤ赤道線の最も近くに配置された前記周方向主溝の溝底との間でのゴムの厚さTが、3.5[mm]≦T≦5.5[mm]の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  5. 前記トレッド部のゴムの100[℃]加熱時におけるtanδが、0.07≦tanδ≦0.14の範囲内にあることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の重荷重用空気入りタイヤ。
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