JP2009262882A - 車載機器制御システム - Google Patents

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哲也 小田
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浩 西村
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佳高 新美
Naoya Hashimoto
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Abstract

【課題】車種、グレード又はオプション設定に相応しい車載機器を動作可能にする車載機器制御システムを提供すること。
【解決手段】グレードに応じて選択的に搭載される車載機器3A〜3Dの動作状態を制御する車載機器制御システムSYSは、車載機器3A〜3Dが保持するその車載機器を識別するための識別情報を取得する識別情報取得手段10と、NVRAMに予め記憶される、グレードと車載機器の組み合わせとの対応関係を表すデータ14と、車両毎に記憶される、その車両のグレードに関する車両情報15と、識別情報取得手段10が取得した識別情報とに基づいて、搭載された車載機器3A〜3Dが自車両のグレードに相応しいか否かを判定する車載機器適否判定手段11と、自車両のグレードに相応しい車載機器であると判定された場合にその車載機器3A〜3Dを動作可能にする車載機器制御手段12とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車種、グレード又はオプション設定(以下、「グレード等」とする。)に応じて選択的に搭載される各種車載機器の動作状態を制御する車載機器制御システムに関し、特に、自車両のグレード等に相応しい車載機器を動作可能にする車載機器制御システムに関する。
従来、グレード等の違いから搭載される車載機器の組み合わせが異なる場合であっても、グレード等毎に各車載機器専用のワイヤハーネスを用いたり各車載機器専用の電源スイッチを設置したりすることなく、複数の車載機器を共通の配線と電源スイッチ群とで選択的に起動できるようにした車両用操作スイッチ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この車両用操作スイッチ装置は、EPROMに予め記憶された、電源スイッチ群と車載機器群の設置位置との間のグレード等毎の対応関係を表す対応マップと、ROMに予め記憶された自車両のグレード等を表す指定コードとを読み出し、各電源スイッチとグレード等毎に決定される車載機器の各設置位置とを電気的に接続させるようにする。
これにより、この車両用操作スイッチ装置は、グレード等の異なる複数の車両で共用され、グレード等毎に専用のワイヤハーネスを準備したり、専用の電源スイッチ群を配置したりする必要なく、特定の車載機器と特定の電源スイッチとを電気的に接続させることができる。
特開2001−260710号公報
しかしながら、特許文献1に記載の車両用操作スイッチは、設置位置に取り付けられた車載機器が何れの車載機器であるかを確認することなく、単に対応マップと指定コードとに基づいて特定の電源スイッチとその車載機器とを電気的に接続させるので、車種、グレード又はオプション設定に相応しくない車載機器がその設置位置に取り付けられた場合であっても、その特定の電源スイッチとその車載機器とを電気的に接続させてしまう。
上述の点に鑑み、本発明は、グレード等に相応しい車載機器を動作可能にする車載機器制御システムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、第一の発明に係る車載機器制御システムは、車種、グレード又はオプション設定に応じて選択的に搭載される各種車載機器の動作状態を制御する車載機器制御システムであって、車載機器が保持する該車載機器を識別するための識別情報を取得する識別情報取得手段と、当該車載機器制御システムに予め記憶される、車種、グレード又はオプション設定と車載機器の組み合わせとの対応関係を表すデータと、車両毎に記憶される、該車両の車種、グレード又はオプション設定に関する車両情報と、前記識別情報取得手段が取得した識別情報とに基づいて、搭載された車載機器が自車両の車種、グレード又はオプション設定に相応しいか否かを判定する車載機器適否判定手段と、自車両の車種、グレード又はオプション設定に相応しい車載機器であると判定された場合に該車載機器を動作可能にする車載機器制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、第二の発明に係る車載機器制御システムは、車種、グレード又はオプション設定に応じて選択的に搭載される各種車載機器の動作状態を制御する車載機器制御システムであって、車載機器が保持する該車載機器を識別するための識別情報を取得する識別情報取得手段と、当該車載機器制御システムに予め記憶される、車種、グレード又はオプション設定と車載機器の組み合わせとの対応関係を表すデータと、車両毎に記憶される、該車両の車種、グレード又はオプション設定に関する車両情報と、前記識別情報取得手段が取得した識別情報とに基づいて、搭載された車載機器が自車両の車種、グレード又はオプション設定に相応しいか否かを判定する車載機器適否判定手段と、自車両の車種、グレード又はオプション設定に相応しい車載機器でないと判定された場合に該車載機器を動作不能にする車載機器制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、第三の発明は、第一又は第二の発明に係る車載機器制御システムであって、前記車載機器適否判定手段による判定結果に基づいて自車両に搭載された車載機器のそれぞれの動作状態を記録する車載機器状態記録手段を更に備えることを特徴とする。
上述の手段により、本発明は、グレード等に相応しい車載機器を動作可能にする車載機器制御システムを提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明に係る車載機器制御システムの構成例を示すブロック図であり、車載機器制御システムSYSは、グレード等に応じて選択的に搭載される各種車載機器の動作状態を制御する車載システムであって、メインコントローラ1、外部設定用機器2、並びに、第一車載機器3A、第二車載機器3B、第三車載機器3C及び第四車載機器3Dから構成される。
また、これら構成要素は、CAN(Controller Area Network)やLIN(Local Interconnect Network)等の車載LANを介して相互に接続される。
メインコントローラ1は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、NVRAM(Non-Volatile RAM)等を備えたコンピュータであって、例えば、識別情報取得手段10、車載機器適否判定手段11、車載機器制御手段12及び車載機器状態記録手段13のそれぞれに対応するプログラム並びに車載機器対応テーブル14をROMに記憶し、かつ、車両情報15及び車載機器状態テーブル16をNVRAMに記憶しながら、各手段に対応する処理をCPUに実行させる。
識別情報取得手段10は、車両に搭載された車載機器のそれぞれが保持する識別情報を取得するための手段であり、例えば、第一車載機器3Aが車載LANに接続された時点で、第一車載機器3Aにおける記憶装置が記憶する識別情報を読み出すようにする。
ここで、「識別情報」は、車載機器を識別するための情報であり、例えば、機器品番、製造メーカ名、製造年月日等の一次情報であってもよく、後日、各種車載機器の改良版(例えば、新たな機能が追加されたものである。)、廉価版(例えば、一部の機能が省略されたものである。)、又は、互換品(例えば、純正品と同様の機能を有するものである。)等が搭載された場合にもそれら車載機器を適切に識別できるよう、それら車載機器が有する機能、装備、性能又は消費電力等の一次情報に基づいて加工されるキーコード等の二次情報であってもよい。
なお、それら二次情報は、各種車載機器が自身の記憶装置に記憶されている一次情報に基づいて自ら演算した上でその記憶装置に記憶しているものであってもよく、メインコントローラ1が各種車載装置の記憶装置に記憶されている一次情報に基づいて決定するものであってもよい。
車載機器適否判定手段11は、車載機器制御システムSYSが搭載された車両のグレード等に対し、搭載された車載機器が適切であるか否かを判定するための手段であり、例えば、NVRAMに記憶された車両情報15を読み出し、ROMに予め格納された車載機器対応テーブル14を参照して、自車両のグレード等に対応する車載機器の識別情報を抽出する。
ここで、「車両情報」は、外部設定用機器2によってNVRAMに書き込まれる、自車両のグレード等を特定するための情報である。
その後、車載機器適否判定手段11は、識別情報取得手段10によって取得される車載LANに接続された車載機器の識別情報とその抽出した識別情報とを比較し、二つの識別情報が一致した場合、車載LANに接続された車載機器が自車両のグレード等に適した車載機器であると判定する。
図2は、車載機器対応テーブル14の構成例を示す図であり、車載機器対応テーブル14は、三段階の車両のグレード「A」〜「C」と第一車載機器3A〜第四車載機器3Dの機器品番との対応関係を示す。
なお、第一車載機器3Aは、クリアランスソナーであり、第二車載機器3Bは、バックモニタであり、第三車載機器3Cは、エンジン制御装置であり、第四車載機器3Dは、ECT(Electronic Controlled Transmission)制御装置である。
図2によると、グレード「A」の車両は、品番「V001」又は「V002」を有する第一車載機器3A、品番「X001」を有する第二車載機器3B、品番「Y001」を有する第三車載機器3C、並びに、品番「Z001」を有する第四車載機器3Dが搭載されることとなっている。
また、グレード「B」の車両は、品番「V002」を有する第一車載機器3A、品番「X002」を有する第二車載機器3B、及び、品番「Z001」を有する第四車載機器3Dが搭載され、第三車載機器3Cが搭載されないこととなっている。
また、グレード「C」の車両は、品番「V002」を有する第一車載機器3A、及び、品番「X003」を有する第二車載機器3Bが搭載され、第三車載機器3C及び第四車載機器3Dが搭載されないこととなっている。
ここで、NVRAMに記憶された車両情報15がグレード「B」を示す場合、車載機器適否判定手段11は、車載機器対応テーブル14を参照して、自車両に搭載される第一車載機器3Aの品番「V002」を抽出する。
なお、車載機器対応テーブル14は、不正な書き換えを防止すべくROMに記憶されるが、書き換えが許容されるNVRAMに記憶されてもよい。後日販売される改良版、廉価版又は互換品等に対応できるようにするためである。
車載機器適否判定手段11は、識別情報取得手段10が取得した第一車載機器3Aの識別情報が品番「V002」を含む場合、車載LANに接続された第一車載機器3Aが自車両に適したエンジン制御装置であると判定する。
一方、車載機器適否判定手段11は、識別情報取得手段10が取得した第一車載機器3Aの識別情報が品番「V002」を含まない場合、車載LANに接続された第一車載機器3Aが自車両に適したエンジン制御装置でないと判定する。
車載機器制御手段12は、車載機器の動作状態を制御するための手段であり、例えば、車載機器適否判定手段11により、車載LANに接続された車載機器が自車両のグレード等に適していると判定された場合、その車載機器に対する電気エネルギーの供給を許可し、その車載機器が動作可能になるようにする。
この場合、自車両に搭載される車載機器は、電気エネルギーの供給が許可されない限り、動作しないものとする。
反対に、車載機器制御手段12は、車載LANに接続された車載機器が自車両のグレード等に適していないと判定された場合に、その車載機器に対する電気エネルギーの供給を禁止してその車載機器が動作不能になるようにしてもよい。
この場合、自車両に搭載される車載機器は、電気エネルギーの供給が禁止されない限り、動作するものとする。
自車両のグレード等に適さない車載機器を動作可能にしてしまうと、個々の車載機器が正常に動作している場合であっても、車載LANを流れる情報の量や情報の授受のタイミングによっては複数の車載機器による連係動作に悪影響を及ぼし、特定の車載機器に異常があるかのような状況を出現させる場合がある。
これに対し、車載機器制御手段12は、自車両のグレード等に適さない車載機器を動作不能にすることで自車両に搭載される他の車載機器に悪影響を及ぼしてしまうことがないようにするので、複数の車載機器を確実に連係動作させることができる。
なお、車載機器制御手段12は、車載LANに接続された車載機器が自車両のグレード等に適していないと判定された場合に、その車載機器の一部の機能を動作可能としながら、他の機能を動作不能としてもよい。
新たな機能が追加された後発の車載機器を使用できるようにするためであり、この場合、その後発の車載機器は、メインコントローラ1からの制御信号を受けて一部の機能だけを動作可能にする、或いは、一部の機能だけを動作不能にする制御手段を備えるものとする。
車載機器状態記録手段13は、自車両に搭載された車載機器の動作状態を記録するための手段であり、車載機器適否判定手段11により適否が判定された場合に、その判定結果をNVRAMに用意された車載機器状態テーブル16に記録する。
図3は、車載機器状態テーブル16の構成例を示す図であり、車載機器状態テーブル16は、例えば、車載機器制御システムSYSが識別し得る全ての車載機器の動作状態を記憶する。
図3において、車載機器状態テーブル16は、メインコントローラ1が対応し得るグレード等で搭載可能な全ての車載機器3A〜3Dの動作状態であって、車載機器制御手段12によって制御される車載機器3A〜3Dの動作状態を記憶しており、第一車載機器3A、第二車載機器3B及び第四車載機器3Dが動作可能であり、第三車載機器3Cのみが動作不能である状態、すなわち、グレード「B」に対応する車載機器が適切に搭載された状態を示す。
外部設定用機器2は、車両情報15を車両毎に設定し、また、各車両に搭載された車載機器の動作状態を確認するための装置であり、制御装置20、入力装置21及び表示装置22を備える。
制御装置20は、CPU、RAM、ROM等を備えたコンピュータであって、例えば、車両情報設定手段200及び車載機器状態確認手段201のそれぞれに対応するプログラムをROMに記憶しながら、各手段に対応する処理をCPUに実行させる。
入力装置21は、操作者の入力を受け付けるための装置であり、例えば、キーボード、タッチパネル、カーソルキー等であって、各車両に搭載されるメインコントローラ1に対してその車両のグレード等が何であるかを伝えるべく車両情報15を入力するために使用される。
表示装置22は、各種情報を表示するための装置であり、例えば、液晶ディスプレイであって、各車両に搭載されたメインコントローラ1のNVRAMに記憶されている車載機器状態テーブル16の内容を表示し、各車両に搭載された各種車載機器の動作状態を操作者に視認させるようにする。
車両情報設定手段200は、各車両の車両情報15を設定するための手段であり、例えば、車両製造工程において各種車載機器が車載LANに接続される前に、車載LANを介してメインコントローラ1と外部設定用機器2とが接続された場合に、メインコントローラ1のNVRAMに車両情報15を書き込ようにする。
この場合、車両情報設定手段200は、表示装置22にグレード等を選択させるための選択画面を表示させ、かつ、入力装置21を介して選択画面内に表示させたグレード等のそれぞれに対応するソフトウェアボタンを操作者に選択させるようにする。
操作者によって特定のグレード等が選択されると、車両情報設定手段200は、選択されたグレード等に対応する車両情報15をメインコントローラ1のNVRAMに書き込むようにする。
車載機器状態確認手段201は、各車両に搭載された各種車載機器の動作状態を操作者に視認させるための手段であり、例えば、車載LANを介してメインコントローラ1と外部設定用機器2とが接続された場合に、メインコントローラ1のNVRAMに記憶された車載機器状態テーブル16の内容を自動的に表示装置22に表示させるようにする。
また、車載機器状態確認手段201は、車載LANを介してメインコントローラ1と外部設定用機器2とが接続された場合に、各車両に搭載された各種車載機器の動作状態を表す画面を表示させるためのソフトウェアボタンを表示装置22上に表示させ、入力装置21を介してそのボタンが押下されたことを検知した場合に、車載機器状態テーブル16の内容を表示装置22に表示させるようにしてもよい。
次に、図4を参照しながら、車載機器制御システムSYSが自車両のグレード等に相応しい車載機器を動作可能にする処理(以下、「車載機器有効化処理」とする。)について説明する。なお、図4は、車載機器有効化処理の流れを示すフローチャートであり、メインコントローラ1は、車載LANに各種車載機器が接続されたことを自動的に検知し、車載LANに車載機器が接続されたことを検知する度にこの車載機器有効化処理を実行するものとする。
最初に、メインコントローラ1は、ROMに記憶された車載機器対応テーブル14(図2参照。)とNVRAMに記憶された車両情報15とをRAM上に読み出し(ステップS1)、自車両のグレード(グレード「B」とする。)に対応する車載機器の組み合わせ(品番「V002」の第一車載機器3A、品番「X002」の第二車載機器3B、及び、品番「Z001」の第四車載機器3Dである。)を確認する。
その後、メインコントローラ1は、識別情報取得手段10により、車載LANに接続された第一車載機器3A(クリアランスソナー)の記憶装置に記憶された識別情報(品番)を取得し(ステップS2)、車載機器適否判定手段11により、車載機器対応テーブル14及び車両情報15に基づいて抽出されるクリアランスソナーの品番と識別情報取得手段10により取得される車載LANに実際に接続されたクリアランスソナーの品番とを比較し、車載LANに実際に接続されたクリアランスソナーが自車両のグレードに相応しいクリアランスソナーであるか否かを判定する(ステップS3)。
双方の品番が一致し、車載LANに実際に接続されたクリアランスソナーが自車両のグレードに相応しいクリアランスソナーであると判定された場合(ステップS3のYES)、メインコントローラ1は、車載機器制御手段12により、そのクリアランスソナーに対する電気エネルギーの供給を継続させるようにしてそのクリアランスソナーを動作可能とし(ステップS4)、更に、車載機器状態記録手段13により、そのクリアランスソナーを動作可能とした事実をNVRAMの車載機器状態テーブル16(図3参照。)に記録する(ステップS5)。
外部設定用機器2が自車両に搭載されたクリアランスソナーの動作状態を確認できるようにするためである。
一方、双方の品番が異なり、車載LANに実際に接続されたクリアランスソナーが自車両のグレードに相応しいクリアランスソナーでないと判定された場合(ステップS3のNO)、メインコントローラ1は、車載機器制御手段12により、そのクリアランスソナー(又は他の種類に属する車載機器である。)に対する電気エネルギーの供給を中止させるようにしてそのクリアランスソナーを動作不能とし(ステップS6)、更に、車載機器状態記録手段13により、そのクリアランスソナーを動作不能とした事実をNVRAMの車載機器状態テーブル16(図3参照。)に記録する(ステップS5)。
以上の構成により、車載機器制御システムSYSは、自車両に搭載された車載機器のうち、自車両のグレード等に相応しい車載機器を自動的に動作可能とするので、自車両のグレード等に相応しい車載機器を確実に動作させることができる。
また、車載機器制御システムSYSは、自車両に搭載された車載機器のうち、自車両のグレード等に相応しくない車載機器を自動的に動作不能とするので、自車両のグレード等に相応しくない車載機器が自車両に搭載された他の車載機器に悪影響を及ぼしてしまうのを防止することができる。
また、車載機器制御システムSYSは、外部設定用機器2を介して自車両に搭載された車載機器の動作状態を確認できるようにするので、自車両に誤って搭載された自車両のグレード等に相応しくない車載機器の存在を迅速且つ確実に操作者に認識させることができる。
また、車載機器制御システムSYSは、各種車載機器の誤った搭載を防止すべくワイヤハーネス、カプラ又はコネクタ等を差別化するといった必要がなく、各種車載機器を車両に搭載する上での全体的なコストを低減させることができる。
また、車載機器制御システムSYSは、各種車載機器を誤って動作可能にしてしまう恐れを排除するので、グレード等を更に細分化させることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなしに上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述の実施例において、車載機器制御システムSYSは、グレード等に応じて最大四つの車載機器の動作状態の制御を行うが、三つ以下の車載機器の動作状態を制御するようにしてもよく、五つ以上の車載装置の動作状態を制御するようにしてもよい。
また、車載機器制御システムSYSは、様々なグレード等を持つ車両で共用されるメインコントローラ1を製造する時点において車載機器対応テーブル14の内容を固定する(書き換え禁止にする)が、将来的に製造される各種車載機器の改良版、廉価版等に対応できるよう、未だ割り当てられていない識別情報を予め用意しておいてもよい。
これにより、車載機器制御システムSYSは、将来的に販売される車載機器に対応でき、ライセンスシステム(各種車載機器の改良版、廉価版等を製造、販売するメーカに対し、それらメーカが製造、販売する車載機器を識別するための識別情報を割り当てるシステムをいう。)との連係を図ることができる。
本発明に係る車載機器制御システムの構成例を示すブロック図である。 車載機器対応テーブルの構成例を示す図である。 車載機器状態テーブルの構成例を示す図である。 車載機器有効化処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 メインコントローラ
2 外部設定用機器
3A〜3D 車載機器
10 識別情報取得手段
11 車載機器適否判定手段
12 車載機器制御手段
13 車載機器状態記録手段
14 車載機器対応テーブル
15 車両情報
16 車載機器状態テーブル
20 制御装置
21 入力装置
22 表示装置
200 車両情報設定手段
201 車載機器状態確認手段
SYS 車載機器制御システム

Claims (3)

  1. 車種、グレード又はオプション設定に応じて選択的に搭載される各種車載機器の動作状態を制御する車載機器制御システムであって、
    車載機器が保持する該車載機器を識別するための識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    当該車載機器制御システムに予め記憶される、車種、グレード又はオプション設定と車載機器の組み合わせとの対応関係を表すデータと、車両毎に記憶される、該車両の車種、グレード又はオプション設定に関する車両情報と、前記識別情報取得手段が取得した識別情報とに基づいて、搭載された車載機器が自車両の車種、グレード又はオプション設定に相応しいか否かを判定する車載機器適否判定手段と、
    自車両の車種、グレード又はオプション設定に相応しい車載機器であると判定された場合に該車載機器を動作可能にする車載機器制御手段と、
    を備えることを特徴とする車載機器制御システム。
  2. 車種、グレード又はオプション設定に応じて選択的に搭載される各種車載機器の動作状態を制御する車載機器制御システムであって、
    車載機器が保持する該車載機器を識別するための識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    当該車載機器制御システムに予め記憶される、車種、グレード又はオプション設定と車載機器の組み合わせとの対応関係を表すデータと、車両毎に記憶される、該車両の車種、グレード又はオプション設定に関する車両情報と、前記識別情報取得手段が取得した識別情報とに基づいて、搭載された車載機器が自車両の車種、グレード又はオプション設定に相応しいか否かを判定する車載機器適否判定手段と、
    自車両の車種、グレード又はオプション設定に相応しい車載機器でないと判定された場合に該車載機器を動作不能にする車載機器制御手段と、
    を備えることを特徴とする車載機器制御システム。
  3. 前記車載機器適否判定手段による判定結果に基づいて自車両に搭載された車載機器のそれぞれの動作状態を記録する車載機器状態記録手段、
    を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の車載機器制御システム。
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