JP2006194825A - 車両用故障診断装置及び故障診断方法 - Google Patents

車両用故障診断装置及び故障診断方法 Download PDF

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Abstract

【課題】作業者による不用意な誤操作を確実に防止できるようにする。
【解決手段】車両用故障診断装置1においては、入力部2からの作業者の入力操作を制限する機構と、この制限を解除する機構とを備えるようにしている。具体的には、制御部6に入力制限/解除判定部7、診断機能実行部8、実行機能判定部9を設け、診断機能実行部8での処理として現在実行中の診断機能を実行機能判定部9で判定し、現在実行中の診断の内容によっては、入力制限/解除判定部7が、操作子3が操作されていない状態での入力部2からの入力操作を無効とし、操作子3が操作されている場合にのみ、入力部2からの入力操作を有効とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車載機器を制御する電子制御装置との間で通信を行って車両の故障診断を行う車両用故障診断装置及びこの車両用故障診断装置を用いた故障診断方法に関する。
従来から、車両のエンジンや自動変速機等の車載機器の診断のために、これら車載機器を制御する車載電子制御装置との間で通信を行って、車両側のデータの取得、記録、表示を行う車両用故障診断装置が知られており、車両の販売店やサービス工場等で広く使用されている。かかる車両用故障診断装置は、車両の診断を行うにあたって車載電子制御装置との間で通信リンクを確立し、当該車載電子制御装置の記憶部に記憶されている自己診断情報や各種制御データを読み出して表示するといった手法で車両の故障診断を行っている。また、この種の車両用故障診断装置では、車載電子制御装置に対してアクチュエータの強制駆動信号を送信し、その際の当該アクチュエータの動作を確認するといった手法での故障診断も行っている(例えば、特許文献1等を参照。)。
このような車両用故障診断装置では、所定の診断アプリケーションプログラムを実行することによって、作業者による入力操作に対応した診断機能を実現させている。すなわち、車両用故障診断装置は、通信線を介してデータの送受信を行うことにより、特定の車載電子制御装置との間で通信リンクを確立し、この通信リンクを確立した車載電子制御装置に入力されているスイッチ類やセンサ類からの入力データ及びアクチュエータ類を制御するための出力データからなる制御データ、並びに当該車載電子制御装置が自己診断を行った結果等のデータを受信し、これらデータを所定の表示部に表示する。これにより、作業者は、車両の故障状況を確認することができる。
特開2000−39383号公報
しかしながら、従来の車両用故障診断装置においては、表示画面に表示されているボタンの押下や、所定のキーボードにおける特定キーの押下により、アクチュエータの強制駆動信号を車載電子制御装置に対して送信することから、かかる強制駆動信号に基づくアクチュエータの動作を確認している最中に、作業者が誤って他の駆動信号を送信するボタンやキーを押下してしまう場合があった。そして、このような誤操作に起因して、例えば故障診断が途中で停止してしまったり、意図しない別の診断機能を開始させてしまい、所望の故障診断を行うことができない可能性があるという問題があった。
本発明は、以上のような従来の実情に鑑みて創案されたものであって、作業者による不用意な誤操作を確実に防止することができる車両用故障診断装置及びこれを用いた故障診断方法を提供することを目的としている。
本発明に係る車両用故障診断装置では、前記目的を達成するために、作業者による診断のための入力操作が行われる入力手段と、この入力手段からの作業者の入力操作を制限する制限手段と、この制限手段による入力操作の制限を解除する解除手段とを備えるようにした。このような構成により、本発明に係る車両用故障診断装置では、解除手段によって制限が解除された場合にのみ入力手段からの作業者の入力操作を有効にすることができる。
また、本発明に係る故障診断方法では、前記目的を達成するために、車両用故障診断装置に、作業者による診断のための入力操作が行われる入力手段の他に操作子を設けるようにしている。そして、車両用故障診断装置が現在実行している機能に応じて、入力手段からの作業者の入力操作を制限するとともに、操作子が操作された場合に、入力操作の制限を解除するようにしている。これにより、車両用故障診断装置で特定の診断機能を実行している間は、操作子が操作された場合にのみ入力手段からの作業者の入力操作を有効にすることができる。
本発明によれば、入力手段からの作業者の入力操作を所定の条件下で有効或いは無効にすることができるので、作業者による不用意な誤操作を確実に防止することができ、このような誤操作に起因する種々の問題、例えば、故障診断が途中で停止してしまったり、意図しない別の診断機能を開始させてしまい、所望の故障診断を行うことができなくなるといった問題を有効に回避することができる。
以下、本発明を適用した車両用故障診断装置の具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態の車両用故障診断装置1では、図1に示すように、車両の診断を行うにあたって作業者が通常の入力操作を行うための入力部2の他に、この入力部2とは異なる位置に設けられた操作子3を備えている。また、車両用故障診断装置1は、各種情報を表示する表示部4や、車両10との間で通信を行うための送受信部5、制御部6を備えている。
本実施形態の車両用故障診断装置1において、入力部2は、作業者による診断のための入力操作が行われるものであり、筐体に設けられた複数のボタンやキー、さらにはタッチスクリーン形式の表示部4に表示されたボタン等から構成される。一方、操作子3は、入力部2からの入力操作を有効にする際に押下されるボタン等であり、入力部2を介した入力操作を行っている作業者が片手では同時に操作することが困難な位置に設けられる。具体的には、この操作子3は、例えば図2に示すように、車両用故障診断装置1の筐体の入力部2が設けられている面からみて左側面に設けられる。
また、本実施形態の車両用故障診断装置1における制御部6は、入力部2からの作業者の操作入力を制限し、或いはこの制限を解除する入力制限/解除判定部7と、入力部2からの作業者の入力操作に応じて所定の診断機能を実行する診断機能実行部8と、診断機能実行部8で現在実行している診断機能の内容を判定する実行機能判定部9とを有している。なお、これら制御部6における各部は、制御部6において所定のアプリケーションプログラムが実行されることによって実現されるものである。
以上のような車両用故障診断装置1は、図1に示すように、車両10に設けられた所定のコネクタ30に取り付けられることによって当該車両10と接続される。
車両10には、各種車載機器を制御する複数の電子制御装置20a,20b,20c,20dが搭載されている。これら電子制御装置20a,20b,20c,20dには、それぞれ、各種スイッチ類21a,21b,21c,21dや各種センサ類22a,22b,22c,22dが接続される。各電子制御装置20a,20b,20c,20dは、それぞれ、これらスイッチ類21a,21b,21c,21dやセンサ類22a,22b,22c,22dから各種制御データが入力され、この制御データを通信線11を介して車両用故障診断装置1に対して送信する。また、各電子制御装置20a,20b,20c,20dには、それぞれ、制御対象としての各種アクチュエータ類23a,23b,23c,23dが接続される。電子制御装置20a,20b,20c,20dは、それぞれ、これらアクチュエータ類23a,23b,23c,23dを制御するために、車両用故障診断装置1から通信線11を介して送信された強制駆動信号等の各種制御データを受信して、アクチュエータ類23a,23b,23c,23dに出力する。
車両用故障診断装置1は、これら電子制御装置20a,20b,20c,20dと通信線11によって接続され、この通信線11を介して当該電子制御装置20a,20b,20c,20dとの間で各種制御データ等の授受を行う。すなわち、車両用故障診断装置1は、図示しないメモリ等に記憶されている所定の診断アプリケーションプログラムを制御部6によって実行し、作業者によって入力部2が操作されるのに応じて、診断機能実行部8で所望の診断を実施する。具体的には、診断機能実行部8での処理により、電子制御装置20a,20b,20c,20dとの間で通信を行って、故障情報や制御データの取得、表示部4に対する表示、及び電子制御装置20a,20b,20c,20dに接続された各種アクチュエータ類23a,23b,23c,23dの強制駆動等、作業者による入力操作に対応した診断機能を実行する。この際、特に本実施形態の車両用故障診断装置1では、制御部6の実行機能判定部9により、診断機能実行部8が現在実行している診断の内容を識別する。そして、制御部6の入力制限/解除判定部7が、実行機能判定部9で識別した診断内容に応じて、入力部2からの作業者の入力操作に制限を加えるようにしている。
詳述すると、本実施形態の車両用故障診断装置1においては、入力部2を介した誤操作に起因して種々の問題が引き起こされてしまう可能性がある診断機能とそうでない診断機能とを予め識別させておくようにしている。ここでは、説明の便宜上、入力部2を介した誤操作に起因して種々の問題が引き起こされてしまう可能性がある診断機能をA群機能とし、入力部2を介した誤操作がさほど問題とならない診断機能をB群機能として説明する。A群機能の具体例としては、例えば図3に示すように、作業サポート及びアクティブテストがあり、B群機能としては、電子制御装置20a,20b,20c,20dによる自己診断結果の表示部4に対する表示、表示部4を用いたデータモニタ、及び表示部4に対する部品番号表示等が挙げられる。
本実施形態の車両用故障診断装置1では、制御部6の実行機能判定部9で現在実行している診断機能がA群機能に属するものであるのか、或いはB群機能に属するものであるのかを実行機能判定部9が判定するようにしている。そして、A群機能に属する診断を現在行っていると判定された場合には、入力制限/解除判定部7が、操作子3が押下された場合にのみ入力部2からの作業者の新たな入力操作を有効にし、操作子3が押下されない状態での入力部2からの入力操作は無効にするといった手法で、入力部2からの作業者の入力操作に制限を加えるようにしている。
ここで、以上のような本実施形態の車両用故障診断装置1において、車両の診断を行う際の動作の一例について、図4乃至図7を参照しながら具体的に説明する。本実施形態の車両用故障診断装置1においては、例えば図4乃至図6に示すような画面を表示部4に表示させながら、図7の処理フローチャートで示す手順にしたがって車両10の故障診断を行っている。
まず、車両用故障診断装置1においては、電源が投入されると図4(a)に示すような初期画面を表示部4に表示させる。そして、この初期画面の中に表示された開始ボタンが押下されると、制御部6によって所定の診断アプリケーションプログラムを実行し、図4(b)に示すように、エンジン、自動変速機(AT)、ABS(Anti-lock Brake System)、エアバックといった、複数の電子制御装置20a,20b,20c,20dのそれぞれの制御対象である複数のシステムに対応するボタンが表示されたシステム選択画面を表示部4に表示させる。そして、このようなシステム選択画面を参照した作業者によって、所望のシステムに対応するボタンが押下されることにより、当該システムを診断対象のシステムとして選択する(ステップS1)。
診断対象となるシステムが選択されると、車両用故障診断装置1は、次に図4(c)に示すように、作業サポート、アクティブテスト、自己診断結果表示、データモニタ、部品番号表示といった、複数の診断機能に対応するボタンが表示された機能選択画面を表示部4に表示させる。そして、このような機能選択画面を参照した作業者によって、所望の機能に対応するボタンが押下されることにより、当該機能を実行すべき診断機能として選択する(ステップS2)。
実行すべき診断機能が選択されると、車両用故障診断装置1は、選択した診断機能がA群機能であるか否かを実行機能判定部9によって判断する(ステップS3)。そして、A群機能が選択されたと判断した場合には、次のステップS4において、A群機能が選択されたことを示すA群フラグを「1」とするとともに、図5(a)に示すように、選択された機能を構成する複数の項目に対応するボタンが表示された項目選択画面を表示部4に表示させ、ステップS6へと処理を移行する。一方、A群機能が選択されなかった(B群機能が選択された)と判断した場合には、ステップS5においてA群フラグを「0」とした上で、図6(a)に示すように、選択された機能を構成する複数の項目に対応するボタンが表示された項目選択画面を表示部4に表示させて、ステップS6へと処理を移行する。
次に、車両用故障診断装置1は、ステップS6において、図5(a)或いは図6(a)の項目選択画面を参照した作業者により、所望の項目に対応するボタンが押下されることにより、実行する項目を選択する。そして、ステップS7において、項目選択画面の中の実行開始ボタンが押下されることで、ステップS6で選択した項目の実行を開始する。このような診断機能の各項目を実行するにあたって、車両用故障診断装置1は、A群機能における項目の実行中には、図5(b)に示すように、アクチュエータの動作を変更するためのオン/オフボタンが設けられた項目実行画面を表示部4に表示させる。一方、A群機能でないB群機能の項目の実行中には、図6(b)に示すような項目実行画面を表示部4に表示させる。
次に、車両用故障診断装置1は、ステップS8において、A群フラグが「1」となっているか否かを実行機能判定部9で判断する。そして、A群フラグが「1」でないと判断された場合には、ステップS12において、入力制限/解除判定部7が入力部2を介した作業者の入力操作を有効として、ステップS13へと処理を移行する。一方、A群フラグが「1」であると判断された場合には、ステップS9において、入力部2とは異なる位置に設けられた操作子3が押下されているか否かを入力制限/解除判定部7によって判断する。そして、操作子3が押下されていると判断された場合には、ステップS10において、入力部2を介した作業者の入力操作を有効にして、ステップS13へと処理を移行する一方で、操作子3が押下されていないと判断された場合には、ステップS11において、入力部2を介した作業者の入力操作を無効にし、ステップS13へと処理を移行する。
すなわち、本実施形態の車両用故障診断装置1においては、B群機能の項目を実行している場合には、操作子3が押下されているか否かにかかわらず入力部2からの作業者の入力操作を有効にするが、A群機能の項目を実行している場合には、操作子3が押下されている場合にのみ入力部2からの作業者の新たな入力操作を有効にし、操作子3が押下されない状態では、入力部2からの入力操作は無効にするようにしている。ここで、車両用故障診断装置1においては、先に図5(b)に示したように、A群機能の項目実行画面に、アクチュエータの動作を変更するためのオン/オフボタンが設けられるが、このオン/オフボタンは、操作子3が押下されていない限りは有効にならない。したがって、車両用故障診断装置1においては、オン/オフボタンが不用意に押下されてしまうことでアクチュエータが予期せぬ動作を行い、このことが診断対象となるシステムの部品、或いは他のシステムの部品などの新たな故障の要因となるといった事態を確実に防止することができる。また、車両用故障診断装置1においては、先に図6(b)に示したB群機能の項目実行画面が表示部4に表示されている場合には、入力部2からの入力操作が常時有効であることから、操作性の悪化を招来することがない。
以上のような診断機能の項目を実行している間、車両用故障診断装置1は、選択された項目での処理が終了したか否かを監視して(ステップS13)、選択された項目での処理が終了するまでステップS8以降の処理を繰り返す。そして、選択された項目での処理が終了すると、他の項目での処理診断を行うか否かを判定し(ステップS14)、他の項目での処理を行う場合にはステップS6に戻って以降の処理を繰り返す。そして、診断終了を判断した段階で以上の一連の処理を終了する。
なお、車両用故障診断装置1においては、図4乃至図6に示した各画面に設けられたBACKボタンを押下することにより、いつでも1つ前の画面に遷移させることができ、操作性の向上を図ることができる。また、上述した例では、A群機能の各項目を実行している間、入力部2からの入力操作が操作子3の押下と同時に行われた場合にのみ、制御部6の入力制限/解除判定部7が入力部2からの入力制限を解除して、入力部2からの作業者の入力操作を有効とするようにしているが、操作子3の押下と入力部2からの入力操作とが所定の順序で行われた場合に、入力制限/解除判定部7が入力部2からの入力制限を解除して、入力部2からの作業者の入力操作を有効とするようにしてもよい。また、操作子3として複数のボタンを設け、これら複数のボタンが同時に操作された場合、或いはこれら複数のボタンが所定の順序で操作された場合に、入力部2からの作業者の入力操作を有効とするようにしてもよい。さらにまた、操作子3として特別のボタンを設けるのではなく、入力部2を構成するボタンやキーの一部に操作子3としての機能を持たせ、これら操作子3としての機能を有するボタンやキーと他のボタンやキーが同時に操作された場合、或いはこれらのボタンやキーが所定の順序で操作された場合に、入力部2からの作業者の入力操作を有効とするようにしてもよい。
以上詳細に説明したように、本実施形態の車両用故障診断装置1においては、入力部2を介した誤操作に起因して種々の問題が引き起こされてしまう可能性がある診断機能を実行している場合には、入力部2からの作業者による入力操作に制限を加え、操作子3が操作された場合にのみ入力部2からの入力操作を有効とするようにしている。したがって、この車両用故障診断装置1においては、例えばアクチュエータの強制駆動信号を電子制御装置に対して送信して当該アクチュエータの動作を確認している最中に、作業者が誤って他の駆動信号を送信する操作を行ってしまう等、不用意な誤操作を確実に防止することができ、誤操作に起因して生じる可能性のある種々の問題を有効に回避することができる。
また、この車両用故障診断装置1においては、現在実行している機能に応じて入力部2からの入力操作を制限することにより、例えば、故障コード読み出し、制御データ読み出し、アクチュエータ強制駆動等、誤操作に起因する問題発生の可能性をともなう作業を安全に実施することが可能となり、利便の向上を図ることができる。
さらに、この車両用故障診断装置1においては、入力部2からの入力操作を行う作業者が片手では同時に操作することが困難な位置に操作子3を設け、これら操作子3と入力部2とが同時に、或いは所定の順序で操作された場合にのみ、入力部2からの作業者による入力操作を有効とすることにより、簡易な構成でありながら、不用意な誤操作を確実に防止することができる。
さらにまた、この車両用故障診断装置1においては、操作子3としての複数のボタンを設け、これら複数のボタンが同時に、或いは所定の順序で操作された場合にのみ、入力部2からの作業者の入力操作を有効とすることによっても、不用意な誤操作を確実に防止することができる。
なお、以上説明した車両用故障診断装置は本発明の一適用例であり、本発明が以上の例に限定されるものではなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば具体的なハードウェア構成などにおいて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明を適用した車両用故障診断装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明を適用した車両用故障診断装置の外観を示す斜視図である。 本発明を適用した車両用故障診断装置において実行されるA群機能及びB群機能の内訳を示す図である。 本発明を適用した車両用故障診断装置において、車両の診断を行う際に表示部に表示される画面の遷移を示す図であって、(a)は初期画面の表示例、(b)はシステム選択画面の表示例、(c)は機能選択画面の表示例である。 本発明を適用した車両用故障診断装置において、車両の診断を行う際に表示部に表示される画面の遷移を示す図であって、(a)はA群機能が選択された場合の項目選択画面の表示例、(b)はA群機能が選択された場合の項目実行画面の表示例である。 本発明を適用した車両用故障診断装置において、車両の診断を行う際に表示部に表示される画面の遷移を示す図であって、(a)はB群機能が選択された場合の項目選択画面の表示例、(b)はB群機能が選択された場合の項目実行画面の表示例である。 本発明を適用した車両用故障診断装置において、車両の故障診断を行う際の一連の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 車両用故障診断装置
2 入力部
3 操作子
4 表示部
5 送受信部
6 制御部
7 入力制限/解除判定部
8 診断機能実行部
9 実行機能判定部
10 車両
11 通信線
20a,20b,20c,20d 電子制御装置
21a,21b,21c,21d スイッチ類
22a,22b,22c,22d センサ類
23a,23b,23c,23d アクチュエータ類
30 コネクタ

Claims (7)

  1. 車載機器を制御する電子制御装置との間で通信を行って、車両の故障診断を行う車両用故障診断装置において、
    作業者による診断のための入力操作が行われる入力手段と、
    前記入力手段からの作業者の入力操作を制限する制限手段と、
    前記制限手段による入力操作の制限を解除する解除手段とを備えること
    を特徴とする車両用故障診断装置。
  2. 前記制限手段は、現在実行している診断内容に応じて、前記入力手段からの作業者の入力操作を制限すること
    を特徴とする請求項1に記載の車両用故障診断装置。
  3. 前記解除手段は、所定の位置に設けられた操作子が操作された場合に、前記制限手段による入力操作の制限を解除すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の車両用故障診断装置。
  4. 前記解除手段は、前記操作子の操作と前記入力手段からの入力操作とが所定の順序で行われた場合に、前記制限手段による入力操作の制限を解除すること
    を特徴とする請求項3に記載の車両用故障診断装置。
  5. 前記解除手段は、前記操作子の操作と前記入力手段からの入力操作とが同時に行われた場合に、前記制限手段による入力操作の制限を解除すること
    を特徴とする請求項3に記載の車両用故障診断装置。
  6. 前記操作子は、前記入力手段からの入力操作を行う作業者が、片手では同時に操作することが困難な位置に設けられていること
    を特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載の車両用故障診断装置。
  7. 車載機器を制御する電子制御装置と車両用故障診断装置との間で通信を行って、車両の故障診断を行う故障診断方法において、
    前記車両用故障診断装置に、作業者による診断のための入力操作が行われる入力手段の他に操作子を設け、当該車両用故障診断装置が現在実行している診断内容に応じて、前記入力手段からの作業者の入力操作を制限するとともに、前記操作子が操作された場合に、前記入力操作の制限を解除すること
    を特徴とする故障診断方法。
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