JP2009261316A - 釣用針外し - Google Patents

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JP2009261316A
JP2009261316A JP2008114651A JP2008114651A JP2009261316A JP 2009261316 A JP2009261316 A JP 2009261316A JP 2008114651 A JP2008114651 A JP 2008114651A JP 2008114651 A JP2008114651 A JP 2008114651A JP 2009261316 A JP2009261316 A JP 2009261316A
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Yukinori Miyazawa
幸則 宮澤
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Daiwa Seiko Co Ltd
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Abstract

【課題】 イカツノの釣針を容易に外すことが可能な釣用針外しを提供することである。
【解決手段】 釣用針外し1は筒状の保持部2の中に円柱状の針外し部3が前後に移動可能に収納されて発条4で針外し部3は後方に付勢されている。
保持部2は合成樹脂等で筒部2aに形成されると共に上部に前後方向の長孔2bが形成され、針外し部3は天然ゴムや合成ゴムで柱部3aに形成されると共に前側中心にイカツノ6の棒状の本体部6a外周が緩く嵌合可能な長い孔3bと外周から孔3bに通じると共に後端に抜ける釣糸導入用の溝3cが形成されている。
柱部3aの前面に刺し止め部3eと刺し止め部3eより前側に突出した突部3fが形成され、刺し止め部3eは釣針7の針先aが容易に差し込まれるように形成されてイカツノ6に釣針7と釣糸11が取り付けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、イカ釣りなどに使用する擬似餌であるイカツノの釣針を容易に外すことが可能な釣用針外しに関する。
従来特許文献1のように鈎針を外すのに棒状の本体の一端に板材を渦巻きに成形した渦巻き部材を用いた釣針外し具がある。
しかし、この釣針外し具では魚の口の中で鈎針を外しても、渦巻き部材の外側に鈎針の針先が露出しているので、渦巻き部材と鈎針を魚の口の中から引き出す時に新たに魚の口の中に引っかかることがある。
更にイカ釣りなどに使用する擬似餌のイカツノは紡錘型や棒状のボディ(本体)の一端にボディの方向に先端部を向けた針状の釣針(カンナ)が取り付けられていて、この釣針は放射状に多数の針が配置され外側に広がる方向を向けて突出しているため魚に飲み込まれると放射状の針が魚ののど孔を一周して刺さってしまうため釣針を外すことが難しく、前記渦巻き部材を用いた釣針外し具では到底外すことが出来ない。
特開2001−136886号公報
解決しようとする問題点は、釣針外し具の外側に外した釣針の針先が露出して突出する釣針外し具では魚の口の中から引き出す時に再度引っ掛かってしまいイカツノ等の擬似餌の釣針(カンナ)を外すことが出来ないことである。
本発明の目的は前記欠点に鑑み、イカツノ等の擬似餌の釣針(カンナ)を容易に外すことが可能な釣用針外しを提供することである。
本発明の請求項1は、針外し部の先端に開口するイカツノを挿入する孔と、前記針外し部の側部に前記孔に通じる溝を設けると共に前記針外し部の先端に釣針が刺し込み可能な刺し止め部を設けたことを要旨とするものである。
本発明の請求項2は、保持部に針外し部を前後に移動可能に保持したことを要旨とするものである。
本発明の請求項3は、針外し部の先端に釣針を押圧するための突部を設けたことを要旨とするものである。
本発明の請求項により、イカツノの釣針(カンナ)であっても針先が針外し部の刺し止め部に差し込まれた状態で釣用針外しを魚の口の中から後退させると針先を魚の口の中で他の部位に刺さることなく魚の口の中から引き出すことが出来る。
針外し部に突部を設けると、釣針の針先が他の部位に刺さっていても突部でカンナを押して外し、針先の内側に確実に針外し部を押し込むことが出来て針先を刺し止め部に差し込むことができる。
釣用針外し1は筒状の保持部2の中に円柱状の針外し部3が前後に移動可能に収納されて発条4で針外し部3は保持部2の後方に付勢されている。
保持部2は合成樹脂等で筒部2aに形成されると共に上部に前後方向に延びた溝2bが形成されている。
針外し部3は天然ゴムや合成ゴム等のゴム状部材で柱部3aに形成されると共に前側中心にイカツノ6の棒状の本体部6a外周が緩く嵌合可能な針外し部3の前後方向に延びる長い孔3bと外周から孔3bに通じると共に後端に抜ける溝3cが形成されている。
柱部3aの外周は先端外周の度当り鍔部3dと鍔部3dの前面の刺し止め部3eと刺し止め部3eより前側に突出した突部3fと柱部3aの後端のバネ掛け3gとで形成されている。
イカツノ6は棒状の本体部6aと先端の針係止部6bと釣針7とで構成され、棒状の本体部6aの後端に釣糸11が取り付けられている。
刺し止め部3eの硬度は釣針7の針先が容易に差し込まれる硬度に選択調節されている。
なお、イカ釣りなどに使用する擬似餌のイカツノは紡錘型や棒状のボディ(本体)の一端にボディの方向に先端部を向けた針状の釣針(カンナ)が取り付けられていて、この釣針は放射状に多数の針が配置され外側に広がる方向を向けて突出している。
以下、図示の実施例によって本発明を説明すると、図1から図6は第1実施例で図1は魚の口の中に針外し部を突出させて差し込んだ釣用針外しの側面図、図2はイカツノを差し込んだ釣用針外しの断面側面図と前側の拡大断面側面図、図3(a)はイカツノが差し込まれていない釣用針外しの正面図で(b)は釣用針外しの背面図で(c)は釣用針外しの断面背面図、図4は釣用針外しの断面側面図と先端の拡大断面側面図、図5は針外し部を突出させた断面側面図、図6はイカツノの拡大側面図である。
釣用針外し1は内部が中空状の筒状の保持部2の中に柱状の針外し部3が前後に移動可能に収納されて発条4で針外し部3は保持部2の後方に付勢されている。
保持部2は合成樹脂や金属等で形成された筒部2aを有すると共に筒部2aの上部に前後方向に延びる溝2bが形成されている。
保持部2の後側下部にはハンドル部2cと引金5の支持部2dが突出形成され、支持部2d位置の筒部2aには引金5が挿入される細い長孔2eが形成されている。
筒部2aの後部壁内にはバネ掛け2fが設けられている。
引金5は支持部2dにピン軸10で回動可能に軸承されている。
針外し部3は天然ゴムや合成ゴム等のゴム材料で円柱状に形成されると共に前側中心にイカツノ6の棒状の本体部6a外周が嵌合可能な長い孔3bと外周から孔3bに通じると共に針外し部3の前端から後端に抜ける釣糸11の導入用溝3cが形成されている。
柱部3aの外周は先端外周の度当り鍔部3dと鍔部3dの前面の刺し止め部3eと刺し止め部3eより前側に突出した突部3fと柱部3aの後端のバネ掛け3gとで形成されている。
イカツノ6は棒状の本体部6aと先端の針係止部6bと釣針(カンナ)7と棒状の本体部6aの後端に取り付けた釣糸11で構成されている。
刺し止め部3eは釣針7の針先aが容易に差し込まれるように選択調節されゴム材料で円柱状の柱部3aと一体に形成されている。
発条4とバネ掛け2f、3gは引金5の左右両側に設けるとよい。
針外し部3の突部3fは円錐形に形成されてイカツノ6の釣針7の針の傾斜より小角度に形成され、突部3fの先端にイカツノ6の本体6aが挿入される孔3bが開口している。
突部3fの根元の外側に刺し止め部3eが形成され、刺し止め部3eは孔3bに嵌合されたイカツノ6の釣針7の外側に開いた針先aが差し込まれるように配置されて度当り鍔部3dの外径より小径に形成されている。
針外し部3は常時は保持部2の筒部2a内に発条4で引き込まれている。
釣用針外し1が使用される時は、保持部2の筒部2aの前後の長孔2bと針外し部3の釣糸導入用の溝3cが同一位置に合わせられると共に引金5が引かれて発条4の付勢力に抗して針外し部3が突出され、図1、図2で釣糸11が長孔2bと釣糸導入用の溝3cに通されて魚12の口の中に刺さったイカツノ6の棒状の本体部6aを柱部3aの長い孔3bに挿入して釣用針外し1を前進させると図4のように釣針7の針先aが刺し止め部3eに差し込まれて図1の状態となる。
釣針7の針先aが刺し止め部3eに差し込まれた状態で釣用針外し1を魚12の口の中から後退させると針先aが魚12の口の中で他の部位に刺さることなく後退させて釣針7を取り出すことが出来る。
前記のように釣用針外し1が構成されると、イカツノ6の釣針7であっても針先aが針外し部3の刺し止め部3eに差し込まれた状態で釣用針外し1を魚12の口の中から後退させると針先aを魚12の口の中で他の部位に刺さることなく取り外すことが出来る。
針外し部3に突部3fを設けると、釣針7の針先aが他の部位に刺さっていても突部3fで釣針7を押して魚12の口の中で外し、針先aの内側に確実に針外し部3を押し込むことが出来て針先aを刺し止め部3eに差し込むことができる。
図7は第2実施例で図7はイカツノが差し込まれる前の釣用針外し斜視図である。
第2実施例の釣用針外し8は筒状の保持部9の中に円柱状の針外し部3が収納固定されている。
保持部9は合成樹脂等で筒部9aに形成されると共に上部に前後方向の溝9bが形成されている。
針外し部3は天然ゴムや合成ゴム等のゴム状部材で柱部3aに形成されると共に前側中心にイカツノ6の外周が緩く嵌合可能な長い孔3bと針外し部3の外周から孔3bに通じると共に後端に抜ける釣糸導入用の溝3cが形成されている。
柱部3aの前面に刺し止め部3eが形成されている。
イカツノ6は棒状の本体部6aと先端の針係止部6bと釣針7と棒状の本体部6aの後端に取り付けた釣糸11で構成されている。
刺し止め部3eは長い孔3bに緩く嵌合されたイカツノ6の釣針7の外側に開いた針先aが差し込まれるように配置されて保持部9の筒部9a内径より小径に形成されている。
刺し止め部3eの硬度は釣針7の針先aが容易に差し込まれる硬度に選択調節されている。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
釣用針外し8が使用される時は、魚の口の中に刺さったイカツノ6に対して釣糸11を長孔2bと釣糸導入用の溝3cに通して魚の口の中に刺さったイカツノ6の棒状の本体部6aを針外し部3の柱部3aの長い孔3bに挿入して釣用針外し8を前進させると、釣針7の針先aが刺し止め部3eに差し込まれて前記第1実施例と同様に針先aを魚の口の中で他の部位に刺さることなく後退させることが出来る。
本発明は釣用針外し全般に利用できる。
第1実施例で魚の口の中に針外し部を突出させて差し込んだ釣用針外しの側面図である。 同イカツノを差し込んだ釣用針外しの断面側面図と前側の拡大断面側面図である。 同(a)はイカツノが差し込まれていない釣用針外しの正面図で(b)は釣用針外しの背面図で(c)は釣用針外しの断面背面図である。 同釣用針外しの断面側面図と先端の拡大断面側面図である。 同針外し部を突出させた断面側面図である。 同イカツノの拡大側面図である。 第2実施例でイカツノが差し込まれる前の釣用針外し斜視図である。
符号の説明
1、8 釣用針外し
2、9 保持部
2b 孔
3 針外し部
3c 釣糸導入用の溝
6 イカツノ
7 釣針(カンナ)

Claims (3)

  1. 針外し部の先端に開口するイカツノを挿入する孔と、前記針外し部の側部に前記孔に通じる溝を設けると共に前記針外し部の先端に釣針が刺し込み可能な刺し止め部を設けたことを特徴とする釣用針外し。
  2. 保持部に針外し部を前後に移動可能に保持したことを特徴とする請求項1記載の釣用針外し。
  3. 針外し部の先端に釣針を押圧するための突部を設けたことを特徴とする請求項1、2記載の釣用針外し。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102550513A (zh) * 2010-12-09 2012-07-11 李昌福 鱼钩发射机
US8667730B1 (en) * 2009-05-19 2014-03-11 Grady Gaston Hughes Fishing hook remover and fish releaser

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