JP2009260429A - デジタル放送番組記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】EIT情報の取得タイミングと録画予約番組の開始タイミングとの間にずれがある場合でも、録画予約番組をその先頭位置から録画する。
【解決手段】所定周期で番組データとともに送信されるEIT情報が示す現在放送中の番組データが、録画予約されていない番組データから録画予約された番組データに変化した現EIT取得時刻と、その現EIT取得時刻の一つ前のEIT情報が取得された前EIT取得時刻とを録画予約指示に基づいて検出するEIT情報変化時刻検出部22と、番組データのシーンが切り替わったシーンチェンジ時刻を検出するシーンチェンジ時刻検出部23と、前EIT取得時刻と現EIT取得時刻との間にシーンチェンジ時刻があると判断した場合、そのシーンチェンジ時刻から番組データを記録媒体20に記録する記録制御部18とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】所定周期で番組データとともに送信されるEIT情報が示す現在放送中の番組データが、録画予約されていない番組データから録画予約された番組データに変化した現EIT取得時刻と、その現EIT取得時刻の一つ前のEIT情報が取得された前EIT取得時刻とを録画予約指示に基づいて検出するEIT情報変化時刻検出部22と、番組データのシーンが切り替わったシーンチェンジ時刻を検出するシーンチェンジ時刻検出部23と、前EIT取得時刻と現EIT取得時刻との間にシーンチェンジ時刻があると判断した場合、そのシーンチェンジ時刻から番組データを記録媒体20に記録する記録制御部18とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、デジタル放送データを記録するデジタル放送番組記録装置に関する。
デジタル放送では、番組データの付加情報として、例えば、周期的にEIT(Event Information Table)情報等を付加している。EIT情報は、現在放送中の番組の名称や内容等の番組関連情報と、次に放送予定の番組の番組関連情報等が含まれているため、このEIT情報を利用することにより放送時間が変更になった場合でも、柔軟に対応することができる。例えば、EIT情報を利用した従来のデジタル放送番組記録装置として、予約番組のIDと、EIT情報に含まれる現在放送中の番組のIDとが一致するか否かを監視し、一致したときに予約録画を開始するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−359004号公報
しかし、上記特許文献1の技術では、EIT情報の取得タイミングと、録画予約番組の開始タイミングとの間にずれがあった場合、録画予約番組の開始タイミングから正確に予約録画できない、という問題があった。
そこで、本発明は、EIT情報の取得タイミングと、録画予約番組の開始タイミングとの間にずれがある場合でも、録画予約番組をその先頭位置から録画することができるデジタル放送番組記録装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のデジタル放送番組記録装置は、番組データと、現在放送中の前記番組データの識別情報である現番組識別情報および次に放送される前記番組データの識別情報である次番組識別情報を所定周期で示すEIT情報と、を少なくとも含む放送データを受信する受信手段と、受信された前記放送データを前記番組データと前記EIT情報とに分離する分離手段と、ユーザによる録画予約指示と前記EIT情報とに基づいて、前記現番組識別情報が前記録画予約指示により録画予約済み番組データのものに変化した時刻を示す現EIT取得時刻と、その現EIT取得時刻の一つ前の前記EIT情報が取得された時刻を示す前EIT取得時刻とを検出するEIT情報変化時刻検出手段と、前記番組データにおけるシーンチェンジ時刻を検出するシーンチェンジ時刻検出手段と、少なくとも前記前EIT取得時刻から前記現EIT取得時刻までの前記番組データを記憶する容量を有し、前記番組データを記憶するリングバッファと、前記前EIT取得時刻と前記現EIT取得時刻との間に前記検出されたシーンチェンジ時刻がある場合、そのシーンチェンジ時刻から前記リングバッファに記憶された前記番組データを記録媒体に記録する記録制御手段と、を備える。
また、本発明の別のデジタル放送番組記録装置は、番組データと、現在放送中の前記番組データの識別情報である現番組識別情報および次に放送される前記番組データの識別情報である次番組識別情報を所定周期で示すEIT情報と、を少なくとも含む放送データが記録された記録媒体から前記放送データを読み出す再生制御手段と、読み出された前記放送データを前記番組データと前記EIT情報とに分離する分離手段と、ユーザによる録画予約指示と前記EIT情報とに基づいて、前記現番組識別情報が前記録画予約指示により録画予約済み番組データのものに変化した時刻を示す現EIT取得時刻と、その現EIT取得時刻の一つ前の前記EIT情報が取得された時刻を示す前EIT取得時刻とを検出するEIT情報変化時刻検出手段と、前記番組データにおけるシーンチェンジ時刻を検出するシーンチェンジ時刻検出手段と、前記前EIT取得時刻と前記現EIT取得時刻との間に前記検出されたシーンチェンジ時刻がある場合、前記記録媒体から前記前EIT取得時刻から前記検出されたシーンチェンジ時刻までの前記番組データを消去する番組データ編集手段と、を備える。
また、本発明の別のデジタル放送番組記録装置は、番組データと、現在放送中の前記番組データの識別情報である現番組識別情報および次に放送される前記番組データの識別情報である次番組識別情報を所定周期で示すEIT情報と、を少なくとも含む放送データが記録された記録媒体から前記放送データを読み出す再生制御手段と、読み出された前記放送データを前記番組データと前記EIT情報とに分離する分離手段と、ユーザによる録画予約指示と前記EIT情報とに基づいて、前記現番組識別情報が前記録画予約指示により録画予約済み番組データのものに変化した時刻を示す現EIT取得時刻と、その現EIT取得時刻の一つ前の前記EIT情報が取得された時刻を示す前EIT取得時刻とを検出するEIT情報変化時刻検出手段と、前記番組データにおけるシーンチェンジ時刻を検出するシーンチェンジ時刻検出手段と、前記前EIT取得時刻と前記現EIT取得時刻との間に前記検出されたシーンチェンジ時刻がある場合、前記記録媒体から前記前EIT取得時刻から前記検出されたシーンチェンジ時刻までの前記番組データを消去する番組データ編集手段と、を備える。
本発明によれば、前EIT取得時刻と現EIT取得時刻との間にシーンチェンジ時刻がある場合、そのシーンチェンジ時刻から番組データを記録媒体に記録したり、シーンチェンジ時刻までの録画済番組データを削除するので、EIT情報の取得タイミングと、録画予約番組の開始タイミングとの間にずれがある場合でも、録画予約番組の正確な先頭位置から保存することができる。
《実施形態1》
本発明の実施形態1であるデジタル放送記録装置1Aの構成を、図1を参照して説明する。
本発明の実施形態1であるデジタル放送記録装置1Aの構成を、図1を参照して説明する。
本実施形態によるデジタル放送記録装置1Aは、放送受信部11と、第1信号分離部12と、第1MPEGデコーダ13と、映像出力部14と、第1音声デコーダ15と、音声出力部16と、録画予約指示記憶部17と、番組データ記録制御部18と、リングバッファ19と、記録媒体20と、EIT情報抽出部21と、EIT情報変化時刻検出部22と、シーンチェンジ時刻検出部23と、データベース24と、機能設定値記憶部25と、番組データ再生制御部26と、第2信号分離部27と、第2MPEGデコーダ28と、第2音声デコーダ29と、システムコントローラ30とを有する。
放送受信部11はチューナであり、アンテナ2で受信された放送電波から、録画予約により指定されたデジタル放送番組が放送される放送チャンネルの放送データを復調する。この放送データは、符号化された映像データと、符号化された音声データと、番組メタデータと、所定時間間隔ごとの放送時刻を示す時刻情報とを有する。この番組メタデータには、現在、最大3秒程度の周期で更新されるEIT[p/f]情報が含まれている。また、このEIT[p/f]情報には、現在放送中の番組の識別情報である現番組識別情報p(present)と、次に放送される番組の識別情報である次番組識別情報f(following)が含まれている。
第1信号分離部12は、放送受信部11で受信した放送データをそれぞれ時刻情報が付加された、符号化された映像データと、符号化された音声データと、番組メタデータとに分離する。
第1MPEGデコーダ13は、第1信号分離部12で分離された符号化された映像データを映像データに復号する。
映像出力部14は、第1MPEGデコーダ13で復号された映像データを、外部のTVモニタ3に送信し出力する。
第1音声デコーダ15は、第1信号分離部12で分離された符号化された音声データを音声データに復号する。
音声出力部16は、第1音声デコーダ15で復号された音声データを、外部の音響再生装置4に送信し出力する。
録画予約指示記憶部17は、ユーザにより指定され録画予約番組に関する情報である、番組識別情報、放送予定時間、放送チャンネル等を記憶する。
番組データ記録制御部18は、第1信号分離部12で分離された符号化された番組データを取得して、リングバッファ19および記録媒体20に記録するための制御を行う。
リングバッファ19は、番組データ記録制御部18の制御により、第1信号分離部12で分離された最新の所定期間分の符号化された番組データを上書きしながら順次記録する。
記録媒体20は、番組データ記録制御部18の制御により、第1信号分離部12で分離された符号化された番組データを記録する。
EIT情報抽出部21は、第1信号分離部12で分離された番組メタデータから、EIT[p/f]情報を抽出する。
EIT情報変化時刻検出部22は、EIT情報抽出部21で抽出されたEIT[p/f]情報が、録画予約されていない番組識別情報から録画予約された番組識別情報に変化したときの時刻を示す現EIT取得時刻情報と、この第1時刻情報の一つ前のEIT[p/f]情報が取得されたときの時刻を示す前EIT取得時刻情報とを取得し、データベース24およびシステムコントローラ30に送出する。
シーンチェンジ時刻検出部23は、第1MPEGデコーダ13においてデコードされた映像データおよび第1音声デコーダ15においてデコードされた音声データを、録画予約により指定されたデジタル放送番組開始時刻の所定期間前から順次取得し、これらの映像データおよび音声データの少なくともいずれか一方に基づいて、放送番組または放送番組内のシーンチェンジ位置を検出し、このシーンチェンジ位置に対応する時刻を示すシーンチェンジ時刻情報を取得する。
データベース24は、EIT情報変化時刻検出部22で取得された現EIT取得時刻情報および前EIT取得時刻情報と、シーンチェンジ時刻検出部23で取得されたシーンチェンジ時刻情報を、番組メタデータと関連付けて記憶する。
機能設定値記憶部25は、番組データ記録制御部18によりデータが記録される機能が実行されるときの、記録先頭位置を選択するための設定情報を記憶する。
番組データ再生制御部26は、ユーザから入力される再生指示に従って記録媒体20に記録された符号化映像データおよび符号化音声データを読み出す。
第2信号分離部27は、番組データ再生制御部26で読み出されたデータを、符号化された映像データと、符号化された音声データとに分離する。
第2MPEGデコーダ28は、第2信号分離部27で分離された符号化された映像データをベースバンド映像信号に復号する。
第2音声デコーダ29は、第2信号分離部27で分離された符号化された音声データをベースバンド音声信号に復号する。
システムコントローラ30は、デジタル放送記録装置1A内で実行される各動作が適切なタイミングで動作するように制御を行う。例えば、EIT情報変化時刻検出部22において検出された前EIT取得時刻から現EIT取得時刻までの間に、シーンチェンジ時刻検出部23で検出されたシーンチェンジ時刻が含まれるか否かを判断し、前EIT取得時刻から現EIT取得時刻までの間にシーンチェンジ時刻が含まれると判断したときには、このシーンチェンジ時刻情報に対応する位置を先頭位置として、リングバッファ19に記録された符号化された番組データを順次記録媒体20に記録させる制御を番組データ記録制御部18に実行させる。
次に、ユーザにより設定された録画予約により、デジタル放送記録装置1Aでデジタル放送番組が録画されるときの処理について図2のフローチャートを参照して説明する。
まず、ユーザにより録画予約された放送番組の番組識別情報、放送予定時間、放送チャンネル等の情報が録画予約指示記憶部17に記憶され、録画処理の実行待機状態にあるときに、録画処理の準備に必要な期間に入ったか否かを、システムコントローラ30が監視する(S201)。この録画処理の準備に必要な期間とは、録画予約により録画を開始する時刻から所定時間前までの期間である。
システムコントローラ30は、この期間に入ったと判定した場合には(S201「YES」)、受信するチャンネルを録画対象の番組のチャンネルに合わせる処理や装置内の設定等の録画準備処理を開始する(S202)。
録画準備処理が開始されると、アンテナ2で受信された放送電波から、録画予約により指定されたデジタル放送番組の放送データが、放送受信部11で取得され復調される。
復調された放送データは、第1信号分離部12においてそれぞれ時刻情報が付加された、映像データと、音声データと、番組メタデータとに分離される。
映像データは、第1MPEGデコーダ13において映像データに復号され、映像出力部14から外部のTVモニタ3に送出される。
また、音声データは、第1音声デコーダ15において音声データに復号され、音声出力部16から外部の音響再生装置4に送出される。
映像データおよび音声データは、シーンチェンジ時刻検出部23へも送出され、シーンチェンジ時刻検出部23は、それらの少なくとも一方に基づいて、放送番組内または放送番組間のシーンチェンジ位置を検出する。
また、放送データから分離された番組メタデータは、データベース24に送出されて記憶されると共に、EIT情報抽出部21にも送出されEIT[p/f]情報が順次抽出され、抽出されたEIT[p/f]情報は、EIT情報変化時刻検出部22に送出される。
また、受信された放送データは、番組データ記録制御部18の制御によりリングバッファ19に順次記録される(S203)。このリングバッファ19は、EIT[p/f]情報の更新周期(例えば、3秒)より十分に長い時間分のデータが記録可能なサイズを有している。
放送データがリングバッファ19に記録される際は、まずリングバッファの容量分のデータが記録され、次のデータがバッファ内の一番古いデータの記録場所に上書きにより記録されることにより、リングバッファ19には常にその容量分の最新のデータが記録されている状態になる。
これらの録画準備処理が行われている間、EIT情報変化時刻検出部22は、録画予約指示記憶部17に記憶された録画予約指示に基づいて、取得したEIT[p/f]情報中の現番組識別情報pが録画予約されていない番組から録画予約番組のものに変化したか否かを監視する(S204)。
EIT[p/f]情報中の現番組識別情報pが録画予約番組のものに変化したと判定した場合(S204「YES」)、EIT情報変化時刻検出部22は、このときの時刻を示す現EIT取得時刻情報と、その前にEIT[p/f]情報を取得したときの前EIT取得時刻情報とを検出し、これらの時刻情報をデータベース24およびシステムコントローラ30に送出する。
また、シーンチェンジ時刻検出部23は、放送番組のシーンチェンジ位置を検出して、そのときの時刻をシーンチェンジ時刻情報としてデータベース24およびシステムコントローラ30に送出する。
データベース24は、送られてきた現EIT取得時刻情報と、前EIT取得時刻情報と、シーンチェンジ時刻情報とを番組メタデータに関連付けて記録する。
システムコントローラ30は、送られてきた現EIT取得時刻情報と、前EIT取得時刻情報と、シーンチェンジ時刻情報とに基づいて、現EIT取得時刻と前EIT取得時刻との間にシーンチェンジ時刻があるか否かを判断する(S205)。
現EIT取得時刻と前EIT取得時刻との間にシーンチェンジ時刻があると判断した場合(S205「YES」)、システムコントローラ30は、さらにシーンチェンジ時刻が複数あるか否かを判断する(S206)。
ここで、シーンチェンジ時刻が1つのみであると判断した場合(S206「NO」)、システムコントローラ30は、このシーンチェンジ時刻であるシーンチェンジ位置を録画予約番組の先頭位置から予約録画を行うように番組データ記録制御部18に指示を送る。すると、番組データ記録制御部18は、システムコントローラ30からの指示により、リングバッファ19に記録された録画予約番組の番組データを、シーンチェンジ時刻に基づいてシーンチェンジ位置を先頭位置として番組データ記録媒体20に記録する(S207)。
一方、現EIT取得時刻と前EIT取得時刻との間にシーンチェンジ時刻が複数あると判断した場合(S206「YES」)、システムコントローラ30は、機能設定値記憶部25に予め記憶された設定情報を取得し、この設定情報に基づいて、例えば、(1)この期間の中で最初のシーンチェンジ位置、(2)前後のフレームとの番組データの差分値が最大であるフレームに対応するシーンチェンジ位置、(3)この期間の中で最後のシーンチェンジ位置、のいずれかを先頭位置として選択する(S209)。なお、ユーザの操作により設定情報が設定され、これに基づいて選択されるようにしてもよい。
システムコントローラ30は、一のシーンチェンジ位置を先頭位置として選択すると、選択したシーンチェンジ位置を先頭位置として予約録画を行うように番組データ記録制御部18に指示を送る。すると、番組データ記録制御部18は、その指示により、リングバッファ19に記録された録画予約番組を、シーンチェンジ位置を先頭位置として記録媒体20に記録する(S210)。
なお、ステップS205において現EIT取得時刻と前EIT取得時刻との間にシーンチェンジ時刻がないと判断した場合(S205「NO」)、一つ前のEIT[p/f]情報現EIT取得時刻に録画予約番組が開始していたということになるので、システムコントローラ30は、一つ前のEIT[p/f]情報が取得されたときの前EIT取得時刻情報を先頭位置として、リングバッファ19に記録された番組データを番組終了まで記録するように番組データ記録制御部18に指示する(S206)。
そして、このようにして記録された録画予約番組の再生がユーザにより指示されると、番組データ再生制御部26は記録媒体20から指示該当された番組データを読み出し、第2信号分離部27は、その番組データを映像データと音声データとに分離する。
第2MPEGデコーダ28は、分離された映像データを復号し、映像出力部14から外部のTVモニタ3に出力する。また、第2音声デコーダ29は、分離された音声データを復号し、音声出力部16から外部の音響再生装置4に出力する。
以上のように、実施形態1によれば、前EIT取得時刻と現EIT取得時刻との間にシーンチェンジ時刻がある場合、そのシーンチェンジ時刻から番組データを記録媒体に記録するので、EIT情報の取得タイミングと、録画予約番組の開始タイミングとの間にずれがある場合でも、録画予約番組をその先頭位置から録画することができる。
例えば、図3においては、304の位置は、次の放送番組の実際の先頭位置であるが、EIT[p/f]情報が変化したタイミングA303から録画を開始すると、録画データ305のように録画番組の先頭306が録画されない。その一方、録画データ308のようにEIT[p/f]情報タイミングA303の1つ前のEIT[p/f]情報タイミングB307を先頭位置として録画を開始すると、この時点ではまだ前の番組の放送中であるため前の番組データ309が残ってしまい、どちらも正確な番組の先頭位置から録画することができない。これに対し、本実施形態によれば、このタイミングA303とタイミングB307との間で発生したシーンチェンジ位置304を番組の先頭位置として、録画データ310のように録画するため、正確な番組の開始タイミング304から録画を開始することができる。
《実施形態2》
図4に、本発明の実施形態2によるデジタル放送記録装置1Bの構成を示す。
図4に、本発明の実施形態2によるデジタル放送記録装置1Bの構成を示す。
本実施形態によるデジタル放送記録装置2の構成は、番組データ編集制御部31を有する他は、実施形態1におけるデジタル放送記録装置1Aの構成とほぼ同様であるため、同一の機能を有する構成については説明を省略する。
番組データ編集制御部31は、記録媒体20に記録された符号化された番組データの先頭位置を変更するための編集を実行する。
次に動作を説明する。
図5は、実施形態2の録画予約動作を示すフローチャートである。
図5は、実施形態2の録画予約動作を示すフローチャートである。
まず、ユーザにより録画予約された放送番組の番組識別情報、放送予定時間、放送チャンネル等の情報が録画予約指示記憶部17に記憶され、録画処理の実行待機状態にあると、システムコントローラ30は、録画処理の準備に必要な期間に入ったか否かを監視し(S501)、録画処理準備期間に入ったと判定した場合(S501「YES」)、受信チャンネルを録画対象番組のチャンネルに合わせる等の録画準備処理を開始する(S502)。
録画準備処理が開始されると、番組データ記録制御部18は、上記実施形態1の場合と同様に、チューナ11が受信した放送データをリングバッファ19に順次記録し(S503)、EIT情報変化時刻検出部22は、この録画準備処理の間、取得したEIT[p/f]情報中の現在放送中の番組の識別情報pが変化したか否かを監視し(S504)、変化したと判定した場合(S504「YES」)、変化したときの時刻を示す現EIT取得時刻情報と、1つ前のEIT[p/f]情報の前EIT取得時刻情報とをデータベース24およびシステムコントローラ30に送出する。ここまでは実施形態1と同様である。
番組データ記録制御部18は、前EIT取得時刻情報より1つ前のEIT取得タイミングを、当該録画予約番組の先頭位置として記録媒体20に記録する(S505)。
次に、システムコントローラ30は、番組データ編集制御部31に編集処理を開始させ(S506)、当該録画済番組の現EIT取得時刻とその現EIT取得時刻の一つ前の前記EIT情報が取得された前EIT取得時刻との間の録画済番組を再生させ(S507)、その間の録画済番組にシーンチェンジ位置があるか否かを判断する(S508)。
シーンチェンジ位置があると判断した場合(S508「YES」)、システムコントローラ30は、上記実施形態1のS207,209の処理と同様に、その間にシーンチェンジ位置が複数あるか否を判断すると共に(S509)、複数ある場合は(S509「YES」)、機能設定値に基づいていずれかのシーンチェンジ位置を選択する(S511)。
ステップS511においていずれかのシーンチェンジ位置が選択されると、番組データ編集制御部31は、そのシーンチェンジ位置が、当該録画済番組の先頭位置となるように、記録媒体20に記録された当該録画済番組の前EIT取得時刻から当該シーンチェンジ時刻までのデータを削除し、データベース24に記憶した当該番組の番組メタデータも更新する(S512)。
シーンチェンジ時刻情報が1つのみであると判断した場合(S509「NO」)、番組データ編集制御部31は、このシーンチェンジ時刻情報が示す位置を当該番組の先頭位置となるように、記録媒体20中の当該番組の符号化された番組データの前EIT取得時刻からシーンチェンジ時刻までのデータが削除し、データベース24に記憶した当該番組の番組メタデータも更新する(S510)。なお、ステップS508においてシーンチェンジ位置が検出されなかったときには(S508「NO」)、処理は終了する。
以上のように、実施形態2によれば、前EIT取得時刻と現EIT取得時刻との間にシーンチェンジ時刻がある場合、記録媒体20に番組を録画した後にそのシーンチェンジ時刻までの録画済番組を削除する編集を行うので、EIT情報の取得タイミングと、録画予約番組の開始タイミングとの間にずれがある場合でも、録画予約番組をその先頭位置から保存することができる。
なお、実施形態1、2のデジタル放送記録装置の放送受信部11、第1信号分離部12、番組データ記録制御部18、EIT情報抽出部21、EIT情報変化時刻検出部22、およびシーンチェンジ時刻検出部23の機能構成をプログラム化してコンピュータに組み込むことにより、当該コンピュータをデジタル放送番組記録装置として機能させるデジタル放送番組記録プログラムを構築するようにしても勿論よい。
1A、1B…デジタル放送記録装置
11…放送受信部
12…第1信号分離部
18…番組データ記録制御部
19…リングバッファ
20…記録媒体
22…EIT情報変化時刻検出部
23…シーンチェンジ時刻検出部
30…システムコントローラ
31…番組データ編集制御部
11…放送受信部
12…第1信号分離部
18…番組データ記録制御部
19…リングバッファ
20…記録媒体
22…EIT情報変化時刻検出部
23…シーンチェンジ時刻検出部
30…システムコントローラ
31…番組データ編集制御部
Claims (2)
- 番組データと、現在放送中の前記番組データの識別情報である現番組識別情報および次に放送される前記番組データの識別情報である次番組識別情報を所定周期で示すEIT情報と、を少なくとも含む放送データを受信する受信手段と、
受信された前記放送データを前記番組データと前記EIT情報とに分離する分離手段と、
ユーザによる録画予約指示と前記EIT情報とに基づいて、前記現番組識別情報が前記録画予約指示により録画予約済み番組データのものに変化した時刻を示す現EIT取得時刻と、その現EIT取得時刻の一つ前の前記EIT情報が取得された時刻を示す前EIT取得時刻とを検出するEIT情報変化時刻検出手段と、
前記番組データにおけるシーンチェンジ時刻を検出するシーンチェンジ時刻検出手段と、
少なくとも前記前EIT取得時刻から前記現EIT取得時刻までの前記番組データを記憶する容量を有し、前記番組データを記憶するリングバッファと、
前記前EIT取得時刻と前記現EIT取得時刻との間に前記検出されたシーンチェンジ時刻がある場合、そのシーンチェンジ時刻から前記リングバッファに記憶された前記番組データを記録媒体に記録する記録制御手段と、
を備えるデジタル放送番組記録装置。 - 番組データと、現在放送中の前記番組データの識別情報である現番組識別情報および次に放送される前記番組データの識別情報である次番組識別情報を所定周期で示すEIT情報と、を少なくとも含む放送データが記録された記録媒体から前記放送データを読み出す再生制御手段と、
読み出された前記放送データを前記番組データと前記EIT情報とに分離する分離手段と、
ユーザによる録画予約指示と前記EIT情報とに基づいて、前記現番組識別情報が前記録画予約指示により録画予約済み番組データのものに変化した時刻を示す現EIT取得時刻と、その現EIT取得時刻の一つ前の前記EIT情報が取得された時刻を示す前EIT取得時刻とを検出するEIT情報変化時刻検出手段と、
前記番組データにおけるシーンチェンジ時刻を検出するシーンチェンジ時刻検出手段と、
前記前EIT取得時刻と前記現EIT取得時刻との間に前記検出されたシーンチェンジ時刻がある場合、前記記録媒体から前記前EIT取得時刻から前記検出されたシーンチェンジ時刻までの前記番組データを消去する番組データ編集手段と、
を備えるデジタル放送番組記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008103973A JP2009260429A (ja) | 2008-04-11 | 2008-04-11 | デジタル放送番組記録装置 |
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JP2008103973A JP2009260429A (ja) | 2008-04-11 | 2008-04-11 | デジタル放送番組記録装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5457550B2 (ja) * | 2010-04-26 | 2014-04-02 | 株式会社K−Will | 映像判定方法 |
CN104253928A (zh) * | 2013-06-26 | 2014-12-31 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 基于场景侦测的实时影像记录系统及方法 |
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2008
- 2008-04-11 JP JP2008103973A patent/JP2009260429A/ja active Pending
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CN104253928B (zh) * | 2013-06-26 | 2018-02-13 | 中山市云创知识产权服务有限公司 | 基于场景侦测的实时影像记录系统及方法 |
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