JP2009259412A - パルス生成回路、パルス駆動装置、調光装置及び照明装置 - Google Patents

パルス生成回路、パルス駆動装置、調光装置及び照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】負荷出力を連続的に増加させることができ、低デューティ比のパルス信号の分解能を向上することができるパルス生成回路、パルス駆動装置、調光装置及び照明装置を提供する。
【解決手段】光源1と、光源1に電力を供給する電源回路部2と、光源1及び電源回路部2間に設けられ、光源1への給電/遮断を行うFETと、FETに与えるパルス信号を生成する処理部41を有し、光源1の明るさを制御する制御部4とを備える照明装置10において、パルス信号の素パルスの最小幅を光源1に流れる電流が急激に増加する急増領域の時間以内になるように設定しているから、制御部4の処理部41の性能を上げることなく、低デューティ比のパルス信号の実質的な分解能を向上することができる。光源1に流れる電流の立ち上がり時間以内になるようにパルス信号の1周期を設定しているから、素パルスの幅の増分に応じて光源の発光強度を連続的に増大させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、パルス信号を生成するパルス生成回路、パルス信号に応じて駆動されるパルス駆動装置、調光装置及び照明装置に関する。
照明装置等の機器に用いられ、光源等の負荷に電力を供給する電源回路には、例えば、商用交流電源を入力とし、これを半導体の高速スイッチング作用を利用して高周波電力に変換し、整流及び平滑して直流電源を得るスイッチング電源が用いられている。また、この電源回路は、負荷に供給する電流を一定にすべく、定電流回路を有しているのが一般的であり、例えば、照明装置においては、定電流回路により一定値の電流を安定して光源に供給することにより、略同一の明るさにて光源が点灯されるように構成してある。
このような電源回路を用いて負荷に電力を供給した場合、負荷に流れる電流は、図9に示す如く、目標電流値I0 を超えて増加(オーバーシュート)したのち減少に転じ、目標電流値よりも減少(アンダーシュート)したのち目標電流値に収斂することになり、オーバーシュート、アンダーシュート等の非線形な波形部分を有する。なお、図9に示す負荷に流れる電流波形のオーバーシュート、アンダーシュート等の非線形な波形部分は電源回路の定電流回路の制御遅れにより生じ、負荷に電流が流れ始めてからオーバーシュートのピークに到達するまでの時間Ts (以下、立ち上がり時間という)は電源回路のスイッチング周波数等の電源回路の特性に依存し、電流の立ち上がり曲線の形状は負荷の特性に依存しており、この電源回路及び負荷を含む電気回路の電流特性は定電流回路を含む電源回路及び負荷に何を選定するかにより異なる。
一方、蛍光灯、発光ダイオード(以下、LEDという)等の光源を備える照明装置においては、一般に、人の操作等による入力信号に応じて、電源回路から光源に供給される電力をオン/オフ制御することにより、より詳しくは、パルス信号を生成して、該パルス信号に基づいて電源回路及び光源間に設けたスイッチング素子のオン/オフ動作を行うことにより、光源の発光強度を調節する調光制御を行うように構成してある。
蛍光灯を光源として用いる照明装置において、この調光制御は、例えば、高周波インバータの回路の複数のスイッチング素子の動作周波数を変化させて電源回路及び光源間のインピーダンスを変化させる方法、複数のスイッチング素子のオン時間の比率を変化させて負荷回路内の共振エネルギーを変化させる方法等により行われる。LEDを光源として用いる照明装置においては、スイッチング素子のオン時間の比率を変化させて光源に供給される平均電流値を制御することにより行われる。
このようにスイッチング素子のオン/オフ動作に応じて調光制御を行う場合、給電に応じて負荷に流れる電流は前述したような非線形な波形部分を有するが、蛍光灯のように低い応答速度の負荷の場合は、応答速度に応じてパルス信号の1周期が長く設定されるから、パルス信号を構成する個々のパルス(以下、素パルスという)に占める非線形な波形部分の割合が相対的に小さくなり、非線形な波形部分の影響は少なかった。
ところが、LEDのように高い応答速度の負荷の場合は、一般に、応答遅れが生じることを回避するために応答速度に応じてパルス信号の1周期を蛍光灯に比較して短く設定してある。一般に、パルス信号の周波数を選定する際には、光源のちらつきが生じる領域(例えば、200Hz以下の低周波数域)と、電源回路のトランスのうなり音が聞こえる可聴域(1〜2kHz近傍)とを避けた周波数域から選定しており、可聴域以上の高周波数域から選定した場合においても、前述した非線形な波形部分がパルス信号の1周期の範囲に含まれる可能性がある。この場合、LEDに供給される電流が増減するから、LEDの明るさが明暗に変動して人に違和感を与える虞があった。また、照度センサにより室内の明るさに応じて自動的に調光するように構成された照明装置においては、本来、パルス信号のパルス幅の広狭に応じて明暗になるはずであるが、オーバーシュート後の電流値の落ち込みにより一時的に暗くなる又は照度の増分が減るため、フィードバック制御が円滑に行われないという虞があった。
また、LEDの場合は、パルス信号の素パルスの幅が1周期に占める割合(以下、デューティ比という)とLEDの発光強度とが比例の関係にあることから、素パルスの幅を細かく設定することによりLEDの調光制御をきめ細かく行うことが可能であり、従来、LEDの調光制御をきめ細かく行うべく、パルス信号の分解能を上げる種々の提案がなされている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の制御方法は、複数の素パルスが発せられる期間を1制御周期とし、該1制御周期内に生成されるパルス幅の異なる素パルスの組合せを変えることにより、1制御周期の平均のオン時間を細かく設定して、パルス信号の見かけ上の分解能を向上する方法である。これにより、パルス信号を生成するマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)の容量を大きくすることなく、きめ細かい制御が可能となる。
特開平5−265505号公報
ところが、低デューティ比のパルス信号を生成する場合において、1制御周期を長くすることは応答遅れの観点から限界があり、パルス幅の異なる素パルスの組合せにより分解能を向上することは困難である。照明装置の場合、例えば夜間の安全灯の如く、低い照度にて照明を行うべく、低デューティ比のパルス信号を生成する必要があり、照度が高いときよりも照度が低いときの方が照度の変化に対する人の感受性が高いことから、人に違和感を与えないように低デューティ比のパルス信号の分解能を向上したいという要望がある。このような低デューティ比のパルス信号の分解能を向上するためには、特許文献1に記載の制御方法を用いても、より高ビットデータ幅のマイコンを用いる必要がある。
また、特許文献1に記載の制御方法においては、給電に応じてLEDに流れる電流の非線形な波形部分について特に考慮しておらず、前述した如く、不連続な照度変化により人に違和感を与えるという問題、照度センサを用いた自動調光時にフィードバック制御が円滑に行われないという問題が生じる虞がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、素パルスの幅の増分に応じて負荷の出力を連続的に増加させることができ、低デューティ比のパルス信号の実質的な分解能を向上することができるパルス生成回路、パルス駆動装置、調光装置及び照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係るパルス生成回路は、電源回路から負荷への給電を制御するスイッチング素子にオン/オフ動作のために与えるべきパルス信号を生成するパルス生成回路において、前記パルス信号のパルス幅を、前記負荷に給電される電流の立ち上がり時間以内とすることにより、前記パルス信号の分解能を向上させたことを特徴とする。
この発明にあっては、パルス信号の素パルスの幅であるパルス幅を、電源回路から負荷に給電されたときに負荷に電流が流れ始めてからオーバーシュートのピークに到達するまでの時間である立ち上がり時間以内にしており、負荷の電流波形は電流が連続的に増加する立ち上がり部分のみが繰り返される波形になり、低デューティ比のパルス信号において、該パルス信号に応じて負荷に流れる電流の波高値が大きく異なることになるから、素パルスの幅の変化に対する負荷の出力の変化が高デューティ比のパルス信号に比較して大きくなり、低デューティ比のパルス信号の実質的な分解能を向上することが可能となる。
本発明に係るパルス駆動装置は、負荷と、該負荷に電力を供給する電源回路と、前記負荷への給電/遮断を行うスイッチング素子にオン/オフ動作のために与えるべきパルス信号を生成するパルス生成回路とを備えるパルス駆動装置において、前記電源回路及び負荷を含む電気回路は、給電に応じて該負荷に流れる電流が急増する急増領域と電流が漸増する漸増領域とからなる立ち上がり時間にて前記負荷が駆動される電流特性を有しており、前記パルス生成回路は、前記パルス信号の素パルスの最小幅が前記急増領域の時間以内になるようにしてあることを特徴とする。
この発明にあっては、負荷に電力を供給する電源回路及び前記負荷を含む電気回路を、給電に応じて負荷に流れる電流が急増する急増領域と電流が漸増する漸増領域とからなる立ち上がり時間にて前記負荷が駆動される電流特性を有するように構成して、スイッチング素子にオン/オフ動作のために与えるパルス信号の素パルスの最小幅を、前記急増領域の時間以内になるように設定している。素パルスの最小幅が前記急増領域の時間以内であるから、この素パルスの最小幅を適切に設定することにより、低デューティ比のパルス信号において、該パルス信号に応じて負荷に流れる電流の波高値が大きく異なることになるから、素パルスの幅の変化に対する負荷の出力の変化が高デューティ比のパルス信号に比較して大きくなり、低デューティ比のパルス信号の実質的な分解能を向上することが可能となる。
また、本発明に係るパルス駆動装置は、前記パルス生成回路は、前記パルス信号の1周期が前記立ち上がり時間以内になるようにしてあることを特徴とする。
この発明にあっては、給電に応じて負荷に流れる電流が急増する急増領域と電流が漸増する漸増領域とからなる立ち上がり時間以内になるようにパルス信号の1周期を設定している。パルス信号の1周期の範囲において負荷に流れる電流は連続的に増加しているから、素パルスの幅の増分に応じて負荷の出力を連続的に増加させることができる。また、パルス信号の1周期を適切に選定することにより、パルス信号のデューティ比の上限を変更して、電流容量が異なるパルス駆動装置に共通の電源回路を用いることが可能となる。
本発明に係る調光装置は、光源と、該光源に電力を供給する電源回路と、前記光源及び電源回路間に設けられ、前記光源への給電/遮断を行うスイッチング素子と、該スイッチング素子にオン/オフ動作のために与えるパルス信号を生成するパルス生成回路とを備える調光装置において、前記電源回路及び光源を含む電気回路は、給電に応じて該光源に流れる電流が急増する急増領域と電流が漸増する漸増領域とからなる立ち上がり時間にて前記光源が駆動される電流特性を有しており、前記パルス生成回路は、前述の発明に記載のパルス生成回路であることを特徴とする。
この発明にあっては、光源に電力を供給する電源回路及び前記光源を含む電気回路を、給電に応じて光源に流れる電流が急増する急増領域と電流が漸増する漸増領域とからなる立ち上がり時間にて前記光源が駆動される電流特性を有するように構成して、スイッチング素子にオン/オフ動作のために与えるパルス信号の素パルスの最小幅を、前記急増領域の時間以内になるように設定している。素パルスの最小幅が前記急増領域の時間以内であるから、この素パルスの最小幅を適切に設定することにより、低デューティ比のパルス信号において、該パルス信号に応じて光源に流れる電流の波高値が大きく異なることになるから、素パルスの幅の変化に対する光源の発光強度の変化が高デューティ比のパルス信号に比較して大きくなり、低デューティ比のパルス信号の実質的な分解能を向上することが可能となり、低照度域における調光をきめ細かく行うことが可能となる。また、給電に応じて光源に流れる電流が急増する急増領域と電流が漸増する漸増領域とからなる立ち上がり時間以内になるようにパルス信号の1周期を設定しているから、素パルスの幅の増分に応じて光源の発光強度を連続的に増大させることができ、人に違和感を与えずにすむと共に、自動調光を行う際にフィードバック制御を円滑に行うことができる。また、パルス信号の1周期を適切に選定することにより、パルス信号のデューティ比の上限を変更して、電流容量が異なる調光装置に共通の電源回路を用いることが可能となる。
本発明に係る照明装置は、光源と、該光源に電力を供給する電源回路と、前記光源及び電源回路間に設けられ、前記光源への給電/遮断を行うスイッチング素子と、該スイッチング素子にオン/オフ動作のために与えるパルス信号を生成するパルス生成回路を有し、前記光源の明るさを制御する制御手段とを備える照明装置において、前記電源回路及び光源を含む電気回路は、給電に応じて該光源に流れる電流が急増する急増領域と電流が漸増する漸増領域とからなる立ち上がり時間にて前記光源が駆動される電流特性を有しており、前記パルス生成回路は、前述の発明に記載のパルス生成回路であることを特徴とする。
この発明にあっては、光源に電力を供給する電源回路及び前記光源を含む電気回路を、給電に応じて光源に流れる電流が急増する急増領域と電流が漸増する漸増領域とからなる立ち上がり時間にて前記光源が駆動される電流特性を有するように構成して、スイッチング素子にオン/オフ動作のために与えるパルス信号の素パルスの最小幅を、前記急増領域の時間以内になるように設定している。素パルスの最小幅が前記急増領域の時間以内であるから、この素パルスの最小幅を適切に設定することにより、低デューティ比のパルス信号において、該パルス信号に応じて光源に流れる電流の波高値が大きく異なることになるから、素パルスの幅の変化に対する光源の発光強度の変化が高デューティ比のパルス信号に比較して大きくなり、低デューティ比のパルス信号の実質的な分解能を向上することが可能となり、低照度域における調光をきめ細かく行うことが可能となる。また、給電に応じて光源に流れる電流が急増する急増領域と電流が漸増する漸増領域とからなる立ち上がり時間以内になるようにパルス信号の1周期を設定しているから、人の操作等による入力信号に応じて光源の明るさを制御すべく、素パルスの幅の増分に応じて光源の発光強度を連続的に増大させることができ、人に違和感を与えずにすむと共に、自動調光を行う際にフィードバック制御を円滑に行うことができる。また、パルス信号の1周期を適切に選定することにより、パルス信号のデューティ比の上限を変更して、電流容量が異なる照明装置に共通の電源回路を用いることが可能となる。
本発明によれば、素パルスの幅の増分に応じて負荷の出力を連続的に増加させることができると共に、低デューティ比のパルス信号の実質的な分解能を向上することができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて、照明装置を例に詳述する。図1は本発明に係る照明装置の概略構成を示すブロック図である。
本発明に係る照明装置10は、負荷である光源1と、光源1に電力を供給する電源回路部2と、光源1及び電源回路部2間に設けられ、光源1への給電/遮断を行う駆動回路部3と、駆動回路部3に与えるパルス信号を生成し、光源1の明るさを制御する制御部4と、人の操作を受け付ける操作部5と、室内の照度を検出する照度センサ6とを備えている。
図2は、電源回路部2の電気的構成を示すブロック図である。電源回路部2には、100Vの商用交流電源(AC)が端子台(図示せず)を介して接続してある。端子台には、電源回路部2を構成するヒューズ21の一端が接続してあり、これにより過電流が発生したとき、ヒューズ21が速やかに溶断するから、発煙、発火から電源回路部2の内部部品が保護される。ヒューズ21の他端には、整流回路22が接続してあり、整流回路22は、例えば、ブリッジダイオードであり、整流回路22により商用交流電源から供給された交流電流が全波整流される。整流回路22の他端には、ノイズフィルタ回路23の一端が接続してあり、ノイズフィルタ回路23により電源回路部2にて生じるノイズが低減され、他の電子機器への悪影響が低減される。
ノイズフィルタ回路23の他端には、スイッチ回路24の一端が接続してある。スイッチ回路24は、トランジスタ、電界効果型トランジスタ(以下、FETという)等のスイッチング素子であり、制御IC25により与えられる信号に応じたオン/オフ動作をなす。スイッチ回路24により、ノイズフィルタ回路23を介して整流回路22から供給された電流が高周波の交流電流に変換される。スイッチ回路24の他端には、1次2次絶縁型のトランス26の1次側が接続してあり、トランス26の1次側には、スイッチ回路24のオン/オフ動作に応じた交流電流が供給される。この1次側の交流電圧は、2つのコイル間の相互誘導を利用して交流電圧の昇降を行うトランス26により、1次側及び2次側の巻き線数比に応じた交流電圧に変換される。
トランス26の2次側には、制御電源供給回路27及び定電流供給回路28の一端が夫々接続してあり、制御電源供給回路27及び定電流供給回路28には、トランス26にて変圧された交流電圧が夫々印加される。制御電源供給回路27の他端には、制御部4が接続してあり、制御部4には、制御電源供給回路27により整流され、平滑化された5Vの電源電圧の電力が供給される。
定電流供給回路28は、33Vの電源電圧にて一定電流を負荷である光源1に供給するように構成してある。定電流供給回路28は、それ自体公知であるので詳細な説明は省略する。定電流供給回路28には、負荷電流電圧検出IC28aが接続してあり、負荷電流電圧検出IC28aは、例えば、光源1の帰還ラインに設けられた抵抗を電流が通過することにより発生する電圧を検出し、検出した電圧と基準電圧とを比較して、これら2つの電圧が等しくなるように信号を出力するようにしてある。
負荷電流電圧検出IC28aには、入力された信号に応じて発光するLEDと該LEDからの光を受光して信号を出力する受光素子とを備えてなるフォトカプラ28bのLEDが接続してあり、フォトカプラ28bのLEDには、負荷電流電圧検出IC28aにより出力された信号が入力される。フォトカプラ28bの受光素子は、制御IC25に接続してあり、該信号に応じてLEDが発光し、該LEDからの光に応じて受光素子が出力した信号は、制御IC25に与えられる。制御IC25は、フォトカプラ28bを介して負荷電流電圧検出IC28aにより与えられた信号を用いてパルス信号を生成して、生成したパルス信号をスイッチ回路24に与え、スイッチ回路24のスイッチング素子をパルス信号に応じてオン/オフ動作させることにより、電源回路部2から光源1に供給される電流を一定に保つフィードバック制御をなす。なお、制御IC25は、1次側過電流保護回路を内蔵している。
定電流供給回路28の他端には、過電圧保護回路29の一端が接続してある。過電圧保護回路29の他端には、駆動回路部3の一端が接続してあり、駆動回路部3の他端には、光源1が接続してある。過電圧保護回路29により過電圧が加わらないように光源1が保護される。駆動回路部3には、定電流供給回路28により一定の電流値になるように調整された33Vの電源電圧の電力(DC)が供給され、駆動回路部3は、光源1への給電/遮断を行うべく、制御部4により与えられたパルス信号に応じたオン/オフ動作をなす。
図3は、駆動回路部3の構成を示す回路図である。電源回路部2の他端には、FET31のソース電極が接続してある。FET31のドレイン電極には、複数のLEDを備えてなる光源1の一端が接続してあり、光源1の他端は接地用ラインに接続してある。FET31は、ソース電極とゲート電極との電圧差が所定値(例えば、5V)以上のときに、ソース電極及びドレイン電極間に電流が流れてオン状態となるタイプであり、このFET31のオン動作に応じて光源1に電流が供給されることになる。
電源回路部2の他端には、抵抗32の一端が接続してあり、抵抗32の他端には、抵抗33の一端が接続してある。抵抗33の他端はトランジスタ34のコレクタ電極に接続してあり、トランジスタ34のエミッタ電極は、接地用ラインに接続してある。このトランジスタ34のベース電極には、制御部4にて生成されたパルス信号がスピードアップ回路35を介して入力される。スピードアップ回路35は、トランジスタ34のベース電極に接続される抵抗35aと、該抵抗35aに並列接続されたコンデンサ35bと、トランジスタ34のベース電極及びエミッタ電極間に設けられた抵抗35cとを有してなる。この構成により、入力信号がオフ信号からオン信号へ変化したときに、ベース電流がコンデンサ35bを通るから、制御部4により与えられるパルス信号に応じてトランジスタ34は素早いオン動作を行うことができる。また、入力信号がオフ信号からオン信号へ変化したときに、トランジスタ34のベース電極及びエミッタ電極間に蓄えられている電荷がコンデンサ35bを介して放出されると共に、抵抗35cを通って前記電荷が抜けるから、制御部4により与えられるパルス信号に応じてトランジスタ34は素早いオフ動作を行うことができる。
また電源回路部2の他端には、オフ回路36が接続してある。オフ回路36は、トランジスタ36aとダイオード36bとを有してなる。電源回路部2の他端には、トランジスタ36aのコレクタ電極が接続してあり、トランジスタ36aのエミッタ電極には、ダイオード36bの一端が接続してある。トランジスタ36aのベース電極には、抵抗32の他端が接続してあり、トランジスタ36aは、ベース電極への通電/遮断に応じてオン/オフ動作をなす。オフ回路36は、制御部4により与えられるパルス信号のオフ信号に応じて、FET31のゲート電極に蓄えられている電荷を引き抜き、トランジスタ36aから放電する。この結果、FET31は素早いオフ動作を行うことができる。
一方、ダイオード36bの他端には、コンデンサ37の一端が接続してあり、コンデンサ37の他端には、抵抗38の一端が接続してある。抵抗38の他端は、抵抗33とトランジスタ34のコレクタ電極との接続点に接続してある。ダイオード36bとコンデンサ37との接続点は、抵抗32と抵抗33との接続点に接続してある。コンデンサ37によりバイアス量を変えており、これにより光源1に流れる電流の立ち上がり曲線の形状を後述するような形状にしている。
トランジスタ36aのエミッタ電極とダイオード36bとの接続点には、FET31のゲート電極が接続してあり、FET31のソース電極とゲート電極との間には、ツェナーダイオード39が設けてある。ツェナーダイオード39によりFET31が保護される。
図4は、駆動回路部3のスピードアップ回路35に信号が与えられたとき、駆動回路部3に印加される電圧波形及び光源1に流れる電流波形の概略形状を示す図である。図4(a)に示すような矩形状の信号がスピードアップ回路35に与えられたとき、トランジスタ34のベース電極に供給される電圧波形は、図4(b)に示すように、微分回路が入っているため立ちあがったのち減少する波形となる。トランジスタ34のコレクタ電極と抵抗33との接続点の電流波形は、図4(c)に示すように、ベース電極への入力波形(図4(b))が反転した波形となる。抵抗32と抵抗33との接続点に流れる電流波形は、図4(d)に示すような波形となる。FET31のゲート電極の電流波形は、図4(e)に示すような矩形状の波形となる。一方、電源回路部2から供給される電流は一定値の直流電流(図4(f))であり、光源1に流れる電流波形は、図4(g)に示すように、電流が急増する急増領域と電流が漸増する漸増領域とを有する波形となる。なお、図4は、波形形状の概略を示すものであり、電圧値及び電流値の大きさは実際とは異なる。
このような特性を有する駆動回路部3に制御部4が生成したパルス信号が与えられる。制御部4は、例えば8ビットマイコン等の処理部41と、ROM等の記憶部42とを備えてなる。処理部41には、操作部5からの信号を受信する受信部(図示せず)が接続してあり、受信部は、操作部5からの信号を受信し、受信した信号を制御部4の処理部41に与える。
操作部5は、例えば、光源を点灯/消灯する操作を受け付ける電源スイッチと、光源の明るさを連続的に変化させる操作を受け付けるロータリスイッチ等から構成される調光ボリュームと、自動調光及び手動調光間を切り替える操作を受け付ける切替スイッチと、これらスイッチの操作に応じた赤外線信号の送信を行う送信部とを備えてなる赤外線リモコンである。
照度センサ6は、例えば、フォトトランジスタ、フォトダイオード等を備えるそれ自体公知の照度センサであり、室内の照度を検出すべく、照明装置の内部又は外部に設けてあり、検出された照度に応じた信号を制御部4の処理部41に出力する。
処理部41は、記憶部42に記憶されている調光用の制御プログラムを読込み、操作部5又は照度センサ6からの信号に応じて光源1の明るさを変化させるべく、前記信号に対応するデューティ比を求め、求めたデューティ比のパルス信号を生成する制御プログラムを実行し、前記デューティ比のパルス信号を生成する。このパルス信号は、後述するように、光源1に流れる電流波形に応じて決定される。制御部4の処理部41には、前述の如く、駆動回路部3のスピードアップ回路35の一端が接続してあり、処理部41は、生成したパルス信号を駆動回路部3に与える。
以上のように構成された照明装置10においては、電源の投入に応じて、100Vの商用交流電源から電源回路部2に交流電流が供給され、電源回路部2にて33Vの直流電圧に変換された一定値の直流電流が駆動回路部3を介して光源1に供給され、制御部4にて生成されたパルス信号に応じた駆動回路部3のオン/オフ動作に応じた明るさにて光源1が点灯することになる。このとき、制御部4にて生成されるパルス信号は、負荷である光源1を流れる電流波形に応じて設定してある。
図5は、本実施の形態に係る照明装置の光源1の立ち上がり特性を示す概念図である。図6は、光源1の立ち上がり特性の部分拡大図であり、主として急増領域部分を拡大して示している。図5及び図6の横軸は時間を、縦軸は光源1を流れる電流を夫々示している。光源1を流れる電流は、オーバーシュートしたのち減少に転じ、アンダーシュートしたのち目標電流値I0 に収斂する。光源1に電流が流れ始めてからオーバーシュートのピークに到達するまでの立ち上がり時間Ts は、給電に応じて光源1に流れる電流が急激に増加する急増領域(図において傾きが大の領域)の時間T1 と電流が緩やかに増加する漸増領域(図において傾きが小の領域)の時間T2 とからなる。
このような光源1に対して、前述した制御部4にて生成されるパルス信号は、パルス信号の素パルスの最小幅Tm を急増領域の時間T1 以内に、パルス信号の1周期Tを光源1の電流の立ち上がり時間Ts 以内になるように設定してある。また、パルス信号のデューティ比は100%未満になるように設定してある。これにより、パルス信号の入力に応じて光源1に流れる電流波形は、連続的に増加する立ち上がり部分のみが繰り返される波形になる。なお、パルス信号の1周期Tは、光源1の電流の立ち上がり時間Ts 以内であればよく、光源1に用いるLEDの個数に応じて決まる必要電流に基づいて決定してある。
以下、制御部4の処理部41として8ビットマイコンを用いた場合について説明する。8ビットマイコンの場合、パルス信号の素パルスの幅は256段階に変更可能であり、例えば、パルス信号の1周期Tを図5に示す立ち上がり時間Ts と等しく設定した場合、この立ち上がり時間Ts の時間幅を255に分割した幅が素パルスの最小幅Tm となる。
本実施の形態において、パルス信号の1周期Tは光源1の電流の立ち上がり時間Ts 以内の適宜の時間に設定して、パルス信号の素パルスの最小幅Tm が、図6に示す如く、急増領域の時間T1 よりも小さくなるようにしてある。なお、図6中の破線の間隔は素パルスの最小幅Tm と同一であり、素パルスの幅はこの間隔にて決定され、光源1の電流波形もこれら破線の何れかにより切り出された形状が現れることになる。素パルスの幅は、急増領域の時間T1 の範囲内において、最小幅Tm から最小幅Tm の8倍までの8段階に変更することが可能である。急増領域の時間T1 の範囲内において、素パルスの幅が2倍に増加したときに、光源1の電流波形と破線にて囲まれる面積、換言すると光源1に流れる電流量の増加は、2倍よりも大となる。漸増領域の時間T2 の範囲内において、素パルスの幅の増加に応じて光源1の電流波形と破線にて囲まれる面積は略比例して増加する。最小幅Tm の素パルスに対応する光源1の電流の波高値(図6において一番左の破線にて切り出される電流波形の波高値)は、漸増領域の時間T2 の範囲内の光源1の電流の波高値の略半分であり、最小幅Tm の素パルスに対応する光源1の電流波形と破線にて囲まれる面積は、漸増領域の時間T2 の範囲内において時間幅Tm にて切り出された光源1の電流波形と破線にて囲まれる面積の略1/4となる。この結果、急増領域の時間T1 に対応する低デューティ比のパルス信号の分解能を部分的に4倍近く向上することができる。
図7及び図8は、本実施の形態に係る照明装置のPWM制御特性を示す図である。図7は、パルス信号の素パルスを最小幅Tm にした場合であり、8ビットマイコンを用いた場合、デューティ比は約0.4%であり、例えば、最小幅Tm を124nSにしたとき、パルス信号の1周期Tは約32μSである。図に示す如く、入力された矩形状のパルス信号に応じて、パルス信号の1周期T毎に1つの鋸歯形状の電流波形が現れる。前述した如く、漸増領域において同一時間幅Tm にて切り出される電流波形に比較して、本電流波形において光源1を流れる電流量は略1/4であるから、実質的なデューティ比は約0.1%となる。図8は、パルス信号のデューティ比を5%にした場合であり、素パルスの幅は1.59μSに設定してある。入力された矩形状のパルス信号に応じて、パルス信号の1周期T毎に1つの半波形状の電流波形が現れる。前述した如く、漸増領域において同一時間幅Tm にて切り出される電流波形に比較して、本電流波形において光源1を流れる電流量は少なくなるから、実質的なデューティ比は5%よりも小さい値となる。以上のように、急増領域の時間T1 に対応する低デューティ比のパルス信号の実質的な分解能を向上することができる。
以上のように構成された本発明に係る照明装置においては、駆動回路部3のFET31にオン/オフ動作のために与えるパルス信号の素パルスの最小幅を、給電に応じて光源1に流れる電流が急激に増加する急増領域の時間T1 以内になるように設定している。急増領域の時間T1 に対応する低デューティ比のパルス信号において、該パルス信号に応じて光源1に流れる電流の波高値が大きく異なることになるから、素パルスの幅の変化に対する光源1の発光強度の変化が高デューティ比のパルス信号に比較して大きくなり、制御部4の処理部41の性能を上げることなく、急増領域の時間T1 に対応する低デューティ比のパルス信号の実質的な分解能を向上することができる。この結果、低照度域における調光をきめ細かく行うことが可能となる。
また、給電に応じて光源1に流れる電流が急増する急増領域と電流が漸増する漸増領域とからなる立ち上がり時間Ts 以内になるようにパルス信号の1周期Tを設定しているから、人の操作等による入力信号に応じて光源1の明るさを制御すべく、素パルスの幅の増分に応じて光源の発光強度を連続的に増大させることができ、人に違和感を与えずにすむと共に、自動調光を行う際にフィードバック制御を円滑に行うことができる。
また、本照明装置においては、パルス信号の周波数が約32kHzであるという高速PWM制御を行っているから、光源1のチラツキ及び電源回路部2のトランス26のうなり音を生じることがなく、人に不快感を与えずにすむ。
さらに、本照明装置においては、光源1に電流が流れ始めてからオーバーシュートのピークに到達するまでの立ち上がり時間Ts までの電流波形を用いているから、平均電流値は、図5に示す安定点である目標電流値I0 よりも大となる。このことを利用して、パルス信号のデューティ比の上限を変更することにより、電流容量が異なる照明装置に共通の電源回路部2を用いることが考えられる。
例えば、目標電流値I0 が2Aである電源回路部を用意した場合、立ち上がり時間Ts までの電流波形を用いることにより、光源1に供給される平均電流値は約2.3Aとなる。このとき、100%近傍のデューティ比のパルス信号にて駆動回路部3のFET31を動作させた場合、光源1に供給される平均電流値は約2.3Aとなり、90%近傍のデューティ比のパルス信号にて駆動回路部3のFET31を動作させた場合、光源1に供給される平均電流値は約2Aとなり、80%近傍のデューティ比のパルス信号にて駆動回路部3のFET31を動作させた場合、光源1に供給される平均電流値は約1.8Aとなる。このようにデューティ比の上限を変更することにより、ある程度の範囲に亘って電流容量が異なる照明装置に共通の電源回路部を用いることができる。但し、パルス信号の素パルスの幅を変化させることが可能な段数が減少するから、デューティ比の上限を低くし過ぎることは好ましくない。
なお、本実施の形態においては、パルス信号の素パルスの最小幅Tm を、負荷である光源1の電流波形の急増領域T1 の時間以内になるように設定しているが、これに限定されず、パルス信号の素パルスの幅が立ち上がり時間Ts 以内になるように設定してあればよく、これにより分解能を向上させることができる。つまり、パルス信号の素パルスの幅がT1 以内であれば、立ち上がりが急峻な鋸歯形状の電流波形を利用できるので分解能が高い制御ができるが、立ち上がり時間Ts 以内にあれば鋸歯形状の電流波形を利用できるので、分解能を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、パルス信号の1周期Tを立ち上がり時間Ts 以内にしているが、これに限定されず、例えば、90%以上の高デューティ比のパルス信号の素パルスの幅の一部が立ち上がり時間Ts を超えてもよい。人に不快感を与える虞があるのは、人の感受性が高い低照度、即ち低デューティ比のパルス信号に応じて光源1を駆動した場合であるからである。
また、本実施の形態においては、処理部41として8ビットマイコンを用いているが、これに限定されず、異なるビットのマイコンを用いてもよいことは言うまでもない。この場合、ビット数に応じてパルス信号の素パルスの幅を変化させることができる段数が異なることになる。
また、本実施の形態においては、照度センサを用いて自動調光可能なように構成してある照明装置を例にして説明したが、人の操作のみにより調光されるように構成された照明装置にも同様に適用できることは言うまでもない。
また、本実施の形態に係る照明装置においては、LEDを用いているが、これに限定されず、半導体を用いた光源であればよい。例えば、EL(Electro Luminescence)を照明装置の光源として用いることができる。
また、本実施の形態においては、照明装置を例に詳述したが、本発明は、照明装置に限定されず、高応答速度の負荷を対象とする機器に適用することが可能であり、例えば、複写機等のトナーを温めるPTCヒータにも好適に用いることができる。
さらに、本発明は、その他、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内において種々変更した形態にて実施することが可能であることは言うまでもない。
本発明に係る照明装置の概略構成を示すブロック図である。 電源回路部の電気的構成を示すブロック図である。 駆動回路部の構成を示す回路図である。 駆動回路部に印加される電圧波形及び光源に流れる電流波形の概略形状を示す図である。 光源の立ち上がり特性を示す図である。 光源の立ち上がり特性の部分拡大図である。 本実施の形態に係る照明装置のPWM制御特性を示す図である。 本実施の形態に係る照明装置のPWM制御特性を示す図である。 負荷の立ち上がり特性を示す図である。
符号の説明
1 光源(負荷)
2 電源回路部(電源回路)
3 駆動回路部
31 FET(スイッチング素子)
4 制御部(制御手段)
41 処理部(パルス生成回路)
10 照明装置

Claims (5)

  1. 電源回路から負荷への給電を制御するスイッチング素子にオン/オフ動作のために与えるべきパルス信号を生成するパルス生成回路において、
    前記パルス信号のパルス幅を、前記負荷に給電される電流の立ち上がり時間以内とすることにより、前記パルス信号の分解能を向上させたことを特徴とするパルス生成回路。
  2. 負荷と、該負荷に電力を供給する電源回路と、前記負荷への給電/遮断を行うスイッチング素子にオン/オフ動作のために与えるべきパルス信号を生成するパルス生成回路とを備えるパルス駆動装置において、前記電源回路及び負荷を含む電気回路は、給電に応じて該負荷に流れる電流が急増する急増領域と電流が漸増する漸増領域とからなる立ち上がり時間にて前記負荷が駆動される電流特性を有しており、前記パルス生成回路は、前記パルス信号の素パルスの最小幅が前記急増領域の時間以内になるようにしてあることを特徴とするパルス駆動装置。
  3. 前記パルス生成回路は、前記パルス信号の1周期が前記立ち上がり時間以内になるようにしてあることを特徴とする請求項2に記載のパルス駆動装置。
  4. 光源と、該光源に電力を供給する電源回路と、前記光源及び電源回路間に設けられ、前記光源への給電/遮断を行うスイッチング素子と、該スイッチング素子にオン/オフ動作のために与えるパルス信号を生成するパルス生成回路とを備える調光装置において、前記電源回路及び光源を含む電気回路は、給電に応じて該光源に流れる電流が急増する急増領域と電流が漸増する漸増領域とからなる立ち上がり時間にて前記光源が駆動される電流特性を有しており、前記パルス生成回路は、請求項1から3の何れか一つに記載のパルス生成回路であることを特徴とする調光装置。
  5. 光源と、該光源に電力を供給する電源回路と、前記光源及び電源回路間に設けられ、前記光源への給電/遮断を行うスイッチング素子と、該スイッチング素子にオン/オフ動作のために与えるパルス信号を生成するパルス生成回路を有し、前記光源の明るさを制御する制御手段とを備える照明装置において、前記電源回路及び光源を含む電気回路は、給電に応じて該光源に流れる電流が急増する急増領域と電流が漸増する漸増領域とからなる立ち上がり時間にて前記光源が駆動される電流特性を有しており、前記パルス生成回路は、請求項1から3の何れか1つに記載のパルス生成回路であることを特徴とする照明装置。
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