JP2011114901A - 電源装置、および、これを用いる調光装置 - Google Patents

電源装置、および、これを用いる調光装置 Download PDF

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啓文 小西
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Abstract

【課題】電源全体の効率を向上させ、かつ、発光負荷がちらつかず安定した調光を行うと共に、かつ、任意の調光を制御可能とすること。
【解決手段】所定電圧をスイッチング制御して別電圧に変換するスイッチング制御回路部9と、上記スイッチング制御IC9により制御された上記別電圧を直流化ないしは脈流化して出力する直流化回路11と、を含み、直流化回路11と発光負荷12との間に介装した調光素子31を含む調光制御回路30を具備し、上記調光制御回路は、調光素子31の調光タイミングをPWM制御することにより、直流化回路11の出力電圧を調光素子31を介して発光負荷12に印加して発光負荷12の調光を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、出力電圧のPWM制御により発光負荷を調光することが可能な電源装置およびこの電源装置を含み発光負荷の発光を上記出力電圧のPWM制御により調光するようにした調光装置に関するものである。
図7を参照して従来の電源装置を説明する。この電源装置はスイッチング電源装置に適用する。図7において、交流電源1の交流電圧はヒューズ2からノイズフィルタ3を介して一次側直流化回路4内の全波整流回路5で全波整流されると共にPFC(力率改善)回路6を介して平滑コンデンサ7で直流化されたうえでコンバータトランス8の一次側8aに印加される。
一次側直流化回路4からの直流化電圧は、スイッチング制御IC9によりスイッチング素子回路10内のスイッチング素子Q1,Q2をスイッチング制御して、コンバータトランス8の二次側8bから交流電圧に変換されて出力される。
コンバータトランス8の二次側8bから出力された交流電圧は、二次側直流化回路11で直流化され、その直流化出力電圧V0は、直列接続された複数のLEDからなる発光負荷12に印加される。これにより発光負荷12は点灯する。
直流化出力電圧V0は電圧検出回路13で検出され、フィードバック回路14内の第1比較回路15で基準電圧と比較されフォトカプラ16を介してスイッチング制御IC9に入力される。スイッチング制御IC9は上記フォトカプラ16の第1比較回路15の比較出力から直流化出力電圧V0を安定化制御する。フォトカプラ16は図示を略するが発光ダイオードと受光トランジスタとを含み、発光ダイオード発光電流は第1比較回路15出力で制御される。
フィードバック回路14は、さらに、第2比較回路17およびPWM−DC変換部18を含み、PWM(パルス幅変調)パルスはPWM−DC変換部18で直流電圧に変換されたうえで、第2比較回路17で基準電圧と比較され、PWMパルスのデューティに応じて第1比較回路15からフォトカプラ16内発光ダイオードへの出力電流を吸い込む。これにより、スイッチング制御IC9におけるスイッチング制御においては、図8で示す調光特性のように、発光負荷12への印加電圧をPWM制御して発光負荷12を調光制御することができるようになる。
図8において横軸はPWMパルスのデューティ(%)、縦軸は発光負荷12への印加電圧(二次側直流化回路11の出力電圧V0)を示す。図8を詳しく説明すると、PWMパルスのデューティが0%では出力電圧V0は18Vであり、デューティが100%では出力電圧V0は28Vである。このようにデューティ0%から100%までの範囲で出力電圧V0は18−28Vまでの範囲で変化して発光負荷12を調光することとなる。
コンバータトランス8のもう1つの一次側8cには別の直流化回路19があり、この直流化回路19の出力電圧V1は電圧安定化回路20で安定化されたうえでPFC回路6やスイッチング制御IC9の動作電源として使用される一方、さらに、コンバータトランス8のもう1つの二次側8dには別の直流化回路21があり、この直流化回路21の出力電圧V2は電圧安定化回路22を介して図示略の回路や装置等へその動作電源として供給されるようになっている。
なお、PWM制御、コンバータトランス等を備えたスイッチング電源装置は例えば下記特許文献1に開示されたものがあり、また、発光負荷を駆動するスイッチング電源装置には下記特許文献2に開示されたものがあり、参考例として挙げる。
特開2005−176535号公報 特開2009−200053号公報
以上説明した電源装置においてはその調光制御において以下で説明するごとき課題がある。
すなわち、従来の電源装置においては、発光負荷12に印加する出力電圧V0が変化すると、それに応じて直流化回路19の出力電圧V1、および直流化回路21の出力電圧V2も変化する構成となっている。
一方、発光負荷12への印加電圧V0は調光に応じて図8の調光特性ではPWMパルスのデューティ0%から100%までの範囲で18−28Vまでの範囲で変化する一方、出力電圧V1、V2もそれに対応比例した変化をする。
そして、電圧安定化回路20,22では当該回路入力側に入力されて上記範囲で変化する出力電圧V1,V2を当該回路出力側では例えば5V程度に変換して安定化させる必要があり、その電圧降下分、損失が大きくなり、電源全体の効率が低下した調光制御になるという課題がある。
また、PWMパルスのデューティ0%では発光負荷12を点灯させる出力電圧V0が18Vであるが、発光負荷12が直列接続した複数のLEDで構成されていたり、同様の発光負荷12を複数並列接続している場合では、このような微小出力の出力電圧V0とした場合、LEDのばらつきにより点灯状態が安定しないLEDも存在し、全体的に点灯ちらつきが発生しやすく、調光制御が不安定化するという課題がある。
さらに、出力電圧V0による制御では、発光負荷12を点灯と消灯との間で任意に調光制御することが困難であるという課題がある。
したがって、本発明においては、電源全体の効率を向上させ、かつ、発光負荷がちらつかず安定した調光を行うと共に、かつ、任意の調光を容易に制御可能とすることを解決すべき課題としている。
本発明による電源装置は、所定電圧をスイッチング制御して別電圧に変換するスイッチング制御部と、上記スイッチング制御部により制御された上記別電圧を直流化して出力する直流化回路と、を含み、上記直流化回路の出力電圧に基づいて発光負荷の発光を調光するようにした電源装置であって、上記直流化回路と上記発光負荷との間に介装されかつPWM制御によりON/OFFする調光素子を含む調光制御回路を具備する、ことを特徴とするものである。
なお、直流化回路には例えばダイオードと平滑コンデンサ等の組合せがあるが、これに限定されない。発光負荷は例えばLEDがあるが、LEDに限定されず何でもよい。また、調光素子としては例えばトランジスタがあるが、トランジスタに特に限定されない。
本発明では、発光負荷用の直流化回路と発光負荷との間に調光素子を介装して発光負荷を発光負荷用直流化回路から切り離した構成としたことで、発光負荷に対する発光調光のために当該直流化回路の出力電圧をスイッチング制御部でPWM制御しても、そのスイッチング制御部で制御されて直流化電圧を生成する他の直流化回路における直流化電圧に影響するようなことをなくすことができるようになる。よって、本発明では、電源全体の効率が向上する。そして、本発明では、上記調光素子の調光タイミングをPWM制御することにより、上記直流化回路の出力電圧を上記調光素子を介して上記発光負荷に印加して上記発光負荷の調光を制御するようにしたから、発光負荷がちらつかず安定した調光を行うことが可能になると共に、任意の調光制御が可能となる。
本発明において、好ましい態様は、上記調光制御回路は、上記PWM制御のためのPWMパルスのデューティが所定値になると、上記発光負荷の発光を消灯させる消灯制御回路部を含むことである。
この態様では、PWMパルスのデューティが所定値になると、消灯制御回路部により発光負荷の発光を消灯させることができ、発光負荷のちらつきを効果的に防止することができるようになる。
本発明において、別の好ましい態様は、上記調光制御回路は、PWMパルスのデューティを設定されたデューティに変更し、その変更したPWMパルスを出力するPWMパルス出力回路部を含むことである。
この態様では、例えば20−80%のデューティのPWMパルスを例えば10−90%のデューティのPWMパルスに変更するなど、PWMパルスのデューティを任意デューティに設定して、発光負荷のちらつきを防止できるデューティに設定することができる。
本発明において、別の好ましい態様は、一次側に交流電源が直流化ないしは脈流化された電圧が印加されるコンバータトランスを含み、上記スイッチング制御部においては上記直流化電圧を上記所定電圧としてコンバータトランス二次側において上記別電圧に変換制御することである。
この態様ではコンバータトランスの一次側、二次側に別の直流化回路が接続され、この直流化回路に電圧安定化回路を接続した構成とした場合に、上記直流化回路の出力電圧とは無関係にこれら電圧安定化回路への入力電圧を低く設定することができ、これにより電源効率を向上させることができる。
本発明による調光装置は、上記に記載した電源装置と、上記電源装置により発光が調光される発光負荷と、を具備した、ことを特徴とするものである。
本発明によれば、電源全体の効率を向上させ、かつ、発光負荷がちらつかず安定した調光を行うと共に、かつ、任意の調光を制御可能とすることができる。
図1は、本発明の実施の形態にかかるスイッチング電源装置を示す図である。 図2は、本発明の別の実施の形態にかかるスイッチング電源装置を示す図である。 図3は、本発明のさらに別の実施の形態にかかるスイッチング電源装置を示す図である。 図4は、図3の実施の形態において直流変換されたPWMパルスのデューティを別のデューティにスケール変換する場合の説明に供する図である。 図5は、図4のPWMパルスのデューティを別のデューティにスケール変換する場合の説明に供する図である。 図6は図3の実施の形態のスイッチング電源装置における調光制御の説明に供する図である。 図7は従来例にかかるスイッチング電源装置を示す図である。 図8は図7のスイッチング電源装置による調光制御の説明に供する図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態に係るスイッチング電源装置を説明する。
図1を参照して、実施の形態のスイッチング電源装置を説明する。図1において、図7に示すスイッチング電源装置と対応する部分には同一の符号を付している。図7の説明と重複するが、図1を参照して、交流電源1はヒューズ2からノイズフィルタ3を介して一次側直流化回路4内では全波整流回路5で全波整流されると共にPFC(力率改善)回路6を介して平滑コンデンサ7で直流化されたうえでコンバータトランス8の一次側8aに印加される。一次側直流化回路4からの直流化ないしは脈流化された電圧は、スイッチング制御IC9によりスイッチング素子回路10内のスイッチング素子Q1,Q2でスイッチング制御されて、コンバータトランス8の二次側8bから交流電圧に変換されて出力される。コンバータトランス8の二次側8bから出力された交流電圧は二次側直流化回路11で出力電圧V0に直流化される。
二次側直流化回路11の出力電圧V0は電圧検出回路13で検出され、フィードバック回路14内の第1比較回路15で基準電圧と比較されフォトカプラ16を介してスイッチング制御IC9に入力される。スイッチング制御IC9は上記フォトカプラ16出力から直流化出力電圧V0を安定化制御する。フォトカプラ16は図示を略するが発光ダイオードと受光トランジスタとを含み、発光ダイオードへの発光電流を第1比較回路15出力で制御する。
ここで、実施の形態では、フィードバック回路14に、図7で示す第2比較回路17およびPWM−DC変換部18を含まない構成となっている。
コンバータトランス8のもう1つの一次側8cには別の直流化回路19があり、この直流化回路19の出力電圧V1は電圧安定化回路20で安定化されたうえでPFC回路6やスイッチング制御IC9の動作電源として使用される一方、さらに、コンバータトランス8のもう1つの二次側8dには別の直流化回路21があり、この直流化回路21の出力電圧V2は電圧安定化回路22を介して図示略の装置等へ動作電源として供給されるようになっている。
以上説明したスイッチング電源装置において実施の形態では、調光制御回路30を具備すると共に、この調光制御回路30においては、直流化回路11と発光負荷12との間に介装した調光トランジスタ31を調光素子として含む。
また、調光制御回路30は、PWMパルスによりON/OFFして調光トランジスタ31をON/OFF駆動する駆動トランジスタ32を含む。PWMパルスは調光制御回路30の入力端子33に印加されて調光制御回路30内に入力される。PWMパルスのデューティ調整により、直流化回路11の出力電圧V0を、そのデューティに対応した出力電圧V0´に変換し、その変換した出力電圧V0´を発光負荷12に印加することにより、当該発光負荷12の発光を調光することができる。
以上説明した実施の形態の調光制御回路30においては、直流化回路11と発光負荷12との間に調光素子である調光トランジスタ31を介装し、発光負荷12への出力電圧V0´を直流化回路11の出力電圧V0から切り離したことで、発光負荷12に対する発光調光のため出力電圧V0´を制御しても、他の直流化回路19,21の出力電圧V1,V2に影響を及ぼすことがなくなる。よって、他の直流化回路19,21の出力電圧V1,V2は、電圧安定化回路20,22で安定化させるために必要とする入力電圧として低く設定することができるようになり、これにより電源全体の効率を向上させることができるようになる。
そして、本発明では、上記調光素子である調光トランジスタ31の調光タイミングをPWM制御することにより、直流化回路11の出力電圧V0を調光トランジスタ31を介して出力電圧V0´に変換して発光負荷12に印加してその調光を制御することができるようになったから、発光負荷12の発光の調光を、発光ちらつきを起こさせずに、安定して行うことが可能になる。
図2を参照して本発明の別の実施の形態にかかるスイッチング電源装置を説明する。図2において、図1と対応する部分には同一の符号を付すと共にその同一の符号にかかる部分の詳しい説明は省略することとする。
図2において、この実施の形態の調光制御回路30Aは、PWM−DC変換回路部34と、消灯制御回路部35と、スイッチ回路部36とを具備する。
PWM−DC変換回路部34は、入力端子33を介して入力したPWMパルスをそのデューティに対応した直流電圧に変換するようになっている。PWM−DC変換回路部34は、上記デューティに対応して変換した直流電圧を消灯制御回路部35に出力する。
消灯制御回路部35においては、PWM−DC変換回路部34から入力する直流電圧がPWMパルスの所定のデューティに対応する電圧になるまでは、スイッチ回路部36をON側に駆動してPWMパルスが駆動トランジスタ32に入力可能として調光トランジスタ31をPWMパルスによりON/OFF制御して発光負荷12をPWM制御により発光駆動して調光する一方、PWM−DC変換回路部34から入力する直流電圧が上記所定のデューティに対応しない電圧になると、スイッチ回路部36をOFF側に駆動してPWMパルスが駆動トランジスタ32に入力されないように遮断し、これにより、調光トランジスタ31を非導通にして発光負荷12の発光を消灯させる。
以上説明したように本実施の形態では、PWMパルスのデューティを制御して発光負荷12を発光停止させることで発光負荷12のちらつきを防止することができるようになる。
図3を参照して本発明のさらに別の実施の形態にかかるスイッチング電源装置を説明する。図3において、図1および図2と対応する部分には同一の符号を付すと共にその同一の符号にかかる部分の詳しい説明は省略することとする。図3において、この実施の形態の調光制御回路30Bは、PWM−DC変換回路部34と、消灯制御回路部35と、スイッチ回路部36と、に加えてさらに、三角波電圧発生回路部37と、PWMパルス発生回路部38と、を具備する。
PWM−DC変換回路部34は、PWMパルスをそのデューティに対応した直流電圧(PWM−DC電圧という)に変換する。そして、PWM−DC変換回路部34は、その変換したPWM−DC電圧を消灯制御回路部35と、PWMパルス出力回路部38と、に出力する。
消灯制御回路部35においては、入力するPWM−DC電圧の値が、PWMパルスのデューティが所定値に対応する値の場合には、発光負荷12を消灯させる側の信号をスイッチ回路部36に出力する。これによりスイッチ回路部36はOFFする結果、PWMパルス出力回路部38からPWMパルスが駆動トランジスタ32に与えられず、これにより調光トランジスタ31をOFFし、発光負荷12に印加する電圧を遮断する。これにより発光負荷12は消灯する。
PWMパルス出力回路部38においては、三角波電圧発生回路部37から入力する三角波電圧TPと、PWM−DC変換回路部34から入力するPWM−DC電圧とから、当該PWM−DC電圧の値に対応したPWMパルスを生成して出力する。
これを図4、図5を参照して説明する。これら図4、図5においては、PWM−DC変換回路部34からPWMパルス出力回路部38には、デューティが異なる2つのPWM−DC電圧が入力される例が示されている。1つの例はデューティ20%のPWMパルスを、デューティ10%のPWMパルスにスケール変換する場合である。もう1つの例は、デューティ80%のPWMパルスを、デューティ90%のPWMパルスにスケール変換する場合である。
まず、図4を参照して、PWMパルス発生回路部38は、例えば、調光制御回路30Bの入力端子33にデューティ20%のPWMパルスが入力されていて、このPWMパルスを例えばデューティ20%からデューティ10%のPWMパルスにスケール変換する例を説明する。まず、PWMパルス出力回路部38にはデューティ20%を10%にするという第1制御信号が入力される。まず、この第1制御信号が入力されない場合、図4(a)で示すように三角波電圧発生回路部37からの三角波電圧TPと、PWM−DC変換回路部34からのPWM−DC電圧1とが比較され、図4(b)で示すように、デューティ20%のPWMパルスが生成される。このPWM−DC電圧1の直流電圧成分DCは、図4(a)で示すように、三角波電圧TPの立ち上がりを0(V)にしたDC1である。
次に、PWMパルス出力回路部38に上記第1制御信号が入力される。この入力に応答してPWMパルス出力回路部38は、デューティ20%のPWM−DC電圧1の直流電圧成分DC1に上記両デューティの差分であるΔDC1分を+して直流電圧成分DC1´とし、この直流電圧成分DC1´と三角波電圧TPとを図4(c)で示すように比較することで、図4(d)で示すようにデューティ10%のPWMパルスを生成して出力する。
以上からPWMパルス出力回路部38からはデューティを20%から10%にスケール変換されたPWMパルスが出力される。
同様に、図5を参照して、PWMパルス出力回路部38は、デューティを80%に制御する第2制御信号に応答して、PWM−DC変換回路部34から入力されるPWM−DC電圧2の直流電圧成分DC2と三角波電圧TPとを図5(a)で示すように比較することで、図5(b)で示すようにそのデューティ80%に対応したPWMパルス2を生成する。
次に、PWMパルス出力回路部38にデューティを90%とする第2制御信号が入力される。この入力に応答してPWMパルス出力回路部38は、デューティ80%のPWM−DC電圧2の直流電圧成分DC2に上記両デューティの差分10%に相当するΔDC2分をマイナスして直流電圧成分DC2´とし、この直流電圧成分DC2´と三角波電圧TPとを図5(c)で示すように比較することで、図5(d)で示すようにデューティ90%のPWMパルスを生成して出力する。
以上からPWMパルス出力回路部38において、PWMパルスのデューティを任意の値にスケール変換することができる。
そして、PWMパルス出力回路部38からスイッチ回路部36に任意デューティのPWMパルスが入力される。スイッチ回路部35は、消灯制御回路部35から消灯制御信号が入力されない限り、PWMパルス出力回路部38をトランジスタ32に接続している。これにより、トランジスタ32は任意デューティのPWMパルスによりON駆動され、トランジスタ31はそのデューティに従ってOFF駆動される結果、発光負荷12は対応するデューティのPWMパルスにより発光駆動される。
なお、図6を参照して実施形態のスイッチング電源装置における調光特性を説明する。図6において横軸はPWMパルスのデューティ、縦軸は出力電力(W)とする。この調光特性で示すように、PWMパルスのデューティを任意のデューティに設定することができると共に、どのデューティにおいても電源効率に影響することなく発光負荷12のちらつきを防止できるようにデューティに設定することができる。
以上説明したように本実施形態では、調光制御回路30Bに、PWMパルスのデューティを設定されたデューティに変更し、その変更したPWMパルスを出力するPWMパルス出力回路部38を含むので、例えば20−80%のデューティのPWMパルスを例えば10−90%のデューティのPWMパルスに変更するなど、PWMパルスのデューティを任意デューティに設定して、発光負荷12のちらつきを防止できるデューティに設定することができる。
1 交流電源回路
2 ヒューズ
3 ノイズフィルタ
4 一次側直流化回路
5 全波整流回路
6 PFC(力率改善)回路
7 平滑コンデンサ
8 コンバータトランス
9 スイッチング制御IC
10 スイッチング素子回路
11 二次側直流化回路
12 発光負荷
13 電圧検出回路
14 フィードバック回路
15 第1比較回路
16 フォトカプラ
19 直流化回路
20 電圧安定化回路
21 直流化回路
22 電圧安定化回路
30 調光制御回路
31 調光トランジスタ(調光素子)
32 駆動トランジスタ
34 PWM−DC変換回路部
35 消灯制御回路部
36 スイッチ回路部
37 三角波電圧発生回路部
38 PWMパルス出力回路部

Claims (5)

  1. 所定電圧をスイッチング制御して別電圧に変換するスイッチング制御部と、上記スイッチング制御部により制御された上記別電圧を直流化して出力する直流化回路と、を含み、上記直流化回路の出力電圧に基づいて発光負荷の発光を調光するようにした電源装置であって、
    上記直流化回路と上記発光負荷との間に介装された調光素子と、上記調光素子をPWM制御によりON/OFFする回路部と、を含む調光制御回路を具備した、ことを特徴とする電源装置。
  2. 上記調光制御回路は、上記PWM制御のためのPWMパルスのデューティが所定値になると、上記発光負荷の発光を消灯させる消灯制御回路部を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 上記調光制御回路は、PWMパルスのデューティを設定されたデューティに変更し、その変更したPWMパルスを出力するPWMパルス出力回路部を含む、ことを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 一次側に交流電源が直流化ないしは脈流化された電圧が印加されるコンバータトランスを含み、上記スイッチング制御部においては上記直流化電圧を上記所定電圧としてコンバータトランス二次側において上記別電圧に変換制御する、ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の装置と、
    上記装置により発光が調光される発光負荷と、
    を具備した、ことを特徴とする調光装置。
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