JP2009258929A - カセット装着装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】カセットを装着した際に本体部との電気的接続を容易に確認できるカセット装着装置を提供する。
【解決手段】紙幣収納カセット4を装着する紙幣収納部2に、紙幣収納カセット4の装着に伴って回転するローラ5、6、7を設け、ローラ5、6、7の回転で発電用モータを回転させる。発電用モータを接続する回路には充電用コンデンサを設け、紙幣収納カセット4が紙幣収納部2と正常に電気的に接続されると、充電用コンデンサにより紙幣収納カセット4側に設けた発光ダイオード12を点灯させる。
【選択図】 図1
【解決手段】紙幣収納カセット4を装着する紙幣収納部2に、紙幣収納カセット4の装着に伴って回転するローラ5、6、7を設け、ローラ5、6、7の回転で発電用モータを回転させる。発電用モータを接続する回路には充電用コンデンサを設け、紙幣収納カセット4が紙幣収納部2と正常に電気的に接続されると、充電用コンデンサにより紙幣収納カセット4側に設けた発光ダイオード12を点灯させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、紙幣収納カセットを着脱可能に装着する紙幣収納部を有する紙幣処理装置等のカセット装着装置に関する。
従来、例えば、紙幣処理装置においては、紙幣を収納する紙幣収納カセットが装着される紙幣収納部を有し、紙幣を補充または回収可能なように、紙幣収納カセットを紙幣収納部に対して着脱可能にしている。例えば、紙幣収納カセットを取り外す場合は、紙幣処理装置に対して紙幣収納部をスライドして紙幣収納カセットを露出させ、その後紙幣収納カセットを紙幣収納部から取り外す。紙幣収納カセットを装着する場合は上記の逆の手順を採る。
紙幣収納カセットには例えば紙幣を検知するためのセンサが取り付けられており、紙幣収納カセットと紙幣収納部との間で電気的な接続が必要である。そのために紙幣収納カセットと紙幣収納部は、着脱可能なジャックインコネクタにより電気的に接続されている。このような紙幣収納カセットと装置本体との電気的接続を開示するものとして、例えば特許文献1(実公平7−29590号公報)が挙げられる。
上記特許文献1に開示される技術は、接点の摺動による磨耗を防止するために、接点を開閉可能とし、扉の開閉動作に連動して接点を開閉させるようにしたものである。
実公平7−29590号公報
しかしながら従来の紙幣処理装置においては、紙幣収納カセットが装着された際に紙幣収納部との間で正常な電気的な接続がなされているか否かは、紙幣収納部を装置本体に装着した後、動作確認(イニシャル動作)を実施し、正常終了したかどうかにより判断するようにしている。動作確認の結果、正常終了しない場合は、紙幣収納部を引き出し、さらに紙幣収納カセットを取り外して再装着し、再び動作確認を行なう。さらに動作確認結果が正常でない場合は、上記の動作を何度か繰り返すことになる。
そのため、紙幣収納カセットと紙幣収納部との電気的接続を確認するのは煩雑な作業を伴っていた。紙幣収納カセットを装着するタイミングで電気的接続を確認する方法は、回路的には可能であるが、紙幣収納部が引き出されている状態では電源の供給がないので不可能である。
そこで本発明は、カセットを装着した際に本体部との電気的接続を容易に確認できるカセット装着装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、本体部に対して着脱可能なカセットを有し、前記カセットが装着されることにより接続部を介して電気的に接続するカセット装着装置において、前記本体部または前記カセットに回転可能に設けられ、前記カセットの装着動作に伴って回転する回転ローラと、前記回転ローラの回転により発電する発電部と、前記発電部による発電を充電する充電部と、前記回転ローラが設けられていない前記カセットまたは前記本体部に設けられた通知手段とを設け、前記カセットの装着時に、前記充電部による充電により前記接続部を介して前記通知手段を作動させることを特徴とするものである。
本発明のカセット装着装置によれば、カセットを本体部に装着し接続部で接続されると、充電部から接続部を介して通知手段に通電がなされ、通知手段が作動する。このためカセットを装着した時点で電気的接続の確認をすることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって説明する。各図面に共通する要素には同一の符号を付す。図1は本発明の実施の形態に係る紙幣処理装置を示す斜視図である。なお本実施の形態ではカセット装着装置として紙幣処理装置を例にとって説明する。
図1において、紙幣処理装置1は、例えば金融機関に設置される自動取引装置内で紙幣の入出金処理を行う装置である。紙幣処理装置1には紙幣収納部2が引き出し可能に設けられている。紙幣処理装置1には扉3が開閉可能に設けられており、扉3を開けて紙幣収納部2を外部に引き出す。紙幣収納部2は紙幣収納カセット4を収容するもので、この例では3つの紙幣収納カセット4を収容するものとなっている。紙幣収納カセット4を収容した紙幣収納部2を紙幣処理装置1に装着することにより、紙幣の処理が可能となる。紙幣収納カセット4は紙幣収納部2に対して上方から垂直方向に収容される。
紙幣収納部2の側壁2a、2bにはローラ5(5a、5b)、6(6a、6b)、7(7a、7b)がそれぞれ回転可能に取付けられている。ローラ5、6、7は図2に示すように、側壁2a、2bの内側にも突出しており、収容される紙幣収納カセット4の外枠に接触するようになっている。したがって紙幣収納カセット4の装着時に装着動作に伴ってローラ5、6、7が回転する。なお図2は実施の形態の紙幣収納部を示す平面図である。また図2に示すように、紙幣収納部2の底部には紙幣収納カセット4との電気的接続をするためのコネクタ8が設けられている。
図3は実施の形態におけるローラの回転機構を示す斜視図である。図3には代表してローラ5a、5bのみが示されているが、他のローラ6、7も同様の構成である。図3において、ローラ5a、5bの表面はゴム等の高摩擦部材9で覆われており、紙幣収納カセット4の接触により確実に回転するようになっている。ローラ5aの軸にはギア10aが取付けられ、ローラ5bの軸にはギア10bが取付けられ、ギア10aとギア10bはアイドルギア10cを介して噛み合っている。またギア10bはアイドルギア10dを介してモータ11のモータギア11aと噛み合っている。したがってローラ5aまたは5bが回転することにより、モータ11が回転する。モータ11は発電モータで構成され、回転されることにより発電する。
図1において、紙幣収納カセット4の上部には発光ダイオード(LED)12が取付けられている。LED12は紙幣収納カセット4の装着時に操作者の目視容易な位置に設けられればよく、その設置位置は紙幣収納カセット4の上部に限られない。
図4は実施の形態における充電回路図である。図4において、一点鎖線で示す部分2は紙幣収納部を示し、二点差線で示す部分4は紙幣収納カセットを示す。紙幣収納部2側の回路には、発電用モータ11と並列に充電用コンデンサ13が接続されている。充電用コンデンサ13は発電用モータ11による発電を充電する。また紙幣収納カセット4側の回路にはLED12が接続されている。
紙幣収納部2側の回路に接続されたコネクタ8と紙幣収納カセット4側の回路に接続された図示しないコネクタとによりジャックインコネクタ14を構成し、紙幣収納部2側の回路と紙幣収納カセット4側の回路は、紙幣収納カセット4の装着時にジャックインコネクタ14により接続可能であり、正常に接続された場合に充電用コンデンサ13に充電された電流によりLED12が発光する。なお紙幣収納部2側の回路と紙幣収納カセット4側の回路は、ジャックインコネクタ14の両端のピンにより接続される。
次に実施の形態の動作を説明する。図1において、紙幣収納部2に紙幣収納カセット4を装着すると、ローラ5a、5bが回転し、この回転により発電用モータ11が発電する。この発電により図4に示す充電用コンデンサ13が充電される。充電用コンデンサ13への充電はローラ5a、5bの回転が停止するまで、即ち、紙幣収納カセット4を装着し終わるまで行われる。
紙幣収納カセット4を装着して、図4に示す紙幣収納部2側の回路と紙幣収納カセット4側の回路が電気的に接続されると、充電用コンデンサ13に充電してあるエネルギーにより紙幣収納カセット4側のLED12が発光する。LED12は操作者の目視容易な位置に設けられているので、紙幣収納カセット4を装着する操作者に容易に目視され、紙幣収納カセット4が紙幣収納部2に正常に電気的に接続されたことを確認することができる。
紙幣収納カセット4を装着してもLED12が発光しない場合は、紙幣収納部2側の回路と紙幣収納カセット4側の回路が正常に電気的に接続していないので、操作者は、LED12の非発光により、紙幣収納カセット4と紙幣収納部2との電気的非接続を確認することができ、紙幣収納カセット4の再装着をその場で行うことができる。
以上のように本実施の形態では、紙幣収納カセット4を装着した時点で操作者が紙幣収納部2と紙幣収納カセット4の電気的接続を確認することができ、正常に接続されなかった場合、その場で紙幣収納カセット4を再装着することが可能となる。そのため、従来のように装着の度にイニシャル動作を実施する必要がなく、極めて容易に電気的接続の確認を行なうことができる。
また上記実施の形態では、紙幣収納カセット4の装着は上方から垂直方向に行われるが、紙幣収納カセット4がローラ5a、5bに接触することにより、紙幣収納カセット4の落下速度が緩和されるので、コネクタ8へのダメージを緩和することができる。
上記実施の形態ではローラ5、6、7及び発電用モータ11、充電用コンデンサ13を含む回路を紙幣収納部2に設け、LED12を紙幣収納カセット4に設ける構成としたが、これと逆に、ローラ5、6、7及び発電用モータ11、充電用コンデンサ13を含む回路を紙幣収納カセット4側に設け、LED12を紙幣収納部2側に設ける構成としてもよい。またLED12の代わりに、例えば、ブザーを設ける構成としてもよい。
1 紙幣処理装置
2 紙幣処理部
4 紙幣収納カセット
5、6、7 ローラ
11 発電用モータ
12 発光ダイオード
13 充電用コンデンサ
14 ジャックインコネクタ
2 紙幣処理部
4 紙幣収納カセット
5、6、7 ローラ
11 発電用モータ
12 発光ダイオード
13 充電用コンデンサ
14 ジャックインコネクタ
Claims (4)
- 本体部に対して着脱可能なカセットを有し、前記カセットが装着されることにより接続部を介して電気的に接続するカセット装着装置において、
前記本体部または前記カセットに回転可能に設けられ、前記カセットの装着動作に伴って回転する回転ローラと、
前記回転ローラの回転により発電する発電部と、
前記発電部による発電を充電する充電部と、
前記回転ローラが設けられていない前記カセットまたは前記本体部に設けられた通知手段とを設け、
前記カセットの装着時に、前記充電部による充電により前記接続部を介して前記通知手段を作動させることを特徴とするカセット装着装置。 - 前記カセットは前記本体部に対して垂直方向に装着される請求項1記載のカセット装着装置。
- 前記本体部は紙幣処理装置に装着される紙幣収納部であり、前記カセットは紙幣が収納される紙幣収納カセットである請求項1または2記載のカセット装着装置。
- 前記通知手段は、通電により発光する発光体により構成される請求項1、2または3記載のカセット装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008106247A JP2009258929A (ja) | 2008-04-15 | 2008-04-15 | カセット装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008106247A JP2009258929A (ja) | 2008-04-15 | 2008-04-15 | カセット装着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009258929A true JP2009258929A (ja) | 2009-11-05 |
Family
ID=41386277
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2008106247A Pending JP2009258929A (ja) | 2008-04-15 | 2008-04-15 | カセット装着装置 |
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JP (1) | JP2009258929A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011068048A1 (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-09 | 沖電気工業株式会社 | 媒体処理装置 |
-
2008
- 2008-04-15 JP JP2008106247A patent/JP2009258929A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011068048A1 (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-09 | 沖電気工業株式会社 | 媒体処理装置 |
JP2011118699A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Oki Electric Industry Co Ltd | 媒体処理装置 |
US8684153B2 (en) | 2009-12-03 | 2014-04-01 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Media processing device |
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