JP2009258670A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶プロジェクタの大型化を防止し、且つ、光学素子群を冷却する冷気を循環させるダクトが結露してしまうのを効果的に防止することができるプロジェクタを提供する。
【解決手段】 本体に設けられた光源と、光源からの出射光を映像信号に応じて加工して映像光を出射する光学素子群を備えるプロジェクタにおいて、冷媒が圧縮機、放熱器、減圧装置、及び蒸発器の順に循環するよう配管で接続した冷媒回路と、送風手段により、蒸発器で冷却された空気が光学素子群を経て、再び蒸発器へと循環する風路を形成する空気循環ダクトと、空気循環ダクトを加熱する加熱手段と、を備え、加熱手段により、空気循環ダクト外面の温度を、空気循環ダクト外の空気の露点温度以上とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、本体に設けられた光源と、この光源からの出射光を映像信号に応じて加工して映像光を出射する光学素子群を備えるプロジェクタに関するものである。
従来この種プロジェクタ、例えば、液晶プロジェクタは、本体内に光源と、液晶パネル(光学素子群)と、投写レンズ等を搭載して構成されている。液晶パネルは、一般にライトバルブとして映像情報に応じて光源からの出射光を加工(変調)するための3枚の液晶パネルから成る。そして、光源からの出射光を赤色(R)、緑色(G)、青色(B)光に分離した後に、各液晶パネルによって映像情報に対応するR、G、B光に各々変調した後、プリズム等を介して投写光像として合成する。そして、合成した投写光像を投写レンズによってスクリーン上に拡大投写するものであった。
このような液晶プロジェクタでは、光源や光学素子群(液晶パネル等)が発熱源となって本体内が加熱状態となるので、本体内に複数のファンを設置して、各ファンにより液晶プロジェクタ外部の空気(外気)を光学素子群及び光源に供給(送風)して、放熱させていた。この場合、光源は数百度(例えば+900℃程度)と非常に高温となるので、外気により十分に放熱することができる。しかし、光学素子群は使用温度の上限が比較的低温で、例えば、光学素子群として液晶パネルを使用した場合、使用温度の上限は、+70℃乃至+80℃程度である。従って、当該光学素子群では、放熱可能な量が外気温度に大きく影響されることとなる。即ち、外気温度が低い場合には、光学素子群は供給される外気で十分に放熱することが可能であるが、外気温度が高い場合にはファンの風量を増加するなどして放熱する必要があった。このため、ファンの運転による騒音が増大すると共に、消費電力が著しく高騰するなどの問題が生じていた。
また、光源や光学素子群から熱を受け取った外気は外部に放出されるが、この放出された外気の一部が再びファンにより吸い込まれて液晶プロジェクタに供給される、所謂、放熱後の空気のショートサイクルが発生する問題も生じており、液晶パネルの好適な放熱効果を得ることができなかった。
また、近年、業務用の液晶プロジェクタ市場などにおいては、投影画像の大型化や高輝度化の要求が高まり、これに伴って光源の発光量が増大し、光学素子群へ導かれる光量も増加し、光学素子群の発熱量も増加する傾向にある。従って、光学素子群を通常の温度以下に維持しながら放熱することが困難になってきている問題が生じていた。
このような問題を解決するために、電子冷却で低温空気(冷気)を作り出して、液晶パネル(光学素子群)を冷却するものも提案されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−121250号公報
このような電子冷却により放熱や騒音の問題は解消することができるが、係る電子冷却はエネルギー効率が著しく悪く、且つ、電子冷却の発熱部が一体に構成されているため、冷却対象付近で外気への放熱手段(ヒートシンクやファン)が必要となり、空間的制約が生じて設計の自由度が著しく低下すると言った問題が生じていた。
また、液晶パネルなどが使用温度を超えないようにするためには、電子冷却以外の冷却装置(例えば、コンプレッサを用いた冷却装置)にて室温以下(外気温以下)の冷気を作り出して液晶パネルを冷却すればよい。この場合、光学素子群を冷却するためのダクトを設け、このダクト内に冷気を循環させればよい。しかしながら、このような室温以下の冷気を作り出して液晶パネルを冷却するものは、循環する冷気と接するダクトの温度が露点温度以下となりやすいため、外気(室温の空気)と接するダクトの外面に結露が生じ、場合によっては内面にも結露が生じてしまう。
ダクト内面は、ダクトの密閉度を高めることで、一時的には結露を抑えることが可能であるが、長期的使用では結露水は増加し、光学素子群やその他の電子部品等に悪影響を与えてしまう。ダクト外面は、参考文献のように冷気が循環する筐体やダクトを断熱性の高いものとすることで、外面の結露を防止することができる。しかし、例えば、外気+30℃程度、冷気温度が+10℃程度、断熱材の熱伝導率が0.1W/m・K程度である場合、ダクトの外面温度を結露点以上とするためには、断熱材の厚みは30mm程度必要となってしまう。このため、空間的設計制約が大きくなって、液晶プロジェクタの大型化が避けられなくなるという弊害が生じてしまう問題があった。
本発明は、従来の技術的課題を解決するためになされたものであり、液晶プロジェクタの大型化を防止し、且つ、光学素子群を冷却する冷気を循環させるダクトが結露してしまうのを効果的に防止することができるプロジェクタを提供することを目的とする。
請求項1の発明のプロジェクタは、本体に設けられた光源と、該光源からの出射光を映像信号に応じて加工して映像光を出射する光学素子群を備えるプロジェクタにおいて、冷媒が圧縮機、放熱器、減圧装置、及び蒸発器の順に循環するよう配管で接続した冷媒回路と、送風手段により、前記蒸発器で冷却された空気が前記光学素子群を経て、再び前記蒸発器へと循環する風路を形成する空気循環ダクトと、該空気循環ダクトを加熱する加熱手段と、を備え、前記加熱手段により、前記空気循環ダクト外面の温度を、該空気循環ダクト外の空気の露点温度以上とする。
請求項2の発明のプロジェクタは、請求項1記載のプロジェクタにおいて、前記冷媒回路の高温側と、該高温側の熱を前記空気循環ダクトに搬送する熱搬送手段により前記加熱手段を構成し、この空気循環ダクトを加熱することを特徴とする。
請求項3の発明のプロジェクタは、請求項1記載のプロジェクタにおいて、前記光源と、該光源の熱を前記空気循環ダクトに搬送する熱搬送手段により前記加熱手段を構成し、この空気循環ダクトを加熱することを特徴とする。
請求項4の発明のプロジェクタは、請求項1記載のプロジェクタにおいて、前記加熱手段は、ペルチェ素子であり、該ペルチェ素子の放熱側で前記空気循環ダクトを加熱すると共に、前記ペルチェ素子の吸熱側で前記空気循環ダクト内の空気を冷却することを特徴とする。
請求項5の発明のプロジェクタは、請求項1記載のプロジェクタにおいて、前記光源、放熱器、及び/又は圧縮機を前記加熱手段とし、該加熱手段により加熱された空気を前記空気循環ダクト外面に接触させて加熱することを特徴とする。
請求項6の発明のプロジェクタは、請求項1に記載のプロジェクタにおいて、前記加熱手段は、室内空気であり、プロジェクタ外部から取り入れた室内空気(外気)を前記空気循環ダクト外面に接触させて加熱することを特徴とする。
請求項7の発明のプロジェクタは、本体に設けられた光源と、該光源からの出射光を映像信号に応じて加工して映像光を出射する光学素子群を備えるプロジェクタにおいて、冷媒が圧縮機、放熱器、減圧装置、及び蒸発器の順に循環するよう配管で接続した冷媒回路と、送風手段により、前記蒸発器で冷却された空気が前記光学素子群を経て、再び前記蒸発器へと循環する風路を形成する空気循環ダクトと、を備え、該空気循環ダクトの一部には、前記光源からの出射光が通過するための光透過性部材が設けられ、該光透過性部材を前記空気循環ダクトに取り付けるための取付けしろ領域、又はその近傍に加熱手段を設けることによって、前記透過性部材外面の温度を、該透過性部材外面の空気の露点温度以上とすることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、冷却器により室温以下に冷却された冷気を空気循環ダクトを介して光学素子群に供給すると共に、加熱手段により空気循環ダクト外面の温度を露点温度以上とする制御手段を備えることによって、光学素子群を冷却しつつ、加熱手段の加熱にてダクトの内外面が結露してしまうのを防止することができる。これにより、ダクトの内外面に結露した露(水)が光学素子群や電気、電子部品、機械部品などに飛び散って不具合が生じることなどを防止することができるようになると共に、結露により光学素子群や空気循環ダクトの内外面にカビや細菌が繁殖してしまう不都合も防止することができる。従って、光学素子群や空気循環ダクトの内外面を常に結露やカビ、細菌のない綺麗な状態に維持することが可能となり、光学素子群の品質向上やコストの低減を図ることができるようになる。
また、加熱手段の加熱によって空気循環ダクトの内外面の結露を防止することができるので、断熱のために断熱性が高い厚みのある空気循環ダクトを使用しなくても済み、空間的なレイアウト設計の自由度を向上させることができる。
請求項2の発明によれば、高温側(放熱器)と空気循環ダクトの位置関係に位置制約が無くなるので、生産時の組み立て作業や修理時等における取り外し作業、或いは、修理後の組み立て作業を容易に行うことが可能となる。従って、空気循環ダクト内に設けられた各機器の取り外しや組み立てを容易に行うことが可能となり、それらの作業性を著しく向上させることができる。
請求項3の発明によれば、光源と、該光源の熱を空気循環ダクトに搬送する熱搬送手段により加熱手段を構成し、当該ダクトを加熱するので、光源の熱でダクト加熱することができる。また、熱搬送手段により光源の熱を空気循環ダクトに搬送しているので、逆に光源を冷却することができる。これにより、光源の過熱を防止して、プロジェクタの品質を維持できる。
請求項4の発明によれば、加熱手段は、ペルチェ素子であり、該ペルチェ素子の放熱側により空気循環ダクトを加熱すると共に、ペルチェ素子の吸熱側により空気循環ダクト内の空気を冷却するので、ペルチェ素子の放熱側の加熱にてダクトの内外面が結露してしまうのを防止しつつ、吸熱側の吸熱により光学素子群の冷却を行う空気循環ダクトの加熱とダクト内空気の冷却の双方を行うことができる。これにより、冷却手段の運転率を低下させることができ、冷却手段から発生する騒音も低減させることができる。
請求項5の発明によれば、本体に設けられる発熱機器を加熱手段とし、当該発熱機器(各種電源及び基板など)により加熱された空気を空気循環ダクト外面に接触させて(吹き付けて)加熱するので、例えば、光源や放熱器の発熱で温風を作り、空気循環ダクトを加熱することができる。これにより、空気循環ダクトを加熱するための格別な熱源が不要となり、加熱エネルギーを削減することが可能となる。従って、空気循環ダクトの内外面の結露を低コストで防止することが可能となり、消費電力を低減させることができる。
請求項6の発明によれば、加熱手段は、プロジェクタが設置された室内の室内空気(プロジェクタが屋外に設置された場合は、外気(雰囲気空気)となる。)であり、プロジェクタ外部から取り入れた空気にてダクトを加熱するので、格別な加熱源を用いなくてもダクトを露点温度以上に加熱することができる。これにより、ダクトを加熱するための格別な熱源が不要となり、加熱エネルギーを削減することが可能となる。従って、ダクトの結露防止コストを極めて低減させることができるようになるものである。
請求項7によれば、空気循環ダクトの一部に光透過性部材を取り付ける際の取付けしろ領域、又はその近傍は、出射光による投写映像に寄与しない部分であり、この部分に加熱手段を設置することによって、投写映像を遮ることなく効果的に加熱でき、結露を防ぐことができる。
本発明の一実施例を示す液晶プロジェクタ(上面開口及び一部切り欠き)の斜視図である(実施例1)。 同図1の一実施例を示す液晶プロジェクタの内部構成図である。 本発明の一実施例を示す液晶プロジェクタの制御装置のブロック図である。 本発明の光透過性部材のダクトへの取付け部の側面図を示している。 本発明の他の実施例を示す液晶プロジェクタを構成するダクトの縦断側面図(模式図)である(実施例2)。 本発明の他の実施例を示す液晶プロジェクタの斜視図を示している(実施例3)。 本発明の他の実施例を示す液晶プロジェクタの斜視図を示している(実施例4)。 本発明の他の実施例を示す液晶プロジェクタの斜視図を示している(実施例5)。 本発明の他の実施例を示す液晶プロジェクタの斜視図を示している(実施例6)。 本発明の実施例を示す液晶プロジェクタの斜視図を示している。
本発明は、プロジェクタに関するもので、冷却手段にて冷却された冷気を光学素子群に供給して放熱する際、冷気が循環するダクト(空気循環ダクト)の内外面が結露してしまうのを防止することを主な特徴とする。ダクトの内外面が結露してしまうのを防止するという目的を、ダクトに加熱手段を設けるだけの簡単な構成にて実現した。
次に、図面に基づき本発明の実施の形態を詳述する。図1は本発明の一実施例を示す液晶プロジェクタP(上面開口及び一部切り欠き)の斜視図、図2は同図1の一実施例を示す液晶プロジェクタPの内部構成図、図3は本発明の一実施例を示す液晶プロジェクタPの、制御装置60のブロック図をそれぞれ示している。
本実施形態における液晶プロジェクタP(本発明のプロジェクタに相当)は、図1、図2に示すように、本体1内部に設けられた光源2と、均一照明光学系3と、色分離光学系(図示せず)と、後述する光学素子群4と、投写レンズ9と、後述する冷却手段とから構成されている。尚、図1及び図2では本体1内部に設けられた各機器の説明を行うため、当該本体1の上方を開口(図1は、本体1の一部を切り欠いている)している。
光源2は、超高圧水銀ランプなどのランプ20と、ランプ20から発散される光(発散光)を前方に出射するためのリフレクタ21とから構成されている(図2)。実施例の光源2は、複数(4つ)のランプ20・・にそれぞれリフレクタ21を取り付けて成るもので、本体1内に設けられたランプボックス22内に収容されている。
前記均一照明光学系3は、光源2からの出射光を均一な輝度分布の光束とするものであり、図示しないがインテグレータレンズ、集光レンズ及び全反射ミラー等から構成されている。また、前記色分離光学系は、均一照明光学系3からの光束を赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の光に分離するものであり、均一照明光学系3からの光束を各色に分離するための図示しないダイクロイックミラー(Dichroic)と、分離された各色光束を光学素子群4に導くための反射用ミラーなどにより構成されている。
光学素子群4は、3枚の液晶パネル(LCDパネル)5、6、7と、各液晶パネル5、6、7の入射側に所定の間隔を存して設けられた偏光板8Aと、各液晶パネル5、6、7の出射側に所定の間隔を存して設けられた偏光板8Bと、プリズム25等から構成されている。液晶パネル5、6、7は、上記色分離光学系により分離されて当該各液晶パネル5、6、7に導かれた光を映像情報に応じて加工(変調)するものである。また、プリズム25は、各色の光を合成して投写光像を形成するものである。
このプリズム25は、X状の誘電体多層膜から成る反射面を備えており、当該反射面を介して、各液晶パネル5、6、7からの光が単一の光束とされる。前記投写レンズ9は、プリズム25からの投写光像をスクリーンに拡大投写するものであり、本体1の壁面に形成された図示しない孔内に着脱可能に配設されている。また、27は光源2からの出射光を各液晶パネル5、6、7及び偏光板8A、8B等に導くための光路を被覆する筐体である。即ち、光源2から各液晶パネル5、6、7の入射側の偏光板8Aに至るまでに光が通過する経路(光路)は、当該筐体27内に形成されている。尚、1Tは本体1底部の四隅近傍に設けられた足部、18Fは放熱ファンである。
以上の構成で動作を説明すると、図1に矢印で示すように光源2からの出射光は、均一照明光学系3を介して均一な輝度分布の光束とされ、色分離光学系において各色R、G、Bの各光に分離される。分離された各光(R、G、B)は、入射側の偏光板8Aを介して、それぞれ対応するライトバルブとして機能する液晶パネル5、6、7に導かれる。液晶パネル5、6、7に導かれた各光(R、G、B)は、そこで映像情報に応じて変調され、出射側の偏光板8Bを経てプリズム25で単一の光束の投写映像とされた後、投写レンズ9からスクリーンに拡大投写される。以降、説明の都合上、3枚の液晶パネル(LCDパネル)5、6、7と、偏光板8Aと、偏光板8Bと、プリズム25等を光学素子群4と称す。
次に、前記冷却手段について説明する。該冷却手段は、圧縮機12、放熱器14及び蒸発器18(冷却器)などが配管接続された冷却装置10にて構成されている。この冷却装置10は、光学素子群4を冷却するためのものであり、圧縮機12、放熱器14、キャピラリチューブ16及び蒸発器18から冷媒回路が構成されている。具体的には、冷却装置10は、圧縮機12の出口側の冷媒吐出管13が放熱器14の入口に接続され、放熱器14の出口はキャピラリチューブ16(本発明の減圧装置に相当)、冷媒配管17を介して蒸発器18の入口に接続されている。尚、上記では冷却装置10での冷却を光学素子群4としているが、実際は光学素子群4の周辺及び、偏光ビームスプリッタ(PBS)なども冷却している。また、冷媒回路の高温側には放熱器14、冷媒回路の低温側には蒸発器18が設けられる。
該蒸発器18の出口が圧縮機12の冷媒導入管11に接続されて環状の冷媒回路が構成されている。また、係る放熱ファン18F、圧縮機12、放熱器14が順次本体1内に配設され、放熱ファン18Fは光源2近傍、放熱器14はダクト50近傍に配設されている。そして、本実施例では冷媒を減圧する減圧装置としてキャピラリチューブ16を用いるものとしたが、減圧装置は当該キャピラリチューブ16に限定されるものでなく、冷媒を所定の圧力に減圧することができるものであれば、どのようなものであっても良く、例えば、膨張弁を用いるものであっても差し支えない。
また、本体1の壁面には図示しないが、本体1内と外部と連通する通気孔が所定位置に2箇所設けられると共に、この通気孔には換気ファンが取り付けられている。そして、換気ファンが運転されると、一方の通気孔から本体1内に外気が吸い込まれ、吸い込まれた外気は圧縮機12や放熱器14などを冷却した後、光源2を冷却して他方の通気口から本体1外に排出される。
このとき、光源2は背景技術で示した如き約+900℃と非常に高温であるため、放熱器14を通過して冷媒により加熱された空気であっても当該光源2の温度より著しく低温であるため当該放熱器14通過後の外気により十分に放熱することができる。光源2にて高温に加熱された空気は、その後他方の通気口から本体1外に排出されることとなる。
一方、光学素子群4の周囲にはダクト50が設けられている。このダクト50は、光学素子群4の周囲を囲繞すると共に、このダクト50内に冷却風路52が形成されている(図5に図示)。即ち、液晶プロジェクタPは、ダクト50にて構成された冷却風路52中に光学素子群4が配置され、後述する冷気循環用ファン42にて循環される冷気(図5白抜き矢印)によりダクト50内は約+10℃(設定温度)に維持されるものである。尚、光学素子群4は、外気温度に関係なく使用温度の上限+70℃乃至+80℃よりも低い+50℃乃至+60℃の温度になる。
該ダクト50の一部は、そのダクトに対して略直交方向に光が通るようにレンズやガラスにて光透過性部材からなるクロス面が構成されており、他は熱伝導率の良好な板状の金属材料(例えば、アルミニウム板、或いは、銅板などの一枚の金属板)にて構成されている。このような構成のダクト50は、ダクト(空気ダクト)と光路がクロスする必要があり、空気ダクトとの光路の出入り口が最低1箇所ずつ必要であるが、現在では各光(R、G、B)1箇所の入口、合計3箇所の入口が設けられていて、プリズム25からの単一の光束の出口が1箇所設けられている。ダクト50内には、冷気循環用ファン42と前記蒸発器18が配設されており、蒸発器18と熱交換した冷気は冷気循環用ファン42にてダクト50内を循環する。このようにダクト50を形成することで、光学素子群4に照射される光、及び、変調後に送出される映像情報を阻害すること無く、ダクト50内を密閉構造、或いは、半密閉構造とし、且つ、蒸発器18と熱交換して冷却され、当該ダクト50を循環する空気を光学素子群4に供給し、当該光学素子群4を使用温度に維持できるように構成している。
また、図4に示すように、ダクト50と光路とはクロスし、光源からの出射光が通過するガラスやレンズには、ダクト50または筐体への取付けしろ領域があって、この取付けしろ領域は、出射光による投写映像に寄与しない部分であり、この部分に加熱手段を設置している。この領域に加熱手段を設置することで、投写映像を遮ることなく効果的に加熱でき、結露を防いでいる。
更に、ダクト50には当該ダクト50を加熱するための電気ヒータ66(本発明の加熱手段に相当)が設けられると共に、この電気ヒータ66はダクト50の外面に取り付けられている。該電気ヒータ66は、例えば、面状のラバータイプのヒータにて構成され、ダクト50の上面、及び、ダクト50の側面に取り付けられると共に、後述する制御装置60により通電されて発熱温度が制御される。尚、電気ヒータ66は、ダクト50に2個、3個、4個設けても良くダクト50全面に設けても差し支えない。また、電気ヒータ66は、面状(平板状)であれば、ニクロム線(商品名)ヒータ、カーボンヒータ、セラミックスヒータなどであっても良く、帯状のリボンヒータであっても差し支えない。
図4に示すように、ダクト50において、光源からの出射光が通過するガラスやレンズと、そのガラスやレンズを設置する支持取付け部(ガイド)との間にフィルム状の電気ヒータ66aが設置されていて、後述する制御装置60により通電されて発熱温度が制御されている。尚、電気ヒータ66としては、レンズやガラスの取付けしろ領域などの投写映像に寄与しない部分の内部に、線状の電気ヒータ66bを埋め込むように設置しても良い。また、フィルム状の電気ヒータ66a、線状の電気ヒータ66bについては、レンズやガラスの取付けしろ領域の近傍、即ち光源からの出射光を遮断しないような取付けしろ領域外に設置しても良い。
一方、液晶プロジェクタPには、図3に示すようにメモリやタイマを備えた汎用マイクロコンピュータからなる制御装置60(本発明の制御手段に相当)を備えている。この制御装置60には、ダクト50外面が触れる空気の代表として、液晶プロジェクタPが設置される箇所の室内温度Tr(以降、液晶プロジェクタPが設置される箇所の室内温度、室内湿度(相対湿度)を、単に室内温度、室内湿度と称す)、及び、室内湿度Hrを検出するための室内温度センサ62、及び、室内湿度センサ63が接続されている(図1に図示)。
この室内温度センサ62と室内湿度センサ63は、本体1の所定位置(例えば、光源2と光学素子群4との中間)に取り付けられている(図1に図示)。該両センサ62、63は、室内温度及び室内湿度を検出することができれば、本体1内でダクト50外部、或いは、センサ部分を本体1外部に露出させるようにしても差し支えない。これによって、液晶プロジェクタPが設置される室内温度Trと室内湿度Hrとを検出できるように構成されている。該室内温度センサ62は、本体1内の温度の影響を受けないように断熱材にて仕切られている。尚、実施例では、光源2と光学素子群4との中間の本体1側面に室内温度センサ62と室内湿度センサ63を取り付けているが、室内温度センサ62と室内湿度センサ63の取り付け位置はこれに限らず、液晶プロジェクタPが設置される室内の温度と湿度を検出することができれば、他の場所に取り付けても差し支えない。
また、制御装置60には、ダクト50内を循環する空気の温度を検出するためのダクト内空気温度センサ64、ダクト50の温度(この場合、ダクト50の壁の温度)を検出するためのダクト面温度センサ65が接続されている。該ダクト内空気温度センサ64は、ダクト50の内側(ダクト50内)に設けられると共に、ダクト50内面から所定寸法離間して設けられ、ダクト50の温度(ダクト50の周囲壁の温度)の影響を受けないように取り付けられている。
ダクト面温度センサ65は、ダクト50の外面に設けられると共に、ダクト50の外面に熱交換関係で密着して設けられている。また、制御装置60には、加熱手段(前記電気ヒータ66)が接続されると共に、圧縮機12及び熱搬送ファン67が接続されている。尚、ダクト面温度センサ65は、本体1内の空気温度の影響を受けないように断熱材にて覆われている。また、熱搬送ファン67については後の実施例で説明する。
該制御装置60は、室内温度センサ62と室内湿度センサ63が検出した室内温度Trと室内湿度Hrから、露点温度Tx(空気中の水分が結露する温度)を算出する。例えば、ある室内温度Tr及び室内湿度Hrから露点温度Txが+25℃であり、ダクト50内を循環する空気の温度が+10℃の場合、ダクト50の温度Td(ダクト50の壁の温度)が+25℃以下になるとダクト50面(壁の外面及び内面)に結露が発生することになる。そこで、制御装置60は、室内温度Trと室内湿度Hrから露点温度Txを算出し、この露点温度より高くなるようにダクト50の温度Tdを制御する。
即ち、制御装置60は、算出した露点温度Txよりもダクト面温度センサ65にて検出したダクト50の温度Tdが、例えば露点温度Tx+1℃以下(Td≦Tx+1)となった場合には、電気ヒータ66をON(通電)してダクト50を加熱することにより、当該ダクト50の結露を防止する。このとき、ダクト50を熱伝導率の高い金属板にて構成しているので、ダクト50全体の外面及び内面を露点温度以上の温度に加熱することができる。これにより、極めて迅速、且つ、効率的にダクト50内外面の結露を防止することができる。
そして、制御装置60は、ダクト面温度センサ65が検出したダクト50の温度Tdが、例えば露点温度Tx+3℃以上(Td≧Tx×3)に上昇した場合には電気ヒータ66をOFF(非通電)する。尚、制御装置60は、ダクト内空気温度センサ64が検出する冷却風路52内の空気温度に基づき、前述した設定温度となるように冷却装置10の運転制御を行うが、制御装置60で冷却装置10の運転制御を行う技術については従来より周知の技術であるため、詳細な説明を省略する。以降の各実施例で制御装置60は上述同様の制御(冷却装置10、ダクト50の露点温度の制御、ダクト50内を循環する冷気温度の制御、)を行うものとし、詳細な制御説明は省略する。
以上の構成により、冷却装置10を用いた冷却動作を説明する。圧縮機12が駆動されると、冷媒導入管11から図示しない圧縮要素内に低温低圧の冷媒が吸い込まれて、そこで圧縮される。圧縮されて高温高圧となった冷媒は、冷媒吐出管13に吐出され、放熱器14に流入する。放熱器14に流入した冷媒は、そこで通気孔35から流入した外気と熱交換して放熱する。放熱器14にて放熱した冷媒は、冷媒配管15を経てキャピラリチューブ16に入り、当該キャピラリチューブ16を通過する過程で減圧されて、低温低圧となり、この状態で蒸発器18に流入する。
蒸発器18に流入した冷媒は、そこで、冷気循環用ファン42によりダクト50内を循環する空気から熱を奪って蒸発する。一方、蒸発器18にて冷媒に熱を奪われ冷却された空気(室内温度より低い温度の冷気)は、冷気循環用ファン42によりダクト50内を循環して光学素子群4に供給される。これにより、光学素子群4は、係るダクト50内を循環する空気(設定温度は前記+10℃)に熱を放出して冷却される。尚、蒸発器18にてダクト50内の光学素子群4から熱を受け取った冷媒は冷媒導入管11から圧縮機12に吸い込まれ圧縮されて、放熱器14に流入し、当該放熱器14にて通風される外気に熱を放出するサイクルを繰り返す。
このように、液晶プロジェクタPは、本体1内(ダクト50内)に設けられた蒸発器18(冷却手段)と、この蒸発器18により冷却された冷気を光学素子群4に供給して冷却するダクト50と、該ダクト50を加熱する電気ヒータ66(加熱手段)とを備えている。そして、蒸発器18により液晶プロジェクタPが設置される室内温度以下に冷却された冷気をダクト50により光学素子群4に供給すると共に、電気ヒータ66によりダクト50の内外面温度を露点温度以上とする制御装置60を備えているので、光学素子群4を冷却しつつ、電気ヒータ66の加熱にてダクト50の内外面が結露してしまうのを防止することができる。
これにより、ダクト50の内面に結露した露(水)が光学素子群4に飛び散って不具合が生じてしまうなどといった不都合を防止することができるようになると共に、結露により光学素子群4やダクト50の内外面にカビや細菌が繁殖してしまうなどといった不都合も防止することができる。従って、光学素子群4やダクト50の内外面を常に結露やカビ、細菌のない綺麗な状態に維持することが可能となり、光学素子群4の品質向上及びメンテナンスコストの低減を図ることができる。
また、電気ヒータ66の加熱によってダクト50の内外面の結露を防止することができるので、課題のようなダクト50の断熱のために、断熱性が高い厚みのあるダクト50を使用しなくても済み、空間的なレイアウト設計の自由度を向上させることができる。
また、ダクト50を金属板にて構成しているので、ダクト50の熱伝導を大幅に向上させることができ、ダクト50全体の面積に対して、小さな面積の電気ヒータ66であっても、ダクト50全体を効果的に加熱させることができる。これにより、ダクト50全体の外面及び内面を均一に露点温度以上にでき、ダクト50の結露を効果的に防止することができる。
また、加熱手段を電気ヒータ66にて構成しているので、加熱手段を簡単な構成とすることができる。特に、加熱手段を電気ヒータ66にて構成することにより配線取り回しを外でできるので、ダクト50の密閉性を向上させることが可能になると共に、組み立て作業性及び温度制御を容易に行うことが可能となる。
次に、図5には本発明の他の実施例の液晶プロジェクタPを構成するダクト50の縦断側面図(模式図)を示している。該液晶プロジェクタPは、前述の実施例と略同じ構成を有している。以下、異なる部分について説明する。尚、前述の実施例と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
即ち、ダクト50内を循環する冷気を冷却する冷却装置10の補助として、ペルチェ素子68(本発明の加熱手段に相当)をダクト50内に設けている。このペルチェ素子68は、2種類の金属の接合部に電流を流すと、片方の金属から他方の金属へ熱が移動するペルチェ効果を有する半導体素子であり、蒸発器18と光学素子群4との間に設けられている。このペルチェ素子68の吸熱側には一方の金属板68A、放熱側には他方の金属板68Bが設けられている。該他方の金属板68Bは、ダクト50の内面に当接されて取り付けられ、これによって、一方の金属板68Aにて吸熱した熱を他方の金属板68Bから放熱してダクト50を加熱できるように構成されている。
また、ペルチェ素子68の一方の金属板68Aには、吸熱板70が固定されており、この吸熱板70は、一方の金属板68Aに固定される板状のベース板70Aと、このベース板70Aに所定の間隔を存して立設された複数枚の吸熱フィン70Bとから構成されている。この場合、ペルチェ素子68(一方の金属板68A)には熱伝導率の高いグリスが塗布され、一方の金属板68Aと吸熱板70(ベース板70A)とが熱交換関係に固定されている。
そして、他方の金属板68Bがダクト50内面に固定された状態で、複数枚の吸熱フィン70Bは、他方の金属板68Bが固定されたダクト50内面に対向するダクト50内面近傍まで延在している。尚、図5では複数枚の吸熱フィン70Bが所定の間隔で積層された、最も上の一枚の吸熱フィン70Bを図示しており、ダクト50を循環する空気は、各吸熱フィン70B間を点線矢印方向に通過する。また、ペルチェ素子68の吸熱側(一方の金属板68A)に吸熱板70を設けず、そのまま一方の金属板68Aをダクト50内に露出させておいても差し支えない。この場合、吸熱板70が不要となり、コストアップを防止することができる。
そして、前記制御装置60は、ペルチェ素子68の一方の金属板68Aと他方の金属板68Bの接合部に流す電流を制御する。これにより、ダクト50内を循環する空気の冷却を行うと共に、前述した如き、ダクト50の内外面温度が露点温度以上となるようにペルチェ素子68の吸熱と放熱の制御を行う。
そして、前述同様に圧縮機12が駆動され、冷媒導入管11から図示しない圧縮要素内に低温低圧の冷媒が吸い込まれて、そこで圧縮される。圧縮されて高温高圧となった冷媒は、冷媒吐出管13に吐出されて放熱器14に流入し、そこで通気孔35から流入した外気と熱交換して放熱する。放熱器14にて放熱した冷媒は、冷媒配管15を経てキャピラリチューブ16を通過する過程で減圧され、蒸発器18に流入する。蒸発器18に流入した冷媒は、そこで、ダクト50内を循環する空気から熱を奪って蒸発する。
一方、蒸発器18にて冷媒に熱を奪われ冷却された空気(冷気)は、冷気循環用ファン42によりダクト50内を循環する際、ペルチェ素子68(一方の金属板68A)に熱交換関係に固定された吸熱板70(複数枚の吸熱フィン70B)に熱を吸熱されて、ダクト50の空気は更に冷却される。そして、吸熱板70に熱を奪われたダクト50内を循環する空気の熱は、ペルチェ素子68(一方の金属板68A)に伝熱され、他方の金属板68Bから放熱してダクト50を加熱し、結露を防止する。
また、ダクト50内でペルチェ素子68に熱を奪われ、更に冷却された空気は、光学素子群4に供給され、光学素子群4は係る冷却空気に熱を放出して冷却される。即ち、ペルチェ素子68は、一方の金属板68Aにてダクト50内を循環する冷気を更に冷却して光学素子群4の温度上昇防止と、他方の金属板68Bにてダクト50を加熱して、当該ダクト50の結露の防止との双方を効果的に行うことができる。
このように、加熱手段をペルチェ素子68にて構成することにより、当該ペルチェ素子68の他方の金属板68Bにてダクト50を加熱すると共に、ペルチェ素子68の吸熱側(一方の金属板68A)により、冷気循環用ファン42で循環するダクト50内の冷気を更に冷却することができる。従って、ペルチェ素子68の放熱側(他方の金属板68B)の加熱にてダクト50の内外面が結露してしまうのを防止しつつ、吸熱側(一方の金属板68A)の吸熱によりダクト50内を循環する空気を冷却し、光学素子群4の温度上昇を防止することができる。
特に、ペルチェ素子68により冷気を冷却することで、冷却装置10の運転率を低下させることができ、冷却装置10から発生する騒音も低減させることができる。即ち、ペルチェ素子68は、ダクト50の加熱と、ダクト50内を循環する冷気の冷却との双方を効果的に行うことができるので、消費電力を著しく低減させることができる。
次に、図6には本発明の他の実施例の液晶プロジェクタPの斜視図を示している。該液晶プロジェクタPは、前述の実施例と略同じ構成を有している。以下、異なる部分について説明する。尚、前述の実施例と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。この場合、圧縮機12の出口側に接続された冷媒吐出管13と放熱器14とを、ダクト50(外面)と熱交換関係に配設して、放熱器14の熱でダクト50を加熱できるように構成している。
即ち、圧縮機12の出口側に接続された冷媒吐出管13をダクト50周囲に熱交換関係に密着して配設した後、放熱器14に接続すると共に、放熱器14をダクト50の側面(図中ダクト50の左側)に設置して、冷却装置10を構成する冷媒回路(本発明の熱搬送手段の冷媒搬送回路に相当)の高温側(放熱器14)を配設している。これにより、圧縮機12から吐出された高温の冷媒でダクト50を加熱でき、更に放熱器14にてダクト50を加熱することができる。従って、従来は本体1外に廃熱していた放熱器14の熱を利用してダクト50を効率よく加熱することができるので、当該ダクト50の内外面が結露してしまうのを防止することができる。
次に、図7には本発明の他の実施例の液晶プロジェクタPの斜視図を示している。該液晶プロジェクタPは、前述の実施例と略同じ構成を有している。以下、異なる部分について説明する。尚、前述の実施例と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。即ち、液晶プロジェクタPは、光源2の熱をダクト50に搬送するヒートパイプ72(本発明の熱搬送手段に相当)を設けている。即ち、熱搬送手段は、光源2上面からダクト50上面まで延在するヒートパイプ72と、このヒートパイプ72の光源2側に設けられた吸熱部材75Aと、ヒートパイプ72のダクト50側に設けられた放熱部材75Bとから構成されている。
該ヒートパイプ72(ヒートパイプ72と吸熱部材75Aと放熱部材75B)は、熱伝導率の高い銅などの金属にて構成され、内部には冷媒と液化した冷媒を搬送させるウイックが封入されている。該吸熱部材75Aは、所定厚さの板状に構成され、光源2が収容されたランプボックス22上面に熱交換関係に固定されている。また、放熱部材75Bも、所定厚さの板状に構成され、ダクト50上面に熱交換関係に固定されると共に、ヒートパイプ72の一側は吸熱部材75Aと、他側は放熱部材75Bと熱交換関係に固定されている。これにより、発熱した光源2の熱は吸熱部材75Aに吸熱され、ヒートパイプ72を介して放熱部材75Bに搬送される。放熱部材75Bに搬送された熱はダクト50に放熱されてダクト50を加熱する。即ち、ヒートパイプ72は、光源2から発生する熱を効率よく搬送して、ダクト50を加熱し、当該ダクト50が結露してしまうのを防止する。
このように、熱搬送手段をヒートパイプ72にて構成しているので、光源2の熱でダクト50を加熱することができ、ダクト50が結露してしまうのを効果的に防止することができる。これにより、冷却装置10で、ダクト50の内外面の加熱と、ダクト50内を循環する冷気の冷却との双方を行うことができるので、液晶プロジェクタPの利便性を大幅に向上させることが可能となる。特に、冷却装置10の冷媒回路とヒートパイプ72とを別々に構成しているので、最初にヒートパイプ72の熱搬送能力を設計しておくことで制御が不要となる。従って、ダクト内に設けられた各機器の取り外しや組み立てを容易に行うことが可能となり、それらの作業性を著しく向上させることができる。尚、実施例4では、光源2の熱をダクト50に搬送する熱搬送手段にヒートパイプ72を用いたが、熱搬送手段としてヒートパイプ72の代わりに、金属部材或いは水や空気などの冷媒搬送回路を用いて光源2の熱をダクト50に搬送するようにしても差し支えない。
次に、図8には本発明の他の実施例の液晶プロジェクタPの斜視図を示している。該液晶プロジェクタPは、前述の実施例と略同じ構成を有している。以下、異なる部分について説明する。尚、前述の実施例と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。即ち、液晶プロジェクタPは、ランプボックス22の光学素子群4側に前記熱搬送ファン67を設けている。そして、この熱搬送ファン67にて図中白抜き矢印で示すように光源2から発生した熱をダクト50方向に送風し、ダクト50を加熱して当該ダクト50が結露してしまうのを防止できるように構成している。
該冷却装置10を構成する放熱器14は、ダクト50の外面に併設(図中ダクト50の左側)されている。また、放熱ファン18Fは、放熱器14に併設されると共に、放熱器14から放熱された熱をダクト50の壁面方向に送風できる位置に配設されている。また、放熱器14とダクト50は、放熱ファン18Fにて送風された空気が当該放熱器14とダクト50間から本体1内に流通できる所定寸法離間している。これにより、図中白抜き矢印で示すように放熱ファン18Fにより送風された空気が放熱器14の熱をダクト50方向に送風し、ダクト50を加熱して、ダクト50が結露してしまうのを防止できるように構成している。
そして、制御装置60は、室内温度センサ62と室内湿度センサ63が検出した室内温度と湿度から、露点温度を算出する。制御装置60は、ダクト面温度センサ65が検出したダクト50の温度が低下していき、露点温度に近づく(露点温度よりも+1℃〜+2℃高い温度)と、熱搬送ファン67をONして光源2から発生した熱をダクト50方向に送風する。これにより、ダクト50を加熱して当該ダクト50が露点温度になって結露してしまうのを防止すると共に、ダクト50の温度が、露点温度よりも高い場合は、熱搬送ファン67をOFFして、ダクト50への送風を停止する。尚、放熱ファン18Fは、ダクト50の露点温度に関係なく冷却装置10の運転によりON/OFF制御される。
このように、本体1に設けられる発熱機器(光源2及び放熱器14)を加熱手段とし、当該発熱機器により加熱された空気をファンで18F、67によってダクト50外面に吹き付けて、当該ダクト50を加熱することができるので、光源2及び放熱器14などの発熱機器の熱で温風を作り、ダクト50を加熱することができる。これにより、ダクト50を加熱するための格別な熱源が不要となり、発熱機器の熱を有効利用することができる。また、ダクト50の結露防止のため、当該ダクト50を加熱するためのエネルギーを削減することが可能となる。従って、ダクト50の内外面の結露を低コストで防止することが可能となる。
次に、図9には本発明の他の実施例の液晶プロジェクタPの斜視図を示している。該液晶プロジェクタPは、前述の実施例と略同じ構成を有している。以下、異なる部分について説明する。尚、前述の実施例と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。即ち、実施例6では、プロジェクタP外部(本体1外部)から取り入れた室内空気にて加熱手段を構成し、この加熱手段(室内空気)にてダクト50を加熱するように構成している。
そして、前記実施例1では、電気ヒータ66を加熱手段としてダクト50を露点温度以上に加熱し、前記実施例2では、ペルチェ素子68の放熱側を加熱手段としてダクト50を露点温度以上に加熱し、前記実施例3では、圧縮機12の出口側に接続された冷媒吐出管13と放熱器14とを加熱手段としてダクト50を露点温度以上に加熱し、ダクト50の内外面の結露を防止している。また、前記実施例4では、光源2の熱を加熱手段としてヒートパイプ72にてダクト50まで搬送し、その熱でダクト50を露点温度以上に加熱し、前記実施例5では、光源2の熱を加熱手段として熱搬送ファン67にてダクト50を露点温度以上に加熱すると共に、放熱器14を加熱手段として放熱ファン18Fにてダクト50を露点温度以上に加熱して、当該ダクト50の内外面の結露を防止したが、実施例6では実施例1の電気ヒータ66の代わりに本体1外の空気(プロジェクタがP設置された室内の空気)を、本体1内に取り入れてダクト50外面に吹き付けるファン54を設けている。本体1外の空気を取り入れる場合、その空気は高温・低湿度であることが好ましい。
該ファン54は、ダクト50の側面(図中ダクト50の左側)に設けられると共に、ダクト50に対応する本体1の側面には空気取り入れ口(図示せず)が設けられている。そして、図中白抜き矢印で示すように、本体1側面の空気取り入れ口から室内の空気を本体1内に取り入れ、ファン54にてダクト50外面に吹き付ける。これにより、ダクト50を露点温度以上に加熱することができるので、当該ダクト50の内外面の結露を防止することができる。
また、図10に示すように、ファン54をダクト50の側面(図中ダクト50の右側)に設けても差し支えない。即ち、図7(実施例5)では、ダクト50の左側に放熱ファン18Fを設けているので、そこにファン54を設けることができない。そこで、ダクト50の右側にファン54を設け、当該ファン54に対応する本体1側面に空気取り入れ口56を設けている。そして、この場合も図中白抜き矢印で示すように、本体1側面の空気取り入れ口56から室内の空気を本体1内に取り入れ、ファン54にてダクト50外面に吹き付ける。これにより、ダクト50を露点温度以上に加熱させることができるので、当該ダクト50の内外面の結露を防止することができる。
尚、実施例6では、室内の空気(プロジェクタP外部の空気)は、実施例1乃至実施例5の加熱手段よりも当然温度が低いので、大きな風量が得られるファン54が用いられる。
このように、室内空気を加熱手段として、プロジェクタP外部(本体1外部)から取り入れた室内空気にてダクト50を加熱するようにしているので、格別な加熱源を用いなくてもダクト50を露点温度以上に加熱することができる。これにより、格別な熱源が不要となり、加熱エネルギーを削減することが可能となる。従って、ダクト50の結露防止コストを極めて低減させることができるようになる。
尚、実施例1乃至実施例6のダクト50の材質は一般的には金属材料であるが、必ずしも金属材料である必要はなく、例えば断熱系材料でも良い。実施例1乃至実施例4は、固体のダクト50の一部に固体の加熱手段を接触させて加熱する場合(加熱手段の接触面積が小さい)であり、ダクト温度分布を均一化し、局所的に低温となる部分を無くするためには、熱伝導性の良い金属材料であることが好ましい。
しかし、実施例5乃至実施例6は、固体のダクト50全体を気体の空気により一様加熱する場合(加熱手段の接触面積が大きい)であり、比較的温度分布がつきにくい加熱方法である。従って、ダクト50の材料を熱伝導性の高くない硬貨塩化ビニル、シリコン樹脂、フッ素樹脂、フェノール樹脂、ポリカーボネイト樹脂、ポリスチレン樹脂などの樹脂系材料、ゴム・プラスチック系材料、ガラス系材料、繊維系材料などとしても良い。
尚、各実施例ではプロジェクタの一例として液晶プロジェクタPを用いて説明したが、本発明のプロジェクタは液晶プロジェクタPに限定されるものでなく、本体1に光源2と、この光源2からの出射光を映像情報に応じて加工する光学素子群4と、加工後の投写光像をスクリーンに投写するための投写レンズ9とを設けて成るプロジェクタであれば良く、例えば、DLPプロジェクタ(DLP(登録商標))に本発明を適用しても有効である。また、レーザ光源などの固体光源から発した光線を光学素子群に照射し、光線を加工することにより、映像光を出射するレーザスキャンプロジェクタに本発明の各実施例を適用しても有効である。
P 液晶プロジェクタ
1 本体
2 光源
3 均一照明光学系
4 光学素子群
5、6、7 液晶パネル
8A、8B 偏光板
9 投写レンズ
10 冷却装置
12 圧縮機
14 放熱器
16 キャピラリチューブ(減圧装置)
18 蒸発器
18F 放熱ファン
20 ランプ
22 ランプボックス
42 冷気循環用ファン
50 ダクト
52 冷却風路
60 制御装置
62 室内温度センサ
63 室内湿度センサ
64 ダクト内空気温度センサ
65 ダクト面温度センサ
66 電気ヒータ
66a フィルム状の電気ヒータ
66b 線状の電気ヒータ
67 熱搬送ファン
68 ペルチェ素子
72 ヒートパイプ
75 金属アーム

Claims (7)

  1. 本体に設けられた光源と、該光源からの出射光を映像信号に応じて加工して映像光を出射する光学素子群を備えるプロジェクタにおいて、
    冷媒が圧縮機、放熱器、減圧装置、及び蒸発器の順に循環するよう配管で接続した冷媒回路と、
    送風手段により、前記蒸発器で冷却された空気が前記光学素子群を経て、再び前記蒸発器へと循環する風路を形成する空気循環ダクトと、
    該空気循環ダクトを加熱する加熱手段と、を備え、
    前記加熱手段により、前記空気循環ダクト外面の温度を、該空気循環ダクト外の空気の露点温度以上とすることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記冷媒回路の高温側と、該高温側の熱を前記空気循環ダクトに搬送する熱搬送手段により前記加熱手段を構成し、この空気循環ダクトを加熱することを特徴とする請求項1記載のプロジェクタ。
  3. 前記光源と、該光源の熱を前記空気循環ダクトに搬送する熱搬送手段により前記加熱手段を構成し、この空気循環ダクトを加熱することを特徴とする請求項1記載のプロジェクタ。
  4. 前記加熱手段は、ペルチェ素子であり、該ペルチェ素子の放熱側で前記空気循環ダクトを加熱すると共に、前記ペルチェ素子の吸熱側で前記空気循環ダクト内の空気を冷却することを特徴とする請求項1記載のプロジェクタ。
  5. 前記光源、及び/又は放熱器を前記加熱手段とし、該加熱手段により加熱された空気を前記空気循環ダクト外面に接触させて加熱することを特徴とする請求項1記載のプロジェクタ。
  6. 前記加熱手段は、室内空気であり、プロジェクタ外部から取り入れた室内空気(外気)を前記空気循環ダクト外面に接触させて加熱することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  7. 本体に設けられた光源と、該光源からの出射光を映像信号に応じて加工して映像光を出射する光学素子群を備えるプロジェクタにおいて、
    冷媒が圧縮機、放熱器、減圧装置、及び蒸発器の順に循環するよう配管で接続した冷媒回路と、
    送風手段により、前記蒸発器で冷却された空気が前記光学素子群を経て、再び前記蒸発器へと循環する風路を形成する空気循環ダクトと、を備え、
    該空気循環ダクトの一部には、前記光源からの出射光が通過するための光透過性部材が設けられ、該光透過性部材を前記空気循環ダクトに取り付けるための取付けしろ領域、又はその近傍に加熱手段を設けることによって、前記透過性部材外面の温度を、該透過性部材外面の空気の露点温度以上とすることを特徴とするプロジェクタ。
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