JP2009256210A - 精製乳酸環状二量体の製造方法及び製造装置、並びに、ポリ乳酸の製造方法及び製造装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、精製ラクチドの製造方法であって、乳酸を縮合して得られた乳酸縮合物を解重合して気体状のラクチドを得る解重合工程と、気体状のラクチドを凝縮させる凝縮工程と、凝縮されたラクチドを、L−ラクチド又はD−ラクチドのいずれかである光学活性ラクチドを含む精製ラクチドと、精製ラクチド以外の精製残留物とに分離する精製工程と、精製残留物中のラクチドを蒸発させることにより、精製残留物をラクチドとラクチド以外の蒸発分離残留物とに分離する蒸発分離工程とを含み、蒸発分離工程で分離されたラクチドを凝縮させ、精製工程において再利用することを特徴とする、精製ラクチドの製造方法、並びにそのための装置を提供する。
【選択図】図1
Description
蒸発分離装置の乳酸環状二量体排出口下流側に配置され、蒸発分離装置から供給される乳酸環状二量体を凝縮する第二の凝縮装置と、第二の凝縮装置の下流側と精製装置の上流側とを接続し、乳酸環状二量体を精製装置に供給する供給路とを備えることを特徴とする、精製乳酸環状二量体の製造装置。
乳酸の濃縮工程とは、ラクチドの合成のための原料となる乳酸から水分を除去する工程である。乳酸に含まれている水分は、可能な限り加熱して蒸発させることにより除去することが好ましい。加熱は窒素ガス流通下、120〜150℃で行うことが好ましい。
乳酸縮合工程は、乳酸を減圧下で加熱することにより縮合させオリゴマーを生成させる工程である。乳酸縮合工程では縮合に伴い水分が生じる。本発明においてオリゴマーとは、乳酸の2量体から分子量5万程度までの乳酸重合物を含む概念である。本発明の乳酸縮合工程によって得られるオリゴマーの分子量は、平均分子量で通常150〜1万、好ましくは500〜5,000である。
解重合工程は、乳酸縮合物を解重合してラクチドを形成し、気体状のラクチドを生じる工程である。本発明においてラクチド(乳酸環状二量体)とは、乳酸2分子から水2分子を脱水反応させることにより生じる環状エステルを示す。
凝縮工程は、解重合装置で生成したラクチドを含む蒸気から、ラクチドを凝縮して回収する工程である。解重合工程で生成した気体状ラクチドは解重合装置の反応器から減圧装置に向かって移動する。解重合装置の反応器と減圧装置との間に凝縮装置を介在させることで、ラクチドを凝縮させて回収することができる。
凝縮工程で得られるラクチドは、原料としてL−乳酸を用いた場合にはL−ラクチドを主成分とするが、ラセミ化反応により生じたD−ラクチド及びメソラクチドを副生成物として含む。また、ラクチド中には乳酸オリゴマー等の不純物も混在していることが多い。また原料としてD−乳酸を用いた場合に得られるラクチドは、D−ラクチドを主成分とし、L−ラクチド及びメソラクチドを副生成物として含む。
ラクチド精製装置の精製残留物排出口から排出された精製残留物(通常は液体状)は蒸発分離装置へ移送される。蒸発分離工程は、精製残留物中のラクチドを蒸発分離して回収する工程である。
蒸発分離工程で分離されたラクチドは凝縮された後、前記精製工程において再利用される。
蒸発分離装置の蒸発分離残留物排出口から排出された蒸発分離残留物(廃液)は解重合工程又はより上流側の工程へ還流されるが、不純物が多く含まれている等の事情により原料収率向上に寄与しないと判断される場合は廃棄しても良い。
本発明はまた、上述の精製ラクチド製造工程により得られた精製ラクチドを開環重合することによりポリ乳酸を製造する方法及びそのための装置に関する。
図1では、本発明のポリ乳酸製造装置において、蒸発分離装置27のラクチド排出口36から排出されたラクチドを供給路38により、ラクチド凝縮器13の上流側にある還流冷却器12に供給して再利用する実施形態(実施形態1)を模式的に示す。図1に示す装置は、反応経路上流側から、乳酸供給装置1、液送ポンプ2、乳酸濃縮装置3、液送ポンプ4、濃縮乳酸バッファタンク5、液送ポンプ6、乳酸縮合装置7、液送ポンプ8、オリゴマーバッファタンク9、液送ポンプ10、解重合装置11、還流冷却器12、ラクチド凝縮器13、液送ポンプ14、ラクチド精製装置15、液送ポンプ16、開環重合装置17の順番で配置され、ラクチド精製装置15の精製残留物(廃液)排出口35から蒸発分離装置27の順番で配置されて成る。本実施形態に係る装置を用いた処理条件は上述の通りである。
図3では、本発明のポリ乳酸製造装置において、蒸発分離装置27と精製装置15との間に第二の還流冷却器29及び第二のラクチド凝縮器30を設けることにより、蒸発分離装置27で分離されラクチド排出口36から排出されたラクチドを第二の還流冷却器29及び第二のラクチド凝縮器30を通して凝縮し、供給路40により、精製装置15の上流側に還流させて再利用する実施形態を模式的に示す。本発明のこの実施形態によれば、蒸発分離装置で分離されたラクチドの組成に適合したラクチドの凝縮条件の設定が容易になり、精製ラクチド及びポリ乳酸の品質の管理が容易になるという利点がある。
図1に示すポリ乳酸製造装置を用いて、ポリ乳酸の製造を行った。原料として、数平均分子量630の乳酸オリゴマーを解重合装置11に投入した。解重合装置11での反応は、10torr以下まで減圧し、200℃の温度で行った。解重合装置11における乳酸オリゴマーの滞留時間を5時間、液膜厚さ(液深)を55cm、触媒(2−エチルヘキサン酸スズ)濃度を0.7kg/m3とした。
図3に示すポリ乳酸製造装置を用いて、ポリ乳酸の製造を行った。原料として、数平均分子量630の乳酸オリゴマーを解重合装置11に投入した。解重合装置11での反応は、10torr以下まで減圧し、200℃の温度で行った。解重合装置11における乳酸オリゴマーの滞留時間を5時間、液膜厚さ(液深)を55cm、触媒(2−エチルヘキサン酸スズ)濃度を0.7kg/m3とした。
実施例1および2と同じ数平均分子量630の乳酸オリゴマーを用いて、解重合工程後に、解重合工程で生成した粗ラクチドを分縮器で濃縮した後、蒸気として蒸留塔に供給し、蒸留塔内で低沸点塔頂留出物、ラクチド及び高沸点塔底缶留出物に分離し、精製ラクチドを得る従来の装置(従来技術1の装置)でバッチ方式による解重合を行った。本方法では蒸留塔で精製ラクチドと分離された未反応オリゴマー、粗ラクチド等を解重合工程に還流させた。解重合時間10時間、初期液面高さ80cm、初期触媒濃度5kg/m3の条件で解重合反応を実施した。解重合反応は、10torr以下まで減圧し、200℃の温度で行った。その結果、生成したラクチドについて、解重合工程での光学異性体化率の増加は9%であった。
2 液送ポンプ
3 乳酸濃縮装置
4 液送ポンプ
5 濃縮乳酸バッファタンク
6 液送ポンプ
7 乳酸縮合装置
8 液送ポンプ
9 オリゴマーバッファタンク
10 液送ポンプ
11 解重合装置
12 還流冷却器
13 ラクチド凝縮器(凝縮装置)
14 液送ポンプ
15 ラクチド精製装置
16 液送ポンプ
17 開環重合装置
18 還流器
19 冷却器
20 減圧装置
21 還流器
22 冷却器
23 減圧装置
24 凝縮器
25 不純物冷却器
26 減圧装置
27 蒸発分離装置
28 液送ポンプ
29 第二の還流冷却器
30 第二のラクチド凝縮器(第二の凝縮装置)
31 凝縮器
32 不純物冷却器
33 減圧装置
34 精製ラクチド排出口
35 精製残留物排出口
36 ラクチド排出口
37 蒸発分離残留物排出口
38 供給路
39 供給路
40 供給路
Claims (17)
- 精製乳酸環状二量体の製造方法であって、
乳酸を縮合して得られた乳酸縮合物を解重合して気体状の乳酸環状二量体を得る解重合工程と、
気体状の乳酸環状二量体を凝縮させる凝縮工程と、
凝縮された乳酸環状二量体を、L−乳酸環状二量体又はD−乳酸環状二量体のいずれかである光学活性乳酸環状二量体を含む精製乳酸環状二量体と、精製乳酸環状二量体以外の精製残留物とに分離する精製工程と、
精製残留物中の乳酸環状二量体を蒸発させることにより、精製残留物を乳酸環状二量体と乳酸環状二量体以外の蒸発分離残留物とに分離する蒸発分離工程とを含み、
蒸発分離工程で分離された乳酸環状二量体を凝縮させ、精製工程において再利用することを特徴とする、精製乳酸環状二量体の製造方法。 - 蒸発分離工程が、精製残留物を薄膜化した状態で乳酸環状二量体を蒸発させる工程であることを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 蒸発分離工程が遠心薄膜蒸発器を用いて行われることを特徴とする、請求項2記載の方法。
- 乳酸を濃縮する濃縮工程と、
濃縮工程後の乳酸を縮合して乳酸縮合物を得る縮合工程とを更に含み、縮合工程で得られた乳酸縮合物を解重合工程に用いることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項記載の方法。 - 蒸発分離残留物が乳酸縮合物を含むものであり、該蒸発分離残留物を濃縮工程に還流させて乳酸と共に濃縮し再利用することを特徴とする、請求項4記載の方法。
- 蒸発分離残留物が乳酸縮合物を含むものであり、該蒸発分離残留物を縮合工程に還流させて乳酸と共に縮合し再利用することを特徴とする、請求項4記載の方法。
- 蒸発分離残留物が乳酸縮合物を含み、該蒸発分離残留物を解重合工程において再利用することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項記載の方法。
- 請求項1〜7のいずれか1項記載の方法により精製乳酸環状二量体を製造する精製乳酸環状二量体製造工程と、
精製乳酸環状二量体製造工程により得られた精製乳酸環状二量体を開環重合してポリ乳酸を製造する開環重合工程とを含むことを特徴とする、ポリ乳酸の製造方法。 - 精製乳酸環状二量体の製造装置であって、
乳酸縮合物を解重合して気体状の乳酸環状二量体を得る解重合装置と、
解重合装置の下流側に配置され、解重合装置から供給される気体状の乳酸環状二量体を凝縮させる凝縮装置と、
凝縮装置の下流側に配置され、凝縮装置から供給される凝縮された乳酸環状二量体を、L−乳酸環状二量体又はD−乳酸環状二量体のいずれかである光学活性乳酸環状二量体を含む精製乳酸環状二量体と、精製乳酸環状二量体以外の精製残留物とに分離し排出する、精製乳酸環状二量体排出口と精製残留物排出口とを備えた精製装置と、
精製装置の精製残留物排出口下流側に配置され、精製装置から供給される精製残留物を、該精製残留物中の乳酸環状二量体を蒸発させることにより、乳酸環状二量体と乳酸環状二量体以外の蒸発分離残留物とに分離し排出する、乳酸環状二量体排出口と蒸発分離残留物排出口とを備えた蒸発分離装置と、
蒸発分離装置の乳酸環状二量体排出口下流側と凝縮装置の上流側とを接続し、乳酸環状二量体を凝縮装置に供給する供給路とを備えることを特徴とする、精製乳酸環状二量体の製造装置。 - 精製乳酸環状二量体の製造装置であって、
乳酸縮合物を解重合して気体状の乳酸環状二量体を得る解重合装置と、
解重合装置の下流側に配置され、解重合装置から供給される気体状の乳酸環状二量体を凝縮させる凝縮装置と、
凝縮装置の下流側に配置され、凝縮装置から供給される凝縮された乳酸環状二量体を、L−乳酸環状二量体又はD−乳酸環状二量体のいずれかである光学活性乳酸環状二量体を含む精製乳酸環状二量体と、精製乳酸環状二量体以外の精製残留物とに分離し排出する、精製乳酸環状二量体排出口と精製残留物排出口とを備えた精製装置と、
精製装置の精製残留物排出口下流側に配置され、精製装置から供給される精製残留物を、該精製残留物中の乳酸環状二量体を蒸発させることにより、乳酸環状二量体と乳酸環状二量体以外の蒸発分離残留物とに分離し排出する、乳酸環状二量体排出口と蒸発分離残留物排出口とを備えた蒸発分離装置と、
蒸発分離装置の乳酸環状二量体排出口下流側に配置され、蒸発分離装置から供給される乳酸環状二量体を凝縮する第二の凝縮装置と、
第二の凝縮装置の下流側と精製装置の上流側とを接続し、乳酸環状二量体を精製装置に供給する供給路とを備えることを特徴とする、精製乳酸環状二量体の製造装置。 - 蒸発分離装置が薄膜蒸発器であることを特徴とする、請求項9又は10記載の装置。
- 薄膜蒸発器が遠心薄膜蒸発器であることを特徴とする、請求項11記載の装置。
- 乳酸を濃縮する濃縮装置と、
濃縮装置の下流側に配置され、濃縮装置から供給される濃縮後の乳酸を縮合する縮合装置とを更に備え、
解重合装置は縮合装置の下流側に、縮合装置からの乳酸縮合物が供給されるように配置されていることを特徴とする、請求項9〜12のいずれか1項記載の装置。 - 蒸発分離装置の蒸発分離残留物排出口下流側と濃縮装置の上流側とを接続し、蒸発分離残留物を濃縮装置に供給する供給路を更に備えることを特徴とする、請求項13記載の装置。
- 蒸発分離装置の蒸発分離残留物排出口下流側と縮合装置の上流側とを接続し、蒸発分離残留物を縮合装置に供給する供給路を更に備えることを特徴とする、請求項13記載の装置。
- 蒸発分離装置の蒸発分離残留物排出口下流側と解重合装置の上流側とを接続し、蒸発分離残留物を解重合装置に供給する供給路を更に備えることを特徴とする、請求項9〜13のいずれか1項記載の装置。
- 請求項9〜16のいずれか1項記載の精製乳酸環状二量体の製造装置と、
該製造装置における精製装置の精製乳酸環状二量体排出口下流側に配置され、精製装置から供給される精製乳酸環状二量体を開環重合してポリ乳酸を製造する開環重合装置とを備えることを特徴とする、ポリ乳酸の製造装置。
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