JP2009255864A - 運転者監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、他の同乗者による運転者の成りすましを防止することができ、また、本人の認証精度を上げることを目的とし、また、大掛かりな着座センサを用いずに、成りすましを検知することを副次的な目的としている。
【解決手段】この発明は、運転者を撮影するカメラを備え、アルコール検知装置を備え、アルコール検知装置により運転者の呼気からアルコールが検知された場合にはエンジンの始動を禁止するインターロック装置を備えた運転者監視装置において、インターロック装置は、アルコール検知装置によるアルコール検知操作時の直前ないし直後の間に、異なるタイミングでカメラにより複数回の撮影を行うステップと、人為操作に基づいて本人認証を開始し、カメラにより得られた複数の撮影画像に基づいて本人認証を行うステップと、本人認証の肯定結果より、エンジンの始動を許可するステップとを実行する機能を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は運転者監視装置に係り、特に、成りすましによる運転を防止し、運転者の認証精度を向上することができる運転者監視装置に関する。
車両には、アルコール検知装置を用いて、運転者の呼気から規定値以上のアルコールが検知されると、イグニションスイッチをロックしてスタータモータの起動によるエンジンの始動を不可能にする運転者監視装置を搭載するものがある。また、車両には、運転席にカメラを設置して運転者を撮影し、その撮影した画像と予め登録されている顔の画像とを照合し、運転者が本人であるかの認証を行う運転者監視装置を搭載するものがある。
従来の運転者監視装置には、車両への乗員入場と判定されたとき、撮影した乗員の画像と予め登録されている顔画像とを照合し、照合が一旦一致とされた後、ドアの開状態から閉状態への切り替わりが判定されるまでの間で、所定タイミングで画像を再取得してこの画像と予め登録されている顔画像とを照合し、成りすましを検出するものがある。
特開2004−276783号公報
従来の運転者監視装置には、運転者の状況データと記録された状況データとを比較し、異常を検出した場合は音・振動等で運転者に警告を発し、車両を自動的に停止させるものがある。
特開2000−301963号公報
従来の運転者監視装置には、運転中や休憩中の乗務員の飲酒状況、交代状況を検出して運行中や休憩後の運転の可否を判定し、運転否と判定した場合は運転の継続を不可能とする措置を行うものがある。
特開2004−318411号公報
従来の運転者監視装置には、被撮影者の眼以外の顔部位を誤って眼であるとして追跡していたときの眼鼻間距離と、その後の追跡で画像全体から検出した眼鼻間距離とを比較し、これら2つの眼鼻間距離が、分布において同様の箇所にあるときは画像全体から検出した眼は誤りであると判断し、異なる箇所にあるときは画像全体から検出した眼は正しく検出されたと判断するものがある。
特開2005−327072号公報
ところで、従来の運転者監視装置においては、前記のように、アルコール検知装置を用いて運転者の呼気からアルコールが検知された場合にエンジンの始動を不可能にする運転者監視装置や、カメラにより撮影した運転者の画像と予め登録されている画像とを照合して本人認証を行う運転者監視装置がある。
ところが、従来は、これらを併用する技術を考える場合、アルコール検知装置のアルコール検知とカメラの撮影が直結しておらず、対象を同定していないので、成りすましによる運転を防止できない問題がある。例えば、呼気中のアルコール濃度を検知する場合に、アルコール検知装置の測定部分に飲酒していない他の同乗者が呼気を吹きかけ、飲酒している登録済みの乗務員をカメラに撮影させると、運転者が飲酒をしていないと判断されることになる。
このため、単にカメラとアルコール検知装置とを並用した技術では、運転者が飲酒していない者に成りすまし、飲酒運転することができる場合のような不都合や、監視のかいくぐりが考えられる。これに対しては、運転者の座席に着座センサを配設し、着座センサにより運転者を検知して呼気を検知することが考えられるが、着座センサによる検知は正確な検知装置が必要になり、システムが大掛かりになる不都合がある。
この発明は、他の同乗者による運転者の成りすましを防止することができ、また、本人の認証精度を上げることを目的としている。また、この発明は、大掛かりな着座センサを用いずに、成りすましを検知することを副次的な目的としている。
この発明は、運転者を撮影するカメラを備え、アルコール検知装置を備え、前記アルコール検知装置により運転者の呼気からアルコールが検知された場合にはエンジンの始動を禁止するインターロック装置を備えた運転者監視装置において、前記インターロック装置は、前記アルコール検知装置によるアルコール検知操作時の直前ないし直後の間に、異なるタイミングで前記カメラにより複数回の撮影を行うステップと、人為操作に基づいて本人認証を開始し、前記カメラにより得られた複数の撮影画像に基づいて本人認証を行うステップと、前記本人認証の肯定結果より、前記エンジンの始動を許可するステップとを実行する機能を備えることを特徴とする。
この発明の運転者監視装置は、アルコール検知のタイミングの直前・直後を含む特定時間の間に運転者を撮影することで、成りすましを防止できる。この発明の運転者監視装置は、複数のタイミングで運転者を撮影することで、表情の変化を含めて本人認証に利用でき、認証精度を上げることができる。
以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説明する。
図1〜図3は、この発明の実施例を示し、図1は運転者監視装置のシステム構成図、図2はカメラによる撮影及びアルコール検知装置による測定の説明図、図3は監視動作のフローチャートである。図1において、1は車両に搭載したエンジン、2はエンジン制御装置、3はイグニションスイッチ、4は運転者監視装置である。運転者監視装置4は、運転者を撮影するカメラ5を備え、運転者の呼気からアルコール関連成分を検知するアルコール検知装置6(ガス成分検知装置)を備え、エンジン1の始動を禁止するインターロック装置7を備えている。インターロック装置7は、エンジン1の運転状態を制御するエンジン制御装置2によって構成している。
前記カメラ5は、カメラ本体8に、映像を取り込むレンズ9と、取り込んだ映像を電子的な画像として撮影する撮影部10とを備えている。カメラ5は、図2に示すように、アルコール検知装置6に近接して並べて配置している。カメラ5は、画像に基づいて本人認証を行う画像処理装置11に接続されている。画像処理装置11は、エンジン制御装置2に接続され、後述の警告装置17に接続されている。画像処理装置11は、バッテリ電源またはアクセサリ電源の電源12に接続されている。電源12が、バッテリ電源ならば、後述する何れかの機械式接点のリレースイッチ(リクエストスイッチ14)からの入力によりONし、電力をカメラ5及び画像処理装置11に供給する。また、電源12が、アクセサリ電源ならば、イグニションスイッチ3をアクセサリ位置に操作するとONし、電力をカメラ5及び画像処理装置11に供給する。
前記画像処理装置11は、予め登録した画像とカメラ5により得られた画像とを照合し、運転者が本人であるか(肯定)、本人でないか(否定)の本人認証を行う。画像処理装置11は、運転者が本人であると認証した場合(肯定結果)に、始動要求をエンジン制御装置2に出力する。画像処理装置11は、運転者が本人以外であると認証した場合(否定結果)に、後述の警告装置17に否定結果を出力する。否定結果を受けた警告装置17は、音や光で警告を発し、エンジン制御装置2に停止要求を出力する。
前記アルコール検知装置6は、検知本体13に、呼気検査を行うための起動要求を行うリクエストスイッチ14と、アルコール検知のために呼気を吹き込むノズル15と、ノズルから吹き込まれた呼気中のアルコール濃度を測定する測定部16とを備えている。アルコール検知装置6は、カメラ5に近接して配置され、アルコールの検知結果を受けて警告を発する警告装置17に接続されている。警告装置17は、エンジン制御装置2に接続されている。アルコール検知装置6及び警告装置17は、連動する前記画像処理装置11を介して電源12のバッテリ電源若しくはアクセサリ電源から電力を供給される。
前記警告装置17は、アルコール検知装置6が運転者の呼気から検知したアルコールの濃度が規定値以上であるか、規定値未満であるかの判断を行う。警告装置17は、アルコール検知装置6が運転者の呼気から規定値以上のアルコールを検知した場合に、警告を発し、エンジン制御装置2に停止要求を出力する。
前記アルコール検知装置6は、検知本体13を車両のステアリングコラム部に設けてある。検知本体13は、固定は必須ではなく、取り外して使用可能に設けても良い。設置場所について、前記ステアリングコラム部上だけでなく、インストルメントパネルのメータクラスタ付近や、ステアリングハンドル上、あるいは座席など、車両の運転座席周囲に設けてあればよい。
前記インターロック装置7を構成するエンジン制御装置2は、外部装置であるカメラ5及びアルコール検知装置6と通信し、カメラ5及びアルコール検知装置6からの入力信号に基づいて、エンジン1の始動を許可ないし運転の禁止をする。エンジン制御装置2は、インターロック装置7が作動状態になると、エンジン1を停止状態に保持し、エンジン1を始動できない。また、エンジン制御装置2は、インターロック装置7が非作動状態になると、エンジン1を始動できる。エンジン制御装置2は、アルコール検知装置6により運転者の呼気からアルコールが検知された場合に、インターロック装置7によりエンジン1の始動を禁止する。
前記エンジン制御装置2により構成されるインターロック装置7は、アルコール検知装置6によるアルコール検知操作時の直前ないし直後の間に、異なるタイミングでカメラ5により複数回の撮影を行うステップと、人為操作に基づいて本人認証を開始し、カメラ5により得られた複数の撮影画像に基づいて本人認証を行うステップと、本人認証の肯定結果より、エンジン1の始動を許可するステップとを実行する機能を備える。
また、前記インターロック装置7は、エンジン1の始動許可に基づいてエンジン1を始動した後、カメラ5により断続的に撮影するステップと、エンジン1の始動前に撮影した画像とエンジン1の始動後に断続的に撮影した画像とを用いて本人認証を行うステップとを実行する機能を備える。
さらに、前記インターロック装置7は、エンジン1の始動後に断続的に撮影した画像を用いて本人認証を行うステップにて否定結果となった場合、運転者に警告し、かつエンジン停止に向けてエンジン出力を制限するステップを実行する機能を備える。
次に、実施例の作用を、図3のフローチャートに基づいて説明する。
図3のフローチャートにおいては、以下の処理を行う。
運転者監視装置4は、アルコール検知装置6にカメラ5を近づけて配置し、呼気中のアルコールの測定と同時に顔を複数回撮影する。呼気をノズル15に吹きかけるためには、アルコール検知装置6に顔を近づける必要があり、確実に呼気の測定を行った者の顔をカメラ5で撮影することが可能である。撮影した画像は、画像処理装置11にて顔の特徴を認識する。もし、画像処理装置11は、呼気中にアルコールが検知されたら、警告装置17を介して警告を行う。
即ち、運転者監視装置4は、まず、運転者が車両に乗車したら、リクエストスイッチ14のON操作をトリガとして、カメラ5に顔を撮影するように指示する。この時の顔は、図2に示すように、真顔である。次に、運転者監視装置4は、アルコールを測定するために、アルコール検知装置6に呼気を吹きかけるように指示する。この時の顔は、図2に示すように、開口している顔である。運転者監視装置4は、このアルコール検知操作時の顔を撮影し、各々の画像の眉、目、口、鼻、輪郭等の特徴を認識し、この後の本人認証に用いる。運転者監視装置4は、真顔と、開口している顔の2種類の顔画像の特徴を撮影することにより、本人認識の精度を上げることができる。
その後、運転者監視装置4は、イグニションスイッチ3のアクセサリ位置への操作(アクセサリ電源のON時)をトリガとして、再度顔を撮影し、先に撮影した顔画像と比較して特徴が同じであれば、エンジン1の始動を可能とする。運転者監視装置4は、もし、本人認証が否定結果ならば警告を行い、再びアルコール検知操作と顔画像撮影を行う。
運転中は、定期的に顔画像を撮影して運転者を監視し、運転者が交代したら警告を行い、かつエンジン1を停止し、車両を止めて再検査することを要求する。運転者監視装置4は、こうすることにより運転者本人以外のいわゆる成りすましを防止することができる。
運転者監視装置4は、図3のフローチャートにおいて、乗車した運転者がアルコール検知装置6のリクエストスイッチ14をON操作すると、これをトリガとして電源12であるバッテリ電源から電力が供給され、プログラムを開始する(A01)。プログラムの開始(A01)は、専用のリクエストスイッチ14の他に、着座センサによる着座検知時なども望ましいが、正確な検知装置が必要になり、システムが大掛かりになる不都合がある。簡素化および待機電流の消費量削減のためには、イグニションスイッチ3の操作(イグニションキーの挿入)、ドアの操作(開錠、リクエスト、開閉)、シートベルトの着用などを条件として、プログラムを開始するように兼用しても良い。プログラムの開始(A01)は、機械的接点を含むリレースイッチの動作をトリガとするのが好ましい。
前記リクエストスイッチ14のON操作でプログラムが開始されると(A01)、顔画像を撮影し(A02)、撮影回数が1回目か2回目かを判断する(A03)。この判断(A03)による撮影回数が1回目の場合は、直ちにアルコール検知操作を行い(A04)、規定値以上のアルコールが検知されたかを判断する(A05)。
この判断(A05)がYESの場合は、警告を発し(A06)、エンジン停止の処理をし(A07)、顔画像の撮影(A02)に戻り、再検査となる。エンジン停止の処理(A07)においては、エンジン1を停止状態に保持し、エンジン1を始動できないようにする。前記判断(A05)がNOの場合は、顔画像の撮影(A02)に戻り、2回目の撮影を行う。
前記(A02)〜(A05)のアルコール検知に同調して行う顔画像の撮影は、アルコール検知操作時の直前に1回目(図2の真顔)、直後に2回目の撮影(図2のノズル15に呼気を吹き込むために開口している顔)を行う。また、この2回目の撮影は、図3に破線で示す顔画像撮影の処理(A14)ように、アルコール検知操作(A04)を行う時からその結果判断(A05)を出力するまでの間に行うようにしても良い。この場合は、アルコール検知操作時(A04)と2回目の顔画像撮影時(A14)とが重ねられ、成りすましの可能性を低め、表情の変化を含めることができる。
また、顔画像の撮影は、それぞれのアルコール検知のタイミングにおける1回の撮影で、あるタイミングからの経過時間の間に、微少時間のずれをおいて複数カットの撮影を行うようにしても良い。これにより、顔画像には、複数の顔を捉え、顔の表情の変化を含めることができる。そして、複数の顔画像は、後の認証において本人確認の精度を高めることができる。
前記アルコール検知の判断(A05)がNOで2回目の顔画像を撮影し(A02)、判断(A03)による撮影回数が2回目である場合は、エンジンを始動するためにイグニションスイッチ3をアクセサリ位置へ操作してアクセサリ電源がONすると(A08)、これをトリガとして3回目の顔画像を撮影し(A09)、本人であるかの認証を行う(A10)。
このように、運転者監視装置4は、アルコール検知操作に同調させた顔画像の撮影の後に(A03:YES)、アクセサリ電源のON(イグニションスイッチ操作、あるいはプッシュ型スタートスイッチ押下操作)により(A08)、3回目の顔画像を撮影し(A09)、本人認証を行う(A10)。これにより、運転者監視装置4は、走行開始の準備段階においても、成りすましの可能性を低め、表情の変化を含めることができる。
前記本人認証(A10)が否定結果でNOの場合は、警告を発し(A06)、エンジン停止の処理をし(A07)、顔画像の撮影(A02)に戻り、再検査となる。本人認証(A10)が肯定結果でYESの場合は、始動許可に基づいてイグニションスイッチ3のスタート位置への操作によりエンジン1を始動する(A11)。
顔画像撮影の3回目までの累積に基づいた本人認証により、本人認証が肯定結果の場合は、エンジン始動許可状態となり、始動操作に対して車両推進用のエンジン1たる内燃機関を始動する。エンジン1が電動モータを含んで構成されている場合は、電動モータを起動してスタンバイ状態とする。
前記エンジン1の始動(A11)をした後は、顔画像を撮影し(A12)、本人であるかの認証を行う(A13)。本人認証(A13)が否定結果でNOの場合は、警告を発し(A06)、エンジン停止の処理をし(A07)、顔画像の撮影(A02)に戻り、再検査となる。本人認証(A13)が肯定結果でYESの場合は、顔画像の撮影(A12)に戻り、エンジン1を始動した後も、引き続き、断続的あるいは定期的に撮影した画像を用いて本人認証を行い、カメラ5による監視を継続する。
ここで、断続的な撮影のタイミングとは、まず、定期的なカウントにより、所定の経過時間の経過毎に行うのが基本である。また、撮影は、そのタイミングに加え、特定の条件成立時を加えるとより良い。この特定の条件とは、各座席のいずれかのシートベルト着用検知状態に変化が有った時、変速機のセレクト装置がパーキングPあるいはニュートラルNに操作された時、パーキングブレーキが操作された時、ドアが開閉された時、シートが移動された時などである。
前記(A12)、(A13)による継続監視の結果、判断(A13)がNOとなったら、警告を発し(A06)、エンジン停止の処理(A07)により停車を行う。その後、走行を継続するには、撮影を伴ったアルコール検知で再検査することが不可避となる。なお、制御フロー中の動作終了タイミングは任意であり、イグニションスイッチ3のOFF操作を行った際に、終了処理する。次回の開始タイミングでは、また最初から処理を行う。
この運転者監視装置4は、カメラ5による撮影とアルコール検知装置6によるアルコール検知を同調して行うため、アルコール検知操作時の直前ないし直後の間に複数回の撮影を行う。運転者監視装置4は、人為操作により、本人認証後、エンジン1の始動を許可する。運転者監視装置4は、エンジン1の始動後において断続的な撮影をし、カメラ5による監視を継続する。運転者監視装置4は、継続監視の結果が否定となると、警告、停車を行う。
運転者監視装置4は、運転席に着座している人物が交代したことを判定した場合、安定的な停車状態ならば、すぐにエンジン1を停止する。車両の停車状態は、車速ゼロ、変速機がニュートラルNといった停車状態であるケースが大半を占めると予想され、停車中であるから直ちに停止してもよいとは限らない。そのような停車の中でも、変速機がパーキングPや、パーキングブレーキ使用状態ならば、遅滞なくエンジン1を停止しても不都合はない。坂道など傾斜での交代は、故意に行わなければ、稀と考えられるが、結局、意図しない車両の不安全状態には配慮して止めるのが望ましい。
運転者監視装置4は、走行中にエンジン1を停止する必要が生じた場合、別の警報装置による運転者への報知を伴いながら、車両の退避可能な時間を与えつつエンジン1の出力を抑制し、やがて車両の停止後にエンジン1を完全に停止させる。出力の抑制は、スロットルバルブの開動制限、燃料噴射量の低減またはカット、点火の間引き、それらの組合せによって行う。なお、車両の退避時には、変速機の変速を制御し、車速を制限するようにした制御を組み合わせても良い。
このように、運転者監視装置4のインターロック装置7は、アルコール検知装置6によるアルコール検知操作時の直前ないし直後の間に、異なるタイミングでカメラ5により複数回の撮影を行うステップと、人為操作に基づいて本人認証を開始し、カメラ5により得られた複数の撮影画像に基づいて本人認証を行うステップと、本人認証の肯定結果より、エンジン1の始動を許可するステップとを実行する機能を備える。
これにより、運転者監視装置4は、アルコール検知のタイミングの直前・直後を含む特定時間の間に運転者を撮影することで、成りすましを防止できる。この運転者監視装置4は、複数のタイミングで運転者を撮影することで、表情の変化を含めて本人認証に利用でき、認証精度を上げることができる。
また、運転者監視装置4のインターロック装置7は、エンジン1の始動許可に基づいてエンジン1を始動した後、カメラ5により断続的に撮影するステップと、エンジン1の始動前に撮影した画像とエンジン1の始動後に断続的に撮影した画像とを用いて本人認証を行うステップとを実行する機能を備える。
これにより、運転者監視装置4は、エンジン1の始動前後に運転者を撮影することで、エンジン1の始動後の運転者の交代といった成りすましを防止できる。
さらに、運転者監視装置4のインターロック装置7は、エンジン1の始動後に断続的あるいは定期的に撮影した画像を用いて本人認証を行うステップにて否定結果となった場合、運転者に警告し、かつエンジン停止に向けてエンジン出力を制限するステップを実行する機能を備える。
これにより、運転者監視装置4は、走行中に成りすましと判定した場合に、難なく車両を停車に導くことができる。
なお、運転者監視装置4は、初期動作をリクエストスイッチ14がON操作されてバッテリ電源による電力の供給に基づく動作に代えて、ステップ(A01)のトリガをイグニションスイッチ3のアクセサリ位置への操作によるアクセサリ電源のONの検知を条件とし、ステップ(A08)をイグニションスイッチ3のイグニション位置への操作によるイグニションONの検知を条件とすることで、電源システムとスイッチ構成を簡略化しつつ同様の動作を可能とすること、および、待機電流を低減することができる。
また、カメラ5は、実際の物を撮像して3原色に代表される光学的な色周波数として捉えた画像だけでなく、実際の物の表面形状までの距離を捉えた画像であっても良い。後者のカメラならば、3次元(立体)的な形状を含めて認識できるので、より本人確認の認識精度を高めることができる。
また、カメラ5で顔を撮影する場合には、例えば夜間だと暗くて顔が映らない可能性があるので、カメラ5にフラッシュを搭載する、カメラ5のレンズ9横にライトを設ける等を行って光源を確保し、同調させて作動させることにより確実に顔を撮影すること、赤外線カメラとすること等も可能である。
この発明の運転者監視装置は、自動車や、電車、船、飛行機等の運転者の成りすまし、本人認証にも適用することができる。
実施例を示す運転者監視装置のシステム構成図である。 カメラによる撮影及びアルコール検知装置による測定の説明図である。 監視動作のフローチャートである。
符号の説明
1 エンジン
2 エンジン制御装置
3 イグニションスイッチ
4 運転者監視装置
5 カメラ
6 アルコール検知装置
7 インターロック装置
8 カメラ本体
9 レンズ
10 撮影部
11 画像処理装置
12 電源(バッテリ電源、アクセサリ電源)
13 検知本体
14 リクエストスイッチ
15 ノズル
16 検出部
17 警告装置

Claims (3)

  1. 運転者を撮影するカメラを備え、アルコール検知装置を備え、前記アルコール検知装置により運転者の呼気からアルコールが検知された場合にはエンジンの始動を禁止するインターロック装置を備えた運転者監視装置において、前記インターロック装置は、前記アルコール検知装置によるアルコール検知操作時の直前ないし直後の間に、異なるタイミングで前記カメラにより複数回の撮影を行うステップと、人為操作に基づいて本人認証を開始し、前記カメラにより得られた複数の撮影画像に基づいて本人認証を行うステップと、前記本人認証の肯定結果より、前記エンジンの始動を許可するステップとを実行する機能を備えることを特徴とする運転者監視装置。
  2. 前記インターロック装置は、前記エンジンの始動許可に基づいてエンジンを始動した後、前記カメラにより断続的に撮影するステップと、前記エンジンの始動前に撮影した画像と前記エンジンの始動後に断続的に撮影した画像とを用いて本人認証を行うステップとを実行する機能を備えることを特徴とする請求項1に記載の運転者監視装置。
  3. 前記インターロック装置は、前記エンジンの始動後に断続的に撮影した画像を用いて本人認証を行うステップにて否定結果となった場合、運転者に警告し、かつエンジン停止に向けてエンジン出力を制限するステップを実行する機能を備えることを特徴とする請求項2に記載の運転者監視装置。
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