JP2009254508A - 身体活動強度計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】状況に応じて表示感度を変更することができる身体活動強度計測装置を提供する。
【解決手段】本発明の身体活動強度計測装置は、体動を検知する検知手段と、単位時間毎に、前記検知手段の検知結果に基づいて身体活動の強度を算出し、当該算出した強度を記憶部に記録する記録手段と、前記強度が記録された時点から遡って所定時間の間に記録された強度を参照して、表示強度の算出に用いる時間を決定する決定手段と、前記決定手段で決定された時間とその間に記録された強度とから表示強度を算出し、当該算出した表示強度を表示部に表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、身体活動強度計測装置に関する。
利用者の身体活動の強度を計測する装置(身体活動強度計測装置;運動強度計;活動量計)には、予め設定した目標運動量に対する、その時点での残り運動量を表示するものがある(特許文献1参照)。また、検知した身体活動を4段階の運動レベルに分類し、一定期間の歩行数、運動強度分布などを表示するものも提案されている(特許文献2参照)。
特開2001−276009号公報 特開平10−318779号公報
近年、疾病全体に占める虚血性心疾患、脳血管疾患、糖尿病等の生活習慣病の割合が増加し、大きな問題となっている。このような生活習慣病の発症リスクを低減するためには、運動不足などの好ましくない生活習慣を見直すことで、その基礎病態であるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を改善することが有効とされている。
具体的な指針として、厚生労働省の運動施策の一環として報告された「健康づくりのための運動基準2006」及び「健康づくりのための運動指針2006(エクササイズガイド2006)」では、健康づくりのための身体活動量の基準値を、「3メッツ(METs)以上の身体活動を23エクササイズ(METs・時)/週、そのうち3METs以上の運動を4エクササイズ」と定めている。なお、「身体活動」とは、安静にしている状態より多くのエネルギーを消費する全ての動きのことをいい、「運動」とは、身体活動のうち体力の維持・向上を目的として計画的・意図的に実施するものをいう。身体活動のうち運動以外のものは「生活活動」とよばれる。
上記指針からも分かるように、生活習慣病の予防のためには、日常生活の中での活動量を増加させることと(例えば、家事や通勤時の活動量を増やすなど)、ある程度計画的に運動を実施すること(例えば、定期的にウォーキング、ジョギングを行うなど)の両方を心がけ、継続することが効果的といえる。しかし、従来の身体活動強度計測装置では、一定の時間に行われた身体活動の強度(例えば、その時間に行われた身体活動の平均的な強度)が表示されるため、身体活動強度計測装置の表示感度は上記時間の幅によって左右される。例えば、強度を算出するための時間を長くすると、急に激しい運動をした場合に、運動をしていない時間も含めて強度が算出されてしまう。そのため、実際の強度よりも低い値が算出されてしまう。更に、強度を算出するための時間を長くすると、身体活動の開始から実際の強度が表示されるまでに長い時間が必要になるため、利用者に“感度が悪い”という印象を持たせてしまう。一方、上記時間を短くすると、身体活動中に表示される強度が激しく変動する場合がある。そのような場合、身体活動の強度は、利用者にとって把握し難くなってしまう。そのため、状況に応じて表示感度を変更することができる活動量計が望まれている。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、状況に応じて表示感度を変更することができる身体活動強度計測装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を採用する。
本発明の身体活動強度計測装置は、体動を検知する検知手段と、単位時間毎に、前記検知手段の検知結果に基づいて身体活動の強度を算出し、当該算出した強度を記憶部に記録する記録手段と、前記強度が記録された時点から遡って所定時間の間に記録された強度を参照して、表示強度の算出に用いる時間を決定する決定手段と、前記決定手段で決定された時間とその間に記録された強度とから表示強度を算出し、当該算出した表示強度を表示部に表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、所定時間の間に記録された強度を参照して、表示強度の算出に用いる時間が決定される。そのため、状況に応じて表示強度の算出に用いる時間を変更することができる。また、この構成によれば、決定された時間とその間に記録された強度とから表示強度が算出される。そのため、表示強度の算出に用いられる時間を変更することにより、表示感度を変更することができる。
前記決定手段は、前記所定時間内の最後の単位時間から、順に過去の単位時間の強度を、所定の値と比較する比較手段と、強度が前記所定の値未満の単位時間の直後に強度が前記所定の値以上の単位時間が現れる状態変化点であって、前記所定時間内の最後の単位時間に最も近い状態変化点を検出する状態変化検出手段と、を備え、前記状態変化検出手段で検出された状態変化点を構成する単位時間のうち、強度が前記所定の値以上の単位時間から、最後の単位時間までの時間を、前記表示強度の算出に用いる時間とすることが好ましい。このような構成にすることにより、急に激しい運動をした場合に感度よく強度(実際の強度に近い強度)を表示することができ、且つ、身体活動中に表示される強度の揺らぎを小さく抑えることができる。そのため、利用者に“感度が悪い”という印象を持たせず、且つ、身体活動の強度を把握し易くすることができる。
前記決定手段は、前記所定時間内において、強度が前記所定の値以上の単位時間が存在し、且つ、状態変化点が検出されなかった場合には、前記所定時間を前記表示強度の算出に用いる時間とすることが好ましい。前記所定時間は、前記単位時間よりも長いことが好ましい。前記決定手段は、前記所定時間内の全ての単位時間の強度が前記所定の値以上である場合には、前記所定時間を前記表示強度の算出に用いる時間とすることが好ましい。前記表示手段は、前記所定時間内の全ての単位時間の強度が前記所定の値未満である場合には、強度を表示しない、または、所定の表示強度を表示することが好ましい。
前記表示強度の算出に用いる時間と前記所定時間とが異なる場合に、そのことを利用者に知らせる手段を更に有することが好ましい。この構成によれば、表示強度の算出に用いる時間が変動中であることを利用者に知らせることができる。例えば、身体活動を開始してからあまり時間が経過していないことを知らせることができる。
前記表示手段は、歩数、歩行時間、歩行距離、消費カロリー、脂肪燃焼量のうちすくなくとも一つを更に表示することが好ましい。この構成によれば、所定の値未満の強度の身体活動中(例えば、ゆっくり歩いている最中)においても歩数計として利用できるほか、利用者に活動に関する有用な情報を与えることができる。
本発明によれば、状況に応じて表示感度を変更することができる身体活動強度計測装置を提供することができる。
以下に、図面を参照して、本実施形態に係る身体活動強度計測装置(以下、活動量計という)について詳しく説明する。図1は、本実施形態に係る活動量計の構成の一例を示す
ブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る活動量計100は、体動検知部101、CPU102、記憶部103、表示部104、操作部105、電源部106、電源接続部107などを有する。
体動検知部101は、体動(歩行や走行などの身体活動)を検知する検知部である。体動検知部101としては、例えば、加速度センサなどを適用すればよい。
CPU102は、活動量計100が有する各機能を制御したり、種々の演算処理を行う演算装置である。例えば、CPU102は、単位時間毎に、体動検知部101の検知結果に基づいて身体活動の強度を算出し、当該算出した強度を記憶部103に記録する。なお、本実施形態では、単位時間を20秒とする。記憶部103としては、揮発性メモリや不揮発性メモリなど、種々の記録媒体を適用すればよい。なお、算出した強度は、20秒間に行われた総強度であってもよいし、A(A=1,2,3・・・)秒あたりの平均強度であってもよい。
強度の算出方法は、例えば、以下に示す、ピッチから強度を求める手法、ピッチ及び歩幅から強度を求める手法など、既存の技術を適用すればよい。単位時間毎に強度を算出できれば、どのような手法を用いてもよい。
<ピッチから強度を求める手法>
加速度センサの出力波形からピッチP〔歩/分〕が得られた場合、強度M〔METs〕は下記式で求めることができる。
強度M=a1+(a2×ピッチP)
ただし、a1、a2は実験的統計的に定められる係数である。例えば、男性の場合は、a1=−7.065、a2=0.105、女性の場合は、a1=−8.805、a2=0.110とすればよい。
<ピッチ及び歩幅から強度を求める手法>
加速度センサの出力波形からピッチP〔歩/分〕及び歩幅W〔m〕が得られた場合、強度M〔METs〕は下記式で求めることができる。
強度M=b1×ピッチP×歩幅W+b2
ただし、b1、b2は実験的統計的に定められる係数である。例えば、b1=0.015、b2=1.599とすればよい。
また、体動検知部101として、3軸加速度センサを用いている場合には、各方向成分の加速度に基づいて、強度を求める算出式を決定してもよい。
また、CPU102は、強度が記録された時点から遡って所定時間(以後、参照時間とする)の間に記録された強度を参照して、表示強度の算出に用いる時間を決定する。そして、表示強度を算出し、表示部104に表示する。本実施形態では、参照時間を単位時間よりも長くする。具体的には、参照時間を60秒とする。なお、本実施形態では、表示強度の算出に用いる時間の時間幅が0(0秒)の場合、表示強度を算出せず、表示部に表示強度を表示しないものとする(所定の表示強度(例えば1METs)を表示してもよい)。表示強度は、上記決定された時間とその間に記録された強度とから算出される。例えば、表示強度は、上記決定された時間の間に記録された強度の平均値である。表示部104としては、液晶ディスプレイなどを適用すればよい。表示強度の算出に用いる時間の決定方法については後で詳しく説明する。
操作部105は、目標の設定、歩数や表示のリセット、各種設定値の入力などの操作を行うためのユーザインターフェイスである。
電源部106は、活動量計100に電力を供給する電力供給源である。電源部106としては、種々のバッテリーを適用すればよい。
電源接続部107は、活動量計100内の各機能と電源部106とを接続するための端子である。
上述したように、本実施形態に係る活動量計は、参照時間の間に記録された強度を参照して、表示強度の算出に用いる時間を決定する。そのため、状況に応じて表示強度の算出に用いられる時間を変更することができる。また、本実施形態に係る活動量計は、CPU102により決定された時間とその間に記録された強度とから表示強度を算出する。そのため、表示強度の算出に用いられる時間を変更することにより、表示感度を変更することができる。
以下、本実施形態に係る活動量計における表示強度の算出に用いる時間の決定方法について詳しく説明する。
<実施例>
本実施例では、CPU102が、参照時間内の最後の単位時間から、順に過去の単位時間の強度を、所定の値と比較し、強度が所定の値未満の単位時間の直後に強度が所定の値以上の単位時間が現れる状態変化点であって、参照時間内の最後の単位時間に最も近い状態変化点を検出する。即ち、CPU102は、参照時間内において、所定の値未満の強度から所定の値以上の強度への切り替わりのうち、最後の単位時間に最も近いものを検出する。そして、上記検出された状態変化点を構成する単位時間のうち、強度が所定の値以上の単位時間から、最後の単位時間までの時間を、表示強度の算出に用いる時間とする。但し、参照時間内の全ての単位時間の強度が所定の値以上である場合には、参照時間を表示強度の算出に用いる時間とする。なお、本実施例では、所定の値を2METsとする。
<実施例1>
(表示強度の算出に用いる時間の決定処理)
本実施例では、図2に示すフローチャートに従って表示強度の算出に用いる時間を決定する。図2は、本実施例における表示強度の算出に用いる時間を決定する際の処理の流れの一例を示すフローチャートである。以下、図2を用いて表示強度の算出に用いる時間を決定する際の処理の流れの一例について説明する。
まず、活動量計100の電源が投入されると、体動検知部101が、体動を検知し始める(ステップS201)。そして、20秒毎に、CPU102がステップS201での検知結果に基づいて身体活動の強度を算出し、記憶部103に記録する(ステップS202)。
次に、CPU102が、ステップS202で記録された強度(参照時間内の最後の単位時間の強度)が2METs以上か否かを判定する(ステップS203)。ステップS202で記録された強度が2METs未満の場合(ステップS203:NO)、CPU102が、表示強度の算出に用いる時間の時間幅を0(0秒)とする。即ち、表示強度は算出されず、表示部104にも表示されない(ステップS204)。ステップS202で記録された強度が2METs以上の場合(ステップS203:YES)、ステップS205へ進む。
ステップS205では、CPU102が、ステップS202で記録された強度の1つ前に記録された強度が2METs以上か否かを判定する。ステップS205において強度が
2METs未満の場合(ステップS205:NO)、CPU102が、表示強度の算出に用いる時間の時間幅を20秒として表示強度を算出し、算出した表示強度を表示部104に表示する(ステップS206)。即ち、ステップS202で記録された強度と同じ値が表示される。ステップS205において強度が2METs以上の場合(ステップS205:YES)、ステップS207へ進む。
ステップS207では、CPU102が、ステップS202で記録された強度の2つ前に記録された強度が2METs以上か否かを判定する。ステップS207において強度が2METs未満の場合(ステップS207:NO)、CPU102が、表示強度の算出に用いる時間の時間幅を40秒として表示強度を算出し、算出した表示強度を表示部104に表示する(ステップS208)。即ち、ステップ202で記録された強度と、その1つ前に記録された強度との平均値が表示される。ステップS207において強度が2METs以上の場合(ステップS207:YES)、CPU102が、表示強度の算出に用いる時間の時間幅を60秒として表示強度を算出し、算出した表示強度を表示部104に表示する(ステップS209)。即ち、ステップ202で記録された強度、その1つ前に記録された強度、及び、その2つ前に記録された強度の平均値が表示される。
(従来技術との比較)
以下に、図3を用いて、本実施例に係る活動量計100における表示結果、及び、表示強度の算出に用いる時間の時間幅が固定されている活動量計301,302における表示結果について比較・検討する。なお、活動量計301,302において、表示強度の算出に用いる時間の時間幅は、それぞれ、60秒,20秒とする。図3は、単位時間毎に算出される強度と、表示部104に表示される表示強度とを示す図であり、縦軸を強度〔METs〕、横軸を時間〔秒〕とする図である。なお、図3の例では、小数点以下は四捨五入し、強度を整数で示している。
活動量計301のように表示強度の算出に用いる時間の時間幅を長くすると、急に激しい運動をした場合に、運動をしていない時間も含めて強度が算出されてしまう。それにより、単位時間毎に算出される強度よりも大幅に低い値が算出されてしまう(図3の破線310)。そのため、身体活動の開始から単位時間毎に算出される強度と同程度の強度が表示されるまでに長い時間が必要になり、利用者に“感度が悪い”という印象を持たせてしまう。
また、活動量計302のように表示強度の算出に用いる時間の時間幅を短くすると、身体活動中に表示される強度が激しく変動してしまう(図3の破線311)。そのため、利用者が身体活動の強度を把握し難くなってしまう。
一方、本実施例に係る活動量計100によれば、急に激しい運動をした場合でも感度よく強度(単位時間毎に算出される強度と近い値)を表示することができ、且つ、身体活動中に表示される強度の揺らぎを小さく抑えることができる。そのため、利用者に“感度が悪い”という印象を持たせず、且つ、身体活動の強度を把握し易くすることができる。
<実施例2>
実施例1では、身体活動の最中に所定の値未満の強度が記録されると、表示強度の算出に用いる時間の時間幅が0になってしまう。即ち、身体活動中に一時的に活動を停止した場合(例えば、信号で立ち止まる等の場合)に表示部104に表示強度が表示されなくなる。そのため、表示強度の算出に用いる時間の時間幅を短くした場合と同様に、利用者が身体活動の強度を把握し難くなってしまうという虞が生じる。
(表示強度の算出に用いる時間の決定処理)
そこで、本実施例では、図4に示すフローチャートに従って表示強度の算出に用いる時間を決定する。図4は、本実施例における表示強度の算出に用いる時間を決定する際の処理の流れの一例を示すフローチャートである。以下、図4を用いて表示強度の算出に用いる時間を決定する際の処理の流れの一例について説明する。なお、本実施例では、参照時間内において、強度が所定の値以上の単位時間が存在し、且つ、状態変化点が検出されなかった場合に、参照時間を表示強度の算出に用いる時間とする(後述するステップS412、ステップS415参照)。
まず、活動量計100の電源が投入されると、体動検知部101が、体動を検知し始める(ステップS401)。そして、20秒毎に、CPU102がステップS401での検知結果に基づいて身体活動の強度を算出し、記憶部103に記録する(ステップS402)。
次に、CPU102が、ステップS402で記録された強度が2METs以上か否かを判定する(ステップS403)。ステップS402で記録された強度が2METs未満の場合(ステップS403:NO)、ステップS409へ進む。
ステップS402で記録された強度が2METs以上の場合(ステップS403:YES)、CPU102が、ステップS402で記録された強度の1つ前に記録された強度が2METs以上か否かを判定する(ステップS404)。ステップS404において強度が2METs未満の場合(ステップS404:NO)、CPU102が、表示強度の算出に用いる時間の時間幅を20秒として表示強度を算出し、算出した表示強度を表示部104に表示する(ステップS405)。ステップS404において強度が2METs以上の場合(ステップS404:YES)、ステップS406へ進む。
ステップS406では、CPU102が、ステップS402で記録された強度の2つ前に記録された強度が2METs以上か否かを判定する。ステップS406において強度が2METs未満の場合(ステップS406:NO)、CPU102が、表示強度の算出に用いる時間の時間幅を40秒として表示強度を算出し、算出した表示強度を表示部104に表示する(ステップS407)。ステップS406において強度が2METs以上の場合(ステップS406:YES)、CPU102が、表示強度の算出に用いる時間の時間幅を60秒として表示強度を算出し、算出した表示強度を表示部104に表示する(ステップS408)。
ステップS409では、CPU102が、ステップS402で記録された強度の1つ前に記録された強度が2METs以上か否かを判定する。ステップS409において強度が2METs未満の場合(ステップS409:NO)、ステップS413へ進む。
ステップS409において強度が2METs以上の場合(ステップS409:YES)、CPU102が、ステップS402で記録された強度の2つ前に記録された強度が2METs以上か否かを判定する(ステップS410)。ステップS410において強度が2METs未満の場合(ステップS410:NO)、CPU102が、表示強度の算出に用いる時間の時間幅を40秒として表示強度を算出し、算出した表示強度を表示部104に表示する(ステップS411)。ステップS410において強度が2METs以上の場合(ステップS410:YES)、CPU102が、表示強度の算出に用いる時間の時間幅を60秒として表示強度を算出し、算出した表示強度を表示部104に表示する(ステップS412)。
ステップS413では、CPU102が、ステップS402で記録された強度の2つ前に記録された強度が2METs以上か否かを判定する。ステップS413において強度が
2METs未満の場合(ステップS413:NO)、表示強度の算出に用いる時間の時間幅を0(0秒)とする。即ち、表示強度は算出されず、表示部104にも表示されない(ステップS414)。ステップS413において強度が2METs以上の場合(ステップS413:YES)、CPU102が、表示強度の算出に用いる時間の時間幅を60秒として表示強度を算出し、算出した表示強度を表示部104に表示する(ステップS415)。
(実施例1との比較)
以下に、図5を用いて、本実施例に係る活動量計100と、実施例1に係る活動量計との表示結果について比較・検討する。図5は、単位時間毎に算出される強度と、表示部104に表示される表示強度とを示す図であり、縦軸を強度〔METs〕、横軸を時間〔秒〕とする図である。
図5に示すように、本実施例に係る活動量計100は、実施例1に係る活動量計と同様に、急に激しい運動をした場合でも感度よく強度(単位時間あたり強度に近い強度)を表示することができ、且つ、身体活動中に表示される強度の揺らぎを小さく抑えることができる。そのため、利用者に“感度が悪い”という印象を持たせず、且つ、身体活動の強度を把握し易くすることができる。
さらに、本実施例に係る活動量計100は、実施例1に係る活動量計とは異なり、身体活動の最中に2METs未満の強度が記録されても、参照時間内において2METs以上の強度が記録されている場合には表示強度を表示することができる(図5の破線510)。
<表示例>
以下に、表示部104に表示される表示強度の一例について説明する。図6(a)〜(c)は、本実施形態に係る活動量計100の表示部104の表示例を示す図である。
図6(a)〜(c)に示すように、本実施形態に係る活動量計100は表示強度の他に歩数も表示する。それにより、常時(所定の値未満の強度の身体活動中(例えば、ゆっくり歩いている最中)であっても)歩数計として利用することができる。本実施形態に係る活動量計100は、表示強度を数値で表示してもよいし(図6(a))、表示強度をインジケータで表示してもよい(図6(b),(c))。表示強度の算出に用いる時間と参照時間とが異なる場合に、上記インジケータを点滅させたり、表示強度の算出に用いる時間と参照時間とが異なることを意味するアイコンを表示したりすることにより、そのことを利用者に知らせてもよい。また、表示強度の算出に用いる時間と参照時間とが異なる場合は、運動を開始した直後である場合が多いため、上記アイコンは、図6(c)に示すような「開始」などであってもよい。これにより、表示強度の算出に用いる時間が変動中であることを利用者に知らせることができる。
以上述べたように、本実施形態に係る活動量計によれば、表示強度の算出に用いられる時間を変更することにより、表示感度を変更することができる。
なお、本実施形態では、表示強度の他に歩数を表示する場合の例について説明したが、歩数に限らず、歩行時間、歩行距離、消費カロリー、脂肪燃焼量などを表示してもよい。それらを表示することにより、常時歩数計として利用できるほか、利用者に活動に関する有用な情報を与えることができる。
なお、本実施形態では、表示強度を表示部104に数値で表示する場合の表示桁数について詳しく述べていないが、表示桁数は特に限定されない。表示強度は整数で表示しても
よいし、小数点以下まで表示してもよい。小数点以下まで表示する場合の桁数はどのように設定されていてもよい。例えば、小数点以下1桁まで表示してもよいし、小数点以下3桁まで表示してもよい。表示強度をインジケータで表示する場合についても同様であり、例えば、1METs毎にインジケータの表示を変えてもよいし、1/3METs毎にインジケータの表示を変えてもよい。
なお、本実施形態に係る活動量計は、コンピューターやプリンタなどの外部機器と接続可能であってもよい。外部機器と接続可能とすることにより、利用者が行った活動の管理が容易になることが期待できる。
なお、CPU102は、算出した強度を全て記憶部103に記録しなくてもよい。例えば、所定の値未満(例えば2METs未満)の強度については記録しなくてもよい。その場合、身体活動が2METs以上か否かの判断は、記録されているか否かで判断すればよい。また、表示強度を算出する際に、記録されていない単位時間の強度は、例えば、1METsとみなせばよい。これにより、記憶部103の使用量を軽減することができる。
なお、本実施形態では、参照時間を60秒、単位時間を20秒、即ち、単位時間を参照時間の1/3としたが、参照時間や単位時間はこれらの値に限らない。例えば、単位時間は参照時間を4等分するような時間であってもよい。単位時間が参照時間の1/4より短い時間の場合、参照時間内において、所定の値未満の強度から所定の値以上の強度に切り替わる時点が複数存在する場合がある。そのような場合には、上述したように、それら切り替わる時点のうち最後の単位時間に最も近いものが検出される。
図1は、本実施形態に係る活動量計の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、実施例1における表示強度の算出に用いる時間を決定する際の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図3は、単位時間毎に算出される強度と、表示部に表示される表示強度とを示す図である。 図4は、実施例2における表示強度の算出に用いる時間を決定する際の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図5は、単位時間毎に算出される強度と、表示部に表示される表示強度とを示す図である。 図6(a)〜図6(c)は、本実施形態に係る活動量計の表示部の表示例を示す図である。
符号の説明
100 活動量計
101 体動検知部
102 CPU
103 記憶部
104 表示部
105 操作部
106 電源部
107 電源接続部
301,302 活動量計

Claims (9)

  1. 体動を検知する検知手段と、
    単位時間毎に、前記検知手段の検知結果に基づいて身体活動の強度を算出し、当該算出した強度を記憶部に記録する記録手段と、
    前記強度が記録された時点から遡って所定時間の間に記録された強度を参照して、表示強度の算出に用いる時間を決定する決定手段と、
    前記決定手段で決定された時間とその間に記録された強度とから表示強度を算出し、当該算出した表示強度を表示部に表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする身体活動強度計測装置。
  2. 前記決定手段は、
    前記所定時間内の最後の単位時間から、順に過去の単位時間の強度を、所定の値と比較する比較手段と、
    強度が前記所定の値未満の単位時間の直後に強度が前記所定の値以上の単位時間が現れる状態変化点であって、前記所定時間内の最後の単位時間に最も近い状態変化点を検出する状態変化検出手段と、
    を備え、
    前記状態変化検出手段で検出された状態変化点を構成する単位時間のうち、強度が前記所定の値以上の単位時間から、最後の単位時間までの時間を、前記表示強度の算出に用いる時間とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の身体活動強度計測装置。
  3. 前記決定手段は、
    前記所定時間内において、強度が前記所定の値以上の単位時間が存在し、且つ、状態変化点が検出されなかった場合には、前記所定時間を前記表示強度の算出に用いる時間とする
    ことを特徴とする請求項2に記載の身体活動強度計測装置。
  4. 前記所定時間は、前記単位時間よりも長い
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の身体活動強度計測装置。
  5. 前記決定手段は、
    前記所定時間内の全ての単位時間の強度が前記所定の値以上である場合には、前記所定時間を前記表示強度の算出に用いる時間とする
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の身体活動強度計測装置。
  6. 前記表示手段は、
    前記所定時間内の全ての単位時間の強度が前記所定の値未満である場合には、強度を表示しない
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の身体活動強度計測装置。
  7. 前記表示手段は、
    前記所定時間内の全ての単位時間の強度が前記所定の値未満である場合には、所定の表示強度を表示する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の身体活動強度計測装置。
  8. 前記表示強度の算出に用いる時間と前記所定時間とが異なる場合に、そのことを利用者に知らせる手段を更に有する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の身体活動強度計測装置。
  9. 前記表示手段は、歩数、歩行時間、歩行距離、消費カロリー、脂肪燃焼量のうちすくなくとも一つを更に表示する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の身体活動強度計測装置。
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