JP2009252675A - 面状発熱体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電気絶縁性基材2と、塗布乾燥してなる電極3と、電極3により電圧を印加して発熱する抵抗体4と、電極3とリード線7の電気的接合を行うための金属板5aと金属板5aの電極3と接合される面に形成された導電性樹脂材料5bとからなる端子5とを備え、端子5は電極3または導電性樹脂材料5bから発生する気体やかみ込んだ空気を排出する貫通孔10を備えている。
【選択図】図3
Description
、気泡として電極と端子の間に溜まることがなく端子全体が良好な接合状態を保つ面状発熱体の端子構成を提供することができる。
図1から図3は、本発明の実施の形態1における面状発熱体の概略構成図を示し、図1は平面図、図2は図1における端子部近傍のA−A断面図、図3は実施の形態1における端子部近傍のB部拡大平面図である。
、導電性樹脂材料5bの硬化剤としてイソシアネートを使用するとポリエチレンテレフタレートの熱収縮開始温度は約180℃からであり、導電性樹脂材料5bのイソシアネート硬化反応は約150℃から開始する。導電性樹脂材料5bを完全に熱硬化反応させるとともに熱溶着させ、かつ電気絶縁性基材2と電気絶縁性被覆材9を一定以上熱収縮と熱収縮にともなう変形をさせない条件としては電気絶縁性基材2、電極3、端子5のそれぞれの厚みにも依るが、外部加熱用の熱板温度を150℃から250℃程度とし、5秒から30分程度圧着する必要がある。
着強度が小さくなることがある。特に、本実施の形態のように電気絶縁性基材2や電気絶縁性被覆材8にポリエチレンテレフタレート等の樹脂材料を用いた場合、金属である金属板5aと電気絶縁性基材2、電気絶縁性被覆材8との間の熱膨張率は大きく異なり、内部応力がかかるため、半田6の周辺の端子5と電極3との間の接着強度は小さくなる。
覆うと仮定したが、他の方法で絶縁が取れる場合などにおいては配設しなくともよい。
面状発熱体の形状としては実施の形態1と同様であり、実施の形態と同一図を用いる(図1から2)。図4は、本発明の実施の形態2における面状発熱体の端子部の平面拡大図を示す。気体除去手段の形状が実施の形態1と異なるもので、同一部分は同一番号を付して異なる部分のみを説明する。即ち、図4においては端子5の気体除去手段の形状をスリット11としてある。
面状発熱体の形状としては実施の形態1と同様であり、実施の形態1と同一図を用いる(図1から2)。図5に本発明の実施の形態3における面状発熱体の端子部の平面拡大図を示す。空隙の形状が実施の形態1と異なるもので、同一部分は同一番号を付して異なる部分のみを説明する。即ち、図5においては端子5に貫通溝12を設けている。
を設ければ十分である。同様の考え方で貫通溝12を設けるならば、端子5の外形が円形であっても、その他多角形であっても、クローバー状であっても良い。
面状発熱体の形状としては実施の形態1と同様であり、実施の形態と同一図を用いる(図1から2)。本実施の形態4では端子5の材質が実施の形態1と異なるもので、同一部分は同一番号を付して異なる部分のみを説明する。即ち、端子5が網目状に編みこまれており、網目の隙間により形成される空隙により端子5と電極3との間にかみ込んだ空気や硬化反応により発生した反応ガスを排出する微細な貫通孔としている。
面状発熱体の形状としては実施の形態1と同様であり、実施の形態と同一図を用いる(図1)。図6に本発明の実施の形態5における面状発熱体の端子部の平面拡大図を示し、図7に端子部近傍のA−A断面図を示す。本実施の形態では端子構成部材が実施の形態1
と異なるもので、同一部分は同一番号を付して異なる部分のみを説明する。
面状発熱体の形状としては実施の形態1と同様であり、実施の形態と同一図を用いる(図1)。図8に本発明の実施の形態6における面状発熱体の端子部の平面拡大図を示し、図9に端子部近傍のA−A断面図を示す。本実施の形態では端子構成部材が実施の形態1と異なるもので、同一部分は同一番号を付して異なる部分のみを説明する。図8において、本実施の形態6では、端子5の形状が実施の形態1から5と異なるもので、同一部分は同一番号を付して異なる部分のみを説明する。
実施の形態7において気体を吸着可能な空隙として、導電性樹脂材料5bに吸着材料を添加している。
くなるため、端子5と電極3との間の接合が悪化する面積を極めて小さくすることが可能である。吸着材料を導電性樹脂材料5bに添加するだけで端子5と電極3の間に気泡が溜まることが無くなるため、端子5と電極3の接触面積は減少することがなく、さらに端子5の剛性も変化しないため端子5を電極3に貼り付ける際の加工性の低下もない。
2 電気絶縁性基材
3 電極
4 高分子抵抗体
5 端子
6 半田
7 リード線
8 電気絶縁性被覆材
9 接着性樹脂層
10 貫通孔
11 スリット
12 貫通溝
13 導電体
14 空隙溝
Claims (11)
- 電気絶縁性基材と、電源を供給するためのリード線と、前記電気絶縁性基材上に塗布乾燥してなる一対以上の電極と、前記電極と前記リード線の電気的接合を行うための金属板と前記金属板の前記電極と接合される面に形成された導電性樹脂材料とからなる端子と、前記電極により電圧を印加して発熱する抵抗体とを備えた面状発熱体において、前記電極と前記導電性樹脂材料との間の気体を除去する気体除去手段を備えた面状発熱体。
- 気体除去手段は、少なくとも金属板に設けられた貫通孔を経由して前記気体を放出してなる請求項1に記載の面状発熱体。
- 気体除去手段は、少なくとも金属板に設けられたスリットを経由して前記気体を放出してなる請求項1に記載の面状発熱体。
- 気体除去手段は、少なくとも金属板に設けられた少なくとも1つ以上の外周から延長された貫通溝を経由して前記気体を放出してなる請求項1に記載の面状発熱体。
- 気体除去手段は、少なくとも金属板に設けられた多数の微細な貫通孔を経由して前記気体を放出してなる請求項2に記載の面状発熱体。
- 気体除去手段は、導電性樹脂材料と電極の間に網目状の導電体の空隙を経由して前記気体を放出してなる請求項1に記載の面状発熱体。
- 気体除去手段は、導電性樹脂材料と電極の間に設けられた空隙溝を経由して前記気体を放出してなる請求項1に記載の面状発熱体。
- 空隙溝は、導電性樹脂材料または電極を配さない部位を少なくとも1箇所以上設けてなる請求項7に記載の面状発熱体。
- 気体除去手段は、導電性樹脂材料に添加された吸着材料により前記気体を吸着してなる請求項1に記載の面状発熱体。
- 気体除去手段は、多孔質材料により形成される電気絶縁性基材を経由して前記気体を放出してなる請求項1から9のいずれか1項に記載の面状発熱体。
- リード線と端子の接合部は、気体除去手段を避けて配設してなる請求項2から4のいずれか1項に記載の面状発熱体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008102284A JP2009252675A (ja) | 2008-04-10 | 2008-04-10 | 面状発熱体 |
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JP2008102284A JP2009252675A (ja) | 2008-04-10 | 2008-04-10 | 面状発熱体 |
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Family Applications (1)
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JP2008102284A Pending JP2009252675A (ja) | 2008-04-10 | 2008-04-10 | 面状発熱体 |
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Country | Link |
---|---|
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013093302A (ja) * | 2011-10-07 | 2013-05-16 | Ngk Insulators Ltd | ヒーター |
JP2018073798A (ja) * | 2016-10-26 | 2018-05-10 | インターワイヤード株式会社 | プレートヒータ |
JP7519043B2 (ja) | 2020-06-12 | 2024-07-19 | Tianma Japan株式会社 | 熱電変換素子及び熱電変換モジュール |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH069090U (ja) * | 1992-07-03 | 1994-02-04 | エヌオーケー株式会社 | 面状発熱体 |
JP2005294092A (ja) * | 2004-04-01 | 2005-10-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 発熱体 |
-
2008
- 2008-04-10 JP JP2008102284A patent/JP2009252675A/ja active Pending
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