JP2009251488A - プロジェクタ管理システム、プロジェクタ、管理装置、データ送信方法、および交換時期算定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】消耗部品について、算出する交換時期の精度を高くするためには、温度や湿度、および照度についての情報を、プロジェクタの使用時に取得する必要がある。
【解決手段】ステップS11にて、プロジェクタから送信される使用時の温度、湿度、照度の各データを受信処理する。そして、ステップS13にて、各データから、光量、温度暴露量、湿度暴露量を算出する処理を行い、ステップS14にて、パネルの寿命を算定処理する。次に、ステップS15にて、プロジェクタの累積使用時間を算出処理し、ステップS16にて、プロジェクタの使用時間率を算出する。次に、ステップS17にて、パネル交換時期を算定処理する。こうして、プロジェクタから送信される使用時の情報データを用いて各消耗部品の交換時期を算定することができる。
【選択図】図6
【解決手段】ステップS11にて、プロジェクタから送信される使用時の温度、湿度、照度の各データを受信処理する。そして、ステップS13にて、各データから、光量、温度暴露量、湿度暴露量を算出する処理を行い、ステップS14にて、パネルの寿命を算定処理する。次に、ステップS15にて、プロジェクタの累積使用時間を算出処理し、ステップS16にて、プロジェクタの使用時間率を算出する。次に、ステップS17にて、パネル交換時期を算定処理する。こうして、プロジェクタから送信される使用時の情報データを用いて各消耗部品の交換時期を算定することができる。
【選択図】図6
Description
本発明は、プロジェクタ管理システム、このプロジェクタ管理システムに用いられるプロジェクタとプロジェクタの管理装置、プロジェクタからのデータ送信方法、およびプロジェクタの消耗品についての交換時期算定方法に関する。
プロジェクタは、会社内での会議において資料画像を投影したり、所定のスクリーンへ広告画像を投影したりするなど、その利用範囲が広がっている。ところで、このようなプロジェクタには、光源としてのキセノンランプや高圧水銀ランプ(単に「ランプ」)や、光変調装置としてのパネル(「ライトバルブ」とも称す)など、通常所定時間の寿命を有する種々の消耗部品が使用されている。従って、プロジェクタの使用中、例えば高圧水銀ランプが寿命時間に到達して切れてしまうと、プロジェクタが使用できない状態になってしまう。
そこで、ランプが切れる前に新しいランプに容易に交換できるようにする技術として、例えば、プロジェクタの累積使用時間を記憶し、ランプの寿命までの時間を通知する技術が特許文献1に開示されている。特許文献1に開示された技術は、プロジェクタが使用された累積時間からランプの寿命時間を算出し、プロジェクタからの投影画像にランプの寿命までの時間を重畳表示したり、プロジェクタ本体にランプの寿命までの時間を表示したりするものである。従って、プロジェクタの管理者は、表示されたランプ寿命までの時間を視認して、使用中にランプが切れることがないよう、適切にランプ交換を行うことができるのである。
特許文献1に開示された技術において、プロジェクタからの投影画像にランプの寿命までの時間を重畳表示させるためには、決められたボタン操作を行うなど、予め定められた入力操作を行う必要がある。しかしながら、例えば会社内では、実際にはプロジェクタの管理者以外の多数の使用者がプロジェクタを使用することが多く、このような場合、使用者は、必ずしも決められたボタン操作を行わないことが多い。このため、投影画像に重畳表示されるランプの寿命までの時間を確認することがないので、ランプ交換が遅れ、プロジェクタの使用中にランプが切れて使用できなくなってしまうという課題がある。
また、特許文献1に開示された技術を用いて、ランプの寿命までの時間を表示しても、表示を行う機器(PC)が離れたところに置かれている場合は、ランプの寿命までの時間を視認することが容易ではない。また、表示部分をプロジェクタ本体に設けた場合でも、プロジェクタが、例えば、高い天井や箱の中などに設置して使用された場合、表示そのものを視認する作業が容易でない。このような場合、プロジェクタの管理者は、やむを得ず、ランプ交換時期を推定してランプ交換を行うことがある。すると、推定したランプ交換時期に生ずる推定誤差のためにランプ交換が遅れ、プロジェクタの使用中にランプが切れて使用できなくなってしまうという課題がある。また、プロジェクタの管理者は、表示を視認する作業が困難であることから、表示を視認する作業頻度を少なくする場合がある。このような場合、表示を視認する作業と作業との間にランプ寿命になることが起こり得るため、ランプ交換を適切に行うことができないことになる。
ところで、特許文献1に開示された技術は、プロジェクタが使用された累積時間からランプの寿命時間を算出するものであった。しかしながら、プロジェクタの消耗部品は、累積使用時間以外に使用時の温度や湿度、あるいは光源からの光の強さ(照度)の値によって、その寿命が異なる部品(例えばライトバルブなど)が存在することが知られている。そこで、このような消耗部品について、算出する交換時期の精度を高くするためには、温度や湿度、および照度についての情報を、プロジェクタの使用時に取得する必要がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]プロジェクタと、当該プロジェクタに用いられる消耗部品の寿命に関する情報データを管理する管理装置と、からなるプロジェクタ管理システムであって、前記プロジェクタは、当該プロジェクタの使用時に前記情報データを取得する取得部と、前記取得された情報データを前記管理装置に送信する送信部と、を備え、前記管理装置は、前記プロジェクタから送信される情報データを受信する受信部と、前記受信された情報データを用いて、前記消耗部品の寿命を算定する寿命算定部と、前記受信された情報データと前記算定された寿命とを用いて、前記消耗部品の交換時期を算定する交換時期算定部と、を備えることを特徴とする。
このシステムによれば、プロジェクタの使用時にプロジェクタから送信される消耗部品に関する情報データを用いて、消耗部品についての寿命を算定し、算定した寿命から消耗部品の交換時期を算定する。従って、算定した消耗部品の交換時期の精度は高いことが期待できる。ここで、本適用例におけるプロジェクタの使用時とは、光源が点灯している時を意味する。なお、以降の適用例においても同様である。
[適用例2]上記プロジェクタ管理システムであって、前記プロジェクタが備える前記取得部は、前記プロジェクタの使用時における予め定められたタイミングで前記情報データを取得することを特徴とする。
こうすれば、プロジェクタの使用時における予め定められたタイミングで取得された情報データを用いて寿命を算定し、算定した寿命から消耗部品の交換時期を算定することができる。従って、例えば、プロジェクタが連続して画像を投射するような使用方法であっても、例えば24時間毎や一月毎に情報データを送信することによって、消耗部品の交換時期を算定することができる。
[適用例3]上記プロジェクタ管理システムであって、前記管理装置は、前記プロジェクタの保守管理者が認知できる通知方法を用いて、前記交換時期を当該プロジェクタの保守管理者に通知する通知部を備える、ことを特徴とする。
こうすれば、プロジェクタの保守管理者に消耗部品の交換時期を通知することができるので、消耗部品は、プロジェクタの保守管理者によって確実に交換されることが期待できる。
[適用例4]上記プロジェクタ管理システムであって、前記通知部は、前記算定された交換時期までの期間が、前記消耗部品に応じて予め定められた期間以内であった時通知することを特徴とする。
こうすれば、消耗部品の交換時期を消耗部品に応じた期間前にプロジェクタの保守管理者に通知することができるので、消耗部品は、プロジェクタの保守管理者によって寿命前に確実に交換されることが期待できる。
[適用例5]上記プロジェクタ管理システムであって、前記消耗部品は、光源であり、前記情報データは、前記プロジェクタの使用開始および終了日時と、前記プロジェクタの使用時における前記光源の照度とを含むデータであることを特徴とする。
こうすれば、プロジェクタの光源について、正しく寿命を算定することができるので、光源の交換時期を適切に算定する確率が高くなる。
[適用例6]上記プロジェクタ管理システムであって、前記消耗部品は、光源からの光を変調するパネルであり、前記情報データは、前記プロジェクタの使用開始および終了日時と、前記プロジェクタの使用時の前記パネルの照度、前記プロジェクタの使用時の前記パネルの温度、前記プロジェクタ使用時の前記パネルの湿度であることを特徴とする。
こうすれば、プロジェクタの光源からの光を変調するパネルについて、正しく寿命を算定することができるので、パネルの交換時期を適切に算定する確率が高くなる。なお、本適用例において、パネルは、透過する光を変調する透過型ライトバルブ、および反射する光を変調する反射型ライトバルブが適用可能である。
[適用例7]上記プロジェクタ管理システムであって、前記消耗部品は、偏光板であり、前記情報データは、前記プロジェクタの使用開始および終了日時と、前記プロジェクタの使用時における前記偏光板の照度、前記プロジェクタ使用時の前記偏光板の温度、前記プロジェクタ使用時の前記偏光板の湿度であることを特徴とする。
こうすれば、偏光板について、正しく寿命を算定することができるので、偏光板の交換時期を適切に算定する確率が高くなる。
[適用例8]上記プロジェクタ管理システムであって、前記送信部は、前記情報データを、前記プロジェクタの使用終了から前記プロジェクタへの電源供給切断までのタイミングで前記管理装置に送信することを特徴とする。
こうすれば、プロジェクタの使用終了の都度、消耗部品に関する情報データを送信するので、管理装置が受信の都度算定する消耗部品の寿命は、算定精度が高くなることが期待できる。
[適用例9]上記プロジェクタ管理システムであって、前記プロジェクタは、前記取得部が前記情報データを取得する都度、取得した当該情報データを蓄積して記憶する記憶部を備え、前記送信部は、前記管理装置に送信するタイミング毎に、前記記憶部に蓄積された前記情報データを送信することを特徴とする。
こうすれば、プロジェクタの使用に関する情報データを蓄積した蓄積データを、都度管理装置に送信するので、情報データの蓄積データを管理装置に設ける必要がない。従って、管理装置の記憶容量が少なくて済む。
[適用例10]プロジェクタと、当該プロジェクタに用いられる消耗部品の寿命に関する情報データを取得し、当該取得した情報データ用いて、前記消耗部品の交換時期を算定する管理装置と、からなるプロジェクタ管理システムに用いられるプロジェクタであって、前記プロジェクタの使用時に前記情報データを取得する取得部と、前記取得部が取得した情報データを、前記管理装置が取得できる通信方法で送信する送信部と、を備えることを特徴とする。
このプロジェクタによれば、プロジェクタの使用の都度、情報データを管理装置に送信することができる。従って、管理装置が用いる情報データは、プロジェクタが実際に使用された状態で得られる情報データとすることができる。この結果、消耗部品の交換時期を正しく算定できる確率が高くなる。
[適用例11]プロジェクタと、当該プロジェクタに用いられる消耗部品の寿命に関する情報データを管理する管理装置と、からなるプロジェクタ管理システムに用いられる管理装置であって、前記プロジェクタの使用時に取得され当該プロジェクタから送信される情報データを受信する受信部と、前記受信された情報データを用いて、前記消耗部品の寿命を算定する寿命算定部と、前記受信された情報データと前記算定された寿命とを用いて、前記消耗部品の交換時期を算定する交換時期算定部と、を備える、ことを特徴とする。
この管理装置によれば、プロジェクタの使用時の情報データを用いて、消耗部品の寿命を算定するので、消耗部品の寿命は適切に算定される確率が高くなる。従って、算定される消耗部品の交換時期についても算定精度が高くなることが期待できる。
[適用例12]プロジェクタから、当該プロジェクタに用いられる消耗部品の寿命に関する情報データを管理する管理装置に、前記情報データを送信するデータ送信方法であって、前記プロジェクタの使用時に前記情報データを取得し、前記取得した情報データを、前記プロジェクタに送信することを特徴とする。
この方法によれば、プロジェクタの使用時の情報データを送信することができる。従って、管理装置が管理する情報データは、プロジェクタが実際に使用された状態で得られる情報データとすることができる。
[適用例13]プロジェクタから送信される当該プロジェクタに用いられる消耗部品の寿命に関する情報データを受信する管理装置において、当該受信した情報データから前記消耗部品の交換時期を算定する交換時期算定方法であって、前記プロジェクタの使用時に送信される前記情報データを用い、前記消耗部品の寿命を算定し、前記受信された情報データと前記算定された寿命とを用いて、前記消耗部品の交換時期を算定することを特徴とする。
この方法によれば、プロジェクタの使用時の情報データを用いて、消耗部品の寿命を算定するので、算定される消耗部品の寿命は算定精度が高くなる。従って、算定される消耗部品の交換時期についても算定精度が高くなることが期待できる。
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。図1は、本発明を具現化した一実施例となるプロジェクタ管理システムの概要を説明する説明図である。このシステムは、消耗部品の寿命に関する情報データの取得対象となるプロジェクタPJ1またはプロジェクタPJ2と、管理装置として機能するコンピュータ10とからなるシステムである。
本実施例では、プロジェクタPJ1は、例えば会議室などの天井に取り付けられ、図示しないスクリーンに所定の画像を投影するように構成されたものである。そして、ローカルエリアネットワークなどの構内回線LANに接続され、このLANを経由して伝送される画像データを投影表示するように構成されているものとする。従って、プロジェクタPJ1は、プロジェクタPJ1に使用されている消耗部品(後述する)の寿命に関する情報データを、接続されたLANに出力するように構成されている。そして出力された情報データは、LANを経由してさらにインターネットなどの所定のネットワークNTに出力されて送信されるように構成されている。
また、プロジェクタPJ2は可搬性の良いプロジェクタであり、例えば机上に置いて使用するものである。従って、プロジェクタPJ2は、LANに対してプロジェクタPJ2に使用されている消耗部品の寿命に関する情報データを送信する際、所定の無線通信方式(例えば赤外線通信方式やBluetooth(登録商標))を用いてその情報データをLANに接続された受信機に送信する。その後送信された情報データは、受信機を経由してLANに出力され、インターネットなどの所定のネットワークNTに出力されて送信されるように構成されている。
もとより、プロジェクタPJ1またはプロジェクタPJ2は、LANを経由することなく、ネットワークNTに直接情報データを送信できるように接続されていることとしても勿論よい。
コンピュータ10は、ネットワークNTを介して、プロジェクタPJ1(プロジェクタPJ2)から送信される消耗部品の寿命に関する情報データを受信し、後述する消耗部品についての交換時期を算定する。コンピュータ10には、データの出力手段としての表示装置20が接続され、消耗部品についての交換時期を算定する処理に関するデータを、表示して出力する。また、コンピュータ10には、データの入力手段としてのキーボード21やマウス22が接続され、消耗部品についての交換時期を算定する処理に関するデータを、必要に応じて入力できるように構成されている。
次に、プロジェクタPJ1について、具体的な構成を図2を用いて説明する。なお、プロジェクタPJ2は、プロジェクタPJ1に対してデータの無線通信手段をさらに備えたものである。従って、プロジェクタPJ2については、無線通信手段として周知の無線通信回路を採用追加すればよいことから、プロジェクタPJ2の説明は省略し、以降、プロジェクタPJ1について説明を行うこととする。
図2は、プロジェクタPJ1の概略構成を示した説明図である。プロジェクタPJ1は、透過型の液晶パネルを用いた光学系を備え、光源50と、特定波長を透過あるいは反射して分光するダイクロイックミラー41,42と、光を反射するミラー43,44,45と、クロスプリズム90と、画素ごとに光の透過量を調節する光変調器(ライトバルブ)として機能する透過型の液晶パネルであるパネル60、パネル70、パネル80と、を備えている。光源50は、本実施例では高圧水銀ランプが用いられる。他にキセノンランプやメタルハライドランプなどを用いることもできる。
光源50から射出される照射光は、まずR光がダイクロイックミラー41を透過して分光する。透過したR光は、ミラー44で反射してパネル60に入射する。また、ダイクロイックミラー41で反射した照射光のうち、G光はダイクロイックミラー42で反射して分光し、パネル70に入射する。一方、B光はダイクロイックミラー42を透過して分光し、ミラー43,45で反射してパネル80に入射する。
パネル60,70,80にそれぞれ入射したR光、G光、B光は、クロスプリズム90内に形成されたダイクロイックミラー面によって反射され、再び合成されて投射レンズ91から射出する。こうして、光源50からの照射光は、パネル60,70,80によって光変調されてスクリーン上などに投射される。
各パネル60,70,80の前後、すなわち照射光の入射側には偏光板61,71,81が、照射光の射出側には偏光板62,72,82が、それぞれ配置されている。入射側の偏光板と射出側の偏光板とは、偏光軸が互いに凡そ直交するか、若しくは凡そ平行になるように配置され、パネルによる光変調作用によって各偏光板62,72,82を透過するR光、G光、B光の光量が画素単位で制御されるように構成されている。また、入射側の偏光板61,71,81は、パネル60,70,80に貼り付けられていたり、射出側の偏光板62,72,82は、クロスプリズム90にそれぞれ貼り付けられていたりする場合もある。
さて、本実施例では、各パネル60,70,80、および各パネル60,70,80の前後にそれぞれ配置された偏光板61,62と偏光板71,72と偏光板81,82、さらに光源50が消耗部品に該当する。そして、これらの消耗部品の寿命に関する情報データとして、本実施例では、使用時間の他に、パネル60,70,80、および偏光板61,62と偏光板71,72と偏光板81,82、については温度データと湿度データが、また、光源50については照度データが必要である。なお、情報データとして使用時間、温度、湿度、照度のデータが必要である理由については後述する。
そこで、本実施例では、パネル60、および偏光板61,62の温度を測定するために、パネル60の近傍であって、パネル60および偏光板61,62の温度が凡そ正しく得られる位置に温度センサTrSが設置されている。同様に、パネル70、および偏光板71,72の温度を測定するために、パネル70の近傍であって、パネル70および偏光板71,72の温度が凡そ正しく得られる位置に温度センサTgSが設置されている。また、パネル80、および偏光板81,82の温度を測定するために、パネル80の近傍であって、パネル80および偏光板81,82の温度が凡そ正しく得られる位置に温度センサTbSが設置されている。
また、湿度を測定するために、湿度センサHSが設置されている。本実施例では、各パネル60,70,80、および各偏光板61,62,71,72,81,82の周辺における湿度はほぼ同じであるものとし、これらの湿度がおおよそ正しく得られる位置に、湿度センサHSが設置されている。なお、湿度の値が各パネル60,70,80、あるいは各偏光板61,62,71,72,81,82に依存して異なる場合は、それぞれに湿度センサを設けることとすればよい。
また、照度を測定するために、図示するように照度センサLSが設置されている。照度センサLSは、光源50から射出される照射光を遮蔽しない位置であって、照射光の照度がおおよそ正しく得られる位置に設置されている。本実施例では、各パネルおよび各偏光板への入射光の照度は、光源50から射出される照射光の照度と比例するものとし、光源50の照射光の照度を、各消耗部品の寿命算定に用いることができるものとする。なお、照度の値が、各パネル60,70,80あるいは各偏光板61,62,71,72,81,82のそれぞれにおいて、光源50の照度と比例せず異なる場合は、投射するR光、G光、B光を遮蔽しないように、それぞれに対して照度センサを設けることとすればよい。
さて、プロジェクタPJ1には制御部100が設けられている。制御部100は、プロジェクタPJ1の使用に伴う諸動作(例えば、各パネル60,70,80への画像表示や、光源50の点灯および消灯、さらに図示しない冷却ファンの駆動など)を司る。
特に、制御部100は、本実施例において各消耗部品の寿命に関する情報データを取得して送信する機能を司る。従って、これらの各センサからの出力は、制御部100に入力される。制御部100は、図中吹き出し部に示した機能ブロックを有し、各温度センサTrS,TgS,TbS、湿度センサHS、照度センサLSのデータとプロジェクタPJ1の使用時間に関するデータをコンピュータ10に送信するように構成されている。
具体的には、制御部100は、CPU110がROM130に格納された処理手順に従って動作することによって、取得部111として機能する。すなわち、CPU110は、入力インターフェイス(I/F)140を介して、各温度センサTrS,TgS,TbS、湿度センサHS、照度センサLSのデータを、CPU110が扱えるデジタルデータに変換し、RAM120に格納することによって取得する。また、プロジェクタPJ1の使用に際して光源駆動回路160を制御し、光源50について点灯および消灯の動作制御を行うとき、その点灯時刻(年、月、日を含む)および消灯時刻(年、月、日を含む)を、内蔵する時計回路170から読み取り、読み取った各時刻を同じくRAM120に格納することによって取得する。時計回路170は、プロジェクタPJ1の電源とは異なる専用電源(例えば電池など)によって動作するなど、常に正しい時刻を刻むように構成されている。
また、CPU110は、ROM130に格納された処理手順に従って動作することによって、送信部112としても機能する。すなわち、RAM120に格納した各温度センサTrS,TgS,TbS、湿度センサHS、照度センサLSのデータ、および光源50の点灯時刻(年、月、日を含む)および消灯時刻(年、月、日を含む)の各データを、出力インターフェイス(I/F)150を介して、管理装置10がこれらのデータを取得できる所定のデータ形式に変換して出力する。このとき、プロジェクタPJ1を特定するIDデータ(例えばMACデータやIPデータ)を一緒に出力する。
なお、前述したように、プロジェクタPJ2では、この出力I/F150からの出力データを無線通信用データに変調して送信する図示しない無線送信回路が備えられている。そして、無線送信回路によって無線送信されたデータは、受信機によって受信され、その後元のデータに復調されてLANに出力されるのである。
次に、管理装置としてのコンピュータ10について、その具体的な構成を図3を用いて説明する。なお、本実施例では、コンピュータ10が管理装置として機能することから、以降コンピュータ10を管理装置10と呼ぶこととする。
図3は、管理装置10の概略構成を示した説明図である。図示するように、管理装置10は、管理装置としての処理を司るCPU11と、CPU11が行う処理手順を規定するプログラムを格納したROM17と、CPU11が行う処理に際して、必要なデータを記憶するメモリとして機能するRAM16と、をそれぞれ具備している。また、キーボード21やマウス22からのデータを入力するための入力I/F18、表示装置20にデータを出力するための出力I/F19を備えている。これらは、バスラインで互いに接続されている。
CPU11は、ROM17に格納されたプログラムに従って処理を行うことによって、受信部12、寿命算定部13、交換時期算定部14として機能する。各部はそれぞれ以下の処理を司る。受信部12は、入力I/F18を介して、プロジェクタPJ1から送信される情報データを受信し、RAM16に記憶する。寿命算定部13は、記憶した情報データを用いて、各消耗部品(各パネル60,70,80、偏光板61,62と偏光板71,72と偏光板81,82、および、光源50)の寿命を算定する。交換時期算定部14は、算定された寿命から各消耗部品の交換時期を算定する。管理装置10は、このようにプロジェクタPJ1に使用されている消耗部品についての交換時期を算定する機能が構成されている。
ここで、消耗部品についての寿命を算定する際、情報データとして、使用時間、温度、湿度、照度の各データが必要であると前述したが、これについて、図4を用いて説明する。図4は、これらの各データが、消耗部品の寿命に対してどのように影響を及ぼすかについて、実際に試験を行って確かめた結果を示した説明図である。図4(a)は、照度と使用時間とが寿命に及ぼす影響について、図4(b)は、温度と使用時間とが寿命に及ぼす影響について、図4(c)は、湿度と使用時間が寿命に及ぼす影響について、それぞれ示している。
まず、照度については、図4(a)に示すように、光量の逆数つまり照度と使用時間を乗算した値の逆数が大きいほど寿命が長くなる関係になる。例えば消耗部品が偏光板である場合、一例として偏光板61(図2参照)の偏光軸を透過せず吸収されるR光によって生ずる熱量は照度が高いほど、また照射されている時間が長いほど大きくなる。従って偏光板材料が劣化する度合いは、光量とともに大きくなるので、寿命JLは光量の逆数に凡そ比例する関係になり、本実施例では、JL=A1/光量+D1(A1とD1は定数)の直線で近似される。この結果、受信した情報データのうちの照度と使用時間のデータから算出した光量の値がLGであれば、寿命JLは、「A1/LG+D1」と算定される。なお、光量が寿命に及ぼす影響は、パネルおよび光源についても定数A1,D1の値が異なるものの、偏光板と同様であることが確かめられている。
次に、温度については、図4(b)に示すように、温度暴露量の逆数つまり温度と使用時間を乗算した値の逆数が大きいほど寿命が長くなる関係になる。例えば、消耗部品がパネルである場合、パネルの温度が高いほど、またその温度にさらされている時間が長いほど、一例としてパネル内の液晶や配向膜が劣化する。従ってパネルが劣化する度合いは、温度暴露量とともに大きくなるので、寿命JLは温度暴露量の逆数に凡そ比例する関係になり、本実施例では、寿命JLは、JL=A2/温度暴露量+D2(A2とD2は定数)の直線で近似される。この結果、受信した情報データのうちの温度と使用時間のデータから算出した温度暴露量の値がTGであれば、寿命JLは、「A2/TG+D2」と算定される。なお、温度が寿命に及ぼす影響は、偏光板については、定数A2,D2の値が異なるものの、パネルと同様であることが確かめられている。一方、光源50については、温度が寿命に及ぼす影響が小さく、本実施例では考慮しないこととする。
次に、湿度については、図4(c)に示すように、湿度暴露量の逆数つまり湿度と使用時間を乗算した値の逆数が大きいほど寿命が長くなる関係になる。例えば、消耗部品がパネルである場合、パネルの湿度が高いほど、またその湿度にさらされている時間が長いほど、パネルの封止領域からパネル内部に侵入する水分が多くなり、パネルが劣化する。従ってパネルが劣化する度合いは、湿度暴露量とともに大きくなるので、寿命JLは湿度暴露量の逆数に凡そ比例する関係になり、本実施例では、JL=A3/湿度暴露量+D3(A3とD3は定数)の直線で近似される。この結果、受信した情報データのうちの湿度と使用時間のデータから算出した湿度暴露量の値がHGであれば、寿命JLは、「A3/HG+D3」と算定される。なお、湿度が寿命に及ぼす影響は、偏光板については、定数A3,D3の値が異なるものの、パネルと同様であることが確かめられている。一方、光源50については、湿度が寿命に及ぼす影響が小さく、本実施例では考慮しないこととする。
以上説明したように、光量、温度暴露量、湿度暴露量を用いることによって、消耗部品の寿命を算定することができる。換言すれば、寿命に影響を及ぼす情報データとして、使用時間、温度、湿度、照度の各データが必要なのである。そして、実際には、プロジェクタPJ1の使用時間中に生じている照度、温度、湿度のそれぞれの大きさが、同時に各消耗部品の寿命に影響を与えることになる。従って、本実施例では、消耗部品のうち光源50の寿命JLは、式(1)で算定するものとする。また、パネル60,70,80、および偏光板61,62,71,72,81,82の寿命JLは、式(2)で算定するものとする。なお、A,B,C,Dは、それぞれの消耗部品に応じた値を有する定数である。
JL=A/光量+D …(1)
JL=A/光量+B/温度暴露量+C/湿度暴露量+D …(2)
JL=A/光量+D …(1)
JL=A/光量+B/温度暴露量+C/湿度暴露量+D …(2)
ちなみに、受信した情報データのうち、照度と使用時間のデータから算出した光量の値がLG、温度と使用時間のデータから算出した温度暴露量の値がTG、湿度と使用時間のデータから算出した湿度暴露量の値がHGであれば、光源の寿命JLは、「A/LG+D」と算定され、パネル(または偏光板)の寿命JLは、「A/LG+B/TG+C/HG+D」と算定される。
それでは、本実施例のプロジェクタ管理システムを構成するプロジェクタPJ1と管理装置10とで行われる処理について、図5と図6を用いて具体的に説明する。図5は、プロジェクタPJ1において行われる処理を示すフローチャート、図6は、管理装置10において行われる処理を示すフローチャートである。
まず、図5を参照して、プロジェクタPJ1における処理について説明する。この処理が開始されると、まずステップS101にて、電源接続処理を行う。プロジェクタPJ1の使用者は、リモコンなどの入力装置を操作して、入力信号の待機状態であったCPU110に対して電源の接続を指示することによって、CPU110がプロジェクタPJ1内に設けられた電源接続回路(図2において不図示)を動作させて、この処理を行う。
次に、ステップS102にて、光源点灯開始処理を行い、続く、ステップS103にて光源点灯日時を取得処理する。CPU110は、光源駆動回路160を動作させて光源50を点灯させる。そして、光源駆動回路160からの駆動信号が光源50に出力された時点における日時を、時計回路170から取得する。
なお、CPU110が照度センサLSの値を読み取り、光源50が消耗部品の寿命を算定するために有効であると定められた照度で発光を開始した時刻(年、月、日を含む)を光源点灯日時として、時計回路170から取得することとしてもよい。光源50が高圧水銀ランプの場合は、点灯から所定の時間経過後に通常使用する明るさに到達することから、光源点灯日時をこのようにして取得することが好ましい。
次に、ステップS104にて光源点灯継続時間を計測処理する。CPU110は、時計回路170が刻む時間を計測する。なお、点灯開始と同時に時間を計測するタイマを別途設けて、光源点灯継続時間を計測処理することとしてもよい。
次に、ステップS105にて、光源が消灯したか否かを判定処理する。本実施例では、プロジェクタPJ1において、プロジェクタPJ1の使用者がリモコンなどの入力装置を操作して、プロジェクタPJ1の電源切断指示を出力したとき、光源50が消灯されるように構成されているものとする。従って、CPU110は、電源切断の指示の有無を確認することによって、光源50が消灯したか否かを判定する。
判定の結果、光源50が消灯していない場合(ステップS105:NO)、ステップS106に進み、情報データの取得タイミングか否かを判定処理する。本実施例では、所定の時間間隔(例えば10分間隔とか1時間間隔、あるいは1日間隔など)が情報データの取得タイミングとして、予めROM130に格納されているものとする。従って、CPU110は、格納された所定の時間間隔を読み出し、時計回路170が計測する時間が、この時間間隔になったか否かを判定する。
格納された時間間隔は、本実施例では等間隔の時間間隔tnであるものとする。もとより、等間隔でなくてもよい。あるいは、点灯開始直後は短い時間間隔で、時間の経過とともに次第に長くなる時間間隔であってもよい。またその逆であってもよい。こうすれば、例えば照度、温度、湿度が変動する場合、変動する照度、温度、湿度に応じた長さの時間間隔にすることによって、情報データを適切に取得することができる。なお、所定の時間間隔は、プロジェクタPJ1の使用者が、キーボード21やマウス22を用いて、時間間隔データを入力することとしてもよい。
そして、光源点灯継続時間が時間間隔分に至っていない(ステップS106:NO)場合は、ステップS104に戻り、ステップS104とステップS105の処理を繰り返す。そして、繰り返されるステップS106の判定処理において、計測された光源点灯継続時間が時間間隔分に至ると情報データの取得タイミングであると判定され(ステップS106:YES)、ステップS107〜S109の処理を実行する。
まず、ステップS107にて照度データを取得処理する。CPU110は、照度センサLSのデータを入力I/F140を介してRAM120に記憶することによって取得する。続いて、ステップS108にて温度データを取得処理する。CPU110は、温度センサTrS,TgS,TbSの各データを入力I/F140を介してRAM120に記憶することによって取得する。さらに続いて、ステップS109にて湿度データを取得処理する。CPU110は、湿度センサHSのデータを入力I/F140を介してRAM120に記憶することによって取得する。
ステップS109の処理後、再びステップS104に戻り、引き続いて光源点灯継続時間を計測し、ステップS105以降の処理を繰り返す。従って、光源50が点灯を継続している間(ステップS105:NO)、次の情報データの取得タイミングとなる時間が経過する毎、つまり時間間隔tn毎に、照度データ、温度データ、湿度データが取得される。
そして、ステップS105にて判定の結果、光源が消灯した場合(YES)、ステップS110の処理に進み、光源消灯日時を取得処理する。CPU110は、光源50への駆動信号の出力を停止した時刻(年、月、日を含む)を、時計回路170(図2参照)から読み取り、RAM120に記憶することによって取得する。
次に、ステップS111にて、取得した各データを管理装置に送信処理する。CPU110は、RAM120に記憶した光源点灯日時データ、時間間隔tn毎の照度データ、温度データ、湿度データ、光源消灯日時データ、およびプロジェクタPJ1のIDデータからなる情報データを、出力I/F150を介して、接続されているLANに応じたデータ形式で、LANに対して出力することによって送信する。
その後、ステップS112にて電源切断処理を行い、プロジェクタPJ1における処理が終了する。CPU110は電源接続回路の動作を停止させて、電源を切断する。なお、電源の切断後は、CPU110は、プロジェクタPJ1の使用者によるリモコンなどの入力装置から入力信号を受け付ける入力信号の待機状態となり、次回のプロジェクタPJ1の使用(光源の点灯)に備えることになる。
次に、管理装置10における処理について説明する。前述したように、管理装置10では、パネル60,70,80、偏光板61,62,71,72,81,82、光源50の各消耗部品について、その交換時期を算定処理するが、ここでは、パネル60の交換時期の算定処理について図6を参照して説明する。もとより、その他のパネル70,80と偏光板61,62,71,72,81,82、および光源50についての交換時期算定処理も、基本的に同様な処理で行われる。なお、光源50についての交換時期算定処理では、上述した式(1)を用いて寿命を算定することから、情報データのうち温度データと湿度データは不要である。
この処理が開始されると、まずステップS11にて、プロジェクタから送信される各データを受信処理する。そして、ステップS12にて受信した各データを記憶処理する。CPU11は、ネットワークNTを経由して送信された情報データを、入力I/F18を介して取得し、取得した情報データをRAM16に記憶する。
次に、ステップS13にて、記憶された総ての各データから、光量、温度暴露量、湿度暴露量を算出する処理を行う。CPU11は、プロジェクタPJ1からこれまでに送信された総ての情報データを用いて、光量、温度暴露量、湿度暴露量を算出する。
本実施例では、図7に示したようにプロジェクタPJ1から送信された情報データが蓄積して記憶されているものとする。すなわち、プロジェクタPJ1に用いられたパネル60は前回初めて使用され、光源点灯日時DD1と光源消灯日時DD2と、温度センサTrSが示す温度データT1,T2、湿度センサHSが示す湿度データH1,H2、照度センサLSが示す照度データL1,L2とが、プロジェクタPJ1(すなわちパネル60)の1回目の使用時の情報データとして既に記憶されているものとする。そして、今回のステップS12の処理では、送信される情報データは、プロジェクタPJ1の2回目の使用時の情報データであり、光源点灯日時DD3と光源消灯日時DD4と、温度センサTrSが示す温度データT3,T4,T5、湿度センサHSが示す湿度データH3,H4,H5、照度センサLSが示す照度データL3,L4,L5とが、情報データとしてそれぞれ記憶されているものとする。
次に、記憶されたこれらの各情報データから温度暴露量を算出する方法について説明する。CPU11は最初の使用時における温度データT1と温度データT2の平均値Th1を求める。次に、光源点灯日時DD1と光源消灯日時DD2との差分時間、つまり使用時間tU1を算出する。次に、温度データの平均値Th1と使用時間tU1を乗算して、最初の使用時における温度暴露量TG1を求める。次に、今回(2回目)の使用時についても同様に演算を行う。すなわち、CPU11は今回の使用時における温度データT3〜T5の平均値Th2を求める。次に、光源点灯日時DD3と光源消灯日時DD4との差分時間、つまり使用時間tU2を算出する。次に、温度データの平均値Th2と使用時間tU2を乗算して、今回の使用における温度暴露量TG2を求める。そして、CPU11は、温度暴露量TG1と温度暴露量TG2とを加算して温度暴露量を算出するのである。
なお、光量および湿度暴露量についての算出方法も、温度暴露量の算出と同様であるので、ここでは説明を省略する。
図6のフローチャートに戻り、次に、ステップS14にて、パネルの寿命を算定処理する。CPU11は、上述した式(2)を用いてパネル60の寿命を算定する。なお、式(2)および各定数A,B,C,Dの値は、予めROM17にプロジェクタPJ1のIDデータに対応して格納されているものとする。従って、CPU11は、情報データからプロジェクタPJ1のIDデータを読み取り、対応する各定数を有する式(2)に従って、パネル寿命JLを算定する。算定したパネル寿命JLはRAM16に記憶される。
次に、ステップS15にて、プロジェクタの累積使用時間を算出処理する。CPU11は、光源点灯日時DD1と光源消灯日時DD2との差分時間と、光源点灯日時DD3と光源消灯日時DD4との差分時間を算出し、これらを加算してプロジェクタPJ1の累積使用時間を算出する。算出した累積使用時間はRAM16に記憶される。
次に、ステップS16にて、プロジェクタの使用時間率を算出する。CPU11は、光源点灯日時DD1と光源消灯日時DD4との差分時間を算出し、ステップS15にて算出したプロジェクタPJ1の累積使用時間との比率を、使用時間率として算出する。使用時間率は、プロジェクタPJ1について最初の使用を開始してから最後の使用を終了するまでの経過時間に対して、光源50を点灯して実際に使用した時間を割合で示したものであり、所謂稼働率である。
次に、ステップS17にて、パネル交換時期を算定処理し、続くステップS18にて、算定したパネル交換時期を記憶処理して管理装置10での処理を終了する。CPU11は、ステップS14にて算定したパネル60の寿命と、ステップS15にて算出したプロジェクタPJ1の累積使用時間と、ステップS16にて算出した使用時間率とを用いて、パネル交換時期を算定し、RAM16に記憶する。
ステップS15からステップS17までの処理について、図8を用いて補足説明する。図8は、パネルの交換時期を算定する方法を図解した説明図である。横軸は年、月、日、時刻を含む日時軸、縦軸は時間軸である。プロジェクタPJ1から送信される情報データを受信する毎に、管理装置10での処理が行われることから、図示するように、プロジェクタPJ1の2回目の使用時、情報データを送信する光源消灯日時DD4において寿命算定が行われる。このとき、1回目のプロジェクタPJ1の使用時に送信される情報データを含めて、前述した処理によって算定されたパネル寿命が寿命JLであったとすると、図示するように、パネル寿命までの残時間は、寿命JLから累積使用時間を減算した時間になる。
このとき、算出される使用時間率は破線で示した直線となる。ここで、本実施例では、以降も同様な使用状況が続くものとする。つまり、使用時間率は以降も変化しないものとする。従って、使用時間率から実使用時間が残時間となるの日時の経過分、つまり使用時間率を示す直線上において、算定されたパネル寿命JLに対応する日時を求めることによって、パネル交換時期が算定されるのである。
上述したように、本実施例によれば、プロジェクタPJ1から使用時の情報データを送信し、管理装置10にて、受信した情報データを用いて各消耗部品の交換時期を算定することができる。従って、プロジェクタの使用時にプロジェクタから送信される消耗部品に関する情報データを用いて、消耗部品についての寿命を算定し、算定した寿命から消耗部品の交換時期を算定することができる。従って、算定した消耗部品の交換時期の精度は高いことが期待できる。その後、算定した交換時期を、例えば表示装置20に表示すれば、どのプロジェクタにおいてどの消耗部品が、どのくらいの交換時期になっているかを、プロジェクタの保守管理者などが表示内容を見て確認することができる。
以上、本発明の実施の形態について実施例により説明したが、本発明はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において様々な形態で実施し得ることは勿論である。以下、変形例をあげて説明する。
(第1変形例)
上記実施例では、管理装置10において、算定した消耗部品の交換時期を記憶して処理を終了することとしたが、これに限らず、プロジェクタPJ1の保守管理者が認知できる通知方法を用いて、算定したパネルの交換時期をプロジェクタPJ1の保守管理者に通知することとしてもよい。こうすれば、プロジェクタの保守管理者に消耗部品としてのパネルの交換時期を通知することができるので、消耗部品は、プロジェクタの保守管理者によって確実に交換されることが期待できる。
上記実施例では、管理装置10において、算定した消耗部品の交換時期を記憶して処理を終了することとしたが、これに限らず、プロジェクタPJ1の保守管理者が認知できる通知方法を用いて、算定したパネルの交換時期をプロジェクタPJ1の保守管理者に通知することとしてもよい。こうすれば、プロジェクタの保守管理者に消耗部品としてのパネルの交換時期を通知することができるので、消耗部品は、プロジェクタの保守管理者によって確実に交換されることが期待できる。
本変形例を図9に示した。図9は、本変形例の管理装置10aの概略構成を示した説明図である。図示するように、管理装置10aは、図3に示した上記実施例の管理装置10に対して、CPU11が司る機能として通知部15を備えたものである。また、出力I/F19に接続された装置として、表示装置20以外に、印刷装置PRT、電話TEL、ファックスFAXが通知手段として接続されたものである。その他の構成は、上記実施例と同じである。
本変形例では、図6に示したフローチャートにおいて、ステップS18に引き続き、CPU11が出力I/F19を介して、記憶されたパネル交換時期のデータを、プロジェクタの保守管理者の情報データとともに、少なくとも接続された装置の一つに出力する。なお、プロジェクタの保守管理者に関する固有データ(住所、電話番号、FAX番号などのデータ)は、予めプロジェクタのIDデータに紐付けしてROM17に格納されているものとする。
例えば、印刷装置PRTへは、交換対象のパネル名のデータと、パネルの交換時期のうち少なくとも年、月、日のデータを、保守管理者の住所データとともに出力し、所定の葉書に印刷させる。その後、投函処理を行うことによって葉書として保守管理者に通知される。あるいは、電話TELへは、交換対象のパネル名と、パネルの交換時期のうち少なくとも年、月、日を伝える所定の音声データと、保守管理者の電話番号データとを出力し、電話TELを動作させて保守管理者に自動的に通話することによって通知する。あるいは、ファックスFAXへは、交換対象のパネル名のデータと、パネルの交換時期のうち少なくとも年、月、日のデータと、保守管理者のFAX番号データとを出力し、FAXを動作させてパネル名と交換時期を文字によって保守管理者に通知する。
さらに、本変形例において、通知部15は、算定された交換時期までの期間が、消耗部品に応じて予め定められた期間以内であった時に通知することが好ましい。
こうすれば、消耗部品の交換時期を消耗部品に応じた期間前にプロジェクタの保守管理者に通知することができるので、消耗部品は、プロジェクタの保守管理者によって寿命前に確実に交換されることが期待できる。
各消耗部品は、プロジェクタの構造によって、交換に要する期間が通常異なる場合が多く存在する。例えば、光源50は、プロジェクタPJ1の端部に位置し、交換構造が構成されて交換時間が短い場合が多いが、パネルはプロジェクタPJ1の内部に配置され、プロジェクタPJ1を分解して交換するために交換時間が長い場合がある。そこで、このような交換時間の差異を考慮し、算定された交換時期までの期間が、消耗部品に応じて予め定められた期間以内であった時に通知すれば、次回のプロジェクタPJ1の使用前までに、消耗部品の交換処理を完了することが可能となる。
本変形例では、消耗部品に応じた期間がROM17に予め格納されているものとする。従って、CPU11は、ROM17に格納された消耗部品に応じた期間を読み出し、最後に受信した情報データに含まれる光源消灯日時から、算定された交換時期までの期間を算出し、算出した期間が消耗部品に応じた期間よりも短いか否かを判定する。そして、短いと判定したときに、交換時期のデータを、プロジェクタの保守管理者の情報データとともに、出力I/F19に接続された通知手段の少なくとも一つに出力するようにすればよい。
(第2変形例)
また、上記実施例では、プロジェクタPJ1の1回の使用において、情報データを光源50の消灯タイミングで管理装置10に送信することとしたが、これに限るものでないことは勿論である。例えば、所定の時間間隔で行われる情報データの取得タイミング毎に、都度管理装置10に送信することとしてもよい。
また、上記実施例では、プロジェクタPJ1の1回の使用において、情報データを光源50の消灯タイミングで管理装置10に送信することとしたが、これに限るものでないことは勿論である。例えば、所定の時間間隔で行われる情報データの取得タイミング毎に、都度管理装置10に送信することとしてもよい。
プロジェクタPJ1の使用方法として、光源50を点灯した後、光源50を消灯することなく常に点灯を継続して使用する場合がある。このような場合、光源50の消灯タイミングが存在しないので、情報データを管理装置10に対して送信できなくなる。そこで、このような場合は、所定の時間間隔で行われる情報データの取得タイミング毎に、都度管理装置10に送信する。こうすることよって、消耗部品の寿命を算定することができるので、消耗部品の交換時期を適切に算定することができる。もとより、プロジェクタPJ1を連続使用する場合でなくても、所定の時間間隔で行われる情報データの取得タイミング毎に、取得した情報データを都度管理装置10に送信することとしてもよい。
本変形例によるパネル交換時期の算定の概要を図10に示した。図10は、プロジェクタを連続使用する場合におけるパネルの交換時期を算定する方法を図解した説明図である。横軸は年、月、日、時刻を含む日時軸、縦軸は時間軸である。プロジェクタPJ1からは、所定の時間間隔tn毎に情報データを取得する都度、管理装置10に対して取得した情報データを送信する。従って、管理装置10では、所定の時間間隔tn毎に寿命算定処理が行われることになる。そして、図示するように、プロジェクタPJ1からの3回目の情報データ送信時に行われる寿命算定処理によって、算定されたパネル寿命が寿命JLであったとすると、図示するように、パネル寿命までの残時間は、寿命JLから累積使用時間を減算した時間になる。
このとき、算出される使用時間率は連続使用であることから100%であるので、パネル交換時期は、3回目の情報データ取得時の日時から残時間経過後の日時として算定されることになる。
(その他の変形例)
上記実施例では、プロジェクタPJ1が使用される都度、プロジェクタPJ1から情報データを管理装置10に送信し、管理装置10において、送信された情報データを蓄積記憶し、蓄積された情報データを用いて消耗部品の寿命を算定した。このため、管理装置10には、情報データの受信対象となるプロジェクタの数分に応じた情報データの記憶領域が必要となり、大きな記憶容量のメモリを備える必要があった。そこで、変形例として、取得した情報データを管理装置10に送信する都度、送信した情報データをプロジェクタPJ1に蓄積して記憶することとし、次回管理装置10に情報データを送信するときに、蓄積した情報データを一緒に送信することとしてもよい。
上記実施例では、プロジェクタPJ1が使用される都度、プロジェクタPJ1から情報データを管理装置10に送信し、管理装置10において、送信された情報データを蓄積記憶し、蓄積された情報データを用いて消耗部品の寿命を算定した。このため、管理装置10には、情報データの受信対象となるプロジェクタの数分に応じた情報データの記憶領域が必要となり、大きな記憶容量のメモリを備える必要があった。そこで、変形例として、取得した情報データを管理装置10に送信する都度、送信した情報データをプロジェクタPJ1に蓄積して記憶することとし、次回管理装置10に情報データを送信するときに、蓄積した情報データを一緒に送信することとしてもよい。
こうすれば、プロジェクタPJ1の使用に関する情報データの蓄積データを、都度管理装置10に送信するので、情報データを蓄積するための記憶領域を管理装置10に設ける必要がない。従って、管理装置の記憶容量が少なくて済む。
また、上記実施例では、パネルの交換時期の算定処理(図6参照)において、ステップS13の処理では、受信した温度データと温度データの平均値を求め、求めた平均値に使用時間を乗算して、温度暴露量を算出したが、これに限るものでないことは勿論である。例えば、受信した温度データのそれぞれに対して、対応する使用時間を乗算し、乗算した値を合計して温度暴露量を算出することとしてもよい。
例えば、最初の使用時における温度データT1と温度データT2のそれぞれについて、まず温度データT1に対しては時間間隔tnを乗算する。次に、温度データT2に対しては、光源点灯日時DD1と光源消灯日時DD2との差分時間つまり使用時間tU1から時間間隔tnを差し引いた時間を乗算する。そして、これらの乗算した各値を合計して、最初の使用における温度暴露量TG1を求めるようにすればよい。こうすれば、温度暴露量の算出精度が高くなることが期待できる。
また、上記実施例では、情報データを所定の時間間隔tnで繰返し取得することとしたが、特にこれに限らず、1回のみ情報データを取得することとしてもよい。プロジェクタの使用中、照度、温度、湿度が大きく変化しないような場合は、複数回情報データを取得する必要がない。そこで、凡そ照度、温度、湿度が安定する時間の経過後に1回情報データを取得すればよい。
また、上記実施例では、プロジェクタPJ1は、透過型の液晶パネルを用いた光学系を備えたこととしたが、これ以外のパネルを用いた光学系を備えることとしてもよい。例えば、反射型液晶パネルや、マイクロミラーデバイスを用いた鏡による反射型パネルを用いることもできる。なお、反射型液晶パネルの場合は、説明は省略するが、偏光板は共通使用のため一枚のみ用いることとなる。また、反射型パネルの場合は、偏光板は必ずしも必要としない。
10…管理装置(コンピュータ)、10a…管理装置、11…CPU、12…受信部、13…寿命算定部、14…交換時期算定部、15…通知部、16…RAM、17…ROM、18…入力I/F、19…出力I/F、20…表示装置、21…キーボード、22…マウス、41,42…ダイクロイックミラー、43,44,45…ミラー、50…光源、60,70,80…パネル、61,62,71,72,81,82…偏光板、90…クロスプリズム、91…投射レンズ、100…制御部、110…CPU、111…取得部、112…送信部、120…RAM、130…ROM、140…入力I/F、150…出力I/F、160…光源駆動回路、170…時計回路。
Claims (13)
- プロジェクタと、当該プロジェクタに用いられる消耗部品の寿命に関する情報データを管理する管理装置と、からなるプロジェクタ管理システムであって、
前記プロジェクタは、
当該プロジェクタの使用時に前記情報データを取得する取得部と、
前記取得された情報データを前記管理装置に送信する送信部と、
を備え、
前記管理装置は、
前記プロジェクタから送信される情報データを受信する受信部と、
前記受信された情報データを用いて、前記消耗部品の寿命を算定する寿命算定部と、
前記受信された情報データと前記算定された寿命とを用いて、前記消耗部品の交換時期を算定する交換時期算定部と、
を備える、
ことを特徴とするプロジェクタ管理システム。 - 請求項1に記載のプロジェクタ管理システムであって、
前記プロジェクタが備える前記取得部は、前記プロジェクタの使用時における予め定められたタイミングで前記情報データを取得することを特徴とするプロジェクタ管理システム。 - 請求項1または2に記載のプロジェクタ管理システムであって、
前記管理装置は、
前記プロジェクタの保守管理者が認知できる通知方法を用いて、前記交換時期を当該プロジェクタの保守管理者に通知する通知部を備える、
ことを特徴とするプロジェクタ管理システム。 - 請求項3に記載のプロジェクタ管理システムであって、
前記通知部は、
前記算定された交換時期までの期間が、前記消耗部品に応じて予め定められた期間以内であった時通知することを特徴とするプロジェクタ管理システム。 - 請求項1ないし4のいずれか一項に記載のプロジェクタ管理システムであって、
前記消耗部品は、光源であり、
前記情報データは、前記プロジェクタの使用開始および終了日時と、前記プロジェクタの使用時における前記光源の照度とを含むデータであることを特徴とするプロジェクタ管理システム。 - 請求項1ないし4のいずれか一項に記載のプロジェクタ管理システムであって、
前記消耗部品は、光源からの光を変調するパネルであり、
前記情報データは、前記プロジェクタの使用開始および終了日時と、前記プロジェクタの使用時の前記パネルの照度、前記プロジェクタの使用時の前記パネルの温度、前記プロジェクタ使用時の前記パネルの湿度であることを特徴とするプロジェクタ管理システム。 - 請求項1ないし4のいずれか一項に記載のプロジェクタ管理システムであって、
前記消耗部品は、偏光板であり、
前記情報データは、前記プロジェクタの使用開始および終了日時と、前記プロジェクタの使用時における前記偏光板の照度、前記プロジェクタ使用時の前記偏光板の温度、前記プロジェクタ使用時の前記偏光板の湿度であることを特徴とするプロジェクタ管理システム。 - 請求項1ないし7のいずれか一項に記載のプロジェクタ管理システムであって、
前記送信部は、前記情報データを、前記プロジェクタの使用終了から前記プロジェクタへの電源供給切断までのタイミングで前記管理装置に送信することを特徴とするプロジェクタ管理システム。 - 請求項1ないし8のいずれか一項に記載のプロジェクタ管理システムであって、
前記プロジェクタは、
前記取得部が前記情報データを取得する都度、取得した当該情報データを蓄積して記憶する記憶部を備え、
前記送信部は、前記管理装置に送信するタイミング毎に、前記記憶部に蓄積された前記情報データを送信することを特徴とするプロジェクタ管理システム。 - プロジェクタと、当該プロジェクタに用いられる消耗部品の寿命に関する情報データを取得し、当該取得した情報データ用いて、前記消耗部品の交換時期を算定する管理装置と、からなるプロジェクタ管理システムに用いられるプロジェクタであって、
前記プロジェクタの使用時に前記情報データを取得する取得部と、
前記取得部が取得した情報データを、前記管理装置が取得できる通信方法で送信する送信部と、
を備えることを特徴とするプロジェクタ。 - プロジェクタと、当該プロジェクタに用いられる消耗部品の寿命に関する情報データを管理する管理装置と、からなるプロジェクタ管理システムに用いられる管理装置であって、
前記プロジェクタの使用時に取得され当該プロジェクタから送信される情報データを受信する受信部と、
前記受信された情報データを用いて、前記消耗部品の寿命を算定する寿命算定部と、
前記受信された情報データと前記算定された寿命とを用いて、前記消耗部品の交換時期を算定する交換時期算定部と、
を備える、
ことを特徴とする管理装置。 - プロジェクタから、当該プロジェクタに用いられる消耗部品の寿命に関する情報データを管理する管理装置に、前記情報データを送信するデータ送信方法であって、
前記プロジェクタの使用時に前記情報データを取得し、前記取得した情報データを、前記プロジェクタに送信することを特徴とするデータ送信方法。 - プロジェクタから送信される当該プロジェクタに用いられる消耗部品の寿命に関する情報データを受信する管理装置において、当該受信した情報データから前記消耗部品の交換時期を算定する交換時期算定方法であって、
前記プロジェクタの使用時に送信される前記情報データを用い、前記消耗部品の寿命を算定し、前記受信された情報データと前記算定された寿命とを用いて、前記消耗部品の交換時期を算定することを特徴とする交換時期算定方法。
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JP2016171397A (ja) * | 2015-03-11 | 2016-09-23 | カシオ計算機株式会社 | 表示装置、表示制御方法及びプログラム |
JP2017130749A (ja) * | 2016-01-19 | 2017-07-27 | セイコーエプソン株式会社 | プロジェクター及びプロジェクターの制御方法 |
DE112020003118T5 (de) | 2019-06-28 | 2022-05-05 | Kelk Ltd. | System zur Zustandsschätzung |
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2008
- 2008-04-10 JP JP2008102190A patent/JP2009251488A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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