JP2009250889A - 屈折率測定方法、分散測定方法、屈折率測定装置、及び分散測定装置 - Google Patents

屈折率測定方法、分散測定方法、屈折率測定装置、及び分散測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、シンプルな構成で高精度な測定が可能な屈折率測定装置を提供する。
【解決手段】屈折率測定装置は、プリズム状の測定対象物(16)へ測定光(LM)を投光する投光光学系(4、9、11)と、測定光に対する測定対象物の配置角度を変化させる回転台(15a)と、測定対象物からの戻り光と測定光との角度関係を検出する検出光学系(11、14)と、制御手段とを備え、制御手段は、斜面(s)へ測定光を投光すると共に、斜面(s)を通過してから斜面(s)で裏面反射した戻り光と測定光との角度関係が所定の関係となるような回転台の回転位置θを検出し、斜面(s)へ測定光を投光すると共に、斜面(s)で表面反射した戻り光と測定光との角度関係が所定の関係となるような回転台の回転位置θを検出し、斜面(s)へ測定光を投光すると共に、斜面(s)で表面反射した戻り光と測定光との角度関係が所定の関係となるような回転台の回転位置θを検出し、θ、θ、θに基づき屈折率nを算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学材料などの屈折率測定方法、分散測定方法、屈折率測定装置、及び分散測定装置に関する。
光学材料の屈折率測定方法の代表的なものに、最小偏角法がある(特許文献1等を参照)。この方法は、プリズム状の光学材料へ特定波長の測定光を投光して最小偏角と頂角とをそれぞれ測定し、それらを所定の算出式(特許文献1の式(1)等を参照)へ当てはめるものである。この方法によれば、10−6オーダーの絶対的な屈折率測定が可能である。
特開平6−267420号公報
しかしながら、この方法には主として以下の問題がある。
(1)通常、最小偏角測定では、光学材料の通過前後における測定光の偏角が最小となるような光学材料の回転位置(最小偏角位置)を探索する必要があるので、特殊な光学系や機構を要する。
(2)その最小偏角位置の探索には、熟練した技術が必要なので、自動化が困難である。
そこで本発明は、シンプルな構成かつシンプルな手順で高精度な測定が可能な屈折率測定方法及び分散測定方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、シンプルな構成で高精度な測定を自動的に行うことのできる屈折率測定装置及び分散測定装置を提供することを目的とする。
本発明の屈折率測定方法の一態様は、プリズム状の測定対象物へ測定光を投光する投光光学系と、 前記測定光に対する前記測定対象物の配置角度を変化させる回転台と、前記測定対象物から戻る戻り光と前記測定光との角度関係を検出する検出光学系とを使用した屈折率測定方法であって、前記測定対象物の一方の斜面へ前記測定光を投光すると共に、その斜面を通過してから他方の斜面で裏面反射した戻り光と前記測定光との角度関係が所定の第1関係となるような前記回転台の回転位置θを検出する手順と、前記測定対象物の前記一方の斜面へ前記測定光を投光すると共に、その斜面で表面反射した戻り光と前記測定光との角度関係が所定の第2関係となるような前記回転台の回転位置θを検出する手順と、前記測定対象物の前記他方の斜面へ前記測定光を投光すると共に、その斜面で表面反射した戻り光と前記測定光との角度関係が所定の第3関係となるような前記回転台の回転位置θを検出する手順と、前記回転位置θと前記回転位置θと前記回転位置θとに基づき前記測定対象物の屈折率nを算出する手順とを含むことを特徴とする。
なお、前記態様において、前記第1関係、前記第2関係、前記第3関係は、互いに同じ関係であり、前記屈折率nの算出は、以下の式に基づき行われてもよい。
Figure 2009250889
また、本発明の分散測定方法の一態様は、前記何れかの態様の屈折率測定方法を利用したことを特徴とする。
また、本発明の屈折率測定装置の一態様は、プリズム状の測定対象物へ測定光を投光する投光光学系と、前記測定光に対する前記測定対象物の配置角度を変化させる回転台と、前記測定対象物から戻る戻り光と前記測定光との角度関係を検出する検出光学系と、前記投光光学系、前記回転台、前記検出光学系を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記測定対象物の一方の斜面へ前記測定光を投光すると共に、その斜面を通過してから他方の斜面で裏面反射した戻り光と前記測定光との角度関係が所定の第1関係となるような前記回転台の回転位置θを検出する手段と、前記測定対象物の前記一方の斜面へ前記測定光を投光すると共に、その斜面で表面反射した戻り光と前記測定光との角度関係が所定の第2関係となるような前記回転台の回転位置θを検出する手段と、前記測定対象物の前記他方の斜面へ前記測定光を投光すると共に、その斜面で表面反射した戻り光と前記測定光との角度関係が所定の第3関係となるような前記回転台の回転位置θを検出する手段と、前記回転位置θと前記回転位置θと前記回転位置θとに基づき前記測定対象物の屈折率nを算出する手段とを有することを特徴とする。
なお、前記態様において、前記第1関係、前記第2関係、前記第3関係は、互いに同じ関係であり、前記屈折率nの算出は、以下の式に基づき行われてもよい。
Figure 2009250889
また、本発明の分散測定装置の一態様は、前記何れかの態様の屈折率測定装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、シンプルな構成かつシンプルな手順で高精度な測定が可能な屈折率測定方法及び分散測定方法が実現する。
また、本発明によれば、シンプルな構成で高精度な測定を自動的に行うことのできる屈折率測定装置及び分散測定装置が実現する。
以下、本発明の実施形態を説明する。本実施形態は、屈折率・分散測定装置の実施形態である。
先ず、屈折率・分散測定装置の構成を説明する。
図1は、屈折率・分散測定装置の概略構成図である。図1に示すとおり、屈折率・分散測定装置には、複数種類の光源6と、光源の切替機構5と、波長選択板7と、選択波長の切替機構17と、ピンホール板8と、コリメータミラー9と、絞り10と、ビームスプリッタ11と、撮像素子14と、平面反射ミラー12と、シャッター13と、ステージ15とが備えられる。なお、図示省略したが、屈折率・分散測定装置には制御部も備えられる。この制御部は、屈折率・分散測定装置内の各要素を制御する制御機能と、撮像素子14が出力する画像を取り込んで処理する情報処理機能とを有する。
ステージ15のテーブル15aには、光学材料などの試料16が載置される。試料16は、予めプリズム状に加工されており、その頂角αは、30°〜45°の範囲内の任意の値を有する。頂角を挟む2つの斜面s,sは、十分な精度で研磨されており、底面は研磨されていないものとする。これによって、斜面s,sの反射率は、底面の反射率よりも十分に高いとみなせる。
なお、図1では、2つの斜面s,sを区別し易くするために、斜面sを太線で表し、斜面sを細線で表した(他の図も同様)。テーブル15aにおける試料16の姿勢は、図1に示すとおり、斜面s,sがテーブル15aの法線に対して略平行となるような姿勢である。
テーブル15aは、不図示の回転機構を介してステージ15の基部へ取り付けられており、その回転機構にはモータが連結されている。そのモータが駆動されると、テーブル15aが法線の周りに回転する。
また、ステージ15のうち、回転機構と基部との間にはロータリーエンコーダなどの角度センサも内蔵されている。その角度センサの出力信号により、テーブル15aの回転位置θが検知される。
また、テーブル15aと回転機構との間には、不図示のチルト機構も介設されており、そのチルト機構にはモータが連結されている。そのモータが駆動されると、テーブル15a上で互いに直交する2軸の周りにテーブル15aがチルトする。なお、これら2軸の周りのチルト範囲は、例えば±3°程度である。
光源6、光源の切替機構5、波長選択板7、選択波長の切替機構17の全体は、遮光壁4によって囲われており、その遮光壁4の開口部にピンホール板8が設けられている。
光源6より発した光は、波長選択板7を介してピンホール板8へ入射する。その光のうち、ピンホール板8のピンホールを通過した光のみが、遮光壁4の外部へ射出する。なお、遮光壁4から射出する光の波長は、光源の切替機構5及び選択波長の切替機構17を駆動することにより切り替わる。
遮光壁4から射出した光は、コリメータミラー9により平行光に整形され、絞り10より任意の開口を与えられたのち、ビームスプリッタ11へ入射する。その光は、ビームスプリッタ11の分離面において、ステージ15へ向かう測定光LMと、平面反射ミラー12へ向かう参照光LRとに分岐する。
測定光LMは、試料16へ向かう。因みに、図1に示すとおり試料16の一方の斜面sが正対していた場合、測定光LMはその斜面sへ入射する。その測定光LMの一部は斜面sで反射(表面反射)し、他の一部は試料16の内部へ入射する。試料16の内部へ入射した測定光LMの一部は、斜面sで反射(裏面反射)し、他の一部は斜面sを通過する。よって、試料16からビームスプリッタ11側へ戻る光(戻り光)には、斜面sで表面反射した戻り光と、斜面sで裏面反射した戻り光との2種類がある。
因みに、図1に示すとおり、測定光LMが斜面sへ正面から入射した場合、斜面sで表面反射した戻り光は、光路を折り返してビームスプリッタ11へ入射する。その戻り光は、ビームスプリッタ11の分離面により撮像素子14の方向へ偏向され、撮像素子14上にスポット(測定スポット)を形成する。なお、その測定スポットのサイズは、絞り10の径に応じて変化し、試料16がステージ15に載置されていないときには、撮像素子14上に測定スポットは現れない。
一方、参照光LRは、平面反射ミラー12へ略正面から入射する。その参照光LRは、平面反射ミラー12を反射すると光路を折り返し、ビームスプリッタ11を透過して撮像素子14へ入射し、撮像素子14上にスポット(参照スポット)を形成する。
なお、その参照スポットのサイズは、絞り10の径に応じて変化し、ビームスプリッタ11と平面反射ミラー12との間に配置されたシャッター13が閉鎖されているときには、撮像素子14上に参照スポットは現れない。
撮像素子14が出力する画像は、制御部へ送出される。制御部は、必要に応じてその画像へ処理を施す。
ここで、本実施形態の屈折率・分散測定装置では、平面反射ミラー12が若干傾斜していたとしても、平面反射ミラー12で反射した参照光LRの方位と、試料16へ向かう測定光LMの方位との角度関係は、不変である。
そこで、本実施形態の屈折率・分散測定装置では、平面反射ミラー12で反射した参照光LRの方位、すなわち撮像素子14に形成される参照スポットの重心座標Pを、測定光LMの方位の基準として使用する。
そのため、制御部は、屈折率・分散の測定に先立ち、試料16がテーブル15aに載置されていない状態で、参照スポットの重心座標Pを測定する。重心座標Pの測定では、制御部は、シャッター13を開放し、絞り10の径を適当に絞り、任意の光源6を点灯する。これによって、撮像素子14の撮像面には、十分に小さなサイズ(撮像面に完全に収まるサイズ)の参照スポットが現れる。そして、制御部は、撮像素子14が出力する画像へ輪郭抽出処理を施し、参照スポットの外形を得ると、その外形の重心座標を、参照スポットの重心座標Pとして算出する。
次に、屈折率・分散の測定に関する制御部の動作を説明する。
図2は、制御部の動作フローである。以下、各ステップを順に説明する。
ステップS11:制御部は、シャッター13を閉鎖し、絞り10の径を開放し、測定光LMの波長を初期値に設定し、必要な光源6を点灯する。なお、絞り10の径が開放されると、測定光LMの径は、十分に大きなサイズ(撮像面を完全にカバーできるサイズ)となる。
ステップS12:制御部は、テーブル15aの回転位置θを基準位置に設定する。ここでは、基準位置を図3に示すような回転位置と仮定する。この状態では、研磨された斜面s、sの何れにも測定光LMが入射しないので、戻り光は殆ど発生しない。
続いて、制御部は、テーブル15aを図3の矢印の方向へ回転させながら、撮像素子14が出力する画像の輝度Iを監視する。これによって、制御部は、図4に示すようなθ−Iカーブを取得することができる。このθ−Iカーブには、ピークA、B、C、Dが現れている。
このうち、最初のピークAが出現するのは、図5(A)に示すとおり、ステージ15aの回転位置θがθにあるときであって、この状態では、斜面sで裏面反射した戻り光と測定光LMとの角度ずれが略ゼロとなるので、その戻り光がビームスプリッタ11を介して撮像素子14に入射する。
また、次のピークBが出現するのは、図5(B)に示すとおり、ステージ15aの回転位置θがθにあるときであって、この状態では、斜面sで表面反射した戻り光と測定光LMとの角度ずれが略ゼロとなるので、その戻り光がビームスプリッタ11を介して撮像素子14に入射する。
また、次のピークCが出現するのは、図5(C)に示すとおり、ステージ15aの回転位置θがθにあるときであって、この状態では、斜面sで表面反射した戻り光と測定光LMとの角度ずれが略ゼロとなるので、その戻り光がビームスプリッタ11を介して撮像素子14に入射する。
また、次のピークDが出現するのは、図5(D)に示すとおり、ステージ15aの回転位置θがθにあるときであって、この状態では、斜面sで裏面反射した戻り光と測定光LMとの角度ずれが略ゼロとなるので、その戻り光がビームスプリッタ11を介して撮像素子14に入射する。
続いて、制御部は、このようなθ−Iカーブから、3つのピークA、B、Cを与える3つの回転位置θ、θ、θを認識する。
なお、本ステップにおける制御部は、回転位置θ、θ、θの認識を、θ−Iカーブの取得後に行ったが、θ−Iカーブの取得途中に行ってもよい。その場合、制御部は、テーブル15aの回転中に輝度Iをリアルタイムで閾値と比較し、閾値を超過した時点における回転位置を順に、回転位置θ、θ、θC、θとみなせばよい。
因みに、回転位置θ、θ、θ、θのうち、回転位置θ、θ(図5(A)、(D))が示しているのは、試料16の内部へ入射してから裏面で反射した戻り光の方位であるのに対し、回転位置θ、θ(図5(B)、(C))が示しているのは、試料16の表面で反射した戻り光の方位である。よって、ピークA、Dの輝度Iよりも、ピークB、Cの輝度Iの方が高い(図4参照)。
また、回転位置θ、θ、θ、θのうち、回転位置θ、θ(図5(A)、(D))が示しているのは、試料16の内部へ入射した戻り光の方位であるのに対し、回転位置θ、θ(図5(B)、(C))が示しているのは、試料16の内部へ入射しなかった戻り光の方位である。よって、測定光LMの波長が変化すると回転位置θ、θは多少ずれるが、測定光LMの波長が変化しても回転位置θ、θは変化しない。
ステップS13:制御部は、テーブル15aの回転位置θを回転位置θBに設定し、この状態で、テーブル15aを前記2軸の周りにチルトさせながら輝度Iを監視し、監視される輝度Iが最大となった時点で、テーブル15aのチルト角度を固定する。次に、制御部は、テーブル15aの回転位置θを回転位置θCに設定し、この状態で、テーブル15aを前記2軸の周りにチルトさせながら輝度Iを監視し、監視される輝度Iが最大となった時点で、テーブル15aのチルト角度を固定する。そして、制御部は、以上の手順を所定回数(例えば、数回)だけ繰り返す。これによって、テーブル15aのチルト調整が完了する。
ステップS14:制御部は、絞り10を適度に絞る。これによって、測定光LMの径は、十分に小さなサイズ(撮像面に完全に収まるサイズ)となる。
続いて、制御部は、テーブル15aの回転位置θを回転位置θBに設定する。このとき、撮像素子14の撮像面内の何れかの箇所に測定スポットが形成される。制御部は、この状態で撮像素子14が出力する画像に基づき、測定スポットの重心座標PBを算出する。重心座標の算出方法は、前述したとおりである。そして、制御部は、重心座標PBと、予め測定された参照スポットの重心座標PとのずれΔPBを算出する。ずれΔPBがゼロであった場合、制御部は、回転位置θBを回転位置θB(TRUE)とし、ずれΔPBがゼロでなかった場合、テーブル15aから画像素子14までの光路長とずれΔPBとに応じて決まる角度補正量ΔθBで回転位置θBを補正することにより、ずれΔPBがゼロとなるときのテーブル15aの回転位置を算出し、それを回転位置θB(TRUE)とする。この回転位置θB(TRUE)は、試料16の斜面sで表面反射してから撮像素子14へ向かう戻り光と、平面反射ミラー12で反射した参照光LRとの角度ずれが完全にゼロとなるときのテーブル15aの回転位置である。
続いて、制御部は、テーブル15aの回転位置θを回転位置θに設定する。このとき、撮像素子14の撮像面内の何れかの箇所に測定スポットが形成される。制御部は、この状態で撮像素子14が出力する画像に基づき、測定スポットの重心座標Pを算出する。重心座標の算出方法は、前述したとおりである。そして、制御部は、重心座標Pと、予め測定された参照スポットの重心座標PとのずれΔPを算出する。ずれΔPがゼロであった場合、制御部は、回転位置θを回転位置θC(TRUE)とし、ずれΔPがゼロでなかった場合、テーブル15aから画像素子14までの光路長とずれΔPとに応じて決まる角度補正量Δθで回転位置θを補正することにより、ずれΔPがゼロとなるときのテーブル15aの回転位置を算出し、それを回転位置θC(TRUE)とする。この回転位置θC(TRUE)は、試料16の斜面sで表面反射してから撮像素子14へ向かう戻り光と、平面反射ミラー12で反射した参照光LRとの角度ずれが完全にゼロとなるときのテーブル15aの回転位置である。
ステップS15:制御部は、ステップS14で取得した回転位置θA(TRUE)、θB(TRUE)、θC(TRUE)を式(1)へ当てはめることにより、試料16の頂角αを算出する。
Figure 2009250889
ステップS16:制御部は、テーブル15aの回転位置θを回転位置θに設定する。このとき、撮像素子14の撮像面内の何れかの箇所に測定スポットが形成される。なお、測定スポットの形成位置は、測定光LMの波長によって若干ずつずれるが、何れの場合も測定スポットは十分に小さいので、撮像面から外れることは無い。
続いて、制御部は、この状態で撮像素子14が出力する画像に基づき、測定スポットの重心座標Pを算出する。重心座標の算出方法は、前述したとおりである。そして、制御部は、重心座標Pと、予め測定された参照スポットの重心座標PとのずれΔPを算出する。ずれΔPがゼロであった場合、制御部は、回転位置θを回転位置θA(TRUE)とし、ずれΔPがゼロでなかった場合、テーブル15aから画像素子14までの光路長とずれΔPとに応じて決まる角度補正量Δθで回転位置θを補正することにより、ずれΔPがゼロとなるときの回転位置を算出し、それを回転位置θA(TRUE)とする。この回転位置θA(TRUE)は、試料16の斜面sで裏面反射してから撮像素子14へ向かう戻り光と、平面反射ミラー12で反射した参照光LRとの角度ずれが完全にゼロとなるときのテーブル15aの回転位置である。
ステップS17:制御部は、前のステップS16で測定された回転位置θA(TRUE)と、前のステップS14で測定されたθB(TRUE)、θC(TRUE)とを式(2)へ当てはめることにより、試料16の最小偏角θminを算出する。
Figure 2009250889
ステップS18:制御部は、前のステップS17で算出された最小偏角θminと、前のステップS15で算出された頂角αとを式(3)へ当てはめることにより、試料16の屈折率nを算出する。
Figure 2009250889
ステップS19:制御部は、ステップS16〜ステップS18の処理(屈折率の測定処理)が予め決められた全ての波長について実行済みであるか否かを判別し、実行済みであればステップS21へ進み、実行済みでなければステップS20へ進む。
ステップS20:制御部は、測定光LMの波長を変更してからステップS16へ戻る。したがって、屈折率nは、各波長について順に測定されることになる。
ステップS21:制御部は、順に測定された各波長の屈折率に基づき試料16の分散を算出し、フローを終了する。
次に、上述した算出式(2)(最小偏角θminの算出式)を詳しく説明する。
図6は、試料16の回転位置θが最小偏角位置にあるときの様子である。この回転位置は、図5(A)に示した回転位置θと図5(B)に示した回転位置θとの間の回転位置に相当する。
図6において、試料16の頂点Xを起点とし、かつ頂角αを二等分する線分をXYとおき、試料16を通過中の測定光LMの光路と線分XYとの交点をWとおき、点Wを起点とし、かつ試料16へ入射前の測定光LMの光路と垂直な線分をWZとおくと、試料16の最小偏角θminは、2×∠YWZに等しい。
そして、試料16へ入射前の測定光LMの光路に対して線分XYが成す角度は、前述した回転位置θB(TRUE)、θA(TRUE)により、(θB(TRUE)−θA(TRUE))で表される。
また、試料16へ入射前の測定光LMの光路に対して線分WZが成す角度は、前述した回転位置θB(TRUE)と前述した頂角αとにより、(θB(TRUE)−α/2)で表される。
したがって、試料16の最小偏角θminは、以下の式(4)で表される。
Figure 2009250889
よって、最小偏角θminが算出式(2)によって算出できることは明らかである。
以上、本実施形態の屈折率・分散測定装置は、最小偏角θminの測定に当たり、最小偏角位置を探索する代わりに、試料16で裏面反射してから撮像素子14へ向かう戻り光と、平面反射ミラー12で反射した参照光LRとの角度ずれがゼロとなるようなテーブル15aの回転位置θA(TRUE)を測定する。故に、本実施形態の屈折率・分散測定装置は、屈折率(及び分散)の測定に関する全手順を自動化することができた。
また、回転位置θA(TRUE)の測定では、最小偏角位置を探索するときのような特殊な光学系や機構を要しないので、頂角αの算出に必要な回転位置θB(TRUE)、θC(TRUE)を測定するための光学系(図1のビームスプリッタ11及びその上流側の光学系)を、そのまま使用することができる。
したがって、本実施形態の屈折率・分散測定装置は、回転位置θA(TRUE)、θB(TRUE)、θC(TRUE)の関係を共通の光学系で高精度に求めることができる。よって、屈折率(及び分散)の測定精度も高い。
因みに、回転位置θA(TRUE)、θB(TRUE)、θC(TRUE)を共通の光学系で測定する場合、試料16における測定光LMの投光位置も各測定間で略一致するので、斜面s、sの面精度が屈折率(及び分散)の測定精度に与える影響も少ないと考えられる。
また、本実施形態の屈折率・分散測定装置は、前述したとおり特殊な光学系や機構を要しないので、装置内の誤差要因が抑えられるといった利点もある。
また、本実施形態の屈折率・分散測定装置は、前述したとおり特殊な光学系や機構を要しないので、仮にVUV波長域の屈折率(及び分散)を測定する場合であっても、N2パージ容積を抑えつつ、N2揺らぎによる測定誤差を抑えることができる。
次に、本実施形態の補足を述べる。
上述した本実施形態の屈折率・分散測定装置は、遮光壁4の開口部にピンホール板8を設けたが、ピンホール板8の代わりにスリット板を設けても構わない。
また、本実施形態の屈折率・分散測定装置は、光源を内蔵したタイプの測定装置であるが、光源を内蔵していないタイプの測定装置であってもよい。その場合は、測定装置の外部に配置された光源から、ファイバなどの導光手段で光源からの射出光を測定装置の内部へ導入すればよい。
また、本実施形態の屈折率・分散測定装置は、測定スポットの重心座標と参照スポットの重心座標とのずれΔPがゼロとなるようなテーブル15aの回転位置を、ずれΔPに応じた補正演算により算出したが、そのような回転位置を実際に探索してもよいことは言うまでもない。
その場合、上述したステップS14における制御部は、回転位置θの近傍でテーブル15aを微小角度ずつ回転させながらずれΔPを監視し、ずれΔPがゼロとなったときにおけるテーブル15aの回転位置を、回転位置θB(TRUE)とすればよい。また、上述したステップS14における制御部は、回転位置θの近傍でテーブル15aを微小角度ずつ回転させながらずれΔPを監視し、ずれΔPがゼロとなったときにおけるテーブル15aの回転位置を、回転位置θC(TRUE)とすればよい。また、上述したステップS16における制御部は、回転位置θの近傍でテーブル15aを微小角度ずつ回転させながらずれΔPを監視し、ずれΔPがゼロとなったときにおけるテーブル15aの回転位置を、回転位置θA(TRUE)とすればよい。
また、本実施形態の屈折率・分散測定装置は、試料16からの戻り光と、平面反射ミラー12で反射した参照光LRとの角度関係を検出するために撮像素子14を使用したが、ラインセンサや分割測光素子などの他の光検出素子を使用してもよい。
また、例えば、撮像素子14の代わりに、図7に示すように、結像光学系141、スリット板142、光検出素子143の組み合わせからなる検出光学系を使用してもよい。この検出光学系において、平面反射ミラー12で反射した参照光LRは、ビームスプリッタ11を介して結像光学系141へ入射し、その結像光学系141によってスリット板142のスリットの近傍へ集光する。そして、スリットを通過すると、光検出素子143に入射する。
ここで、スリット板142のスリットは、縦方向を向いている(なお、縦方向とは、測定光LMの光路が形成される平面に対して垂直な方向のことである。)。そして、スリット板142の横位置は、結像光学系141の集光点にスリットが配置されるように、屈折率・分散の測定前に予め調整される。なお、この調整時には、シャッター13は開放され、試料16はテーブル15aから外される。また、調整が終了すると、シャッター13は閉鎖される。
したがって、この光学系の光検出素子143は、試料16からの戻り光と、平面反射ミラー12で反射した参照光LRとのスリット板142上の横ずれがゼロになったときにのみ、一定強度の信号を出力する。そして、この光学系を使用する場合、制御部が探索する対象は、その横ずれがゼロとなったときにおけるテーブル15aの回転位置である。
図1は、屈折率・分散測定装置の概略構成図である。 図2は、屈折率・分散の測定に関する制御部の動作フローである。 図3は、フローの開始時点における試料16の状態を説明する図である。 図4は、θ−Iカーブの例を示す図である。 図5は、回転位置θ、θ、θ、θを説明する図である。 図6は、試料16の回転位置θが最小偏角位置にあるときの様子である。 図7は、試料16からの戻り光と参照光LRとの角度ずれの有無を検出する光学系の一例である。
符号の説明
6…光源、5…光源の切替機構、7…波長選択板、17…選択波長の切替機構、8…ピンホール板、9…コリメータミラー、10…絞り、11…ビームスプリッタ、14…撮像素子、12…平面反射ミラー、13…シャッター、15…ステージ、15a…テーブル

Claims (6)

  1. プリズム状の測定対象物へ測定光を投光する投光光学系と、
    前記測定光に対する前記測定対象物の配置角度を変化させる回転台と、
    前記測定対象物から戻る戻り光と前記測定光との角度関係を検出する検出光学系と
    を使用した屈折率測定方法であって、
    前記測定対象物の一方の斜面へ前記測定光を投光すると共に、その斜面を通過してから他方の斜面で裏面反射した戻り光と前記測定光との角度関係が所定の第1関係となるような前記回転台の回転位置θを検出する手順と、
    前記測定対象物の前記一方の斜面へ前記測定光を投光すると共に、その斜面で表面反射した戻り光と前記測定光との角度関係が所定の第2関係となるような前記回転台の回転位置θを検出する手順と、
    前記測定対象物の前記他方の斜面へ前記測定光を投光すると共に、その斜面で表面反射した戻り光と前記測定光との角度関係が所定の第3関係となるような前記回転台の回転位置θを検出する手順と、
    前記回転位置θと前記回転位置θと前記回転位置θとに基づき前記測定対象物の屈折率nを算出する手順と、
    を含むことを特徴とする屈折率測定方法。
  2. 請求項1に記載の屈折率測定方法において、
    前記第1関係、前記第2関係、前記第3関係は、互いに同じ関係であり、
    前記屈折率nの算出は、以下の式に基づき行われる
    ことを特徴とする屈折率測定方法。
    Figure 2009250889
  3. 請求項1又は請求項2に記載の屈折率測定方法を利用した
    ことを特徴とする分散測定方法。
  4. プリズム状の測定対象物へ測定光を投光する投光光学系と、
    前記測定光に対する前記測定対象物の配置角度を変化させる回転台と、
    前記測定対象物から戻る戻り光と前記測定光との角度関係を検出する検出光学系と、
    前記投光光学系、前記回転台、前記検出光学系を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記測定対象物の一方の斜面へ前記測定光を投光すると共に、その斜面を通過してから他方の斜面で裏面反射した戻り光と前記測定光との角度関係が所定の第1関係となるような前記回転台の回転位置θを検出する手段と、
    前記測定対象物の前記一方の斜面へ前記測定光を投光すると共に、その斜面で表面反射した戻り光と前記測定光との角度関係が所定の第2関係となるような前記回転台の回転位置θを検出する手段と、
    前記測定対象物の前記他方の斜面へ前記測定光を投光すると共に、その斜面で表面反射した戻り光と前記測定光との角度関係が所定の第3関係となるような前記回転台の回転位置θを検出する手段と、
    前記回転位置θと前記回転位置θと前記回転位置θとに基づき前記測定対象物の屈折率nを算出する手段と
    を有することを特徴とする屈折率測定装置。
  5. 請求項4に記載の屈折率測定装置において、
    前記第1関係、前記第2関係、前記第3関係は、互いに同じ関係であり、
    前記屈折率nの算出は、以下の式に基づき行われる
    ことを特徴とする屈折率測定装置。
    Figure 2009250889
  6. 請求項4又は請求項5に記載の屈折率測定装置を備えた
    ことを特徴とする分散測定装置。
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