JP2009250426A - 電磁弁およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】溶接に伴う電力消費量を低減するとともに、溶接設備の長寿命化を図る。
【解決手段】ガイド14に対するスリーブ11の位置を調整してプランジャ13および弁部材15、16の開弁時の停止位置を設定する電磁弁において、ガイド14に、スリーブ11の円筒部110における開口部側の端部が挿入される環状溝の凹部143を設け、ガイド14における凹部143の外周側の端面142と円筒部110の外周面とによって形成される隅部にて、ガイド14とスリーブ11とをレーザ溶接する。このようにガイド14とスリーブ11を隅肉溶接可能にすれば、重ね溶接する場合よりも低出力でレーザ溶接することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電磁弁およびその製造方法に関し、例えば車両に用いられるブレーキ液圧制御用アクチュエータ(ABS用、横滑り制御用等)の電磁弁に適用可能である。
ABS等に用いられる従来の電磁弁は、コイルへの通電時に吸引されるプランジャが、有底円筒状のスリーブ内に摺動自在に収容され、プランジャに追従作動して通路を開閉する弁部材が、ガイドに摺動自在に保持されている。また、ガイドの小径筒部をスリーブの円筒部に挿入して、小径筒部と円筒部とが重なった部位で重ね溶接している(例えば、特許文献1参照)。例えば、ガイドの小径筒部とスリーブの円筒部との溶接にはレーザ溶接機が多用され、強度および気密性に拘わる溶け込み寸法はレーザ出力で管理している。
特開2001−280533号公報
しかしながら、従来の電磁弁は、ガイドの小径筒部とスリーブの円筒部とを重ね溶接するため、外周側に位置する円筒部が溶けた後に内周側に位置する小径筒部が溶け始め、したがって、ガイドの小径筒部における溶け込み寸法を所定量確保するためには、溶接機は大出力が要求される。その結果、溶接に伴う電力消費量が嵩んでしまうとともに、例えばレーザ溶接機においてはレーザ出射ランプの寿命が短くなるという問題があった。
本発明は上記点に鑑みて、溶接に伴う電力消費量を低減するとともに、溶接設備の長寿命化を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、円筒部(110)および底面(111)を有し、一端側が開口部となったスリーブ(11)と、スリーブ(11)の外周側に配置され、通電時に磁界を形成するコイル(10)と、スリーブ(11)内に摺動自在に収容され、コイル(10)への通電により吸引されるプランジャ(13)と、プランジャ(13)の摺動動作に伴って移動して通路を開閉する弁部材(15、16)と、弁部材(15、16)を摺動自在に保持するとともに、小径筒部(140)がスリーブ(11)の円筒部(110)に挿入されたガイド(14)とを備え、プランジャ(13)が底面(111)に当接することにより、プランジャ(13)および弁部材(15、16)の移動が制限されるとともに、ガイド(14)に対するスリーブ(11)の位置を調整することでプランジャ(13)および弁部材(15、16)の停止位置が設定可能な電磁弁において、ガイド(14)は、円筒部(110)における開口部側の端部が挿入される環状溝の凹部(143)を備え、ガイド(14)において凹部(143)の外周側で同部(143)に隣接する端面(142)と円筒部(110)の外周面とによって形成される隅部にて、ガイド(14)とスリーブ(11)とが溶接されていることを特徴とする。
これによると、凹部(143)に円筒部(110)を挿入して円筒部(110)の外周側に隅部を形成することにより、ガイド(14)とスリーブ(11)を隅肉溶接することが可能となる。したがって、重ね溶接する場合よりも低出力で溶接することができ、溶接に伴う電力消費量を低減することができるとともに、レーザ出射ランプなど、溶接設備の長寿命化を図ることができる。
また、重ね溶接する場合は、ガイド(14)の小径筒部(140)まで溶かすため弁部材(15、16)に対する溶接時の熱影響が大きくなるのに対し、請求項1に係る発明では、ガイド(14)の小径筒部(140)まで溶かす必要はないため、弁部材(15、16)に対する溶接時の熱影響を低減することができる。
さらに、凹部(143)の深さ(すなわちスリーブの位置調整方向寸法)を適宜量確保しておくことにより、ガイド(14)に対するスリーブ(11)の位置を調整する際にガイド(14)とスリーブ(11)との干渉を回避することができる。
さらにまた、ガイド(14)に対するスリーブ(11)の位置に拘わらず溶接位置(例えばレーザ溶接機ではレーザ光照射位置)である前記隅部の位置はガイド(14)において一定であるため、個体毎に溶接位置を調整する必要がない。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の電磁弁において、ガイド(14)において凹部(143)の外周側で同部(143)に隣接する端面(142)と円筒部(110)の外周面とによって形成される隅部は、円筒部(110)の全周にわたって連続して溶接されていることを特徴とする。これによると、溶接部の強度および気密性を確保することができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の電磁弁において、スリーブ(11)の円筒部(110)における開口部側の先端と、これに対向するガイド(14)の凹部(143)の底面との間には隙間が存在することを特徴とする。
これによると、仮に、スリーブ(11)やこれに収容されるプランジャ(13)、弁部材(15、16)等に電磁弁軸方向における寸法のばらつきが生じ、これによってスリーブ(11)を凹部(143)に対して正規よりも深めに挿入する必要が生じても、上記構成のように、溶接後の状態においてスリーブ(11)の上記先端と凹部(143)の上記底面との間に隙間が生じるほどの寸法設定がなされていれば、例えば上記底面とこれに隣接する周面との角隅部にスリーブ(11)の先端を当接させるようなことなく十分な位置調整範囲を確保することができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電磁弁の製造方法であって、ガイド(14)に対するスリーブ(11)の位置を調整して、プランジャ(13)および弁部材(15、16)の開弁時の停止位置を設定する位置調整工程と、ガイド(14)において凹部(143)の外周側で同部(143)に隣接する端面(142)と円筒部(110)の外周面とによって形成される隅部にて、位置調整工程の後に、ガイド(14)とスリーブ(11)とを溶接機(L)にて隅肉溶接する溶接工程とを有することを特徴とする。
これによると、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電磁弁を製造することができ、請求項1ないし3のいずれか1項に係る発明と同様の効果を得ることができる。
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の電磁弁の製造方法において、小径筒部(140)と円筒部(110)のはめあいはしまりばめであり、溶接工程の際、小径筒部(140)と円筒部(110)のしまりばめによってガイド(14)とスリーブ(11)とが仮結合されていることを特徴とする。
これによると、位置調整工程で調整したガイド(14)に対するスリーブ(11)の位置を確実に維持したまま、ガイド(14)とスリーブ(11)を溶接することができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態について説明する。図1は一実施形態に係る電磁弁の構成を示す断面図である。図1に示すように、本実施形態の電磁弁1は、例えば車両用ABSアクチュエータに用いられ、その場合、車両用ABSアクチュエータのハウジングHに形成されたブレーキ液の通路H1、H2中に配設され、コイル10への通電状態に応じて通路を開閉する。
電磁弁1は、ハウジングHに形成された凹部内にかしめ固定される。ハウジングHに形成された凹部は段差形状で構成されており、入口側が底部側よりも大径になっている。この凹部の底部側が通路H1を介してABS制御に使用されるポンプに接続され、凹部の内周壁が通路H2を介して車両のマスタシリンダに連通されている。
電磁弁1は、通電時に磁界を形成するコイル10がスリーブ11の外周側に配置され、磁性体金属よりなるヨーク12がコイル10の外周側に配置されている。スリーブ11は、非磁性体であるステンレスで形成されており、円筒状の円筒部110及び半球状の底面111を有し、一端側が開口部となっている。スリーブ11内には、磁性体金属よりなり、コイル10への通電によってガイド14側に吸引される可動子としてのプランジャ13が摺動自在に収容されている。
電磁弁1は、ガイド14を利用してハウジングHにかしめ固定される。ガイド14は、ハウジングHの材質であるアルミ合金よりも硬度の高い磁性体金属(炭素鋼等)よりなり、プランジャ13を吸引する固定子を構成している。ガイド14は、円筒状の小径筒部140、およびこの小径筒部140よりも大径の円筒状の大径筒部141を有する、段付き形状になっている。
大径筒部141における小径筒部140側の端面142は、電磁弁軸線に対して直交する平面になっている。この端面142に環状溝の凹部143が形成され、この凹部143に、スリーブ11の円筒部110における開口部側の端部が挿入されるようになっている。
そして、ガイド14は、大径筒部141の大部分がハウジングHの凹部内に挿入されて、ハウジングHにかしめ固定されている。また、小径筒部140がスリーブ11の円筒部110における開口部側に挿入された状態で、スリーブ11とガイド14とがレーザ溶接されている(詳細後述)。
ガイド14は、その径方向中心部にガイド孔144および中空部145が直列に形成されている。ガイド孔144は、小径筒部140側に位置し、中空部145はガイド孔144よりも反小径筒部側に位置している。
そして、ガイド孔144にピストン15が摺動自在に挿入されている。ピストン15は、非磁性体金属(例えばステンレス)で円柱状に形成されており、このピストン15の先端にボール16が溶接されている。ピストン15は、バネ17によってプランジャ13側に向かって付勢されており、これにより、ピストン15とボール16とからなる弁部材は、プランジャ13の摺動動作に伴ってプランジャ13と一体的に移動するようになっている。
ガイド14の中空部145は、ガイド14の大径筒部141に形成された連通孔146を介して通路H2に連通している。また、中空部145には、円柱状のシート18が圧入固定されている。このシート18は、通路H1、H2を連通させる第1連通路180が径方向中心部に形成され、この第1連通路180の端部に、ボール16が接離するテーパ状の第1弁座181が形成されている。また、シート18には、通路H1、H2を連通させる第2連通路182が第1連通路180と並列に形成され、この第2連通路182の端部に、球状の逆止弁19が接離するテーパ状の第2弁座183が形成されている。
逆止弁19は、中空部145の端部側に圧入されたフィルタ20にて、第2弁座183と対向する位置に保持されている。また、ガイド14の大径筒部141の外周にも、連通孔146を囲むようにしてフィルタ21が配置されている。これらのフィルタ20、21により、ブレーキ液に混入した異物が電磁弁1内に入り込むことを防止するようになっている。
上記の電磁弁1は、コイル10に通電されていないときには、プランジャ13とピストン15とボール16は、バネ17によってスリーブ11の底面111側に向かって付勢される。したがって、ボール16がシート18の第1弁座181から離れて、通路H1、H2間が第1連通路180を介して連通(開弁)する。なお、プランジャ13が底面111に当接することにより、プランジャ13とピストン15とボール16の開弁向きへの移動が制限される。
コイル10に通電されると、プランジャ13がガイド14側に吸引され、プランジャ13とピストン15とボール16はシート18側に向かって移動し、ボール16がシート18の第1弁座181に当接して第1連通路180が閉じられ、通路H1、H2間が遮断される。
次に、上記構成の電磁弁1の組み付け工程のうち、ガイド14に対するスリーブ11の位置を調整する工程(以下、位置調整工程という)、およびスリーブ11とガイド14とを溶接する工程(以下、溶接工程という)について説明する。
図2は上記の電磁弁1の溶接工程を示す断面図、図3は図2のA部の拡大断面図である。
位置調整工程では、まず、図2に示すように構成部品を組み付けて、仮組み体とする。但し、この時点では、スリーブ11とガイド14は溶接されていない。すなわち、小径筒部140と円筒部110のはめあいはしまりばめになっており、小径筒部140と円筒部110のしまりばめによってガイド14とスリーブ11とが仮結合されている。
そして、ガイド14とスリーブ11とが仮結合された仮組み体を治具にセットし、仮組み体に装着した図示しないダミーのコイルへの通電を制御して、プランジャ13とピストン15とボール16の移動量を測定する。そして、プランジャ13等の移動量が公差から外れている場合には、ガイド14に対するスリーブ11の位置を調整してプランジャ13等の開弁時の停止位置を変更することにより、プランジャ13等の移動量を調整し、再度プランジャ13等の移動量を測定する。このような測定および調整を繰り返してプランジャ13等の移動量が公差内に収まると、位置調整工程が完了する。位置調整工程が完了すると、ダミーのコイルを仮組み体から取り外す。
ここで、ガイド14の凹部143の深さ(すなわちスリーブ11の位置調整方向寸法)は、ガイド14に対するスリーブ11の位置を調整する際に、ガイド14とスリーブ11とが干渉しないように、より詳細には、凹部143の底部に円筒部110の開口端部が当たらないように、設定されている。
また、位置調整工程が完了した状態では、円筒部110の開口端部が凹部143内に位置するように、すなわちオーバラップ量Sが+になるように、関連する構成部品の各部の寸法が管理されている。
位置調整工程後の溶接工程では、ガイド14において凹部143の外周側で凹部143に隣接する端面142とスリーブ11の円筒部110の外周面とによって形成される隅部に対して、レーザ溶接機Lからレーザ光を斜めに照射することにより、溶け込み部22を形成してガイド14とスリーブ11を隅肉溶接する。この際、円筒部110の全周にわたって連続して隅肉溶接して、溶接部の強度および気密性を確保する。また、溶接部の強度確保の点からは、オーバラップ量Sは0.1mm以上が望ましい。
ここで、スリーブ11やこれに収容されるプランジャ13、ピストン15、ボール16等に電磁弁軸方向における寸法のばらつきが生じ、これによってスリーブ11を凹部143に対して正規よりも深めに挿入した場合でも、溶接後の状態において、スリーブ11の円筒部110における開口部側の先端と、これに対向するガイド14の凹部143の底面との間に隙間が存在するように、凹部143の深さ等の寸法が管理されている。このような寸法設定がなされていれば、例えば凹部143の底面とこれに隣接する周面との角隅部にスリーブ11の先端を当接させるようなことなく十分な位置調整範囲を確保することができる。
本実施形態の電磁弁1では、凹部143に円筒部110を挿入して円筒部110の外周側に隅部を形成することにより、ガイド14とスリーブ11を隅肉溶接することが可能となる。したがって、重ね溶接する場合よりも低出力でレーザ溶接することができ、レーザ溶接に伴う電力消費量を低減することができるとともに、レーザ出射ランプなど、溶接設備の長寿命化を図ることができる。
また、重ね溶接する場合は、ガイド14の小径筒部140まで溶かすためピストン15に対する溶接時の熱影響が大きくなるのに対し、本実施形態の電磁弁1では、小径筒部140まで溶かす必要はないため、ピストン15に対する溶接時の熱影響を低減することができる。
さらにまた、ガイド14に対するスリーブ11の位置に拘わらず溶接位置(すなわちレーザ光照射位置)である前記隅部の位置はガイド14において一定であるため、個体毎にレーザ光照射位置を調整する必要がない。
なお、上記の実施形態では、レーザ溶接を用いた例について説明したが、他の融接による溶接を適用してもよい。この溶接としては、例えば、電子ビーム溶接などが挙げられる。
本発明の一実施形態に係る電磁弁の構成を示す断面図である。 図1の電磁弁の溶接工程を示す断面図である。 図2のA部の拡大断面図である。
符号の説明
10 コイル
11 スリーブ
13 プランジャ
14 ガイド
15 ピストン(弁部材)
16 ボール(弁部材)
110 円筒部
111 底面
140 小径筒部
143 凹部

Claims (5)

  1. 円筒部(110)および底面(111)を有し、一端側が開口部となったスリーブ(11)と、
    前記スリーブ(11)の外周側に配置され、通電時に磁界を形成するコイル(10)と、
    前記スリーブ(11)内に摺動自在に収容され、前記コイル(10)への通電により吸引されるプランジャ(13)と、
    前記プランジャ(13)の摺動動作に伴って移動して通路を開閉する弁部材(15、16)と、
    前記弁部材(15、16)を摺動自在に保持するとともに、小径筒部(140)が前記スリーブ(11)の円筒部(110)に挿入されたガイド(14)とを備え、
    前記プランジャ(13)が前記底面(111)に当接することにより、前記プランジャ(13)および前記弁部材(15、16)の移動が制限されるとともに、前記ガイド(14)に対する前記スリーブ(11)の位置を調整することで前記プランジャ(13)および前記弁部材(15、16)の停止位置が設定可能な電磁弁において、
    前記ガイド(14)は、前記円筒部(110)における開口部側の端部が挿入される環状溝の凹部(143)を備え、
    前記ガイド(14)において前記凹部(143)の外周側で同部(143)に隣接する端面(142)と前記円筒部(110)の外周面とによって形成される隅部にて、前記ガイド(14)と前記スリーブ(11)とが溶接されていることを特徴とする電磁弁。
  2. 前記ガイド(14)において前記凹部(143)の外周側で同部(143)に隣接する端面(142)と前記円筒部(110)の外周面とによって形成される隅部は、前記円筒部(110)の全周にわたって連続して溶接されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
  3. 前記スリーブ(11)の円筒部(110)における開口部側の先端と、これに対向する前記ガイド(14)の凹部(143)の底面との間には隙間が存在することを特徴とする請求項1または2に記載の電磁弁。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電磁弁の製造方法であって、
    前記ガイド(14)に対する前記スリーブ(11)の位置を調整して、前記プランジャ(13)および前記弁部材(15、16)の開弁時の停止位置を設定する位置調整工程と、
    前記ガイド(14)において前記凹部(143)の外周側で同部(143)に隣接する端面(142)と前記円筒部(110)の外周面とによって形成される隅部にて、前記位置調整工程の後に、前記ガイド(14)と前記スリーブ(11)とを溶接機(L)にて隅肉溶接する溶接工程とを有することを特徴とする電磁弁の製造方法。
  5. 前記小径筒部(140)と前記円筒部(110)のはめあいはしまりばめであり、前記溶接工程の際、前記小径筒部(140)と前記円筒部(110)のしまりばめによって前記ガイド(14)と前記スリーブ(11)とが仮結合されていることを特徴とする請求項4に記載の電磁弁の製造方法。
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