JP2005069410A - 電磁弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁弁において,磁性領域及び非磁性領域を軸方向に隣接して有する中空の円筒部材を,部品点数の増加を抑えると共に,特殊な処理工程を実施することなく得る。
【解決手段】磁性領域A,C及び非磁性領域Bを軸方向に隣接して有する中空の円筒部材4を備えた電磁弁において,円筒部材4を磁性素材で一体に構成すると共に,該円筒部材4の一部を,その部分にレーザ照射による環状の溶け込みビード37を形成して非磁性領域Bとした。
【選択図】 図2

Description

本発明は,内燃機関用電磁式燃料噴射弁等の電磁弁に関し,特に,磁性領域及び非磁性領域を軸方向に隣接して有する中空の円筒部材を備えた電磁弁の改良に関する。
従来,かゝる電磁弁の円筒部材として,次のようなものが知られている。
(1)特許文献1に開示されているように,磁性領域に対応する部分を磁性円筒体で,非磁性領域に対応する部分を磁性円筒体でそれぞれ構成し,これら円筒体を軸方向に一体に連結したもの。
(2)特許文献2に開示されているように,磁性を有する単一の円筒部材の一部に,H2 系の燃料でつくられる火炎を照射しながら,その火炎にオーステナイト生成元素を添加し,該部材の一部を合金化して非磁性領域としたもの。
特開2003−106237号公報 特開平10−212588号公報
ところで,上記(1)の円筒部材は,磁性円筒体及び非磁性円筒体の複数の部材を結合して構成されるので,部品点数が多く,コスト高となるを免れない。また上記(2)の円筒部材では,部品点数の削減を図ることはできるものゝ,非磁性領域を得るために,合金生成元素を添加しながらの火炎照射という,特殊な処理工程を経なければならず,それがコストの低減の妨げとなる。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,部品点数を削減すると共に,合金生成元素の添加のような特殊な処理工程を実施することなく,磁性領域及び非磁性領域を軸方向に隣接して有する中空の円筒部材が得られるようにした電磁弁を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,磁性領域及び非磁性領域を軸方向に隣接して有する中空の円筒部材を備えた電磁弁において,前記円筒部材を磁性素材で一体に構成すると共に,該円筒部材の一部を,その部分にレーザ照射による環状の溶け込みビードを形成して前記非磁性領域としたことを第1の特徴とする。
尚,前記電磁弁は,後述する本発明の実施例中の電磁式燃料噴射弁Vに対応する。
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記円筒部材の,前記非磁性領域での肉厚を,磁性領域での肉厚より薄く設定したことを第2の特徴とする。
さらに本発明の第1又は第2の特徴に加えて,前記円筒部材に,少なくとも前記非磁性領域の軸方向両端に位置する2条の溶け込みビードを形成したことを第3の特徴とする。
さらにまた本発明は,第1〜第3の何れかに加えて,前記溶け込みビードの深さを前記円筒部材の肉厚の略1/2に設定したことを第4の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば,非磁性領域は,単一の円筒部材に単純なレーザ照射による環状の溶け込みビードを形成することで得られるので,特別な非円筒部材を用いずに済み,部品点数の削減及び構造の簡素化をもたらすことができ,しかも合金生成元素を添加するような特殊な処理をする必要もないから,製作が容易であり,全体としてコストの低減に寄与し得る。
また本発明の第2の特徴によれば,溶け込みビードの非磁性効果と,薄肉部の磁路絞り効果とにより,非磁性領域の非磁性特性を一層高めることができる。
さらに本発明の第3の特徴によれば,少なくとも2条の溶け込みビームにより,比較的広い範囲の非磁性領域を円筒部材に形成することができる。
さらにまた本発明の第4の特徴によれば,非磁性領域に充分な非磁性を付与し得ると共に,レーザ照射による入熱を少なくして,円筒部材の歪みを極力防ぐことができる。
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて以下に説明する。
図1は本発明の第1実施例に係る内燃機関用電磁式燃料噴射弁の縦断面図,図2は図1の2部拡大図,図3は本発明の第2実施例を示す,図2に対応した断面図,図4は溶け込みビードの深さと,その非磁性特性との関係のテスト結果を示すグラフ,図5は溶け込みビードの幅と,その非磁性特性との関係のテスト結果を示すグラフである。
先ず,図1及び図2に示す本発明の第1実施例の説明より始める。
内燃機関用電磁式燃料噴射弁Iの弁ハウジング2は,前端に弁座8を有する円筒状の弁座部材3と,この弁座部材3の後端部に同軸に結合される磁性円筒部材4とで構成される。その磁性円筒部材4は,例えば東北特殊綱K−M57のような,Feをベースにして,C 0.18wt%,Mo,Si,Al 12wt%以下,Cu 2wt%,Ni 4wt%,Cr 9〜20wt%,Ti 0.5wt%以下及びその他不純物元素を含むフェライト系の磁性素材であって,硬度がHmv350〜450程度に調整されたもので構成される。
弁座部材3は,その外周面から環状肩部3bを存して後端側に突出する連結筒部3aを有しており,この連結筒部3aを磁性円筒部材4の前端部内周面に圧入される。そして磁性円筒部材4の前端面を環状肩部3bに当接させた上で,それら当接部に全周に亙りレーザ溶接による環状の溶接ビード35が形成される。こうして弁座部材3及び磁性円筒部材4は互いに同軸且つ液密に結合される。
弁座部材3は,その前端面に開口する弁孔7と,この弁孔7の内端に連なる円錐状の弁座8と,この弁座8の大径部に連なる円筒状のガイド孔9とを備えている。弁座部材3の前端面には,上記弁孔7と連通する複数の燃料噴孔11を有する鋼板製のインジェクタプレート10がその全周に亙りレーザ溶接により液密に接合される。
磁性円筒部材4の内周面には,その後端側から中空円筒状の固定コア5が嵌合され,磁性円筒部材4の後端と固定コア5の環状肩部5cとの当接部に全周に亙りレーザ溶接による環状の溶接ビード36が形成される。こうして磁性円筒部材4及び固定コア5は互いに同軸且つ液密に結合される。
上記のように,弁座部材3と磁性円筒部材4,磁性円筒部材4と固定コア5の各間の溶接時,磁性円筒部材4の所定の中間部,具体的には固定コア5の内端に対応する位置と,その位置から弁座部材3側へ所定距離離間隔を置いた位置とに,同一のレーザ溶接機のレーザ照射による環状の溶け込みビード37,37も同時に形成される。
而して,各溶け込みビード37は,その部分の磁性を著しく低下させる非磁性効果を持つもので,これによって磁性円筒部材4の2条の溶け込みビード37,37に挟まれる部分は非磁性領域Bとされる。したがって単一の磁性円筒部材4には,前端側(弁座部材3側)から前部磁性領域A,非磁性領域B及び後部磁性領域Cが軸方向に隣接して設けられることになる(図2参照)。
磁性円筒部材4の前端部には,固定コア5と嵌合しない部分が残され,その部分から弁座部材3に至る弁ハウジング2内に弁組立体15が収容される。
弁組立体15は,前記弁座8と協働して弁孔7を開閉する半球状の弁部16及びそれを支持する弁杆部17からなる弁体18と,弁杆部17に連結されて固定コア5に同軸で対置される可動コア12とからなっている。弁杆部17は,前記ガイド孔9より小径に形成されており,その外周には,半径方向外方に突出して,前記ガイド孔9の内周面に摺動可能に支承される前後一対のジャーナル部17a,17aが一体に形成される。その際,両ジャーナル部17a,17aは,両者の軸方向間隔を極力あけて配置される。
前記可動コア12は,前部磁性領域Aから非磁性領域Bに亙り磁性円筒部材4内に摺動可能に配置される。
弁組立体15には,可動コア12の後端面から弁部16の手前で終わる縦孔19と,この縦孔19を,可動コア12外周面に連通する複数の第1横孔20aと,同縦孔19を両ジャーナル部17a,17a間の弁杆部17外周面に連通する複数の第2横孔20bと,同縦孔19を弁部16外周面に連通する複数の第3横孔20cとが設けられる。その際,縦孔19の途中には,固定コア5側を向いた環状のばね座24が形成される。
固定コア5は,可動コア12の縦孔19と連通する縦孔21を有し,この縦孔21に内部が連通する燃料入口筒26が固定コア5の後端に一体に連設される。燃料入口筒26は,固定コア5の後端に連なる縮径部26aと,それに続く拡径部26bとからなっており,その縮径部26aから縦孔21に挿入又は軽圧入されるパイプ状のリテーナ23と前記ばね座24との間に可動コア12を弁体18の閉弁側に付勢する弁ばね22が縮設される。その際,リテーナ23の縦孔21への嵌合深さにより弁ばね22のセット荷重が調整され,その調整後は縮径部26aの外周壁を部分的に内方へかしめることでリテーナ23は縮径部26aに固定される。拡径部26bには燃料フィルタ27が装着される。
前記固定コア7はフェライト系の高硬度磁性材製とされる。
一方,可動コア12には,固定コア5の吸引面5aと対向する吸引面12aに凹部13(図2参照)が形成され,この凹部13に,前記弁ばね22を囲繞するカラー状のストッパ要素14が嵌合,固定される。その固定には,圧入やかしめ,溶接が用いられる。このストッパ要素14は非磁性材料,例えばJIS SUS304材で構成される。
このストッパ要素14は可動コア12の吸引面12aから突出していて,通常,弁体18の開弁ストロークに相当する間隙sを存して固定コア5の吸引面5aと対置される。また可動コア12の吸引面12aは,ストッパ要素14が固定コア5に当接したとき,所定のエアギャップgを存して対向する基準吸引面Fと,この基準吸引面Fから固定コア5側に突出する突出吸引面fとで構成される。
前記所定のエアギャップgは,コイル30を励磁状態から消磁したとき,両コア5,12間の残留磁束が速やかに消失するように設定される。一方,突出吸引面fの,基準吸引面Fからの突出量は,ストッパ要素14が固定コア5に当接したときでも,突出吸引面fが固定コア5の吸引面に接触しない範囲で設定されるものであるが,その際,この突出吸引面fが残留磁気の消失を妨げないように,その面積が基準吸引面Fの面積より狭く設定される。
弁ハウジング2の外周には,固定コア5及び可動コア12に対応してコイル組立体28が嵌装される。このコイル組立体28は,磁性円筒部材4の外周面に嵌合するボビン29と,これに巻装されるコイル30とからなっており,このコイル組立体28を囲繞するコイルハウジング31の前端が磁性円筒部材4の前部磁性領域A外周面に溶接され,その後端は,固定コア5の後端部外周からフランジ状に突出するヨーク5bの外周面に溶接される。コイルハウジング31は円筒状をなし,且つ一側に軸方向に延びるスリット31aが形成されている。
上記コイルハウジング31,コイル組立体28,固定コア5及び燃料入口筒26の前半部は,射出成形による合成樹脂製の被覆体32に埋封される。その際,,コイルハウジング31内への被覆体32の充填はスリット31aを通して行われる。また被覆体32の中間部には,前記コイル30に連なる接続端子33を収容する備えたカプラ34が一体に連設される。
次に,この第1実施例の作用について説明する。
コイル30を消磁した状態では,弁ばね22の付勢力で弁組立体15は前方に押圧され,弁体18を弁座8に着座させている。したがって,図示しない燃料ポンプから燃料入口筒26に圧送された燃料は,パイプ状のリテーナ23内部,弁組立体15の縦孔19及び第1〜第3横孔20a〜20cを通して弁座部材3内に待機させられ,弁体18のジャーナル部17a,17a周りの潤滑に供される。
コイル30を通電により励磁すると,それにより生ずる磁束がコイルハウジング31,固定コア5,可動コア12,磁性円筒部材4の前部磁性領域A,コイルハウジング31へと順次走り,それに伴ない発生する磁力により弁組立体15の可動コア12が弁ばね22のセット荷重に抗して固定コア5に吸引され,弁体18が弁座8から離座するので,弁孔7が開放され,弁座部材3内の高圧燃料が弁孔7を出て,燃料噴孔11からエンジンの吸気弁に向かって噴射される。
その際,磁性円筒部材4の非磁性領域Bは,固定コア5から磁性円筒部材4の前部磁性領域Aへの磁束の短絡を阻止するので,固定コア5及び可動コア12間に多量の磁束が流れ,磁力による強力な吸引力を発生させることができる。しかも,非磁性領域Bは,単一の磁性円筒部材4に単純なレーザ照射による環状の溶け込みビード37,37を形成することで設けられるので,特別な非磁性円筒部材を用いずに済み,部品点数の削減及び構造の簡素化をもたらすことができ,しかも合金生成元素を添加するような特殊な処理をする必要もないから,製作が容易であり,全体としてコストの低減に寄与し得る。
特に,このような溶け込みビード37,37は,弁座部材3と磁性円筒部材4,磁性円筒部材4と固定コア5の各間のレーザ溶接工程で,同一のレーザ溶接機をもって同時に設けることができるから,電磁式燃料噴射弁Vの製造上,加工工程の増加を招くこともなく,部品点数の削減及び構造の簡素化と相俟って,コストの低減に寄与するところが大である。
また磁性円筒部材4の非磁性領域Bは,その軸方向両端に位置する2条の溶け込みビード37,37により設けられるので,両溶け込みビード37,37の間隔の選定により,非磁性領域Bの範囲を自由に設定することができる。この場合,非磁性領域Bの中間にも溶け込みビード37を形成すれば,該領域Bの非磁性効果を高めることができる。
図4は,溶け込みビードの深さと,その非磁性特性との関係のテスト結果を示すグラフで,横軸が磁界強さ,縦軸が透磁率低下率を示す。テストは,溶け込みビード37の深さと磁性円筒部材4の肉厚との比,t2/t1を,5%,25%,50%,75%,100%と相違させた5種類のテストピースについて行った。
このテスト結果から分かるように,t2/t1が増加するに応じて透磁率低下率は増加するものゝ,t2/t1が50%を超えると,透磁率低下率の増加は極めて緩慢になるので,非磁性効果を上げながら,溶接入熱を少なくして磁性円筒部材4の熱歪みを極力抑えるために,t2/t1を略50%とすることが有効である。実際にt2/t1=50%のテストピースでは,溶け込みビード37による寸法変化は,軸方向長さ及び内径の何れににおいても加工精度上許容される範囲に収まる数μm程度であり,問題がない。
図5は,溶け込みビードの幅と,その非磁性特性との関係のテスト結果を示すグラフで,横軸が磁界強さ,縦軸が透磁率低下率を示す。テストは,溶け込みビード37の幅wを,0.2mm,0.5mm,0.7mmと相違させた3種類のテストピースについて行った。
このテスト結果から分かるように,w≧0.2mmとすれば,実用上充分な非磁性効果を得ることができる。
次に,図3に示す本発明の第2実施例について説明する。
この第2実施例では,磁性円筒部材4を固定コア5と一体に形成した点,並びに該磁性円筒部材4の,溶け込みビード37,37を形成して非磁性領域Bとする部分を,肉厚が他の部分より薄い薄肉部4aに形成した点を除けば,前実施例と同様の構成であり,図3中,前実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して,その説明を省略する。
この第2実施例によれば,溶け込みビード37,37の非磁性効果と,薄肉部4aの磁路絞り効果とにより,非磁性領域Bの非磁性特性を一層高め,固定コア5及び可動コア12相互の磁力特性の向上を図ることができる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,第2実施例の薄肉部4aは,第1実施例の磁性円筒部材4にも適用することができる。また磁性円筒部材4は,マルテンサイト系の磁性素材で構成することができる。また非磁性領域Bの形成のための溶け込みビード37の条数は,要求特性に応じて自由に設定することができる。
本発明の第1実施例に係る内燃機関用電磁式燃料噴射弁の縦断面図。 図1の2部拡大図。 本発明の第2実施例を示す,図2に対応した断面図。 溶け込みビードの深さと,その非磁性特性との関係のテスト結果を示すグラフ。 溶け込みビードの幅と,その非磁性特性との関係のテスト結果を示すグラフ。
符号の説明
V・・・・電磁弁(電磁式燃料噴射弁)
A,C・・磁性領域
B・・・・非磁性領域
t1・・・溶け込みビードの深さ
t2・・・円筒部材の肉厚
4・・・・円筒部材
4a・・・薄肉部
37・・・溶け込みビード

Claims (4)

  1. 磁性領域(A,C)及び非磁性領域(B)を軸方向に隣接して有する中空の円筒部材(4)を備えた電磁弁において,
    前記円筒部材(4)を磁性素材で一体に構成すると共に,該円筒部材(4)の一部を,その部分にレーザ照射による環状の溶け込みビード(37)を形成して前記非磁性領域(B)としたことを特徴とする電磁弁。
  2. 請求項1記載の電磁弁において,
    前記円筒部材(4)の,前記非磁性領域(B)での肉厚を,磁性領域(A,C)での肉厚より薄く設定したことを特徴とする電磁弁。
  3. 請求項1又は2記載の電磁弁において,
    前記円筒部材(4)に,少なくとも前記非磁性領域(B)の軸方向両端に位置する2条の溶け込みビード(37)を形成したことを特徴とする電磁弁。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の電磁弁において,
    前記溶け込みビード(37)の深さ(t1)を前記円筒部材(4)の肉厚(t2)の略1/2に設定したことを特徴とする,電磁弁。
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