JP2009250412A - 円筒ころ軸受 - Google Patents
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Abstract
【課題】組み付け作業性の向上を図ることができて生産性に優れた円筒ころ軸受を提供する。
【解決手段】外径面に内側軌道面31を有する内方部材と、内径面に外側軌道面33を有する外方部材と、内方部材の内側軌道面31と外方部材の外側軌道面33との間に転動自在に配置される複数個の円筒ころ35と、内方部材と外方部材との間に介在して円筒ころ35を保持する保持器36とを備えた円筒ころ軸受である。保持器36の内径側に複数のころ落ち止め部38を設ける。保持器36に、外方部材の内径面の軸方向両端側に設けられる鍔部37、37に相対面して鍔部37、37にて案内されるリブ44a、44bを設ける。
【選択図】図1
【解決手段】外径面に内側軌道面31を有する内方部材と、内径面に外側軌道面33を有する外方部材と、内方部材の内側軌道面31と外方部材の外側軌道面33との間に転動自在に配置される複数個の円筒ころ35と、内方部材と外方部材との間に介在して円筒ころ35を保持する保持器36とを備えた円筒ころ軸受である。保持器36の内径側に複数のころ落ち止め部38を設ける。保持器36に、外方部材の内径面の軸方向両端側に設けられる鍔部37、37に相対面して鍔部37、37にて案内されるリブ44a、44bを設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、円筒ころ軸受に関し、特に自動車用トランスミッションに適用されて高速回転での使用に適した円筒ころ軸受に関する。
高速回転で使用される航空機やガスタービン用の円筒ころ軸受としては特許文献1等に記載がある。このような円筒ころ軸受は、図7に示すように、外径面に内側軌道面1を有する内輪2と、内径面に外側軌道面3を有する外輪4と、内輪2の内側軌道面1と外輪4の外側軌道面3との間に転動自在に配置される複数個の円筒ころ5と、内輪2と外輪4との間に介在して円筒ころ5を保持する保持器6とを備える。
内輪2の外径面にはその軸方向両端部には鍔部(外鍔)7、7が設けられ、この鍔部7、7間に前記内側軌道面1が形成される。外輪4の内径面にはこのような鍔部を設けていない。すなわち、この円筒ころ軸受はいわゆる内輪案内タイプとされる。また、保持器6にはその外径面にころ落ち止め部8が設けられている。
高速回転で使用されるものでは、円筒ころ5と、保持器6のポケットとのすきまを大きくとることによって、摩擦による昇温を抑えていた。なお、図7に示す特許文献1に記載の円筒ころ軸受では、前記したように、内輪案内タイプとされているが、自動車用トランスミッションに適用される軸受では、自動車用トランスミッションの構造上、外輪の内径面に鍔部を有する外輪案内タイプが用いられることが多い。
特開2001−82464号公報
このため、外輪案内タイプでは図4に示す構造となる。すなわち、図4に示す円筒ころ軸受は、外径面に内側軌道面11を有する内輪12と、内径面に外側軌道面13を有する外輪14と、内輪12の内側軌道面11と外輪14の外側軌道面13との間に転動自在に配置される複数個の円筒ころ15と、内輪12と外輪14との間に介在して円筒ころ15を保持する保持器16とを備える。
外輪14の内径面の軸方向両端部に鍔部(内鍔)17、17が設けられ、この鍔部17、17間に外側軌道面13が設けられる。また、保持器16の内径側にはころ落ち止め部18が設けられる。このころ落ち止め部18は、図5に示すように、保持器16のポケット19の周方向に対向する側辺の内径側においてポケット内部へ突出される突起部20にて構成される。
ところで、このような外輪案内タイプを組み立てる場合、外輪14と円筒ころ15と保持器16とを組み付けた外輪アセンブリを構成する。そして、図6に示すように、この外輪アセンブリに対して円筒ころ15の内接円径内に内輪12もしくは内輪12の代わりとなる軸21を挿入することになる。
しかしながら、落ち止め部18は軸方向中央部に配置されており、図6に示すように、外輪アセンブリに軸21等を挿入する際に、円筒ころ15が挿入方向(矢印A方向)に対して倒れた状態となる場合がある。このような場合には、軸21が円筒ころ15に当接して挿入しにくいことになる。
本発明は、上記課題に鑑みて、組み付け作業性の向上を図ることができて生産性に優れた円筒ころ軸受を提供する。
本発明の円筒ころ軸受は、外径面に内側軌道面を有する内方部材と、内径面に外側軌道面を有する外方部材と、内方部材の内側軌道面と外方部材の外側軌道面との間に転動自在に配置される複数個の円筒ころと、内方部材と外方部材との間に介在して円筒ころを保持する保持器とを備えた円筒ころ軸受であって、前記保持器の内径側に複数のころ落ち止め部を設けるとともに、この保持器に、外方部材の内径面の軸方向両端側に設けられる鍔部に相対面してこの鍔部にて案内されるリブを設けたものである。
本発明の円筒ころ軸受によれば、外方部材の内径面の軸方向両端側に設けられる鍔部に相対面してこの鍔部にて案内されるリブを設けたものであるので、いわゆる外輪案内タイプとなる。このため、この円筒ころ軸受の組み立ては、外方部材と円筒ころと保持器との外輪アセンブリを組み立てる。次に、この外輪アセンブリに内方部材である内輪、又は外周面が軌道面となる軸部を挿入することになる。この際、保持器の内径側に複数のころ落ち止め部を設けているので、外輪アセンブリの軸線が鉛直線上に配置される状態としても、円筒ころがその軸線に対して倒れるのを防止できる。
ころ落ち止め部を軸方向に沿って所定間隔で配設された2箇所に設けることができる。このように、2箇所にころ落ち止め部を設けることによって、円筒ころの軸線に対する倒れを防止できる。
前記保持器は自己潤滑性材にて構成できる。ここで、自己潤滑性材とは自己潤滑性を有する材質のものである。自己潤滑性材としては、黄銅であったり、樹脂であったり、高張力鋼であったりする。ここで、黄銅とは、銅に亜鉛を加えた合金である。また、高張力鋼とは、炭素鋼に炭素以外の金属元素を少量(8%以下)として強靭性を向上させたものである。高張力鋼にはクロムモリブデン鋼やニッケルクロムモリブデン鋼等がある。樹脂としては、自己潤滑性等を考慮すれば、エンジニアリングプラスチックが好ましい。
本円筒ころ軸受は自動車用トランスミッションに用いることができる。
本発明の円筒ころ軸受では、外輪アセンブリ(外方部材と円筒ころと保持器との組付体)の軸線が鉛直線上に配置される状態としても、円筒ころがその軸線に対して倒れるのを防止できる。このため、この外輪アセンブリに対して内方部材(内輪又は軸部)を挿入する際、円筒ころに邪魔されずに、スムーズに組み込むことができ、生産性の向上を図ることができる。ころ落ち止め部としては少なくとも2箇所に配置されれば、組み込み時のころの倒れを防止できる。
保持器を自己潤滑性材にて構成することによって、潤滑性が良好となる。このため、高速回転に適した軸受となって、自動車用トランスミッションに最適な軸受となる。保持器を黄銅とすれば、かたさ、強さ、展延性に優れたものとなり、しかも、加工性に優れ生産性の向上を図ることができる。また、保持器を樹脂とすれば、重量が軽く摩擦係数が小さいものとなり、軸受起動時のトルク損失や保持器摩耗の低減に好適となる。特に、エンジニアリングプラスチックとすることによって、耐摩耗性・自己潤滑性に優れるものとなる。また、保持器を高張力鋼とすれば、強靭性に優れたものとなり、損傷しにくく耐久性に優れるものとなる。
以下本発明の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。図1に本発明に係る円筒ころ軸受を示す。この円筒ころ軸受は、外径面に内側軌道面31を有する内方部材としての内輪32と、内径面に外側軌道面33を有する外方部材としての外輪34と、内輪32の内側軌道面31と外輪34の外側軌道面33との間に転動自在に配置される複数個の円筒ころ35と、内輪32と外輪34との間に介在して円筒ころ35を保持する保持器36とを備える。外輪34の内径面の軸方向両端部に鍔部(内鍔)37、37が設けられ、この鍔部37、37間に外側軌道面33が設けられる。
保持器36は、軸方向両端部に配置される環状部42a,42bと、周方向によって所定ピッチで配設されて環状部42a,42bを連結する柱部43とを備える。周方向に隣合う柱部間が円筒ころ35が保持されるポケット39(図2参照)となる。環状部42a,42bの外径側には、鍔部37、37に相対面するリブ44a,44bが設けられている。
また、保持器36の内径側に複数のころ落ち止め部38が設けられる。この場合、各ポケット39の周方向に相対面する側辺39a、39bの内径側にポケット内部へ膨出する膨出部45からなる。膨出部45は、図1に示すように、軸方向に沿って所定寸だけ離間した位置に2個設けられる。
ところで、保持器36は、自己潤滑性を有する自己潤滑材にて構成される。自己潤滑材としては、黄銅であったり、樹脂であったり、高張力鋼であったりする。ここで、黄銅とは、銅に亜鉛を加えた合金である。また、保持器を樹脂製とすれば、重量が軽く摩擦係数が小さい。樹脂としては、エンジニアリングプラスチックが好ましい。ここで、エンジニアリングプラスチックとは、合成樹脂のなかで主に耐熱性が優れ、強度が必要とされる分野に使うことができるものであって、エンプラと略される。また、エンジニアリングプラスチックは、汎用エンジニアリング プラスチックとスーパーエンジニアリングプラスチックとがあり、この保持器に用いるエンジニアリング プラスチックには両者を含む。高張力鋼とは、炭素鋼に炭素以外の金属元素を少量(8%以下)含有して強靭性を向上させたものである。クロムモリブデン鋼やニッケルクロムモリブデン鋼(SAE4340)等がある。このため、保持器を高張力鋼製とすれば、強靭性に優れる保持器となる。
以下にエンジニアリングプラスチックの代表的なものを掲げる。なお、これらはエンジニアリング プラスチックの例示であって、エンジニアリングプラスチックが以下のものに限定されるものではない。
汎用エンジニアリングプラスチックには、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド6(PA6)、ポリアミド66(PA66)、ポリアセタール(POM)、変性ポリフェニレンエーテル(m−PPE)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、GF強化ポリエチレンテレフタレート(GF−PET)、超高分子量ポリエチレン(UHMW−PE)等がある。また、スーパーエンジニアリングプラスチックには、ポリサルホン(PSF)、ポリエーテルサルホン(PES)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリアリレート(PAR)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、液晶ポリマー(LCP)、熱可塑性ポリイミド(TPI)、ポリベンズイミダゾール(PBI)、ポリメチルベンテン(TPX)、ポリ1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート(PCT)、ポリアミド46(PA46)、ポリアミド6T(PA6T)、ポリアミド9T(PA9T)、ポリアミド11,12 (PA11,12)、フッ素樹脂、ポリフタルアミド(PPA)等がある。
次にこの軸受の組み立て方法を説明する。この軸受は、外輪34の内径面の軸方向両端部に鍔部(内鍔)37、37が設けられ、この鍔部37、37間に外側軌道面33が設けられたものであり、いわゆる外輪案内タイプである。このため、まず、外輪34と円筒ころ35と保持器36とを組み付けて(組み立てて)外輪アセンブリ50(図3参照)を構成する。
そして、外輪アセンブリ50は、外輪34に保持器36を内嵌状とし、この状態で、保持器36の各ポケット39に円筒ころ35をはめ込むことになる。保持器36のポケット39への円筒ころ35の組み込みは、図2(b)に示すように、内径側から落ち止め部38、38に押し当て、落ち止め部38、38を円周方向に弾性的に押し広げながら、矢印のように、外径側へ押し込む(すなわち、かち込む)。これによって、図2(a)に示すように、円筒ころ35をポケット39にはめ込むことができる。このはめ込み状態において、落ち止め部38、38によって、円筒ころ35のポケット39からの内径方向への抜け出しを規制することができる。
その後は、図3に示すように、外輪アセンブリ50に内方部材としての内輪32を挿入する。この挿入時には、外輪アセンブリ50を、その軸線が鉛直軸に沿う状態とする。本発明では、落ち止め部38、38を複数個(実施形態では、軸方向に沿って所定寸だけ離間した2個)配置しているので、図6に示す従来のように、円筒ころ35が外輪アセンブリ50の軸線に対して傾くことを防止できる。したがって、内輪32をこの外輪アセンブリ50に挿入することができ、この軸受を組み立てることができる。
このように、本発明では、外輪アセンブリ(外方部材と円筒ころと保持器との組付体)50の軸線が鉛直線上に配置される状態としても、円筒ころ36がその軸線に対して倒れるのを防止できる。このため、この外輪アセンブリ50に対して内方部材(内輪32)を挿入する際、円筒ころ36が邪魔をせず、スムーズに組み込むことができ、生産性の向上を図ることができる。
なお、落ち止め部38の幅寸法(軸方向長さ)を大きくすれば、図3に示す状態において、円筒ころ35の傾きを防止できる。しかしながら、円筒ころ35のはめ込みは、前記したように落ち止め部38、38を円周方向に弾性的に押し広げながら押し込むものであるので、落ち止め部38の幅寸法(軸方向長さ)が大であれば、このかち込む力が大となる。このため、組み込み性が悪く、このかち込みで保持器が損傷する場合もある。これに対して、軸方向長さが小である複数(実施形態では2個)の落ち止め部38を設けることによって、かち込む力を小さく抑えることができ、組み込み性の向上を図ることができる。このように、落ち止め部38として少なくとも2個あればよい。
保持器36を自己潤滑性材にて構成することによって、潤滑性が良好となる。このため、高速回転に適した軸受となって、自動車用トランスミッションに最適な軸受となる。保持器36を黄銅とすれば、かたさ、強さ、展延性に優れたものとなり、しかも、加工性に優れ生産性の向上を図ることができる。また、保持器を樹脂とすれば、重量が軽く摩擦係数が小さいものとなり、軸受起動時のトルク損失や保持器摩耗の低減に好適となる。特に、エンジニアリングプラスチックとすることによって、耐摩耗性・自己潤滑性に優れるものとなる。また、保持器を高張力鋼とすれば、強靭性に優れたものとなり、損傷しにくく耐久性に優れるものとなる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば、落ち止め部38としては3個以上であってもよい。また、落ち止め部38が、2個であっても、3個以上であっても、それらの配設ピッチ、大きさ、形状等は、落ち止め部38として円筒ころ35の落ち止め機能を発揮し、かつ組み込み時のころの傾きを規制できる範囲で種々変更できる。
内方部材としては、内輪31に限らず、外周面が軌道面となる軸部等であってもよい。また、自動車のトランスミッションに限らず、軸受を必要とする種々の装置、機器に用いることができきる。
31 内側軌道面
33 外側軌道面
36 保持器
37 鍔部
38 ころ落ち止め部
44a,44bリブ
33 外側軌道面
36 保持器
37 鍔部
38 ころ落ち止め部
44a,44bリブ
Claims (9)
- 外径面に内側軌道面を有する内方部材と、内径面に外側軌道面を有する外方部材と、内方部材の内側軌道面と外方部材の外側軌道面との間に転動自在に配置される複数個の円筒ころと、内方部材と外方部材との間に介在して円筒ころを保持する保持器とを備えた円筒ころ軸受であって、
前記保持器の内径側に複数のころ落ち止め部を設けるとともに、この保持器に、外方部材の内径面の軸方向両端側に設けられる鍔部に相対面してこの鍔部にて案内されるリブを設けたことを特徴とする円筒ころ軸受。 - ころ落ち止め部を軸方向に沿って所定間隔で配設された2箇所に設けたことを特徴とする請求項1に記載の円筒ころ軸受。
- 前記保持器は、自己潤滑性材からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の円筒ころ軸受。
- 前記自己潤滑性材が黄銅であることを特徴とする請求項3に記載の円筒ころ軸受。
- 前記自己潤滑性材が樹脂にて構成したことを特徴とする請求項3に記載の円筒ころ軸受。
- 前記樹脂がエンジニアリングプラスチックであることを特徴とする請求項4に記載の円筒ころ軸受。
- 前記自己潤滑性材が高張力鋼であることを特徴とする請求項3に記載の円筒ころ軸受。
- 高張力鋼がニッケルクロムモリブデン鋼であることを特徴とする請求項7に記載の円筒ころ軸受。
- 自動車用トランスミッションに用いることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の円筒ころ軸受。
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- 2008-04-10 JP JP2008102370A patent/JP2009250412A/ja not_active Withdrawn
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