JP2009250410A - 締付けバンド - Google Patents

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Abstract

【課題】被締付け物に対して後付けにより装着して手作業により容易に仮止めできる作業性、生産性のよい締付けバンドを提供する。
【解決手段】バンド部3の中途部の一部を切り欠いて曲げ強度を低下させるとともに環状内方に向けて膨出させた曲部W3が形成され、該曲部W3を介して被締付け物9を収容する半円弧状の湾曲部W1、W2が各々形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばアルミパイプ、アースパイプ等の外周に編組線を組み付けたものやユニバーサルジョイントを覆うブーツ、ケーブルを束ねるハーネスなどの被締付け物を締め付けるのに用いられる締付けバンドに関する。
例えばホースクランプに用いられる締付けバンドは、リング状に成形された金属帯状体よりなるバンド部材と、中途部に外方に門形に折り曲げ形成された締付け耳を有する締付け部材が用いられる。バンド部材は、締付け部材とバンド部材を予めリング状になるように形成して両者を固着したクローズドタイプのバンド(特許文献1参照)、或いは締付け部材に対して一端側が固着されて、他端側が係止するオープンタイプのバンド(特許文献2参照)のいずれかが用いられる。
また、締付けバンドは、クローズドタイプのものは被締付け物を予めリング孔に通して嵌め込んだ状態で、またオープンタイプのものは被締付け物に開放端を通じて後付けして爪と孔を係止した状態で、締付け工具を用いて締付け耳を潰すことによりバンド部材を縮径して締付けが行われるようになっている(特許文献1、2参照)。
特開平9−126372号公報 特開平9−184586号公報
締付け部材とバンド部材が固着されたリング状に形成されたクローズドタイプのバンドにおいては、被締付け物を締付ける前に予めリング孔内に通しておかなければ、後付けすることはできず作業がし難い。
また、オープンタイプのバンドであっても、内側バンド端は締付け耳の開口を跨いで外側バンド部と重なりあって係止するようになっているため、被締付け物に後付けする場合、開口部を広く取れない。また、内側バンド端と外側バンド端の間隔を広げようとしても、バンド部材が変形するおそれがあり締付けに支障をきたすおそれがあり、仮に間隔を広げたとしてもバンド部材の剛性が高く手作業で仮止めすることができない。
特に、長いケーブルに複数のバンドを取り付ける場合や、パイプ材の外周に後付けする場合には、締付けバンドの内外端部どうしの間隔が広く確保する必要があり、しかも作業者が格別工具を必要とせずに、リング状に仮止めすることができると利便性がよい。
本願発明の目的は上記従来技術の課題を解決し、被締付け物に対して後付けにより装着して手作業により容易に仮止めできる作業性、生産性のよい締付けバンドを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備えることを特徴とする。
即ち、被締付け物(9)に巻き付けられる金属帯状部材の互いに係止可能な一端側と他端側との間が開放されて環状に形成された締付けバンド(1)であって、
前記金属帯状部材の中途部の一部を切り欠いて曲げ強度を低下させるとともに環状内方に向けて膨出させた曲部(W3)が形成され、該曲部(W3)を介して被締付け物(9)を収容する半円弧状の湾曲部(W1)(W2)が各々形成されていることを特徴とする。
また、前記湾曲部(W1),(W2)及び曲部(W3)の直径φDの大きさを各々(D1),(D2),(D3)とすると、D1≒D2>D3となるように形成されていることを特徴とする。
また、弧状に形成された金属帯状部材の一端側に切欠き部(2a)が形成され、他端側に設けられた係止孔(5)の縁部から孔内に向けて係止片(5a)が突設されたクランプ部(2)と、金属帯状部材の一端側の中途部に起立片(3b)が起立形成され他端側に前記係止片(5a)を挿入可能な係止孔(7a)が形成され、前記中途部の一部を切り欠いて曲げ強度を低下させるとともに環状内方に向けて膨出させた曲部(W3)が形成され、該曲部(W3)を介して円弧状部(R1)(R2)が各々形成されたバンド部(3)と、を具備し前記バンド部(3)の一端側が前記クランプ部(2)の一端側と前記締付け耳(4)の開口を跨いで重ね合わされ前記起立片(3b)に前記切欠き部(2a)を位置合わせして一体に接合されて他端側が開放された環状に形成されていることを特徴とする。
また、前記バンド部(3)のいずれか一方の湾曲部に被締付け物(9)を収容し、他方の湾曲部を押圧して曲部(W3)の頂点を中心に折り曲げることにより前記クランプ部(2)の係止片(5a)を前記バンド部(3)の係止孔(7a)に挿入係止してリング状に仮止めされることを特徴とする。
また、前記湾曲部(W1),(W2)の直径をφD1≒φD2=φDとし、前記湾曲部(W1),(W2)が各々形成された金属帯状部材の開放端間の直線距離をWとすると、φD<Wとなるように前記金属帯状部材が環状に形成されていることを特徴とする。
また、前記曲部(W3)を形成する頂部には、金属帯状部材の長手方向に長孔(3c,12a)が穿孔されるか或いは幅狭となる切欠き部(3f)が設けられていることを特徴とする。
本発明の締付けバンドを用いれば、金属帯状部材の中途部の一部を切り欠いて曲げ強度を低下させるとともに環状内方に向けて膨出させた曲部(W3)が形成され、該曲部(W3)を介して被締付け物(9)を収容する半円弧状の湾曲部(W1)(W2)が各々形成されているので、環状に形成された金属帯状部材の開放端の隙間を通じて湾曲部(W1)(W2)に被締付け物(9)を収容した際に、当該被締付け物(9)の湾曲部(W1)(W2)に対するすわりがよい(装着姿勢が安定する)ため、作業性が向上する。
また、金属帯状部材の中途部の一部を切り欠いて曲げ強度を低下させた曲部(W3)が形成されているので、一方の湾曲部に位置する被締付け物(9)を他方の湾曲部を手作業によりわずかな押圧力で押圧するだけで曲部(W3)の頂点を支点としてリング状に変形させることができる。このとき、締付けバンド(1)の湾曲部(W1),(W2)は被締付け物(9)の径に近い状態で仮止め作業が行なえるので、係止位置のずれは生じ難い。よって、締付けバンド(1)の仮止め作業が手作業で確実かつ容易に行なえる。
特に、湾曲部(W1),(W2)及び曲部(W3)の直径φDの大きさを各々(D1),(D2),(D3)とすると、D1≒D2>D3となるように形成されていると、金属帯状部材に湾曲部(W1),(W2)を深く形成できるので、被締付け物(9)への装着性がよい。
また、締付けバンド(1)がバンド部(3)とクランプ部(2)により構成される場合には、起立片(3b)に切欠き部(2a)を位置合わせしてバンド部(3)とクランプ部(2)が一体に接合されるので、バンド部(3)とクランプ部(2)を接合する際の接合位置が一様に決まるため、生産性がよい。
また、湾曲部(W1),(W2)の直径をφD1≒φD2=φDとし、前記湾曲部(W1),(W2)が各々形成された金属帯状部材の開放端間の直線距離をWとすると、φD<Wとなるように金属帯状部材が環状に形成されていると、湾曲部(W1),(W2)に収容可能であれば被締付け物(9)の直径の大きさに制約を受けずに装着できる。
また、曲部(W3)を形成する頂部には、金属帯状部材の長手方向に長孔(3c,12a)が穿孔されるか或いは幅狭となる切欠き部(3f)が設けられていると、金属帯状部材の強度に強弱の変化をもたせて曲部(W3)を中心に曲げ易く他の部位の変形を防ぐことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
[第1実施例]
先ず、図1を参照して締付けバンドの構成について説明する。本実施例は、締付けバンド1がクランプ部2とバンド部3との2部品で構成される場合について説明する。
図1において、締付けバンド1は、被締付け物9に巻き付けられるバンド部3の一端側と、外方に門形に突設した締付け耳4が形成されたクランプ部2の一端側とを重ね合わせて接合されると共に他端側が開放された環状に形成された所謂オープンタイプのバンドである。また、クランプ部2及びバンド部3には、例えばSUS430などの金属帯状材が好適に用いられる。
先ず、クランプ部2の構成について図2を参照して説明する。金属帯状部材の一端側に切欠部2aが形成されている(図2(a)参照)。また、図2(c)において、クランプ部2の中途部が外方に門形に折り曲げられた締付け耳4が形成されている。締付け耳4の頂板部には補強用凹部4aが形成されている。
また、クランプ部2の他端側には第1の係止孔5、第2の係止孔6がこの順に設けられている(図2(a)参照)。第1の係止孔5の縁部から孔内に向けて係止片5aが突設されている(図2(b)参照)。クランプ部2は、図2(a)(b)において、金属帯状部材に係止孔5,6や補強用凹部4aなどがプレス加工により形成された後、図2(c)において曲げ加工が行なわれて締付け耳4が形成され、クランプ部2が全体として弧状に形成される。
次にバンド部3の構成について図3を参照して説明する。
図3(a)において、金属帯状部材よりなるバンド部3の一端側にはU字状切欠部3aが形成されている。また、バンド部3の中途部には、起立片3bと長手方向に所定範囲で長孔3cが各々形成されている。尚、長孔3cに替えて、バンド部3が幅狭となる切欠き部3fが形成されていてもよい(図3(a)参照)。これによって、バンド部3の強度に強弱の変化をつけることができる。
また、バンド部3の他端側には舌部3dが突設されている。また、舌部3dの近傍から第2の係止孔8aが設けられた第2の膨出部8、第1の係止孔7aが設けられた第1の膨出部7がこの順に形成されている。尚、バンド部2の第2の膨出部8とクランプ部2の第2の係止孔6は省略することも可能である。
図3(a)(b)において、バンド部3は金属帯状部材にプレス加工が行なわれてU字状切欠部3a,起立片3b、長孔3c、膨出部7,8、舌部3dなどが形成された後、図3(c)において両端が開放されたリング状に曲げ加工が行なわれる。そして、図3(d)において、バンド部3を長孔3cの中途部を環状内方へ膨出させた曲部W3が形成され、該曲部W3を介して一端側に略1/4円弧状部R1と他端側に略1/2円弧状部R2が連続して形成されている。
図1において、締付けバンド1は、バンド部3の一端側のU字状切欠部3aが締付け耳4の開口を跨いでクランプ部2と重ね合わされ、バンド部3の起立片3bにクランプ部2の切欠部2aを位置合わせした状態で抵抗溶接により接合部10にて一体に接合されて形成される。
これにより、バンド部3の曲部W3を介して被締付け物9を収容可能な半円弧状の湾曲部W1,W2が各々形成される。湾曲部W1,W2及び曲部W3の直径φDの大きさを各々D1,D2,D3とすると、D1≒D2>D3となるように形成されている。これによりバンド部3に湾曲部W1,W2を深く形成できるので、被締付け物9への装着性がよくなる。
また、湾曲部W1,W2の直径をφD1≒φD2=φDとし、バンド部3の開放端間の直線距離をWとすると、φD<Wとなるようにバンド部3が環状に形成されている。これにより、バンド部3の開放端の距離Wを大きく取りつつ曲部W3を形成して湾曲部W1,W2を深く形成でき、被締付け物9の直径サイズφDに制約を受けずに、締付けバンド1を装着することができる。
尚、湾曲部W1,W2の直径φDは被締付け物9の寸法に近いほうが望ましい。後述するように締付けバンド1を仮止めする際にクランプ部2とバンド部3をリング状に曲げて係合し易くなるためである。
以上のように、バンド部3とクランプ部2を接合する際に起立片3bと切欠部2aを位置合わせして接合するので、接合位置が一様に決まるため、生産性がよい。
また、クランプ部2の係止孔5が形成された他端部とバンド部3の舌片3dが形成された開放端どうしの間に大きな開口が形成されるため、被締付け物9に対して後付けで湾曲部W1,W2に合わせて装着し易く、しかもバンド部3に長孔3cが形成されているため、一方の湾曲部を手作業で押圧して容易にリング状に変形させることができる。
次に上記締付けバンドを用いて、アルミパイプ、アースパイプ等の外周に編組線を組み付けた被締付け物9を締付けバンド1にて締付ける締付け動作の一例を図4(a)〜(c)を参照して説明する。
図4(a)において被締付け物9をバンド部3に形成された湾曲部W2に沿うように係合させる。この状態から曲部W3の頂点を支点として湾曲部W1をクランプ部2の外側から押圧して被締付け物9に沿わせてリング状に曲げる。このときバンド部3の曲部W3には長孔3cが形成されているため変形し易く、手動による曲げは容易に行なえる。
図4(b)において、第1の係止孔5、第2の係止孔6に第1の膨出部7、第2の膨出部8を各々係止させ、係止片5aを第1の係止孔7aに挿入して係止させることにより締付けバンド1の仮止めが行なわれる。この状態では締付けバンド1はリング状に形成されるが被締付け物9に対して締付け力を及ぼす状態ではない。
図4(c)において、締付け工具11を用いて締付け耳4の両側起立部4bを挟み込むことで、締付け耳4が潰れてバンド部3が縮径して一端側のU字状切欠部3aに他端側の舌片3dが進入して段差を解消した状態で締付け作業が完了する。このときバンド部3には長孔3cが形成されているので、締付け耳4を潰すことによりバンド部3の伸縮による十分な締付け力が得られる。被締付け物9の締付け状態は、バンド部3に形成された長孔3cを通じて確認することもできる。
[第2実施例]
次に、締付けバンド1の他例について図5(a)〜(c)を参照して説明する。
本実施例は、締付けバンド1が金属帯状部材12の一部品で構成されている点が第1実施例と異なっている。図5(a)(b)において、金属帯状部材12の一端側に第1の係止孔13,第2の係止孔14や補強用凹部15aがこの順に形成されている。第1の係止孔13の縁部には係止片13aが孔内に向けて突設されている。また、金属帯状部材12の中途部には長孔12aが形成されている。長孔12aに替えて幅方向両側に切欠き部(図3(a)参照)を形成して帯状部材を幅狭に形成してもよい。金属帯状部材12の他端側には、舌部12b,第2の膨出部17,第1の膨出部16がこの順に設けられている。第1、第2の膨出部16,17には第1の係止孔16a,第2の係止孔17aが各々形成されている。尚、第2の係止孔14,第2の膨出部17は省略することも可能である。
図5(c)において、上記金属帯状部材12に曲げ加工が行なわれて、一端側と他端側に半円弧状の湾曲部W1,W2が形成され、中途部に環状内方へ膨出させた曲部W3が各々形成されている。曲部W1,W2及び曲部W3の直径φDの大きさを各々D1,D2,D3とすると、D1≒D2>D3となるように形成されている。また湾曲部W1,W2の直径をφD1≒φD2=φDとし、湾曲部W1,W2が各々形成された金属帯状部材12の開放端間の直線距離をWとすると、φD<Wとなるように環状に形成されている。また、金属帯状部材12の補強用凹部15aが形成された部位は、外側に門形に折り曲げられて締付け耳15が形成されている。
上記締付けバンド1においても、例えば湾曲部W2に被締付け物9を係止した状態で、湾曲部W1を手作業で押圧することにより、長孔12aが形成された曲部W3の頂点を支点としてリング状に曲げて、第1,第2の係止孔13,14に第1,第2の膨出部16,17を係止させ、係止片13aを第1の係止孔16aに係止させて仮止めすることができる。また、被締付け物9を固定するには、締付け工具11(図4(c)参照)を用いて締付け耳15を潰すことにより縮径して締付けが行われる。
尚、上述した各実施例において、金属帯状部材12やバンド部3に形成される曲部W3を省略することも可能であるが、該曲部W3を設けるのが望ましい。なぜならば、金属帯状部材12やバンド部3に形成される湾曲部W1,W2が深く形成できかつ開放端間の距離Wが広くとれるので、被締付け物9のすわりが良くなり(装着姿勢が安定し)、手動で仮止めする作業がし易くなるためである。
また、本締付けバンド1は、パイプ材の締付けに限らずホースや車両用等速ジョイント用ブーツの締付けに用いることも可能である。
第1実施例に係る締付けバンドの正面図である。 クランプ部の製造工程説明図である。 バンド部の製造工程説明図である。 被締付け物への締付け作業を示す説明図である。 第2実施例に係る締付けバンドの正面図である。
符号の説明
1 締付けバンド
2 クランプ部
3 バンド部
3a U字状切欠部
3b 起立片
3c,12a 長孔
3d,12b 舌部
3f 切欠き部
4、15 締付け耳
4a、15a 補強用凹部
4b 起立部
5,7a,13,16a 第1の係止孔
5a,13a 係止片
6,8a,14,17a 第2の係止孔
7、16 第1の膨出部
8,17 第2の膨出部
9 被締付け物
10 接合部
11 締付け工具
12 金属帯状部材
W1,W2 湾曲部
W3 曲部
R1,R2 円弧状部

Claims (6)

  1. 被締付け物(9)に巻き付けられる金属帯状部材の互いに係止可能な一端側と他端側との間が開放されて環状に形成された締付けバンド(1)であって、
    前記金属帯状部材の中途部の一部を切り欠いて曲げ強度を低下させるとともに環状内方に向けて膨出させた曲部(W3)が形成され、該曲部(W3)を介して被締付け物(9)を収容する半円弧状の湾曲部(W1)(W2)が各々形成されている締付けバンド(1)。
  2. 前記湾曲部(W1),(W2)及び曲部(W3)の直径φDの大きさを各々(D1),(D2),(D3)とすると、D1≒D2>D3となるように形成されている請求項1記載の締付けバンド。
  3. 弧状に形成された金属帯状部材の一端側に切欠き部(2a)が形成され、他端側に設けられた係止孔(5)の縁部から孔内に向けて係止片(5a)が突設されたクランプ部(2)と、
    金属帯状部材の一端側の中途部に起立片(3b)が起立形成され他端側に前記係止片(5a)を挿入可能な係止孔(7a)が形成され、前記中途部の一部を切り欠いて曲げ強度を低下させるとともに環状内方に向けて膨出させた曲部(W3)が形成され、該曲部(W3)を介して円弧状部(R1)(R2)が各々形成されたバンド部(3)と、を具備し、
    前記バンド部(3)の一端側が前記クランプ部(2)の一端側と前記締付け耳(4)の開口を跨いで重ね合わされ前記起立片(3b)に前記切欠き部(2a)を位置合わせして一体に接合されて他端側が開放された環状に形成されている請求項1又は2記載の締付けバンド。
  4. 前記バンド部(3)のいずれか一方の湾曲部に被締付け物(9)を収容し、他方の湾曲部を押圧して曲部(W3)の頂点を中心に折り曲げることにより前記クランプ部(2)の係止片(5a)を前記バンド部(3)の係止孔(7a)に挿入係止してリング状に仮止めされる請求項3項記載の締付けバンド。
  5. 前記湾曲部(W1),(W2)の直径をφD1≒φD2=φDとし、前記湾曲部(W1),(W2)が各々形成された金属帯状部材の開放端間の直線距離をWとすると、φD<Wとなるように前記金属帯状部材が環状に形成されている請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の締付けバンド。
  6. 前記曲部(W3)を形成する頂部には、金属帯状部材の長手方向に長孔(3c,12a)が穿孔されるか或いは幅狭となる切欠き部(3f)が設けられている請求項1乃至請求項5のいずれか1記載の締付けバンド。
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