JP2009249748A - ウエスト測定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望のウエストの高さ位置に対応する股上寸法及びウエスト寸法を簡単に測ることができるウエスト測定具を提供する。
【解決手段】ウエスト寸法を測るための帯状のウエスト用メジャー2と、股上寸法を測るための帯状の股上用メジャー3と、ウエスト用メジャー2の端部2aが取り付けられるとともに、端部3bをスライド移動自在に支持するスリット穴4a、4b、4cを有する前支持部材4と、ウエスト用メジャー2の長手方向にスライド移動自在に装着される後支持部材5と、を備え、股上用メジャー2は、前支持部材4と後支持部材5とに掛け渡されるとともに、前支持部材4または後支持部材5のうち少なくとも一方に対してスライド移動自在に支持されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウエスト寸法を測るためのウエスト用メジャーを備えるウエスト測定具に関する。
従来のウエスト測定具は、例えば採寸用ズボン等の採寸用衣服における各部位に、一端が基準点零として固定され、他端が採寸点として移動自由に装着された採寸用メジャーに表された採寸値を読み取ることにより、採寸用ズボン等を着用した状態で使用者のウエスト寸法や股上(股ぐり)寸法等を測ることができるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開平2002−88552号公報(第4頁、第1図)
しかしながら、特許文献1に記載のウエスト測定具にあっては、各採寸用メジャーが採寸用ズボンに取り付けられているため、ウエストの高さ位置を所望に変更してズボンを着用する場合には、ウエストの高さ位置に応じて股上寸法及びウエスト寸法が変化してしまい、これら寸法を採寸するに際し手間がかかり、特に人手を借りずに採寸することが難しいという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、所望のウエストの高さ位置に対応する股上寸法及びウエスト寸法を簡単に測ることができるウエスト測定具を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のウエスト測定具は、
ウエスト寸法を測るための帯状のウエスト用メジャーと、
股上寸法を測るための帯状の股上用メジャーと、
前記ウエスト用メジャーの一端側が取り付けられるとともに、他端側をスライド移動自在に支持する支持部を有する前支持部材と、
前記ウエスト用メジャーの長手方向にスライド移動自在に装着される後支持部材と、
を備え、
前記股上用メジャーは、前記前支持部材と前記後支持部材とに掛け渡されるとともに、前記前支持部材または前記後支持部材のうち少なくとも一方に対してスライド移動自在に支持されていることを特徴としている。
この特徴によれば、前支持部材により環状に保持されたウエスト用メジャーの前後の支持部材に股上用メジャーが前後方向に掛け渡されることで、ウエスト用メジャーと股上用メジャーとが正面視略T字状に一体化されるので、股上用メジャーを跨ぐようにウエスト用メジャーに脚を入れてウエスト周りに装着し、この状態で所望のウエストの高さ位置に対応する股上寸法及びウエスト寸法を、人手を借りることなく簡単に測ることができる。
本発明の請求項2に記載のウエスト測定具は、請求項1に記載のウエスト測定具であって、
前記股上用メジャーにおける長手方向の所定箇所に基準点が表示されるとともに、該基準点から前側に向けて前股上寸法が表示され、後側に向けて後股上寸法が表示されていることを特徴としている。
この特徴によれば、基準点を基準として前股上寸法と後股上寸法とをそれぞれ設定した状態でウエスト寸法を測ることができるため、より正確なウエスト寸法を測ることができる。
本発明の請求項3に記載のウエスト測定具は、請求項1または2に記載のウエスト測定具であって、
前記前支持部材には、前記ウエスト用メジャーに表示された目盛りを表示可能なウエスト寸法表示部と、前記股上用メジャーに表示された目盛りを表示可能な股上寸法表示部と、が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、使用者はウエスト測定具を装着した状態で、所望の股上寸法に対応するウエスト寸法を目視により確認することができる。
本発明の請求項4に記載のウエスト測定具は、請求項1ないし3のいずれかに記載のウエスト測定具であって、
前記前支持部材の支持部は、前記ウエスト用メジャーを挿通可能、かつ、互いに離間配置された一対のスリット穴にて構成され、前記ウエスト用メジャーを、前記一対のスリット穴のうち一方に裏側から挿通した後、他方に表側から挿通することで、該一対のスリット間に、前記ウエスト用メジャーに表示された複数の目盛りのうち一目盛りが表示されることを特徴としている。
この特徴によれば、ウエスト用メジャーの他端側を簡単な構成でスライド移動自在に支持できるだけでなく、目盛りを表示する寸法表示部としても機能する。
本発明の請求項5に記載のウエスト測定具は、請求項1ないし4のいずれかに記載のウエスト測定具であって、
前記前支持部材及び前記後支持部材はプレート状部材からなることを特徴としている。
この特徴によれば、前支持部材及び後支持部材が嵩張ることなく、コンパクトに折り畳んで収納することができる。
本発明に係るウエスト測定具を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本発明の実施例におけるウエスト測定具の全体像を示す斜視図である。図2は、ウエスト用メジャーの一端側が取り付けられた前支持部材の正面図である。図3(a)は、股上位置を定めた状態における前支持部材の正面図であり、(b)は、股上位置を定めた状態における後支持部材の背面図である。図4は、股上位置を定めた状態においてウエスト寸法の測定状態を示す正面図である。以下、図3(a)の紙面手前側をウエスト測定具の前方(正面)側とし、上側をウエスト測定具の上方側とし、下側をウエスト測定具の下方側とし、右側をウエスト測定具の右方側とし、左側をウエスト測定具の左方側とし、図3(b)の紙面手前側をウエスト測定具の後方(背面)側として説明する。
図1に示されるように、ウエスト測定具1は、ウエスト寸法を測るための帯状のウエスト用メジャー2と、股上寸法を測るための帯状の股上用メジャー3と、ウエスト用メジャー2及び股上用メジャー3が装着される前支持部材4及び後支持部材5と、を備えている。
図1及び図2に示されるように、ウエスト用メジャー2は、その一端である端部2aの至端を0(cm)とし、他端である端部2bに向かって1cm間隔おきに目盛り(01,02,・・・,120)がウエスト用メジャー2に表示されている。
一方、図1に示されるように、股上用メジャー3には、その長手方向の中央よりも前側に基準点Bが設けられており、基準点Bは、図中目盛り01と目盛り01との境界、すなわち図中黒塗矢印に示される目盛り線上に位置している。この基準点Bを0(cm)とし、該基準点から前方側の端部3aに向かって1cm間隔おきに前股上寸法の目盛り(01,02,・・・)が股上用メジャー3に表示されており、基準点Bから後方側の端部3bに向かって1cm間隔おきに後股上寸法の目盛り(01,02,・・・,40)が股上用メジャー3に表示されている。
前支持部材4及び後支持部材5は肉厚が比較的薄いプレート状部材からなっており、図3(a)及び図3(b)に示されるように、この前支持部材4及び後支持部材5により、ウエスト用メジャー2と股上用メジャー3とが支持されて正面視略T字状に一体化されている。
このように、前支持部材4及び後支持部材5はプレート状部材からなっているため、前支持部材4及び後支持部材5が嵩張ることなく、コンパクトに折り畳んで収納することができる。
図2に示されるように、前支持部材4には、互いに左右に離間配置された支持部としてのスリット穴4a及び一対のスリット穴4b,4cと、互いに上下に離間配置された一対のスリット穴4d,4e及びスリット穴4fと、が形成されており、スリット穴4a,4b,4cは、ウエスト用メジャー2を挿通可能にするとともに、スリット穴4d,4e,4fは、股上用メジャー3を挿通可能にしている。また、一対のスリット穴4bとスリット穴4cとの間には、ウエスト寸法表示部Wとして後述のようにウエスト寸法が表示されるように成っている。更に、一対のスリット穴4dとスリット穴4eとの間には、前股上寸法表示部Cとして後述のように前股上寸法が表示されるように成っている。
尚、図3(a)に示されるように、スリット穴4a,4b,4cの穴幅寸法(図示上下寸法)は、ウエスト用メジャー2の幅寸法(図示上下寸法)よりも夫々若干幅広であり、スリット穴4d,4e,4fの穴幅寸法(図示左右寸法)は、股上用メジャー3の幅寸法(図示左右寸法)よりも夫々若干幅広である。
図3(b)に示されるように、後支持部材5には、互いに左右に離間配置された一対のスリット穴5a,5bと、互いに上下に離間配置されたスリット穴5d,5e,5fと、が形成されており、スリット穴5a,5bは、ウエスト用メジャー2を挿通可能にするとともに、スリット穴5d,5e,5fは、股上用メジャー3を挿通可能にしている。また、一対のスリット穴5dとスリット穴5eとの間には、後股上寸法表示部C’として後述のように後股上寸法が表示されるように成っている。
尚、スリット穴5a,5bの穴幅寸法(図示上下寸法)は、ウエスト用メジャー2の幅寸法(図示上下寸法)よりも夫々若干幅広であり、スリット穴5d,5e,5fの穴幅寸法(図示左右寸法)は、股上用メジャー3の幅寸法(図示左右寸法)よりも夫々若干幅広である。
図2に示されるように、ウエスト用メジャー2の端部2aは、前支持部材4の背面側におけるスリット穴4bとスリット穴4cとの間の位置に固着して取り付けられ、この位置を基準点としてウエスト寸法を計測するようになっている。
図2及び図3(a)に示されるように、ウエスト用メジャー2の端部2bは、スリット穴4aに前方側(前支持部材4の表側)から後方側(前支持部材4の裏側)に向かって挿通され、次にスリット穴4aに挿通された端部2bが、スリット穴4bに後方側(前支持部材4の裏側)から前方側(前支持部材4の表側)に向かって挿通された後、更にスリット穴4bに挿通された端部2bが、スリット穴4cに前方側(前支持部材4の表側)から後方側(前支持部材4の裏側)に向かって挿通されることにより、ウエスト用メジャー2が環状に保持され、ウエスト用メジャー2が前支持部材4に対して支持された状態で、ウエスト用メジャー2が長手方向(図示左右方向)にスライド移動自在になっている。
本実施例では、スリット穴4bとスリット穴4cとの左右方向の間隔が1cmとされており、図3(a)に示されるように、端部2b側が、スリット穴4bに後方側(前支持部材4の裏側)から前方側(前支持部材4の表側)に向かって挿通された後、スリット穴4bに挿通された端部2bがスリット穴4cに前方側(前支持部材4の表側)から後方側(前支持部材4の裏側)に向かって挿通されているため、スリット穴4bとスリット穴4cとの間で、ウエスト用メジャー2が前支持部材4よりも前方側に位置し、ウエスト用メジャー2における各目盛りが1cm間隔である複数の目盛りのうち一目盛りが前方側から視認可能に表示される。端部2aは、前支持部材4の背面側におけるスリット穴4bとスリット穴4cとの間に固着して取り付けられるため、ウエスト寸法表示部Wにおいて、ウエスト用メジャー2をスライド移動し、図中上下一対の白抜三角印の間で表示された目盛りと端部2aを重ねることにより、ウエスト寸法表示部Wにおいて表示された目盛りが、ウエスト寸法として示される。
よって、一対のスリット穴4b及びスリット穴4cは、ウエスト用メジャー2の端部2bを簡単な構成でスライド移動自在に支持できるだけでなく、この一対のスリット穴4b及びスリット穴4cの間が、目盛りを表示する寸法表示部としても機能する。
図1及び図3(a)に示されるように、股上用メジャー3の端部3a側は、スリット穴4fに前方側(前支持部材4の表側)から後方側(前支持部材4の裏側)に向かって挿通され、次にスリット穴4fに挿通された端部3aが、スリット穴4eに後方側(前支持部材4の裏側)から前方側(前支持部材4の表側)に向かって挿通された後、更にスリット穴4eに挿通された端部3aがスリット穴4dに前方側(前支持部材4の表側)から後方側(前支持部材4の裏側)に向かって挿通されることにより、股上用メジャー3が前支持部材4に対して支持された状態で、股上用メジャー3の端部3a側が長手方向(図示上下方向)にスライド移動自在になっている。尚、図1に示されるように、スリット穴4dに挿通された端部3a側は、前支持部材4とウエスト用メジャー2との間を貫通して、股上用メジャー3本体に対して下方に折り返されている。
図2に示されるように、本実施例では、スリット穴4dとスリット穴4eとの上下方向の間隔が1cmとされており、端部3a側が、スリット穴4eに後方側(前支持部材4の裏側)から前方側(前支持部材4の表側)に向かって挿通され、スリット穴4eに挿通された端部3aがスリット穴4dに前方側(前支持部材4の表側)から後方側(前支持部材4の裏側)に向かって挿通されるため、図3(a)に示されるように、スリット穴4dとスリット穴4eとの間で、股上用メジャー3が前支持部材4よりも前方側(前支持部材4の表側)に位置し、股上用メジャー3における各目盛りが1cm間隔である複数の目盛りのうち一目盛りが前方側から視認可能に表示される。前股上寸法表示部Cにおいて、図中左右一対の白抜三角印の間で表示された目盛りが前股上寸法として表示される。すなわち、基準点Bから前方側に向けて前股上寸法表示部Cまでの寸法が前股上寸法として示される。
図3(b)に示されるように、後支持部材5において、ウエスト用メジャー2は、スリット穴5aに後方側から前方側に向かって挿通された後、スリット穴5aに挿通されたウエスト用メジャー2がスリット穴5bに前方側から後方側に向かって挿通されるため、ウエスト用メジャー2が後支持部材5に対して支持された状態で、ウエスト用メジャー2が長手方向(図示左右方向)にスライド移動自在になっている。
更に、後支持部材5において、股上用メジャー3の端部3b側は、スリット穴5fに後方側から前方側に向かって挿通され、次にスリット穴5fに挿通された端部3bが、スリット穴5eに前方側から後方側に向かって挿通された後、更にスリット穴5eに挿通された端部3bがスリット穴5dに後方側から前方側に向かって挿通されることにより、股上用メジャー3が後支持部材5に対して支持された状態で、股上用メジャー3の端部3b側が長手方向(図示上下方向)にスライド移動自在になっている。尚、図1に示されるように、スリット穴5dに挿通された端部3b側は、後支持部材5とウエスト用メジャー2との間を貫通して、股上用メジャー3本体に対して下方に折り返されている。
また、図3(b)に示されるように、本実施例では、スリット穴5dとスリット穴5eとの上下方向の間隔が1cmとされており、端部3b側が、スリット穴5eに前方側から後方側に向かって挿通され、スリット穴5eに挿通された端部3bがスリット穴5dに後方側から前方側に向かって挿通されるため、スリット穴5dとスリット穴5eとの間で、股上用メジャー3が後支持部材5よりも後方側に位置し、股上用メジャー3における各目盛りが1cm間隔である複数の目盛りのうち一目盛りが後方側から視認可能に表示される。後股上寸法表示部C’において、図中左右一対の白抜三角印の間で表示される。すなわち、基準点Bから後方側に向けて後股上寸法表示部C’までの寸法が後股上寸法として示される。
図3(a)及び図3(b)に示されるように、前股上寸法表示部Cの図中左右一対の白抜三角印を結ぶ仮想のラインが、ウエスト用メジャー2の上端2cとほぼ一致しており、後股上寸法表示部C’の図中左右一対の白抜三角印を結ぶ仮想のラインが、ウエスト用メジャー2の上端2cとほぼ一致しているため、ウエスト用メジャー2の上端2cを所望の位置に配置することで、ウエスト測定具1は、股上寸法(前股上寸法及び後股上寸法)に対応したウエスト寸法を測定することができるようになっている。
次に、ウエスト寸法及び股上寸法の測定について説明する。
通常のズボン等においては、股部の左右方向における中央部を前後方向に第1の縫い目が亘り、且つ股部の下端部を左右方向に第2の縫い目が亘っており、これら第1及び第2の縫い目は、股部の下端部中央において十字に交差している。本実施例では、これら縫い目の交差部分から第1の縫い目に沿って股部の前側中央の上端までの寸法を前股上寸法とし、縫い目の交差部分から第1の縫い目に沿って股部の後側中央の上端までの寸法を後股上寸法として説明する。また、股上寸法とは、上記した縫い目の交差部分から股部の前後を問わず上端までの寸法とする。
また、本実施例でウエスト寸法とは、使用者がズボン等を着用する場合に、使用者が所望するウエストの高さ位置にウエスト用メジャー2の上端2cを合わせ、この高さ位置において採寸したウエストの寸法とする。本実施例では、使用者が所望するウエストの高さ位置として、下着Uの上端よりもやや下方の高さ位置を示しているが、所望するウエストの高さ位置は、例えばヒップに近い高さ位置であってもよいし、腹部に近い高さ位置であってもよい。
図3(a)、(b)に示されるように、両足を股上用メジャー3に跨るように、ウエスト用メジャー2が使用者の腰部に対して弛緩した状態でウエスト測定具1を着用し、基準点Bの位置を、下着Uの股部における、前記したズボン等の縫い目の交差部分に相当する部分に合わせる。そして、股上用メジャー3に対し、前支持部材4及び後支持部材5を上下にスライド移動して調整しながら、使用者の腰部前後に夫々当接した状態で、ウエスト用メジャー2の上端2cを所望のウエストの高さ位置に配置し、位置決めを行う。
このように、所望のウエストの高さ位置を位置決めすることで、前股上寸法及び後股上寸法が定められ、前股上寸法表示部C及び後股上寸法表示部C’に表示された目盛りを目視することで、前股上寸法及び後股上寸法を確認することができる。
次いで、図4に示されるように、図中矢印方向にウエスト用メジャー2の端部2bをスライド移動し、ウエスト用メジャー2を使用者のウエストの周囲に亘って当接させる。これにより、ウエスト寸法が定められ、使用者はウエスト測定具1を装着した状態で、ウエスト寸法表示部Wに表示された目盛りを目視することで、ウエスト寸法を確認することができる。
上記測定において、基準点Bを基準として、ウエスト用メジャー2の上端2cを所望のウエストの高さ位置に配置した状態、すなわち前股上寸法と後股上寸法とをそれぞれ設定した状態でウエスト寸法を測ることができるため、より正確なウエスト寸法を測ることができる。
以上の説明により、前支持部材4及び後支持部材5により環状に保持されたウエスト用メジャー2の前後の前支持部材4及び後支持部材5に股上用メジャー3が前後方向に掛け渡されることで、ウエスト用メジャー2と股上用メジャー3とが正面視略T字状に一体化されるので、股上用メジャー3を跨ぐようにウエスト用メジャー2に脚を入れてウエスト周りに装着し、この状態で所望のウエストの高さ位置に対応する股上寸法(前股上寸法及び後股上寸法)及びウエスト寸法を、人手を借りることなく簡単に測ることができる。
次に変形例を以下に説明する。
変形例
図5は、変形例におけるウエスト測定具を示す斜視図である。尚、実施例と同一の構成部位には同一の符号を付し、重複する構成の説明を省略する。
前記実施例のウエスト測定具1において、股上用メジャー3の端部3b側は、後支持部材5によりスライド移動自在になっているが、股上用メジャーは、少なくともその前側端部が前支持部材に対してスライド移動自在に支持されていれば、後側の端部は、後支持部材に対してスライド移動不能に取り付けられていてもよい。
具体的には、図5に示される変形例のウエスト測定具1’のように、股上用メジャー3’の後側の端部3b’を、ウエスト用メジャー2の長手方向にスライド移動自在に装着された後支持部材6の上端6aに合わせて固定的に取り付け、この端部3b(上端6a)を基準点0(cm)とし、股上用メジャー3’の後側の端部3b’から前側の端部3a’に向かって1cm間隔おきに目盛り(01,02・・・)を表示する。
そして、この本変形例のウエスト測定具1’では、下着Uの股部における、前記したズボン等の縫い目の交差部分に相当する部分と当接している股上用メジャー3’の目盛りXを目視により確認する。つまり、この目盛りXが後股上寸法となる。次いで、前股上寸法表示部Cに表示された目盛りYを目視により確認し、該目盛りYから目盛りXを減算した値(X−Y)が前股上寸法となる。
このように、股上用メジャー3’の後側の端部3b’を後支持部材6に固定して基準位置とし、前側の端部3a’を前支持部材4に対してスライド移動自在に支持しても、上記のように股部の目盛りXと、表示部Cに表示された目盛りYとを目視により確認し、上記のように目盛りYから目盛りXを減算した値(X−Y)を算出すれば、前股上寸法と後股上寸法とを測定することができる。また、特に前股上寸法と後股上寸法とを算出しなくても、全体の股上寸法(目盛りY)を確認できれば、該股上寸法に対応するウエスト寸法を測定することができる。
以上、本発明の実施例及び変形例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例及び変形例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例及び前記変形例では、ウエスト用メジャー2をスライド移動するための3つのスリット穴4a、4b、4cと、股上用メジャー3をスライド移動するための3つのスリット穴4d、4e、4fと、が前支持部材4に形成されているが、ウエスト用メジャー及び股上用メジャーがスライド移動自在であれば、例えば、前支持部材は、ウエスト用メジャー及び股上用メジャーをスライド移動自在にするスリット穴が2つずつ形成されたものであってもよい。同様に、前記実施例の後支持部材5に、股上用メジャー3をスライド移動するための3つのスリット穴4d、4e、4fが形成されているが、例えば、後支持部材は、股上用メジャーをスライド移動自在にするためのスリット穴が2つ形成されたものであってもよい。
本発明の実施例におけるウエスト測定具の全体像を示す斜視図である。 ウエスト用メジャーの一端側が取り付けられた前支持部材の正面図である。 (a)は、股上位置を定めた状態における前支持部材の正面図であり、(b)は、股上位置を定めた状態における後支持部材の背面図である。 股上位置を定めた状態においてウエスト寸法の測定状態を示す正面図である。 変形例におけるウエスト測定具の全体像を示す斜視図である。
符号の説明
1 ウエスト測定具
2 ウエスト用メジャー
2a 端部(ウエスト用メジャーの一端)
2b 端部(ウエスト用メジャーの他端)
3 股上用メジャー
4 前支持部材
4b、4c スリット穴
4d、4e スリット穴
5 後支持部材
C 前股上寸法表示部
C’ 後股上寸法表示部
W ウエスト寸法表示部
B 基準点

Claims (5)

  1. ウエスト寸法を測るための帯状のウエスト用メジャーと、
    股上寸法を測るための帯状の股上用メジャーと、
    前記ウエスト用メジャーの一端側が取り付けられるとともに、他端側をスライド移動自在に支持する支持部を有する前支持部材と、
    前記ウエスト用メジャーの長手方向にスライド移動自在に装着される後支持部材と、
    を備え、
    前記股上用メジャーは、前記前支持部材と前記後支持部材とに掛け渡されるとともに、前記前支持部材または前記後支持部材のうち少なくとも一方に対してスライド移動自在に支持されていることを特徴とするウエスト測定具。
  2. 前記股上用メジャーにおける長手方向の所定箇所に基準点が表示されるとともに、該基準点から前側に向けて前股上寸法が表示され、後側に向けて後股上寸法が表示されていることを特徴とする請求項1に記載のウエスト測定具。
  3. 前記前支持部材には、前記ウエスト用メジャーに表示された目盛りを表示可能なウエスト寸法表示部と、前記股上用メジャーに表示された目盛りを表示可能な股上寸法表示部と、が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のウエスト測定具。
  4. 前記前支持部材の支持部は、前記ウエスト用メジャーを挿通可能、かつ、互いに離間配置された一対のスリット穴にて構成され、前記ウエスト用メジャーを、前記一対のスリット穴のうち一方に裏側から挿通した後、他方に表側から挿通することで、該一対のスリット間に、前記ウエスト用メジャーに表示された複数の目盛りのうち一目盛りが表示されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のウエスト測定具。
  5. 前記前支持部材及び前記後支持部材はプレート状部材からなることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のウエスト測定具。
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