JP2009248977A - ラベル剥離装置およびラベル剥離方法 - Google Patents

ラベル剥離装置およびラベル剥離方法 Download PDF

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Abstract

【課題】台紙に貼り付いた状態のラベルが薄く腰が相対的に弱くなっても、台紙が板状部材の先端で折り返して移動する剥離部で容易にこの台紙から剥離可能なラベル剥離装置およびラベル剥離方法を得ること。
【解決手段】台紙212に貼り付いた状態のラベル213が板状の治具203の先端部分204に到達して折り返すとき(図(A))、指221でラベル213の中央部を矢印222方向に加圧して切り欠きからなる後退部205に沿った形状となるように変形させる(図(B))。これによりラベル213が台紙212から剥離する(図(C))。
【選択図】図3

Description

本発明は、ラベルを台紙から剥離するラベル剥離装置およびラベル剥離方法に関する。
台紙にラベルを予め貼り付けた用紙が市販されている。このような用紙のラベル側に印刷を行ったものを用意し、台紙からラベルを剥がして、物体の表面に次々と貼り付ける作業を行うには、ラベル剥離装置を使用するのが便利である。
図5は、本発明に関連する第1の関連技術を使用したラベル剥離装置の外観を表わしたものである。ラベル剥離装置100は、図示しないロール紙を収容した装置本体104を備えている。このロール紙は、帯状の台紙101に所定の間隔を置いてラベル102を予め貼り付けたラベル付き台紙103をロール状に巻回したものである。装置本体104のラベル排出側の側面105からは、板状の治具106がその上面を水平に保つように突き出している。
側面105における治具106の取り付けられた箇所のわずか上の位置と、わずか下の位置には治具106の取り付けられた個所を上下に挟むように、スリット状の台紙排出口107と台紙取り込み口108が互いに平行に開口している。ラベル付き台紙103は、前記したロール紙から解きほぐされて、台紙排出口107から繰り出され、治具106の上面に沿って移動してその先端部の剥離部109で下方に曲げられる。この剥離部109では、台紙101が急角度に屈曲して折り返す。台紙101の上に貼り付けられたラベル102は、この剥離部109で、台紙表面から剥離する。
一方、剥離部109を経た台紙101は治具106の下面に沿って移動する。そして、台紙取り込み口108から装置本体104内に取り込まれる。装置本体104内には、図示しない駆動機構が存在し、台紙101を矢印111で示した方向に順次移動させるようになっている。作業者は剥離部109で台紙101から順に剥離されるラベル102を手で受け取って、図示しない物体の所望の位置に貼り付けることになる。
図6は、図5に示したラベル剥離装置を治具の板面が紙面に垂直となる方向から見たものであり、図5に示した時点よりもわずかに後の状態を示している。帯状の台紙101に、順に第1〜第3のラベル1021〜1023が貼り付けられている。第1のラベル1021から順に剥離部109に到達するものとする。第1の関連技術で使用された第1〜第3のラベル1021〜1023は、厚さが比較的厚く、腰が強いものを使用している。
剥離部109に到達する前の第2および第3のラベル1022、1023は、それらと台紙101の接触した面が並行している。このため、第2および第3のラベル1022、1023は、これらの下面に塗布された「のり」によって台紙101に対して粘着性を保っており、両者はこの状態で剥離せずに移動する。
一方、剥離部109に到達した第1のラベル1021は、その厚さが厚く、硬くて腰が強いことによって台紙101の急激な曲げによる曲率半径の変化に追従することができない。台紙101はセパレータとも呼ばれており、剥がしやすい表面となっている。このため「のり」の粘着力に打ち勝って、第1のラベル1021は、剥離部109で台紙101の表面から剥離する。このとき、第1のラベル1021はほとんど湾曲しない。台紙101から剥離された「のり」は経時変化として粘着力を増し、物体にしっかりと貼り付く。
ところで、図5および図6に示したラベル剥離装置で取り扱う台紙101は、ラベル102を剥離した後はゴミになる。このため、資源の節約からできるだけ薄いものを使用する要請がある。台紙101が薄くなると、これに伴ってラベル102も相対的に薄く柔らかいものが使用され、その腰も弱くなる傾向がある。
ところが、ラベル102の腰が弱くなっていくと、剥離部109で湾曲しやすくなる。この結果、剥離部109での台紙101の急激な曲率半径の変化にラベル102が湾曲して追従する可能性が高まり、剥離に失敗するという現象が発生するようになる。そこで、剥離部109で台紙101の曲率を急激に変化させるという手法だけでなく、他の手法を採り入れることで、ラベル102の剥離を確実に行えるようにする第2の関連技術が提案されている(たとえば特許文献1参照)。
図7は、この第2の関連技術における剥離部の近傍を表わしたものである。剥離部120に存在する剥離板121は、その先細の形状をした先端部がそれぞれ所定幅の溝部122を間に配置した合計4本の突起部123から構成されている。それぞれの突起部123の先細となる先端は、鋭角αに尖った形状となっている。
台紙124とその上に貼り付けられたラベル125は、剥離板121の先細となる手前の位置まで共に搬送される。そして、先細となった箇所から台紙124のみが突起部123の先端に巻きつくように搬送方向を変える。ラベル125には、図示しない円筒状の1対のローラが全幅にわたって転接しており、ラベル表面が突起部123に押し付けられるようになっている。このため、突起部123に対応するラベル表面では、ラベル125の移動に沿ったガイドが可能であるが、溝部122に対応するラベル表面部位は、凹状に窪んだ形状に変形する。この結果、剥離板121を通過後のラベル125の搬送方向127と直交する断面は、突起部123に対応した箇所を山とし、溝部122に対応した箇所を谷とするトタン屋根の亜鉛メッキ鋼鈑状の形状になる(図では簡略に描いているために水平な平板のように表わしている)。
このような断面形状によって、ラベル125は腰が強い状態になって搬送方向127以外の方向に屈曲し難くなる。このため、ラベル125は、台紙124が矢印129方向に進路を変更しても、これに追随せずに搬送方向127に直進し、台紙124の表面から剥離することになる。
特開2007−076721号公報(第0040段落〜第0042段落、図6)
ところで、この第2の関連技術では、剥離板121の幅とラベル125の幅が一致している。そして、4つの突起部123とその間の3つの溝部122によってラベル125を複数の波が連なる波型の断面形状に変形させるようにして、腰を強め、台紙124の進路変更に応じないようにしている。
この第2の関連技術を図5に示したような幅の短いラベル102に適用する場合を考える。すると、図5に示した幅のラベル102自体が形成する波の数が大幅に少なくなり、波の形状が平面形状へと容易に変形してしまい、腰が強くならない。したがって、ラベル102(図5)は台紙124と共に湾曲して、矢印129方向に搬送されることになる。この場合には、当然ながらラベル102は台紙124からの剥離に失敗したことになる。
また、図7に示した本発明の第2の関連技術では、剥離部120を経た幅の広い台紙124を図示しない1対のローラで引き寄せることになる。このとき台紙124の搬送方向に直交する方向が複数の波が連なる波型の断面形状となる場合には、前記した1対のローラの間でこれらの波が「しわ」を発生させることになり、これによりジャム(紙詰まり)を発生させるおそれがあった。
そこで本発明の目的は、台紙に貼り付いた状態のラベルが薄く腰が相対的に弱くなっても、台紙が板状部材の先端で折り返して移動する剥離部で容易にこの台紙から剥離可能なラベル剥離装置およびラベル剥離方法を提供することにある。
本発明では、(イ)一方の面に粘着性ののりを塗布した所定サイズのラベルの前記したのりの塗布された面を台紙の一方の面に剥離自在な粘性によって貼り付けた長尺物を繰り出す長尺物繰り出し手段と、(ロ)この長尺物繰り出し手段によって繰り出された長尺物における前記した台紙の他方の面が移動する方向に沿って存在する第1の面と、この長尺物が折り返した後の前記した台紙の他方の面が移動する方向に沿って存在する第2の面とを両面とする板状部材であって、折り返し地点としてのその先端部における前記したラベルの移動する幅の領域の中央部がこの領域の両端部に対して前記した長尺物繰り出し手段によって繰り出された位置の方向に所定距離だけ後退した形状となった切り欠き部を有する板状部材と、(ハ)この板状部材の前記した折り返し地点としての先端部で折り返され、前記したラベルが剥離された後の前記した長尺物における前記した台紙を前記した第2の面に沿って移動した後に回収する台紙回収手段とをラベル剥離装置に具備させる。
また、本発明では、(イ)一方の面に粘着性ののりを塗布した所定サイズのラベルの前記したのりの塗布された面を台紙の一方の面に剥離自在な粘性によって貼り付けた長尺物を繰り出す長尺物繰り出し手段と、この長尺物繰り出し手段によって繰り出された長尺物における前記した台紙の他方の面が移動する方向に沿って存在する第1の面と、この長尺物が折り返した後の前記した台紙の他方の面が移動する方向に沿って存在する第2の面とを両面とする板状部材であって、折り返し地点としてのその先端部における前記したラベルの移動する幅の領域の中央部がこの領域の両端部に対して前記した長尺物繰り出し手段によって繰り出された位置の方向に所定距離だけ後退した形状となった切り欠き部を有する板状部材と、この板状部材の前記した折り返し地点としての先端部で折り返され、前記したラベルが剥離された後の前記した長尺物における前記した台紙を前記した第2の面に沿って移動した後に回収する台紙回収手段とを備えたラベル剥離装置から前記した長尺物繰り出し手段によって繰り出された前記した長尺物の前記したラベルが前記した板状部材の先端部で折り返されるタイミングで、このラベルの前記した中央部に対応する部分を前記した台紙を介して前記した切り欠き部を前記した長尺物繰り出し手段によって繰り出された位置の方向と逆方向に加圧する加圧ステップと、(ロ)この加圧ステップの加圧によって前記したラベルが前記した切り欠き部の切り欠かれた部位に沿って変形したとき前記した加圧を解除する加圧解除ステップとをラベル剥離方法に具備させる。
以上説明したように本発明によれば、ラベル剥離装置の板状部材の先端部で台紙を折り返すとき、台紙に貼り付けられたラベルに、この先端部の切り欠き部を利用して先端部に沿った曲線と逆方向に湾曲する力を与えることを可能にしたので、各種のサイズや厚さならびに腰の強さのラベルを、幅広く台紙から剥離することが可能になる。したがって、1台のラベル剥離装置で各種のラベルの剥離に適応可能になる。
次に本発明を一実施の形態に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態におけるラベル剥離装置の構成を表わしたものである。このラベル剥離装置200の装置本体201の内部には、ラベルの貼り付けられた台紙をロール状に巻回した図示しないロール紙が収容されている。装置本体201の図で右側に位置する側面202からは、板状の治具203がその上面を水平に保つように突き出している。この治具203の先端部分204には、側面202からの垂直距離が両端部でL1となり、中央部がこれよりもL2だけ短くなるような切り欠きからなる後退部205が形成されている。具体例を挙げると、治具203の板の厚さが1.5mmであるのに対して、後退部205の深さとしての距離L2は11mmとなっている。距離L1は、距離L2よりもある程度長ければよい。
側面202には、治具203の取り付けられた部位を上下に挟むような形で、台紙排出口207と台紙取込口208がそれぞれ開口している。前記したロール紙は台紙排出口207から治具203の上部に沿うようにして排出され、その先端部分204の位置で下側に屈曲して、台紙取込口208から装置本体201内に取り込まれるようになっている。
図2は、ラベル剥離装置の板状の治具にロール紙が装着された状態を表わしたものである。台紙排出口207から排出されるロール紙211は、ロール状の台紙212と、この上に、搬送方向に間隔を置いて貼り付けられた複数のラベル213から構成されている。ラベル213は、図示を省略するが、たとえば携帯電話機の銘板ラベルのように、予め文字等の画像情報が印刷されている。図2に示した例で使用される台紙212は、図5に示した台紙101よりも厚さが薄くなっている。また、台紙212に貼り付けられたラベル213の厚さも、図5に示したラベル102の厚さよりも薄くなっている。
この結果、この例で、ラベル213の腰は材質や製法が同一であると仮定すると、図5に示したラベル102のそれよりも弱くなっている。治具203の先端部分204における剥離部215では、台紙212が湾曲して、その進行方向を矢印216で示すように180度変更する。そこで、何らの措置も講じない状態では、台紙212に貼り付いた状態のラベル213も図示のようにこれに応じて剥離部215で湾曲する。このままの状態でラベル213が移動を続ければ、台紙212からラベル213は剥離しないことになる。
なお、本実施の形態のラベル剥離装置200でも、図5および図6で示した厚さおよび腰の強さのラベル102を使用することができる。この場合、ラベル102はこれらの図で示したと同様に剥離部215で剥離する。本実施の形態のラベル剥離装置200の場合には、作業者が腰の弱いラベル213を使用した場合であっても、図1に示した後退部205の箇所を何らかの手段で加圧することによって、ラベル213を台紙212から確実に剥離することができる。これを次に説明する。
図3(A)〜(C)は、ラベル剥離装置の剥離部の周囲を上部から見た場合のラベルの剥離の様子の時間的な変化を示したものである。また、図4(A)〜(C)は、図3(A)〜(C)にそれぞれ対応したもので、図3(A)のD−D方向に切断した場合の断面構造を表わしたものである。これらの図で(A)は加圧前を表わしており、(B)は加圧時の状態を表わしている。更に、(C)は加圧後の状態を表わしている。
まず、図3(A)および図4(A)について説明する。これらの図は、図2に示した状態と同一の状態を示しており、腰の弱いラベル213は台紙212にほぼ全面が貼り付いて湾曲して移動する状態にある。
次に、図3(B)および図4(B)について説明する。作業者は、ラベル213が図3(A)および図4(A)に示す移動状態のとき、指221あるいは爪の先端をこのラベル213の表面のほぼ中央に接触させて、後退部205の箇所に押し込むように矢印222方向に移動させる。このようにラベル213のほぼ中央部分を加圧すると、台紙212の対応する箇所223も後退部205の箇所に向かって局部的に凹む。
これにより、台紙212における指221によって局部的な圧力を受ける箇所223は、後退部205に沿って、今までの湾曲方向と逆方向に湾曲するように変化する。また、この台紙212の局部的な湾曲の反転箇所に習うように、ラベル213自体も指221を包むような方向に湾曲方向を反転させる力を受ける。ラベル213の周辺部は台紙212に固定されてはおらず、比較的弱い粘着力で台紙212に貼り付いた状態となっている。そこで、ラベル213がその湾曲方向を反転させる力を受けると、台紙212に対する貼り付いた状態を保つことができず、ラベル213の周辺部から矢印225、226に示すように剥離する。
このようにして剥離が行われるタイミングで指221を後退させると、台紙212が窪んだ状態から復帰する力がラベル213に押圧力として作用し、図3(C)および図4(C)に示すようにラベル213が台紙212の表面から離脱する。ラベル213は自身の腰の作用で、湾曲状態から平面状態に復帰しようとする。作業者は、図示しない指で台紙212から剥離したラベル213を掴み、同じく図示しない物体の表面に貼り付ければよい。
以上のような作業者による操作は、指221あるいはその爪を台紙212からラベル213が剥離する現象が生じるまで後退部205に押し付けるという簡単な処理動作からなる。すなわち、ラベル213がその種類によって厚さや腰の強さが異なるとしても、作業者は指221あるいはその爪をラベル213に押し当てる力を調整することで、剥離作業をいずれの場合でも完結することができる。すなわち、図2に示したように台紙212がラベル213を連続的に搬送している状態で、作業者はラベル213を剥離部215で次々と押すだけで、台紙212から剥すことができ、剥離後のラベル213の端を指で掴んで、携帯電話機等の物体の所望の位置に貼り付けることができる。
なお、本実施の形態の説明では指221あるいはその爪をラベル213の表面に押し付けることにしたが、金属製や木製等の棒状部材をこの代わりに押し付けるようにしてもよい。
以上説明したように本実施の形態のラベル剥離装置によれば、台紙よりも薄く柔らかいラベルの場合には、作業者がラベルの表面に力を加えるという簡単な処理でこれを剥離することができる。また、ある程度厚さがあり、硬い腰のあるラベルの場合には、剥離部で何ら処理を付加することなく台紙から剥離することができる。したがって、ラベル剥離装置が各種の台紙やラベルに対応することが可能になる。
また、作業者は特別の剥離作業を行うことなく、台紙212からラベル213を剥離することができる。したがって、銘板ラベル等の各種のラベルを物体に貼り付ける作業が効率化する。
なお、実施の形態では、装置本体201に収容するロール紙のラベル213に文字等の画像情報が予め印刷されたものを使用することにしたが、これに限るものではない。たとえば装置本体201は、その内部に印字機構を内蔵していてもよい。この場合には、ラベル213自体は、白紙あるいはプレプリントされた文字や画像情報が印刷されており、印字機構が必要な情報を印字することになる。
このように装置本体201に印字機構を内蔵するようにすれば、1台のラベル剥離装置200のロール紙211(図2)を取り替える必要なく、各種のラベル213を台紙212から剥離して物体に貼り付けることができる。
また、実施の形態では後退部205の具体的な形状を示したが、これに限定されるものではない。台紙212に貼り付けたラベル213のサイズや腰の強さ等の諸条件によって、後退部205の形状やサイズは各種変形することができることは当然である。
更に実施の形態では、板状の治具203よりも上側の位置に装置本体201の台紙排出口207を配置し、下側の位置に台紙取込口208を配置したが、これに限る必要はない。すなわち、これと逆に板状の治具203よりも上側の位置に装置本体201の台紙取込口208を配置し、下側の位置に台紙排出口207を配置してもよい。また、板状の治具203はロール紙211等の長尺物を収容した装置本体の側面から水平となるように張り出している必要はなく、たとえば垂直となるように張り出していてもよい。更に、板状の治具203が水平方向から所定の角度だけ上向きあるいは下向きに傾斜した角度となるように配置されていてもよい。
本発明の一実施の形態におけるラベル剥離装置のロール紙を取り付ける前の状態を示す斜視図である。 本実施の形態でラベル剥離装置の板状の治具にロール紙が装着された状態を示す斜視図である。 本実施の形態でラベルの剥離の際の時間的な変化を示す剥離部周囲の平面図である。 本実施の形態で図3(A)のD−D方向に剥離部周囲を切断した場合の、同図(A)〜(C)に対応した断面図である。 本発明に関連する第1の関連技術としてのラベル剥離装置の外観を表わした斜視図である。 図5に示したラベル剥離装置を治具の板面が紙面に垂直となる方向から見た側面図である。 本発明の第2の関連技術における剥離部の近傍を示した要部斜視図である。
符号の説明
200 ラベル剥離装置
201 装置本体
203 板状の治具
204 治具の先端部分
205 後退部
211 ロール紙
212 台紙
213 ラベル
215 剥離部
221 指
222 矢印

Claims (6)

  1. 一方の面に粘着性ののりを塗布した所定サイズのラベルの前記のりの塗布された面を台紙の一方の面に剥離自在な粘性によって貼り付けた長尺物を繰り出す長尺物繰り出し手段と、
    この長尺物繰り出し手段によって繰り出された長尺物における前記台紙の他方の面が移動する方向に沿って存在する第1の面と、この長尺物が折り返した後の前記台紙の他方の面が移動する方向に沿って存在する第2の面とを両面とする板状部材であって、折り返し地点としてのその先端部における前記ラベルの移動する幅の領域の中央部がこの領域の両端部に対して前記長尺物繰り出し手段によって繰り出された位置の方向に所定距離だけ後退した形状となった切り欠き部を有する板状部材と、
    この板状部材の前記折り返し地点としての先端部で折り返され、前記ラベルが剥離された後の前記長尺物における前記台紙を前記第2の面に沿って移動した後に回収する台紙回収手段
    とを具備することを特徴とするラベル剥離装置。
  2. 前記ラベルを前記長尺物繰り出し手段が前記長尺物を繰り出す前に印字する印字手段を具備することを特徴とする請求項1記載のラベル剥離装置。
  3. 前記切り欠き部は、前記ラベルが前記先端部に位置するときこのラベルを介して前記台紙を指の先端で押し込むことが可能なサイズに形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のラベル剥離装置。
  4. 前記所定距離は、前記ラベルの中央がこの距離分だけ後退したときそのラベルが腰の強さで前記台紙の表面から剥離を完全に行える湾曲形状となる長さであることを特徴とする請求項1または請求項2記載のラベル剥離装置。
  5. 一方の面に粘着性ののりを塗布した所定サイズのラベルの前記のりの塗布された面を台紙の一方の面に剥離自在な粘性によって貼り付けた長尺物を繰り出す長尺物繰り出し手段と、この長尺物繰り出し手段によって繰り出された長尺物における前記台紙の他方の面が移動する方向に沿って存在する第1の面と、この長尺物が折り返した後の前記台紙の他方の面が移動する方向に沿って存在する第2の面とを両面とする板状部材であって、折り返し地点としてのその先端部における前記ラベルの移動する幅の領域の中央部がこの領域の両端部に対して前記長尺物繰り出し手段によって繰り出された位置の方向に所定距離だけ後退した形状となった切り欠き部を有する板状部材と、この板状部材の前記折り返し地点としての先端部で折り返され、前記ラベルが剥離された後の前記長尺物における前記台紙を前記第2の面に沿って移動した後に回収する台紙回収手段とを備えたラベル剥離装置から前記長尺物繰り出し手段によって繰り出された前記長尺物の前記ラベルが前記板状部材の先端部で折り返されるタイミングで、このラベルの前記中央部に対応する部分を前記台紙を介して前記切り欠き部を前記長尺物繰り出し手段によって繰り出された位置の方向と逆方向に加圧する加圧ステップと、
    この加圧ステップの加圧によって前記ラベルが前記切り欠き部の切り欠かれた部位に沿って変形したとき前記加圧を解除する加圧解除ステップ
    とを具備することを特徴とするラベル剥離方法。
  6. 前記ラベルを前記長尺物繰り出し手段が前記長尺物を繰り出す前に印字する印字ステップを具備することを特徴とする請求項5記載のラベル剥離方法。
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