JP2009248309A - 押出成形機のダイ - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂組成物との接触面の滑性を向上させて目ヤニの発生を確実に防止することができる押出成形機のダイを提供する。
【解決手段】押出成形機のダイ1は、ダイ本体2と口金3と心金4とを備えている。ダイ本体2は、シリンダ内で溶融された樹脂組成物8を押し出す。口金3は、ダイ本体2の押出口10bに取り付けられる。心金4は、ダイ本体2内に配される。口金3と、心金4の先端部42とは、潤滑剤7を内部に含浸可能な連続気孔を有する焼結体で構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、シリンダ内で溶融された樹脂組成物を押し出すダイ本体と、該ダイ本体の押出口に取り付けられる口金と、該ダイ本体内に配される心金とを備えた押出成形機のダイに関する。
被覆電線は、銅やアルミニウム等からなる芯線と、該芯線を被覆する合成樹脂等の樹脂組成物からなる被覆部とを備えている。このような被覆電線は、例えば、押出成形機によって製造される。
押出成形機は、例えば、スクリュと、スクリュを内部に収容したシリンダと、シリンダ内を加熱するヒータと、シリンダの先端部に取り付けられたダイ(ダイス)とを少なくとも備えている。被覆電線の被覆部を構成する樹脂組成物は、シリンダの基端部からシリンダ内に供給され、スクリュによる剪断熱やヒータからの熱によってシリンダ内で溶融され、ダイへと押し出される。
ダイは、所謂クロスヘッドダイである。ダイは、シリンダ内で溶融された樹脂組成物を押し出すL字筒状のダイ本体と、ダイ本体の押出口に取り付けられる口金と、ダイ本体内に配されて内部に被覆電線の芯線を通す心金とを備えている。ダイ本体内の溶融された樹脂組成物は、口金と心金との間を通って、その長手方向に沿って一定速度で移動する芯線の外周面に押し出されて、芯線を被覆する。以上のように、被覆電線が製造される。
ところで、被覆電線を長時間連続して製造していくと、口金や心金の樹脂組成物との接触面に所謂目ヤニが発生することがある。目ヤニとは、樹脂組成物の劣化物、配合剤(充填剤等)の一部やこれらの酸化物、分解物である。目ヤニが発生して前記接触面に付着すると、成形製品、即ち被覆電線の外表面に凹溝状のスジを形成してしまう。また、この目ヤニは、経時的に大きくなって前記接触面から剥がれて被覆電線の外表面に付着してしまう。このため、発生した目ヤニを随時除去する必要があり、被覆電線の連続した製造が困難であった。
このような問題を解決するために、様々なダイが提案されてきた(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたダイは、口金や心金の樹脂組成物との接触面にブラスト処理、硬質クロームメッキ処理、窒化クロム処理が順次施されている。このような接触面とすることで、該接触面の滑性を向上させて目ヤニの発生を防止している。また、このようにダイの構造を改良するほかに、樹脂組成物の組成を改良したり、ダイに超音波による振動を印加したりすることで、目ヤニの発生を防止しているものもある。
特開2005−246817号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたダイは、口金及び心金の樹脂組成物との接触面にブラスト処理、硬質クロームメッキ処理、窒化クロム処理が順次施されて滑性を向上させているが、樹脂組成物の種類によっては目ヤニが発生してしまうことがあり、多種の樹脂組成物に対応するのが困難であるといった問題があった。例えば、樹脂組成物がポリオレフィン系合成樹脂に充填剤を高割合で含有させたものである場合、目ヤニの発生を防止するのが困難であった。
また、樹脂組成物の組成を改良する方法は、それぞれの樹脂組成物について組成を検討する必要があるので、多種の樹脂組成物に対応するのが困難であるといった問題があった。また、ダイに超音波による振動を印加する方法は、多種の樹脂組成物に対応可能であるが、口金や心金の前記接触面全体に確実に振動を伝播させるのが難しく、現状では実用化が困難な状況である。
本発明は、このような問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、樹脂組成物との接触面の滑性を向上させて目ヤニの発生を確実に防止することができる押出成形機のダイを提供することを目的としている。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、シリンダ内で溶融された樹脂組成物を押し出すダイ本体と、前記ダイ本体の押出口に取り付けられる口金と、前記ダイ本体内に配される心金と、を備えた押出成形機のダイにおいて、前記口金が、潤滑剤を内部に含浸可能な連続気孔を有する焼結体で構成されていることを特徴とした押出成形機のダイである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された押出成形機のダイにおいて、前記心金の先端部が、潤滑剤を内部に含浸可能な連続気孔を有する焼結体で構成されていることを特徴とした押出成形機のダイである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2に記載された押出成形機のダイにおいて、前記焼結体のビッカース硬さHVが、680以上とされていることを特徴とした押出成形機のダイである。
請求項4に記載された発明は、請求項3に記載された押出成形機のダイにおいて、前記焼結体が、銅10〜30%を含有する鉄系焼結合金で構成されていることを特徴とした押出成形機のダイである。
請求項5に記載された発明は、請求項1ないし請求項4のうちいずれか一項に記載された押出成形機のダイにおいて、前記連続気孔の直径が、1〜50μmであることを特徴とした押出成形機のダイである。
請求項6に記載された発明は、請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載された押出成形機のダイにおいて、前記口金に供給される前記潤滑剤を内部に通す孔部が、前記ダイ本体を貫通しその先端が前記口金の外周面に向かって開口した直線部と、前記直線部に連なり前記ダイ本体の周方向全体に亘って前記ダイ本体の内面から凹に設けられた円環部と、を備えたことを特徴とした押出成形機のダイである。
請求項7に記載された発明は、請求項2ないし請求項6のうちいずれか一項に記載された押出成形機のダイにおいて、前記心金の先端部に供給される前記潤滑剤を内部に通す第2の孔部が、前記心金の本体部を貫通しその先端が前記心金の先端部の裏面に向かって開口して設けられたことを特徴とした押出成形機のダイである。
請求項8に記載された発明は、請求項1ないし請求項7のうちいずれか一項に記載された押出成形機のダイにおいて、前記潤滑剤が、25℃における動粘度が20〜1000mm2/sである潤滑液で構成されていることを特徴とした押出成形機のダイである。
請求項9に記載された発明は、請求項8に記載された押出成形機のダイにおいて、前記潤滑液が、シリコーンオイルで構成されていることを特徴とした押出成形機のダイである。
請求項10に記載された発明は、請求項8に記載された押出成形機のダイにおいて、前記潤滑液が、ポリオキシアルキレン化合物で構成されていることを特徴とした押出成形機のダイである。
請求項1に記載された発明によれば、口金が潤滑剤を内部に含浸可能な連続気孔を有する焼結体で構成されているので、連続気孔内から口金の樹脂組成物との接触面に潤滑剤が常時供給されて該接触面の滑性が向上し、口金における目ヤニの発生を防止して、製品の表面品質を向上させるとともに、押出成形機を長時間継続して稼働させることができる。また、該接触面の滑性を向上させることで、押出成形機の押出速度を高く設定でき、低粘度から高粘度までの多種の樹脂組成物に対応することができる。
請求項2に記載された発明によれば、心金の先端部が潤滑剤を内部に含浸可能な連続気孔を有する焼結体で構成されているので、連続気孔内から心金の先端部の樹脂組成物との接触面に潤滑剤が常時供給されて該接触面の滑性が向上し、該先端部における目ヤニの発生を防止して、製品の表面品質を向上させるとともに、押出成形機を長時間継続して稼働させることができる。また、該接触面の滑性を向上させることで、押出成形機の押出速度を高く設定でき、低粘度から高粘度までの多種の樹脂組成物に対応することができる。
請求項3に記載された発明によれば、焼結体のビッカース硬さHVが680以上とされているので、押出成形機の稼働時にかかる圧力によって焼結体が破損することがなく、十分な強度を有した口金や心金とすることができる。
請求項4に記載された発明によれば、焼結体が銅10〜30%を含有する鉄系焼結合金で構成されているので、簡単にビッカース硬さHVを680以上とすることができ、十分な強度を有した口金や心金とすることができる。
請求項5に記載された発明によれば、連続気孔の直径が1〜50μmであるので、焼結体の強度を維持しつつ潤滑剤を連続気孔内に円滑に通すことができる。
請求項6に記載された発明によれば、孔部が、ダイ本体を貫通しその先端が口金の外周面に向かって開口した直線部と、直線部に連なりダイ本体の周方向全体に亘ってダイ本体の内面から凹に設けられた円環部とを備えているので、潤滑剤を口金の周方向全体から口金内全体に均等に供給できる。さらに、押出成形機が稼働中であっても常時口金に潤滑剤を供給できるので、口金から潤滑剤が枯渇することがなく、潤滑剤を供給するために押出成形機を停止させることがなくなって長時間連続して稼働させることができる。
請求項7に記載された発明によれば、第2の孔部が心金の本体部を貫通しその先端が心金の先端部の裏面に向かって開口して設けられているので、潤滑剤を心金の先端部に確実に供給できる。さらに、押出成形機が稼働中であっても常時心金の先端部に潤滑剤を供給できるので、心金の先端部から潤滑剤が枯渇することがなく、潤滑剤を供給するために押出成形機を停止させることがなくなって長時間連続して稼働させることができる。
請求項8に記載された発明によれば、潤滑剤が、25℃における動粘度が20〜1000mm2/sである潤滑液で構成されているので、潤滑剤を連続気孔内に円滑に通して口金や心金の樹脂組成物との接触面に到達させることができる。
請求項9に記載された発明によれば、潤滑液がシリコーンオイルで構成されているので、製品の表面に難燃性の潤滑剤層が形成されて製品の延焼を防止できる。また、潤滑剤層によって製品の表面に光沢が付与され、製品価値を向上させることができる。
請求項10に記載された発明によれば、潤滑液がポリオキシアルキレン化合物で構成されているので、製品の表面に形成された潤滑剤層によって製品の表面に光沢が付与され、製品価値を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態にかかる押出成形機のダイを図1ないし図4を参照して説明する。本発明の一の実施形態にかかる押出成形機のダイ(以下、単にダイという)1は、図1に示すように、被覆電線6を製造する押出成形機10に用いられる。
被覆電線6は、図4に示すように、導電性の芯線61と、絶縁性の被覆部62とを備えている。芯線61は、一本の素線61aから構成されている。芯線61を構成する素線61aは、銅やアルミニウム等の導電性の金属で構成されている。また、芯線61は、複数の素線61aが撚られて形成されていてもよい。
被覆部62は、芯線61の外周面を被覆している。被覆部62は、例えば、ポリオレフィン系樹脂をベースとしかつ充填剤の含有率が高い(ハイフィラーの)樹脂組成物8(図3)で構成されている。このような樹脂組成物8は、ダイ1の口金3や心金4に目ヤニを形成しやすい。樹脂組成物8は、勿論、どんな種類のものでもよい。
前述した被覆電線6の芯線61は、被覆部62が形成される前はロール(図示せず)に巻きつけられている。そして、芯線61は、ロールから引き出されて巻き取り機(図示せず)に巻き取られる。芯線61は、その長手方向に沿ってロールと巻き取り機との間を矢印A方向(図1等)に沿って移動する。押出成形機10は、ロールと巻き取り機との間に配され、矢印A方向に沿って移動する芯線61の外周面に被覆部62を形成することで被覆電線6を製造する。
押出成形機10は、図1に示すように、スクリュ11と、シリンダ12と、スクリュ駆動部13と、ヒータ14と、ダイ1とを少なくとも備えている。スクリュ11は、全体として長尺な略円柱状に形成されている。スクリュ11は、例えば、耐摩耗性の高い金属部材で構成されている。スクリュ11は、軸部11aと、軸部11aの外周面から螺旋状に立設したフライト11bとを備えている。樹脂組成物8は、フライト11bの間に通されてシリンダ12内を搬送され、搬送される間にスクリュ11の剪断熱やヒータ14からの熱によって溶融される。
シリンダ12は、円筒状に設けられ、スクリュ11を内部に収容する。シリンダ12は、例えば、耐摩耗性の高い金属部材で構成されている。シリンダ12は、鉛直方向に沿って配される。シリンダ12の内径は、スクリュ11の外径より僅かに大きく、略一定に形成されている。シリンダ12には、供給口10aが設けられている。供給口10aは、シリンダ12内に連なった開口である。供給口10aは、シリンダ12の一端部に設けられている。供給口10aを介して、シリンダ12内に樹脂組成物8が供給される。供給口10aには、ホッパー15が取り付けられる。
スクリュ駆動部13は、モータ等から構成されている。スクリュ駆動部13は、シリンダ12内に収容されたスクリュ11を、その軸心を中心に回転自在に軸支するとともに、該軸心を中心としてスクリュ11を回転駆動する。
ヒータ14は、シリンダ12の外周壁に埋設されている。ヒータ14は、例えば、帯板状のプレートヒータ14である。ヒータ14は、勿論、バンド状のバンドヒータであってもよい。ヒータ14はシリンダ12内に熱を供給する。
ダイ1は、シリンダ12の供給口10aから離れた他端部に取り付けられる。ダイ1は、所謂クロスヘッドダイである。ダイ1は、図2に示すように、ダイ本体2と、口金3と、心金4と、口金キャップ31と、孔部23と、第2の孔部43とを備えている。
ダイ本体2は、例えば硬質の金属材料からなり、筒状に形成されている。ダイ本体2は、内部に小径孔21と大径孔22とを備えている。小径孔21は、鉛直方向に沿って配されている。小径孔21は、シリンダ12の他端部の内部と連通し、シリンダ12内で溶融された樹脂組成物8をダイ1に供給する。大径孔22は、水平方向に沿って配され、小径孔21と直交している。大径孔22の内径は、小径孔21の内径よりも大きい。大径孔22は、内部に心金4を収容する。大径孔22の開口は、樹脂組成物8を外部に押し出す押出口10bとされている。
口金3は、後述する焼結体で構成され、リング状に形成されている。口金3の外径は、押出口10bの内径より僅かに小さい。口金3の内径は、被覆電線6の芯線61の外径より大きい。また、口金3の内径は、口金3の中心軸の一端部から他端部に向かうにしたがって徐々に小さくなるように形成され、小径側の内径は被覆部62の外径と略等しい。口金3は、大径側の端部が心金4と相対し、小径側の端部が外部に向かって配されるように、押出口10bに取り付けられる。
口金3の外周面には、凹溝32が設けられている。凹溝32は、口金3の周方向全体に亘って形成されている。凹溝32は、口金3がダイ本体2に取り付けられると孔部23の後述する円環部23bと連通する。
心金4は、長尺な円筒状に形成されている。心金4の外径は、ダイ本体2の大径孔22の内径より小さい。心金4は、ダイ本体2の大径孔22内に、大径孔22の内面と隙間をあけて配されている。また、心金4は、口金3と同軸的かつ直列に配され、口金3と隙間をあけて配されている。溶融した樹脂組成物8は、これら隙間に順次通されて芯線61の外周面に押し出される。心金4の中心には、該心金4の中心軸に沿った貫通孔40が設けられている。貫通孔40は、内部に被覆部62の形成される前の芯線61を通す。心金4は、本体部41と、先端部42とを備えている。
本体部41は、硬質な金属材料で構成されている。先端部42は、本体部41の押出口10b側の端部に設けられている。先端部42は、後述する焼結体で構成されている。先端部42は、本体部41から離れるにしたがって徐々に外径が小さくなるように形成されている。先端部42は、芯線61の長手方向に沿って口金3よりも外側に突出している。
前述した心金4は、鋳造された本体部41と、後述する圧粉体を融点付近(融点以下)まで加熱することで焼結体とした先端部42とを、エポキシ系接着剤あるいは耐熱セラミック接着剤にて接着して一体に形成される。
前述した口金3と、心金4の先端部42とは、焼結体で構成されている。焼結体とは、一種または複数種の固体粉末を所定の割合で混合した後、金型に充填し圧縮成形して圧粉体とし、この圧粉体を融点付近(融点以下)まで加熱して個々の固体粉末の表面を融解させ、固体粉末同士を互いに結合させて一体化させることで得ることができる。
このように得られた焼結体は、無数の連続気孔を有している。連続気孔は、後述する潤滑剤7(図3)を内部に含浸可能である。連続気孔は焼結体の内部に存在するとともに焼結体の表面に開口しており、潤滑剤7は焼結体の内部及び表面に存在する(図3中では、表面に存在する潤滑剤のみ図示している)。また、この連続気孔内には、押出成形機10を稼働させる前に予め潤滑剤7を含浸させておくのが好ましい。予め潤滑剤7を含浸させておくことで、溶融した樹脂組成物8が連続気孔内に入り込んでしまうことがない。
また、連続気孔の直径は、1〜50μmであることが好ましい。連続気孔の直径が1μm未満であると、連続気孔内に十分量の潤滑剤7を含浸させたり、連続気孔内に潤滑剤7を通過させたりすることが困難である。また、連続気孔の直径が50μmより大きいと、焼結体即ち口金3や心金4の強度が低下し、押出成形機10の稼働時(押出時)に口金3や心金4にかかる圧力によってこれら口金3や心金4が破損してしまう虞がある。
また、この焼結体のビッカース硬さHV(JIS Z2244)は、680以上であることが好ましい。ビッカース硬さHVは、正四角錐(対面角136°)のダイアモンド圧子を試験片の表面に押し込み、その試験力Fを解除した後に試験片に残ったくぼみの対角線の長さd1、d2を測定することで算出される。ビッカース硬さHVは、試験力Fを、底面が正方形で頂点の角度が圧子と同じ角錐であると仮定したくぼみの表面積Sで割って得られる値に比例する。ビッカース硬さHVは、試験力F(N)、くぼみの対角線の長さd1、d2の平均d(mm)、とすると、以下のように算出される。
ビッカース硬さHV=定数×試験力F/くぼみの表面積S
=0.102×F/(d2/2×sin(136°/2))
=0.1891×F/d2
焼結体のビッカース硬さHVが680未満であると、焼結体即ち口金3や心金4の強度が低下し、押出時にかかる圧力によって口金3や心金4が破損してしまう虞がある。
このようなビッカース硬さHVが680以上の焼結体としては、焼結合金等が挙げられる。より好ましくは、銅10〜30%を含有する鉄系焼結合金が挙げられる。前記鉄系焼結合金とすることでビッカース硬さHVを680以上とすることができ、押出時の圧力によっても破損することがなく、十分な強度を有することができる。前記鉄系焼結合金としては、例えば、ニッカロイEK(日立粉末冶金社製、銅16〜22%、炭素0.6〜1%、その他1%未満、残滓を鉄とする。密度6.4g/cm3)等が挙げられる。
さらに、前記組成の焼結合金は、浸炭焼入れ処理を施したものであることが好ましい。浸炭焼入れ処理とは、焼結合金を浸炭剤中で850〜950℃に加熱して浸炭剤中の炭素をその表面に含浸させる浸炭処理を行った後に、焼入れ処理を行うことである。浸炭剤としては、固体浸炭剤(木炭、コークス等)、ガス浸炭剤(一酸化炭素および炭化水素を含む石炭ガスまたは灯用ガス)等が用いられる。このような浸炭焼入れ処理を行うことで、焼結合金の表面をより硬化させ、耐摩耗性を向上させることができる。
前述した焼結体(焼結合金)の連続気孔内に含浸される潤滑剤7を構成する潤滑液の25℃における動粘度は、20〜1000mm2/sであることが好ましい。動粘度が20mm2/s未満であると、焼結合金の連続気孔内から流出してしまい、連続気孔内に十分量が含浸されなくなる虞がある。動粘度が1000mm2/sより大きいと、前述したサイズ(1〜50μm)の連続気孔内を流れにくくなってしまう。
このような25℃における動粘度が20〜1000mm2/sの潤滑液としては、シリコーンオイルや、ポリオキシアルキレン化合物等が挙げられる。シリコーンオイルや、ポリオキシアルキレン化合物は、被覆電線6の被覆部62を構成する樹脂組成物8と親和性が高く、好ましい。これらシリコーンオイルやポリオキシアルキレン化合物は、単体で用いられてもよく、複数種が混合されて用いられてもよい。さらに、種々の添加剤等が添加されてもよい。
シリコーンオイルとしては、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、メチルハイドロジェンシリコーンオイル等のストレートシリコーンオイルや、変性シリコーンオイル等が挙げられる。好ましくは、ジメチルシリコーンオイル、メチルハイドロジェンシリコーンオイルが挙げられる。さらに好ましくは、メチルハイドロジェンシリコーンオイルが挙げられる。メチルハイドロジェンシリコーンオイルの市販品としては、SH1107(東レ・ダウコーニング社製)、KF−99及びKF−9901(信越シリコーン社製)等が挙げられる。これらの25℃における動粘度は、それぞれ、20mm2/s、20mm2/s、20.6mm2/sである。ポリオキシアルキレン化合物としては、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン等が挙げられる。
口金キャップ31は、リング状に形成されている。口金キャップ31の内径は、口金キャップ31の中心軸の一端部から他端部に向かうにしたがって徐々に大きくなるように形成されている。口金キャップ31の小径側の内径は、口金3の外径より小さく、口金3の小径側の内径より大きい。口金キャップ31は、小径側の端部がダイ本体2に取り付けられた口金3と相対するようにダイ本体2に取り付けられて、口金3をダイ本体2に固定する。
孔部23は、図2に示すように、ダイ本体2の押出口10b側の端部に設けられている。孔部23は、内部に潤滑剤7を通して口金3に潤滑剤7を供給する。孔部23は、直線部23aと、円環部23bとを備えている。
直線部23aは、ダイ本体2の押出口10b側の端部を貫通して設けられ、ダイ本体2の大径孔22に直交している。直線部23aは、外部と大径孔22内とを連結している。直線部23aの大径孔22側の先端は、押出口10bに取り付けられた口金3の外周面に向かって開口している。
円環部23bは、直線部23aの大径孔22側の端部に連なり、大径孔22の口金3の外周面と重なり合う内面から凹に設けられている。円環部23bは、ダイ本体2の周方向全体に亘って設けられている。円環部23bは、ダイ本体2に口金3が取り付けられると、口金3の凹溝32と連通する。
前述した直線部23aの外部側の端部には、図1に示すように、潤滑剤供給源51が接続されている。また、潤滑剤供給源51には、加圧気体供給源52が接続されている。加圧気体供給源52は、所定圧の加圧気体を潤滑剤供給源51に送り出すことで、潤滑剤7を直線部23aと円環部23b及び凹溝32内とに順次流し込んで、口金3に潤滑剤7を供給する。潤滑剤7は、口金3の外周面から口金3を構成する焼結体の連続気孔内を通り抜けて、図3に示すように口金3の内面3a、即ち樹脂組成物8との接触面に到達する。
第2の孔部43は、図2に示すように、心金4に設けられている。第2の孔部43は、心金4の中心軸に沿って形成され、心金4の中心軸を挟んで2本設けられている。第2の孔部43は、心金4の本体部41を貫通して設けられている。第2の孔部43は、その先端が心金4の先端部42の裏面に向かって開口しており、外部と心金4の先端部42とを連結している。第2の孔部43は、内部に潤滑剤7を通して心金4の先端部42に潤滑剤7を供給する。
前述した第2の孔部43の外部側の端部には、図1に示すように、潤滑剤供給源53が接続されている。また、潤滑剤供給源53には、加圧気体供給源54が接続されている。加圧気体供給源54は、所定圧の加圧気体を潤滑剤供給源53に送り出すことで、潤滑剤7を孔部23内に流し込んで心金4の先端部42に潤滑剤7を供給する。潤滑剤7は、心金4の先端部42の前述した裏面から該先端部42を構成する焼結体の連続気孔内を通り抜けて、図3に示すように心金4の先端部42の外面42a、即ち樹脂組成物8との接触面に到達する。
前述した加圧気体供給源52、54が送り出す加圧気体の圧力は、押出成形機10が稼働して樹脂組成物8が押出口10bから押し出される際に口金3近傍にかかる圧力以上とすることで、潤滑剤7を口金3及び心金4の先端部42に効率よく供給することができる。例えば、樹脂組成物8がポリプロピレンやポリエチレンの場合、口金3近傍にかかる圧力が3〜4MPaであるので、加圧気体の圧力は3〜5MPaとするのが好ましい。
前述した構成の押出成形機10で被覆電線6を製造する際には、まず、ロールから引き出した芯線61を、ダイ1の心金4内、口金3内に順に通した後、巻き取り機に取り付けておく。そして、シリンダ12の供給口10aから樹脂組成物8を供給し、スクリュ11を回転させてシリンダ12内で樹脂組成物8を溶融させておく。
その後、巻き取り機を駆動して芯線61をロールから引っ張って矢印A方向に沿って移動させる。そして、シリンダ12内で溶融された樹脂組成物8を口金3の内面3aと心金4の先端部42の外面42aとの間から押し出していき、この樹脂組成物8で矢印A方向に沿って移動する芯線61の外周面を被覆して被覆部62を形成する。被覆部62が冷却装置(図示せず)によって冷却された後、被覆部62で被覆された芯線61、即ち被覆電線6は順次巻き取り機に巻き取られていく。以上のように、被覆電線6が製造される。
被覆電線6を長時間連続して製造しても、口金3と心金4とが潤滑剤7を含浸可能な連続気孔を有する焼結体で構成されており、潤滑剤7によって口金3の内面3aと心金4の先端部42の外面42aとは滑性が高いので、樹脂組成物8が例えばポリオレフィン系樹脂をベースとした充填剤の含有率が高いものであっても、これら内面3aや外面42aに目ヤニ等が発生することがない。
また、押出成形機10を長時間駆動することによって、口金3の内面3aや心金4の先端部42の外面42aに開口した連続気孔内の潤滑剤7は例えば被覆部62に付着して減少していくが、内部の連続気孔内から常時潤滑剤7が供給されるとともに、潤滑剤供給源51、53から常時潤滑剤7が供給されるので、常に所定量の潤滑剤7を口金3の内面3aと心金4の先端部42の外面42aとに存在させることができる。
本実施形態によれば、口金3が潤滑剤7を内部に含浸可能な連続気孔を有する焼結体で構成されているので、連続気孔内から口金3の内面3a即ち樹脂組成物8との接触面に潤滑剤7が常時供給されて該接触面の滑性が向上し、口金3における目ヤニの発生を防止して、被覆部62の特に外周面の表面品質を向上させるとともに、押出成形機10を長時間継続して稼働させることができる。また、該接触面の滑性を向上させることで、押出成形機10の押出速度を高く設定でき、低粘度から高粘度までの多種の樹脂組成物8に対応することができる。
心金4の先端部42が潤滑剤7を内部に含浸可能な連続気孔を有する焼結体で構成されているので、連続気孔内から心金4の先端部42の外面42a即ち樹脂組成物8との接触面に潤滑剤7が常時供給されて該接触面の滑性が向上し、該先端部42における目ヤニの発生を防止して、被覆部62の特に内面の表面品質を向上させるとともに、押出成形機10を長時間継続して稼働させることができる。また、該接触面の滑性を向上させることで、押出成形機10の押出速度を高く設定でき、低粘度から高粘度までの多種の樹脂組成物8に対応することができる。
焼結体のビッカース硬さHVが680以上とされているので、押出成形機10の稼働時にかかる圧力によっても焼結体が破損することがなく、十分な強度を有した口金3や心金4とすることができる。
焼結体が銅10〜30%を含有する鉄系焼結合金で構成されているので、簡単にビッカース硬さHVを680以上とすることができ、十分な強度を有した口金3や心金4とすることができる。
連続気孔の直径が1〜50μmであるので、焼結体の強度を維持しつつ潤滑剤7を連続気孔内に円滑に通すことができる。
口金3に供給される潤滑剤7を内部に通す孔部23が、ダイ本体2を貫通しその先端が口金3の外周面に向かって開口した直線部23aと、直線部23aに連なりダイ本体2の周方向全体に亘ってダイ本体2の内面から凹に設けられた円環部23bとを備えているので、潤滑剤7を口金3の周方向全体から口金3内全体に均等に供給できる。さらに、押出成形機10が稼働中であっても常時口金3に潤滑剤7を供給できるので、口金3から潤滑剤7が枯渇することがなく、潤滑剤7を供給するために押出成形機10を停止させることがなくなって長時間連続して稼働させることができる。
心金4の先端部42に供給される潤滑剤7を内部に通す第2の孔部43が、心金4の本体部41を貫通しその先端が心金4の先端部42の裏面に向かって開口して設けられているので、潤滑剤7を心金4の先端部42に確実に供給できる。さらに、押出成形機10が稼働中であっても常時心金4の先端部42に潤滑剤7を供給できるので、心金4の先端部42から潤滑剤7が枯渇することがなく、潤滑剤7を供給するために押出成形機10を停止させることがなくなって長時間連続して稼働させることができる。
潤滑剤7が、25℃における動粘度が20〜1000mm2/sである潤滑液で構成されているので、潤滑剤7を連続気孔内に円滑に通して口金3や心金4の樹脂組成物8との接触面に到達させることができる。
潤滑液がシリコーンオイルで構成されているので、製品の表面に難燃性の潤滑剤層が形成されて製品の延焼を防止できる。また、潤滑剤層によって製品の表面に光沢が付与され、製品価値を向上させることができる。
潤滑液がポリオキシアルキレン化合物で構成されているので、製品の表面に形成された潤滑剤層によって製品の表面に光沢が付与され、製品価値を向上させることができる。
本実施形態においては、口金3と心金4の先端部42との双方が焼結体で構成されていた。これは、本実施形態のように心金4の先端部42が口金3よりも外側(矢印A方向の下流側)に突出していると、被覆部62の内面62a(図4、被覆部62の芯線61と接触する面)に目ヤニが発生するためである。しかしながら本発明では、図5に示すように心金4の先端部42Aが口金3よりも内側(矢印A方向の上流側)にある場合は、被覆部62の内面62aに目ヤニが発生しにくいので心金4の先端部42Aは必ずしも焼結体で構成しなくてもよい。
また、本実施形態においては第2の孔部43は2本設けられていたが、より確実に潤滑剤7を心金4の先端部42に供給できるように3本以上設けられていてもよい。また、本実施形態においては、ダイ1は被覆電線6を製造する押出成形機10に用いられていたが、他の製品を製造する押出成形機10に用いられても勿論よい。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態にかかるダイが用いられる押出成形機の構成を示す説明図である。 図1に示されたダイの断面図である。 図2に示されたダイの要部を拡大して示す断面図である。 図1に示された押出成形機で製造される電線の断面斜視図である。 本発明の他の実施形態にかかるダイを示す一部断面図である。
符号の説明
1 (押出成形機の)ダイ
2 ダイ本体
3 口金
4 心金
7 潤滑剤
8 樹脂組成物
10b 押出口
12 シリンダ
23 孔部
23a 直線部
23b 円環部
42 先端部
43 第2の孔部

Claims (10)

  1. シリンダ内で溶融された樹脂組成物を押し出すダイ本体と、前記ダイ本体の押出口に取り付けられる口金と、前記ダイ本体内に配される心金と、を備えた押出成形機のダイにおいて、
    前記口金が、潤滑剤を内部に含浸可能な連続気孔を有する焼結体で構成されていることを特徴とする押出成形機のダイ。
  2. 前記心金の先端部が、潤滑剤を内部に含浸可能な連続気孔を有する焼結体で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の押出成形機のダイ。
  3. 前記焼結体のビッカース硬さHVが、680以上とされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の押出成形機のダイ。
  4. 前記焼結体が、銅10〜30%を含有する鉄系焼結合金で構成されていることを特徴とする請求項3に記載の押出成形機のダイ。
  5. 前記連続気孔の直径が、1〜50μmであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか一項に記載の押出成形機のダイ。
  6. 前記口金に供給される前記潤滑剤を内部に通す孔部が、前記ダイ本体を貫通しその先端が前記口金の外周面に向かって開口した直線部と、前記直線部に連なり前記ダイ本体の周方向全体に亘って前記ダイ本体の内面から凹に設けられた円環部と、を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載の押出成形機のダイ。
  7. 前記心金の先端部に供給される前記潤滑剤を内部に通す第2の孔部が、前記心金の本体部を貫通しその先端が前記心金の先端部の裏面に向かって開口して設けられたことを特徴とする請求項2ないし請求項6のうちいずれか一項に記載の押出成形機のダイ。
  8. 前記潤滑剤が、25℃における動粘度が20〜1000mm2/sである潤滑液で構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のうちいずれか一項に記載の押出成形機のダイ。
  9. 前記潤滑液が、シリコーンオイルで構成されていることを特徴とする請求項8に記載の押出成形機のダイ。
  10. 前記潤滑液が、ポリオキシアルキレン化合物で構成されていることを特徴とする請求項8に記載の押出成形機のダイ。
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