JP2009248168A - バルブシートの鋳ぐるみ方法及び鋳ぐるみ構造 - Google Patents

バルブシートの鋳ぐるみ方法及び鋳ぐるみ構造 Download PDF

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Abstract

【課題】シリンダヘッドに対するバルブシートの鋳ぐるみ精度を向上させ、鋳ぐるみ後にバルブシートの冷却性を向上させること。
【解決手段】ウォータジャケット5を有するシリンダヘッド1にバルブシート6を鋳ぐるんだ構造において、バルブシート6の一部をウォータジャケット5に接触させて設けられる。バルブシート16は、その外周に一つのフィン6aを含み、少なくともフィン6aの部分をウォータジャケット5に接触させて設ける。
【選択図】 図1

Description

この発明は、エンジン用シリンダヘッドの吸気ポート及び排気ポートに設けられるバルブシートに係る。詳しくは、シリンダヘッドにバルブシートを鋳ぐるむバルブシートの鋳ぐるみ方法及び鋳ぐるみ構造に関する。
従来、バルブシートをシリンダヘッドに設けるには、図12に示すように、バルブシート31をシリンダヘッド32の吸気ポート33及び排気ポート34に圧入することが一般に行われている。一方、下記の特許文献1乃至3には、バルブシートをシリンダヘッドに鋳ぐるみによって一体成形することが記載されている。特許文献1には、鋳造工程において、バルブシートを溶湯の熱により部分的に溶融させてシリンダヘッドと一体に接合する鋳ぐるみ方法が記載されている。特許文献2には、チャンバに設けられる中子の所定位置にバルブシートをセットし、上型を下型に被せて鋳型を完成させた後、溶湯を注入して両者を一体成形する鋳ぐるみ方法が記載されている。特許文献3には、バルブシートをシリンダヘッドに鋳ぐるむことで両者を一体的に結合することが記載されている。
特開平1−186261号公報 特開平8−232618号公報 特開平10−231713号公報
ところが、特許文献1乃至3に記載の技術では、バルブシートをシリンダヘッドに鋳ぐるむ際、溶湯の流れや凝固時の収縮等によってバルブシートの位置精度を高く保つことが困難であった。燃焼効率やバルブ運動等を考慮してシリンダヘッドにバルブシートを設けるには、設計上高い精度が要求される。
また、従来の技術では、図12に示すように、シリンダヘッド32に設けられるウォータジャケット35とバルブシート31との間に、必ず一定の厚みの肉が介在する。このため、ウォータジャケット35によるバルブシート31の冷却性が不十分なものとなる懸念があった。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、シリンダヘッドに対するバルブシートの鋳ぐるみ精度を向上させると共に、鋳ぐるみ後にバルブシートの冷却性を向上させることを可能としたバルブシートの鋳ぐるみ方法及び鋳ぐるみ構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ウォータジャケットを有するシリンダヘッドにバルブシートを鋳ぐるむバルブシートの鋳ぐるみ方法において、シリンダヘッド鋳造用金型のキャビティにてバルブシートとウォータジャケット用中子を接触させてセットするセッティング工程と、キャビティに溶湯を注入する注湯工程とを備えたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、セッティング工程では、シリンダヘッド鋳造用金型のキャビティにバルブシートとウォータジャケット用中子が接触してセットされるので、バルブシートがウォータジャケット用中子に位置決めされる。その後、注湯工程では、キャビティに溶湯が注入されることで、バルブシートが位置決めされた状態で溶湯により鋳ぐるまれる。バルブシートの鋳ぐるみ後は、ウォータジャケット用中子を取り除くことで、ウォータジャケットにバルブシートの一部が接触することとなる。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、バルブシートは、その外周に凸部を含み、セッティング工程では、少なくとも凸部をウォータジャケット用中子に接触させてセットしたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、セッティング工程では、バルブシートの少なくとも凸部とウォータジャケット用中子が接触することで、バルブシートが凸部の掛かりによりウォータジャケット用中子に位置決めされる。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、バルブシートは、その外周に凹部を含み、セッティング工程では、少なくとも凹部をウォータジャケット用中子に接触させてセットしたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、セッティング工程では、バルブシートの少なくとも凹部とウォータジャケット用中子が接触することで、バルブシートが凹部の掛かりによりウォータジャケット用中子に位置決めされる。
上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、ウォータジャケットを有するシリンダヘッドにバルブシートを鋳ぐるんだバルブシートの鋳ぐるみ構造において、バルブシートの一部をウォータジャケットに接触させて設けたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、ウォータジャケットにバルブシートの一部が接触することから、バルブシートの一部にウォータジャケットの冷却水が直接当たることとなる。バルブシートをシリンダヘッドに鋳ぐる際には、バルブシートの一部をウォータジャケット用中子に接触させることとなり、鋳ぐるみに際してバルブシートがウォータジャケット用中子に位置決めされる。
上記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、バルブシートは、その外周に凸部を含み、少なくとも凸部をウォータジャケットに接触させて設けたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、ウォータジャケットにバルブシートの少なくとも凸部が接触することから、バルブシートの少なくとも凸部に冷却水が直接当たることとなる。バルブシートをシリンダヘッドに鋳ぐるむ際には、少なくとも凸部をウォータジャケット用中子に接触させることとなり、この凸部がウォータジャケット用中子に掛かりバルブシートがウォータジャケット用中子に位置決めされる。
上記目的を達成するために、請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、バルブシートは、その外周に凹部を含み、少なくとも凹部をウォータジャケットに接触させて設けたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、ウォータジャケットにバルブシートの少なくとも凹部が接触することから、バルブシートの少なくとも凹部に冷却水が直接当たることとなる。バルブシートをシリンダヘッドに鋳ぐるむ際には、少なくとも凹部をウォータジャケット用中子に接触させることとなり、この凹部がウォータジャケット用中子に掛かりバルブシートがウォータジャケット用中子に位置決めされる。
請求項1に記載の発明によれば、シリンダヘッドに対するバルブシートの鋳ぐるみ精度を向上させることができると共に、鋳ぐるみ後のバルブシートの冷却性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に対し、シリンダヘッドに対するバルブシートの鋳ぐるみ精度を一層向上させることができ、バルブシートの冷却性を一層構造させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に対し、シリンダヘッドに対するバルブシートの鋳ぐるみ精度を一層向上させることができ、バルブシートの冷却性を一層構造させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、シリンダヘッドに対するバルブシートの鋳ぐるみ精度を向上させることができると共に、鋳ぐるみ後のバルブシートの冷却性を向上させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明の効果に対し、シリンダヘッドに対するバルブシートの鋳ぐるみ精度を一層向上させることができ、バルブシートの冷却性を一層構造させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明の効果に対し、シリンダヘッドに対するバルブシートの鋳ぐるみ精度を一層向上させることができ、バルブシートの冷却性を一層構造させることができる。
[第1実施形態]
以下、本発明におけるバルブシートの鋳ぐるみ方法及び鋳ぐるみ構造を具体化した第1実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図1に、この実施形態のシリンダヘッド1の一部を断面図により示す。このシリンダヘッド1は、燃焼室上部を構成する凹部2と、その凹部2に連通する吸気ポート3及び排気ポート4と、吸気ポート3及び排気ポート4に隣接する複数のウォータジャケット5とを含む。吸気ポート3及び排気ポート4の開口部3a,4aには、バルブシート6がそれぞれ固定される。吸気ポート3及び排気ポート4の途中には、吸気バルブ及び排気バルブをそれぞれ案内するバルブガイド7がそれぞれ設けられる。これらバルブシート6及びバルブガイド7は、シリンダヘッド1を鋳造する際に鋳ぐるまれたものである。この実施形態のバルブシート6の鋳ぐるみ構造においては、バルブシート6の一部は、隣接するウォータジャケット5に接触して設けられる。換言すると、バルブシート6の一部を、隣接するウォータジャケット5の中に露呈させる。
図2に、この実施形態のバルブシート6を平面図により示す。図3に、同じくバルブシート6を正面図により示す。このバルブシート6は、その外周に一体に形成された一対のフィン6aを含む。2つのフィン6aは、楔形をなし、バルブシート6の外周に180°の角度間隔をもって配置される。図1に示すように、各バルブシート6は、各フィン6aをウォータジャケット5に接触させて設けられる。この実施形態で、各フィン6aは、本発明の凸部に相当する。
ここで、上記したバルブシート6の鋳ぐるみ方法について説明する。図4に、この鋳ぐるみ方法をフローチャートにより示す。図5に、バルブシート6と一体化して設けたウォータジャケット用中子11を一部省略した斜視図により示す。図6〜8に、バルブシート6の鋳ぐるみの工程を、燃焼室部分の断面図により示す。以下に、図4のフローチャートに付された各番号に従って順次説明する。
(1)セッティング工程では、シリンダヘッド鋳造用金型のキャビティにバルブシート6とウォータジャケット用中子11を互いに接触させてセットする。すなわち、図5に示すように、予め複数のバルブシート6を一体化して設けたウォータジャケット用中子11をシリンダヘッド鋳造用金型のキャビティにセットする。図5には、排気ポート4に設けられるバルブシートを便宜的に省略し、吸気ポート3に設けられるバルブシート6のみを示す。この実施形態のシリンダヘッド1は、4気筒用エンジン用として設けられる。従って、図5に示すように、ウォータジャケット用中子11は、4気筒分を一体として設けられる。図6には、1気筒分の4つのバルブシート6と、それらバルブシート6に隣接するウォータジャケット5のためのウォータジャケット用中子の一部11aを示す。このセッティング工程では、フィン6aとバルブシート6の一部がウォータジャケット用中子の一部11aに接触するようにセットされる。図6において、バルブシート6及びウォータジャケット用中子の一部11aを除いた余白部分は、シリンダヘッド鋳造用金型のキャビティの一部12を示す。
(2)注湯工程では、シリンダヘッド鋳造用金型のキャビティに溶湯を注入する。これにより、図7に示すように、キャビティの一部12は、溶湯13で満たされる。その後、冷却期間を待って、図1に示すようなシリンダヘッド1が鋳造される。
(3)離型工程では、シリンダヘッド鋳造用金型を型開きすることにより、シリンダヘッド1の鋳造品を取り出す。このとき、砂製のウォータジャケット用中子11は崩されて除去されることにより、図8に示すように、シリンダヘッドの一部1aに各バルブシート6が鋳ぐるまれる。この鋳ぐるみ状態では、各バルブシート6の一部とフィン6aがウォータジャケット5に接触して設けられることとなる。つまり、バルブシート6の一部を、隣接するウォータジャケット5の中に露呈させることとなる。
以上説明したこの実施形態のバルブシートの鋳ぐるみ方法及び鋳ぐるみ構造によれば、セッティング工程では、シリンダヘッド鋳造用金型のキャビティにてバルブシート6とウォータジャケット用中子11が接触してセットされるので、バルブシート6がウォータジャケット用中子11に対して位置決めされる。その後、注湯工程では、キャビティに溶湯13が注入されることにより、バルブシート6が位置決めされた状態で溶湯13により鋳ぐるまれる。つまり、バルブシート6がウォータジャケット用中子11に固定された状態で溶湯13によりバルブシート6が鋳ぐるまれる。この結果、シリンダヘッド1に対するバルブシート6の鋳ぐるみ精度を向上させることができる。また、バルブシート6をシリンダヘッド1に鋳ぐるんだ後は、ウォータジャケット用中子11をシリンダヘッド1から取り除くことで、ウォータジャケット5の中にバルブシート6の一部が露呈することとなる。このため、シリンダヘッド1を実際にエンジンに使用した場合、バルブシート6の一部にウォータジャケット5の冷却水が直接触れることとなり、バルブシート6を冷却水により直接冷却することができる。この結果、バルブシート6の冷却性、延いては燃焼室の冷却性を向上させることができる。
特に、この実施形態では、セッティング工程で、バルブシート6のフィン6aとウォータジャケット用中子11が接触することで、バルブシート6がフィン6aの掛かりによりウォータジャケット用中子11に位置決めされる。つまり、ウォータジャケット用中子11の砂がフィン6aを抱き込んでバルブシート6を固定することとなる。このため、フィン6aが楔となってバルブシート6がウォータジャケット用中子11に確実に位置決めされる。この意味で、シリンダヘッド1に対するバルブシート6の鋳ぐるみ精度を一層向上させることができる。また、バルブシート6をシリンダヘッド1に鋳ぐるんで、ウォータジャケット用中子11をシリンダヘッド1から取り除くことで、ウォータジャケット5の中にフィン6aを含むバルブシート6の一部が露呈することとなる。このため、フィン6aの分だけバルブシート6と冷却水との接触面積が増え、その分だけバルブシート6の冷却性をより一層向上させることができる。
ここで、この実施形態のバルブシートの鋳ぐるみ構造によるバルブシート冷却効果を図9にグラフにより示す。このグラフは、バルブシート6のシリンダヘッド1に対する接触熱抵抗と、バルブシート周りの壁温及びエンジンの燃費との関係を、本実施形態に係る「鋳ぐるみ」によるバルブシートの場合と、従来例の「圧入」によるバルブシートの場合とで比較して示す。また、このグラフは、吸気側のバルブシートと排気側のバルブシートに係る壁温の違いを、バルブシートの厚み(シート厚)が「1.4mm」の場合(破線)と、「5mm」の場合(太実線)によりそれぞれ示す。
このグラフから明らかなように、接触熱抵抗は「鋳ぐるみ」による場合は「2.0」であり、「圧入」による場合の「7.5」に比べて大幅に小さく、「鋳ぐるみ」による場合の方が冷却性が高いことが分かる。また、壁温については、シート厚にかかわらず、吸気側及び排気側にかかわらず「鋳ぐるみ」による場合の方が低いことが分かる。このため、図9に棒グラフで示すように、「圧入」による場合に比べ、「鋳ぐるみ」による場合の方が明らかに燃費が向上したことが分かる。このように、この実施形態のバルブシート6の鋳ぐるみ構造によれば、バルブシート6の冷却性を向上させることができ、そのことが実際のエンジンでは燃費向上に有効なことが分かる。
[第2実施形態]
次に、本発明におけるバルブシートの鋳ぐるみ方法及び鋳ぐるみ構造を具体化した第2実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
この実施形態では、バルブシート16の構成の点で、第1実施形態と異なる。すなわち、図10に、この実施形態のバルブシート16を平面図により示す。図11に、同じくバルブシート16を正面図により示す。このバルブシート16は、その周壁に外周に一対の穴16aを含む。二つの穴16aは、バルブシート16にて180°の角度間隔をもって配置される。この実施形態のバルブシート16は、第1実施形態におけるバルブシート6のフィン6aに代わり、各穴16aがウォータジャケットに接触させてシリンダヘッドに設けられる。そのための鋳ぐるみ方法は、第1実施形態のそれに準ずる。この実施形態で、各穴16aは、本発明の凹部に相当する。
従って、ウォータジャケットを有するシリンダヘッドにこのバルブシート16を鋳ぐるむときには、セッティング工程で、バルブシート16の少なくとも穴16aとウォータジャケット用中子を互いに接触させる。これにより、各穴16aにウォータジャケット用中子の砂が入り込んで、バルブシート16が各穴16aの掛かりによりウォータジャケット用中子に位置決めされる。すなわち、各穴16aに入り込んだ砂が楔となってウォータジャケット用中子に確実に位置決めされる。この意味で、シリンダヘッドに対するバルブシート16の鋳ぐるみ精度を一層向上させることができる。
また、この実施形態では、シリンダヘッドの鋳造後は、ウォータジャケットの中に各穴16aを含むバルブシート16の一部が露呈することとなる。このため、各穴16aの内周壁の分だけバルブシート16と冷却水との接触面積が増え、その分だけバルブシート16の冷却性をより一層向上させることができる。
なお、この発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜変更することにより以下のように実施することもできる。
(1)前記第1実施形態では、バルブシート6の外周に一対のフィン6aを設けたが、フインの数を2以外の適宜な数に変更することもできる。
(2)前記第2実施形態では、バルブシート16の周壁に一対の穴16aを設けたが、この穴の数を2以外の適宜な数に変更することもできる。
第1実施形態に係り、シリンダヘッドの一部を示す断面図。 同じく、バルブシートを示す平面図。 同じく、バルブシートを示す正面図。 同じく、バルブシートの鋳ぐるみ方法を示すフローチャート。 同じく、バルブシートと一体化したウォータジャケット用中子を一部省略して示す斜視図。 同じく、バルブシートの鋳ぐるみの工程を示す燃焼室部分の断面図。 同じく、バルブシートの鋳ぐるみの工程を示す燃焼室部分の断面図。 同じく、バルブシートの鋳ぐるみの工程を示す燃焼室部分の断面図。 同じく、バルブシートの鋳ぐるみ構造によるバルブシート冷却効果を示すグラフ。 第2実施形態に係り、バルブシートを示す平面図。 同じく、バルブシートを示す正面図。 従来例のシリンダヘッドの一部を示す断面図。
符号の説明
1 シリンダヘッド
1a シリンダヘッドの一部
5 ウォータジャケット
6 バルブシート
6a フィン(凸部)
11 ウォータジャケット用中子
11a ウォータジャケット用中子の一部
12 キャビティの一部
13 溶湯
16 バルブシート
16a 穴(凹部)

Claims (6)

  1. ウォータジャケットを有するシリンダヘッドにバルブシートを鋳ぐるむバルブシートの鋳ぐるみ方法において、
    シリンダヘッド鋳造用金型のキャビティにて前記バルブシートとウォータジャケット用中子を接触させてセットするセッティング工程と、
    前記キャビティに溶湯を注入する注湯工程と
    を備えたことを特徴とするバルブシートの鋳ぐるみ方法。
  2. 前記バルブシートは、その外周に凸部を含み、前記セッティング工程では、少なくとも前記凸部を前記ウォータジャケット用中子に接触させてセットしたことを特徴とする請求項1に記載のバルブシートの鋳ぐるみ方法。
  3. 前記バルブシートは、その外周に凹部を含み、前記セッティング工程では、少なくとも前記凹部を前記ウォータジャケット用中子に接触させてセットしたことを特徴とする請求項1に記載のバルブシートの鋳ぐるみ方法。
  4. ウォータジャケットを有するシリンダヘッドにバルブシートを鋳ぐるんだバルブシートの鋳ぐるみ構造において、
    前記バルブシートの一部を前記ウォータジャケットに接触させて設けたことを特徴とするバルブシートの鋳ぐるみ構造。
  5. 前記バルブシートは、その外周に凸部を含み、少なくとも前記凸部を前記ウォータジャケットに接触させて設けたことを特徴とする請求項4に記載のバルブシートの鋳ぐるみ構造。
  6. 前記バルブシートは、その外周に凹部を含み、少なくとも前記凹部を前記ウォータジャケットに接触させて設けたことを特徴とする請求項4に記載のバルブシートの鋳ぐるみ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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