JP4284149B2 - 砂中子造型装置およびシリンダヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、砂中子造型装置およびシリンダヘッドに関するものである。
最近の内燃機関のシリンダには、シリンダヘッドの吸気ポート内に、タンブル板とも指称される仕切り板を設けたものがある。吸気ポートの吸気側端部に配置された気流制御弁を制御することにより、吸気ポートからシリンダボアに導入される吸気を仕切り板によって偏流させ、シリンダボア内で生じるタンブル流(縦渦流)を強化し、燃費の向上などを図るようにしている(特許文献1を参照)。
なお、本明細書では、仕切り板において、空気や燃料ガスの吸気が流入してくる側を「吸気側」、その反対側、つまりシリンダボア側を「シリンダ側」と称することとする。
シリンダヘッドを鋳造成形する場合には、金属製の仕切り板を吸気ポート成形用砂中子内に設置し、仕切り板を鋳包み成形することが一般的である。シリンダヘッドの鋳造成形時には、中子および仕切り板のそれぞれは、溶湯からの熱により温度が上昇し熱膨張する。ここで、仕切り板の熱膨張係数と、仕切り板を保持する中子の熱膨張係数との差は大きく、仕切り板は、中子に比べると熱膨張量が大きい。このため、仕切り板が中子を加圧ないし押し広げ、中子に亀裂や破損を生じさせ、この亀裂から溶湯が染み出し、バリを作る虞がある。また、仕切り板の熱膨張により、シリンダヘッドの鋳造成形時に仕切り板の位置がズレる虞があり、さらには、鋳造完了後の製品としてのシリンダヘッドにおいて、仕切り板に製品内でのガタが生じる虞もある。
このため、バリの発生箇所によっては後加工でのバリ取り作業が極めて面倒となるばかりでなく、仕切り板の位置ズレや製品内でのガタにより製品品質の低下をも招来することになる。したがって、仕切り板に対しては熱的影響を十分考慮しなければならない。
特許文献1に開示された仕切り板は、シリンダヘッドの鋳造成形時に仕切板を鋳込む際の熱膨張による変形対策として、波形状に形成されている。しかしながら、波形状の仕切り板は、吸気ポートの半径方向の熱膨張は吸収できても、軸線方向の熱膨張を吸収できない。このため、仕切り板と中子との熱膨張量差による中子の割れに起因するバリの発生箇所を限定することができず、また、仕切り板の位置ズレや製品内でのガタなどを十分に抑えることはできない。
特表2001−193469号公報
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、中子割れの防止と、仮に中子割れが発生する場合でも中子の割れに起因するバリの発生箇所を限定的なものとして後加工でのバリ取り作業の容易化を図ることを目的とする。
上記目的を達成する本発明は、シリンダヘッドの吸気ポートを複数のポートに仕切る仕切り板が、その両側縁部がシリンダヘッドの鋳造成形時に鋳包まれるように設置された吸気ポート成形用砂中子を造型する砂中子造型装置において、
型内に載置された前記仕切り板における吸気側端部に沿って配置されるとともに、前記吸気ポート成形用砂中子の造型後に、前記仕切り板における前記側縁部の側から引き抜き自在な入子を有し、
前記入子を引き抜くことにより、前記仕切り板における前記吸気側端部の側に、砂盗み空間部を成形するようにしたことを特徴とする砂中子造型装置である。
本発明によれば、入子を引き抜くことにより、吸気ポート成形用砂中子には、仕切り板における吸気側端部の側に砂盗み空間部が成形されるため、溶湯の熱により仕切り板が熱膨張する方向を前記砂盗み空間部に向かう一方向に限定ないし制御することが可能となり、中子割れを防止し、仮に中子割れが発生する場合でも中子の割れに起因するバリの発生箇所を限定的なものとして後加工でのバリ取り作業の容易化を図ることができる。また、シリンダヘッドの鋳造成形時において砂盗み空間部に侵入した溶湯が凝固することにより、仕切り板における吸気側端部に連続して吸気ポートを仕切る隔壁を鋳造成形したシリンダヘッドを提供できる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の前提となる、吸気ポート14用の仕切り板100を有するシリンダヘッド10について説明する。なお、以下の説明では、吸気ポート14用の仕切り板100を、「タンブル板100」とも称する。
図1は、エンジンのシリンダヘッド10を示す概略断面図、図2は、吸気ポート14の軸直角断面図、図3は、シリンダヘッド10での気流状態を示す概略図、図4は、図3の概略平面図である。
図1および図3を参照して、シリンダヘッド10は、シリンダブロック11の上部に設けられ、インテークマニホールド12からの空気や燃料ガスからなる吸気流をシリンダボア13内に導入する吸気ポート14と、シリンダボア13内で燃焼した後の排ガスを排出する排気ポート15を有している。なお、図示のエンジンは、1気筒4バルブであり、吸気弁16および排気弁17が2つずつ設けられている。
吸気ポート14内には、吸気側(図3の外端側)からシリンダ側に向かって流れる吸気の流れ方向(白抜き矢印)に沿って仕切り板100が設けられている。仕切り板100の吸気側には、図3および図4に示すように、制御弁18が設けられたインテークマニホールド12が接続されている。吸気ポート14は、仕切り板100により、上部ポート14uと下部ポート14dに仕切られることになり、制御弁18により下部ポート14dを閉じると、吸気は、増速されて上部ポート14u内を流れ、シリンダボア13内で強力なタンブル流(縦渦流)を形成することになる。
吸気ポート14は、シリンダ側の通路が大きく屈曲しており、タンブル板100のシリンダ側端部Taの位置がバラ付くと、気流の特性が変化し、タンブル流の発生状況に大きく影響することになるので、シリンダ側端部Taの位置は、きわめて重要な位置となる。一方、タンブル板100の吸気側端部Tbの位置は、吸気を分岐する側であり、しかも制御弁18が設けられる部分であることから、その位置がバラ付いても、気流の特性に変化をもたらすことはなく、一般的には、シリンダ側端部Taの位置程精度よく設定する必要はない。
そこで、本実施形態では、シリンダヘッド10を鋳造成形するに当り、タンブル板100のシリンダ側端部Taの位置は位置固定的に、吸気側端部Tbの位置は比較的自由な構成とし、注湯時にタンブル板100が熱的影響を受けても、吸気側端部Tb側でこれを吸収できるようにしている。
図5(A)(B)は、本実施形態に係るタンブル板100を示す平面図および側面図である。
図5(A)(B)に示すように、実施形態に係るタンブル板100は、シリンダヘッド10の吸気ポート14を形成する後述の吸気ポート成形用砂中子200(図6を参照)に予め設置され、シリンダヘッド10の鋳造成形時に鋳包まれて、シリンダヘッド10の吸気ポート14を複数のポート(上部ポート14uと下部ポート14d)に仕切るものである。なお、以下の説明では、タンブル板100が予め設置された吸気ポート成形用砂中子200を、「ポート中子200」とも称する。
詳述すると、タンブル板100は、略矩形形状を有し、シリンダヘッド10の鋳造成形時に溶湯に鋳包まれることになる両側縁部Tcと、両側縁部Tcに連続するとともに吸気ポート14内で吸気の流れの上流側に配置されることになる吸気側端部Tbと、両側縁部Tcに連続するとともに吸気の流れの下流側に配置されることになるシリンダ側端部Taと、を備えている。両側縁部Tcよりも内方部分が、吸気ポート14内を仕切る仕切り部103となる。図中符号101および102は、それぞれ、両側縁部Tcにおける側端面101および厚み方向の端面102を示している。
タンブル板100の材質は、リサイクル性を考慮してアルミニウム合金を使用することが好ましい。
タンブル板100の板厚は、吸気ポート14内を流通する吸気の抵抗にならないように薄肉であることが望ましいが、タンブル板100の材質がアルミニウム合金の場合には、シリンダヘッド10鋳造品を熱処理する際の熱変形を防止する必要を考慮し、約1.5mm以上であることが望ましい。
タンブル板100の製造方法は特に限定されないが、同品質のものを簡便かつ安価に作製する観点から、プレス成形によりタンブル板100を作製することが好ましい。
図6(A)(B)は、タンブル板100が予め設置され、砂盗み空間部240が成形されたポート中子200を示す平面図および側面図である。図7は、ポート中子200を造型する砂中子造型装置における型300を示す概略断面図である。なお、以下の説明では、ポート中子200を造型する砂中子造型装置における型300を、「中子型300」と略称する。
シリンダヘッド10を鋳造成形する際には、まず、図7に示される中子型300を用いて、図6に示されるポート中子200が造型される。
ポート中子200は、シリンダヘッド10を鋳造成形する鋳造型400内に設置して(図11を参照)、シリンダヘッド10の吸気ポート14を形成するものである。このポート中子200は、上述したタンブル板100が、その両側縁部Tcを溶湯に鋳包まれるように外部に突出して、予め設置されている。
ポート中子200は、吸気ポート14の形状を成形する領域(「製品形状内」とも言う)よりも外側(「製品形状外」とも言う)に巾木201を有している。前記製品形状内は溶湯との接触が多く熱劣化の影響を受けやすいが、巾木201は、溶湯との接触が少ないため、中子砂210のバインダの熱劣化の影響が少なく、鋳造時においては、前記製品形状内に比べると中子強度が保たれる部分である。このため、シリンダヘッド10の鋳造成形時におけるタンブル板100の熱膨張により、ポート中子200がシリンダ側端部Taによって加圧され、製品形状内に亀裂や破損などが生じる虞がある。製品形状内で中子折れが生じると、後加工でのバリ取り作業が極めて面倒となる。
そこで、本実施形態のポート中子200では、吸気側端部Tbの側の中子砂210を盗んだ構成とし、熱劣化により強度が低下する製品形状内における強度を下回る強度を有する箇所、すなわち、ポート中子200で最も弱い強度を有する箇所を、積極的かつ安定して、製品形状外に設定できるようにしてある。かかる構成は、タンブル板100と中子砂210との熱膨張差による内部応力を、吸気側端部Tbの製品形状外に安定的に解放することを意図したものである。
すなわち、ポート中子200は、吸気側端部Tbの側の中子砂210を盗むことにより成形される砂盗み空間部240を有している。砂盗み空間部240は、溶湯の熱によるタンブル板100の熱膨張を許容し、タンブル板100の伸び量を吸収する空間となる部分である。砂盗み空間部240の詳細な機能については後に詳述する。
外部に突出したタンブル板100の両側縁部Tcは、溶湯に鋳包まれたときの保持をより確実にする部分である。両側縁部Tcの鋳包み代は、特に限定されるものではないが、例えば、約2mmに設定されている。
図7を参照して、前記中子型300は、中子用上型301、中子用下型302、ルーズピース340(入子に相当する)などからなる複数の部分型から構成されている。これら部分型を突き合わせると、その内部には、ポート中子200を形成するためのキャビティ303が形成される。このキャビティ303内に、中子砂を吹き込み、押し固めてポート中子200を成形する。
図8(A)(B)は、砂中子造型装置のルーズピース340により砂盗み空間部240を成形する説明に供する図であり、中子型300を破断してタンブル板100を露呈した状態で示す概略平面図である。
本実施形態では、図8(A)(B)に示すように、砂盗み空間部240を成形するために、針金ないしシャフト形状の引き抜き式のルーズピース340を使用している。このルーズピース340は、概説すれば、型内に載置されたタンブル板100における吸気側端部Tbに沿って配置されるとともに、ポート中子200の造型後に、タンブル板100における側縁部Tcの側から引き抜き自在に構成されている。
詳述すると、ルーズピース340は、砂盗み空間部240に対応する大きさのシャフト部341と、シャフト部341の一端に設けられた把持部342とを有している。シャフト部341は、丸棒から形成され、タンブル板100の吸気側端部Tbに隣接し、吸気側端部Tbに沿って配置されている。把持部342は、シャフト部341よりも大径の円盤形状を有し、中子型300の外部に配置されている。ルーズピース340は、タンブル板100における側縁部Tcの側から引き抜き自在なように、中子型300内にスライド移動自在に設けられている。ルーズピース340は、ポート中子200を造型する場合には、シャフト部341の外周面がタンブル板100の吸気側端部Tbに当接した状態にセットされる(図8(A)参照)。そして、ポート中子200の造型後に、ルーズピース340をタンブル板100における側縁部Tcの側から引き抜くことにより、タンブル板100における吸気側端部Tbの側に、砂盗み空間部240が成形されることになる。中子砂を盗む量は、ルーズピース340のシャフト部341の容積に相当する比較的少量であるため、ポート中子200全体の中子強度は十分に確保されている。このため、中子型300からの離型時、シリンダヘッド10を鋳造成形する鋳造型400に搬送するときやセットするときなどにおいて、ポート中子200が折れる虞はない。
図9(A)(B)および図10(A)(B)は、砂中子造型装置における型300でのポート中子200の造型工程を示す図であり、図9(A)は、タンブル板100およびルーズピース340を中子用下型302にセットする前の状態を示す図、図9(B)は、タンブル板100およびルーズピース340を中子用下型302にプリセットした状態を示す図、図10(A)は、キャビティ303内に中子砂210を吹込む状態を示す図、図10(B)は、型を開いて中子型300内からポート中子200を取り出す状態を示す図である。
ポート中子200を成形する場合には、まず、中子用下型302のキャビティ周縁に形成した座333にタンブル板100をセットし、さらに、ルーズピース340をそのシャフト部341の外周面がタンブル板100の吸気側端部Tbに当接した状態にセットする(図9(A)(B)および図8(A)を参照)。
ルーズピース340をキャビティ303内にタンブル板100とともにプリセットした後、中子用上型301を閉じ、砂吹込み口320から中子砂210をキャビティ303内に吹込む(図10(A))。
吹き込んだ中子砂210を押し固めた後、ルーズピース340をタンブル板100における側縁部Tcの側から引き抜く(図8(B)を参照)。
そして、中子用上型301を開いて、中子型300を分割する(図10(B))。これにより、中子型300内からポート中子200が取り出される。
このように造型されたポート中子200には、引き抜いたルーズピース340により砂盗み空間部240が成形されている。砂盗み空間部240は、ルーズピース340の引き抜きにより、タンブル板100の吸気側端部Tbに沿って伸び、外部に連通する開口部241も形成されている。このような砂盗み空間部240は、ポート中子200を用いてシリンダヘッド10を鋳造成形する際には、鋳造成形時の溶湯の熱によるタンブル板100の熱膨張を許容し、かつ、侵入した溶湯が凝固することによりタンブル板100における吸気側端部Tbに連続して吸気ポート14を仕切る隔壁30(図12(B)を参照)を一体的に鋳造成形するための部分となる。ここで、図10(B)中のB−B線は、後に機械加工する面を示すものであるが、本実施形態のポート中子200は、この機械加工で除去する側を比較的折れ易くしている。ポート中子200が破損する場合は、必ず機械加工を施す側にすれば、後の修正が容易となり、不良品が生じる虞が低減し好ましいものとなるからである。
なお、巾木201の背面側から砂を盗んで砂盗み空間部240と同様の作用効果を奏する空間部を形成することも考えられるが、本実施形態のように側縁部Tcの側からルーズピース340を引き抜けば、巾木201には砂盗み部が存在しない。このため、巾木201の剛性が低下することがなく、ポート中子200全体の剛性を確保できる。
なお、タンブル板100における吸気側端部Tbに連続して鋳造成形された隔壁30を、「鋳造隔壁30」ともいう。
図11は、シリンダヘッド10を鋳造成形する鋳造型400内にポート中子200を設置した状態を示す断面図である。図12(A)は、第1の実施形態に係るルーズピース340のシャフト部341を示す断面図、図12(B)は、タンブル板100における吸気側端部Tbに連続して鋳造成形された隔壁30を示す断面図である。
図11に示すように、造型されたポート中子200は、シリンダヘッド10を成形するための鋳造型400に組み込まれる。鋳造型400は、上型401、下型402およびサイド型403からなり、ポート中子200を下型402とサイド型403の間で支持し、上型401で覆うと、内部にシリンダヘッド10を成形するためのキャビティ404が形成される。なお、図中の符号「405」は、ウォータージャケット成形用の中子である。鋳造法は、例えば、低圧鋳造法(LPDC)が採用される。
この状態で、湯口(図示せず)からキャビティ404内に、アルミニウム合金、その他の金属からなる溶湯を注湯すると、図1に示すようなシリンダヘッド10が形成されるが、この注湯時に、溶湯の熱によりポート中子200に設けられたタンブル板100が熱膨張することになる。
本実施形態では、タンブル板100が載置されたポート中子200には、図12(A)に示されるような円形断面を備えるルーズピース340の引き抜きにより、タンブル板100の吸気側端部Tbの側に、円筒形状の砂盗み空間部240を成形してある。この砂盗み空間部240は、タンブル板100の熱膨張を許容する膨張許容空間をなし、溶湯からの熱によりタンブル板100が熱膨張しても、その加圧力がポート中子200に作用し破損や亀裂が生じないようにする部分である。
このような砂盗み空間部240を有するポート中子200を、鋳造型400に組込み、キャビティ404に注湯すると、タンブル板100は、その両側縁部Tcが鋳包まれていき、溶湯が凝固すると、その両側縁部Tcの全体が固定される。
ここで、タンブル板100は、溶湯の熱により熱膨張するが、この熱膨張は、膨張しやすい吸気側端部Tbに集約されて砂盗み空間部240内で起こり、タンブル板100の吸気側端部Tbは砂盗み空間部240内でスライドするのみとなる。このため、溶湯の熱によりタンブル板100が熱膨張する方向を、シリンダ側端部Taから吸気側端部Tbに向かう一方向に限定ないし制御することが可能となる。したがって、ポート中子200がシリンダ側端部Taによって加圧されることがなくなり、ポート中子200に、吸気ポート14の形状を成形するために重要な領域(製品形状内)で、亀裂や破損などが生じることはない。
仮に、タンブル板100の熱膨張が大きい場合でも、ポート中子200は砂盗み空間部240により吸気側端部Tb側の強度をシリンダ側端部Ta側に比べて低下させていることから、ポート中子200に発生する割れを吸気側端部Tb側ないし巾木201側に誘導ないし誘発させることができる。このポート中子200の割れに起因するバリは、鋳造完了後の製品としてのシリンダヘッド10の内部ではなく、製品性能に影響がないインテークマニホールド12側の製品形状外に発生することになる。したがって、後のバリ取り作業を容易に実施することができる。また、砂盗み空間部240をルーズピース340で成形することから、当該砂盗み空間部240の形状が一定となり、ポート中子200に発生し得る割れを吸気側端部Tb側に安定して誘発させることができる。
砂盗み空間部240には開口部241を通って溶湯が侵入するが、この溶湯が凝固すると、図12(B)に示すように、タンブル板100における吸気側端部Tbに連続して吸気ポート14を仕切る鋳造隔壁30が、タンブル板100と一体的に成形される。鋳造隔壁30は、シリンダヘッド10の母材と同材料である。このため、シリンダヘッド10の母材とタンブル板100の素材(例えば、アルミニウム合金材)とが異なる場合に両者の端面を機械加工する場合に比べると、機械加工する際の加工切削性に優れた構造ともなる。図12(B)中の符号31で示される線は、機械加工する面を示している。
なお、ルーズピース340を配置する位置、つまり、開口部241が形成される位置は、吸気ポート14の外方端部に位置しており、溶湯が比較的廻り込み難い場所である。このため、開口部241を通って溶湯が砂盗み空間部240の内部に侵入する時点においては、溶湯の熱により熱膨張するタンブル板100は、既に、吸気側端部Tb側へ最大限に伸びきった状態にある。したがって、鋳造隔壁30がタンブル板100の熱膨張を妨げることはなく、ポート中子200に発生し得る割れを吸気側端部Tb側に安定して誘発させることができる。
但し、開口部241の開口面積つまりルーズピース340のシャフト部341の外径を、溶湯が砂盗み空間部240の内部に侵入して凝固するタイミングを考慮して決定することは望ましい。タンブル板100が最大限に伸びきった後に、砂盗み空間部240の内部に侵入した溶湯を凝固させることにより、タンブル板100の吸気側端部Tb側への伸びが阻害されず、ポート中子200に発生し得る割れを吸気側端部Tb側により確実に誘発させることができるからである。
上述したように、本実施形態によれば、タンブル板100は、熱膨張しても、重要な位置であるシリンダ側端部Taの位置が保持された状態で精度良く鋳包まれることになる。したがって、タンブル板100の位置ズレや製品内でのガタなどを十分に抑えて製品品質の向上を図り、さらには、ポート中子200の割れに起因するバリの発生箇所を限定的なものとして後加工でのバリ取り作業の容易化を図ることができる。
(第2の実施形態)
図13(A)は、第2の実施形態に係るルーズピース340aのシャフト部341を示す断面図、図13(B)は、シリンダヘッド10鋳造成形後に配置されることになる制御弁18とともに鋳造隔壁30aを示す概略断面図である。
シリンダヘッド10の吸気ポート14は、タンブル板100および当該タンブル板100に連続する鋳造隔壁30aにより複数のポート(上部ポート14uと下部ポート14d)に仕切られている。この吸気ポート14の吸気通路上流側には、制御弁18が設けられたインテークマニホールド12が接続されている(図3および図4参照)。したがって、鋳造隔壁30aの厚み寸法は、吸気流の抵抗の増加を招来せず、複数のポート14u、14dへの吸気の流れを制御するという制御弁18の所期の機能を十分に発揮させる観点から定める必要もある。
そこで、第2の実施形態では、図13(A)(B)に示すように、ルーズピース340aの厚み寸法(Tr)を、タンブル板100の厚さ(Ts)以上、制御弁18の弁シャフト18aの外径寸法(φV)以下の寸法に設定してある(φV≧Tr≧Ts)。これにより、鋳造隔壁30aの厚み寸法(t)が、弁シャフト18aの外径寸法(φV)以下の寸法を有するようにしてある。また、鋳造成形後の切削代を減少させる観点から、ルーズピース340aの外方側(インテークマニホールド12が接続される側)を削落し、鋳造隔壁30aが断面略Dの字形状を呈するようにしてある。なお、ルーズピース340aの厚み寸法(Tr)をタンブル板100の厚さ(Ts)以上とするのは、タンブル板100の吸気側端部Tbに中子砂の壁部が形成されないようにして、タンブル板100が吸気側端部Tb側へ伸びる際の抵抗とならないようにするためである。
かかる構成によれば、タンブル板100に連続して一体的に成形した鋳造隔壁30aの厚み寸法(t)は、弁シャフト18aの外径寸法(φV)との関係において、吸気流の抵抗に伴う性能悪化を最小限に抑えることが可能となる。
(第3の実施形態)
図14(A)は、第3の実施形態に係るルーズピース340bのシャフト部341を示す断面図、図14(B)は、第3の実施形態に係るポート中子200aを示す側面図、図14(C)は、第3の実施形態に係る吸気ポート14aの要部を示す部分断面図である。
前述したように、ルーズピース340を引き抜くことによりポート中子200に成形される砂盗み空間部240は、タンブル板100における吸気側端部Tbに連続して吸気ポート14を仕切る鋳造隔壁30を成形するための空間となる。このことは、ルーズピース340の断面形状を、当該ルーズピース340を引き抜くことが可能な範囲において任意な形状に設定すれば、鋳造隔壁30の断面形状を、前記任意な形状に設定できることを意味する。
第3の実施形態は、この点に着目し、図14(A)に示すように、ルーズピース340bの断面形状を、シリンダヘッド10の吸気ポート14aの曲率に合致した曲率を備える断面湾曲形状に設定し、鋳造隔壁30bが、図14(C)に示すように、吸気ポート14aの曲率に合致した曲率を備える断面湾曲形状を有するようにしてある。
タンブル板100を鋳包み成形する場合には、タンブル板100が熱膨張により伸びることから、湾曲した形状のタンブル板100を鋳包み成形しても、鋳造成形後のタンブル板100の曲率を、吸気ポート14aに要求される設計上の曲率に合致させることはきわめて困難である。このため、一般的なタンブル板100の鋳包み成形法においては、性能を優先すれば吸気ポート14aの一部に曲率を持たせて湾曲的に仕切った方がよい場合であっても、吸気ポートを平面的に仕切らなければならない、という生産上の制約がある。
これに対して、第3の実施形態では、平板状のタンブル板100を使用しつつ、湾曲した鋳造隔壁30bを成形できるため、吸気ポートを平面的に仕切らなければならないという生産上の制約を緩和し、吸気ポート14aに要求される設計上の曲率に合致させ、性能を優先した形状で吸気ポート14aを仕切ることが可能となる。
(第4の実施形態)
図15(A)(C)は、第4の実施形態に係るルーズピース340c、340dのシャフト部341を示す断面図、図15(B)(D)は、タンブル板100における吸気側端部Tbに連続して鋳造成形された隔壁30c、30dを示す断面図である。
第4の実施形態は、鋳造成形後に機械加工する際の加工切削性を改善する観点から、鋳造隔壁30c、30dの断面形状を改変したものである。すなわち、ルーズピース340c、340dの断面形状を、傾斜面を備える断面形状に設定し、鋳造隔壁30c、30dが、その吸気側となる端部に鋭角端面32、33を形成した断面形状を有するようにしてある。
具体的には、吸気側となる端部における厚み方向の両端面34のうちの片側に鋭角端面32を形成した断面形状(図15(B))や、吸気側となる端部における厚み方向の端面34の両側に鋭角端面33を形成した断面形状(図15(D))のいずれをも採用し得る。いずれの形態でも、後加工の機械加工工程で吸気側となる端部を加工するときの加工抵抗を低減できるため、変形、具音、かえりバリの発生などを抑制でき、加工切削性を良好にすることが可能となる。
(第5の実施形態)
図16(A)は、第5の実施形態に係るルーズピース340eのシャフト部341を示す断面図、図16(B)は、タンブル板100における吸気側端部Tbに連続して鋳造成形された隔壁30eを示す断面図である。
第5の実施形態は、溶湯の廻り込み性を改善する観点から、鋳造隔壁30eの断面形状を改変したものである。前述したように、ルーズピース340を配置する位置、つまり、開口部241が形成される位置は、吸気ポート14の外方端部に位置しており、溶湯が比較的廻り込み難い場所である。かかる対策として、第5の実施形態では、ルーズピース340eの断面形状を、フローオフ343を備える断面形状に設定し、隔壁30eを鋳造成形する際の溶湯の廻り込み性を良好なものとしている。
本発明は、中子割れを防止し、仮に中子割れが発生する場合でも中子の割れに起因するバリの発生箇所を限定的なものとして後加工でのバリ取り作業の容易化を図る用途に適用できる。
エンジンのシリンダヘッドを示す概略断面図である。 吸気ポートの軸直角断面図である。 シリンダヘッドでの気流状態を示す概略図である。 図3の概略平面図である。 図5(A)(B)は、本実施形態に係るタンブル板を示す平面図および側面図である。 図6(A)(B)は、タンブル板が予め設置され、砂盗み空間部が成形されたポート中子を示す平面図および側面図である。 ポート中子を造型する砂中子造型装置における型を示す概略断面図である。 図8(A)(B)は、砂中子造型装置のルーズピースにより砂盗み空間部を成形する説明に供する図であり、中子型を破断してタンブル板を露呈した状態で示す概略平面図である。 砂中子造型装置における型でのポート中子の造型工程を示す図であり、図9(A)は、タンブル板およびルーズピースを中子用下型にセットする前の状態を示す図、図9(B)は、タンブル板およびルーズピースを中子用下型にプリセットした状態を示す図である。 砂中子造型装置における型でのポート中子の造型工程を示す図であり、図10(A)は、キャビティ内に中子砂を吹込む状態を示す図、図10(B)は、型を開いて中子型内からポート中子を取り出す状態を示す図である。 シリンダヘッドを鋳造成形する鋳造型内にポート中子を設置した状態を示す断面図である。 図12(A)は、第1の実施形態に係るルーズピースのシャフト部を示す断面図、図12(B)は、タンブル板における吸気側端部に連続して鋳造成形された隔壁を示す断面図である。 図13(A)は、第2の実施形態に係るルーズピースのシャフト部を示す断面図、図13(B)は、シリンダヘッド鋳造成形後に配置されることになる制御弁とともに鋳造隔壁を示す概略断面図である。 図14(A)は、第3の実施形態に係るルーズピースのシャフト部を示す断面図、図14(B)は、第3の実施形態に係るポート中子を示す側面図、図14(C)は、第3の実施形態に係る吸気ポートの要部を示す部分断面図である。 図15(A)(C)は、第4の実施形態に係るルーズピースのシャフト部を示す断面図、図15(B)(D)は、タンブル板における吸気側端部に連続して鋳造成形された隔壁を示す断面図である。 図16(A)は、第5の実施形態に係るルーズピースのシャフト部を示す断面図、図16(B)は、タンブル板における吸気側端部に連続して鋳造成形された隔壁を示す断面図である。
符号の説明
10 シリンダヘッド、
14、14a 吸気ポート、
14u 上部ポート(複数のポート)、
14d 下部ポート(複数のポート)、
18 制御弁、
18a 弁シャフト、
30、30a、30b、30c、30d、30e 鋳造隔壁(隔壁)、
32、33 鋭角端面、
100 タンブル板(吸気ポート用の仕切り板)、
102 厚み方向の端面、
200、200a ポート中子(吸気ポート成形用砂中子)、
210 中子砂、
240 砂盗み空間部、
241 開口部、
300 中子型(砂中子造型装置の型)、
340、340a、340b、340c、340d、340e ルーズピース(入子)、
400 鋳造型、
Ta シリンダ側端部、
Tb 吸気側端部、
Tc 側縁部、
φV 弁シャフトの外径寸法、
t 鋳造隔壁の厚み寸法(φV≧t)。

Claims (5)

  1. シリンダヘッドの吸気ポートを複数のポートに仕切る仕切り板が、その両側縁部がシリンダヘッドの鋳造成形時に鋳包まれるように設置された吸気ポート成形用砂中子を造型する砂中子造型装置において、
    型内に載置された前記仕切り板における吸気側端部に沿って配置されるとともに、前記吸気ポート成形用砂中子の造型後に、前記仕切り板における前記側縁部の側から引き抜き自在な入子を有し、
    前記入子を引き抜くことにより、前記仕切り板における前記吸気側端部の側に、砂盗み空間部を成形するようにしたことを特徴とする砂中子造型装置。
  2. 請求項1に記載の砂中子造型装置により造型された吸気ポート成形用砂中子を用いて鋳造成形されたシリンダヘッドであって、
    前記砂盗み空間部により、鋳造成形時の溶湯の熱による前記仕切り板の熱膨張を許容し、かつ、前記砂盗み空間部に侵入した溶湯が凝固することにより、前記仕切り板における前記吸気側端部に連続して前記吸気ポートを仕切る隔壁を鋳造成形したことを特徴とするシリンダヘッド。
  3. 前記隔壁および前記仕切り板により仕切られた複数のポートへの吸気の流れを制御する制御弁がさらに配置され、
    前記隔壁の厚みは、前記制御弁の弁シャフトの外径寸法以下の寸法を有していることを特徴とする請求項2に記載のシリンダヘッド。
  4. 前記隔壁は、吸気ポートの曲率に合致した曲率を備える断面湾曲形状を有していることを特徴とする請求項2に記載のシリンダヘッド。
  5. 前記隔壁は、その吸気側となる端部に鋭角端面を形成した断面形状を有していることを特徴とする請求項2に記載のシリンダヘッド。

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