JP2009247567A - おむつ取替え補助装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被介護者のおむつ取替えが容易になり、特に、被介護者に苦痛感を与えることなく、軽い力で操作できるおむつ取替え補助装置の提供を目的とする。
【解決手段】左右一対の脚部と、当該一対の脚部の上部を連結する連結フレームと、当該連結フレームから昇降可能に垂下した足掛け具とを備え、脚部は、底部が前後方向に延在し、上方に反り返った弧状形状になっていることを特徴とする。
また、足掛け具の昇降手段として動滑車機構を用いると操作力が軽減される。
【選択図】 図1
【解決手段】左右一対の脚部と、当該一対の脚部の上部を連結する連結フレームと、当該連結フレームから昇降可能に垂下した足掛け具とを備え、脚部は、底部が前後方向に延在し、上方に反り返った弧状形状になっていることを特徴とする。
また、足掛け具の昇降手段として動滑車機構を用いると操作力が軽減される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、介護における被介護者のおむつを取替える際に介護者の負担を軽減するのに効果的なおむつ取替え補助装置に関する。
寝たきりの病人や老人等のおむつの取替えは、通常、介護者が被介護者の臀部、腰部を持ち上げるようにして行っている。
介護者が一人で大人の被介護者の臀部等を持ち上げるのは大変な重労働であり、近年は、介護保険法の法改正により、自宅介護となるケースも増えている。
自宅介護の場合には、介護者自身が高齢である場合も多く、おむつの取替えは、さらに困難な状況になっている。
介護者が一人で大人の被介護者の臀部等を持ち上げるのは大変な重労働であり、近年は、介護保険法の法改正により、自宅介護となるケースも増えている。
自宅介護の場合には、介護者自身が高齢である場合も多く、おむつの取替えは、さらに困難な状況になっている。
特開2007−29675号公報には、仰向け状態で膝を架けて吊り上げるための膝上げ棒を有するおむつ交換補助具を開示するが、膝を持ち上げるにつれて、膝上げ棒が被介護者の頭部側に移動することが考慮されていないために補助具が頭部側に傾いてしまったり、被介護者の足がこの補助具側に引張られ痛みが伴う技術的課題がある。
また、膝上げ棒を吊り上げ紐で巻き上げる構造になっているために介護者が高齢者である場合に巻き上げ操作が大変である。
また、膝上げ棒を吊り上げ紐で巻き上げる構造になっているために介護者が高齢者である場合に巻き上げ操作が大変である。
本発明は、被介護者のおむつ取替えが容易になり、特に、被介護者に苦痛感を与えることなく、軽い力で操作できるおむつ取替え補助装置の提供を目的とする。
本発明に係るおむつ取替え補助装置は、左右一対の脚部と、当該一対の脚部の上部を連結する連結フレームと、当該連結フレームから昇降可能に垂下した足掛け具とを備え、脚部は、底部が前後方向に延在し、上方に反り返った弧状形状になっていることを特徴とする。
ここで、左右一対の脚部とは被介護者の両膝を間に挟むようにして配置する一対の脚部を意味し、前後方向とは仰向け状態になっている被介護者の身長方向をいう。
一対の脚部は、ベットや布団等の上の載る部分であり、少なくともこの脚部の底部が前後方向に延在し、上方に反り返った弧状形状になっているものであれば、脚部そのものの形状や材質に何ら限定がない。
しかし、持ち運びやすく、取り扱いやすさの観点からは、脚部は、前後方向に延在したベースフレームとベースフレームから立設した側面視三角形状の脚フレームとを有し、ベースフレームが弧状形状になっているのが好ましい。
特にフレームをアルミ合金で製作すると軽くてよい。
ここで、左右一対の脚部とは被介護者の両膝を間に挟むようにして配置する一対の脚部を意味し、前後方向とは仰向け状態になっている被介護者の身長方向をいう。
一対の脚部は、ベットや布団等の上の載る部分であり、少なくともこの脚部の底部が前後方向に延在し、上方に反り返った弧状形状になっているものであれば、脚部そのものの形状や材質に何ら限定がない。
しかし、持ち運びやすく、取り扱いやすさの観点からは、脚部は、前後方向に延在したベースフレームとベースフレームから立設した側面視三角形状の脚フレームとを有し、ベースフレームが弧状形状になっているのが好ましい。
特にフレームをアルミ合金で製作すると軽くてよい。
足掛け具は被介護者の足先を通し、膝部を掛けるものであり、足掛け具の昇降手段は、ワイヤーの一端を足掛け具に連結し、当該ワイヤーの他端を連結フレームに取り付けた定滑車を経由した後に動滑車に連結してあり、当該動滑車を他のワイヤーにて昇降させるものであると、動滑車の作用により小さい力で昇降操作ができる。
なお、昇降操作はワイヤーをハンドル操作等にて巻き取ってもよく、電動式であってもよく、電動式であれば遠隔操作も可能である。
なお、昇降操作はワイヤーをハンドル操作等にて巻き取ってもよく、電動式であってもよく、電動式であれば遠隔操作も可能である。
本発明におけるおむつ取替え補助装置であっては、脚部の底部が上方に反り返った弧状形状になっているので、足掛け具が上昇し、足を持ち上げるにつれて、足掛け具が被介護者の腰部に近づく際に、その移動によるズレを、補助装置が孤に沿って傾くだけで吸収できるので補助装置の安定性が高い。
また、被介護者の足が手前に引張られることなく上に持ち上がるので、被介護者に対してもやさしい。
また、被介護者の足が手前に引張られることなく上に持ち上がるので、被介護者に対してもやさしい。
足掛け具の昇降手段に動滑車機構を採用したのでワイヤーの吊り上げが軽いハンドル操作等で可能であり、電動式昇降装置にした場合には小型モーターにて対応できる。
本発明に係るおむつ取替え補助装置1の構造例を図1及び図2に基づいて説明をする。
図1(a)は前後方向から見た正面図で、図1(b)はハンドル操作部を有する側面図である。
また、図2は滑車機構の説明図である。
図1(a)は前後方向から見た正面図で、図1(b)はハンドル操作部を有する側面図である。
また、図2は滑車機構の説明図である。
おむつ取替補助装置1(以下単に補助装置と称する。)はベースフレーム10の上に立設した側面視略三角形状の脚フレーム21,21からなる脚部20a,20bを左右一対に配置し、上部を連結フレーム22で連結してある。
左右一対の脚部20a,20bとの間隔はその間に被介護者が入り、介護者がおむつを取替えるのに必要な間隔となっている。
ベースフレーム10は前後方向に延在し、上方に反り返った弧状形状になっていて補助装置1が前後に傾きやすくなっている。
弧状形状は「ソリ」の底形状のようになっていればフリーRでよい。
Rの大きさは、3000〜8000Rレベルが好ましい。
ベースフレーム10,脚フレーム21はアルミ製であり軽量化されている。
また、脚部20a,20bは必要に応じて、三角パネル24で補強し、左右の脚部20a,20bとの間に補強バー25を設けてもよい。
連結フレーム22には定滑車41a,41bを取り付けてあり、ここからそれぞれ足掛け具50a,50bをワイヤー51a,51bの一端に吊り下げ垂下させてある。
本実施例では、足掛け具を左足用と右足用との分離してあるが必ずしも分離する必要はない。
また、本実施例では通した足が安定するようにリング形状になっているが、膝の横から掛けられるようにL字型にしてもよい。
図4には、足掛け具として柔軟性のある素材で製作した例を示す。
被介護者に優しい柔軟性のある紐61の両端にフック62,63を取り付けてある。
定滑車41a,41bから垂下させたワイヤー51の先端に引掛けリング60を連結し、紐61の一端のフック62をこの引掛けリング60に引掛けておき、被介護者の膝の裏側に廻して他端のフック63を引掛けリング60に引掛けて使用する。
左右一対の脚部20a,20bとの間隔はその間に被介護者が入り、介護者がおむつを取替えるのに必要な間隔となっている。
ベースフレーム10は前後方向に延在し、上方に反り返った弧状形状になっていて補助装置1が前後に傾きやすくなっている。
弧状形状は「ソリ」の底形状のようになっていればフリーRでよい。
Rの大きさは、3000〜8000Rレベルが好ましい。
ベースフレーム10,脚フレーム21はアルミ製であり軽量化されている。
また、脚部20a,20bは必要に応じて、三角パネル24で補強し、左右の脚部20a,20bとの間に補強バー25を設けてもよい。
連結フレーム22には定滑車41a,41bを取り付けてあり、ここからそれぞれ足掛け具50a,50bをワイヤー51a,51bの一端に吊り下げ垂下させてある。
本実施例では、足掛け具を左足用と右足用との分離してあるが必ずしも分離する必要はない。
また、本実施例では通した足が安定するようにリング形状になっているが、膝の横から掛けられるようにL字型にしてもよい。
図4には、足掛け具として柔軟性のある素材で製作した例を示す。
被介護者に優しい柔軟性のある紐61の両端にフック62,63を取り付けてある。
定滑車41a,41bから垂下させたワイヤー51の先端に引掛けリング60を連結し、紐61の一端のフック62をこの引掛けリング60に引掛けておき、被介護者の膝の裏側に廻して他端のフック63を引掛けリング60に引掛けて使用する。
ワイヤー51a,51bは連結フレームの定滑車41a,41bを経由して、脚部21bの上部定滑車46から下方に垂下し、ワイヤー51a,51bの他端を動滑車30に連結してある。
動滑車30は、図2に示すように30a,30bのダブル動滑車になっていて、動滑車30を吊り下げたワイヤーとは異なるワイヤー52の一端を固定端42に固定し、動滑車30aを経由して、定滑車43から動滑車30bに廻し、他の端部を巻き取りリール44に巻き取り連結してある。
ダブル動滑車30を用いたことにより軽い力でリール44を回転するためのハンドル45操作ができる。
本実施例では右手でハンドル操作がしやすいように、脚部20bの側面に取付プレート23を配設し、この部分に巻き取りリール44を軸着してある。
なお、リールは足掛け具を上昇させた位置で回転を固定し、降下させるときは固定を解除できる機構になっている。
また、ハンドル45の替りに電動モーターを取り付けて自動巻き取り方式を採用することも容易である。
動滑車30は、図2に示すように30a,30bのダブル動滑車になっていて、動滑車30を吊り下げたワイヤーとは異なるワイヤー52の一端を固定端42に固定し、動滑車30aを経由して、定滑車43から動滑車30bに廻し、他の端部を巻き取りリール44に巻き取り連結してある。
ダブル動滑車30を用いたことにより軽い力でリール44を回転するためのハンドル45操作ができる。
本実施例では右手でハンドル操作がしやすいように、脚部20bの側面に取付プレート23を配設し、この部分に巻き取りリール44を軸着してある。
なお、リールは足掛け具を上昇させた位置で回転を固定し、降下させるときは固定を解除できる機構になっている。
また、ハンドル45の替りに電動モーターを取り付けて自動巻き取り方式を採用することも容易である。
次に、おむつの取替え例を説明する。
図3(a)に示すように本発明に係る補助装置1を被介護者の両膝を挟み込むようにして、布団あるいはベットの上に載置する。
介護者は左右の足掛け具50a,50bをそれぞれ左右の足先から通して膝の裏側に掛ける。
ハンドル操作により足掛け具50a,50bを上昇させ、膝が持ち上がるにつれて、図3(c)に示すように足掛け具50a,50bが被介護者の腰側にずれるが、それに伴い補助装置が矢印で示した方向に傾く。
これにより被介護者に負担をかけるのが最小限に抑えることができ、介護者は容易におむつの取替えができる。
図3(a)に示すように本発明に係る補助装置1を被介護者の両膝を挟み込むようにして、布団あるいはベットの上に載置する。
介護者は左右の足掛け具50a,50bをそれぞれ左右の足先から通して膝の裏側に掛ける。
ハンドル操作により足掛け具50a,50bを上昇させ、膝が持ち上がるにつれて、図3(c)に示すように足掛け具50a,50bが被介護者の腰側にずれるが、それに伴い補助装置が矢印で示した方向に傾く。
これにより被介護者に負担をかけるのが最小限に抑えることができ、介護者は容易におむつの取替えができる。
1 おむつ取替え補助装置
10 ベースフレーム
20a,20b 脚部
21 脚フレーム
22 連結フレーム
30 動滑車
41a,41b 定滑車
45 ハンドル
50a,50b 足掛け具
10 ベースフレーム
20a,20b 脚部
21 脚フレーム
22 連結フレーム
30 動滑車
41a,41b 定滑車
45 ハンドル
50a,50b 足掛け具
Claims (3)
- 左右一対の脚部と、当該一対の脚部の上部を連結する連結フレームと、当該連結フレームから昇降可能に垂下した足掛け具とを備え、
脚部は、底部が前後方向に延在し、上方に反り返った弧状形状になっていることを特徴とする、おむつ取替え補助装置。 - 脚部は、前後方向に延在したベースフレームとベースフレームから立設した側面視三角形状の脚フレームとを有し、ベースフレームが弧状形状になっていることを特徴とする、請求項1記載のおむつ取替え補助装置。
- 足掛け具の昇降手段は、ワイヤーの一端を足掛け具に連結し、当該ワイヤーの他端を連結フレームに取り付けた定滑車を経由した後に動滑車に連結してあり、当該動滑車を他のワイヤーにて昇降させるものであることを特徴とする、請求項1又は2記載のおむつ取替え補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008098579A JP2009247567A (ja) | 2008-04-04 | 2008-04-04 | おむつ取替え補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008098579A JP2009247567A (ja) | 2008-04-04 | 2008-04-04 | おむつ取替え補助装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009247567A true JP2009247567A (ja) | 2009-10-29 |
Family
ID=41308808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008098579A Pending JP2009247567A (ja) | 2008-04-04 | 2008-04-04 | おむつ取替え補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009247567A (ja) |
-
2008
- 2008-04-04 JP JP2008098579A patent/JP2009247567A/ja active Pending
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