JP2009247516A - メダル移動経路 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来にない態様でメダルを移動させることができるメダル移動経路を提供すること。
【解決手段】プレーヤが視認可能にメダルを移動させるメダル移動経路10であって、メダルを横状態で第1の方向に滑落させる第1の斜面12と、第1の斜面12から滑落したメダルの端部28が衝突する第1の衝突部14と、第1の斜面12から滑落したメダルの下面のうち当該下面の中心よりも第1の衝突部14に近い部分が接触することにより当該メダルの向きを変化させる第1の接触部16と、第1の接触部16から落下したメダルを横状態で第2の方向に滑落させる第2の斜面20と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】プレーヤが視認可能にメダルを移動させるメダル移動経路10であって、メダルを横状態で第1の方向に滑落させる第1の斜面12と、第1の斜面12から滑落したメダルの端部28が衝突する第1の衝突部14と、第1の斜面12から滑落したメダルの下面のうち当該下面の中心よりも第1の衝突部14に近い部分が接触することにより当該メダルの向きを変化させる第1の接触部16と、第1の接触部16から落下したメダルを横状態で第2の方向に滑落させる第2の斜面20と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、メダル移動経路に関する。
従来からメダルを用いたゲーム装置が知られているが、このようなゲーム装置では、メダルを種々の態様で移動させることにより演出効果を高め、プレーヤのプレー意欲を増進させている。そしてこのようなゲーム装置の中には、メダルを横状態で第1の方向に滑落させる第1の斜面と、第2の方向に滑落させる第2の斜面とを交互に連続して設け、メダルを第1の方向と第2の方向に交互に滑落させるメダル移動経路を備えたものがある。
特開平7−59905号公報
しかし従来のメダル移動経路では、メダルを第1の斜面から第2の斜面あるいは第2の斜面から次の第1の斜面に移動させる際に、単に落下させることにより移動させていたため、メダルの動きが単調になってしまうという問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、従来にない態様でメダルを移動させることができるメダル移動経路を提供することにある。
(1)本発明は、
プレーヤが視認可能にメダルを移動させるメダル移動経路であって、
メダルを横状態で第1の方向に滑落させる第1の斜面と、
前記第1の斜面から滑落したメダルの端部が衝突する第1の衝突部と、
前記第1の斜面から滑落したメダルの下面のうち当該下面の中心よりも前記第1の衝突部に近い部分が接触することにより当該メダルの向きを変化させる第1の接触部と、
前記第1の接触部から落下したメダルを横状態で第2の方向に滑落させる第2の斜面と、
を備えることを特徴とするメダル移動経路に関係する。
プレーヤが視認可能にメダルを移動させるメダル移動経路であって、
メダルを横状態で第1の方向に滑落させる第1の斜面と、
前記第1の斜面から滑落したメダルの端部が衝突する第1の衝突部と、
前記第1の斜面から滑落したメダルの下面のうち当該下面の中心よりも前記第1の衝突部に近い部分が接触することにより当該メダルの向きを変化させる第1の接触部と、
前記第1の接触部から落下したメダルを横状態で第2の方向に滑落させる第2の斜面と、
を備えることを特徴とするメダル移動経路に関係する。
本発明では、第1の斜面から滑落したメダルが第2の斜面に落下する前に、メダルの下面のうち第1の衝突部に近い部分が第1の接触部に接触する。これにより本発明では、第1の接触部に接触していない部分のメダルの自重により、第1の衝突部から遠い端部が下に向かうようにメダルが向きを変えながら第2の斜面に落下する。これにより本発明では、メダルを第1の斜面から第2の斜面に移動させる際に、従来にない態様でメダルを移動させることができる。
(2)また本発明は、
前記第1の衝突部と前記第1の接触部との距離がメダルの半径よりも短いようにしてもよい。
前記第1の衝突部と前記第1の接触部との距離がメダルの半径よりも短いようにしてもよい。
このようにすれば、メダルを第1の斜面から第2の斜面に移動させる際に確実にメダルの向きを変化させることができ、メダル詰まりの発生を防止することができる。
(3)また本発明は、
前記第1の接触部と前記第2の斜面との間に設けられ、前記第1の斜面から滑落したが前記第1の衝突部または前記第1の接触部に到達しないメダルが落下する第1の落下空間を更に備えるようにしてもよい。
前記第1の接触部と前記第2の斜面との間に設けられ、前記第1の斜面から滑落したが前記第1の衝突部または前記第1の接触部に到達しないメダルが落下する第1の落下空間を更に備えるようにしてもよい。
このようにすれば、メダル毎の個体差やメダル経路の状況などによって、第1の斜面から滑落したが第1の衝突部または第1の接触部に到達しないメダルが発生しても、かかるメダルを第1の落下空間から落下させることにより、メダル詰まりの発生を防止することができる。
(4)また本発明は、
前記第2の斜面から滑落したメダルの端部が衝突する第2の衝突部と、
前記第2の斜面から滑落したメダルの下面のうち当該下面の中心よりも前記第2の衝突部に近い部分が接触することにより当該メダルの向きを変化させる第2の接触部と、
前記第2の接触部から落下したメダルを横状態で前記第1の方向に滑落させる次の第1の斜面と、
を更に備え、
前記第1の斜面と前記第1の衝突部と前記第1の接触部とを有する第1の移動経路と、前記第2の斜面と前記第2の衝突部と前記第2の接触部とを有する第2の移動経路とが、交互に連続して設けられているようにしてもよい。
前記第2の斜面から滑落したメダルの端部が衝突する第2の衝突部と、
前記第2の斜面から滑落したメダルの下面のうち当該下面の中心よりも前記第2の衝突部に近い部分が接触することにより当該メダルの向きを変化させる第2の接触部と、
前記第2の接触部から落下したメダルを横状態で前記第1の方向に滑落させる次の第1の斜面と、
を更に備え、
前記第1の斜面と前記第1の衝突部と前記第1の接触部とを有する第1の移動経路と、前記第2の斜面と前記第2の衝突部と前記第2の接触部とを有する第2の移動経路とが、交互に連続して設けられているようにしてもよい。
このようにすれば、メダルを第1の斜面から第2の斜面および第2の斜面から次の第1の斜面に移動させる際に、従来にない態様でメダルを移動させることができる。
(5)また本発明は、
前記第2の衝突部と前記第2の接触部との距離がメダルの半径よりも短いようにしてもよい。
前記第2の衝突部と前記第2の接触部との距離がメダルの半径よりも短いようにしてもよい。
このようにすれば、メダルを第2の斜面から第1の斜面に移動させる際に確実にメダルの向きを変化させることができ、メダル詰まりの発生を防止することができる。
(6)また本発明は、
前記第2の接触部と前記次の第1の斜面との間に設けられ、前記第2の斜面から滑落したが前記第2の衝突部または前記第2の接触部に到達しないメダルが落下する第2の落下空間を更に備えるようにしてもよい。
前記第2の接触部と前記次の第1の斜面との間に設けられ、前記第2の斜面から滑落したが前記第2の衝突部または前記第2の接触部に到達しないメダルが落下する第2の落下空間を更に備えるようにしてもよい。
このようにすれば、メダル毎の個体差やメダル経路の状況などによって、第2の斜面から滑落したが第2の衝突部または第2の接触部に到達しないメダルが発生しても、かかるメダルを第2の落下空間から落下させることにより、メダル詰まりの発生を防止することができる。
(7)また本発明は、
前記第1の斜面のメダルの滑落方向と交差する方向の異なる位置にメダルを送出するメダル送出部を更に備え、
前記第1の斜面と前記第2の斜面とは、
メダルの滑落方向と交差する方向に複数のメダルを横状態で配列可能な幅を有するようにしてもよい。
前記第1の斜面のメダルの滑落方向と交差する方向の異なる位置にメダルを送出するメダル送出部を更に備え、
前記第1の斜面と前記第2の斜面とは、
メダルの滑落方向と交差する方向に複数のメダルを横状態で配列可能な幅を有するようにしてもよい。
このようにすれば、メダルの滑落方向と交差する方向に複数のメダルを同時あるいは連続的に移動させることができ、複数のメダルを同時あるいは連続的に従来にない態様で移動させることができる。
以下、本実施形態について説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.従来のメダル経路
図1は、従来のメダル経路100の構成を示す側面図である。以下では、メダルとして、直径が25mmの互いに平行な2つの円形面を有し、厚さが1.6mmのものを用いる場合を例に挙げて説明する。図1に示すように従来のメダル経路100は、第1の方向に傾斜する第1の斜面120と、第1の方向に対して左右対称となる第2の方向に傾斜する第2の斜面200とを有している。そして、第1の斜面120の下端の下方に第2の斜面200の上部が位置するように第2の斜面200が設けられ、第2の斜面200の下端の下方に次の第1の斜面120の上部が位置するように次の第1の斜面120が設けられ、第1の斜面120と第2の斜面200とが交互に連続して設けられている。そして第1の斜面120および第2の斜面200は、メダルの滑落方向と直交する方向(交差する方向の一例)に1枚のメダルの直径分の横幅(図中奥行き方向の幅)を有している。従ってメダルは、その2つの円形面のいずれかを下面として、下面が第1の斜面120または第2の斜面200の表面に接する横状態で第1の斜面120と第2の斜面200とを交互に滑落する。
図1は、従来のメダル経路100の構成を示す側面図である。以下では、メダルとして、直径が25mmの互いに平行な2つの円形面を有し、厚さが1.6mmのものを用いる場合を例に挙げて説明する。図1に示すように従来のメダル経路100は、第1の方向に傾斜する第1の斜面120と、第1の方向に対して左右対称となる第2の方向に傾斜する第2の斜面200とを有している。そして、第1の斜面120の下端の下方に第2の斜面200の上部が位置するように第2の斜面200が設けられ、第2の斜面200の下端の下方に次の第1の斜面120の上部が位置するように次の第1の斜面120が設けられ、第1の斜面120と第2の斜面200とが交互に連続して設けられている。そして第1の斜面120および第2の斜面200は、メダルの滑落方向と直交する方向(交差する方向の一例)に1枚のメダルの直径分の横幅(図中奥行き方向の幅)を有している。従ってメダルは、その2つの円形面のいずれかを下面として、下面が第1の斜面120または第2の斜面200の表面に接する横状態で第1の斜面120と第2の斜面200とを交互に滑落する。
詳細には従来のメダル経路100では、図1に示すように、メダルは第1の斜面120の下端から滑落すると、メダルが第1の斜面120を滑落していたときの下端である第1の端部280(第1の方向の端部)が第2の斜面200の上部に衝突する。そして下面が第2の斜面200の表面に接触するように、第2の斜面200に落下する。すなわちメダルはその上面の向きを、第1の斜面120を滑落しているときは第1の斜面120の向きと同じ向きに向け、第1の斜面120の下端から滑落して第2の斜面200に落下すると、メダルはその上面の向きを図中右回り(時計回り、第1の回転方向の一例)に回転させて、第2の斜面200の向きと同じ向きに向ける。
同様にメダルは第2の斜面200の下端から滑落すると、メダルが第2の斜面200を滑落していたときの下端である第2の端部300(第2の方向の端部)が次の第1の斜面120の上部に衝突する。そして下面が次の第1の斜面120の表面に接触するように、次の第1の斜面120に落下する。すなわちメダルはその上面の向きを、第2の斜面200を滑落しているときは第2の斜面200の向きと同じ向きに向け、第2の斜面200の下端から滑落して次の第1の斜面120に落下すると、メダルはその上面の向きを図中左回り(反時計回り、第2の回転方向の一例)に回転させて、次の第1の斜面120の向きと同じ向きに向ける。
2.本実施形態のメダル経路
2−1.基本構成
図2は、本実施形態のメダル経路10の構成を示す側面図である。図2に示すように本実施形態のメダル経路10では、第1の方向に傾斜する第1の斜面12と第1の衝突面14と第1の接触面16とを有する第1の移動経路18と、第1の方向に対して左右対称となる第2の方向に傾斜する第2の斜面20と第2の衝突面22と第2の接触面24とを有する第2の移動経路26とが、交互に連続して設けられている。そして本実施形態のメダル経路10も従来のメダル経路100と同様に、メダルはその2つの円形面のいずれかを下面として横状態で第1の斜面12と第2の斜面20とを交互に滑落する。なお本実施形態では第1の斜面12と第2の斜面20とは、滑落するメダルの落下速度が速くなりすぎないように、それぞれが水平面に対して15°の傾斜角度を有するように設けられている。
2−1.基本構成
図2は、本実施形態のメダル経路10の構成を示す側面図である。図2に示すように本実施形態のメダル経路10では、第1の方向に傾斜する第1の斜面12と第1の衝突面14と第1の接触面16とを有する第1の移動経路18と、第1の方向に対して左右対称となる第2の方向に傾斜する第2の斜面20と第2の衝突面22と第2の接触面24とを有する第2の移動経路26とが、交互に連続して設けられている。そして本実施形態のメダル経路10も従来のメダル経路100と同様に、メダルはその2つの円形面のいずれかを下面として横状態で第1の斜面12と第2の斜面20とを交互に滑落する。なお本実施形態では第1の斜面12と第2の斜面20とは、滑落するメダルの落下速度が速くなりすぎないように、それぞれが水平面に対して15°の傾斜角度を有するように設けられている。
詳細には、第1の斜面12の第1の方向の延長面上ないし延長面よりも下方に、面の向きが第1の斜面12の向きと交差する第1の衝突面14(第1の衝突部の一例)が設けられている。この第1の衝突面14は、第1の斜面12から滑落したメダルの第1の端部28が衝突するものであり、第1の斜面12の下端と第1の衝突面14との距離A1は、メダルの直径よりも長くなっている。具体的には本実施形態では、第1の衝突面14の向きは第1の斜面12の向きと直交するように設けられている。そして第1の斜面12から滑落したメダルが重力により第1の斜面12の延長面上よりも下方に落下することを考慮して、第1の衝突面14の上端は第1の斜面12の延長面と交差する位置となっている。そして第1の斜面12の下端と第1の衝突面14の上端との距離A1は、1枚のメダルの直径よりも若干長い28mmとされている。そして第1の衝突面14の上端からその下端までの距離B1は10mmとされている。なお本実施形態では、第1の斜面12から滑落したメダルの落下速度が速くなりすぎないように、距離A1や距離B1が各部分の機能を果たせる範囲でなるべく短くなるように定められている。
また、第1の衝突面14の下端から第1の斜面12の方向に向かうように、第1の斜面12から滑落したメダルの下面が接触する第1の接触面16(第1の接触部の一例)が設けられている。本実施形態では第1の接触面16は、第1の衝突面14と直交するように(第1の斜面12と平行になるように)設けられ、第1の衝突面14に最も近い後端から第1の衝突面14から最も遠い先端までの距離C1は10mmとされている。すなわち第1の接触面16は、メダルの半径よりも短い縦幅(図面に沿った方向の幅)を有することにより、第1の斜面12から滑落したメダルの下面が当該下面の中心よりも第1の衝突部に近い部分において接触するようになっている。そして、第1の接触面16の先端の下方には、第2の斜面20の上部が位置するように第2の斜面20が設けられている。
従って、図2に示すように本実施形態のメダル経路10では、メダルは第1の斜面12の下端から滑落すると、メダルが第1の斜面12を滑落していたときの下端である第1の端部28(第1の方向の端部)が第1の衝突面14に衝突し、メダルの下面のうちその中心よりも第1の衝突面14に近い部分が第1の接触面16に接触する。するとメダルは、第1の接触面16に接触していない部分のメダルの自重により、第1の端部28から遠い第2の端部30(第2の方向の端部)が下に向かうようにその向きを変える。そしてメダルは、第2の端部30が最初に第2の斜面20に接触してから、下面が第2の斜面20の表面に接触するように、第2の斜面20に落下する。
すなわち、図2に示すように本実施形態のメダル経路10では、メダルはその上面の向きを、第1の斜面12を滑落しているときは第1の斜面12の向きと同じ向きに向け、第1の斜面12の下端から滑落して下面が第1の接触面16に接触すると、メダルはその上面の向きを図中右回り(時計回り、第1の回転方向の一例)に回転させる。このときメダルはその上面の向きを、上述した従来のメダル経路100のように直接的に第2の斜面20に落下する場合よりも大きな回転角度で回転させる。そして本実施形態のメダル経路10では、メダルが第2の斜面20に落下すると、メダルはその上面の向きを逆回転させるように図中左回り(反時計回り、第2の回転方向の一例)に回転させて、第2の斜面20の向きと同じ向きに向ける。
同様に、第2の斜面20の第2の方向の延長面上ないし延長面よりも下方に、面の向きが第2の斜面20の向きと交差する第2の衝突面22(第2の衝突部の一例)が設けられている。この第2の衝突面22は、第2の斜面20から滑落したメダルの第2の端部30が衝突するものであり、第2の斜面20の下端と第2の衝突面22との距離A2は、メダルの直径よりも長くなっている。具体的には本実施形態では、第2の衝突面22の向きは第2の斜面20の向きと直交するように設けられている。そして第2の斜面20から滑落したメダルが重力により第2の斜面20の延長面上よりも下方に落下することを考慮して、第2の衝突面22の上端は第2の斜面20の延長面と交差する位置となっている。そして第2の斜面20の下端と第2の衝突面22の上端との距離A2は、1枚のメダルの直径よりも若干長い28mmとされている。そして第2の衝突面22の上端からその下端までの距離B2は10mmとされている。なお本実施形態では、第2の斜面20から滑落したメダルの落下速度が速くなりすぎないように、距離A2や距離B2が各部分の機能を果たせる範囲でなるべく短くなるように定められている。
また、第2の衝突面22の下端から第2の斜面20の方向に向かうように、第2の斜面20から滑落したメダルの下面が接触する第2の接触面24(第2の接触部の一例)が設けられている。本実施形態では第2の接触面24は、第2の衝突面22と直交するように(第2の斜面20と平行になるように)設けられ、第2の衝突面22に最も近い後端から第2の衝突面22から最も遠い先端までの距離C2は10mmとされている。すなわち第2の接触面24は、メダルの半径よりも短い縦幅(図面に沿った方向の幅)を有することにより、第2の斜面20から滑落したメダルの下面が当該下面の中心よりも第2の衝突部に近い部分において接触するようになっている。そして、第2の接触面24の先端の下方には、次の第1の斜面12の上部が位置するように次の第1の斜面12が設けられている。
従って図2に示すように、本実施形態のメダル経路10では、メダルは第2の斜面20の下端から滑落すると、メダルが第2の斜面20を滑落していたときの下端である第2の端部30(第2の方向の端部)が第2の衝突面22に衝突し、メダルの下面のうちその中心よりも第2の衝突面22に近い部分が第2の接触面24に接触する。するとメダルは、第2の接触面24に接触していない部分のメダルの自重により、第2の端部30から遠い第1の端部28(第1の方向の端部)が下に向かうようにその向きを変える。そしてメダルは、第1の端部28が最初に次の第1の斜面12に接触してから、下面が次の第1の斜面12の表面に接触するように、次の第1の斜面12に落下する。
すなわち図2に示すように、本実施形態のメダル経路10では、メダルはその上面の向きを、第2の斜面20を滑落しているときは第2の斜面20の向きと同じ向きに向け、第2の斜面20の下端から滑落して下面が第2の接触面24に接触すると、メダルはその上面の向きを図中左回り(反時計回り、第2の回転方向の一例)に回転させる。このときメダルはその上面の向きを、上述した従来のメダル経路100のように直接的に次の第1の斜面12に落下する場合よりも大きな回転角度で回転させる。そして次の第1の斜面12に落下すると、メダルはその上面の向きを逆回転させるように図中右回り(時計回り、第1の回転方向の一例)に回転させて、次の第1の斜面12の向きと同じ向きに向ける。
このように本実施形態のメダル経路10では、第1の斜面12から滑落したメダルが第2の斜面20に落下する前に、メダルの下面が第1の接触面16に接触することにより、そして、第2の斜面20から滑落したメダルが次の第1の斜面12に落下する前に、メダルの下面が第2の接触面24に接触することにより、メダルが波打つように向きを変化させながら移動する。従って本実施形態のメダル経路10では、メダルが移動する際の演出効果を大きく高めることができる。
そして本実施形態のメダル経路10では、メダルがこのように移動することにより、第1の斜面12から第2の斜面20に、あるいは第2の斜面20から次の第1の斜面12にメダルが落下する際の落下速度が低減される。従って本実施形態のメダル経路10では、メダルが向きを変化させながら移動する様子を、よりわかりやすくプレーヤに視認させることができる。
特に図2中の横方向など、メダルの上面を視認できる角度からプレーヤにメダルの移動する様子を観察させる場合には、メダルが波打つように向きを変化させながら移動する様子がよりわかりやすくなり、メダルが移動する際の演出効果を更に大きく高めることができる。そしてメダルの上面を照明するライト(第1の照明部の一例)をメダル経路10の上方向や横方向などに設ければ、メダルが波打つように向きを変化させながら移動する際に、メダルの上面が反射する光の進行方向が変化するので、メダルが第1の斜面12および第2の斜面20から落下する毎にきらめくようにメダルを移動させることができ、メダルが移動する際の演出効果を更に大きく高めることができる。
そして、第1の斜面12と第1の衝突面14と第1の接触面16とを有する第1の移動経路18と、第2の斜面20と第2の衝突面22と第2の接触面24とを有する第2の移動経路26とを、透明なアクリル板など光を透過する部材により構成すれば、例えば図2中の左方向からプレーヤにメダルが移動する様子を観察させる場合には、第1の斜面12を滑落するメダルの上面をプレーヤに視認させつつ、第2の斜面20を透過して第2の斜面20を滑落するメダルの下面をプレーヤに視認させることができる。
そしてこの場合に、メダルの上面を照明するライトに加え、メダルの下面を照明するライト(第2の照明部の一例)をメダル経路10の下方向や横方向などに設ければ、メダルが第1の斜面12から第2の斜面20に落下する際にメダルの下面がきらめくようにメダルを移動させるとともに、メダルが第2の斜面20から次の第1の斜面12に落下する際にメダルの上面がきらめくようにメダルを移動させることができ、メダルが移動する際の演出効果を更に大きく高めることができる。
2−2.メダル落下空間
図3(A)、図3(B)は、本実施形態のメダル経路10において第1の斜面12からメダルが滑落する際の態様を説明するための図である。本実施形態のメダル経路10では、メダル毎の個体差やメダル経路10の状況や連続的に滑落する他のメダルとの関係によって、各メダルの滑落速度が異なる場合がある。例えば第1の斜面12におけるメダルの滑落速度が相対的に速い場合には、図2で示したように、メダルは第1の斜面12から滑落すると第1の衝突面14まで到達し、第1の端部28が第1の衝突面14に衝突してから下面が第1の接触面16に接触する。
図3(A)、図3(B)は、本実施形態のメダル経路10において第1の斜面12からメダルが滑落する際の態様を説明するための図である。本実施形態のメダル経路10では、メダル毎の個体差やメダル経路10の状況や連続的に滑落する他のメダルとの関係によって、各メダルの滑落速度が異なる場合がある。例えば第1の斜面12におけるメダルの滑落速度が相対的に速い場合には、図2で示したように、メダルは第1の斜面12から滑落すると第1の衝突面14まで到達し、第1の端部28が第1の衝突面14に衝突してから下面が第1の接触面16に接触する。
また図3(A)に示すように、例えば第1の斜面12におけるメダルの滑落速度が相対的に中程度の場合には、メダルは第1の斜面12から滑落すると、第1の端部28が第1の接触面16に衝突してから第1の衝突面14に衝突するか、第1の端部28が第1の衝突面14に衝突しないまま、下面が第1の接触面16に接触する。そしてこの場合には、図2で示した場合と同様に、メダルは波打つように向きを変化させながら移動する。
しかし図3(B)に示すように、例えば第1の斜面12におけるメダルの滑落速度が相対的に遅い場合には、メダルは第1の斜面12から滑落すると第1の衝突面14および第1の接触面16に到達せず、第1の端部28が第2の斜面20に衝突する。するとこの場合には、メダルは第2の端部30が下方となるように回転することができず、メダル詰まりが発生してしまう。
そこで本実施形態のメダル経路10では、図4に示すように、第1の接触面16の先端と第2の斜面20の上端との間に、第1の斜面12から滑落したが第1の衝突面14または第1の接触面16に到達しないメダルが落下する第1の落下空間32を設けている。これにより、第1の衝突面14または第1の接触面16に到達しないメダルが発生しても、かかるメダルを第1の落下空間32から落下させることにより、メダル詰まりの発生を防止することができる。そして第1の落下空間32から落下したメダルは、図4に示すように、次の第1の衝突面14または次の第1の接触面16に衝突することにより、移動を継続することができる。
ここで第1の落下空間32は、第1の衝突面14または第1の接触面16に到達しないメダルを下方に落下させつつ、第1の衝突面14または第1の接触面16に到達したメダルが下方に落下せずに第2の斜面20に落下するように、第1の接触面16の先端と第2の斜面20の上端との間の距離Dが、1枚のメダルの厚さよりも長く、1枚のメダルの直径よりも短くなるように形成されている。特に本実施形態のメダル経路10では、第1の斜面12におけるメダルの滑落速度が速く、メダルが第1の衝突面14に衝突し得る最上部で第1の端部28が衝突した場合であっても確実にメダルが第2の斜面20に落下するように、第1の接触面16の上端からメダルの落下分とメダルの厚さ分の距離を下がった位置と第2の斜面20の上端との距離Eが、1枚のメダルの直径よりも短くなるように形成されている。
そして第1の落下空間32と同様に、第2の接触面24の先端と次の第1の斜面12の上端との間に、第2の斜面20から滑落したが第2の衝突面22または第2の接触面24に到達しないメダルが落下する第2の落下空間34を設けている。このように本実施形態のメダル経路10では、第1の落下空間32および第2の落下空間34によってメダル詰まりの発生を防止することができる。なお図5に示すように、第1の斜面12におけるメダルの滑落速度があまりにも遅く、メダルが第1の斜面12からほぼ鉛直方向に落下するような場合には、第1の端部28が第2の斜面20に衝突しても、メダルは上面が下面となるように回転することによりメダル詰まりは発生しない。
2−3.複数のメダル送出口
図6は、本実施形態のメダル経路10の外観を示す斜視図である。図6に示すようにメダル経路では、第1の斜面12と第2の斜面20とは、メダルの滑落方向と直交する方向(交差する方向の一例)に複数のメダルを横状態で配列可能な横幅を有している。そして第1の衝突面14と第1の接触面16、および第2の衝突面22と第2の接触面24は、第1の斜面12と第2の斜面20に対応する横幅を有している。そして最上段の第1の斜面12の上部には、メダルの滑落方向と直交する方向(交差する方向の一例)の異なる位置にメダルを送出するメダル送出部36が設けられている。
図6は、本実施形態のメダル経路10の外観を示す斜視図である。図6に示すようにメダル経路では、第1の斜面12と第2の斜面20とは、メダルの滑落方向と直交する方向(交差する方向の一例)に複数のメダルを横状態で配列可能な横幅を有している。そして第1の衝突面14と第1の接触面16、および第2の衝突面22と第2の接触面24は、第1の斜面12と第2の斜面20に対応する横幅を有している。そして最上段の第1の斜面12の上部には、メダルの滑落方向と直交する方向(交差する方向の一例)の異なる位置にメダルを送出するメダル送出部36が設けられている。
図6の例のメダル送出部36では、メダルの滑落方向と直交する方向に5つのメダル送出口38が配列されており、各メダル送出口38からメダルを横状態で最上段の第1の斜面12の上部に送出する。これにより本実施形態のメダル経路10では、メダルの滑落方向と交差する方向に複数のメダルを同時あるいは連続的に移動させることができる。従って本実施形態のメダル経路10では、複数のメダルが同時あるいは連続的に波打つように向きを変化させながら移動する様子をプレーヤに観察させることができ、メダルが移動する際の演出効果を更に大きく高めることができる。
特に図6の例では、第1の斜面12と第1の衝突面14と第1の接触面16とを有する第1の移動経路18と、第2の斜面20と第2の衝突面22と第2の接触面24とを有する第2の移動経路26とを、透明なアクリル板など光を透過する部材により構成している。従って図6に示すように、第1の斜面12を滑落するメダルや第2の斜面20を滑落するメダルをプレーヤに視認させることができる。
更に図6の例では、メダルの上面を照明するライトに加え、メダルの下面を照明するライト(第2の照明部の一例)が設けられている。従って図6の例では、メダルが第1の斜面12から第2の斜面20に落下する際にメダルの下面がきらめくようにメダルを移動させるとともに、メダルが第2の斜面20から次の第1の斜面12に落下する際にメダルの上面がきらめくようにメダルを移動させることができ、メダルが移動する際の演出効果を更に大きく高めることができる。
2−4.サイズ調整
上述した例では円形面の直径が25mmで、厚さが1.6mmのメダルを用いる場合を例に挙げて説明したが、本実施形態のメダル経路10は、メダルのサイズが多少変化しても、メダルを上述したような態様で移動させることができる。しかしメダルのサイズが大きく変化する場合には、第1の接触面16や第2の接触面24の上でメダルが静止してしまう頻度や、第1の落下空間32や第2の落下空間34からメダルが落下してしまう頻度や、メダル詰まりが発生する頻度が高くなるおそれがある。
上述した例では円形面の直径が25mmで、厚さが1.6mmのメダルを用いる場合を例に挙げて説明したが、本実施形態のメダル経路10は、メダルのサイズが多少変化しても、メダルを上述したような態様で移動させることができる。しかしメダルのサイズが大きく変化する場合には、第1の接触面16や第2の接触面24の上でメダルが静止してしまう頻度や、第1の落下空間32や第2の落下空間34からメダルが落下してしまう頻度や、メダル詰まりが発生する頻度が高くなるおそれがある。
そこで本実施形態のメダル経路10では、第1の斜面12および第2の斜面20の位置・向き・大きさや、第1の衝突面14および第2の衝突面22の位置・向き・大きさ、第1の接触面16および第2の接触面24の位置・向き・大きさが調整可能に形成されている。そして、これらの各部分の位置・向き・大きさを調整することにより、第1の落下空間32および第2の落下空間34の位置・向き・大きさや、上述した距離A〜距離Eも調整することができる。
例えば図7の例では、第1の衝突面14および第1の接触面16が固定されている第1の側壁40と、第1の斜面12および第2の斜面20が固定されている第2の側壁42と、第2の衝突面22および第2の接触面24が固定されている第3の側壁44とが分離可能に形成されている。そして第1の衝突面14・第1の接触面16・第1の側壁40から構成される第1のユニット46と、第1の斜面12・第2の斜面20・第2の側壁42からされる第2のユニット48と、第2の衝突面22・第2の接触面24・第3の側壁44からされる第3のユニット50の少なくとも1つが、ユニット毎に他のユニットと交換可能に形成されている。
例えば円形面の直径が20ミリのメダルを用いる場合には、第1のユニット46を第1の接触面16の距離C1が8mmの第1のユニット46に交換し、第3のユニット50を第2の接触面24の距離C2が8mmの第3のユニット50に交換する。このようにすればメダルの直径が短くなっても、第1の接触面16や第2の接触面24上でメダルが静止してしまうことを防止することができる。
しかし第1の接触面16の距離C1や、第2の接触面24の距離C2を短くすると、第1の落下空間32や第2の落下空間34の距離Dが長くなってしまう。そこでこのような場合には、第2のユニット48を第1の斜面12および第2の斜面20の長さが長い第2のユニット48に交換する。このようにすればメダルの直径が短くなっても、第1の斜面12から滑落したメダルが第1の衝突面14および第1の接触面16に到達したにも関わらず第1の落下空間32や第2の落下空間34から落下してしまうことを防止することができる。
こうして本実施形態のメダル経路10では、メダルのサイズに応じてメダル経路の各部分の位置・向き・大きさを調整することにより、メダルのサイズが変化しても上述した態様でメダルを移動させることができる。
3.変形例
上記実施形態で説明した手法は、一例を示したに過ぎず、上記実施形態の手法と同様の効果を奏する均等な手法を採用した場合においても本発明の範囲に含めることができる。また本発明は、上記実施形態で説明したものに限らず、種々の変形実施が可能である。そして上記実施形態の手法や、変形例として後述する各種の手法は、本発明を実現する手法として適宜組み合わせて採用することができる。
上記実施形態で説明した手法は、一例を示したに過ぎず、上記実施形態の手法と同様の効果を奏する均等な手法を採用した場合においても本発明の範囲に含めることができる。また本発明は、上記実施形態で説明したものに限らず、種々の変形実施が可能である。そして上記実施形態の手法や、変形例として後述する各種の手法は、本発明を実現する手法として適宜組み合わせて採用することができる。
例えば上述した実施形態では、第1の移動経路18と第2の移動経路26とが交互に連続して設けられている例を挙げて説明したが、少なくとも1つの第1の移動経路18と1つの第2の斜面20とによりメダル経路を構成すれば、メダルを上述のような態様で移動させることができる。
そして第1の斜面12と第2の斜面20とを交互に連続して設ける場合には、第1の接触面16および第2の接触面24の少なくとも一方を省略するようにしてもよい。あるいは複数の第1の接触面16および複数の第2の接触面24の少なくとも1つを省略するようにしてもよい。すなわち第1の斜面12から滑落したメダルが第2の斜面20に落下する際に向きを変化させることが省略される箇所や、第2の斜面20から滑落したメダルが次の第1の斜面12に落下する際に向きを変化させることが省略される箇所があるようにしてもよい。そして第1の接触面16を省略した箇所では、第1の衝突面14の下端と第2の斜面20の上端とが接続され、第2の接触面24を省略した箇所では、第2の衝突面22の下端と次の第1の斜面12の上端とが接続されるようにしてもよい。
そして第1の斜面12および第2の斜面20の位置・向き・大きさや、第1の衝突面14および第2の衝突面22の位置・向き・大きさ、第1の接触面16および第2の接触面24の位置・向き・大きさ、第1の落下空間32および第2の落下空間34の位置・向き・大きさ、上述した距離A〜距離Eなどは、メダルのサイズや素材、メダル経路の傾斜角度やサイズや素材などに応じて適切なものに決定することができる。
また上述した実施形態では、第1の方向と第2の方向とが左右対称となる例を挙げて説明したが、第1の方向と第2の方向とが水平面に対して同一の傾斜角度を有しつつ、第1の方向と第2の方向とを水平面に投影した場合に第1の方向と第2の方向とが所定の角度をなすようにしてもよい。このような場合には、第3の方向に傾斜する第3の斜面と第3の衝突面と第3の接触面とを有する第3の移動経路を有するようにしたり、更に第4の方向に傾斜する第4の斜面と第4の衝突面と第4の接触面とを有する第4の移動経路を有するようにしてもよい。更に第1の方向と第2の方向とが水平面に対して異なる傾斜角度を有するようにしてもよい。
そして本発明は、プッシャーゲームや、スロットゲーム、カードゲーム、カジノゲーム、レースゲーム、ビンゴゲームなどメダルを用いる種々のゲーム装置に適用することができる。
10 本実施形態のメダル経路、12 第1の斜面、14 第1の衝突面、16 第1の接触面、18 第1の移動経路、20 第2の斜面、22 第2の衝突面、24 第2の接触面、26 第2の移動経路、28 第1の端部、30 第2の端部、32 第1の落下空間、34 第2の落下空間、36 メダル送出部、38 メダル送出口、40 第1の側壁、42 第2の側壁、44 第3の側壁、46 第1のユニット、48 第2のユニット、50 第3のユニット、100 従来のメダル経路、120 第1の斜面、200 第2の斜面、280 第1の端部、300 第2の端部
Claims (7)
- プレーヤが視認可能にメダルを移動させるメダル移動経路であって、
メダルを横状態で第1の方向に滑落させる第1の斜面と、
前記第1の斜面から滑落したメダルの端部が衝突する第1の衝突部と、
前記第1の斜面から滑落したメダルの下面のうち当該下面の中心よりも前記第1の衝突部に近い部分が接触することにより当該メダルの向きを変化させる第1の接触部と、
前記第1の接触部から落下したメダルを横状態で第2の方向に滑落させる第2の斜面と、
を備えることを特徴とするメダル移動経路。 - 請求項1において、
前記第1の衝突部と前記第1の接触部との距離がメダルの半径よりも短いことを特徴とするメダル移動経路。 - 請求項1、2のいずれかにおいて、
前記第1の接触部と前記第2の斜面との間に設けられ、前記第1の斜面から滑落したが前記第1の衝突部または前記第1の接触部に到達しないメダルが落下する第1の落下空間を更に備えることを特徴とするメダル移動経路。 - 請求項1〜3のいずれかにおいて、
前記第2の斜面から滑落したメダルの端部が衝突する第2の衝突部と、
前記第2の斜面から滑落したメダルの下面のうち当該下面の中心よりも前記第2の衝突部に近い部分が接触することにより当該メダルの向きを変化させる第2の接触部と、
前記第2の接触部から落下したメダルを横状態で前記第1の方向に滑落させる次の第1の斜面と、
を更に備え、
前記第1の斜面と前記第1の衝突部と前記第1の接触部とを有する第1の移動経路と、前記第2の斜面と前記第2の衝突部と前記第2の接触部とを有する第2の移動経路とが、交互に連続して設けられていることを特徴とするメダル移動経路。 - 請求項4において、
前記第2の衝突部と前記第2の接触部との距離がメダルの半径よりも短いことを特徴とするメダル移動経路。 - 請求項4、5のいずれかにおいて、
前記第2の接触部と前記次の第1の斜面との間に設けられ、前記第2の斜面から滑落したが前記第2の衝突部または前記第2の接触部に到達しないメダルが落下する第2の落下空間を更に備えることを特徴とするメダル移動経路。 - 請求項1〜6のいずれかにおいて、
前記第1の斜面のメダルの滑落方向と交差する方向の異なる位置にメダルを送出するメダル送出部を更に備え、
前記第1の斜面と前記第2の斜面とは、
メダルの滑落方向と交差する方向に複数のメダルを横状態で配列可能な幅を有することを特徴とするメダル移動経路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008097742A JP2009247516A (ja) | 2008-04-04 | 2008-04-04 | メダル移動経路 |
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JP2008097742A JP2009247516A (ja) | 2008-04-04 | 2008-04-04 | メダル移動経路 |
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Family
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2334093A1 (en) | 2009-10-28 | 2011-06-15 | Sony Corporation | Stream receiving device, stream receiving method, stream transmission device, stream transmission method and computer program |
-
2008
- 2008-04-04 JP JP2008097742A patent/JP2009247516A/ja not_active Withdrawn
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