JP2009247495A - 除菌便座クリーニングディスペンサー - Google Patents

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Abstract

【課題】薬液タンクの押出し操作のためのバネ付押釦は、蓋板を介して間接的に押圧可能とすると共に、蓋板自体も鍵を用いた施錠により、通常完全な閉塞状況に確保して塵埃などの浸入を防止でき、かつ蓋体の鍵による施錠により薬液タンクの盗難を防止できるようにした除菌便座クリーニングディスペンサーの提供。
【解決手段】容器1と、この容器1の開口部5を枢軸6で開閉できる蓋体を備え、前記容器内に薬液を補充できる薬液タンク10を着脱自在に配設すると共に、この薬液タンク10の下部にバネ付押釦14の押圧により薬液を噴射する噴射口を設け、前記蓋体を介してバネ付押釦14を押圧可能とし、かつ蓋体の下部裏面に係止片を設け、容器1の下板3に設けた鍵付の錠前17のアーム18を容器内に臨ませて、前記係止片と係脱自在に形成してなることを特徴とする除菌便座クリーニングディスペンサー。
【選択図】図1

Description

本発明は、通常、便座クリーナーと呼ばれる除菌便座クリーニングディスペンサーに関する。
この種の便座クリーナーは、主として便所の便座を清拭して殺菌すると共に衛生状態を清潔に保持するために公衆トイレに広く用いられている。
そして、トイレ壁面に配設して置き、薬液を補充可能の容器の下部に押釦を設け、この押釦を使用者が、使用前に備え付けのロールペーパーを一部切り取ったり、または手持ちのティッシュペーパーを、下方にかざして押圧して容器に内蔵された弁を開いて、薬液タンク内の薬液を紙片に噴霧滴下させ、薬液で湿った紙片を便座表面に当接掃拭させて、前使用者の用済後の汚染された状態を清拭消毒することができるようになっている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
特開平9−117389号公報 特開平5−3836号公報
上記特許文献1および特許文献2は、いずれも薬液を貯溜させた容器には、下部に指頭で押圧するレバー又は操作ボタンが設けられ、必要時に押圧により容器の下端に臨まれる噴出口より薬液が噴出され、通常の薬液使用が可能である。
しかしながら、薬液を噴出口より導出されるためには、直接に容器のレバー又は操作レバーを用いなければならず、押圧操作が不便で軽快になし得ない。
さらに、レバー又は押ボタンは表面の蓋体の孔より突出させてあるので、使用時に塵埃などが浸入し、汚染されるという不都合もある。
また、容器自体は、蓋体を開放すれば簡単に取外して持ち運べるので盗難の虞もある。
本発明は以上の点に着目して成されたもので、薬液タンクの押出し操作のためのバネ付押釦は、蓋板を介して間接的に押圧可能とすると共に、蓋板自体も鍵を用いた施錠により、通常完全な閉塞状況に確保して塵埃などの浸入を防止でき、かつ蓋体の鍵による施錠により薬液タンクの盗難を防止できるようにした除菌便座クリーニングディスペンサーを提供することを目的とする。
この発明は下記の構成を備えることにより上記課題を解決できるものである。
(1)容器と、この容器の開口部を枢軸で開閉できる蓋体を備え、前記容器内に薬液を補充できる薬液タンクを着脱自在に配設すると共に、この薬液タンクの下部にバネ付押釦の押圧により薬液を噴射する噴射口を設け、前記蓋体を介してバネ付押釦を押圧可能とし、かつ蓋体の下部裏面に係止片を設け、容器の下板に設けた鍵付の錠前のアームを容器内に臨ませて、前記係止片と係脱自在に形成してなることを特徴とする除菌便座クリーニングディスペンサー。
(2)蓋板は、容器の上部内側隅部に枢軸を設けて容器に枢支させ、上板および前板を一体にして前板の下部中央で薬液タンクのバネ付押釦と当接させてこのバネ付押釦を押圧解放自在にして成ることを特徴とする前記(1)記載の除菌便座クリーニングディスペンサー。
(3)薬液タンクは、上部にキャップを備え、薬液タンクの背面と容器の裏板内面との間に着脱自在の押圧係合体を介して薬液タンクを剥取取外し、押圧取付け自在にできるようにして成ることを特徴とする前記(1)または(2)記載の除菌便座クリーニングディスペンサー。
本発明によれば、薬液タンクのバネ付押釦は、蓋体の閉止状態で蓋体の前板を介して枢軸により押圧することにより、間接的に噴射口を押圧解放して薬液を噴霧,滴下できるので、押圧操作が簡単であり、またバネ付押釦は蓋体で遮蔽されて露出していないので塵埃などの浸入を防ぐことができる。
また、蓋体は枢軸により回動自在であり、バネ付押釦のバネの働きに抗して、蓋体に対する押圧操作を解放すれば、薬液の噴射口の閉塞が自動的に行われると同時に押し込まれて、バネ付押釦側に可動した蓋体も、バネ付押釦内のバネの反撥力によって、旧位置に枢軸を支点として帰動できる。
さらに、錠前により鍵を掛けた状態では、アームが蓋体の下部裏面に設けた係止片を係合されているので、蓋体は容器より開くことがなく、常に薬液タンクの盗難を防止して安全に使用できる。
なお、薬液タンク自体は、押圧係合体を介して容器に固定してあるので、必要に応じ、鍵を用いて施錠を解き、蓋体を、枢軸を支点として広く回動開放して容易に取外すことができる。
以下に、本発明の一実施例を説明する。
図面について、1は平面長方形で上板を欠除した、左右側板2,2、下板3および背板4より成る容器、5は前記容器1の開口部で、背板4の上端に枢軸6で回動自在に固着された上板7と前板8とを、側面L字状に形成した蓋板9を設けてある。なお、枢軸6は蝶番の軸として設けてある。
10は、容器1の上部押え板11と下部支持板12との間に挿嵌される薬液タンクで、背板4の内側と薬液タンク10の背面との夫々に、マジックテープ(登録商標)などの一対の押圧係合体13,13を取付けることにより、背板4の内側に着脱可能に固定させることができる。そして、この薬液タンク10の下部には、水平方向に突出したバネ付押釦14を備えると共に、このバネ付押釦14は、容器1の開口面より僅かに前方に突出させた状態を保持させている。さらに、バネ付押釦14の直近には下方に向く噴出孔15を備え、かつ噴出孔15の下方には下板3の中央に切欠部16を設け、前記噴出孔15から吐出される薬液の散布,滴下の通路として機能させてある。
したがって、前記枢軸6で回動自在の蓋板9の前板8は、このバネ付押釦14の先端に当接しながら、容器1の開口部5より僅かな間隔を保って常態を保持できる。
なお、バネ付押釦14は、詳細は省くがコイルスプリングなどを内蔵して、このコイルスプリングの伸縮作用で薬液タンク10のノズル、即ち噴出孔15を開閉できる従来公知の構成を備えている。
17は容器1の下板3の一側に設けた鍵付きの錠前で、鍵Kの作動によって容器1の内側に突設したアーム18を約90度の角度で回動させることができるようになっており、施錠状態ではアーム18が蓋板9の前板8の対応箇所に設けたL字杆19と係合し、解錠状態ではアーム18はL字杆19と係合を外して蓋板9を枢軸6を支点として回動可能としている。
20はバネ付押釦14の上下動を案内するガイド杆であって、二又状の平行したガイド片21,21が支持板22で、薬液タンク10の下部に接着剤で固定起立させ、前記ガイド片21,21を、バネ付押釦14に設けた二個の突片23,23と摺接させて、バネ付押釦14の押圧解放に基づく上下動を前記突片23,23により二又状のガイド片21,21によって滑らかに、かつ変動を規制して正しく摺動させることができるようになっている。
符号24は、薬液タンク10内の薬液の貯溜現在量を視認できる細長な透視孔で、容器1の左右側板2,2に設けられている。25は、壁などに釘などの突起物と、係入できる容器1の支持用掛け孔、26は薬液タンク10の頂部に設けられるキャップを示す。
叙上の構成に成るので、トイレの室内の壁等の掛止部(突起物)に容器1の掛け孔25により係入させて便座クリーナーとして設置できる。
薬液タンク10は、一対の押圧係合体13,13で容器1内に設置した儘、または一対の押圧係合体13,13を引き剥がして薬液タンク10を取外した状態にして、キャップ26を外して必要な薬液を薬液タンク10内に収納充填できる。
トイレの便座使用者は、備付けのトイレットペーパーの一部を切截するか、手持の紙を用いて下板3の切欠部16の下方に臨ませ、蓋板9の前板8を片手で容器1側に押圧すれば、前板8と当接されているバネ付押釦14が押圧され、噴出孔15より薬液タンク10内の薬液は噴霧滴下し、紙片を湿らせて、紙片中に薬液を給出できる(図2鎖線参照)。
バネ付押釦14は、内蔵されているスプリングの張力により、蓋板9に対する押圧力を解放すれば、噴出孔15を閉止すると共に、後退させることができるので、反覆押圧解放作用を行うことにより、手持ちの紙片への薬液滴下は好みの量を湿み込ませることができる。
そして、バネ付押釦14の前進,後退作用は、ガイド杆20の二枚の平行したガイド片21,21によって、バネ付押釦14の二組の突片23,23を正しく案内しているので、無理なく偏倚,変動することなく円滑に摺動させることができる(図7参照)。
ところで蓋板9は、枢軸6を支点として容器1の開口部5を開閉できるが、容器1の下板3の隅部に設けた錠前17によって施錠時は、容器1の下板3の内側に設けられるアーム18が蓋板9の前板8の内側対応箇所に設けたL字杆19と係合させてあるので、不用意に蓋板9が開かれることはなく、鍵により解錠された場合にのみしか蓋板9が開放されることがないので、薬液タンク10の盗難の虞がない。
以上、本発明の一実施例を説明したが、容器1は上板を欠除せずに左右側板と下板とを一体にして構成し、蓋板を前板とした直板として、上板の前縁と蝶番などを用いて枢支開閉可能とすることもできる。
本発明に係る除菌便座クリーニングディスペンサーの一実施例を示す斜視図 図1の一切欠側面図 図1の正面図 図1の上面図 図3の錠前構造を示すA部の拡大平面図 図5のVI−VI線断面図 バネ付押釦とこれをガイドする支持板との相関関係を示す要部の分解斜面図
符号の説明
1 容器
2 左右側板
3 下板
4 背板
5 開口部
6 枢軸
7 上板
8 前板
9 蓋板
10 薬液タンク
11 上部押え板
12 下部支持板
13 一対の押圧係合体
14 バネ付押釦
15 噴出孔
16 切欠部
17 錠前
18 アーム
19 L字杆
20 ガイド杆
21 ガイド片
22 支持板
23 突片
24 透視孔
25 支持用掛け孔
26 キャップ
K 鍵

Claims (3)

  1. 容器と、この容器の開口部を枢軸で開閉できる蓋体を備え、前記容器内に薬液を補充できる薬液タンクを着脱自在に配設すると共に、この薬液タンクの下部にバネ付押釦の押圧により薬液を噴射する噴射口を設け、前記蓋体を介してバネ付押釦を押圧可能とし、かつ蓋体の下部裏面に係止片を設け、容器の下板に設けた鍵付の錠前のアームを容器内に臨ませて、前記係止片と係脱自在に形成してなることを特徴とする除菌便座クリーニングディスペンサー。
  2. 蓋板は、容器の上部内側隅部に枢軸を設けて容器に枢支させ、上板および前板を一体にして前板の下部中央で薬液タンクのバネ付押釦と当接させてこのバネ付押釦を押圧解放自在にして成ることを特徴とする請求項1記載の除菌便座クリーニングディスペンサー。
  3. 薬液タンクは、上部にキャップを備え、薬液タンクの背面と容器の裏板内面との間に着脱自在の押圧係合体を介して薬液タンクを剥取取外し、押圧取付け自在にできるようにして成ることを特徴とする請求項1または2記載の除菌便座クリーニングディスペンサー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5212999B1 (ja) * 2012-11-20 2013-06-19 天昇電気工業株式会社 ロック機構およびロック機構付き除菌液ディスペンサー

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