JP3111617U - 液体供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】誰でも簡単に、内部に液体が収納された袋状容器の交換でき、所定の位置に確実に収納でき、衛生的に使用できる液体供給装置を提供すること。
【解決手段】上部に手動ポンプ21を有し、内部に液体を収納した柔軟性を有する袋状容器2と、この袋状容器を交換可能に収納するホルダ3とを備え、ホルダは、前面部分が開口するホルダ本体と、ホルダ本体の開口部を開閉可能な蓋体とを備え、蓋体とホルダ本体との少なくともいずれか一方に、前記手動ポンプの一部もしくは手動ポンプ近傍の袋状容器部分を保持する保持部が形成されているとともに、当該保持部側が大きく開口するように、蓋体がホルダ本体に揺動可能に枢支されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、洗浄液や消毒液などの液体を手動ポンプで汲み上げて吐出させる液体供給装置に関するものである。
従来、この種の液体供給装置としては、合成樹脂で一体形成された容器本体と、容器本体の上部の開口部に取り付けられるポンプ部とからなる収容容器が一般的であるが、このような収容容器は、収容されている液体が消費されて空になるとそのまま廃棄されるため、資源の有効利用の観点から好ましくない。そこで、近年、環境問題を考慮して、袋状容器の内部に液体が収容された詰め替え用製品が上市されている。しかしながら、このような詰め替え用製品は、詰め替え容器の一部を開口させて、元の収容容器内に詰め替える手間がかかる上、詰め替える時に、誤って液体を容器の外部にこぼしたり、手を汚してしまうことがある。
そこで、内部に液体が収容された袋状容器を直接収納するための有底楕円筒状の容器本体と、この容器本体に着脱可能に嵌合する蓋体と、この蓋体の中央部に形成された口部に螺着されるポンプ部とを備えた液体供給装置がある(例えば特許文献1参照)。
実用新案登録第3084981号公報
しかしながら、上記の液体供給装置は、詰め替え用の袋状容器そのものを容器本体内に収納する構成であるので、詰め替え用の液体を逐一本容器に移し替える手間を省くことができるものの、容器本体内に収納された袋状容器が空になると、新しい袋状容器と取り替えるために、以下のような非常に手間のかかる作業を要する。すなわち、まず、ポンプを蓋体の口部から取り外し、次に蓋体を容器本体から取り外し、空の袋状容器を取り出して、新しい袋状容器を容器本体の上方から容器本体内部に収納し、袋状容器の上部を開封した後、逆の手順で、蓋体を容器本体に取り付け、蓋体にポンプを取り付けなければならない。また、袋状容器の上部が開封されたまま、容器本体内に収納されるので、容器内部の液体が外気に曝されて衛生上好ましくないし、誤って液体供給装置が転倒した場合には、液体が容器本体内部に漏出する可能性もある。
本考案は、以上の問題点に鑑み考案されたものであって、誰でも簡単に、内部に液体が収納された袋状容器の交換でき、所定の位置に確実に収納でき、衛生的に使用できる液体供給装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本考案の液体供給装置は、上部に手動ポンプを有し、内部に液体が収納された柔軟性を有する袋状容器と、この袋状容器を交換可能に収納するホルダとを備え、ホルダは、前面部分が開口するホルダ本体と、ホルダ本体の開口部を開閉可能な蓋体とを備え、蓋体とホルダ本体との少なくともいずれか一方に、前記手動ポンプの一部もしくは手動ポンプ近傍の袋状容器部分を保持する保持部が形成されているとともに、当該保持部側が大きく開口するように、蓋体がホルダ本体に揺動可能に枢支されていることを特徴としている。
また、本考案の液体供給装置は、ホルダの少なくとも一部が透明もしくは半透明で、ホルダに収納された袋状容器を視認可能に構成されていてもよい。
また、本考案の液体供給装置は、液体供給装置を手すりに取り付けるための設置部がホルダ本体に設けられていてもよい。ここで、手すりとは、棒状部材が壁面から所定間隔離れて配置された状態で棒状部材の一部が壁面に支持されているものであればよく、洗面所、浴室、トイレなどの壁面に設置されている握りバーやタオル掛けなども含まれるものとする。
本考案にかかる液体供給装置によれば、上部に手動ポンプを有し、内部に液体を収納した柔軟性を有する袋状容器と、この袋状容器を交換可能に収納するホルダとを備え、ホルダは、前面部分が開口するホルダ本体と、ホルダ本体の開口部を開閉可能な蓋体とを備え、蓋体とホルダ本体との少なくともいずれか一方に、前記手動ポンプの一部もしくは手動ポンプ近傍の袋状容器部分を保持する保持部が形成されているとともに、当該保持部側が大きく開口するように、蓋体がホルダ本体に揺動可能に枢支されているので、ホルダ本体に対して蓋体を大きく開口させて、その開口部から袋状容器をホルダ内に挿入して収納し、蓋体とホルダ本体との少なくともいずれか一方に形成されている保持部に、手動ポンプの一部もしくは手動ポンプ近傍の袋状容器部分を保持させ、蓋体を閉止するだけで、袋状容器を簡単かつ確実にホルダ内の所定の位置に収納できる。したがって、袋状容器の取り付け作業および交換作業を非常に簡素化できる。また、袋状容器が手動ポンプを有しているので、袋状容器内部の液体が外気に曝されることがなく、交換作業時や使用時に誤って袋状容器や液体供給装置が落下や転倒等することがあっても、外部に漏出してしまうこともなく、安全かつ衛生的である。
また、ホルダの少なくとも一部が透明もしくは半透明で、ホルダに収納された袋状容器を視認可能に構成されているものでは、ホルダ内に収納されている袋状容器の外観をホルダ外部から視認できる。したがって、袋状容器の膨らみ具合によって容器の取替え時期か否かを即座に判断でき、取替え作業の作業効率が向上する上、袋状容器の表面に容器内部の液体の種類や性質等を表す文字や色柄が施されている場合には、ホルダ外部からどのような液体が収納されている容器であるのかを一目で容易に確認できるため、誤用や取替えミスを防止でき安全性が向上する。
また、液体供給装置を手すりに取り付けるための設置部がホルダ本体に設けられているものでは、設置部を介して液体供給装置を手すりに設置することができる。したがって、液体供給装置を設置するための設置台がない場所や、壁面に直接取り付けることができない場所であっても、手すりを利用して取り付けることができるので、設置場所が限定されず、汎用性に優れる。
以下、本考案の一実施形態にかかる液体供給装置を図面に基づいて説明する。
本実施形態の液体供給装置1は、図1に示すように、上部に手動ポンプ21を有する袋状容器2と、この袋状容器2を交換可能に収納する箱状のホルダ3と、袋状容器2が収納されたホルダ3を手すりに設置するための設置部としての取り付け部材4とから構成されている。
袋状容器2は、図3に示すように、袋状に形成され、その上端部分に開口部220が形成された袋本体22と、袋本体22の開口部220に液密に取り付けられる口体23と、口体23に着脱可能に取り付けられる手動ポンプ21とを有している。袋本体22には、手指の消毒用または殺菌用の薬液が収納されており、袋本体22は、薬液を収納可能な強度と、適度な柔軟性とを有するシート状素材で形成されている。手動ポンプ21は、袋本体22内部の薬液を抽出するポンプ本体210と、袋状容器2の口体23に螺着する雌ねじ部を備えたキャップ211と、ポンプ本体210が抽出した液体を外部に吐出する吐出ノズル212とから構成されている。口体23は、平面視において幅方向に長い略菱形状に形成された溶着部230と、溶着部230の中央部から立ち上がる円筒状の口部231とから構成されている。口部231の先端部側には、手動ポンプ21のキャップ211に螺着する雄ねじ(図示せず)が形成されており、雄ネジの下方には、円周方向に連続する鍔部231aが形成され、鍔部231aの下方には、幅方向に一対のガイド部231b,231bが形成されている。また、溶着部230は、袋本体22の開口部221から袋本体22の内部に挿入され、開口部221周辺部分に液密に熱溶着されている。
ホルダ3は、合成樹脂製で、図2に示すように、前面部分に前面開口部Pを備えたホルダ本体31と、ホルダ本体31に揺動可能に枢支され、ホルダ本体31の前面開口部Pを開閉可能な蓋体32とから構成されている。ホルダ本体31は、底面部310と、底面部310の幅方向両側から立ち上がる両側面部311,311と、底面部310の後ろ側から立ち上がる背面部312と、両側面部311,311と背面部312に連接し、底面部310に対向配置される天板部313とから構成されている。
天板部313の幅方向ほぼ中央部には、前端部分から前後方向ほぼ中央部にかけて開口する口体保持部314が形成されている。口体保持部314の開口幅は、ガイド部231b,231b間の長さよりも長く、鍔部231aの外径寸法よりも小さく形成されている。また、背面部312の内面には、背面部312の下端部から所定の高さ位置に、蓋体32の揺動を制止する突起部315が形成されている。また、両側面部311,311の下端部から約1/3の高さ位置には、後述する蓋体32の枢支軸320,320を枢支するための軸挿通孔316,316が穿設されており、軸挿通孔316,316よりも上側には、後方に向かって切り欠き部317,317が形成されている。両側面部311,311の上端部側における切り欠き部317,317の近傍には、蓋体32を閉位置で係止させるための縦長の係合突起318,318が形成されている。
蓋体32は、合成樹脂製の透明の板材で形成されており、幅方向両側端部には、同じ方向にホルダ本体31の切り欠き部317,317を覆う側面カバー部321,321が延設されている。側面カバー部321の内面には、ホルダ本体31の両側面部311,311に形成されている係合突起318,318に係合する係合凹部322,322が形成されている。
蓋体32の上端部には、ホルダ本体31の天板部313を覆う天板カバー部323が延設されている。天板カバー部323には、ホルダ本体31の天板部313と同様に、口体保持部324が形成されている。口体保持部324は、天板カバー部323の幅方向ほぼ中央部に、後端部側から前後方向ほぼ中央部にかけて開口する形状に形成されており、その開口幅は、天板部313に形成されている口体保持部314と同様に、袋状容器の口部231のガイド部231b,231b間の長さよりも長く、鍔部231aの外径寸法よりも小さく形成されている。
また、蓋体32の下端部から幅方向両側端部にかけて、ホルダ本体31の内方に延出する内接部325が延設されている。内接部325の上端部には、ホルダ本体31に設けられている軸挿通孔316,316に挿通可能な枢支軸320,320が突設されている。そして、蓋体32は、枢支軸320,320が、ホルダ本体31の軸挿通孔316,316に挿通されて、ホルダ本体31に揺動可能に枢支されている。
取り付け部材4は、ホルダ本体31と同様に合成樹脂製で、ホルダ3の下部を収納可能な収納部41と、収納部41の下方に延設される支持脚42と、収納部41の下面に出し入れ可能に取り付けられる受け板43とから構成されている。収納部41は、ホルダ本体31の底面部310よりも一回り大きい底部410と、底部410から立ち上がる周壁部411とを備えており、周壁部411の前面部分の高さは、他の部分よりも低く形成されている。具体的には、ホルダ本体31の底面部310から軸挿通孔316,316までの長さよりも短く、収納部41にホルダ本体31を収納した時に、周壁部411の上端部が、ホルダ本体31と蓋体32との枢支部分よりも下方に配置される高さとなっている。
支持脚42は、収納部41の周壁部411の背面部分から延設される壁面当接部420と、両側面部分から延設されるスペーサ部421とから構成されており、スペーサ部421の幅は、取り付ける手すりKと壁面Wとの隙間に嵌合可能な寸法となっている。また、受け板43は、直径が収納部41の幅方向長さとほぼ同じ寸法の半円形状で、直径側の端部の中央部が枢支ピン430を介して収納部41の底部410に回動可能に枢支されている。
ここで、液体供給装置1の取り付け手順について説明する。まず、取り付け部材4を手すりKに設置する。具体的には、支持脚42の壁面当接部420を壁面W側にして、支持脚42を手すりKの上方から、手すりKと壁面Wとの隙間に挿嵌して、壁面当接部420を壁面Wに当接させるとともに、スペーサ部421を手すりKと壁面Wとの隙間に嵌合させて、収納部41を手すりK上に設置する。
次に、ホルダ3を収納部41内に収納する。具体的には、蓋体32の側面カバー部321,321をホルダ本体31の係合突起318,318に係止させて、ホルダ本体31の前面開口部Pを蓋体32で閉止した状態で、蓋体32側を前方にして、取り付け部材4の上方からホルダ3を収納部41内に挿入し、図1に示すように、ホルダ3を収納部41内に立設させる。
最後に、図3に示す袋状容器2をホルダ3内に収納する。具体的には、図4に示すように、ホルダ3の蓋体32の上部を手前にひいて、ホルダ本体31の前面開口部Pを全開させる。すなわち、蓋体32の側面カバー部321,321に手を添えて、ホルダ本体31の係合突起318,318と側面カバー部321,321の係合凹部322,322との係合状態を解除する。そして、蓋体32の上端部側を手前にひく。すると、蓋体32は、ホルダ本体31の軸挿通孔316に挿通されている枢支軸320を揺動中心として揺動し、枢支軸320よりも上側の部分が手前に傾斜し、枢支軸320よりも下側の部分が、ホルダ本体31の内部に入り込む。そして、蓋体32を略水平近くなるまでさらに傾斜させると、図2に示すように、蓋体32の内接部325の遊端部326が、ホルダ本体31の背面部312の内面に形成されている突起部315に当接して受け止められると、蓋体32の揺動が制止され、ホルダ本体31の前面開口部Pが全開した状態となる。
ホルダ本体31の前面開口部Pを全開させたら、袋状容器2を蓋体32に取り付ける。具体的には、図4に示すように、手動ポンプ21の吐出ノズル212を下向きにした状態で、手動ポンプ21を蓋体32の外部に配置するとともに、袋本体22を蓋体32の内面上に載置して、袋状容器2の口体23を天板カバー部323の口体保持部324内に挿入する。このとき、鍔部231aを、蓋体32の天板カバー部323の上面側に配置させるとともに、ガイド部231b,231bを口体保持部324の端面に沿わせながら口体23を口体保持部324の奥まで挿入する。そして、蓋体32を閉止方向に押し上げていくと、蓋体32の口体保持部324がホルダ本体31の口体保持部314に近接していく。
蓋体32が閉止されると、蓋体32の天板カバー部323がホルダ本体31の天板部313の上に重なり、図1に示すように、袋状容器2の口体23は、ホルダ本体31の口体保持部314と蓋体32の口体保持部324とが重なり合って形成された連通孔Q内に配置される。そして、袋状容器2は、鍔部231aが天板カバー部323の口体保持部324に保持されてホルダ3に吊持され、手動ポンプ21がホルダ3の上部に配置されるとともに、袋本体22がホルダ3の内部に収納される。
以上の液体供給装置1を使用するときには、まず、取り付け部材4の収納部41に枢支されている受け板43を引き出して、収納部41の前方に配置する。次に、手動ポンプ21の吐出ノズル212の下方に手のひらを差し出すとともに、ポンプ本体210のプッシュ部213を押し下げる。すると、袋本体22の内部の液体が、ポンプ本体210によって汲み上げられ、吐出ノズル212の先端部から吐出されるので、吐出された液体を手のひらで受け止めて使用する。
袋状容器2を交換するときは、蓋体32を手前にひいて、ホルダ本体31の前面開口部Pを全開にして、使用済みの袋状容器2を取り出した後、新たな袋状容器2をホルダ3内に収納すればよい。なお、収納手順としては、(0024)〜(0025)で説明した取り付け手順と同様であるので説明は省略する。また、使用済みの袋状容器2は、袋本体22を巻き込んで嵩を小さくしてから廃棄することが好ましい。
以上、詳細に説明した通り、本実施の形態の液体供給装置1によれば、蓋体32とホルダ本体31との双方に、袋状容器2の口体23を保持する口体保持部314,324が形成されているとともに、口体保持部314,324側が大きく開口するように、ホルダ本体31の両側面部311,311の下端部から約1/3の高さ位置に穿設されている軸挿通孔316,316に蓋体32の枢支軸320,320が挿通され、ホルダ本体31に対して蓋体32が揺動可能に枢支されている。したがって、ホルダ本体31に対して蓋体32を大きく開口させて、その開口部から袋状容器2をホルダ3内に収納するとともに、蓋体32の口体保持部324の上面側に鍔部231aを嵌合して保持させ、蓋体32を閉止するだけで、口体23を連通孔Qに嵌合するように正確に案内し、口体保持部324に保持させることができる。したがって、袋状容器2を簡単かつ確実にホルダ3内の所定の位置に収納でき、袋状容器2の取り付け作業および交換作業を非常に簡素化できる。
また、ホルダ本体31の背面部312の内面には、背面部312の下端部から所定の高さ位置に、蓋体32の揺動を制止する突起部315が形成されており、蓋体32の下端部から幅方向両側端部にかけて、ホルダ本体31の内方に延出する内接部325がこの突起部315に当接して、蓋体32が略水平状態で静止する。これにより、ホルダ本体31の前面開口部Pを大きく開口させた状態を維持することができる。したがって、袋状容器2の出し入れがしやすい。また、袋本体22を蓋体32の内面に載置した状態で、口体23を蓋体32の口体保持部324に着脱することができるので、作業負担をより一層軽減できる。
さらに、口体23にはガイド部231b,231bが形成されているので、口体23を口体保持部314,324に挿入しやすい上、袋状容器2の口体23が、双方の口体保持部314,324によって形成された連通孔Q内に配置された後、口体23の回転移動を規制できる。また、口体23が連通孔Q内に配置されるので、ホルダ3の内部にゴミが入りにくく衛生的である上、口体23の前後移動を規制できる。
さらに、袋状容器2は、袋本体22に熱溶着された口体23に手動ポンプ21が取り付けられているので、袋本体22の内部の液体が外気に曝されることがない。したがって、交換作業時や使用時に、袋本体22の内部の液体が、誤って外部に漏出してしまうことがないので、安全かつ衛生的である。
また、蓋体32が、合成樹脂製の透明の板材で形成されているので、ホルダ3内に収納されている袋状容器2の外観をホルダ3の外部から視認できる。したがって、袋状容器2の膨らみ具合によって容器の取替え時期か否かを即座に判断でき、取替え作業の作業効率が向上する。さらに、袋状容器2の表面に容器内部の液体の種類や性質等を表す文字や色柄が施されている場合には、ホルダ3の外部からどのような液体が収納されている容器であるのかを一目で容易に確認できるため、誤用や取替えミスを防止でき安全性が向上する。
また、袋状容器2を収納したホルダ3を手すりKに取り付けるための取り付け部材4を有しているので、取り付け部材を介して袋状容器2を収納したホルダ3を手すりが設置されている任意の場所に取り付けることができる。したがって、袋状容器2を収納したホルダ3を設置するための設置台がない場所や、壁面に直接取り付けることができない場所であっても、手すりを利用して設置することができるので、設置場所が限定されず、汎用性に優れる。
また、取り付け部材4は、ホルダ本体31を収納する収納部41と、収納部41の下方に延設される支持脚42とを備え、支持脚42が、収納部41の背面部分から延設される壁面当接部420と、両側面部分から延設されるスペーサ部421とから構成されており、スペーサ部421の幅が、取り付ける手すりKと壁面Wとの隙間に嵌合可能な寸法となっているので、工具等を使用することなく、取り付け部材4を手すりK上に取り付けることができる。なお、手すりの設置場所によっては、手すりと壁面との隙間が異なる場合があるので、スペーサ部421の寸法の異なる取り付け部材を複数用意して、隙間の寸法に応じた取り付け部材4に交換するようにすれば、任意の手すりに設置できるので好ましい。
また、本例のように、受け板43を取り付け部材4の収納部41の底面410に回動可能に枢支したものでは、使用時に、受け板43を収納部41の前方に配置することができるので、吐出ノズル212から液だれした場合でも、受け板43で受け止めることができ、床を汚すことがない。また、不使用時には、収納部41の底面410側に受け板43を収納可能であるので、空間を効率よく利用できる。
なお、本実施の形態の液体供給装置1は、口体保持部を蓋体32の天板カバー部323とホルダ本体31の天板部313の両方に設けたが、ホルダ本体31の天板部313だけに設けても構わない。この場合は、当然ながら、蓋体32を閉止した時に、天板カバー部323が天板部313の口体保持部314を覆わないように、天板カバー部323の形状を、天板部313の口体保持部314を回避する形状に形成する必要がある。
また、本実施の形態では、ホルダ本体31、蓋体32、取り付け部材4を合成樹脂製としたが、材質はこれに限定されず、例えば金属製でもよい。また、蓋体32は、不透明であっても構わない。
また、受け板43の形状は、半円形状に限られず、例えば、楕円形状でも矩形状であってもよい。さらに、受け板43を取り付け部材4に取り付ける構造は、上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、取り付け部材4の収納部41の底面410に、前後方向にスライド可能に設けてもよい。
また、袋本体22の内部に収納する液体は、上記実施の形態に限られず、例えば、シャンプーやリンス、手洗い用の液状石鹸などであってもよい。
また、本実施の形態の液体供給装置は、取り付け部材4を有しているが、取り付け部材4は、必ずしも必要ではなく、ホルダ3と袋状容器2とから構成されていても構わない。
本考案の一実施形態に係る液体供給装置1の設置例を示す外観斜視図である。 ホルダ本体31の蓋体32を全開した状態を示す斜視図である。 袋状容器2の斜視図である。 液体供給装置1に袋状容器2を取り付ける作業の一過程を示す斜視図である。
符号の説明
1 液体供給装置
2 袋状容器
3 ホルダ
31 ホルダ本体
32 蓋体
314 口体保持部(保持部)
324 口体保持部(保持部)
4 取り付け部材(設置部)

Claims (3)

  1. 上部に手動ポンプを有し、内部に液体を収納した柔軟性を有する袋状容器と、この袋状容器を交換可能に収納するホルダとを備え、ホルダは、前面部分が開口するホルダ本体と、ホルダ本体の開口部を開閉可能な蓋体とを備え、蓋体とホルダ本体との少なくともいずれか一方に、前記手動ポンプの一部もしくは手動ポンプ近傍の袋状容器部分を保持する保持部が形成されているとともに、当該保持部側が大きく開口するように、蓋体がホルダ本体に揺動可能に枢支されていることを特徴とする液体供給装置。
  2. ホルダの少なくとも一部が透明もしくは半透明で、ホルダに収納された袋状容器を視認可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の液体供給装置。
  3. 液体供給装置を手すりに取り付けるための設置部がホルダ本体に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の液体供給装置。
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