JP2009247402A - 遊技機用基板ケース及びそれを備えた遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 コネクタカバー13と蓋体12との間には、コネクタカバー13の回転を開放位置で停止させるための係止機構が備えられている。係止機構は、コネクタカバー13の筒状回転軸13aに一体的に形成された膨出部13bと、蓋体12の外面に一体的に形成された凹部12bとで構成されている。膨出部13bと凹部12bとが当接することによってコネクタカバー13は開放位置にて停止状態を維持可能となる。基板ケース10のコネクタカバー13は、コネクタ接続前の搬送時等において不意に閉鎖位置に変位しなくなる。
【選択図】 図5
Description
入出力用のリード線コネクタ部と接続するコネクタ端子が複数実装された配線基板を内部に収容するためのベース体と蓋体とを有し、遊技機の背面側に装着される遊技機用基板ケースであって、
前記蓋体の外部に配置された回転軸線周りで回転することにより、前記蓋体から外部に突出して配置された複数のコネクタ端子を露出状態とする開放位置と、それらのコネクタ端子のすべて又は一部を一括して覆う閉鎖位置とに変位するとともに、前記リード線コネクタ部とコネクタ端子との接続時のリード線を外部へ引き出すための隙間が前記閉鎖位置にて前記蓋体との間に形成される1又は複数のコネクタカバーと、
前記コネクタカバーの回転を前記開放位置で停止させるために、少なくとも前記蓋体とコネクタカバーとの間に形成された係止機構と、
前記閉鎖位置のコネクタカバーを固定保持するために、前記ベース体及び蓋体のうちの少なくとも一方と前記コネクタカバーとの間に形成されたロック機構とを備え、
前記遊技機の背面側に装着された状態において、前記係止機構により前記コネクタカバーが前記開放位置に保持されて前記リード線コネクタ部とコネクタ端子とが接続され、前記閉鎖位置にて前記ロック機構により前記コネクタカバーが前記ベース体及び蓋体のうちの少なくとも一方に固定保持されることを特徴とする。
(1)制御信号の入出力に係わる制御基板;
これには、遊技の進行を司る主制御基板、払出装置の作動を制御する払出制御基板、液晶表示装置を駆動制御する表示制御基板、ランプ類の点滅やスピーカの音声出力等を制御する副制御基板等が含まれる。
(2)(1)の基板への駆動電源の調整や供給に係わる電源基板。
係止機構を、コネクタカバーの回転軸部に一体的に形成された膨出部と、蓋体の外面に一体的に形成された凹部とで構成し、
それら膨出部と凹部とが当接することによってコネクタカバーが開放位置にて停止状態を維持できるようにすることが望ましい。
ベース体には、カバー側ロック部の進入方向を中心とし、閉鎖位置にてカバー側ロック部とベース側ロック部とを包囲してロック解除を防止するための防護部(例えば防護壁)を形成することができる。
蓋体には、カバー側ロック部の進入方向を中心とし、閉鎖位置にてカバー側ロック部と蓋側ロック部とを包囲してロック解除を防止するための(第二の)防護部(例えば防護壁)を形成することができる。
その回転支承部材を蓋体の内面側から位置決め固定するビス等の締結部材とを備えることができる。
以上のような遊技機用基板ケースを備えたことを特徴とする。
前記遊技機用基板ケースを前記遊技機の背面側に装着した状態において、前記係止機構により前記コネクタカバーを前記開放位置に保持して前記リード線コネクタ部とコネクタ端子とを接続し、それらすべての接続後前記閉鎖位置にて前記ロック機構により前記コネクタカバーを前記ベース体及び蓋体のうちの少なくとも一方に固定保持することが特徴となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る遊技機用基板ケース[取付構造]を備えたパチンコ機を例示する背面図、図2は本発明に係る基板ケース[取付構造]の一例を示す分解斜視図である。図1及び図2に示すように、パチンコ機1(遊技機)の背面側の中央下部には、遊技の進行を司る矩形状の主制御基板B(配線基板)を内部に収容するために、ベース体11と蓋体12とを有する矩形状の主制御基板ケース(以下、単に基板ケースともいう)10(遊技機用基板ケース)が配置されている。具体的には図1において、パチンコ機1の内枠2に遊技盤3(固定側部材)が取り付けられ、遊技盤3の背面側において、盤裏カバー4(固定側部材)を介して遊技盤3に固定された台座5(固定側部材)に、基板ケース1のベース体11が長手方向を左右方向として装着されている(図8参照)。
蓋体12に主制御基板Bを固定し、ベース体11を蓋体12にかしめることによって、主制御基板Bを基板ケース10の内部に密封する。このとき、コネクタカバー13は、膨出部13bと凹部12b(係止機構)との係合により、コネクタ端子CTが蓋体12の窓孔12dから露出する開放位置に保持されている。
ベース体11の筒状回動軸11bに台座5の固定軸5bを挿通して、台座5に対して基板ケース10を回動軸線O2周りに回動可能に装着し、蓋体12にケースロック爪5cを固定ロックする。なお、コネクタカバー13は引き続き開放位置に保持されている。
台座5のスライド爪5aを盤裏カバー4の長孔4a内でスライド移動して、基板ケース10を台座5とともに盤裏カバー4に固定する。なお、コネクタカバー13は引き続き開放位置に保持されている。
コネクタカバー13が開放位置に保持された状態を保持して、コネクタ端子CTにリード線コネクタ部CPを接続する。コネクタ接続作業中にコネクタ誤接続や断線が発生した場合には、そのリード線コネクタ部CPのみの差し替えを直ちに行える。
コネクタカバー13を開放位置から閉鎖位置に変位すると、ベース側防護壁11aがカバー側ロック爪13Rとベース側ロック爪11R(ベースロック機構)とを包囲し、蓋側防護壁12a,12aがカバー側ロック爪13L,13Cと蓋側ロック爪12L,12C(蓋ロック機構)とをそれぞれ包囲する。また、遮蔽板15a,15aが底部開口11a’,12a’を塞ぐので、ベースロック機構及び蓋ロック機構の不正開錠(ロック解除)を防止できる。
ケースロック爪5cを蓋体12からロック解除し、基板ケース10を台座5に対して回動軸線O2周りで上方回動すれば、主制御基板Bの裏面を点検できる。ただし、基板ケース10を回動しても、盤裏カバー4の突出部4L,4Rはロック爪カバー15L,15Rの取付部15b,15b(カバー取付用ビス15f,15f)に対向している。したがって、カバー取付用ビス15f,15fを緩め、ロック爪カバー15L,15Rを取り外そうとしても、このような不正行為は基板ケース10の回動前後を問わず突出部4L,4Rによって阻止される。なお、コネクタカバーロック後において、例えば出荷前検査時にコネクタ誤接続や断線が発見された場合や、再利用のために分解する場合には、台座5のスライド爪5aを盤裏カバー4の長孔4a内でスライド移動して、基板ケース10を台座5とともに盤裏カバー4から取り外すことができる。
3 遊技盤(固定側部材)
4 盤裏カバー(固定側部材)
4L,4R 突出部(阻止部)
4a 長孔
5 台座(固定側部材)
5a スライド爪
5b 固定軸
10 主制御基板ケース(遊技機用基板ケース)
11 ベース体
11R ベース側ロック爪(ベース側ロック部;ベースロック機構;ロック機構)
11a ベース側防護壁(防護部)
11a’ 底部開口
11b 筒状回動軸
12 蓋体
12L,12C 蓋側ロック爪(蓋側ロック部;蓋ロック機構;ロック機構)
12a 蓋側防護壁(防護部)
12a’ 底部開口
12b 凹部(係止機構)
12d 窓孔
13 コネクタカバー
13L,13C カバー側ロック爪(カバー側ロック部;蓋ロック機構;ロック機構)
13R カバー側ロック爪(カバー側ロック部;ベースロック機構;ロック機構)
13a 筒状回転軸(回転軸部)
13b 膨出部(係止機構)
14 軸部材(回転支承部材)
14a 固定軸
14b 取付部
14f 軸取付用ビス(軸用締結部材)
15L,15R ロック爪カバー(ロック機構遮蔽部材)
15a 遮蔽板
15b 取付部
15f カバー取付用ビス(カバー用締結部材)
20 払出制御基板ケース(遊技機用基板ケース)
B 主制御基板(配線基板)
CT コネクタ端子
CP リード線コネクタ部
W リード線
O1 回転軸線
O2 回動軸線
S 隙間
Claims (6)
- 入出力用のリード線コネクタ部と接続するコネクタ端子が複数実装された配線基板を内部に収容するためのベース体と蓋体とを有し、遊技機の背面側に装着される遊技機用基板ケースであって、
前記蓋体の外部に配置された回転軸線周りで回転することにより、前記蓋体から外部に突出して配置された複数のコネクタ端子を露出状態とする開放位置と、それらのコネクタ端子のすべて又は一部を一括して覆う閉鎖位置とに変位するとともに、前記リード線コネクタ部とコネクタ端子との接続時のリード線を外部へ引き出すための隙間が前記閉鎖位置にて前記蓋体との間に形成される1又は複数のコネクタカバーと、
前記コネクタカバーの回転を前記開放位置で停止させるために、少なくとも前記蓋体とコネクタカバーとの間に形成された係止機構と、
前記閉鎖位置のコネクタカバーを固定保持するために、前記ベース体及び蓋体のうちの少なくとも一方と前記コネクタカバーとの間に形成されたロック機構とを備え、
前記遊技機の背面側に装着された状態において、前記係止機構により前記コネクタカバーが前記開放位置に保持されて前記リード線コネクタ部とコネクタ端子とが接続され、前記閉鎖位置にて前記ロック機構により前記コネクタカバーが前記ベース体及び蓋体のうちの少なくとも一方に固定保持されることを特徴とする遊技機用基板ケース。 - 前記係止機構は、前記コネクタカバーの回転軸部に一体的に形成された膨出部と、前記蓋体の外面に一体的に形成された凹部とで構成され、
それら膨出部と凹部とが当接することによって前記コネクタカバーは前記開放位置にて停止状態を維持可能である請求項1に記載の遊技機用基板ケース。 - 前記ロック機構は、前記コネクタカバーに形成されたカバー側ロック部と、前記ベース体に形成されたベース側ロック部とを含む請求項1又は2に記載の遊技機用基板ケース。
- 前記ロック機構は、前記コネクタカバーの開放位置から閉鎖位置への回転に伴って前記カバー側ロック部が前記ベース側ロック部に進入し、前記コネクタカバーとベース体とを係合保持するとともに、
前記ベース体には、前記カバー側ロック部の進入方向を中心とし、前記閉鎖位置にて前記カバー側ロック部とベース側ロック部とを包囲してロック解除を防止する防護部が形成されている請求項3に記載の遊技機用基板ケース。 - 前記コネクタカバーの回転軸線方向の位置決めと回転軸支とを行うために、前記蓋体の外面に固定配置された回転支承部材と、
その回転支承部材を前記蓋体の内面側から位置決め固定するビス等の締結部材とを備える請求項1ないし4のいずれか1項に記載の遊技機用基板ケース。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の遊技機用基板ケースを備えたことを特徴とする遊技機。
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JP2005261696A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2005334526A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-08 | Sansei R & D:Kk | 基板収納ケースの取付構造 |
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