JP2009244392A - レンズ組立体および撮像装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】金型のパーティングラインに沿ったバリのあるOリングをレンズ外周面とレンズ枠内壁面との間に配置したときにも所望の防水性能を得ることができるレンズ組立体、そのレンズ組立体を備えた撮像装置を提供する。
【解決手段】レンズ外周面141に、Oリング15の内周面のバリ151が落とし込まれる溝1410を設けるとともに、レンズ枠内壁面100に、Oリング15の外周面のバリ150が落とし込まれる溝1000を設ける。Oリング15にバリがある場合には、それらの溝1410,1000にバリが落とし込まれで、レンズ枠内壁面141とレンズ外周面100との間にバリが位置して隙間を生じさせるということが回避される。
【選択図】図3

Description

本発明は、防水機能を有するレンズ組立体、およびそのレンズ組立体を備えた撮像装置に関する。
最近、自動車にカメラが配備されるようになってきている。このようなカメラの多くは、ナビゲーションシステムが普及し運転席に表示画面が設けられていることを利用して、ドライバの死角になる場所の状態をその表示画面上に表示するものである。
この様な車載用のカメラにあっては、最も対物側に位置するレンズが車体表面に露出して配備されることになるために厳しい防水性能が要求される。このため、その車載用のカメラに搭載されるレンズ組立体にあっては、最も対物側に位置するレンズの外周面とレンズ枠の内周面との間にOリングが挿入されて水の侵入等が防止されているものが多い(例えば特許文献1参照)。
ところで、防水用のOリングは、半割の型内に樹脂が注入されて成型され成型された後にその半割の型が割られて型の中のOリングが取り出されることにより製造されるものが多い。
このため、Oリングの外周面と内周面との少なくとも一方には金型のパーティングラインに沿ってOリングを一周するバリが形成されてしまうことがある。このことにより場合によってはOリングがレンズ外周面とレンズ枠内壁面との間にうまく配置されたとしてもそのバリによってレンズ外周面とレンズ枠内壁面との間の密閉状態が崩されて隙間が生じ防水性能に悪影響が及ぼされてしまうことがある。
特開2002−90603号公報
本発明は、上記事情に鑑み、金型のパーティングラインに沿ったバリのあるOリングをレンズ外周面とレンズ枠内壁面との間に配置したときにも所望の防水性能を得ることができるレンズ組立体、およびそのレンズ組立体を備えた撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の第1のレンズ組立体は、レンズと、そのレンズを収容するレンズ枠と、そのレンズ外周面とそのレンズ枠内壁面との間に配置されるOリングとを備え、
上記Oリングが、そのOリングの外周面に、そのOリングを一周するバリを有し、
上記レンズ枠が、そのレンズ枠内壁面に、上記Oリングの外周面のバリを収容するための、そのレンズ枠内壁面を一周する溝を有するものであることを特徴とする。
上記本発明の第1のレンズ組立体によれば、上記Oリングの外周面にバリがあるときには、上記レンズ枠内壁面の上記溝にそのバリが落とし込まれてレンズ外周面とレンズ枠内壁面との間にOリングが装着される。このため、バリがレンズ外壁面とレンズ枠内壁面との間に位置して隙間を生じさせるということがなくなって所望の防水性能が得られる。
また、レンズと、そのレンズを収容するレンズ枠と、そのレンズ外周面とそのレンズ枠内壁面との間に配置されるOリングとを備え、
上記Oリングが、そのOリング内周面に、そのOリングを一周するバリを有し、
上記レンズが、そのレンズ外周面に、上記Oリングの内周面のバリを収容するための、そのレンズの外周面を一周する溝を有するものであることを特徴とする。
上記本発明の第2のレンズ組立体によれば、上記Oリングの内周面にバリがあるときには、上記レンズの上記溝にそのバリが落とし込まれてOリングが装着される。このため、バリがレンズ外壁面とレンズ枠内壁面との間に位置して隙間を生じさせるということがなくなって所望の防水性能が得られる。
また、上記本発明の第3のレンズ組立体は、レンズと、そのレンズを収容するレンズ枠と、そのレンズ外周面とそのレンズ枠内壁面との間に配置されるOリングとを備え、
上記Oリングが、そのOリングの外周面と内周面との双方に、そのOリングを一周するバリを有し、
上記レンズ枠が、そのレンズ枠内壁面に、上記Oリングの外周面のバリを収容するための、そのレンズ枠内壁面を一周する溝を有するものであり、
上記レンズが、そのレンズ外周面に、上記Oリングの内周面のバリを収容するための、そのレンズの外周面を一周する溝を有するものであることを特徴とする。
上記本発明の第3のレンズ組立体によれば、上記Oリングの外周面と内周面との双方にバリがあるときには、上記Oリングの外周面のバリが上記レンズ枠内壁面の溝に落とし込まれ、上記Oリングの内周面のバリが上記レンズの溝に落とし込まれる。このため、バリがレンズ外壁面とレンズ枠内壁面との間に位置して隙間を生じさせるということがなくなって所望の防水性能が得られる。
また、上記目的を達成する本発明の撮像装置は、上記レンズ組立体と、撮像素子とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の撮像装置によれば、高い防水性能を持つ撮像装置が得られる。
以上、説明したように、金型のパーティングラインに沿ったバリのあるOリングをレンズ外周面とレンズ枠内壁面との間に配置したときにも所望の防水性能を得ることができるレンズ組立体およびそのレンズ組立体を備えた撮像装置が実現する。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態となるレンズ組立体の構成を示す断面図である。
図1には、4枚のレンズ11〜14と、対物側開口と結像側開口とを有し4枚のレンズ11〜14が光軸を揃えて挿入される中空部が形成されたレンズ枠10とを備えたレンズ組立体1が示されている。
この図1には、防塵性能や防水性能を得易くするために、各レンズ11〜14どうしの外周縁を接触させてレンズ枠10内に光軸を揃えて装入するとともに、対物側にいくにしたがってレンズの径が大きくなるようにレンズ11〜14を構成した場合の例が示されている。また、レンズ11〜レンズ14をレンズ枠10に収容した後で、レンズ枠の前端を熱カシメによって、折り曲げ、レンズ14を保持した場合の例が示されている。
この図1のような構成にすると、最も対物側に位置するレンズ14のレンズ外周面141とレンズ枠内周面100との間にOリング15を装着することでより優れた防水性能並びに防塵性能が得られる。このOリングの材質は、エチレン・プロピレン系ゴム、シリコンゴム等である。
ここで、Oリング15には前述した様に製作上どうしても金型のパーティングラインにバリが形成される。
図2は、そのOリングのバリ150,151を示す図であり、図3は、それらのバリのあるOリングが図1のレンズ枠10に装着された状態を示す拡大図である。
図2に示す様に、製作上の過程からどうしてもOリング15の外周面とOリング15の内周面とのうちの少なくとも一方にバリ150又は151が形成される。図2には、Oリング15の内周面とOリング15の外周面との双方にMAX0.08mm以内のバリが形成されることを許容した場合の例が示されている。
本実施形態においては、図2に示すOリング15が図1のレンズ枠10に装着されたときに図2のOリング15のバリ150,151がレンズ外周面とレンズ枠内壁面との間に位置して隙間を生じさせるということがないようにするために、レンズ枠内壁面100に、図2に示すOリング15の外周面のバリ150を収容するための、レンズ枠内壁面100を一周する溝1000を設けるとともに、レンズの外周面141に、Oリング15の内周面のバリ151を収容するための、そのレンズ14の外周面141を一周する溝1410を設けている。
こうすると、Oリング15の外周面にバリ150があるときにはそのバリ150がレンズ枠内壁面100の溝1000に落とし込まれ、Oリング15の内周面にバリ151があるときにはそのバリ151がレンズ14の外周面141の溝1410に落とし込まれて、バリのないOリング15が装着されたのと同じ様にレンズ枠内壁面100とレンズ外周面141との間にバリ150,151のあるOリング15が装着されることになる。つまり、Oリングにバリがあったとしてもそれらのバリがレンズ外壁面とレンズ枠内壁面との間に位置して隙間を生じさせるということがなくなって所望の防水性能が得られる。
以上、説明したように、バリのあるOリングをレンズ外周面とレンズ枠内壁面との間に配置したときにも所望の防水性能を得ることができるレンズ組立体が実現する。
最後にこのレンズ組立体1を自動車に搭載するカメラに適用した場合の例を説明する。
図4は、上記レンズ組立体1を備えたカメラユニット2を示す図である。
図4には、カメラユニット2を光軸に沿って切断し切断した面を斜め上方から見た図が示されている。
図4に示すカメラユニット2は、図1のレンズ組立体1と、カメラ本体枠20と、撮像素子21とを備えており、その撮像素子21は撮像素子基板210上に実装されカメラ本体枠20に接着固定されている。
このカメラユニット2を組み立てるときには、まずカメラ本体枠20に図1のレンズ組立体1を挿入した後、レンズ組立体1をカメラ本体枠20に接着固定する。この際、レンズ枠10の外周縁とカメラ本体枠20の前端部に接着剤を塗布することによって、前端側からカメラユニット内部に水が入り込まないよう、防水処理を行なう。さらにCCD固体撮像素子等の撮像素子21を搭載した基板210をカメラ本体枠20に接着固定する。このような簡単な手順で図1のレンズ組立体1をカメラユニット2に組み込むことが可能となる。こうして組み立てられたカメラユニット2は優れた防水性能を発揮する。
レンズ組立体1の構成を示す図である。 図1のレンズ組立体に装着されるOリングの構成を示す図である。 Oリング17が装着された状態を示す図である。 上記レンズ組立体1を備えたカメラユニット2を示す図である。
符号の説明
1 レンズ組立体
10 レンズ枠
11〜14 レンズ
15 Oリング
2 カメラユニット
20 カメラ本体枠
21 撮像素子
210 基板

Claims (4)

  1. レンズと、該レンズを収容するレンズ枠と、該レンズ外周面と該レンズ枠内壁面との間に配置されるOリングとを備え、
    前記Oリングが、該Oリングの外周面に、該Oリングを一周するバリを有し、
    前記レンズ枠が、該レンズ枠内壁面に、前記Oリングの外周面のバリを収容するための、該レンズ枠内壁面を一周する溝を有するものであることを特徴とするレンズ組立体。
  2. レンズと、該レンズを収容するレンズ枠と、該レンズ外周面と該レンズ枠内壁面との間に配置されるOリングとを備え、
    前記Oリングが、該Oリングの内周面に、該Oリングを一周するバリを有し、
    前記レンズが、該レンズ外周面に、前記Oリングの内周面のバリを収容するための、該レンズの外周面を一周する溝を有するものであることを特徴とするレンズ組立体。
  3. レンズと、該レンズを収容するレンズ枠と、該レンズ外周面と該レンズ枠内壁面との間に配置されるOリングとを備え、
    前記Oリングが、該Oリングの外周面と内周面との双方に、該Oリングを一周するバリを有し、
    前記レンズ枠が、該レンズ枠内壁面に、前記Oリングの外周面のバリを収容するための、該レンズ枠内壁面を一周する溝を有するものであり、
    前記レンズが、該レンズ外周面に、前記Oリングの内周面のバリを収容するための、該レンズの外周面を一周する溝を有するものであることを特徴とするレンズ組立体。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のレンズ組立体と、撮像素子とを備えたことを特徴とする撮像装置。
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JP2019151976A (ja) * 2018-02-28 2019-09-12 丸一株式会社 弁部材

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