JP2009242024A - デッキクレーンの輸送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 デッキクレーンの輸送に伴う輸送元、輸送先での作業工数を削減させる。
【解決手段】 デッキクレーンIを工場製作して試運転した後、機械室3と運転室4を備えた回転体2よりジブを分離する。オイルタンク13のエアーベント管14の端部を盲プラグで塞ぎ、レベルスイッチを取り外した後のレベルスイッチ取付座を盲カバーで塞ぐ。油供給ライン20上の開閉弁21を閉じる。リターンラインゴムホース23はオイルタンク13のゴムホース取付部より取り外して、それぞれ盲プラグと盲キャップで塞ぐ。巻減速機と俯仰減速機と旋回減速機10aのエアブリーザー取付部を、エアブリーザーを取り外した後に盲プラグでそれぞれ塞ぐ。その後、機械室3に装備した俯仰用ウインチ6、巻用ウインチ9、旋回ユニット10用の油圧回路の大気に開放された個所がすべて閉塞された状態の回転体2を、横倒し姿勢として鋼船に積み込んで輸送させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、デッキクレーンの機械室と運転室とからなる回転体とジブを分割した状態で輸送するために用いるデッキクレーンの輸送方法に関するものである。
貨物船のような船舶の甲板上に設置して、海上輸送貨物の積み込み及び陸揚げ作業に使用する荷役機械の1つとしてデッキクレーンがある。
図10は上記デッキクレーンIの一般的な構成を示すもので、船舶の甲板(図示せず)上に設置してある所要の高さ寸法を備えた円筒状のクレーンポスト1の頂部に、機械室3と運転室4を備えた回転体2が、旋回自在に取り付けてある。更に、上記回転体2に、ジブ(ブーム)5の基端部を俯仰可能に取り付けると共に、上記機械室3内に、上記ジブ5をワイヤロープの巻上下を介して俯仰させるための俯仰用ウインチ6と、上記ジブ5の先端部より吊り下ろしたフック7に接続してあるワイヤロープ8を巻上下するための巻用ウインチ9と、上記回転体2をクレーンポスト1上で旋回させるための旋回用ユニット10を備えた構成としてある(たとえば、特許文献1参照)。
ところで、上記のようなデッキクレーンIを工場で製作した後、船舶に搭載するために造船所へ出荷する場合、国内造船所への輸送等、比較的穏やかな近海の海域を海上輸送する場合は、通常、図11に示すように、工場製作したデッキクレーンIを、回転体2にジブ5を取り付けた状態のまま一体にバージ11に正立状態で搭載し、このデッキクレーンIを搭載したバージ11を図示しないタグボート等で曳くことで輸送するようにしている。
しかし、工場で製作したデッキクレーンIを海外の造船所へ出荷する場合等、外洋を通って海上輸送する必要がある場合は、上記のようなバージを用いての輸送ができないため、工場で製作したデッキクレーンIは、鋼船を用いて輸送する必要が生じる。
そのために、工場製作したデッキクレーンIについては、鋼船に積み込み可能なサイズとなるように、機械室3と運転室4とを備えた回転体2より、ジブ5を取り外して分離した状態とし、更に、安定性の面から、図12に示すように、上記回転体2は横倒しした姿勢で鋼船12に積み込んで輸送するようにしていた。
なお、工場でデッキクレーンを製作する場合、製品としての作動確認や、運転調整するために試運転を行う必要があるため、上記回転体3の機械室3内に設置されている油圧機器である俯仰用ウインチ6、巻用ウインチ9、旋回用ユニット10の油圧回路には油を張り込むようにしてある。そのため、上記試運転後のデッキクレーンIの回転体2をそのまま横倒し姿勢とすると、上記各油圧機器6,9,10の油圧回路用の油が漏れてしまう。そのため、上記のように回転体2を横倒し姿勢として輸送する場合は、上記回転体2の横倒し作業を行う前に、予め各油圧機器6,9,10の油圧回路用の油をすべて抜くようにしていた。
特開昭61−86387号公報
ところが、上記したように、従来は、工場で製作したデッキクレーンIの各油圧機器の油圧回路用の油を抜いた状態で搬送していたため、輸送先の造船所で回転体2を正立させ、デッキクレーンIを組み立てた後、該デッキクレーンIを使用可能な状態とするためには、上記俯仰用ウインチ6、巻用ウインチ9、旋回用ユニット10の油圧回路へ油を再び張り込む作業が必要になるため、現地での油の張り込み作業に手間及び時間を要するというのが実状である。
更に、工場で製作したデッキクレーンIの各油圧機器6,9,10用の油圧回路より抜き取った油を、デッキクレーンIの輸送先の造船所で再張り込みを行うことに伴い、ゴミ等の異物が混入する機会が増えてしまうというのが実状である。
そこで、本発明は、デッキクレーンの機械室と運転室とからなる回転体を横倒し姿勢で輸送しても、輸送先の現地で組み立てるデッキクレーンの各油圧機器の油圧回路用の油を再度張り込む作業を不要にできて、デッキクレーンの輸送元、輸送先での作業工数を減らすことができるデッキクレーンの輸送方法を提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、請求項1に対応して、工場で製作して試運転したデッキクレーンの機械室と運転室からなる回転体よりジブを分離すると共に、上記機械室内に装備された各油圧機器用の油圧回路における大気に開放された個所をすべて閉塞し、次いで、上記回転体を横倒し姿勢として輸送するようにするデッキクレーンの輸送方法とする。
又、請求項2に対応して、工場で製作して試運転したデッキクレーンの機械室と運転室からなる回転体よりジブを分離すると共に、上記機械室内に装備された各油圧機器用の油圧回路における大気に開放された個所をすべて閉塞し、次に、オイルタンクより各油圧機器へ油を供給する油供給ライン上の開閉弁を閉じると共に、各油圧機器よりオイルタンクへ油を戻すためのリターンラインゴムホースを、オイルタンクにおけるゴムホース取付部より取り外して、上記オイルタンクのゴムホース取付部及びリターンラインゴムホースの端部をそれぞれ閉塞させ、次いで、上記回転体を横倒し姿勢として輸送するようにするデッキクレーンの輸送方法とする。
更に、上記各構成において、機械室内に装備された各油圧機器用の油圧回路における大気に開放された個所として、オイルタンクのエアーベント管、レベルスイッチ取付座、俯仰用ウインチの俯仰減速機におけるエアブリーザー取付部、巻用ウインチの巻減速機におけるエアブリーザー取付部、旋回ユニットにおける旋回減速機のエアブリーザー取付部を閉塞させるようにする。
本発明のデッキクレーンの輸送方法によれば、以下のような優れた効果を発揮する。
(1)工場で製作して試運転したデッキクレーンの機械室と運転室からなる回転体よりジブを分離すると共に、上記機械室内に装備された各油圧機器用の油圧回路における大気に開放された個所をすべて閉塞し、次いで、上記回転体を横倒し姿勢として輸送するようにしてあるので、工場製作したデッキクレーンの試運転時に各油圧機器用の油圧回路に張り込んだ油を、該油圧回路内に封入した状態で輸送できるため、輸送元での油の抜き取り作業と、輸送先での油の張り込み作業を不要にできて、デッキクレーンの輸送のために要する輸送元及び輸送先での作業工数を削減することができる。
(2)又、デッキクレーンの輸送先にて、油圧機器用の油圧回路にゴミ等の異物が混入する機会をなくすことができるため、上記デッキクレーンの信頼性を高めることが可能となる。
(3)更に、海上輸送中は、油圧回路に油が封入された状態となるため、空気中に含まれる塩分が上記油圧回路の配管内に腐食を生じさせる虞を解消できる。よって、デッキクレーンの長期に亘る信頼性を高めることが可能になる。
(4)上記(1)と同様にして機械室内に装備された各油圧機器用の油圧回路における大気に開放された個所をすべて閉塞した後、オイルタンクより各油圧機器へ油を供給する油供給ライン上の開閉弁を閉じると共に、各油圧機器よりオイルタンクへ油を戻すためのリターンラインゴムホースを、オイルタンクにおけるゴムホース取付部より取り外して、上記オイルタンクのゴムホース取付部及びリターンラインゴムホースの端部をそれぞれ閉塞させてから、上記回転体を横倒し姿勢として輸送するようにすることにより、上記デッキクレーンの油圧機器用の油圧回路におけるオイルタンクを、他の油圧回路より分離して密閉できる。このため、万一、上記オイルタンク又はそれ以外の油圧回路のいずれか一個所より油の漏れが生じた場合であっても、油が全量漏れる虞を解消することができる。
(5)機械室内に装備された各油圧機器用の油圧回路における大気に開放された個所として、オイルタンクのエアーベント管、レベルスイッチ取付座、俯仰用ウインチの俯仰減速機におけるエアブリーザー取付部、巻用ウインチの巻減速機におけるエアブリーザー取付部、旋回ユニットにおける旋回減速機のエアブリーザー取付部を閉塞させるようにすることにより、上記デッキクレーンの油圧機器用の油圧回路における大気に開放された個所の閉塞を容易に実現できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図9は本発明のデッキクレーンの輸送方法の実施の一形態を示すもので、図10に示したと同様の構成としてあるデッキクレーンIを工場製作して、試運転した後、図12に示したと同様の鋼船12での輸送を行うために、機械室3と運転室4を備えてなる回転体2よりジブ5(図10参照)を分離する。更に、上記機械室3に設けてある俯仰用ウインチ6、巻用ウインチ9、旋回用ユニット10用の油圧回路における大気に解放されている個所をすべて塞ぐ。
具体的には、機械室3に設けてあるオイルタンク13のエアーベント管14の端部に、図3に示すように、図示しないシールテープを巻いた四角頭付プラグのような盲プラグ15をねじ込んで閉塞する。更に、上記エアーベント管14は、その端部が回転体2を横倒し姿勢とするときに上側となる機械室の前面側を向くような配置としておくことが好ましい。このようにすれば、上記回転体2を横倒し姿勢とする際に、エアーベント管14の端部に内側から作用する圧力を低減させることができるため、油の漏れ防止の確実性をより高めることが可能になる。なお、図示してないが、上記オイルタンク13のヘッドカバーは、該オイルタンク13におけるヘッドカバー取付フランジ部のパッキンの両面に液状ガスケットを塗布した後、ヘッドカバーを取り付けることで、該ヘッドカバー取付部分を閉塞させる。
又、図4(イ)に示す如く上記オイルタンク13のレベルスイッチ取付座16に取り付けられているレベルスイッチ17を取り外した後、図4(ロ)に示すように、上記レベルスイッチ取付座16に盲カバー18をパッキン19を介して取り付けて、上記レベルスイッチ取付座16の開口部を閉塞する。
更に、図5に示す如く、上記オイルタンク13より上記各油圧機器6,9,10へ油を供給するための油供給ライン20上に設けてあるバタフライ弁の如き開閉弁21を全閉させる。
図6に二点鎖線で示す如く上記オイルタンク13のゴムホース取付部22に取り付けられている上記各油圧機器6,9,10より上記オイルタンク13へ油を戻すためのリターンラインゴムホース23については、図6に実線で示すようにオイルタンク13のゴムホース取付部22より取り外し、上記オイルタンク13ゴムホース取付部22には、図示しないシールテープを巻いた盲キャップ24を螺着させて閉塞させる。一方、上記リターンラインゴムホース23の端部は、図示しないシールテープを巻いた盲プラグ25をねじ込んで閉塞する。上記端部を閉塞させたリターンラインゴムホース23は、上記オイルタンク13に固縛しておくようにすればよい。これにより、上記オイルタンク13は密封された状態で油圧回路の他の部分と切り離された状態となる。
又、図7に二点鎖線で示すように、巻用ウインチ9に設けられている巻減速機9aのエアブリーザー取付部26よりエアブリーザー27を取り外した後、該巻減速機9aのエアブリーザー取付部26に、図示しないシールテープを巻いた盲プラグ28をねじ込んで閉塞させる。
同様に、図8に二点鎖線で示すように、俯仰用ウインチ6に設けられている俯仰減速機6aのエアブリーザー取付部29よりエアブリーザー30を取り外した後、該俯仰減速機6aのエアブリーザー取付部29に、図示しないシールテープを巻いた盲プラグ31をねじ込んで閉塞させる。
更に同様に、図9に二点鎖線で示すように、旋回用ユニット10に設けられている旋回減速機10aのエアブリーザー取付部32よりエアブリーザー33を取り外した後、該旋回減速機10aのエアブリーザー取付部32に、図示しないシールテープを巻いた盲プラグ34をねじ込んで閉塞させる。これにより、上記各油圧機器6,9,10用の油圧回路における大気に解放されている個所がすべて閉塞されるようになる。
上記のようにして各油圧機器6,9,10用の油圧回路における大気に解放されている個所をすべて閉塞した後は、上記回転体2を横倒し姿勢にするときに機械室3の内底部に上記俯仰用ウインチ6と巻用ウインチ9を固定しているフレーム35が片持ちとならないようにするために、上記俯仰用ウインチ6のドラムの所要個所に回し掛けたワイヤロープ36の一端部を通したシャックル37を、機械室3の前面側所要個所に設けてある吊ピース38に取り付け、更に、上記ワイヤロープ36の両端部をターンバックル39の両端のフックに取り付けてから、該ターンバックル39を絞めて上記ワイヤロープ36を張るようにする。
その後、上記デッキクレーンIの回転体2を、運転室4のある前面側が上になるように横倒しし、しかる後、図12に示したと同様に鋼船12に積み込んで輸送するようにする。
上記のようにして造船所等の所定の輸送先まで輸送したデッキクレーンIは、該輸送先にて、上記回転体2を正立した姿勢に戻した後、上記輸送前の処理の逆の手順の処理を行うことで、工場で製作して試運転したときの状態に戻すようにすればよい。
このように、本発明のデッキクレーンの輸送方法によれば、工場製作したデッキクレーンIの試運転時に各油圧機器6,9,10用の油圧回路に張り込んだ油を、該油圧回路内に封入した状態で輸送できるため、輸送元での油の抜き取り作業と、輸送先での油の張り込み作業を不要にできて、デッキクレーンIの輸送のために要する輸送元及び輸送先での作業工数を削減することができる。
又、デッキクレーンIの輸送先にて、上記各油圧機器6,9,10用の油圧回路にゴミ等の異物が混入する機会をなくすことができるため、上記デッキクレーンIの信頼性を高めることが可能になる。
更に、海上輸送中は、上記各油圧機器6,9,10用の油圧回路には、油が封入された状態となるため、空気中に含まれる塩分が上記油圧回路の配管内に腐食を生じさせる虞を解消でき、このことによってもデッキクレーンIの長期に亘る信頼性を高めることが可能になる。
しかも、輸送先ではデッキクレーンIを組み立てた後、早期に使用可能になることから、船体上にてデッキクレーンIを据え付けると共に組み立てを行うことで、その後、該デッキクレーンIを、船体の艤装のための荷を運搬するために使用させることで、船体の艤装の効率を高める効果も期待できる。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、いかなる形式のデッキクレーンIにも適用できる。又、デッキクレーンIの機械室に装備してある各油圧機器用の油圧回路に図示した以外の大気に開放された個所がある場合は、回転体2を横倒し姿勢とする前に、予め盲カバーや盲プラグ、盲キャップ等を用いて閉塞させるようにすればよい。
その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明のデッキクレーンの輸送方法の実施の一形態を示すデッキクレーンの回転体の概略切断側面図である。 図1の方法を実施する際の処理対象を示すデッキクレーンの回転体の概略切断正面図である。 図1の方法に伴いオイルタンクのエアーベント管に施す処理の詳細を示す図である。 図1の方法に伴いオイルタンクのレベルスイッチ取付座に施す処理を示すもので、(イ)はレベルスイッチが取り付けられた状態を、(ロ)は盲カバーで閉塞させた状態をそれぞれ示す切断側面図である。 図1の方法に伴いオイルタンクより油を供給するための油供給ライン上に設けてある開閉弁に施す処理を示す図である。 図1の方法に伴いオイルタンクに接続してあるリターンラインゴムホースに施す処理の詳細を示す図である。 図1の方法に伴い巻用ウインチの巻減速機のエアブリーザー取付部に施す処理の詳細を示す図である。 図1の方法に伴い俯仰用ウインチの俯仰減速機のエアブリーザー取付部に施す処理の詳細を示す図である。 図1の方法に伴い旋回用ユニットの旋回減速機のエアブリーザー取付部に施す処理の詳細を示す図である。 従来のデッキクレーンの概要を示す斜視図である。 工場製作したデッキクレーンを一体で輸送する場合を示す概要図である。 工場製作したデッキクレーンを鋼船で輸送する場合を示す概要図である。
符号の説明
I デッキクレーン
2 回転体
3 機械室
4 運転室
5 ジブ
6 俯仰用ウインチ(油圧機器)
6a 俯仰減速機
9 巻用ウインチ(油圧機器)
9a 巻減速機
10 旋回ユニット(油圧機器)
10a 旋回減速機
13 オイルタンク
14 エアーベント管
16 レベルスイッチ取付座
20 油供給ライン
21 開閉弁
22 ゴムホース取付部
23 リターンラインゴムホース
26 エアブリーザー取付部
29 エアブリーザー取付部
32 エアブリーザー取付部

Claims (3)

  1. 工場で製作して試運転したデッキクレーンの機械室と運転室からなる回転体よりジブを分離すると共に、上記機械室内に装備された各油圧機器用の油圧回路における大気に開放された個所をすべて閉塞し、次いで、上記回転体を横倒し姿勢として輸送するようにすることを特徴とするデッキクレーンの輸送方法。
  2. 工場で製作して試運転したデッキクレーンの機械室と運転室からなる回転体よりジブを分離すると共に、上記機械室内に装備された各油圧機器用の油圧回路における大気に開放された個所をすべて閉塞し、次に、オイルタンクより各油圧機器へ油を供給する油供給ライン上の開閉弁を閉じると共に、各油圧機器よりオイルタンクへ油を戻すためのリターンラインゴムホースを、オイルタンクにおけるゴムホース取付部より取り外して、上記オイルタンクのゴムホース取付部及びリターンラインゴムホースの端部をそれぞれ閉塞させ、次いで、上記回転体を横倒し姿勢として輸送するようにすることを特徴とするデッキクレーンの輸送方法。
  3. 機械室内に装備された各油圧機器用の油圧回路における大気に開放された個所として、オイルタンクのエアーベント管、レベルスイッチ取付座、俯仰用ウインチの俯仰減速機におけるエアブリーザー取付部、巻用ウインチの巻減速機におけるエアブリーザー取付部、旋回ユニットにおける旋回減速機のエアブリーザー取付部を閉塞させるようにする請求項1又は2記載のデッキクレーンの輸送方法。
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