JP2009241439A - 液滴吐出ヘッド - Google Patents
液滴吐出ヘッド Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009241439A JP2009241439A JP2008091397A JP2008091397A JP2009241439A JP 2009241439 A JP2009241439 A JP 2009241439A JP 2008091397 A JP2008091397 A JP 2008091397A JP 2008091397 A JP2008091397 A JP 2008091397A JP 2009241439 A JP2009241439 A JP 2009241439A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive material
- unit
- sheet
- piezoelectric
- solder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】 液滴吐出ヘッド1は、配線ユニット12の給電端子50に貫通孔81aが形成されると共にシート状基材12aには貫通孔81aに連通する凹部12bが形成され、貫通孔81aと凹部12bとにより、シート状基材12aと圧電ユニット11との積層時に導電材52のうち余剰分が収容される導電材収容部85が形成されており、該導電材収容部85の中心軸85a線が、駆動電極49が有する受電端子49dの平面視での中心位置C1に対して電極部49c側に偏芯して位置するように構成されている。
【選択図】図8
Description
一方、図3に示すように、圧電ユニット11は平面視でX方向に長い長方形状の外観形状を成しており、また、図2に示すように、多数枚のX方向に長い長方形状の圧電シート40〜45と絶縁性を有するトップシート46とが積層されて構成されている。圧電シート40〜45は、夫々の厚みが略30μm程度のチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)のセラミックス材料から構成されている。
図4は配線ユニット12の平面図であり、図5は積層された圧電ユニット11及び配線ユニット12を部分的に切り欠いて示す部分拡大図、そして図6は、図5に示す圧電ユニット11及び配線ユニット12をVI-VI線で切断したときの断面図である。なお、図6中の(a)は、圧電ユニット11及び配線ユニット12が対向配置されて接着されていない状態を、(b)は両者が接着された状態をそれぞれ示している。
図7は、配線ユニット12の他の構成を示す図面であり、(a)は給電端子50a近傍の拡大平面図を示し、(b)は側面断面図を示している。なお、図7における側面断面図では、シート状基材12aを被覆層70の下方に配置し、且つ、配線ユニット12を圧電ユニット11の下方に配置した態様を示している。本実施例における圧電ユニット11と配線ユニット12とは、このような配置状態で、上下方向から加圧され、更に加熱されて接合される。
図8は、圧電ユニット11及び配線ユニット12の他の構成を示す図面であり、(a)は給電端子50a近傍の拡大平面図を示し、(b)は側面断面図を示している。なお、図8における側面断面図においても、シート状基材12aを被覆層70の下方に配置し、且つ、配線ユニット12を圧電ユニット11の下方に配置した態様を示している。そして、本実施例における圧電ユニット11と配線ユニット12とは、このような配置状態で、上下方向から加圧され、更に加熱されて接合される。
図9は、配線ユニット12の他の構成を示す図面であり、(a)は給電端子50a近傍の拡大平面図を示し、(b)は側面断面図を示している。なお、図9における側面断面図においても、シート状基材12aを被覆層70の下方に配置し、且つ、配線ユニット12を圧電ユニット11の下方に配置した態様を示している。そして、本実施例における圧電ユニット11と配線ユニット12とは、このような配置状態で、上下方向から加圧され、更に加熱されて接合される。
図10は、配線ユニット12の他の構成を示す図面であり、構成のバリエーションを示す(a)〜(e)において、上段には拡大平面図を示し、下段には側面断面図を示している。なお、図10における側面断面図では、シート状基材12aを被覆層70の下方に配置した状態での配線ユニット12を示している。
このうち、図10(a)に示す配線ユニット12の場合、図9に示した配線ユニット12におけるシート状基材12aの下面(圧電ユニット11との対向面とは反対側の面)に、シート状基材12aを貫通する貫通孔12cの開口を取り囲むようにして、周壁部87を設けた構成となっている。この周壁部87内には貫通孔12cと連通する凹状スペース87aが形成されており、図10(a)に示す構成の場合、平面視して凹状スペース87aは貫通12cから所定の方向へ延設するように構成されている。そして、周壁部87は、貫通孔12cの周囲においては幅寸法W3が比較的大きい一方で、貫通孔12cから離隔してスペース87aを囲む部分においては幅寸法W4が比較的小さく構成されている。
10 流路ユニット
11 圧電ユニット
12 配線ユニット
12a シート状基材
12b 凹部
12c 貫通孔
49,49a,49b 駆動電極
49c 電極部
49d 受電端子
50 給電端子
51 ドライバIC
52 ハンダ(導電材)
53a 導線
70 被覆層
80 銀ペースト
81 環状露出部
85 ハンダ収容部(導電材収容部)
87a〜90a 凹状スペース
91 被覆シート
Claims (5)
- 圧電層の一方の面に複数の駆動電極が近接配置されて成る圧電ユニットと、
シート状基材、および該シート状基材に設けられて前記駆動電極に導電材を介して電気的に接続される複数の給電端子を有し、前記圧電ユニットの前記一方の面に積層される配線ユニットとを備え、
前記駆動電極は、前記給電端子から導電材を介して電気信号を受電する受電端子と、前記電気信号により前記圧電層の活性部に電解を生じさせる電極部とを有し、該電極部は、所定の方向へ延設された略帯状を成し、前記受電端子は、前記電極部の延設方向の一方の端部に配設されており、
前記電解によって前記活性部を変形駆動させ、該圧電ユニットの他方の面に積層された流路ユニットが有する液体流路内の液体を外部へ吐出すべく構成されており、
更に、前記給電端子に貫通孔が形成されると共に前記シート状基材には前記貫通孔に連通する凹部が形成され、前記貫通孔と前記凹部とにより、前記シート状基材と前記圧電ユニットとの積層時に前記導電材のうち余剰分が収容される導電材収容部が形成されており、
該導電材収容部の中心軸線が、前記駆動電極が有する受電端子の平面視での中心位置に対して前記電極部側に偏芯して位置するように構成されていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。 - 前記導電材収容部は、前記駆動電極において前記受電端子よりも前記電極部側の部分の幅寸法と略同一の開口幅を有することを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
- 前記シート状基材が有する凹部は、該シート状基材における前記圧電ユニット側とは反対側の面へ貫通する貫通孔を成していることを特徴とする請求項1又は2に記載の液滴吐出ヘッド。
- 前記給電端子は、前記圧電ユニット側からみて前記給電端子に形成された貫通孔を取り囲むように環状を成す環状露出部を有し、前記導電材は該環状露出部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の液滴吐出ヘッド。
- 前記導電材はハンダであることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の液滴吐出ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008091397A JP5206072B2 (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 液滴吐出ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008091397A JP5206072B2 (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 液滴吐出ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009241439A true JP2009241439A (ja) | 2009-10-22 |
JP5206072B2 JP5206072B2 (ja) | 2013-06-12 |
Family
ID=41303920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008091397A Active JP5206072B2 (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 液滴吐出ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5206072B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011049062A1 (ja) | 2009-10-20 | 2011-04-28 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002237673A (ja) * | 2001-02-08 | 2002-08-23 | Murata Mfg Co Ltd | 回路基板装置 |
JP2006205670A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Brother Ind Ltd | インクジェットヘッド |
JP2006347122A (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Brother Ind Ltd | インクジェットヘッド |
JP2007055243A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-03-08 | Brother Ind Ltd | 液体移送装置、アクチュエータユニット及び液体移送装置の製造方法 |
-
2008
- 2008-03-31 JP JP2008091397A patent/JP5206072B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002237673A (ja) * | 2001-02-08 | 2002-08-23 | Murata Mfg Co Ltd | 回路基板装置 |
JP2006205670A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Brother Ind Ltd | インクジェットヘッド |
JP2006347122A (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Brother Ind Ltd | インクジェットヘッド |
JP2007055243A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-03-08 | Brother Ind Ltd | 液体移送装置、アクチュエータユニット及び液体移送装置の製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011049062A1 (ja) | 2009-10-20 | 2011-04-28 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5206072B2 (ja) | 2013-06-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7922291B2 (en) | Ink jet head and head unit | |
JP4419754B2 (ja) | インクジェットヘッド | |
JP5211631B2 (ja) | 液滴吐出装置及びその製造方法 | |
JP2009241438A (ja) | 液滴吐出ヘッド | |
JP2023025267A (ja) | 液体吐出ヘッド、および記録装置 | |
JP2007203481A (ja) | インクジェット式記録ヘッド | |
JP2006205670A (ja) | インクジェットヘッド | |
JP2006035584A (ja) | インクジェットヘッド | |
JP2006334797A (ja) | インクジェットヘッド及びその製造方法 | |
JP2009094120A (ja) | 圧電アクチュエータ、これを用いた液滴吐出ヘッド、及び圧電アクチュエータの製造方法 | |
JP4617801B2 (ja) | フレキシブル配線基板の接続構造および接続方法 | |
JP2009107266A (ja) | 液滴吐出ヘッド | |
JP5206072B2 (ja) | 液滴吐出ヘッド | |
JP2006231913A (ja) | インクジェットヘッド、及び、フレキシブル配線基板と端子形成部材との接続構造 | |
JP4525094B2 (ja) | インクジェットヘッドの製造方法 | |
JP2009241437A (ja) | 液滴吐出ヘッド及び配線ユニット | |
US9211709B2 (en) | Liquid droplet jetting apparatus | |
JP2009241436A (ja) | 液滴吐出ヘッド及び配線ユニット | |
US10086611B2 (en) | Inkjet head and printer | |
JP4311798B2 (ja) | インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 | |
JP2010094880A (ja) | 液滴吐出装置及びその製造方法 | |
JP4905322B2 (ja) | 液滴吐出ヘッド | |
JP4622376B2 (ja) | インクジェットヘッド | |
JP2009241508A (ja) | 液滴吐出ヘッド | |
JP2009083242A (ja) | 液滴吐出ヘッド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121127 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130122 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130204 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5206072 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |