JP2009239173A - 光半導体素子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定のパターン形状を備えるp側電極を、ウエットエッチングにより高い精度で形成することができる光半導体素子の製造方法を提供する。
【解決手段】
光半導体素子1の製造方法は、成長基板2の上に窒化物系化合物からなるn型半導体層3aを成長させ、該n型半導体層3aの上に窒化物系化合物からなるp型半導体層3cを成長させることにより、半導体層3を形成する工程と、p型半導体層3cの上に、Snからなる下地層7を形成する工程と、下地層7の上に、酸化インジウムスズからなるp側電極層4aを形成することにより、半導体層3と下地層7とp側電極層4aとからなる積層構造体Lを形成する工程と、積層構造体Lを、還元雰囲気下でアニールする工程と、p側電極層4aをウエットエッチングすることにより、所定のパターン形状を備えるp側電極4を形成する工程と、積層構造体Lを、酸化雰囲気下でアニールする工程とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光半導体素子の製造方法に関するものである。
近年、窒化物系化合物光半導体素子の電極として、酸化インジウムスズ(In−SnO)、Au/Ni積層構造等からなる透光性を有する透光性電極が用いられている。
従来、前記酸化インジウムスズからなる透光性電極を備える窒化物系化合物光半導体素子の製造方法として、図5に示す方法が知られている。図5に示す方法は、まず、サファイアc面基板等の絶縁体からなる成長基板の上に、窒化物系化合物からなるn型半導体層を成長させ、該n型半導体層の上に窒化物系化合物からなる活性層を成長させ、該活性層の上に窒化物系化合物からなるp型半導体層を成長させことにより、半導体層を形成する(ステップ(以下STと記載する)51)。次に、前記p型半導体層の上に、Snからなる接触抵抗改善層(下地層)を形成する(ST52)。次に、前記接触抵抗改善層の上に、酸化インジウムスズ(図中ではITOと記載する)からなるp側電極層を形成する(ST53)。以上により、前記半導体層と前記接触抵抗改善層と前記p側電極層とからなる積層構造体が形成される。
次に、前記積層構造体を、200〜900℃の範囲の温度で熱アニールする(ST54)。これにより、前記接触抵抗改善層のSnを前記p側電極層の酸化インジウムスズ中に拡散させ、p側電極層の導電率を向上させるとともに、p側電極層の透光性を向上させる。
次に、前記積層構造体のp側電極層の上にレジストマスクを形成した(ST55)後、プラズマを用いたドライエッチングにより、透光性を有するとともに所定のパターン形状を備えるp側電極を形成する(ST56)。
次に、フォトリソグラフィー及びドライエッチング等の手法により、前記積層構造体の前記p型半導体層及び前記活性層の一部を除去して、前記n側半導体層の表面を露出させる。次に、露出されたn側半導体層の上に、Ti層を形成し、該Ti層の上にAl層を形成することにより、n側電極層を形成する(ST57)。前記p型半導体層及び前記活性層の一部を除去して前記n側半導体層の表面を露出させる工程は、n側電極層を形成する工程の前であればいつ行ってもよい。次に、前記積層構造体の前記p側電極の上に、Auからなるp側電極パッドを形成する(ST58)。
次に、前記積層構造体を裁断して個々の光半導体素子に分離する(ST59)ことにより、光半導体素子が形成される(例えば特許文献1参照)。
しかし、前記従来の製造方法のように、前記積層構造体を熱アニールした後に、ドライエッチングにより、所定のパターン形状を備える前記p側電極を形成する方法では、ドライエッチング時に用いられるプラズマにより、前記p型半導体層の抵抗が高くなり、結果として、光半導体素子の発光効率が低下するという問題がある。
そこで、前記問題を解決するために、前記ドライエッチングに代えて、ウエットエッチングを行うことが考えられる。しかしながら、前記積層構造体が熱アニールされることにより、前記p側電極層のエッチャントに対する反応性が低下するため、ウエットエッチングに要する時間が長くなるという不都合がある。また、ウエットエッチングに要する時間が長くなる結果、該ウエットウエッチングの際に、前記p側電極層が劣化したり、該p側電極層の上に形成された前記レジストマスクが溶解されて変質、剥離し、該p側電極層が過剰にエッチングされることにより、十分に高い精度で所望のパターン形状を備えるp側電極を形成できないことがあるという不都合がある。
また、前記積層構造体を熱アニールした後にウエットエッチングを行う代わりに、前記熱アニール前にウエットエッチングを行うことが考えられる。しかしながら、前記ウエットエッチングの際に、Snからなる前記接触抵抗改善層が侵食されやすく、該接触抵抗改善層及び前記p側電極層が剥離することがあるという不都合がある。
特開2007−165611号公報
本発明は、かかる不都合を解消して、所定のパターン形状を備えるp側電極を、ウエットエッチングにより高い精度で形成することができる光半導体素子の製造方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、窒化物系化合物からなるn型半導体層及び該n型半導体層の上に形成された窒化物系化合物からなるp型半導体層を有する半導体層と、該p型半導体層の上に形成され透光性を有するp側電極とを備える光半導体素子を製造する方法において、成長基板の上に該n型半導体層を成長させ、該n型半導体層の上に該p型半導体層を成長させることにより、該半導体層を形成する工程と、該p型半導体層の上に、Snからなる下地層を形成する工程と、該下地層の上に、酸化インジウムスズからなるp側電極層を形成することにより、該半導体層と該下地層と該p側電極層とからなる積層構造体を形成する工程と、該積層構造体を、還元雰囲気下でアニールする工程と、該p側電極層をウエットエッチングすることにより、所定のパターン形状を備えるp側電極を形成する工程と、該積層構造体を、酸化雰囲気下でアニールする工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、まず、前記半導体層と前記下地層と前記p側電極層とからなる前記積層構造体を形成し、該積層構造体を還元雰囲気下でアニールする。これにより、前記下地層と前記p型半導体層との密着性が向上されるとともに、該下地層のSnの一部が前記p側電極層の酸化インジウムスズ中に拡散されて該p側電極層の導電率が向上される。このとき、前記積層構造体は前記還元雰囲気下でアニールされるので、前記p側電極層はエッチャントに対する反応性を維持することができる。
次に、前記還元雰囲気下でアニールされた前記積層構造体の前記p側電極層をウエットエッチングすることにより、所定のパターン形状を備える前記p側電極を形成する。前記還元雰囲気下でアニールされた前記積層構造体の前記p側電極層は、エッチャントに対する反応性を維持しているので、該エッチャントと容易に反応して溶解され、所定のパターン形状を備える前記p側電極を高い精度で形成することができる。また、前記積層構造体が前記還元雰囲気下でアニールされた際に、前記下地層のSnの一部が前記p側電極層の酸化インジウムスズ中に拡散されるとともに、該下地層のSnと前記p型半導体層との密着性が向上されているので、前記ウエットエッチングの際に、該Snの過剰なエッチングに伴うアンダーエッジの発生を抑制することができ、結果として、所定のパターン形状を備える前記p側電極を高い精度で形成することができる。
次に、前記p側電極を備える前記積層構造体を、酸化雰囲気下でアニールする。これにより、前記下地層のSnが、該p側電極の中へさらに拡散して酸化され、該p側電極の透光性を向上させることができる。以上により、前記n型半導体層及び前記p型半導体層を有する前記半導体層と、該p型半導体層の上に形成され透光性を有するとともに所定のパターン形状を有する前記p側電極とを備える光半導体素子が形成される。
したがって、本発明によれば、光半導体素子の製造方法において、所定のパターン形状を備えるp側電極を、ウエットエッチングにより高い精度で形成することができる。
本発明では、前記酸化雰囲気下でアニールされた前記積層構造体を、さらに還元雰囲気下でアニールすることが好ましい。
このようにすると、前記還元雰囲気下でのアニールにより、前記積層構造体の前記p側電極中の酸素空孔が増加してキャリア濃度が増加し、該p側電極の抵抗が減少することとなる。これにより、前記p側電極において、電流が面方向へ拡散しやすくなり、この結果、良好な面発光を生じて出力を向上することができる光半導体素子を製造することができる。
本発明では、前記酸化雰囲気は、例えば酸素ガスを含む雰囲気とすることができる。また、前記還元雰囲気は、例えば、窒素ガスからなる雰囲気、水素ガスからなる雰囲気、窒素ガス及び水素ガスを混合してなる混合気体からなる雰囲気とすることができる。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施形態についてさらに詳しく説明する。図1は本実施形態の光半導体素子の構成を示す説明的断面図であり、図2は図1示の光半導体素子の製造方法を説明するフローチャートであり、図3及び図4は、図1示の光半導体素子の製造方法を説明する説明的断面図である。
図1に示す光半導体素子1は、成長基板2の上に形成されたIII−V族窒化物系化合物からなる半導体層3の上に、p型電極層4aからなり透光性を有するp側電極4を備えるとともに、成長基板2の半導体層3が形成された面とは反対側の面の上にn側電極5を備える。半導体層3は、n型半導体層3aと、該n型半導体層3aの上に形成された活性層3bと、該活性層3bの上に形成されたp型半導体層3cとで構成されている。p型半導体層3cの上にはp側電極4が形成され、成長基板2の裏面にはn側電極5が形成されている。p側電極4の上には、p側電極パッド6が形成されている。
次に、図2〜4を参照して、本実施形態の光半導体素子1の製造方法について説明する。
まず、図2及び図3(a)に示すように、厚さが300〜400μmであるGaNからなる成長基板2の上に、MOCVD(有機金属気相成長法)等のそれ自体公知の手法により、厚さが3μmでありIII−V族窒化物系化合物からなるn型半導体層3aと、厚さが0.1μmでありIII−V族窒化物系化合物からなる活性層3bと、厚さが0.1μmでありIII−V族窒化物系化合物からなるp型半導体層3cとをこの順にエピタキシャル成長させて、半導体層3を形成する(ST1)。
成長基板2は、半導体層3の成長に適したものであればよく、GaNからなる成長基板2に代えて、例えばサファイア、Si,SiCのいずれかからなる成長基板を用いてもよい。
また、半導体層3は、n型半導体層3aと活性層3bとp型半導体層3cとで構成されるとしたが、成長基板2との格子整合性、発光効率の向上等を考慮して、バッファ層、歪み緩和層、クラッド層、コンタクト層等をさらに形成することとしてもよく、また、多重量子井戸構造、超格子構造とすることも可能である。
次に、図2及び図3(b)に示すように、25℃の温度かつ2.5×10−4Paの真空下で、真空蒸着法により、半導体層3のp型半導体層3cの上に、Snからなり、2〜10nmの範囲の厚さ、例えば4nmの厚さを有する下地層7を形成する(ST2)。
下地層7は、厚さが2〜10nmの範囲であることが好ましい。下地層7の厚さが2nm未満である場合には、後工程により下地層7の上に形成されるp側電極層4aの導電率の向上が困難となったり、後工程でのp側電極層4aへのパターン形成が困難となることがある。また、下地層7の厚さが10nmを超える場合には、後工程のウエットエッチングの際にp側電極層4aが剥離したり、p側電極4の透光性が低下することがある。
また、前記真空蒸着は、室温程度の温度で行うことが好ましい。Snは、温度が50℃を超えると急激に酸化しやすくなる。このため、例えば2.5×10−4Paの真空中においても装置内に僅かに存在する酸素により下地層7が酸化され、後工程でのp側電極層4aへのパターン形成が困難となることがある。
次に、図2及び図3(c)に示すように、300℃の温度かつ2.0×10−2Paの真空下で、真空蒸着法により、下地層7の上に、10質量%の酸化スズを含む酸化インジウムスズ(図2中ではITOと記載する)からなり、100nmの厚さを有するp側電極層4aを形成する(ST3)。以上により、成長基板2の上に形成された半導体層3と、下地層7と、p側電極層4aとからなる積層構造体Lが形成される。
次に、図2及び図3(d)に示すように、150〜900℃の範囲の温度、好ましくは500℃の温度で、かつ大気圧(10Pa)の窒素ガス雰囲気下で、10〜120秒間の範囲の時間、好ましくは20秒間の時間、前記積層構造体Lをアニールする(ST4)。この結果、下地層7とp型半導体層3aとの密着性が向上されるとともに、下地層7のSnの一部がp側電極層4aの酸化インジウムスズ中に拡散されてp側電極層4aの導電率が向上されることとなる。このとき、前記積層構造体Lは、窒素ガス雰囲気下、すなわち還元雰囲気下でアニールされるので、p側電極層4aはエッチャントに対する反応性を維持することができる。
次に、図4(a)に示すように、窒素ガス雰囲気下でアニールされた積層構造体Lのp側電極層4aの表面に、所定のパターン形状を有するレジストマスク8を形成する(ST5)。
次に、図2及び図4(b)に示すように、積層構造体Lを、エッチャントとしての王水に80秒間の時間浸漬してウエットエッチングを行うことにより、所定のパターン形状を備えるp側電極4を形成する(ST6)。このとき、前記還元雰囲気下でアニール(ST4)された積層構造体Lのp側電極層4aは、エッチャントに対する反応性を維持しているので、該エッチャントと容易に反応して溶解され、所定のパターン形状を備えるp側電極4を高い精度で形成することができる。また、積層構造体Lが前記還元雰囲気下でアニールされた際に、下地層7のSnの一部がp側電極層4aの酸化インジウムスズ中に拡散されるとともに、下地層7とp型半導体層3cとの密着性が向上されているので、前記ウエットエッチングの際に、該Snの過剰なエッチングに伴うアンダーエッジの発生を抑制することができ、結果として、所定のパターン形状を備えるp側電極4を高い精度で形成することができる。
次に、図2及び図4(c)に示すように、p側電極4を備える積層構造体Lの前記レジストマスク8を除去する。次に、150〜700℃の範囲の温度、好ましくは400℃の温度で、かつ大気圧(10Pa)の酸素ガスを含む酸化雰囲気下で、10〜120秒間の範囲の時間、好ましくは60秒間の時間、p側電極4を備える積層構造体Lをアニールする(ST7)。この結果、下地層7のSnが、p側電極4の中へさらに拡散して酸化され、p側電極4の透光性が向上されることとなる。
次に、図2及び図4(d)に示すように、25℃の温度かつ2.5×10−4Paの真空下で、真空蒸着法により、成長基板2の露出された面の上に、厚さが10nmであるTi層を形成し、該Ti層の上に、厚さが600nmであるAl層を形成することにより、n側電極層5を形成する(ST8)。
なお、n側電極層5を形成する前に、成長基板2の露出された面を研削、研磨等することにより、該成長基板2を肉薄に形成しておいてもよい。
次に、図2及び図4(d)に示すように、25℃の温度かつ2.5×10−4Paの真空下で、真空蒸着法により、p側電極4の上に、厚さが25nmであるTi層を形成し、該Ti層の上に、厚さが600nmであるAu層を形成することにより、p側電極パッド6を形成する(ST9)。
次に、500℃の温度かつ大気圧(10Pa)の窒素ガス雰囲気下で20秒間の時間、n側電極層5及びp側電極パッド6が形成された積層構造体Lをアニールする(ST10)。このとき、n側電極層5が合金化されて、Ti及びAlの合金からなるn側電極5が形成される。また、積層構造体Lのp側電極4中の酸素空孔が増加してキャリア濃度が増加し、該p側電極4の抵抗が減少して電流が面方向へ拡散しやすくなる。
次に、図2及び図4(d)に示すように、スクライブ及びブレイキング、ダイシング等により、前記窒素ガス雰囲気下でアニールされた積層構造体Lを個々の光半導体素子1に分離する(ST11)。以上により、図1に示す、所定のパターンを有するp型電極4を備える光半導体素子1を高い精度で製造することができる。また、光半導体素子1は、p側電極4の抵抗が減少して電流が面方向へ拡散しやすくなっているので、良好な面発光を生じて大きな出力を得ることができる。
なお、本実施形態では、n側電極5及びp側電極パッド6が形成された積層構造体Lを、窒素ガス雰囲気下でアニールする(ST10)としたが、行わなくても良い。
また、本実施形態では、還元雰囲気は、窒素ガス雰囲気であるとしたが、水素ガス雰囲気であってもよく、窒素ガス及び水素ガスを混合してなる混合気体からなる雰囲気等であってもよい。
また、本実施形態では、成長基板2の露出された面(裏面)の上にn側電極5が形成された光半導体素子1を製造する方法について説明したが、従来技術の光半導体素子のように、積層構造体Lのp型半導体層3c及び活性層3bの一部が除去され露出されたn側半導体層3aの上にn側電極が形成された光半導体素子を製造することも可能である。
本実施形態の光半導体素子の構成を示す説明的断面図。 図1示の光半導体素子の製造方法を説明するフローチャート。 図1示の光半導体素子の製造方法を説明する説明的断面図。 図1示の光半導体素子の製造方法を説明する説明的断面図。 従来技術の光半導体素子の製造方法を説明するフローチャート。
符号の説明
1…光半導体素子、 2…成長基板、 3…半導体層、 3a…n型半導体層、 3c…p型半導体層、 4…p側電極、 4a…p側電極層、 7…下地層、 L…積層構造体。

Claims (6)

  1. 窒化物系化合物からなるn型半導体層及び該n型半導体層の上に形成された窒化物系化合物からなるp型半導体層を有する半導体層と、該p型半導体層の上に形成され透光性を有するp側電極とを備える光半導体素子の製造方法において、
    成長基板の上に該n型半導体層を成長させ、該n型半導体層の上に該p型半導体層を成長させることにより、該半導体層を形成する工程と、
    該p型半導体層の上に、Snからなる下地層を形成する工程と、
    該下地層の上に、酸化インジウムスズからなるp側電極層を形成することにより、該半導体層と該下地層と該p側電極層とからなる積層構造体を形成する工程と、
    該積層構造体を、還元雰囲気下でアニールする工程と、
    該p側電極層をウエットエッチングすることにより、所定のパターン形状を備えるp側電極を形成する工程と、
    該積層構造体を、酸化雰囲気下でアニールする工程とを備えることを特徴とする光半導体素子の製造方法。
  2. 前記酸化雰囲気下でアニールされた前記積層構造体を、さらに還元雰囲気下でアニールする工程とを備えることを特徴とする請求項1記載の光半導体素子の製造方法。
  3. 前記酸化雰囲気が酸素ガスを含む雰囲気であることを特徴とする請求項1又は2記載の光半導体素子の製造方法。
  4. 前記還元雰囲気が窒素ガスからなる雰囲気であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の光半導体素子の製造方法。
  5. 前記還元雰囲気が水素ガスからなる雰囲気であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の光半導体素子の製造方法。
  6. 前記還元雰囲気が窒素ガス及び水素ガスを混合してなる混合気体からなる雰囲気であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の光半導体素子の製造方法。
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