JP2009238297A - 光ヘッド装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ベースに対する光学素子の調整として、光軸を中心とした回転方向の角度の調整だけではなく、光軸と直交する方向の位置の調整も行うことができる光ヘッド装置を提供する。
【解決手段】 光ヘッド装置は、回折素子が搭載される光学素子ホルダ70と、光学素子ホルダ70が回折素子の光軸の周りに回転可能に係合するホルダ係合部を有するガイド部材80と、装置フレーム11に対する光学素子ホルダ70およびガイド部材80の位置を保持可能に光学素子ホルダ70およびガイド部材80を装置フレーム11側に付勢する板バネ90とを有し、ガイド部材80は、光軸と直交する方向に装置フレーム11上をスライド移動可能に装置フレーム11に係合するフレーム係合壁82bと、ガイド部材80に対して光学素子ホルダ70を光軸を中心として回転させる回転治具の支点が配設される円弧切り欠き85とを有することを特徴とする。
【選択図】 図5
【解決手段】 光ヘッド装置は、回折素子が搭載される光学素子ホルダ70と、光学素子ホルダ70が回折素子の光軸の周りに回転可能に係合するホルダ係合部を有するガイド部材80と、装置フレーム11に対する光学素子ホルダ70およびガイド部材80の位置を保持可能に光学素子ホルダ70およびガイド部材80を装置フレーム11側に付勢する板バネ90とを有し、ガイド部材80は、光軸と直交する方向に装置フレーム11上をスライド移動可能に装置フレーム11に係合するフレーム係合壁82bと、ガイド部材80に対して光学素子ホルダ70を光軸を中心として回転させる回転治具の支点が配設される円弧切り欠き85とを有することを特徴とする。
【選択図】 図5
Description
本発明は、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)などの光記録ディスクの再生や記録などに用いられる光ヘッド装置に関する。
従来の光ヘッド装置として、レーザ光源としてのレーザ発光素子と、受光素子としてのフォトダイオードと、レーザ発光素子から出射されたレーザ光を光記録ディスクに導く往路および光記録ディスクからの反射光をフォトダイオードに導く復路の少なくとも一部を構成する光学素子としての回折格子と、レーザ発光素子、フォトダイオードおよび回折格子が搭載されたベースとしてのピックアップベースとを有する光ピックアップ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。ピックアップベースには、複数の光学素子を取り付けるためのブロックベースが搭載されている。
また、光ピックアップ装置は、回折格子が搭載される光学素子ホルダとしてのホルダと、ブロックベースに対するホルダの位置を保持可能にホルダをブロックベース側に付勢する付勢部材としての板バネとを有している。ホルダは、ブロックベースに当接する円弧状の摺動端面を有している。
そして、回折格子は、ホルダが円弧状の摺動端面でブロックベースに当接しながら回動させられることによって、ブロックベースに対して光軸を中心とした回転方向の角度の調整が行われる。
特開2005−285166号公報
従来の光ピックアップ装置の回折格子は、ブロックベースに対して光軸を中心とした回転方向の角度の調整が行われることができるものの、ブロックベースに対して光軸と直交する方向の位置の調整が行われることができないので光学設計上の自由度が小さくなるという問題がある。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、ベースに対する光学素子の調整として、光軸を中心とした回転方向の角度の調整だけではなく、光軸と直交する方向の位置の調整も行うことができる光ヘッド装置を提供することを目的とする。
本発明の光ヘッド装置は、レーザ光源と、受光素子と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光を光記録ディスクに導く往路および前記光記録ディスクからの反射光を前記受光素子に導く復路の少なくとも一部を構成する光学素子と、前記レーザ光源、前記受光素子および前記光学素子が搭載されたベースとを有する光ヘッド装置において、前記光学素子が搭載される光学素子ホルダと、前記光学素子ホルダが前記光学素子の光軸の周りに回転可能に係合するホルダ係合部を有するガイド部材と、前記ベースに対する前記光学素子ホルダおよび前記ガイド部材の位置を保持可能に前記光学素子ホルダおよび前記ガイド部材を前記ベース側に付勢する付勢部材とを有し、前記ガイド部材は、前記光軸と直交する方向に前記ベース上をスライド移動可能に前記ベースに係合するベース係合部を有することを特徴とする。
この構成により、本発明の光ヘッド装置は、光学素子ホルダが光学素子の光軸の周りに回転可能に係合するホルダ係合部と、光学素子の光軸と直交する方向にベース上をスライド移動可能にベースに係合するベース係合部とを有するガイド部材を有しているので、ベースに対する光学素子の調整として、光学素子の光軸を中心とした回転方向の角度の調整だけではなく、光学素子の光軸と直交する方向の位置の調整も行うことができる。
また、本発明の光ヘッド装置の前記ガイド部材は、前記ガイド部材に対して前記光学素子ホルダを前記光軸を中心として回転させる回転治具の支点が配設される支点配設部を有することが好ましい。
この構成により、本発明の光ヘッド装置は、支点配設部がガイド部材に形成されているので、支点配設部をベースに形成した構成と比較して支点配設部を光学素子ホルダに近接配置することができ、その分、角度の調整時に回転治具の回転角度が大きくなるので、調整誤差を少なくするためには有利な構造である。また、支点配設部をベースに形成した構成と比較して支点配設部を光学素子ホルダに近接配置することができるので、回転治具を回転させるための力も小さくなり、作業性を向上することができる。
また、本発明の光ヘッド装置の前記ホルダ係合部は、前記光学素子ホルダが摺設する摺設面が周方向に円弧状に形成されていて、前記支点配設部は、前記摺設面を除く周方向に配設することにより、前記ホルダ係合部を延長して形成される仮想円の内側に形成されていることが好ましい。
ここで、ホルダ係合部が周方向に円状に形成されている場合、支点配設部を周方向に配設するには、円状の外側に配設する必要がある。上記のように光学素子ホルダが摺設する摺設面を周方向に円弧状に形成することによって、摺設面以外の場所では、支点配設部を仮想円の内側に形成することが可能になる。従って、支点配設部を仮想円の内側に形成すれば、支点配設部が仮想円の内側に形成されている分、本発明の光ヘッド装置の小型化を図ることができる。
また、本発明の光ヘッド装置の前記光学素子ホルダおよび前記ガイド部材は、1つの付勢部材によって前記光軸の延在方向に付勢されていることが好ましい。
また、本発明の光ヘッド装置の前記ベースは、前記付勢部材の付勢力によって前記光学素子ホルダ、前記ガイド部材および前記付勢部材を挟持する凹部を有し、前記付勢部材は、前記凹部に挿入されて弾性変形してその復帰力によって前記光学素子ホルダを前記ベース側に付勢する付勢部と、前記凹部の内壁に当接することによって前記ガイド部材のスライド移動に伴って移動することを防止する移動防止部と、前記付勢部を内側に形成して前記移動防止部を外側に形成したリング状の枠部とを有する薄板によって一体成形されていることが好ましい。
この構成により、本発明の光ヘッド装置は、ベースの凹部の内壁に当接することによってガイド部材のスライド移動に伴って付勢部材が移動することを防止する移動防止部を付勢部材が有しているので、付勢部材の位置を安定させ付勢部に「よれ」等が発生し難く、目論み通りの付勢力が得られる。また、本発明の光ヘッド装置の付勢部材は、枠部の内側に付勢部を形成して枠部の外側に移動防止部を形成するという配置関係によって薄板で一体成形させることができるので、例えば、金属薄板からプレスによる抜き加工により形成されることも可能になる。
また、本発明の光ヘッド装置の前記付勢部は、リング状に前記枠部に形成されていることが好ましい。
この構成により、本発明の光ヘッド装置の付勢部材は、付勢部がリング状に枠部に形成されているので、付勢部が枠部から2本伸びていてその2本を繋ぐ部分がない構成と比較して、光学素子ホルダのスライド移動に伴う付勢部の「よれ」等を抑制することができ安定した付勢力を確保することができる。
また、本発明の光ヘッド装置の前記ベース係合部は、前記ガイド部材に対して前記光学素子ホルダが前記回転治具によって回転させられるときの前記支点によって前記支点配設部が押される方向に前記支点配設部に対して配置されていることが好ましい。
この構成により、本発明の光ヘッド装置のガイド部材は、光学素子ホルダがガイド部材に対して回転治具によって回転させられるときに、回転治具の支点によって支点配設部が押される力によってベースに対して移動することを防止することができる。したがって、本発明の光ヘッド装置は、ベースに対する光学素子の調整として光学素子の光軸を中心とした回転方向の角度の調整が行われるときに、回転治具の支点によってガイド部材がベースに押圧されるので、光学素子ホルダと、ガイド部材との相対回転による調整動作が安定して行われることが可能である。
本発明によれば、光学素子ホルダが光学素子の光軸の周りに回転可能に係合するホルダ係合部と、光学素子の光軸と直交する方向にベース上をスライド移動可能にベースに係合するベース係合部とを有するガイド部材によって、ベースに対する光学素子の調整として、光軸を中心とした回転方向の角度の調整だけではなく、光軸と直交する方向の位置の調整も行うことができる光ヘッド装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係る光ヘッド装置の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る光ヘッド装置10の斜視図である。図2は、光ヘッド装置10の分解斜視図である。図3は、光ヘッド装置10の斜視図であって、一部の部品が取り除かれた状態での図である。図4は、光ヘッド装置10の底面図である。
図1に示す光ヘッド装置10は、波長が650nm帯のレーザ光と、波長が780nm帯のレーザ光とを用いてCD系ディスクやDVD系ディスクなどの図示していない光記録ディスクに対する情報の再生や記録などが可能な2波長光ヘッド装置である。
図1〜図4に示すように、光ヘッド装置10は、マグネシウムや亜鉛などのダイカスト品からなる金属製の装置フレーム11と、装置フレーム11に対して光記録ディスク側に配置されて装置フレーム11上の各種の部品を覆う金属カバー12および金属カバー13と、波長が650nm帯のレーザ光を出射するAlGaInP系の半導体レーザを備えたレーザ光源としてのレーザ光源装置21と、波長が780nm帯のレーザ光を出射するAlGaAs系の半導体レーザを備えたレーザ光源としてのレーザ光源装置22と、レーザ光源装置21およびレーザ光源装置22によって出射されたレーザ光を受光するためのモニタ用受光素子23と、光記録ディスクの記録面で反射されたレーザ光を受光するための受光素子としての信号検出用受光素子24と、レーザ光源装置21およびレーザ光源装置22によって出射されたレーザ光を光記録ディスクの記録面に収束させる対物レンズ31を含む光学系30と、装置フレーム11に搭載されて対物レンズ31の位置をサーボ制御するための対物レンズ駆動機構40と、レーザ光源装置21、レーザ光源装置22、モニタ用受光素子23、信号検出用受光素子24および対物レンズ駆動機構40などに電気的に接続されたフレキシブル回路基板50と、光ヘッド装置10の裏面に貼り付けられて光ヘッド装置10の内部に塵が侵入することを防止する防塵シール60とを備えている。
装置フレーム11は、光記録ディスクを駆動する図示していないディスク駆動装置のガイド軸や送りねじ軸が係合する軸受11aおよび軸受11bと、金属カバー12の位置決め用の突起11cと、金属カバー12を留めるための爪11dとを備えている。
金属カバー12は、装置フレーム11の突起11cに嵌まる穴部12aと、装置フレーム11の爪11dに係合する溝部12bとを備えている。
金属カバー13は、対物レンズ31から出射されるレーザ光を通過させる穴部13aを有しており、対物レンズ駆動機構40を覆っている。
レーザ光源装置21、レーザ光源装置22およびモニタ用受光素子23は、装置フレーム11に搭載されており、金属カバー12によって覆われている。
光学系30は、レーザ光源装置21から出射されたレーザ光を透過しレーザ光源装置22から出射されたレーザ光を反射する光路合成用の偏光プリズム32と、レーザ光源装置21および偏光プリズム32の間に配置されて1/2波長板が一体に構成された回折素子33と、レーザ光源装置22および偏光プリズム32の間に配置された回折素子34およびリレーレンズ35と、モニタ用受光素子23および偏光プリズム32の間に配置されて偏光プリズム32から出射されたレーザ光を部分反射するハーフミラー36と、偏光プリズム32から出射されてハーフミラー36によって反射されたレーザ光に1/4波長の位相差を生じさせる1/4波長板37と、1/4波長板37を透過したレーザ光を平行光にするコリメートレンズ38と、コリメートレンズ38によって平行光にされたレーザ光を光記録ディスクに向けて立ち上げる立ち上げミラー39とを含んでいる。
偏光プリズム32、回折素子33、回折素子34、リレーレンズ35、ハーフミラー36、1/4波長板37、コリメートレンズ38および立ち上げミラー39は、装置フレーム11に搭載されている。偏光プリズム32、回折素子33、回折素子34、リレーレンズ35、ハーフミラー36および1/4波長板37は、金属カバー12によって覆われている。コリメートレンズ38および立ち上げミラー39は、対物レンズ駆動機構40によって覆われている。
フレキシブル回路基板50は、レーザ光源装置21と電気的に接続される端部50aと、レーザ光源装置22と電気的に接続される端部50bと、モニタ用受光素子23と電気的に接続される端部50cと、信号検出用受光素子24と電気的に接続される端部50dと、対物レンズ駆動機構40と電気的に接続される図示していない端部とを備えており、部分的に折り曲げられて立体的に装置フレーム11に搭載されて金属カバー12によって覆われている。
図5は、光ヘッド装置10の一部の底面図であって、防塵シール60(図4参照。)が貼られていない状態での図である。図6は、光ヘッド装置10の一部の斜視図であって、防塵シール60が貼られていない状態での図である。図7は、図6における視点とは異なる視点から見た光ヘッド装置10の一部の斜視図であって、防塵シール60が貼られていない状態での図である。図8は、光学素子としての回折素子33を搭載した光学素子ホルダ70と、光学素子ホルダ70に係合するガイド部材80および板バネ90との正面図である。図9は、光学素子ホルダ70、ガイド部材80および板バネ90の正面側から見た分解斜視図である。図10は、光学素子ホルダ70、ガイド部材80および板バネ90の背面側から見た分解斜視図である。
図5〜図10に示すように、光ヘッド装置10は、回折素子33が搭載される黒色の光学素子ホルダ70と、光学素子ホルダ70が回折素子33の光軸の周りに回転可能に係合するホルダ係合部としての円弧壁81を有する白色のガイド部材80と、ベースとしての装置フレーム11に対する光学素子ホルダ70およびガイド部材80の位置を保持可能に光学素子ホルダ70およびガイド部材80を装置フレーム11側、すなわち矢印10aで示す回折素子33の光軸の延在方向に付勢する付勢部材としての板バネ90とを有している。
図11は、装置フレーム11の底面図である。図12は、装置フレーム11の一部の斜視図である。
図5〜図7、図11および図12に示すように、装置フレーム11は、板バネ90の付勢力によって光学素子ホルダ70、ガイド部材80および板バネ90を挟持する凹部11eを有している。凹部11eは、上面を形成する凹部壁11fと、レーザ光源装置21側に配置されて凹部壁11fに直交する凹部壁11gと、凹部壁11gに対向して配置されて凹部壁11fに直交する凹部壁11hと、凹部壁11gおよび凹部壁11hの両端に配置されて凹部壁11fに直交する凹部壁11iとを有している。凹部壁11g、11hには、それぞれ中央付近にレーザ光を通す光通穴11j、11kが形成されている。また、装置フレーム11は、光通穴11kに対して光通穴11jとは反対側の位置において底面に丸孔11nが形成されている。
図13は、光学素子ホルダ70の正面図である。図14は、光学素子ホルダ70の正面側から見た斜視図である。
図5、図8〜図10、図13および図14に示すように、光学素子ホルダ70は、板バネ90と係合するバネ係合壁71と、バネ係合壁71とは反対側の壁72の中央に設けられて回折素子33が搭載される素子搭載台73と、壁72の4隅に設けられてガイド部材80に係合するガイド係合部74と、光学素子ホルダ70が装置フレーム11の凹部11eに収納されている場合に外部に露出する部分に設けられた切り欠き75と、中央に設けられてレーザ光を通す光通穴76とを有している。素子搭載台73は、ガイド部材80の円弧壁81に係合する円弧状の2つの円弧壁73aと、回折素子33と係合して光軸に直交する方向における回折素子33の位置決めを行うための証面としての2つの素子位置決め壁73bと、回折素子33に塵などがかかることを防止する舌片状に形成された2つの防塵壁73cと、素子搭載台73に回折素子33を固定する接着剤77が素子搭載台73からはみ出すことを防止するとともに接着剤77の接着面積を向上させるための2つの溝部73dとを有している。
図15は、ガイド部材80の正面側から見た斜視図である。図16は、ガイド部材80の背面側から見た斜視図である。
図5、図8〜図10、図15および図16に示すように、ガイド部材80は、回折素子33の光軸と直交する方向のうち装置フレーム11の凹部壁11f(図11および図12参照。)に平行な矢印10bで示す方向に装置フレーム11上をスライド移動可能に装置フレーム11の凹部壁11f、11hに係合するベース係合部としてのフレーム係合壁82a、82bと、フレーム係合壁82bとは反対側に設けられて光学素子ホルダ70のガイド係合部74と係合するホルダ係合壁83と、フレーム係合壁82bおよびホルダ係合壁83の間を貫通して2つの円弧状の円弧壁81が形成された貫通穴84と、ガイド部材80が装置フレーム11の凹部11eに収納されている場合に外部に露出する部分の中央に設けられた円弧状の円弧切り欠き85と、ガイド部材80が装置フレーム11の凹部11eに収納されている場合に外部に露出する部分の両端に設けられてホルダ係合壁83側が閉じた2つの切り欠き86とを有している。円弧切り欠き85は、ガイド部材80に対して光学素子ホルダ70を回折素子33の光軸を中心として回転させる回転治具900(図10参照。)の支点901(図10参照。)が配設されるための部分であり、支点配設部を構成している。また、円弧切り欠き85は、回折素子33の光軸を中心として円弧壁81を延長して形成される仮想円の内側に形成されている。
図17(a)〜(c)は、それぞれ板バネ90の上面図、正面図、側面図である。
図5、図8〜図10および図17に示すように、板バネ90は、厚さ略0.2mmの薄板状金属板で形成され、フレーム11の凹部11eに挿入されて弾性変形してその復帰力によって光学素子ホルダ70を装置フレーム11側に付勢する付勢部91と、凹部11eの内壁である凹部壁11iに当接することによってガイド部材80のスライド移動に伴って移動することを防止する2つの移動防止部92と、板バネ90が装置フレーム11の凹部11eに収納されている場合に外部に露出する部分に設けられて組立時に作業者によって押されるための操作部93と、付勢部91を内側に形成して移動防止部92および操作部93を外側に形成したリング状の枠部94とを有している。板バネ90は、一枚の金属板から形成されている。付勢部91は、2つの移動防止部92の近傍に設けられた2つのバネ部91aと、2つのバネ部91aを連結する連結部91bとを有している。2つのバネ部91aは、矢印10cで示す方向の位置において回折素子33の中心位置と同じ位置で光学素子ホルダ70に接触している。板バネ90は、付勢部91のバネ部91aおよび連結部91bと、枠部94の一部とによって、レーザ光を通す光通穴95が中央に形成されている。枠部94は、付勢部91とは反対側に設けられて装置フレーム11の凹部壁11f、11gに係合するフレーム係合壁94a、94bを有している。操作部93は、図4に示すように防塵シール60が貼り付けられる。なお、板バネ90の金属板の厚さは0.2mmに限定されるものでない。また、板バネ90の金属板の材質としては、ステンレス、鉄、銅などが用いられる。
次に、装置フレーム11に対する回折素子33の固定方法について説明する。
まず、回折素子33は、図8および図9に示すように、光学素子ホルダ70の素子搭載台73の素子位置決め壁73bに当接させられて、接着剤77によって素子搭載台73に接着固定される。
回折素子33が接着固定された光学素子ホルダ70は、ガイド係合部74でガイド部材80のホルダ係合壁83と係合して切り欠き75とガイド部材80の円弧切り欠き85と連結するように、ガイド部材80の貫通穴84に素子搭載台73が挿入されることによって、ガイド部材80と組み合わされる。
そして、光学素子ホルダ70およびガイド部材80のユニットは、ガイド部材80のフレーム係合壁82a、82bが装置フレーム11の凹部壁11f、11h(図11および図12参照。)に係合するように、矢印10aで示す方向と、矢印10bで示す方向との双方に直交する矢印10c(図8〜図10参照。)で示す方向から凹部11eに挿入される。
次いで、板バネ90は、付勢部91で光学素子ホルダ70のバネ係合壁71に係合してフレーム係合壁94bで装置フレーム11の凹部壁11g(図11および図12参照。)に係合するように、フレーム係合壁94aが装置フレーム11の凹部壁11fに突き当たるまで作業者によって操作部93が押されることによって、矢印10c(図8〜図10参照。)で示す方向から凹部11eに挿入される。
(回折素子33の光軸と直交する矢印10bで示す方向の位置の調整)
そして、光学素子ホルダ70およびガイド部材80のユニットは、ガイド部材80のフレーム係合壁82a、82bが装置フレーム11の凹部壁11f、11h(図11および図12参照。)に係合しながら、矢印10bで示す方向に移動させられる。これによって、光学素子ホルダ70に搭載された回折素子33は、矢印10bで示す方向の位置が調整される。
そして、光学素子ホルダ70およびガイド部材80のユニットは、ガイド部材80のフレーム係合壁82a、82bが装置フレーム11の凹部壁11f、11h(図11および図12参照。)に係合しながら、矢印10bで示す方向に移動させられる。これによって、光学素子ホルダ70に搭載された回折素子33は、矢印10bで示す方向の位置が調整される。
ここで、光学素子ホルダ70およびガイド部材80のユニットは、光学素子ホルダ70のバネ係合壁71が板バネ90の付勢部91によって装置フレーム11の凹部壁11h側に付勢されているので、ガイド部材80のフレーム係合壁82bが装置フレーム11の凹部壁11hに係合しながら安定して移動させられることができる。また、板バネ90は、光学素子ホルダ70およびガイド部材80のユニットが矢印10bで示す方向に移動させられるとき、移動防止部92が装置フレーム11の凹部壁11iに係合することによって光学素子ホルダ70およびガイド部材80のユニットと連動することを防止することができる。移動防止部92は、装置フレーム11の凹部壁11iに係合して弾性変形することによって、復帰力によって板バネ90の位置を維持する。
回折素子33の光軸と直交する矢印10bで示す方向の位置の調整が終了すると、ガイド部材80は、切り欠き86に紫外線硬化型接着剤101(図5〜図7参照。)が塗布されて、紫外線硬化型接着剤101によって装置フレーム11と接着固定される。これによって、ガイド部材80が装置フレーム11に対して移動できなくなるので、ガイド部材80と組み合わさっている光学素子ホルダ70と、光学素子ホルダ70に搭載された回折素子33とは、装置フレーム11に対して矢印10bで示す方向に移動することができなくなる。
(回折素子33の光軸を中心とした矢印10d(図8参照。)で示す回転方向の角度の調整)
ガイド部材80が紫外線硬化型接着剤101によって固定されると、光学素子ホルダ70は、図8に示すように、素子搭載台73の円弧壁73aがガイド部材80の円弧壁81に係合しながら、回折素子33の光軸を中心として回転させられる。これによって、光学素子ホルダ70に搭載された回折素子33は、光軸を中心とした矢印10dで示す回転方向の角度が調整される。なお、光学素子ホルダ70は、回転治具900(図10参照。)の支点901(図10参照。)がガイド部材80の円弧切り欠き85に配設されて、回転治具900の作用点902(図10参照。)が切り欠き75に配設された状態で、把持部903(図10参照。)が作業者に把持された回転治具900が支点901を中心として作業者に回転させられることによって、回転させられる。
ガイド部材80が紫外線硬化型接着剤101によって固定されると、光学素子ホルダ70は、図8に示すように、素子搭載台73の円弧壁73aがガイド部材80の円弧壁81に係合しながら、回折素子33の光軸を中心として回転させられる。これによって、光学素子ホルダ70に搭載された回折素子33は、光軸を中心とした矢印10dで示す回転方向の角度が調整される。なお、光学素子ホルダ70は、回転治具900(図10参照。)の支点901(図10参照。)がガイド部材80の円弧切り欠き85に配設されて、回転治具900の作用点902(図10参照。)が切り欠き75に配設された状態で、把持部903(図10参照。)が作業者に把持された回転治具900が支点901を中心として作業者に回転させられることによって、回転させられる。
ここで、光学素子ホルダ70は、バネ係合壁71が板バネ90の付勢部91によってガイド部材80のホルダ係合壁83側に付勢されているので、ガイド係合部74がガイド部材80のホルダ係合壁83に係合しながら安定して回転させられることができる。また、板バネ90は、光学素子ホルダ70が回折素子33の光軸を中心として回転させられるとき、移動防止部92が装置フレーム11の凹部壁11iに係合することによって光学素子ホルダ70と連動することを防止することができる。
回折素子33の光軸を中心とした矢印10dで示す回転方向の角度の調整が終了すると、図5〜図7に示すように、紫外線硬化型接着剤101と同じ成分の紫外線硬化型接着剤102が装置フレーム11の凹部壁11iの近傍に塗布されて、紫外線硬化型接着剤102によって装置フレーム11、光学素子ホルダ70、ガイド部材80および板バネ90が互いに接着固定される。これによって、光学素子ホルダ70が装置フレーム11に対して移動できなくなるので、光学素子ホルダ70に搭載された回折素子33は、装置フレーム11に対して光軸を中心として回転することができなくなる。
最後に、図4に示すように、防塵シール60が板バネ90の操作部93に貼り付けられる。
以上に説明したように、光ヘッド装置10は、光学素子ホルダ70が回折素子33の光軸の周りに回転可能に係合する円弧壁81と、回折素子33の光軸と直交する矢印10bで示す方向に装置フレーム11上をスライド移動可能に装置フレーム11に係合するフレーム係合壁82a、82bとを有するガイド部材80を有しているので、装置フレーム11に対する回折素子33の調整として、回折素子33の光軸を中心とした矢印10d(図8参照。)で示す回転方向の角度の調整だけではなく、回折素子33の光軸と直交する矢印10bで示す方向の位置の調整も行うことができる。
また、光ヘッド装置10のガイド部材80のフレーム係合壁82aは、ガイド部材80に対して光学素子ホルダ70が回転治具900(図10参照。)によって回転させられるときの回転治具900の支点901(図10参照。)によって円弧切り欠き85が押される方向に円弧切り欠き85に対して配置されている。そのため、ガイド部材80は、光学素子ホルダ70がガイド部材80に対して回転治具900によって回転させられるときに、回転治具900の支点901によって円弧切り欠き85が押される力によって装置フレーム11に対して移動することを防止することができる。したがって、光ヘッド装置10は、装置フレーム11に対する回折素子33の調整として回折素子33の光軸を中心とした矢印10dで示す回転方向の角度の調整が行われるときに、回転治具900の支点901によってガイド部材80が装置フレーム11の凹部壁11f(図11および図12参照。)に押圧されるので、光学素子ホルダ70と、ガイド部材80との相対回転による調整動作が安定して行われることが可能である。
なお、光ヘッド装置10は、回転治具900の支点901がガイド部材80の円弧切り欠き85ではなく装置フレーム11の丸孔11n(図5〜図7参照。)に配設されることによって、回折素子33の光軸を中心とした矢印10dで示す回転方向の角度の調整が行われても良い。しかしながら、光ヘッド装置10は、回転治具900の支点901がガイド部材80の円弧切り欠き85に配設される方が、回転治具900の支点901が装置フレーム11の丸孔11nに配設される構成よりも、回転治具900の支点901と、光学素子ホルダ70の切り欠き75に配設される回転治具900の作用点902(図10参照。)との間の距離が短いので、回折素子33の光軸を中心とした矢印10dで示す回転方向の角度の調整が高精度に行われることができる。すなわち、角度の調整時に回転治具900の回転角度が大きくなるので、調整誤差を少なくするためには有利な構造である。
また、光ヘッド装置10は、回転治具900の支点901がガイド部材80の円弧切り欠き85に配設される方が、回転治具900の支点901が装置フレーム11の丸孔11nに配設される構成よりも、回転治具900の支点901と、光学素子ホルダ70の切り欠き75に配設される回転治具900の作用点902との間の距離が短いので、回転治具900を回転させるための力も小さくなり、作業性を向上することができる。
また、光ヘッド装置10は、ガイド部材80の円弧壁81が円状ではなく、円の一部が欠けた円弧状に形成されているので、円弧壁81が円状に形成されている構成と比較して、円弧壁81を延長して形成される仮想円の内側に円弧切り欠き85が形成されている分、矢印10cで示す方向に小型化することができる。
また、光ヘッド装置10は、矢印10cで示す方向の位置において板バネ90の2つのバネ部91aが光学素子ホルダ70に接触している位置と同じ位置に回折素子33の中心が配置されるように設計されているので、回折素子33の位置や角度の調整時に板バネ90に安定して光学素子ホルダ70を付勢させることができる。
また、光ヘッド装置10は、板バネ90の2つのバネ部91aが連結部91bで連結されているので、2つのバネ部91aが連結部91bで連結されていない構成と比較して、回折素子33の光軸に直交する方向における2つのバネ部91aの強度を向上することができる。したがって、光ヘッド装置10は、回折素子33の位置や角度の調整時に板バネ90に安定して光学素子ホルダ70を付勢させることができる。
また、光ヘッド装置10は、板バネ90の付勢部91が枠部94において装置フレーム11の凹部11eへの挿入側から立ち上がっているので、板バネ90の付勢部91が枠部94において装置フレーム11の凹部11eへの挿入側とは反対側、すなわち操作部93側から立ち上がっている構成と比較して、装置フレーム11の凹部11eへ板バネ90が挿入されるときに付勢部91が凹部11eの入り口などに引っ掛からずにスムーズに凹部11eに挿入されることができる。
また、光ヘッド装置10は、ガイド部材80が白色であるので、狭くて陰になり易い切り欠き86であっても、ガイド部材80が黒色の構成と比較して、紫外線硬化型接着剤101の塗布状態を作業者に容易に観察させることができる。
また、光ヘッド装置10は、装置フレーム11の凹部11eの凹部壁11iに当接することによってガイド部材80のスライド移動に伴って板バネ90が移動することを防止する移動防止部92を板バネ90が有しているので、板バネ90の位置を安定させ付勢部91に「よれ」等が発生し難く、目論み通りの付勢力が得られる。
また、板バネ90は、枠部94の内側に付勢部91を形成して枠部94の外側に移動防止部92を形成するという配置関係によって薄板で一体成形させることができるので、例えば、金属薄板からプレスによる抜き加工により形成されることも可能になる。
また、板バネ90は、付勢部91がリング状に枠部94に形成されているので、付勢部91が枠部94からバネ部91aとして2本伸びていてその2本のバネ部91aを繋ぐ部分である連結部91bがない構成と比較して、光学素子ホルダ70のスライド移動に伴う付勢部91の「よれ」等を抑制することができ安定した付勢力を確保することができる。
図18は、光学素子ホルダ70(図13および図14参照。)の変形例である光学素子ホルダ170の正面図である。図19は、光学素子ホルダ170の正面側から見た斜視図である。なお、光学素子ホルダ170の構成のうち、光学素子ホルダ70の構成と同様な構成については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
光ヘッド装置10は、本実施の形態に示した形状以外の形状であっても良い。例えば、光ヘッド装置10は、光学素子ホルダ70が図18および図19に示す光学素子ホルダ170に代えられても良い。光学素子ホルダ170は、光学素子ホルダ70を小型化したものであり、光学素子ホルダ70のガイド係合部74に代えて、ガイド部材80に係合するガイド係合部174が光通穴76を挟むように2つ設けられている。
10 光ヘッド装置
11 装置フレーム(ベース)
11e 凹部
11i 凹部壁(内壁)
21、22 レーザ光源装置(レーザ光源)
24 信号検出用受光素子(受光素子)
33 回折素子(光学素子)
70 光学素子ホルダ
80 ガイド部材
81 円弧壁(ホルダ係合部)
82a、82b フレーム係合壁(ベース係合部)
85 円弧切り欠き(支点配設部)
90 板バネ(付勢部材)
91 付勢部
92 移動防止部
94 枠部
170 光学素子ホルダ
900 回転治具
901 支点
11 装置フレーム(ベース)
11e 凹部
11i 凹部壁(内壁)
21、22 レーザ光源装置(レーザ光源)
24 信号検出用受光素子(受光素子)
33 回折素子(光学素子)
70 光学素子ホルダ
80 ガイド部材
81 円弧壁(ホルダ係合部)
82a、82b フレーム係合壁(ベース係合部)
85 円弧切り欠き(支点配設部)
90 板バネ(付勢部材)
91 付勢部
92 移動防止部
94 枠部
170 光学素子ホルダ
900 回転治具
901 支点
Claims (7)
- レーザ光源と、受光素子と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光を光記録ディスクに導く往路および前記光記録ディスクからの反射光を前記受光素子に導く復路の少なくとも一部を構成する光学素子と、前記レーザ光源、前記受光素子および前記光学素子が搭載されたベースとを有する光ヘッド装置において、
前記光学素子が搭載される光学素子ホルダと、
前記光学素子ホルダが前記光学素子の光軸の周りに回転可能に係合するホルダ係合部を有するガイド部材と、
前記ベースに対する前記光学素子ホルダおよび前記ガイド部材の位置を保持可能に前記光学素子ホルダおよび前記ガイド部材を前記ベース側に付勢する付勢部材とを有し、
前記ガイド部材は、前記光軸と直交する方向に前記ベース上をスライド移動可能に前記ベースに係合するベース係合部を有することを特徴とする光ヘッド装置。 - 前記ガイド部材は、前記ガイド部材に対して前記光学素子ホルダを前記光軸を中心として回転させる回転治具の支点が配設される支点配設部を有することを特徴とする請求項1に記載の光ヘッド装置。
- 前記ホルダ係合部は、前記光学素子ホルダが摺設する摺設面が周方向に円弧状に形成されていて、
前記支点配設部は、前記摺設面を除く周方向に配設することにより、前記ホルダ係合部を延長して形成される仮想円の内側に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光ヘッド装置。 - 前記光学素子ホルダおよび前記ガイド部材は、1つの付勢部材によって前記光軸の延在方向に付勢されていることを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載の光ヘッド装置。
- 前記ベースは、前記付勢部材の付勢力によって前記光学素子ホルダ、前記ガイド部材および前記付勢部材を挟持する凹部を有し、
前記付勢部材は、前記凹部に挿入されて弾性変形してその復帰力によって前記光学素子ホルダを前記ベース側に付勢する付勢部と、前記凹部の内壁に当接することによって前記ガイド部材のスライド移動に伴って移動することを防止する移動防止部と、前記付勢部を内側に形成して前記移動防止部を外側に形成したリング状の枠部とを有する薄板によって一体成形されていることを特徴とする請求項4に記載の光ヘッド装置。 - 前記付勢部は、リング状に前記枠部に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の光ヘッド装置。
- 前記ベース係合部は、前記ガイド部材に対して前記光学素子ホルダが前記回転治具によって回転させられるときの前記支点によって前記支点配設部が押される方向に前記支点配設部に対して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光ヘッド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008082246A JP2009238297A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | 光ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008082246A JP2009238297A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | 光ヘッド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009238297A true JP2009238297A (ja) | 2009-10-15 |
Family
ID=41252044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008082246A Pending JP2009238297A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | 光ヘッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009238297A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013114748A1 (ja) * | 2012-02-02 | 2013-08-08 | 三洋電機株式会社 | 光ピックアップ装置および光ピックアップ装置の調整方法 |
-
2008
- 2008-03-26 JP JP2008082246A patent/JP2009238297A/ja active Pending
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WO2013114748A1 (ja) * | 2012-02-02 | 2013-08-08 | 三洋電機株式会社 | 光ピックアップ装置および光ピックアップ装置の調整方法 |
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