JP2009237770A - 接続図品質表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来、電気回路設計者がCADを用いて接続図の図面を作成した後、その接続図の全接続箇所について品質チェックするために、接続図の品質チェック作業の効率が悪く、また部品が保持するピン数に比例して膨大なチェック作業時間を要するので、設計者の大きな負担作業となっていた。
【解決手段】 接続図の接続データを接続図品質データとして抽出し、接続図品質データを基に図面品質データベースの内にある接続図品質データに紐付けられた品質データを探索し、探索した品質データを基に接続図の品質評価を数値表示することで、接続図の品質チェックに要する設計者の負担を減らす。
【選択図】 図1
【解決手段】 接続図の接続データを接続図品質データとして抽出し、接続図品質データを基に図面品質データベースの内にある接続図品質データに紐付けられた品質データを探索し、探索した品質データを基に接続図の品質評価を数値表示することで、接続図の品質チェックに要する設計者の負担を減らす。
【選択図】 図1
Description
この発明は、電気回路設計CADソフトウェア(以下、CAD)により作成された接続図の接続データの品質を表示する接続図品質表示装置に関する。
近年、CADを用いて、電子部品の電気的接続関係を示す接続図の接続データを作成し、作成した接続データをデータベースに格納して利用する、図面の電子化技術が普及している。また、キーワードを用いてデータベースに格納された図面データを検索し、検索した図面データをディスプレイに表示することが一般的に行われている。
例えば、図面の合理性検査エラー情報又は回路要素一覧情報から自動で該当図面を検索し、該当する回路要素及び属性を画面上で確認することができるCADシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
従来、電気回路設計者(以下、設計者)がCADを用いて接続図の図面を作成後、その品質をチェックして紙に出力するか、CADを利用して接続図をディスプレイに表示した後、部品が設計者の意図どおり正しく接続されているかどうかについて、1部品毎に接続箇所をチェックしていた。
例えば、使用している部品のピンが別部品のどのピンと接続されており、上記の接続が設計者の設計意図どおり正しく接続されているかどうかを確認するといった品質チェック作業が行われる。
しかし、上記に述べた品質チェック作業は、部品の1ピン毎に実施するため、膨大なピンを持つ集積回路部品については、部品が保持するピン数に比例して、膨大なチェック作業時間を要し、接続図の品質チェック作業の効率が悪いという問題があった。
また、単にピンとピンが接続されていれば良いわけではなく、部品固有の仕様や入力/出力信号にあわせた接続先に接続されているか否かをチェックする必要があり、部品固有の仕様を調査して正しい電源等に接続されているか否かをチェックする。また、部品のピンとピンを結ぶ接続線に信号名をつけて、設計者の意図する入力/出力信号にあわせた接続先に接続しているか否かというチェック作業も重なり、多大な労力と時間を必要とすることから、設計者の大きな負担作業となっていた。
この発明は、係る課題を解決するために為されたものであり、電子部品間の接続関係に基づいて、図面品質データベースから接続データに対応した品質データを取り出し、取り出した品質データを基に接続図の品質状態を表示することを目的とする。
この発明による接続図品質表示装置は、任意の接続図データから選択された部品の中から、少なくとも2つの部品間の接続データを接続図品質データとして抽出する接続図品質データ抽出部と、上記接続図品質データ抽出部で抽出された接続図品質データを検索キーとして、予め図面品質データベースに格納された品質評価データを探索し、当該接続図品質データに対応した品質評価データを抽出する品質データ検索部と、上記品質データ検索部により抽出された品質評価データを、上記接続図品質データに対応付けてディスプレイに表示する表示部とを備えたものである。
この発明によれば、部品間の接続データを用いて、過去に設計した接続図の接続データに基づく品質の評価データを検索し、表示することにより、新たに設計する接続図の品質評価を効率的に実施することが可能となる。
この発明に係る実施の形態では、電気回路設計CADソフトウェア(以下、CAD)で設計された接続図に含まれる2つの部品間の接続データを、接続図品質データとして抽出し、図面品質データベースに格納する。これによって、設計者がCADにより作成した接続図の接続データから接続図品質データを抽出した後、図面品質データベースから接続図品質データに対応した品質評価データを検索し、表示することのできる、接続図品質表示装置を提供するものである。以下、図を用いてこの発明に係る実施の形態1について説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る接続図品質表示装置の構成を示す機能ブロック図であり、図1(a)は機能ブロック図、(b)は図面品質データベースに格納される図面情報の例を示す図である。
図において、接続図品質表示装置は、計算機3と、入力装置1と、主記憶装置2と、ディスプレイ4と、CAD装置5と、図面品質データベース(以下、図面品質DB)6を備えて構成される。
図1は、実施の形態1に係る接続図品質表示装置の構成を示す機能ブロック図であり、図1(a)は機能ブロック図、(b)は図面品質データベースに格納される図面情報の例を示す図である。
図において、接続図品質表示装置は、計算機3と、入力装置1と、主記憶装置2と、ディスプレイ4と、CAD装置5と、図面品質データベース(以下、図面品質DB)6を備えて構成される。
CAD装置5は、一般に市販されているCADのソフトウェアが格納され、そのソフトウェアを読み出して、図面データの入力および作図処理や、図面データの生成処理や、図面データの接続、切断、陰線処理などを実行する装置である。
入力装置1は、キーボード、マウスなどから構成される。主記憶装置2は、計算機3が処理するCAD装置5により作成した接続データ8や、品質評価データ(以下、品質データ)23などを記憶している。計算機3には、接続図の品質評価処理を行うための品質評価処理プログラム20が実行可能な状態で格納されている。この品質評価プログラム20が実行されることにより、計算機3は、接続図品質データ抽出部10と、品質データ検索部11を構成する。ディスプレイ4は、入力装置1を使って作成した接続図の接続データ8を表示するための表示部を構成する。
図面品質DB6は、CADで過去に作成した接続図の使用部品データと接続図データ12と品質評価データ(以下、品質データ)13を所持するデータとしての図面情報7が格納されたデータベースである。図1(b)に例示するように、図面情報7は2つの使用部品と、その使用部品に対応した接続図データ12と、その接続図データ12の品質評価を示す品質データ13から構成されている。
この品質データ13は、過去の設計時に作成した接続図データについて、設計者が予め評価した評価内容を入力しておく。また、同じ2つの部品を使用した接続図データの利用数に基づいて、自動的に品質データを設定しても良い。例えば、部品Aと部品Bを接続する同種の接続データが、過去に10回に亘り作成された場合、品質データとしてその回数の10を入力すると良い。或いは別の評価値として、部品Aと部品Bを接続する同種の接続データとして、10個の接続データが作成されていた場合、品質データとしてその個数の10を入力しても良い。
この品質データ13は、過去の設計時に作成した接続図データについて、設計者が予め評価した評価内容を入力しておく。また、同じ2つの部品を使用した接続図データの利用数に基づいて、自動的に品質データを設定しても良い。例えば、部品Aと部品Bを接続する同種の接続データが、過去に10回に亘り作成された場合、品質データとしてその回数の10を入力すると良い。或いは別の評価値として、部品Aと部品Bを接続する同種の接続データとして、10個の接続データが作成されていた場合、品質データとしてその個数の10を入力しても良い。
図面品質DB6は、接続図において電子部品間の接続データ8を品質評価する品質データ13を、接続図データ12に対応付けて格納している。計算機3の接続図品質データ抽出部は、接続図データ8から順次2つの部品を選択し、選択した部品間の接続データを品質評価用接続図データとして抽出し、この抽出を全ての2つの部品間の組合せについて行う。また、品質データ検索部は、この接続図品質データ抽出部で抽出された品質評価用接続図データを検索キーとして、図面品質DB6の図面品質データベースに格納された接続データ12を探索し、検索キーである品質評価用接続図データに一致した接続データ12に対応付けられた品質データ13を抽出する。
設計者は、接続図品質表示装置を構成するCAD装置5を使用して、接続図の接続データ8を作成する。また、作成した接続図の接続データ8について、接続図品質表示装置を用いて接続図の品質データを表示することで、品質状態を確認することができる。
次に、この実施の形態1による接続図品質表示装置の動作について説明する。
図2は接続図品質表示装置の動作フローを示す図である。図3は接続図品質表示装置の動作例を示す図であり、(a)は接続図の作図例、(b)は(a)の接続図から抽出した接続データ12と図面品質DB6に格納された品質データ13との関係を示す図である。
図2は接続図品質表示装置の動作フローを示す図である。図3は接続図品質表示装置の動作例を示す図であり、(a)は接続図の作図例、(b)は(a)の接続図から抽出した接続データ12と図面品質DB6に格納された品質データ13との関係を示す図である。
図において、設計者は、入力装置1とCAD装置5を使って、図3(a)に示す接続図の接続データ8を作成する。このとき、図面品質DB6に存在する品質データ13を基に図面の品質評価を行うための作業を行う。以下、この場合を例にして説明する。
まず、設計者は、入力装置1を用いて、計算機3にCAD装置5で作成した接続データ8の主記憶装置への取り込みを指示する(ステップs1)。
次に、設計者は、計算機3に接続データ8の品質評価処理の実行開始を指示する。計算機3は、この指示を受けて、作成中の接続データ8から使用しているすべての部品について、接続データを抽出する。例えば電子部品9と電子部品11の接続情報から、接続データ12を抽出する(ステップs2)
続いて、計算機3は、作成中の接続図の接続データ8を構成する接続データ12を検索キーとして用いて、図面品質DB6に対して検索処理を行う(ステップs3)。
この処理では、作成した接続データ12を検索キーとして、図面品質DB6に格納されている品質データ13が存在するか否かを検索する。
この処理では、作成した接続データ12を検索キーとして、図面品質DB6に格納されている品質データ13が存在するか否かを検索する。
この検索の結果、ステップs4において、図面品質DB6に同じ接続データ12を持つ品質データ13がない場合は、品質データを0として主記憶に読み込む(ステップs5)。
一方、この検索の結果、ステップs4において、図面DB6内に、接続データ12と同じ接続データを持つ品質データ13が存在する場合、その品質データ13を図面品質DB6から主記憶装置に順次読み込み、読み込んだ品質データを品質データ23として格納する(ステップs6)。
この際、接続データ12の品質データがわかることにより、現在作成している図面の品質評価が可能となる。
この際、接続データ12の品質データがわかることにより、現在作成している図面の品質評価が可能となる。
このようにして、主記憶装置に読み込んだ接続品質データ12に対する品質データ23が、例えば入力装置1のボタン操作によって、順次ディスプレイ4に表示される(ステップs7)。
設計者は、ディスプレイ4に表示される品質データ23を確認することにより、接続図の品質を容易に把握することができる。
設計者は、ディスプレイ4に表示される品質データ23を確認することにより、接続図の品質を容易に把握することができる。
以上説明したように、この実施の形態1による接続図品質表示装置では、任意の接続図データから選択された部品の中から、少なくとも2つの部品間の接続データを接続図品質データとして抽出する接続図品質データ抽出部10と、接続図品質データ抽出部10で抽出された接続図品質データを検索キーとして、予め図面品質データベースに格納された品質評価データを探索し、当該接続図品質データに対応した品質評価データを抽出する品質データ検索部11と、品質データ検索部11により抽出された品質評価データを、上記接続図品質データに対応付けてディスプレイに表示する表示部とを備えたことを特徴とする。
このように、部品の接続データを用いて、過去に設計した接続図の接続データによる品質データを図面品質DBから検索することにより、接続図の品質評価を効率的に実施することができる。
例えば、設計者が、接続図品質表示装置が表示する品質データを見ることで、その品質データが所定の閾値よりも低い値を示す接続図についてのみ、人手による入念なチェックを行うことができる。これにより、全ての部品の接続部位について人手で品質チェックすることが不要となり、接続図の品質チェック時間を短くすることが可能となり、設計者の作業負担を減らすことができる。
1 入力装置、2 主記憶装置、3 計算機、4 ディスプレイ、5 CAD装置、6 図面DB、7 図面情報、8 接続データ、10 接続図品質データ抽出部、11 品質データ検索部、12 接続データ、13 品質データ、23 品質データ。
Claims (1)
- 任意の接続図データから選択された部品の中から、少なくとも2つの部品間の接続データを接続図品質データとして抽出する接続図品質データ抽出部と、
上記接続図品質データ抽出部で抽出された接続図品質データを検索キーとして、予め図面品質データベースに格納された品質評価データを探索し、当該接続図品質データに対応した品質評価データを抽出する品質データ検索部と、
上記品質データ検索部により抽出された品質評価データを、上記接続図品質データに対応付けてディスプレイに表示する表示部と、
を備えた接続図品質表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008081120A JP2009237770A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | 接続図品質表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008081120A JP2009237770A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | 接続図品質表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009237770A true JP2009237770A (ja) | 2009-10-15 |
Family
ID=41251660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008081120A Pending JP2009237770A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | 接続図品質表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009237770A (ja) |
-
2008
- 2008-03-26 JP JP2008081120A patent/JP2009237770A/ja active Pending
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