JP4408055B2 - 図面管理システム - Google Patents

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Description

この発明は、電子計算機を用いた設計支援システム(以下、CADシステムと称す)にて設計された図面情報を管理する図面管理システムに関するものである。
従来の図面管理システムでは、情報を表示しながら処理する表示処理手段にて対象情報を作成、処理するとともに、その際にその属性情報を作成して管理情報データベースに格納しておく。そして、管理情報データベースに格納された属性情報を用いて対象情報にアクセスして、情報の新規作成、流用、変更、検索、参照などを行う(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−137899号公報
以上のような従来の図面管理システムでは、図面参照、流用設計、設計変更時等に必要な図面を精度良く検索するためには、図面の属性情報を作成して管理情報データベースに格納する際に、用途や大区分、小区分、大分類、小分類、親−子関係などの属性情報をユーザが詳細に決定する必要がある。このため、手間がかかると共に、属性情報決定時のユーザごとに入力情報にばらつきを生じ、後で行う図面検索の際に統一的に利用できないという問題があった。
また、図面を作成、処理する際に作成した属性情報を格納して利用するため、その後に属性情報を追加することができず、既に作成されて格納されている図面を検索する検索精度を向上させることは困難であった。
この発明は、上記のような問題点を解消するために成されたものであって、CADシステムを用いて設計された図面に対し、人手による手間を軽減して容易に信頼性よく情報を格納し、図面情報を適切に管理できる図面管理システムを提供することを目的とする。さらにこのような図面管理システムを用いて、所望の図面情報を速やかに精度良く検索、参照することを目的とする。
この発明に係る図面管理システムは、工事や製品(以下、事柄と称す)毎に既に設計された図面情報を各図面内の属性情報を備えて記憶する図面情報データベースと、複数の抽出パターンと、情報を表示しながら処理する表示処理部と、上記事柄に対応する選定属性情報を作成する選定情報作成手段と、該選定情報作成手段により作成した上記事柄毎の選定属性情報を記憶する選定情報データベースとを備える。上記抽出パターンは、図面に記載される機器や設備の種別、動力など複数のカテゴリ毎に抽出すべき属性情報を予め設定したものである。また、上記選定情報作成手段は、所定の事柄に対応する上記図面情報データベース内の図面情報を選択し、該選択された図面情報から、上記各カテゴリ毎に順次上記複数の抽出パターンを参照して属性情報を抽出して、上記事柄に対応する選定属性情報を作成するものである。
この発明による図面管理システムでは、選定情報作成手段が、抽出すべき属性情報を予め設定した複数の抽出パターンを参照して図面情報から属性情報を抽出し、選定属性情報を作成する。このため人手によらず容易に必要な属性情報が選定された選定属性情報が作成できる。またこの選定属性情報をデータベースに格納して図面管理に用いることにより図面情報を適切に管理できて、図面情報を検索して利用する際の利便性が向上する。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1について説明する。図1はこの発明の実施の形態1による図面管理システムの概略構成図である。
図1に示すように、事柄毎に既に設計された図面情報(以下、工事図面情報1aと称す)を各図面内の属性情報を備えて記憶する図面情報データベース1と、図面管理のために有用な属性情報が事柄毎に選定された選定属性情報2aを記憶する選定情報データベースとしての選定表データベース2と、予め設定された抽出パターン3aを記憶する抽出パターンデータベース3と、情報を表示しながら処理する表示処理部4とを備える。また、表示処理部4は、選定属性情報2aを作成するための選定情報作成手段5を備える。
ところで、電子計算機を用いて図面設計を行うCADシステムでは、各図面に対し図面内に記載される各パーツ毎の各種属性情報を、その図面の作成時に作成して保持している。この発明による図面管理システムでは、CADシステムにて事柄毎に設計された図面情報を管理するもので、CADシステムが作成した各図面毎の属性情報を含む図面情報が格納されたデータベースを図面情報データベース1として用いる。なお、表示処理部4についても、CADシステムにおける図面作成処理に共用するものであっても良い。
表示処理部4内の選定情報作成手段5は、図面情報データベース1内の工事図面情報1aから図面管理のために有用な属性情報を事柄毎に抽出して選定属性情報2aを作成して選定表データベース2に格納する。また属性情報を事柄毎に抽出する際に、抽出パターンデータベース3内の抽出パターン3aを用いて図面情報データベース1内の工事図面情報1aにアクセスするように構成されている。抽出パターンデータベース3内の抽出パターン3aは、図面に記載される機器や設備の種別、動力など複数のカテゴリ毎に抽出すべき属性情報を予め設定した抽出基準となるもので、抽出すべき属性情報を識別するための識別情報が設定される。
次に選定属性情報2aを作成して選定情報データベースに格納する動作について図2のフローチャートおよび図3の説明図に基づいて以下に説明する。
表示処理部4では選定表データベース2内の情報を表形式で表示する機能を有し、既に作成された事柄毎の選定属性情報は、図3に示すように選定表6として表示処理部4の画面に表示される。
まず、選定属性情報が未作成の事柄に対する図面情報データベース1内の図面情報である工事図面情報1bを、例えばその工事について図面情報がまとめて格納されたフォルダを選択指定する。これは、例えば選定表6の新規登録部へマウスでドラッグアンドドロップするなどして、ユーザが図面情報のある場所を指示する(S1)。
選定情報作成手段5は、抽出パターンデータベース3に格納された抽出パターン3aを順次参照し、選択された工事図面情報1bから表題としての工事件名、負荷、計装機器などの機器種別、動力電圧などのカテゴリ毎の属性情報を抽出する。ここでの処理についての詳細は、後述する(S2)。続いて、抽出された属性情報からその事柄に対する選定属性情報2bを作成し選定表データベース2に格納する(S3)。
そして、新たに作成された選定属性情報2bが追加された選定表7が画面に表示される(S4)。
上記ステップS2での、選定情報作成手段5による上記属性情報の抽出処理について、図4のフローチャートに基づいて以下に詳細に説明する。
選択されたフォルダ内から属性情報の抽出処理を開始(T1)すると、図面の各シートに対応する属性情報に対し、まず、抽出パターンデータベース3内の表題抽出用抽出パターンを参照してその抽出基準に基づき、そのシートが表紙であるかを判断し(T3)、表紙であればその工事件名等を事柄の表題として抽出する(T4)。
次に、抽出パターンデータベース3内の負荷抽出用抽出パターンを参照してその抽出基準に基づき、そのシートに負荷があるかを判断し(T5)、負荷があれば負荷名称の判定(T6)、負荷容量の抽出(T7)、起動方式の判定(T8)、動力電源電圧(T9)の判定を行う。なお、属性情報の抽出は、格納された属性情報をそのまま抽出して選定属性情報に用いても良いし、予め抽出パターンに判定情報を付加しておき、抽出された属性情報から名称、方式などを判定して選定属性情報に用いるようにしても良い。
次に、抽出パターンデータベース3内の対象機器抽出用抽出パターンを参照してその抽出基準に基づき、そのシートに抽出対象機器があるかを判断し(T10)、抽出対象機器があればその機器名や型名の抽出を行う(T11)。さらに、抽出パターンデータベース3内の他の抽出パターンを参照してT3〜T11と同様に必要な処理があれば抽出・判定処理を行う(T12)。
以上T3〜T12までの処理を図面のシート枚数分繰り返す(T2,T13)。さらに、名称・容量・電圧・起動方式が同一の負荷があるかを判定し(T14)、あればその負荷の情報を「−−ポンプ直入れ起動1.5kW×3」の様にまとめ(T15)、属性情報の抽出処理を終了する(T16)。
この実施の形態では、カテゴリ毎に抽出すべき属性情報を予め設定した抽出パターンを属性情報の抽出基準に用いて、図面情報データベース1内の工事図面情報1aから図面管理のために有用な属性情報を事柄毎に抽出する。そして抽出した属性情報から事柄毎の選定属性情報2aを作成して選定表データベース2に格納する。このため、ユーザが用途や大区分、小区分、大分類、小分類、親−子関係などの属性情報を図面管理のために決定する必要が無く、CADシステムにて図面設計時に作成された属性情報を含む図面情報から工事や製品などの事柄を選択指定することで自動的に属性情報が抽出されて選定属性情報2aが選定表データベース2に格納される。このため、容易に信頼性よく情報を格納し、図面情報を適切に管理することができる。また、ユーザごとの入力情報のばらつきを無くすことができるので、図面検索の際に情報を統一的に利用することが出来る。
なお、CADシステムにて設計された図面情報が図面情報データベース1に格納された時点で、その新規図面情報から属性情報を抽出して選定属性情報2aを作成するようにすれば、常に、選定表データベース2内の情報を図面情報データベース1内の図面情報に対応させることができ、図面情報が信頼性よく管理できる。
実施の形態2.
上記実施の形態1における選定情報作成手段5による属性情報抽出処理でのステップT3およびT4の処理(図4参照)について、表題抽出用抽出パターンの例を示して以下に説明する。
図5は、この実施の形態2による表題抽出処理を説明する図であり、9は図面データベース1に格納されている図面情報に対応するあるシートであり、本図では表紙図面を示している。10は抽出パターンデータベース3に格納されている抽出パターンの1つで、本図では表題抽出用抽出パターンとなる表紙判定マスタを示している。
ここで、表紙図面9中の文字11、12、13などはそれぞれ属性を有し、表紙判定マスタ10の抽出基準と条件が一致すれば、必要な工事件名の情報13を抽出し、この工事件名13を選定属性情報の表題として選定表データベース2に格納する。本図では文字11はシート名の属性、文字12はシートページの属性、文字13は工事件名の属性を持っており、表紙判定マスタ10内の条件、シート名=“表紙”もしくはシートページ=“01”に一致する為、本シートは表紙と判断され(T3)、工事件名13を注文元、件名、据付場所として抽出(T4)している。即ち、シート名(文字11)、シートページ(文字12)を表題(工事件名13)抽出のための識別情報として用い、表題となる工事件名13を抽出する。
この実施の形態によれば、短時間かつ正確に事柄の表題情報を抽出して選定属性情報に反映することができる。また、図面の属性の記入文字から判断する識別情報を設定した抽出パターンを作成するため、抽出対象となる属性情報(この場合、工事件名)を容易に設定できる。
同様にして、例えば、図番や作成者情報、盤記号などの属性情報を容易に抽出することができる。
実施の形態3.
上記実施の形態1における選定情報作成手段5による属性情報抽出処理でのステップT5〜T9の負荷抽出処理(図4参照)について、図6、図7に基づいて以下に説明する。
図6において、14は図面情報データベース1に格納されている図面情報に対応するあるシートであり、本図では負荷を含んだ図面を示し、14aは該当箇所の拡大図である。
図7において、15、15aおよび15bは抽出パターンデータベース3に格納されている抽出パターンで、本図では、15は負荷判定マスタ、15aは起動方式判定マスタ、15bは動力電圧取得設定マスタを示している。
図中において、17は負荷を意味するシンボル(パーツ)であり、18は負荷シンボル17に付随する属性で負荷容量を表している。19は電磁接触器を意味するシンボルで、器具番号の属性を持っている。20は接続線に付随する電線番号、21はシート名の属性である。
まず、負荷判定マスタ15を参照し、負荷シンボル17が負荷判定マスタ15に設定されたパーツ番号情報を有しているため、本シートに負荷があると判断(T5)される。これにより負荷名称をシート名21から抽出し(T6)、続いて負荷容量18の抽出(T7)を行う。
次いで、起動方式判定マスタ15aを参照し、電磁接触器シンボル19が起動方式判定マスタ15aに設定された器具番号の情報を有しているかを判断する。本図では“21”の器具番号を持つシンボルが2つあるため、起動方式は“可逆”と判断される(T8)。 続いて、動力電圧取得設定マスタ15bを参照し、電線番号20から動力電源電圧を判断する(T9)。
以上により得られた負荷属性情報22aは、この事柄の他の図面シートの負荷属性情報とともに負荷抽出結果22としてまとめられ、この事柄に対する選定属性情報の負荷属性情報として選定表データベース2に格納される。
この実施の形態によれば、短時間かつ正確に事柄の負荷属性情報を抽出して選定属性情報に反映することができる。また、図面内のシンボルが有するパーツ属性とそれに付随する記入文字および数量などから総合的に判断させる識別情報を設定した抽出パターンを作成して、抽出された情報から起動方式や動力電圧を判断して選定属性情報の負荷属性情報を作成する。このため、ユーザの入力に依る場合のような、判断ミスや入力間違いを起こすことなく、信頼性の良い図面管理に有用な選定属性情報が作成できる。
同様にして、例えば、リレーやサーキットブレーカ等の機器を表すシンボルとそれに付随する属性から、使用されている機器の型名・定格、数量を抽出する処理や、それらから消費電力を計算する処理等が行える。
実施の形態4.
上記実施の形態1における選定情報作成手段5による属性情報抽出処理でのステップT10〜T11の対象機器抽出処理(図4参照)について、図8、図9に基づいて以下に説明する。
図8において、23は図面情報データベース1に格納されている図面情報に対応するあるシートであり、本図では抽出対象機器を含んだ図面を示し、23aは該当箇所の拡大図である。
図9において、24は抽出パターンデータベース3に格納されている抽出パターンで、本図では、計装機器の抽出対象機器マスタを示している。これは抽出対象となる計装機器を予め決定し、その識別情報が設定された抽出パターンである。
図中において、25は計装機器を意味するシンボルに付随する、機器型名の属性である。抽出対象機器マスタ24を参照し、型名25の“TF785F01−91”が抽出対象機器マスタ24内の型名に一致すると判断され(T10)、その型名が抽出される(T11)。
以上により得られた機器属性情報26aは、この事柄の他の図面シートの機器属性情報とともに機器抽出結果26としてまとめられ、この事柄に対する選定属性情報の計装機器属性情報として選定表データベース2に格納される。
この実施の形態によれば、短時間かつ正確に事柄の機器属性情報を抽出して選定属性情報に反映することができる。また、計装機器などの機器種別のカテゴリ毎に抽出対象機器の識別情報を設定した抽出パターンを作成するため、抽出パターンの作成も容易で、信頼性良く容易に所望の属性情報を抽出でき図面管理に有用な選定属性情報が作成できる。
実施の形態5.
次に、選定表データベース2内の選定属性情報2aを用いて、図面を検索する処理について図10に基づいて以下に説明する。表示処理部4は検索に必要な条件が与えられると、選定属性情報2aを用いて図面を検索する検索手段を備える。ここでは、ある特定の、例えば型名“TF785”である計装機器が含まれる図面を検索する処理を示している。
図において、27は選定表データベース2の内容を画面上に表示した選定表であり、28は事柄(工事)毎に各カテゴリの情報を表示している情報表示欄である。29は絞込み検索をする為の条件を入力する検索条件入力欄で、本図では“TF785”という条件が入力されている。なお、検索条件入力欄29に入力する文字列は複数入力することができ、ANDまたはOR検索を指定することができる。このようにユーザが検索条件を入力し、条件検索ボタン30を押下することで検索手段により絞込み検索が開始する。
31は絞込み検索後の選定表である。ここでは、情報表示欄28に表示された選定属性情報から、入力された検索条件に基づいて図面検索対象とする工事が選択され、選択欄32にて表示される。本例では“○○工事”と“▲×工事”が選択されている。ここで、さらに検索条件を追加して絞込みたい場合は検索条件入力欄29に条件を追加し、条件検索ボタン30を押下することで、さらに絞込みできる。
この絞込み検索後の選定表31が表示された画面上で、ユーザが図面検索ボタン33を押下することで図面検索画面34が表示される。
図面検索画面34において、検索文字入力欄35に、既に入力した検索条件“TF785”が引き続いて表示される。この状態で、必要であれば検索文字入力欄35に検索条件を直接追加できる。また、図面検索画面34には、それぞれの検索条件の属性を選択する欄36を備え、図面の文字列が持つ属性を選択することができる。37は検索文字入力欄35の検索条件を検索の対象とするかを決定する欄であり、本例では“TF785”のみ検索対象としている。さらに、ANDまたはOR検索や空白文字を無効とするか等の検索条件を指定するオプション38を設ける。
図面検索を実行すると検索結果39が表示される。この場合、検索対象が記載された図面のシート番号が表示され、検索結果の内容確認や複写、印刷などの処理を行うことができる。また、必要な図面のみ選択して処理を行うこともできる。
この実施の形態によれば、表示処理部4に図面を検索する検索手段を備えて、与えられた検索条件に基づいて、選定表データベース2内の選定属性情報2aを用いて、所望の図面を検索することができる。選定属性情報2aは、上記実施の形態1〜4で示したように、ユーザの判断に依ること無く、短時間で容易に、しかも正確に作成されて、図面情報データベース1内の図面情報を整理して管理する情報であり、この選定属性情報2aを用いて図面検索を行うことで、必要な図面の検索・参照処理時を容易かつ短時間に行うことができる。例えば、抽出対象機器を設定した抽出パターンに、必要な機器を設定しておけば、その機器の使用されている図面を検索する際に、図面情報データベース1内の全ての図面情報から検索する必要が無く、選定属性情報2aによる選定表上で該機器の使用されている工事や製品を検索でき、さらに図面を特定できる。このように、予め抽出パターンを設定すれば、その後の選定属性情報の作成、およびそれを用いた図面検索、の双方が容易、かつ短時間で行うことができ、所望の図面情報を速やかに精度良く検索、参照することができる。このため、既に作成された図面情報を利用する際の利便性が向上する。
実施の形態6.
次に、抽出パターンデータベース3内の情報の更新時の処理について図11および図12に基づいて以下に説明する。
表示処理部4は、抽出すべき属性情報をその識別情報にて設定した抽出パターンに対し、識別情報を追加、削除する手段を備え、既に作成されて抽出パターンデータベース3内に格納された抽出パターンを更新する。図11に示すように、抽出パターンデータベース3に格納されている抽出対象機器の抽出パターン24において、所定の条件をユーザが入力して、40に表される識別情報の項目を削除し、41に表される識別情報の項目を追加したとする。
これにより、選定情報作成手段5は、更新された抽出パターンを参照して図面情報データベース1にアクセスして再検索を行い、選定属性情報を再作成する。この再作成された選定属性情報により更新された選定表42では、図に示すように、更新前との違いが分かるように表示させる。即ち、更新された抽出パターンに対応する再作成カテゴリ43において、例えば、抽出パターンの項目削除に対応して見え消し表示された項目44aと、項目追加に対応して赤色太字表示された項目44bとが表示されて、ユーザが確認できる。
このような更新処理は、通常、ユーザにより条件入力された後、夜間や休日に自動的に処理されるようになっており、システムが処理装置にかける負担を減らしている。なお、即時処理が必要な場合は、処理対象とする工事を選択する欄45にマーキングし、メンテナンスボタン46を押下することで即時処理される。
また、図12に示すように、既に作成された選定表データベース2内の選定属性情報(選定表47)の内容48に、追加カテゴリ51を追加して選定属性情報を更新(選定表50)することもできる。この場合、追加カテゴリ51に対応する追加抽出パターン49を新規作成し、抽出パターンデータベース3に追加格納する。これにより、選定情報作成手段5は、新規作成された抽出パターン49を参照して図面情報データベース1にアクセスして再検索を行い、追加カテゴリ51における属性情報を抽出して選定属性情報を更新する。
なお、カテゴリの追加について説明したが、削除することもでき、その場合は対応する抽出パターンを削除する、あるいは復帰の可能性がある場合は、見かけ上削除して、利用しないように設定しておいても良い。
またこれらの処理についても、即時処理や夜間処理など必要に応じて更新方法を選択できるようにする。
この実施の形態によれば、抽出パターンデータベース3内の抽出パターンの修正、変更、削除あるいは、新規抽出パターンの追加を行うことで、一旦属性情報を抽出して選定属性情報を選定表データベース2に格納した後でも、抽出する属性情報を追加するなど選定属性情報を変更することが容易に可能になる。このため、格納された選定属性情報を、後日図面検索に用いる際に、属性情報を追加して図面検索の精度を上げることができる。これにより、図面検索のために事前に抽出パターンを詳細に決定する必要がなく、システムの運用の自由度が向上する。
この発明の実施の形態1による図面管理システムの概略構成図である。 この発明の実施の形態1による選定属性情報の作成を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による選定属性情報の作成を説明する図である。 この発明の実施の形態1による選定属性情報の抽出処理の詳細を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2による表題の抽出処理を説明する図である。 この発明の実施の形態3による負荷抽出処理で用いる図面である。 この発明の実施の形態3による負荷抽出処理を説明する図である。 この発明の実施の形態4による対象機器抽出処理で用いる図面である。 この発明の実施の形態4による対象機器抽出処理を説明する図である。 この発明の実施の形態5による図面検索処理を説明する図である。 この発明の実施の形態6による抽出パターン更新時の処理を説明する図である。 この発明の実施の形態6による抽出パターン追加時の処理を説明する図である。
符号の説明
1 図面情報データベース、1a 工事図面情報、2 選定表データベース、
2a,2b 選定属性情報、3 抽出パターンデータベース、3a 抽出パターン、
4 表示処理部、5 選定情報作成手段、6,7 選定表、9 表紙図面、
10 抽出パターンとしての表紙判定マスタ、11,12 識別情報、
13 表題としての工事件名、14 図面、
15 抽出パターンとしての負荷判定マスタ、
15a 抽出パターンとしての起動方式判定マスタ、
15b 抽出パターンとしての動力電圧取得設定マスタ、22a 負荷属性情報、
23 図面、24 抽出パターンとしての抽出機器マスタ、26a 機器属性情報、
27,31 選定表 40 削除情報、41 追加情報、42 選定表、
43 再作成カテゴリ、49 追加抽出パターン、50 選定表、
51 追加カテゴリ。

Claims (10)

  1. 電子計算機を用いた設計支援システムにおける図面管理システムにおいて、工事や製品(以下、事柄と称す)毎に既に設計された図面情報を各図面内の属性情報を備えて記憶する図面情報データベースと、図面に記載される機器や設備の種別、動力など複数のカテゴリ毎に抽出すべき属性情報を予め設定した複数の抽出パターンと、情報を表示しながら処理する表示処理部と、所定の事柄に対応する上記図面情報データベース内の図面情報を選択し、該選択された図面情報から、上記各カテゴリ毎に順次上記複数の抽出パターンを参照して属性情報を抽出して、該事柄に対応する選定属性情報を作成する選定情報作成手段と、該選定情報作成手段により作成した上記事柄毎の選定属性情報を記憶する選定情報データベースとを備えたことを特徴とする図面管理システム。
  2. 上記選定情報データベース内の上記事柄毎の選定属性情報は、上記複数のカテゴリに分類整理された表形式で上記表示処理部により表示可能としたことを特徴とする請求項1記載の図面管理システム。
  3. 上記複数の抽出パターン内に上記事柄の表題を上記カテゴリとした抽出パターンを備え、該抽出パターンは、選択された図面情報の中から上記表題を抽出するための識別情報が設定されたことを特徴とする請求項1または2記載の図面管理システム。
  4. 上記複数の抽出パターン内に、図面に記載される機器や設備の種別を上記カテゴリとした抽出パターンを備え、該抽出パターンは、該カテゴリにて抽出対象となる機器や設備の識別情報が設定されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の図面管理システム。
  5. 上記機器や設備の識別情報に、対象機器(設備)の数量や性能を示す情報を付加し、該付加された識別情報に基づいて、上記選定情報作成手段により上記属性情報を抽出することを特徴とする請求項4記載の図面管理システム。
  6. 上記抽出パターンに設定される識別情報を追加あるいは削除する手段を備え、該識別情報の追加、削除が為されると、上記選定情報データベース内の選定属性情報における、上記抽出パターンに対応するカテゴリの属性情報を再作成して更新することを特徴とする請求項4または5に記載の図面管理システム。
  7. 上記カテゴリを追加あるいは削除すると共に該カテゴリに対応する抽出パターンを追加あるいは削除する手段を備え、上記カテゴリの追加、削除が為されると、上記選定情報データベース内の選定属性情報を再作成して更新することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の図面管理システム。
  8. 上記選定情報作成手段は、選択された図面情報を構成する1〜複数の図面を、各図面毎に順次上記複数の抽出パターンを参照して属性情報を抽出し、上記事柄に対応する選定属性情報を作成することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の図面管理システム。
  9. 上記表示処理部に、上記図面情報データベースから所望の図面情報を抽出して表示させる検索手段を備え、該検索手段は、与えられた条件に基づいて上記選定情報データベース内を検索して選定属性情報を抽出し、該抽出された選定属性情報に基づいて上記図面情報を抽出することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の図面管理システム。
  10. 新規な事柄について上記図面情報データベース内に図面情報が登録されると、上記選定情報作成手段は該事柄に対応する選定属性情報を作成して上記選定情報データベースに記憶することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の図面管理システム。
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