JP2009237291A - 感光体光疲労検知装置、感光体ユニットおよび画像形成装置 - Google Patents

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康彦 大多和
Shigeyuki Matsumoto
茂之 松本
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信司 吉田
Miho Sasaki
美帆 佐々木
Masayuki Shimizu
正之 清水
Mayumi Makabe
まゆみ 真壁
Norimasa Hashimoto
則正 橋本
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Abstract

【課題】
感光体が画像形成装置にセットされているか否かにかかわらず、感光体の受光度合いを検知して、感光体の光疲労度を検知する感光体光疲労検知装置、感光体ユニットおよび画像形成装置を提供する。
【解決手段】
感光体51の近傍に、光の受光を検知する光検知部56と、感光体の受光時間を算出し、算出した受光時間に基づいて感光体の状態を判別するCPU55と、判別された状態を通知する通知部58と、光検知部56、CPU55、通知部58に電力を供給する電源部54とを配置する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、感光体光疲労検知装置、感光体ユニットおよび画像形成装置に関する。
電子写真方式を利用した画像形成装置において用紙にトナー像を転写する為に感光体が使用される。
感光体は、表面が帯電装置によって帯電されて、レーザー光を利用する露光装置によって感光体の表面に静電潜像が形成され、静電潜像がトナーによって現像されて、トナー像が形成される。
この感光体は、光に敏感で、光を継続的に受光すると感光体の劣化が生じ、それに伴って画像形成の品質低下を招いてしまう。
感光体が劣化すると交換が必要となるので、感光体が劣化した時期がユーザに明確になり、適切な時期に感光体の交換が行われて画像形成の品質低下を防ぐことが望ましい。
特許文献1には、感光体、現像機等が一体化されたプロセスカートリッジに設けられた不揮発性記憶手段にカートリッジの使用量、特性等の情報を記憶させ、その装置本体から読み出し/書き込みを行なう場合において、不測の電源ダウンがあったときでも誤動作なく書き込みを完了できるようにしたプロセスカートリッジ、現像装置及び電子写真画像形成装置が提案されている。
また、特許文献2には、電子写真プロセスにおいて、感光体ドラム上に潜像を形成する際に、感光体の特性変化に対して安定した画像が得られるように制御する電子写真プロセス制御装置が提案されている。
特開平09−190121号公報 特開平05−066641号公報
感光体は、画像形成装置にセットされる前にでも受光し続けると、劣化が進む。
この発明は、感光体が画像形成装置にセットされているか否かにかかわらず、感光体の受光度合いを検知して、感光体の光疲労度を検知する感光体光疲労検知装置、感光体ユニットおよび画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に、請求項1の発明の感光体光疲労検知装置は、感光体の近傍に設けられ、光の受光を検知する光検知手段と、光検知手段の検出出力に基づき前記感光体の受光時間を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された受光時間に基づいて前記感光体の状態を判別する判別手段と、前記判別手段により判別された前記感光体の状態を通知する通知手段と、前記光検知手段、前記算出手段、前記判別手段、前記通知手段に対して電力を供給する電力供給手段とを備えるように構成される。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記電力供給手段は、光発電装置であるように構成される。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記電力供給手段と前記光検知手段とが、光発電装置であるように構成される。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの発明において、前記通知手段は、音出力装置、液晶パネル、発光ダイオード、振動発生器のいずれかであるように構成される。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの発明において、前記電力供給手段は、前記感光体の使用開始により電力の供給を開始するように構成される。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれかの発明において、前記電力供給手段は、前記感光体が画像形成装置に装着された場合、電力の供給を停止するように構成される。
また、請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記光検知手段、前記算出手段、前記判別手段、前記通知手段は、前記感光体が画像形成装置に装着された場合、前記電力供給手段に代えて前記画像形成装置から電力が供給されるように構成される。
また、請求項8の発明は、請求項7の発明において、前記電力共有手段は、前記感光体が画像形成装置に装着された場合、前記画像形成装置からの給電により充電されるように構成される。
また、請求項9の感光体ユニットは、感光体と、前記感光体の近傍に設けられ、光の受光を検知する光検知手段と、光検知手段の検出出力に基づき前記感光体の受光時間を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された受光時間に基づいて前記感光体の状態を判別する判別手段と、前記判別手段により判別された前記感光体の状態を通知する通知手段と、前記光検知手段、前記算出手段、前記判別手段、前記通知手段に対して電力を供給する電力供給手段とを備えるように構成される。
また、請求項10の発明の画像形成装置は、請求項1乃至8のいずれかに記載の発明において、前記感光体光疲労検知装置を有する感光体ユニットを着脱自在とする画像形成装置であって、前記画像形成装置は、前記感光体ユニットの着脱のための開閉カバーを有し、前記開閉カバーが閉状態において、前記光検知部が遮光されるように構成される。
請求項1の発明は、感光体がいずれの場所に存在しても感光体の光疲労を検知することができるという効果を奏する。
請求項2の発明によれば、太陽光を電力供給源とすることができるという効果を奏する。
請求項3の発明によれば、光発電装置を電力供給手段と光検知手段とすることができるという効果を奏する。
請求項4の発明によれば、ユーザに、感光体の状態を、音により認識させたり、液晶パネルで認識させたり、発光ダイオードで目視で認識させたり、振動により認識させたりすることができるという効果を奏する。
請求項5の発明によれば、感光体の使用開始時から感光体の光疲労度の検知が開始されるという効果を奏する。
請求項6の発明によれば、本構成を備えない場合と比較して、電力供給手段の消耗を防止することができるという効果を奏する。
請求項7の発明によれば、感光体が装着される画像形成装置から電力供給が行われる。 請求項8の発明によれば、感光体が装着される画像形成装置から電力供給手段への充電が行われる。
請求項9の発明によれば、感光体がいずれの場所に存在しても感光体の光疲労を検知することができるという効果を奏する。
請求項10の発明によれば、画像形成装置の開閉カバーが閉状態では、光検知部が遮光され光を検知しない。
以下、本発明の実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明に係わる感光体光疲労検知装置を備える感光体ユニット5が取り付けられた画像形成装置1について図1を参照して説明する。
図1は、画像形成装置1の一部の構成を示す模式図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、給紙トレイ2、搬送ベルト3、転写ローラ4、感光体ユニット5、トナーカートリッジ6、露光装置7、定着機8、CPU(Central Processing Unit)9、本体電源部10を有する。
また、感光体ユニット5には、感光体51、帯電ローラ52、現像機53が備えられ、更に感光体51の近傍に、電源部54、CPU55、光検知部56、受光時間記録部57、通知部58が備えられる。
各構成部を説明すると、まず、給紙トレイ2は、画像形成される用紙を蓄える。
搬送ベルト3は、給紙トレイ2に蓄えられる用紙を4色の感光体ユニット5と転写ローラ4との間に搬送し、トナーが転写された用紙を更に定着機に搬送する。
転写ローラ4は、感光体ユニット5内の感光体51上に形成されるトナー像を用紙に転写する。
感光体ユニット5は、画像形成装置1に対してユーザが着脱可能に構成されるユニットである。
また、感光体ユニット5は、内部に感光体51、帯電ローラ52、現像機53を備え、帯電ローラ52によって一様に帯電された感光体51が露光装置7によって静電潜像が露光され、その感光体51が現像機53によってトナー像の形成が行われる。
カラー印刷する画像形成装置1には、シアン(Cyan)色用の感光体ユニット5、マゼンタ(Magenta)色用の感光体ユニット5、黄色(Yellow)用の感光体ユニット5、黒色(Black)用の感光体ユニット5の4つの感光体ユニット5が備えられる。
トナーカートリッジ6は、トナーを蓄え、感光体ユニット5内の現像機53にトナーを搬送する。
そして、それぞれの色用の感光体ユニット5には、それぞれの感光体ユニット5に供給される色のトナーカートリッジが装着される。
露光装置7は、印刷する画像データに基づいて感光体ユニット5内の感光体51をレーザ光で露光し、感光体51に静電潜像を形成する。
定着機8は、用紙に転写されたトナーを用紙に定着させる。
CPU9は、画像形成装置1の統括的な制御を行う。
本体電源部10は、画像形成装置1に電力を供給する電源であり、また、感光体ユニット5が画像形成装置1に取り付けられた場合に感光体ユニット1の電源部54に電力を供給する。
このように構成される画像形成装置1には、感光体51の光疲労を検知することができる感光体ユニット5が、不図示の装置カバーを開閉することで、装置本体に取り付けられて印刷が行われる。
感光体ユニット5は、画像形成装置1を構成する装置の中で、ユーザによる着脱可能な装置であるので、その意味でCRU(Customer Replacement Unit)とも呼ばれる。
次に、内部に備える感光体51の光疲労を検知することができる感光体ユニット5の構成について図2を参照して説明する。
図2は、感光体ユニット5の一部の構成を示したブロック図である。
図2に示すように、感光体ユニット5は、感光体51、帯電ローラ52、現像機53、電源部54、CPU(Central Processing Unit)55、光検知部56、受光時間記録部57、通知部58を備える。
感光体51は、帯電ローラ52によって一様に帯電され、露光装置7によって静電潜像がされ、現像機53によってトナー像が現像される。
帯電ローラ52は、感光体51を一様に帯電する。
現像機53は、トナーカートリッジ6に蓄積されるトナーを搬送して感光体ユニット5内の静電潜像が形成された感光体51にトナー像を形成する。
電源部54は、CPU55、光検知部56、受光時間記録部57、通知部58に電力を供給する。 電源部54の構成は、蓄電池や、太陽電池パネルや本体電源部10より充電される充電池や、太陽電池単体や、コンデンサなどによる構成が考えられる。 電源部54の種々の構成については、後で詳しく説明する。 また、CPU55は、電源部54、光検知部56、受光時間記録部57、通知部58を統括的に制御し、特に、光検知部56によって光が検知された時間を計測することや、計測した時間に基づいて感光体51の状態を決定する処理などを行う。
光検知部56は、光センサによって構成され、外部より光を照射されると照射されていることを検知する。光検知部56は、感光体51の近傍であって、感光体51が受光した際には同様に受光し、開閉カバーが閉められた際には遮光される位置に設けられている。
受光時間記録部57は、不揮発性メモリで構成され、感光体ユニット5の新品時の保護シートが剥がされてから光を受光した総時間である総受光時間などを記憶する。
通知部58は、ユーザに、感光体51の疲労度を通知する機能を有し、スピーカにより構成される。 通知部58は、ユーザに、感光体51の疲労度を通知する機能があれば、スピーカの他に、液晶パネル、LED、振動発生器などで構成されてもよい。
このように構成される感光体ユニット5は、新品時の使用される前には光の受光を妨げる保護シートで覆われているが、画像形成装置1に装着されるときには、その保護シートが剥がされて使用される。
保護シートが剥がされたときから、感光体ユニット5の光検知部56が光を受光した時間がCPU55によって計測されて、受光時間記録部57に記憶される。
受光時間記録部57には、保護シートが剥がされてから光検知部56が受光した時間である総受光時間が記憶されるので、その総受光時間に基づいて、感光体51が光を受光して疲労した疲労度が判定される。
また、感光体ユニット5は、感光体ユニット5が光を受光し続ける状態を検知してユーザに報知する機能を有する。
次に、感光体ユニット5の、主にCPU55によって行われる処理について図3、図4を参照して説明を行う。
図3、図4は、感光体ユニット5の、主にCPU55によって行われる処理について示したフローチャートである。
図3(a)に示すように、CPU55は、光受光部56が受光中である場合や、光受光部56に変化があった場合には(ステップ301でYES)、サブルーチンのステップ302による処理を行う。
サブルーチンのステップ302の処理は、新品時から光検知部56が受光した総受光時間と、現在光検知部56が光を受光し続けている受光時間とが算出されてCPU55が取得する処理である。
サブルーチンのステップ302の処理を説明すると、図3(b)に示すように、光検知部56が光を受光していると(ステップ311でYES)、現在CPU55は光検知部56が受光している受光時間と受光時間記録部57に記憶される総受光時間とを取得する(ステップ312)。
そして、受光時間を、取得した総受光時間に加えて、新たな総受光時間を算出する(ステップ313)。
算出された新たな総受光時間は、受光時間記録部57に、総受光時間として上書き記憶される(ステップ314)。
このようにして(ステップ311乃至314)の処理により受光時間算出処理が行われる。
サブルーチンのステップ302の処理が終了すると、次に、サブルーチンのステップ303による処理が行われる。
サブルーチンのステップ303による処理は、ステップ313で算出された総受光時間に基づいて感光体51の光受光疲労に係わる状態が決定され、また、ステップ312で取得した受光時間に基づいて感光体の現在の状態が決定されてユーザに報知される処理である。
サブルーチンのステップ303の処理を説明すると、図4に示すように、ステップ313で算出された総受光時間が予め定められた総リミット時間以上か否かが確認される(ステップ321)。
ステップ321で総受光時間が総リミット時間以上だと(ステップ321でYES)、感光体ユニット5は、総リミット時間以上受光して、感光体51が寿命に至っていると判断される(ステップ322)。
また、ステップ321で総受光時間が総リミット時間以上でない場合には(ステップ321でNO)、次に、総受光時間が総ワーニング時間以上であるか否かが確認される(ステップ323)。
ステップ323で総受光時間が総ワーニング時間以上だと(ステップ323でYES)、感光体ユニット5は総ワーニング時間以上受光して、感光体51は寿命に至っていないがワーニング状態(あと少しで寿命に至る状態)であると判断される(ステップ324)。
また、ステップ323で総受光時間が総ワーニング時間以上でない場合には(ステップ323でNO)、次に、総受光時間が総プレワーニング時間以上であるか否かが確認される(ステップ325)。
ステップ325で総受光時間が総プレワーニング時間以上だと(ステップ325でYES)、感光体ユニット5は総プレワーニング時間以上受光して、感光体51はワーニング状態に至っていないがプレワーニング状態(感光体がかなり光を受光した状態)であると判断される(ステップ326)。
尚、総リミット時間、総ワーニング時間、総プレワーニング時間は、予め、取り付けられる感光体51の受光時間毎の光疲労の度合いなどに応じて設定される。
このように、ステップ322、324、326で感光体51の光疲労度に係わる状態(劣化の状態)が決定されると、決定された状態は、通知部58よりユーザに決定された状態が判別されるように通知される、若しくは、図示しない感光体ユニット5の通信インタフェース(以下、インタフェースをI/Fと略す)部より本体画像形成装置1のCPU9に送信されて、図示しないメモリに記憶される、若しくは、図示しない液晶表示パネルに表示されるように、感光体ユニット5或いは画像形成装置1が構成されてもよい。
感光体51の光疲労度に係わる状態が決定されると、次に、感光体ユニット5の状態が、寿命に至ってなくて且つ現在も受光中である、か否かが確認される(ステップ327)。
感光体51の状態が寿命に至っていなくて且つ現在も受光中である場合には(ステップ327でYES)、受光時間がリミット時間以上か否かが確認される(ステップ328)。
ステップ328で、受光時間がリミット時間以上である場合には(ステップ328でYES)、感光体ユニット5は、現在、リミット時間以上受光し続けていると判断されて、ユーザに感光体ユニット5に光がリミット時間以上受光し続けていること報知する為に、通知部58よりビープ音が鳴りっぱなしにされる(ステップ329)。
また、ステップ328で受光時間がリミット時間以上でない場合には(ステップ328でNO)、次に、受光時間がワーニング時間以上であるか否かが確認される(ステップ330)。
ステップ330で受光時間がワーニング時間以上だと(ステップ330でYES)、感光体ユニット5は、現在、ワーニング時間以上受光し続けていると判断されて、ユーザに感光体ユニット5に光がワーニング時間以上受光し続けていることを報知する為に、通知部58よりビープ音が20秒間に1回ピピピと鳴らされる(ステップ331)。
また、ステップ330で受光時間がワーニング以上でない場合には(ステップ330でNO)、次に、受光時間がプレワーニング時間以上であるか否かが確認される(ステップ332)。
ステップ332で受光時間がプレワーニング時間以上だと(ステップ332でYES)、感光体ユニット5は、現在、プレワーニング時間以上受光し続けていると判断されて、ユーザに感光体ユニット5に光がプレワーニング時間以上受光し続けていることを報知する為に、通知部58よりビープ音が1分間に1回ピピピと鳴らされる(ステップ333)。
また、ステップ332で受光時間がプレワーニング以上でない場合には(ステップ332でNO)、ステップ327でNOの場合と同じようにビープ音は鳴らされない。
ステップ327でNOの場合とは、感光体51の状態が寿命に至っている場合であり、その場合には、通知部58よりビープ音は鳴らされない(ステップ334)。
次に、電源部54の種々の構成について図5乃至8を参照して説明を行う。
図5は、電源部54に太陽電池が採用された感光体ユニット5の一部の構成を示す模式図である。
感光体ユニット5は、図5(a)に示すように電源部54として太陽電池54−1を採用することができる。ここで太陽電池とは、光エネルギーを電力へ変換する光発電装置である。
このように電源部54に太陽電池54−1を採用することで、感光体ユニット5が光を受光している間だけ動作するように構成することができる。
さらに太陽電池54−1は受光しているときだけ動作するので、図5(b)に示すように、太陽電池54−1に光検知部56を兼用させてもよい。
図5(b)に示すように構成されて太陽電池54−1が光検知部56の機能を兼用することで、太陽電池54−1は、光が照射されていることを検知する。 また、太陽電池54−1が光検知部56の機能を兼用する場合には、太陽電池54−1は、感光体51の近傍であって、感光体51が受光した際には同様に受光し、開閉カバーが閉められた際には遮光される位置に設けられる。
次に、新品時に感光体ユニット5を覆っている保護シートが剥がされた後に初めて感光体ユニット5に電力が供給される構造の感光体ユニット5について図6を参照して説明する。
図6は、新品時の保護シートが剥がされた後に初めて感光体ユニット5に電力が供給される構造の感光体ユニット5の一部の構成を示した模式図である。
この感光体ユニット5には保護シール54−2が備えられ、図6に示すように保護シール54−2は、電源部54がCPU55に電力を供給することを妨げている。 保護シール54−2は、非導電性物質で構成されている。 新品時には、感光体ユニット5に光の受光を妨げる保護シートが覆われているが、使用開始時には、その保護シートが剥がされる。 ユーザは保護シートを剥がすと保護シール54−2も感光体ユニット5から外す。 感光体ユニット5は、保護シール54−2が外されて初めて、電源部54から電力がCPU55に供給されて、動作が開始される。
図6を参照して説明したような、電源部54からの電力供給を妨げる機構である保護シール54−2は、図5を参照して説明した太陽電池54−1の場合や、以下に説明する様々な電源部54の態様に対して適用することができる。
次に、感光体ユニット5が画像形成装置1に装着された状態では、感光体ユニット5内の電源部54にある電池54−3が消費されない構造になっている感光体ユニット5について図7、図8を参照して説明を行う。
図7は、感光体ユニット5が画像形成装置1に装着された状態では、感光体ユニット5内の電源部54にある電池54−3が消費されない構造になっていることを示す模式図である。
この感光体ユニット5の電源部54は、図7に示すように、電池54−3、節電機構54−4、外部電源I/F54−5とを有する。
電池54−3は、蓄電池であり、節電機構54−4の処理に応じてCPU55に電力を供給する。
節電機構54−4は、感光体ユニット5が画像形成装置1に装着されたときに、電池54−3からのCPU55に対する電力供給をストップする機能を有する。
外部電源I/F54−5は、感光体ユニット5が画像形成装置1に装着されたときに、画像形成装置1の本体電源部10から供給される電力を受け取り、受け取った電力をCPU55に供給する。
このように構成される感光体ユニット5では、画像形成装置1に装着されない状態では、電池54−3がCPU55に電力を供給する。 しかし、感光体ユニット5が画像形成装置1に装着された状態では、節電機構54−4によって電池54−3によるCPU55に対する電力供給はストップされ、代わりに、本体電源部10から供給される電力が外部電源I/F54−5からCPU55に供給される。
次に、節電機構54−4の構成について図8を参照して説明を行う。
図8は、節電機構54−4の構成を示した模式図である。 図8(a)は節電機構54−4を示した模式図であり、図8(b)は感光体ユニット5が画像形成装置1に装着される前の状態を示した模式図であり、図8(c)は感光体ユニット5が画像形成装置1に装着された後の状態を示した模式図である。
節電機構54−4は、図8(a)に示すように、電池54−3に接触され、CPU55と接続している。 また、図8に示すように電池54−3と節電機構54−4との間に、本体画像形成装置1に配置される接点切り離し機構12が挿入されることにより、電池54−3と節電機構54−4とが非接触状態となり、電池54−3よりCPU55に電力が供給されない状態となる。
感光体ユニット5が画像形成装置1に取り付けられる前は、電池54−3と節電機構54−4との間には接点切り離し機構12は挿入されてなく、CPU55などで消費される電力は電池54−3から供給される。
しかし、感光体ユニット5が画像形成装置1に取り付けられた後は、電池54−3と節電機構54−4との間には本体側の画像形成装置1の接点切り離し機構12が挿入されているから、電池54−3からCPU55などには電力は供給されない。 その代わりに、本体電源部10から、画像形成装置1に配置される電源I/F11、感光体ユニット5内の外部電源I/F54−5を介して、CPU55などに電力が供給される。
このように、図7、図8を参照して説明した節電機構54−4を有する感光体ユニット5は、画像形成装置1に装着されていない場合には内部の電池54−3からCPU55、光検知部56等に電力が供給され、画像形成装置1に装着されている場合には画像形成装置1の本体電源部10から電力が供給される。
次に、画像形成装置1に装着されていない場合には太陽電池により電力が供給され、画像形成装置1に装着されている場合には本体電源部10から電力が供給される感光体ユニット5について図9を参照して説明する。
図9は、画像形成装置1に装着されていない場合には太陽電池から電力が供給され、画像形成装置1に装着されている場合には本体電源部10から電力が供給される感光体ユニット5の一部の構成を示した模式図である。 図9(a)は画像形成装置1に装着されていない感光体ユニット5の一部の構成を示した模式図であり、図9(b)は画像形成装置1に装着されている感光体ユニット5の一部の構成を示した模式図である。
図9を参照して説明する感光体ユニット5は、図9(a)に示すように、電源部54として、太陽電池54−6、充電部54−7、外部電源I/F54−8とを有している。
そして、感光体ユニット5が画像形成装置1に装着されていない場合には、図9(a)に示すように、太陽電池54−6が充電部54−7に電力を供給して、充電部54−7で充電される。 そして、充電部54−7に充電された電力がCPU55などに供給されて、感光体ユニット5は動作する。
また、感光体ユニット5が画像形成装置1に装着されている場合には、図9(b)に示すように、装置カバーによって遮光され、画像形成装置1の本体電源部10が電源I/F11を介して、感光体ユニット5に電力を供給する。
本体電源部10より供給された電力は、外部電源I/F54−8より充電部54−7に送られ、充電部54−7の充電に消費される。
そして、画像形成装置1に装着されている状態の感光体ユニット5では、充電部54−7に充電された電力がCPU55などに供給されて、それらが動作する。
このように、感光体ユニット5が画像形成装置1に装着されていない場合には、太陽電池54−6が充電部54−7を充電し、感光体ユニット5が画像形成装置1に装着されている場合には、本体電源部10が充電部54−7を充電し、このようにして充電された充電部54−7によりCPU55、光検知部56、受光時間記録部57、通知部58が動作するように、感光体ユニット5は構成されてもよい。
この発明は、感光体光疲労検知装置、感光体ユニットおよび画像形成装置において利用可能である。
画像形成装置1の一部の構成を示す模式図。 感光体ユニット5の一部の構成を示したブロック図。 CPU55によって行われる処理を示したフローチャート。 CPU55によって行われる処理を示したフローチャート。 電源部54に太陽電池54−1が採用された感光体ユニット5の一部の構成を示す模式図。 保護シール54−2を備える感光体ユニット5の一部の構成を示す模式図。 節電機構54−4を備える感光体ユニット5の一部の構成を示す模式図。 節電機構54−4について示す模式図。 太陽電池54−6、本体電源部10によって充電部54−7に充電される機構を有する感光体ユニット5の一部の構成を示す模式図。
符号の説明
1 画像形成装置
2 給紙トレイ
3 搬送ベルト
4 転写ローラ
5 感光体ユニット
6 トナーカートリッジ
7 露光装置
8 定着機
9 CPU
10 本体電源部
11 電源I/F
12 接点切り離し機構
51 感光体
52 帯電ローラ
53 現像機
54 電源部
54−1 太陽電池
54−2 保護シール
54−3 電池
54−4 節電機構
54−5 外部電源I/F
54−6 太陽電池
54−7 充電部
54−8 外部電源I/F
55 CPU
56 光検知部
57 受光時間記録部
58 通知部

Claims (10)

  1. 感光体の近傍に設けられ、光の受光を検知する光検知手段と、
    光検知手段の検出出力に基づき前記感光体の受光時間を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された受光時間に基づいて前記感光体の状態を判別する判別手段と、
    前記判別手段により判別された前記感光体の状態を通知する通知手段と、
    前記光検知手段、前記算出手段、前記判別手段、前記通知手段に対して電力を供給する電力供給手段と
    を備える感光体光疲労検知装置。
  2. 前記電力供給手段は、
    光発電装置である請求項1記載の感光体光疲労検知装置。
  3. 前記電力供給手段と前記光検知手段とが、光発電装置である請求項1記載の感光体疲労検知装置。
  4. 前記通知手段は、
    音出力装置、液晶パネル、発光ダイオード、振動発生器のいずれかである請求項1乃至3のいずれか記載の感光体光疲労検知装置。
  5. 前記電力供給手段は、
    前記感光体の使用開始により電力の供給を開始する請求項1乃至4のいずれかに記載の感光体光疲労検知装置。
  6. 前記電力供給手段は、
    前記感光体が画像形成装置に装着された場合、電力の供給を停止する請求項1乃至5のいずれかに記載の感光体光疲労検知装置。
  7. 前記光検知手段、前記算出手段、前記判別手段、前記通知手段は、
    前記感光体が画像形成装置に装着された場合、前記電力供給手段に代えて前記画像形成装置から電力が供給される請求項6記載の感光体光疲労検知装置。
  8. 前記電力共有手段は、
    前記感光体が画像形成装置に装着された場合、前記画像形成装置からの給電により充電される請求項7記載の感光体光疲労検知装置。
  9. 感光体と、
    前記感光体の近傍に設けられ、光の受光を検知する光検知手段と、
    光検知手段の検出出力に基づき前記感光体の受光時間を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された受光時間に基づいて前記感光体の状態を判別する判別手段と、
    前記判別手段により判別された前記感光体の状態を通知する通知手段と、
    前記光検知手段、前記算出手段、前記判別手段、前記通知手段に対して電力を供給する電力供給手段と
    を備える感光体ユニット。
  10. 前記感光体光疲労検知装置を有する感光体ユニットを着脱自在とする画像形成装置であって、
    前記画像形成装置は、前記感光体ユニットの着脱のための開閉カバーを有し、
    前記開閉カバーが閉状態において、前記光検知部が遮光される
    請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9042744B2 (en) 2012-05-17 2015-05-26 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2015227920A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示入力装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2016173436A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

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