JP2009236621A - 防眩フィルムのぎらつき評価方法及びぎらつき評価装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】防眩フィルムのぎらつきを定量的に評価する方法及び装置の評価精度を向上させること。
【解決手段】複数の光源が配列された発光面からの光を防眩フィルムを介して撮像し、撮像した画像情報から所定の輝点列の輝度分布を取得し、この輝度分布における極大値とこれに隣り合う極小値のコントラストを算出し、これら複数のコントラストに基づいて防眩フィルムのぎらつき評価値を算出する。本発明のぎらつき評価方法及び装置によれば、観察者が実際に感じるぎらつきの程度と相関したぎらつき評価値が得られるようになり、ぎらつきの定量的な評価を精度よく行うことが可能となる。
【選択図】 図2
【解決手段】複数の光源が配列された発光面からの光を防眩フィルムを介して撮像し、撮像した画像情報から所定の輝点列の輝度分布を取得し、この輝度分布における極大値とこれに隣り合う極小値のコントラストを算出し、これら複数のコントラストに基づいて防眩フィルムのぎらつき評価値を算出する。本発明のぎらつき評価方法及び装置によれば、観察者が実際に感じるぎらつきの程度と相関したぎらつき評価値が得られるようになり、ぎらつきの定量的な評価を精度よく行うことが可能となる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、複数の光源が配列された発光面上に装着される防眩フィルムのぎらつきを定量的に評価する方法及び装置に関するものである。
従来、表示装置として、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、プラズマディスプレイ(Plasma Display)、有機ELディスプレイ(Electroluminescence Display)等が知られている。このような表示装置は、その表示画面に外光が映り込むと視認性が損なわれるため、外光の映り込みを防止するための防眩フィルムが装着されている。この防眩フィルムは、例えば透明な樹脂フィルムの表面に粗面化処理を施して微細な凹凸面を形成し、この凹凸面に外光を屈折散乱させることにより外光の映り込みを防止するようにしたものである。
しかし、表示画面に防眩フィルムを装着することで、表示画面に細かい輝度むらが現れるいわゆる「ぎらつき」現象(シンチレーション)が発生し、観察者にとって表示を見にくくする要因の一つとなっている。ぎらつきは、観察者が表示画面を観察する際に感じる表示画面のぎらぎら感やざらつき感であり、観察者が感じる官能的な量である。このため、ぎらつきがどの程度であるかを評価する方法としては、評価員による目視検査が主体であったが、近年、このぎらつきを定量的に評価する方法が種々提案されている(例えば特許文献1を参照)。
特許文献1に示されるぎらつき評価方法では、測定用光源からの光を防眩フィルムへ入射させ、防眩フィルムからの透過光をCCDカメラで撮像し、撮像した画像情報から輝度分布を取得し、この輝度分布における輝度の標準偏差を算出し、これをぎらつきの評価値とする。輝度分布における輝度の標準偏差は、輝度のばらつきの大きさの目安となるものであり、標準偏差が小さい程、防眩フィルムのぎらつきが少ないと評価する。
しかしながら、特許文献1に示す方法を用いて算出したぎらつきの評価値は、観察者が実際に感じるぎらつきの程度と必ずしも相関しておらず、ぎらつきの定量的な評価値としては十分な精度が得られていないという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑み、防眩フィルムのぎらつきを定量的に評価する方法及び装置において、その評価精度を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る防眩フィルムのぎらつき評価方法は、複数の光源が配列された発光面上に装着される防眩フィルムのぎらつきを評価する方法であって、前記発光面からの光を前記防眩フィルムを介して撮像する第1工程と、前記第1工程で撮像した画像情報から前記複数の光源に対応する所定の輝点列を設定し、この輝点列の輝度分布を取得する第2工程と、前記第2工程で取得した前記輝度分布において、極大値とこれに隣り合う極小値のコントラストを算出する第3工程と、前記第3工程で算出した複数のコントラストに基づいて、前記防眩フィルムのぎらつきの評価値を算出する第4工程と、を有することを特徴する。
また、本発明の請求項2に係る防眩フィルムのぎらつき評価方法は、上述した請求項1における第3工程において、前記コントラストとしてマイケルソンコントラストを算出することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る防眩フィルムのぎらつき評価方法は、上述した請求項1又は2における第2工程において、前記第2工程における前記輝点列が、幅方向の所定の距離をもつ帯状の領域からなるものであり、前記輝度分布は、前記輝点列の幅方向の輝度を積算したものであることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る防眩フィルムのぎらつき評価方法は、上述した請求項1から3のいずれか一つにおける第4工程において、前記コントラストのばらつきを前記防眩フィルムのぎらつきの評価値として算出することを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る防眩フィルムのぎらつき評価方法は、上述した請求項4において、前記コントラストのばらつきとして、前記コントラストの標準偏差を適用することを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係る防眩フィルムのぎらつき評価方法は、上述した請求項1における第2工程において、前記画像情報から複数の輝点列の輝度分布をそれぞれ取得し、前記第3工程において、前記第2工程で取得した各輝度分布において、極大値とこれに隣り合う極小値のコントラストを算出し、前記第4工程において、各輝度分布における前記コントラストの標準偏差を算出し、各輝度分布の標準偏差の平均値を前記防眩フィルムのぎらつきの評価値として算出することを特徴とする。
また、本発明の請求項7に係る防眩フィルムのぎらつき評価装置は、複数の光源が配列された発光面上に装着される防眩フィルムのぎらつきを評価する装置であって、前記発光面からの光を前記防眩フィルムを介して撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された画像情報から所定の輝点列の輝度分布を取得する輝度分布取得手段と、前記輝度分布取得手段で取得した前記輝度分布において、極大値とこれに隣り合う極小値のコントラストを算出するコントラスト算出手段と、前記コントラスト算出手段により算出された複数のコントラストのばらつきを前記防眩フィルムのぎらつきの評価値として算出する評価値算出手段と、を有することを特徴する。
また、本発明の請求項8に係る防眩フィルムのぎらつき評価装置は、上述した請求項7において、前記コントラスト算出手段が、前記コントラストとしてマイケルソンコントラストを算出することを特徴とする。
また、本発明の請求項9に係る防眩フィルムのぎらつき評価装置は、上述した請求項7又は8において、前記輝度分布取得手段が、前記輝点列を構成する各輝点を含む帯状の領域における幅方向の輝度を積算することによって前記輝度分布を取得することを特徴とする。
また、本発明の請求項10に係る防眩フィルムのぎらつき評価装置は、上述した請求項7から9のいずれか一つにおいて、前記評価値算出手段が、前記コントラストのばらつきとして、前記コントラストの標準偏差を適用することを特徴とする。
また、本発明の請求項11に係る防眩フィルムのぎらつき評価装置は、上述した請求項7において、前記輝度分布取得手段が、前記画像情報から複数の輝点列の輝度分布をそれぞれ取得し、前記コントラスト算出手段が、前記各輝度分布において、極大値とこれに隣り合う極小値のコントラストを算出し、前記評価値算出手段が、各輝度分布における前記コントラストの標準偏差を算出し、各輝度分布の標準偏差の平均値を前記防眩フィルムのぎらつきの評価値として算出することを特徴とする。
本発明の防眩フィルムのぎらつき評価方法及びぎらつき評価装置では、発光面からの光を防眩フィルムを介して撮像した画像情報から所定の輝点列の輝度分布を取得し、この輝度分布において、極大値とこれに隣り合う極小値のコントラストを算出し、算出した複数のコントラストに基づいて、防眩フィルムのぎらつきの評価値を算出する。コントラストは、極小値(暗点)の情報を反映させやすい量であり、人間が感じる感覚量と対応しているものと考えられる。そのため、コントラストに基づいてぎらつきの評価値を算出することで、観察者が実際に感じるぎらつきの程度と相関した評価値が得られるようになり、ぎらつきの定量的な評価を精度よく行うことが可能となる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る防眩フィルムのぎらつき評価方法及びぎらつき評価装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、表示装置1の発光面2に装着された防眩フィルム3に発生するぎらつきを評価するぎらつき評価装置10の概略構成を示す斜視図、図2は図1の平面図である。
図1及び図2に示される表示装置1は、図示しない複数の光源(画素)が配列された発光面(表示画面)2を備えたもので、プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)、有機ELディスプレイ等から構成されるものである。なお、本実施の形態では、算出したぎらつき評価値を目視による評価結果と比較するため、発光面2は、視感度の高い緑色(波長555nm近辺)の光源のみを発光させる。
表示装置1の発光面2には、図1及び図2に示すように、ぎらつき評価の対象となる防眩フィルム(AGフィルム)3が装着されている。この防眩フィルム3は、例えばポリエチレンテレフタレート等の透明な樹脂フィルムの表面に粗面化処理等の防眩処理を施すことによって微細な凹凸面を形成したものであり、凹凸面で外光を屈折散乱させることにより、発光面2への外光の映り込みを防止するようにしたものである。図には明示されていないが、防眩フィルム3は、防眩処理を施した面を観察者側に向けた状態で、発光面2から所定の間隔をあけて設置されるか、又は、発光面2に密着して装着される。なお、防眩フィルム3は、フィルム単体を適用してもよいが、ガラスなどの透明基板に貼り付けたものを適用するのが好ましい。また、電磁波遮蔽機能、色補正機能、近赤外光カット機能などその他の機能を有した部材をともに積層して貼り合わせたものを適用してもよい。その場合、それぞれの部材の積層順序は特に限定されないが、防眩フィルムが最表面(観察者側)に配置した構成とするのが好ましい。
ぎらつき評価装置10は、図1及び図2に示すように、発光面2からの光を防眩フィルム3を介して撮像するCCDカメラ等の撮像手段20と、この撮像手段20によって撮像された画像情報を処理してぎらつき評価値を出力する画像処理手段30とを備えて構成してある。
撮像手段20は、図1及び図2に示すように、防眩フィルム3が装着された発光面2に対向させて配置してある。なお、撮像手段20で撮像した画像情報の輝度は、光源からの距離に依存する。このため、撮像手段20は、撮像領域21におけるすべての光源との距離ができるだけ等しくなるように配置されるのが好ましい。具体的には、撮像手段20の画角αは、図2に示すように、撮像手段20の光軸22から±5°以下に設定されるのが好ましい。撮像手段20の画角が上記の範囲を越えると、撮像領域21の中央部の光源から撮像手段20までの距離と、撮像領域21の左右端部の光源から撮像手段20までの距離とが大きく変わるため、正確な輝度分布が得られない。また、撮像手段20の光軸22は、図2に示すように、発光面2に対して垂直であるのが好ましい。光軸22が発光面2に対して傾斜していると、撮像領域21の左端部の光源から撮像手段20までの距離と、撮像領域21の右端部の光源から撮像手段20までの距離が大きく変わるため、正確な輝度分布が得られない。
図1及び図2に例示される画像処理手段30は、パーソナルコンピュータ等の演算装置にプログラムを読み込ませることによって具現化されるもので、輝度分布取得手段31と、コントラスト算出手段32と、評価値算出手段33とを備えて構成してある。
輝度分布取得手段31は、撮像手段20によって撮像された画像情報から所定の輝点列の輝度分布(輝度プロファイル)を取得するものである。図3−1は、発光面2に装着された防眩フィルム3のある決められた領域(図1に示す撮像領域21)を撮像手段20によって撮像した画像情報40を示したものであり、図3−2は、図3−1の画像情報40の一部を拡大して示したものである。図3−1及び図3−2において、1つの輝点41が発光面2のひとつの光源に対応する。図3−1に示すように、画像情報40は、複数の輝点41がX方向及びY方向に配列され、X方向及びY方向の輝点列を構成している。
画像情報40における各輝点41の光の拡散具合は、防眩フィルム3の種類や防眩処理の方法等によって異なるものであるが、輝点41の光の拡がりが大きい方向の輝点列の輝度分布を算出するのが好ましい。すなわち、図3−1及び図3−2には明示されていないが、例えば各輝点41の光が図3−1及び図3−2のY方向に拡がっている場合には、図3−1に示すようにY方向の輝点列を選択し、この輝度分布を算出する。これに対して、各輝点41の光が図3−1及び図3−2のX方向に拡がっている場合には、X方向の輝点列を選択し、この輝度分布を算出する。以下の説明では、Y方向の任意の輝点列を輝点列Aとし、この輝点列Aの輝度分布を算出する方法について説明する。
輝点列Aは、図3−1及び図3−2に示すように、配列した各輝点41を含む幅をもった帯状の領域である。本実施の形態では、この帯状領域における幅方向の輝度を積算し、帯状領域の長手方向(Y方向)の輝度分布を取得する。図3−2に示す一例では、帯状領域の輝点41間をY方向に3分割し、3分割した各長方形の領域において、幅方向の輝度を積算する。ここで、輝点41間のY方向の分割は、輝点41と輝点間(暗点)を分割できればよく、3分割〜10分割程度とするのがよい。また、帯状領域における各長方形の領域において、幅方向の輝度を積算した値の平均値の輝度分布を取得してもよい。
なお、上記の帯状領域のX方向の幅を狭くし過ぎると、帯状領域が輝点列Aの中心からずれた場合に、正しい輝度分布が得られなくなる。図3−2に示すように、帯状領域が各輝点41を含む幅をもっていれば、これが多少ずれたとしても適切な輝度分布が得られる。
図4の下図は、輝度分布取得手段31が画像情報40から取得した輝点列Aの輝度分布を示したものである。図4に示すように、輝度分布には複数の極大値と極小値がある。各極大値は輝点列Aを構成する各輝点41の中心の輝度であり、各極小値(ボトム値)は輝点41間の輝度を示している。
コントラスト算出手段32は、図4に示す輝点列Aの輝度分布における極大値とこれに隣り合う極小値のコントラストを算出するものである。ここで、コントラストとは、輝点列Aの輝度分布における極大値(すなわち、最も明るい部分)とこれに隣合う極小値(すなわち、最も暗い部分)の差又は比に相関する量である。
ぎらつきの定量評価にコントラストを適用する理由は以下のとおりである。コントラストは、極小値(暗点)の微妙な変化を表現しやすく、黒の情報を反映させやすい量であるため、人間が感じる感覚量と対応しているものと考えられる。本実施の形態では、極大値とこれに隣り合う極小値のコントラストとして、マイケルソンコントラストを算出する。マイケルソンコントラストCは、輝度分布のn番目の極大値をPn、n番目の極小値をBnとすると、次の(数1)式で表されるものである。
本発明者らの知見によると、(数1)式で表されるマイケルソンコントラストは、視覚刺激を表すのに好適である。換言すると、人間はマイケルソンコントラストに相関した量を感じている。このため、マイケルソンコントラストは、コントラストの中でも特に人間が感じる感覚量に対応したものであり、人間の感覚量であるぎらつきの定量的評価に適しているものと考えられる。
図5−1〜図5−3を用いて輝点列Aの輝度分布からマイケルソンコントラストを算出する手順の概略を説明すると、まず、図5−1に示す輝点列Aの輝度分布から、図5−2に示すように極大値(P1,P2,・・・,Pn,・・・)及び極小値(B1,B2,・・・,Bn,・・・)を測定する。そして、極大値P1とこれに隣り合う極小値B1、極大値P2とこれに隣り合う極小値B2、極大値P3とこれに隣り合う極小値B3、・・・・といったように、極大値Pnとこれに隣り合う極小値Bnのマイケルソンコントラストを算出する。図5−3は、図5−2に示す極大値Pn(n=1,2,・・・)とこれに隣り合う極小値Bn(n=1,2,・・・)のマイケルソンコントラストを示したグラフである。
評価値算出手段33は、コントラスト算出手段32によって算出した複数のマイケルソンコントラストのばらつきを、防眩フィルム3のぎらつき評価値として算出するものである。本実施の形態では、図5−3のグラフに示す複数のマイケルソンコントラストのばらつきとして、複数のマイケルソンコントラストの標準偏差を算出し、この標準偏差をぎらつき評価値とする。マイケルソンコントラストの標準偏差が小さいほど、ぎらつきが少ないことになる。
なお、上記説明ではY方向の所定の輝点列Aの輝度分布からぎらつき評価値を得たが、ぎらつき評価値の精度をさらに向上させるためには、複数の輝点列の輝度分布をそれぞれ取得し、各輝度分布から上述した手順によってマイケルソンコントラストの標準偏差をそれぞれ算出し、これらの標準偏差に基づいてぎらつき評価値を算出するのが好ましい。すなわち、図3−1において、Y方向のすべての輝点列の輝度分布から上述した手順によりマイケルソンコントラストの標準偏差を算出するか、又は、Y方向の輝点列のうちのいくつかの輝点列を選択し、選択した輝点列の輝度分布からマイケルソンコントラストの標準偏差を算出するのが好ましい。この場合、算出した複数の標準偏差の平均値をぎらつき評価値とする。
次に、図6に示すフローチャートを参照しながら、上述した画像処理手段30が行うぎらつき評価値の算出手順の一例について説明する。
まず、撮像手段20は、発光面2からの光を防眩フィルム3を介して撮像する。画像処理部30は、撮像手段20から画像情報40を取得し(ステップS101)、輝度分布取得手段31を通じて、画像情報40から所定の輝点列Aの輝度分布を取得する(ステップS102)。次いで、画像処理部30は、コントラスト算出手段32を通じて、輝度分布における極大値及び極小値を抽出し(ステップS103)、極大値とこれに隣り合う極小値のマイケルソンコントラストを算出する(ステップS104)。次いで、画像処理部30は、評価値算出手段33を通じて、コントラスト算出手段32によって算出された複数のマイケルソンコントラストの標準偏差を算出する(ステップS105)。次いで、画像処理手段30は、予め設定したすべての輝点列の輝度分布におけるマイケルソンコントラストの標準偏差の算出が終了したか否かを判定する(ステップS106)。終了していない場合には(ステップS106:No)、ステップS102以降の処理を繰り返す。一方、予め設定したすべての輝点列の処理が終了した場合には(ステップS106:Yes)、評価値算出手段33を通じて、これらの標準偏差の平均値をぎらつき評価値として算出する(ステップS107)。
以下、実施例により本実施の形態である防眩フィルムのぎらつき評価方法について具体的に説明する。
上述した防眩フィルムのぎらつき評価方法によって、サンプル1〜サンプル9からなる9種類の防眩フィルムのぎらつきの評価を行った。なお、サンプル1の防眩フィルムは防眩処理を全く施していないフィルムであり、サンプル9は全サンプルの中で最も防眩処理を強く施したフィルムである。表示装置1と撮像手段20は、図1及び図2に示す配置とした。
表示装置1として42インチのプラズマディスプレイ(PDP)を用いた。表示装置1の画素は1920×1080画素、ピクセルピッチは0.16×0.48mmである。評価対象となる防眩フィルム3を、発光面2から6mm程度の間隔をあけて設置した。なお、防眩フィルム3を発光面2に密着させて設置してもよい。発光面2の表示は、緑色の画素だけを発光させるベタ表示とした。
撮像手段20としてCCDカメラを用いた。撮像手段20の画角は約2.5°、光軸22は発光面2に対して垂直となるようにした。撮像手段20のレンズの焦点距離は135mm、有効画素は1034×779画素(出力XGAサイズは1024×768画素)、表示装置1から撮像手段20までの距離は1.5m、撮像領域21は約60mm×44mmである。
(実施例)
撮像手段20でサンプル1のフィルムを撮像し、画像処理手段30において所定の輝点列の輝度分布を取得し、複数の極大値と極小値を得た。次に、極大値とこれに隣り合う極小値のマイケルソンコントラストを算出し、マイケルソンコントラストの標準偏差を算出した。他の輝点列についても同様の処理を行い、それぞれマイケルソンコントラストの標準偏差を算出した。これら複数の標準偏差の平均値を算出し、この平均値をサンプル1のぎらつき評価値とした。以下、同様の条件でサンプル2〜9のぎらつき評価値を算出した。上述したように、評価値(すなわちマイケルソンコントラストの標準偏差)が小さいほど、防眩フィルムのぎらつきが少ないという評価になる。
撮像手段20でサンプル1のフィルムを撮像し、画像処理手段30において所定の輝点列の輝度分布を取得し、複数の極大値と極小値を得た。次に、極大値とこれに隣り合う極小値のマイケルソンコントラストを算出し、マイケルソンコントラストの標準偏差を算出した。他の輝点列についても同様の処理を行い、それぞれマイケルソンコントラストの標準偏差を算出した。これら複数の標準偏差の平均値を算出し、この平均値をサンプル1のぎらつき評価値とした。以下、同様の条件でサンプル2〜9のぎらつき評価値を算出した。上述したように、評価値(すなわちマイケルソンコントラストの標準偏差)が小さいほど、防眩フィルムのぎらつきが少ないという評価になる。
上記実施例のぎらつき評価値を、評価員による目視検査の評価結果と対応させたグラフを図7に示す。図7において、横軸はサンプル1〜9であるが、これらは評価員による目視検査での評価結果の順に並んでいる。また、縦軸は実施例で得られた各サンプルのぎらつき評価値(マイケルソンコントラストの標準偏差)である。図7より、ぎらつき評価値は右上がりの結果となっている。すなわち、実施例で算出したサンプル1〜9のぎらつき評価値の順位は、目視検査での評価結果の順位と一致していることが分かる。従って、実施例のぎらつき評価値は、目視検査の評価結果と相関していると考えられる。
(比較例)
撮像手段20でサンプル1のフィルムを撮像し、画像処理手段30において所定の輝点列の輝度分布を取得し、複数の極大値と極小値を得た。次に、これら極大値と極小値の平均値を算出した。各極大値及び各極小値から平均値を引き算することにより得られた各データを二乗し、標準偏差を算出した。他の輝点列についても同様の処理を行って極大値及び極小値の標準偏差(すなわち輝度の標準偏差)を算出した。これら複数の標準偏差の平均値を算出し、平均値をサンプル1のぎらつき評価値とした。以下、同様の条件でサンプル2〜9のぎらつき評価値を算出した。実施例と同様に、比較例においても、評価値(すなわち輝度の標準偏差)が小さいほど、ぎらつきが少ないという評価になる。
撮像手段20でサンプル1のフィルムを撮像し、画像処理手段30において所定の輝点列の輝度分布を取得し、複数の極大値と極小値を得た。次に、これら極大値と極小値の平均値を算出した。各極大値及び各極小値から平均値を引き算することにより得られた各データを二乗し、標準偏差を算出した。他の輝点列についても同様の処理を行って極大値及び極小値の標準偏差(すなわち輝度の標準偏差)を算出した。これら複数の標準偏差の平均値を算出し、平均値をサンプル1のぎらつき評価値とした。以下、同様の条件でサンプル2〜9のぎらつき評価値を算出した。実施例と同様に、比較例においても、評価値(すなわち輝度の標準偏差)が小さいほど、ぎらつきが少ないという評価になる。
上記比較例のぎらつき評価値を、評価員による目視検査の評価結果と対応させたグラフを図8に示す。図7と同様に、横軸はサンプル1〜9であるが、これらは評価員による目視検査での評価結果の順に並んでいる。また、縦軸は上記比較例で得られた各サンプルのぎらつき評価値(輝度の標準偏差)である。図8から明らかなように、比較例で算出したぎらつき評価値は右上がりとはならない。すなわち、比較例で算出したサンプル1〜9のぎらつき評価値の順位は、目視検査での評価結果の順位と一部が一致するものの、全体的に見て目視検査の結果と相関していないことが分かる。
なお、従来の方法では、図4に示す輝度分布における全データの標準偏差を算出し、これをぎらつき評価値とすることが多い(特許文献1を参照)。しかし、極大値とこれに隣り合う極小値のコントラストの標準偏差を算出する本実施例と比較するという観点から、上記比較例では、輝度分布における極大値と極小値の標準偏差を算出した。輝度分布における全データの標準偏差を算出し、これをぎらつき評価値とした場合の結果は、上記比較例の結果と大きな差がないと考えられる。
以上説明したように、本実施の形態の防眩フィルムのぎらつき評価方法によれば、発光面2からの光を防眩フィルム3を介して撮像した画像情報40から、所定の輝点列の輝度分布を取得し、この輝度分布において、極大値とこれに隣り合う極小値のコントラストを算出し、算出した複数のコントラストに基づいて、防眩フィルム3のぎらつき評価値を算出するようにしたことで、観察者が実際に感じるぎらつきの程度と相関した評価値を得ることが可能となり、ぎらつきの定量的な評価を精度よく行うことが可能となる。
また、本実施の形態の防眩フィルムのぎらつき評価方法によれば、コントラストとして、視覚刺激を表す量であるマイケルソンコントラストを算出するようにしたことで、算出したぎらつき評価値と、観察者が実際に感じるぎらつきの程度との相関をさらに強くすることができる。
さらに、本実施の形態の防眩フィルムのぎらつき評価方法によれば、輝点列を、輝点列を構成する各輝点を含む帯状の領域で構成し、この輝点列の幅方向の輝度を積算することによって輝度分布を取得するようにしたことで、より正確な輝度分布を得ることができる。
また、本実施の形態の防眩フィルムのぎらつき評価方法によれば、マイケルソンコントラストのばらつき(標準偏差)をぎらつきの評価値として算出するようにしたことで、ぎらつき評価値の精度をさらに向上させることができる。
また、本実施の形態の防眩フィルムのぎらつき評価方法によれば、画像情報から複数の輝点列の輝度分布をそれぞれ取得し、各輝度分布において、極大値とこれに隣り合う極小値のコントラストと、コントラストの標準偏差を算出し、各輝度分布の標準偏差の平均値をぎらつきの評価値として算出するようにしたことで、ぎらつき評価値の精度をさらに向上させることができる。
また、本実施の形態の防眩フィルムのぎらつき評価装置10によれば、発光面2からの光を防眩フィルム3を介して撮像する撮像手段20と、この撮像手段20によって撮像された画像情報40から所定の輝点列の輝度分布を取得する輝度分布取得手段31と、輝度分布取得手段31で取得した輝度分布において、極大値とこれに隣り合う極小値のコントラストを算出するコントラスト算出手段32と、コントラスト算出手段32により算出された複数のコントラストのばらつき(標準偏差)を防眩フィルム3のぎらつき評価値として算出する評価値算出手段33とを備えたことで、観察者が実際に感じるぎらつきの程度と相関した評価値を得ることが可能となり、ぎらつきの定量的な評価を精度よく行うことが可能となる。
また、本実施の形態の防眩フィルムのぎらつき評価装置10によれば、コントラスト算出手段32において、視覚刺激を表すマイケルソンコントラストを算出するように構成したことで、算出したぎらつき評価値と、観察者が実際に感じるぎらつきの程度との相関をさらに強くすることができる。
また、本実施の形態の防眩フィルムのぎらつき評価装置10によれば、輝度分布取得手段31において、輝点列を構成する各輝点を含む帯状の領域における幅方向の輝度を積算することによって輝度分布を取得するように構成したことで、より正確な輝度分布を得ることができる。
また、本実施の形態の防眩フィルムのぎらつき評価装置10によれば、輝度分布取得手段31において画像情報から複数の輝点列の輝度分布をそれぞれ取得し、コントラスト算出手段32において各輝度分布における極大値とこれに隣り合う極小値のコントラストを算出し、評価値算出手段33において各輝度分布におけるコントラストの標準偏差を算出し、各輝度分布の標準偏差の平均値をぎらつきの評価値として算出するように構成したことで、ぎらつき評価値の精度をさらに向上させることができる。
なお、上記実施の形態では、極大値とこれに隣り合う極小値のコントラストとしてマイケルソンコントラストを算出したが、マイケルソンコントラストに替えて、コントラスト比を算出してもよい。コントラスト比は、輝度分布のn番目の極大値をPn、n番目の極小値をBnとして、Pn/Bnで表すことができる。
また、上記実施の形態では、マイケルソンコントラストのばらつきとして標準偏差を算出したが、これに限定されるものではなく、他の手段によってマイケルソンコントラストのばらつきを判定してもよい。
1 表示装置
2 発光面
3 防眩フィルム
10 ぎらつき評価装置
20 撮像手段
21 撮像領域
22 光軸
30 画像処理手段
31 輝度分布取得手段
32 コントラスト算出手段
33 評価値算出手段
40 画像情報
41 輝点
2 発光面
3 防眩フィルム
10 ぎらつき評価装置
20 撮像手段
21 撮像領域
22 光軸
30 画像処理手段
31 輝度分布取得手段
32 コントラスト算出手段
33 評価値算出手段
40 画像情報
41 輝点
Claims (11)
- 複数の光源が配列された発光面上に装着される防眩フィルムのぎらつきを評価する方法であって、
前記発光面からの光を前記防眩フィルムを介して撮像する第1工程と、
前記第1工程で撮像した画像情報から前記複数の光源に対応する所定の輝点列を設定し、この輝点列の輝度分布を取得する第2工程と、
前記第2工程で取得した前記輝度分布において、極大値とこれに隣り合う極小値のコントラストを算出する第3工程と、
前記第3工程で算出した複数のコントラストに基づいて、前記防眩フィルムのぎらつきの評価値を算出する第4工程と、
を有することを特徴する防眩フィルムのぎらつき評価方法。 - 前記第3工程において、
前記コントラストとしてマイケルソンコントラストを算出することを特徴とする請求項1に記載の防眩フィルムのぎらつき評価方法。 - 前記第2工程における前記輝点列は、幅方向の所定の距離をもつ帯状の領域からなるものであり、前記輝度分布は、前記輝点列の幅方向の輝度を積算したものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の防眩フィルムのぎらつき評価方法。
- 前記第4工程において、
前記コントラストのばらつきを前記防眩フィルムのぎらつきの評価値として算出することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の防眩フィルムのぎらつき評価方法。 - 前記コントラストのばらつきとして、前記コントラストの標準偏差を適用することを特徴とする請求項4に記載の防眩フィルムのぎらつき評価方法。
- 前記第2工程において、前記画像情報から複数の輝点列の輝度分布をそれぞれ取得し、
前記第3工程において、前記第2工程で取得した各輝度分布において、極大値とこれに隣り合う極小値のコントラストを算出し、
前記第4工程において、各輝度分布における前記コントラストの標準偏差を算出し、各輝度分布の標準偏差の平均値を前記防眩フィルムのぎらつきの評価値として算出することを特徴とする請求項1に記載の防眩フィルムのぎらつき評価方法。 - 複数の光源が配列された発光面上に装着される防眩フィルムのぎらつきを評価する装置であって、
前記発光面からの光を前記防眩フィルムを介して撮像する撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された画像情報から所定の輝点列の輝度分布を取得する輝度分布取得手段と、
前記輝度分布取得手段で取得した前記輝度分布において、極大値とこれに隣り合う極小値のコントラストを算出するコントラスト算出手段と、
前記コントラスト算出手段により算出された複数のコントラストのばらつきを前記防眩フィルムのぎらつきの評価値として算出する評価値算出手段と、
を有することを特徴する防眩フィルムのぎらつき評価装置。 - 前記コントラスト算出手段は、
前記コントラストとしてマイケルソンコントラストを算出することを特徴とする請求項7に記載の防眩フィルムのぎらつき評価装置。 - 前記輝度分布取得手段は、
前記輝点列を構成する各輝点を含む帯状の領域における幅方向の輝度を積算することによって前記輝度分布を取得することを特徴とする請求項7又は8に記載の防眩フィルムのぎらつき評価装置。 - 前記評価値算出手段は、
前記コントラストのばらつきとして、前記コントラストの標準偏差を適用することを特徴とする請求項7から9のいずれか一つに記載の防眩フィルムのぎらつき評価装置。 - 前記輝度分布取得手段は、
前記画像情報から複数の輝点列の輝度分布をそれぞれ取得し、
前記コントラスト算出手段は、
前記各輝度分布において、極大値とこれに隣り合う極小値のコントラストを算出し、
前記評価値算出手段は、
各輝度分布における前記コントラストの標準偏差を算出し、各輝度分布の標準偏差の平均値を前記防眩フィルムのぎらつきの評価値として算出することを特徴とする請求項7に記載の防眩フィルムのぎらつき評価装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008081658A JP2009236621A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | 防眩フィルムのぎらつき評価方法及びぎらつき評価装置 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009236621A true JP2009236621A (ja) | 2009-10-15 |
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ID=41250761
Family Applications (1)
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JP2008081658A Pending JP2009236621A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | 防眩フィルムのぎらつき評価方法及びぎらつき評価装置 |
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JP (1) | JP2009236621A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013088249A (ja) * | 2011-10-17 | 2013-05-13 | Shimadzu Corp | 透湿率評価用セル及び透湿率評価方法 |
KR20160030854A (ko) | 2014-09-11 | 2016-03-21 | 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 | 글레어의 정량적 평가 방법 |
JP2017173163A (ja) * | 2016-03-24 | 2017-09-28 | 株式会社ダイセル | ギラツキ評価装置およびギラツキ評価方法 |
-
2008
- 2008-03-26 JP JP2008081658A patent/JP2009236621A/ja active Pending
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