JP2009233921A - シャープペンシル - Google Patents

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Abstract

【課題】先端パイプからの筆記芯の突出量を一定の範囲内に維持させることができるパイプスライド式のシャープペンシルを提供すること。
【解決手段】軸筒1内に配設されたチャック3の前後動により筆記芯10の解除と把持を行うことで、前記筆記芯を前方に繰り出すことができるように構成されると共に、前記筆記芯が受ける筆記圧による後退動作および筆記圧の解除による前進動作を受けて、回転子5を一方向に回転駆動させる回転駆動機構とが備えられる。前記軸筒の前端部を構成する口先部1Aには、先端パイプ7を支持するパイプ支持部材8が収容されると共に、前記回転駆動機構を構成する前記回転子5の回転駆動動作を受けて、前記パイプ支持部材に支持された先端パイプ7を、除々に前記軸筒側に向かって後退させる後退駆動機構が具備されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、ノック操作により筆記芯を口先部から突出させることができ、筆記に伴う筆記芯の摩耗に合わせて前記口先部に配置されたパイプ状の芯ガイドを後退させることができるシャープペンシルに関する。
従来よりシャープペンシルにおける口先部には、パイプ状の芯ガイドが固定された状態で取り付けられている。この構成によると、芯ガイドからの筆記芯の突出量が大きいと、筆記により芯の折損(芯折れ)が発生するために、一度のノック操作により芯ガイドから突出される芯の長さに制限を加える必要がある。
このために、筆記操作に伴う芯の消耗に応じて、頻繁に芯タンクの後端部に設けられたノック棒をノック操作する動作を余儀なくされる。すなわち、筆記中に握りを変えてノック操作を行わなければならないために、筆記の能率が低下するという問題を抱えていた。
そこで、ノック操作に伴う筆記芯の突出動作と共にパイプ状の芯ガイドも前進し、筆記に伴う芯の摩耗と共に芯ガイドも後退するように動作するパイプスライド式シャープペンシルが提案されており、例えば次に示す特許文献1,2等に開示されている。
特開平8−072473号公報 特開平8−132782号公報
前記した特許文献1および2に開示されたパイプスライド式シャープペンシルによると、筆記に伴う芯の摩耗により、パイプ状の芯ガイドの先端部が紙面に接触することにより前記芯ガイドが除々に後退するように動作する。これにより、一度のノック操作による口先部からの芯の突出量が多少大きく設定しても、筆記芯はパイプ状の芯ガイドにより保護され、筆記に伴う芯折れが発生する度合いを低減させることができる。
しかしながら、特許文献1および2に開示されたパイプスライド式シャープペンシルによると、筆記に伴う芯の摩耗により、例えばステンレス等の金属により成形された芯ガイドの先端部が紙面を擦ることになる。したがって、この時の摩擦抵抗を受けて筆感を悪くしたり、極端な場合には芯ガイドの先端エッジ部が紙面に引っ掛かり、紙面を破くという問題も招来させる。
この発明は、前記した問題点に着目してなされたものであり、筆記による芯の摩耗に伴い、芯ガイドとして機能する先端パイプが除々に口先部内に後退するように動作させることで、前記先端パイプからの筆記芯の突出量を一定の範囲内に維持させることができるパイプスライド式のシャープペンシルを提供することを課題とするものである。
前記した課題を解決するためになされたこの発明にかかるシャープペンシルの基本構成は、軸筒内に配設されたチャックの前後動により筆記芯の解除と把持を行うことで、前記筆記芯を前方に繰り出すことができるように構成されると共に、前記筆記芯が受ける筆記圧による後退動作および筆記圧の解除による前進動作を受けて、回転子を一方向に回転駆動させる回転駆動機構とが備えられ、前記軸筒の前端部には、パイプ状に形成された芯ガイドを支持するパイプ支持部材が収容されると共に、前記回転駆動機構を構成する前記回転子の回転駆動動作を受けて、前記パイプ支持部材に支持されたパイプ状の芯ガイドを、除々に前記軸筒内に向かって後退させる後退駆動機構が具備される。
前記構成によるシャープペンシルにおける好ましい一つの形態においては、前記後退駆動機構には、前記パイプ支持部材の回転を阻止し軸方向に移動可能となるように規制する回動規制手段と、前記回転子側に形成された第1ネジ部と、当該第1ネジ部に螺合する前記パイプ支持部材側に形成された第2ネジ部とが具備された構成にされる。
この場合、前記第1ネジ部が前記回転子の前端部に形成された外ネジにより構成され、前記第2ネジ部が前記パイプ支持部材の内周面に形成された内ネジにより構成される。
加えて、前記回動規制手段は、前記軸筒の内周面において軸方向に沿って形成された凸状のリブ、および前記パイプ支持部材において軸方向に沿って形成された溝部とにより構成され、前記溝部に対して前記リブが係合されることで、前記パイプ支持部材が軸方向のみに移動可能となるように構成される。
また、前記したシャープペンシルにおける好ましい他の一つの形態においては、前記後退駆動機構には、前記回転子の回転駆動動作を前記パイプ支持部材に伝達する回転伝達手段と、前記パイプ支持部材側に形成された第1ネジ部と、当該第1ネジ部に螺合する前記軸筒側に形成された第2ネジ部とが具備された構成にされる。
この場合、前記第1ネジ部が前記パイプ支持部材の外周面に形成された外ネジにより構成され、前記第2ネジ部が前記軸筒の内周面に形成された内ネジにより構成される。
加えて、前記回転伝達手段は、前記回転子の前端部において軸方向に沿って形成された凸状のリブ、および前記パイプ支持部材において軸方向に沿って形成された溝部とにより構成され、前記溝部に対して前記リブが係合されることで、前記回転子の回転駆動動作を前記パイプ支持部材に伝達するように構成される。
そして、前記したいずれの実施の形態においても、前記チャックの前進動作により、当該チャックの前端部に当接される前記パイプ支持部材が、前記第1ネジ部と第2ネジ部との螺合状態を外して前進動作されるように構成されていることが望ましい。
一方、前記した回転駆動機構における好ましい一つの形態においては、前記筆記芯が受ける筆記圧による後退動作および筆記圧の解除による前進動作を受けて、往復方向に回転駆動される往復回転部材と、当該往復回転部材と前記回転子とに跨がるようにして捲装され、前記往復回転部材の一方向の回転により両者に圧接して往復回転部材から回転子に対して前記一方向の回転動作を伝達し、前記往復回転部材の他方向の回転により前記両者への圧接を解除して往復回転部材から回転子に対する他方向の回転動作の伝達が停止されるコイルバネを含むバネクラッチが具備された構成になされる。
この場合、前記回転駆動機構には、非回転部材と前記回転子とに跨がるようにして捲装され、前記往復回転部材の前記一方向の回転動作時において前記非回転部材と前記回転子への圧接が解除されて前記回転子の回転動作を許容し、前記往復回転部材の前記他方向の回転動作時において前記非回転部材と前記回転子の両者に圧接して前記回転子の回転動作を停止させる第2のコイルバネを含む第2のバネクラッチがさらに具備されていることが望ましい。
また、前記した回転駆動機構における好ましい他の一つの形態においては、回転駆動機構を構成する回転子が円環状に形成されて、その軸方向の一端面および他端面に第1と第2のカム面がそれぞれ形成されると共に、前記第1と第2のカム面にそれぞれ対峙するように前記軸筒側に配置された第1と第2の固定カム面が具備され、前記筆記圧による前記チャックの後退動作によって、前記円環状回転子における第1のカム面が、前記第1の固定カム面に当接して噛み合わされ、前記筆記圧の解除により前記円環状回転子における第2のカム面が、前記第2の固定カム面に当接して噛み合わされるように構成され、前記回転子側の第1カム面が、前記第1の固定カム面に噛み合わされた状態において、前記回転子側の第2カム面と前記第2の固定カム面が、軸方向においてカムの一歯に対して半位相ずれた関係に設定され、前記回転子側の第2カム面が、前記第2の固定カム面に噛み合わされた状態において、前記回転子側の第1カム面と前記第1の固定カム面が、軸方向においてカムの一歯に対して半位相ずれた関係に設定された構成にされる。
前記した構成のシャープペンシルによると、筆記動作によって得られる回転子の一方向への回転駆動力を利用して、パイプ支持部材を除々に軸筒内に向かって後退させる後退駆動機構を備えたので、筆記動作に伴う芯の摩耗と共に、パイプ状の芯ガイドも除々に後退するように動作する。したがって、筆記に伴う芯の摩耗量とパイプ状芯ガイドの後退動作量との相対差をきわめてに小さくすることができるので、筆記芯が芯ガイドより過剰に突出することによる芯折れ、パイプ状芯ガイドの先端が紙面に接触するなどの発生度合いを極端に低減させることが可能となる。
また、ノック操作に伴うチャックの前進動作により、当該チャックの前端部に当接されるパイプ支持部材が、第1ネジ部と第2ネジ部との螺合状態を外して前進動作されるようになされるので、筆記芯の繰り出し動作と同時に、パイプ状芯ガイドの突出動作を実現させることができる。この時、一度のノック操作による芯の突出量を増大させても、前記した作用により、芯折れや芯ガイドの紙面への接触を防止させることができるので、頻繁なノック操作を行うことによる筆記の能率の低下を防止させることにも寄与できる。
さらに、この発明にかかるシャープペンシルによると、前記した回転子の一方向の回転作用を利用して、筆記芯を同方向に回転駆動させることができるので、書き進むにしたがって筆記芯が偏摩耗するのを防止することができ、描線の太さや描線の濃さが大きく変化するという問題を解消させることもできる。
以下、この発明にかかるシャープペンシルについて図に示す実施の形態に基づいて説明する。図1〜図3は、この発明にかかるシャープペンシルにおける第1の実施の形態を示したものであり、図1はシャープペンシルの前半部を示し、軸筒から口先部を分離し、一部を破断した状態で示した斜視図である。また図2はその軸方向において分断した状態の前半部を示した断面図であり、図3は図2に示した状態に対して90度直交する面で分断した状態の断面図である。
なお、以下においては、同一部分を同一符号で示した各部の構成について、符号を引用してそれぞれ説明するが、以下に説明する各図においては、図に応じて符号の一部を適宜省略した状態で示している。
符号1はその外郭を構成する軸筒を示しており、前記軸筒1の軸芯部分には筒状の芯ケース2が同軸状に収容され、この芯ケース2の先端部にはチャック3が連結されている。このチャック3は、その先端部が複数に分割されて、分割された先端部がリング状に形成された締め具4内に遊嵌されるようにして装着されている。そして、リング状の前記締め具4は前記チャック3の周囲を覆うようにして配置された円筒状に形成された回転子5の先端部内面に装着されている。
この実施の形態においては、前記軸筒1の前端部には軸筒1の一部を構成する口先部1Aが取り付けられており、この口先部1Aより突出するようにして芯ガイドとして機能する先端パイプ7が配置されている。そして、前記先端パイプ7の基端部は前記口先部1A内に位置するパイプ支持部材8の先端部内面に嵌合されている。
前記パイプ支持部材8は、その後端部側が大径となるように円筒部が連続した階段状に形成されており、先端パイプ7の取り付け側の内周部には軸芯部分に通孔を形成したゴム製の保持チャック9が収容されている。前記した構成により、芯ケース2からチャック3を経由して先端パイプ7内を通るように直線状の芯挿通孔が形成されており、この芯挿通孔内に筆記芯(替え芯)10が挿通されている。
前記した回転子5とチャック3との間の空間部には、コイル状のリターンバネ11が配置されている。なお前記リターンバネ11の一端部(後端部)は前記した芯ケース2の前端面に当接し、また前記リターンバネ11の他端部(前端部)は回転子5内に環状に突出するようにして形成された係止部に係止された状態で収容されている。したがって前記リターンバネ11の作用により、回転子5内のチャック3が後退する方向、すなわちチャック3が筆記芯10を把持した状態となるように付勢されている。
図に示すシャープペンシルにおいては、軸筒1の後端部に配置された図示せぬノック棒をノック操作することで、前記芯ケース2が軸筒1内において前進し、チャック3の先端部が締め具4から突出することで筆記芯10の把持状態が解除される。そして、前記ノック操作の解除により、リターンバネ11の作用により芯ケース2およびチャック3は軸筒1内において後退する。
前記したようにチャック3の先端部が締め具4から突出した状態において、前記筆記芯10は保持チャック9の内周面において一時的に保持され、この状態でチャック3は後退してその先端部が前記締め具4内に収容される。これによりチャック3は筆記芯10を再び把持状態にする。すなわち、前記したノック棒のノック操作の繰り返しによるチャック3の前後動により筆記芯の解除と把持が行われ、これにより筆記芯はチャック3から順次前方に繰り出されるように作用する。
図2および図3に示されたように前記した回転子5の中央部の外周面は、若干径が太く形成されている。そして、回転子5の後半部は後述する往復回転部材の一部を構成する筒状体13内に回動転可能となるように収容されており、この筒状体13のほぼ中央部外周面には円筒状に形成された往復回転部材14が嵌合されている。
図1に示されたように前記往復回転部材14の一端面(後端面)には第1のカム面14aが形成されており、往復回転部材14の他端面(前端面)には第2のカム面14bが形成されている。なお、前記第1のカム面14aおよび第2のカム面14bは、鋸歯状のカムが円環状の端面に沿ってそれぞれ連続的に形成されている。
一方、前記往復回転部材14の後端部側には、円筒状に形成された上カム形成部材15が軸筒1内に取り付けられており、前記上カム形成部材15の前端部には、前記往復回転部材14における第1のカム面14aに対峙するようにして固定カム面(第1の固定カム面ともいう。)15aが形成されている。
さらに、前記した往復回転部材14における第2のカム面14bに対峙するようにして軸筒1側に円筒状の下カム形成部材16が取り付けられ、その軸方向の後端部には、前記往復回転部材14における第2のカム面14bに対峙するようにして固定カム面(第2の固定カム面ともいう。)16aが形成されている。
前記第1の固定カム面15aおよび第2の固定カム面16aについても、鋸歯状のカムが円環状の端面に沿ってそれぞれ連続的に形成されており、各カムの配列ピッチは前記往復回転部材14に形成された第1のカム面14aおよび第2のカム面14bの各カムの配列ピッチと同一になされている。なお、前記往復回転部材14に形成されている第1と第2のカム面14a,14bと、前記第1の固定カム面15a、第2の固定カム面16aとによる往復回転部材14の回転作用については、後で詳細に説明する。
図2および図3に示されているように円筒状に形成された前記上カム形成部材15の後端部は、軸芯に配置された前記芯ケース2側に向かうように内側に屈曲されており、この屈曲された上カム形成部材15の後端部内面と、往復回転部材の一部を構成する筒状体13の後端部との間に形成された空間部には、コイル状のバネ部材17が装着されている。前記バネ部材17は前記筒状体13を前方に付勢するように作用し、この付勢力を受けた前記筒状体13に押されて前記回転子5およびチャック3等は前方に向かうように構成されている。
一方、図2および図3に示されているように前記した回転子5の中央部における若干径が太く形成された外周面と、往復回転部材14を周面に嵌合した筒状体13の前端部外周面とに跨がるようにしてコイルバネ18が捲装されており、前記筒状体13と回転子5と前記コイルバネ18とによりバネクラッチ(以下、これを第1のバネクラッチとも言い、コイルバネ18と同一の符号で示す。)を構成している。
また、前記回転子5の中央部における若干径が太く形成された外周面の前方寄りには、筒状の非回転部材19が装着されている。前記非回転部材19の一部は図3に示されたとおり外側に向けて断面L字状に曲げられて、その先端が幅の狭い鍔部19aを形成しており、この鍔部19aは前記下カム形成部材16の軸方向に沿って形成された溝部16b内に挿入されている。したがって非回転部材19は軸方向には移動可能であるが、回動は不可能となるように構成されている。
そして、回転子5の中央部における若干径が太く形成された外周面と、前記非回転部材19の外周面とに跨がるようにして第2のコイルバネ21が捲装されており、前記回転子5と非回転部材19と前記第2のコイルバネ21とによりバネクラッチ(以下、これを第2のバネクラッチとも言い、第2のコイルバネ21と同一の符号で示す。)を構成している。
なお、以上説明した実施の形態においては、チャック3、締め具4、回転子5、リターンバネ11、筒状体13、非回転部材19、第1のバネクラッチを構成するコイルバネ18および第2のバネクラッチを構成するコイルバネ21等により、筆記芯10を回転させる回転駆動機構を構成している。
一方、前記した口先部1A内に収容されたパイプ支持部材8には、その後端部側における大径部の内周面に、図1に示されたように内ネジ23が形成されている。なお、この実施の形態においては前記内ネジ23を第2ネジ部とも称する。そしてパイプ支持部材8の前記大径部には、軸方向に沿うようにして溝部(割り溝)8aが形成されている。
また、前記口先部1Aには、その内面に沿って凸状のリブ1aが形成されており、前記リブ1aに対して前記溝部8aが係合されることで、前記したパイプ支持部材8は、口先部1A内において軸方向のみに移動可能となるように構成されている。すなわち、前記口先部1Aに形成された凸状のリブ1aと、パイプ支持部材8に形成された溝部8aとにより、パイプ支持部材8の回動を阻止する回動規制手段を構成している。
さらに前記した回転子5の前端部には、円筒状に形成されたネジ形成部材24が嵌め込まれており、このネジ形成部材24の周側面には、外ネジ25が形成されている。なお、この実施の形態においては前記外ネジ25を第1ネジ部とも称する。そして、前記第1ネジ部25と第2ネジ部23とはそのピッチが同一に設定されると共に、内外の径が一致するように形成されている。
これにより、前記口先部1Aが軸筒1の前端部に嵌め込まれることにより、図2および図3に示すように第1ネジ部25と第2ネジ部23とは螺合状態になされる。なお、この場合、パイプ支持部材8の前記大径部には、すでに説明したとおり軸方向に沿うようにして割り溝8aが形成されると共に、図1および図2に示されているとおり、前記大径部の外周面と前記口先部1Aの内周面との間には、所定の空隙部27が形成されており、これにより口先部1Aが軸筒の前端部に嵌め込まれることで、第1ネジ部25と第2ネジ部23とは互いにネジ部を超えつつ螺合状態になされる。
以上説明したこの発明にかかるシャープペンシルの第1の実施の形態によると、チャック3が筆記芯10を把持した状態で、前記回転子5はチャック3と共に軸芯を中心にして回転可能となるように前記軸筒1内に収容されている。そして、シャープペンシルが筆記状態以外の場合においては、前記バネ部材17の作用により前記筒状体13を介して回転子6は前方に付勢されている。
ここで、シャープペンシルを使用した場合、すなわち先端パイプ7から突出している筆記芯10に筆記圧が加わった場合には、前記チャック3はバネ部材17の付勢力に抗して後退し、これに伴って回転子6、筒状体13、さらに往復回転部材14も軸方向に後退する。したがって、図1に示すように往復回転部材14に形成されている第1のカム面14aは、上カム形成部材15に形成された第1の固定カム面15a側に移動する。これにより、前記往復回転部材14は一方向への回転作用、すなわちこの実施の形態においては左回転の作用を受け、前記筒状体13も同方向の回転作用を受ける。
前記したように筒状体13が左回転動作を受けた場合には、前記筒状体13と回転子5との間に捲装された第1のバネクラッチを構成するコイルバネ18は、前記筒状体13に巻き付くようにして縮径する。したがってコイルバネ18は筒状体13と回転子5に圧接して前記筒状体13の左回転動作を回転子5に伝達する。これにより、回転子5の左回転運動はチャック3を介して筆記芯10に伝達される。
この時、前記回転子5と非回転部材19との間に捲装された第2コイルバネ21による第2のバネクラッチは、回転子5の左回転動作を受けてコイルバネ18は巻き戻されるようにして径を拡大する。したがって回転子5と非回転部材19との圧接は解除され(滑りが発生し)て、前記回転子5の左回転を許容するように作用する。
一方、筆記圧が解除された場合には、図2および図3に示したバネ部材17の作用を受けて筒状体13、往復回転部材14、回転子6は軸方向に前進する。したがって、図1に示すように往復回転部材14に形成されている第2のカム面14bは、下カム形成部材16に形成された第2の固定カム面16a側に移動する。これにより、この実施の形態においては前記往復回転部材14は他方向に、すなわち右回転の作用を受け前記筒状体13も同方向の回転作用を受ける。
前記したように筒状体13が右回転の作用を受けた場合には、第1のバネクラッチを構成するコイルバネ18は巻き戻されるようにして径を拡大し、したがって筒状体13と回転子5との間に滑りを発生させてクラッチが解除される。この時、筒状体13の右回転に引きずられて前記回転子5も同方向に回転しようとするが、この場合には前記回転子5と非回転部材19との間に捲装された第2コイルバネ21による第2のバネクラッチは、非回転部材19と回転子5に圧接して前記回転子5の右回転は阻止される。
なお、前記した実施の形態においては、少なくとも第1のコイルバネ18を含む第1のバネクラッチを具備することで、筆記に伴う前記往復回転部材14の回転動作を一方向に回転させるように作用させることができる。これに加えて第2のコイルバネ21を含む第2のバネクラッチを具備することで、筆記芯を確実に一方向に回転動作させることができ、動作の信頼性を向上させることができる。これにより、書き進むにしたがって筆記芯が偏摩耗するのを防止させることができ、描線の太さや描線の濃さが大きく変化するという問題を解消することが可能となる。
一方、筆記動作に伴う前記した回転子5の回転駆動動作を受けて、回転子5の前端部に嵌め込まれたネジ形成部材24も回転駆動を受けることになる。前記ネジ形成部材24に形成された第1ネジ部25は、前記したパイプ支持部材8に形成された第2ネジ部23に螺合されており、かつパイプ支持部材8は前記した回動規制手段により軸方向にのみ移動できるように構成されている。
したがって、前記パイプ支持部材8は、回転子5の回転駆動動作を受けて、前記パイプ支持部材に支持された先端パイプ7を、除々に軸筒側に向かって後退させるように動作する。すなわち、前記したリブ1aおよび溝部8aによる回動規制手段と、第1ネジ部25、第2ネジ部23等により先端パイプ8を除々に軸筒側に向かって後退させる後退駆動機構を構成している。
図4および図5は、筆記に伴い先端パイプ7を除々に後退させる前記した後退駆動機構の動作について説明するものである。すなわち、図4(A)は、パイプ支持部材8が最も前進した状態を示している。この状態における筆記芯10の先端位置をSとし、比較のために、図4および図5においては筆記芯10は摩耗せずに先端位置Sを保つものとして示している。
図4(A)に示す初期状態においては、筆記芯の先端位置Sに対して、先端パイプ7はt1の距離をもって位置する。そして、筆記に伴う前記回転子の回転動作により、前記した後退駆動機構が作用し、図4(B)に示すように筆記芯の初期の先端位置Sに対して先端パイプ7はt2の距離をもって位置するようになる。実際には、この間において筆記芯は筆記による摩耗により、その先端部は前記t2側に近ずくことになり、理想的には先端パイプ7からの筆記芯の突出量は同一になされる。
さらに筆記に伴う前記回転子の回転動作により、前記した後退駆動機構が作用し、図5(C)に示すように筆記芯の初期の先端位置Sに対して先端パイプ7はt3の距離をもって位置するようになる。この場合においても同様に、筆記芯は実際には筆記による摩耗により、その先端部は前記t3側に近ずくことになり、理想的には先端パイプ7からの筆記芯の突出量は同一になされる。
図5(C)に示す状態は、先端パイプ7が最も後退した状態を示しており、ここで軸筒1の後端部に配置された図示せぬノック棒をノック操作することで、チャック3が前進し、すでに説明した作用により、筆記芯10を所定量繰り出すことができる。これと同時に図5(D)に示すようにチャック3の前端部が前記したパイプ支持部材8の一部に当接し、これを前方に押し出すように作用する。
この時、前記した回転子5の前端部に嵌め込まれたネジ形成部材24の第1ネジ部25と、パイプ支持部材8に形成された第2ネジ部2との螺合状態が外されて、パイプ支持部材8は前進動作する。そして、再び図4(A)に示す状態になされ、筆記動作を継続することができる。
以上説明した第1の実施の形態によると、筆記動作に伴い先端パイプ8を除々に軸筒側に向かって後退させる後退駆動機構が具備されているので、筆記に伴う芯の摩耗量と先端パイプの後退動作量との相対差を常に小さくすることができ、発明の効果の欄に記載した独自の作用効果をもたらすシャープペンシルを提供することができる。
次に図6および図7は、この発明にかかるシャープペンシルにおける第2の実施の形態を示したものであり、図6はシャープペンシルの前半部において軸筒から口先部を分離し、一部を破断した状態で示した斜視図であり、図7は口先部が軸筒に装着され、軸方向において分断された状態の前半部を示した断面図である。
なお、図6および図7に示した第2の実施の形態においては、筆記動作に伴い回転子5を回転駆動させる回転駆動機構の構成は第1の実施の形態と同一であり、この実施の形態においては、パイプ状の芯ガイド(先端パイプ)7を、除々に軸筒側に向かって後退させる後退駆動機構に相違がある。
すなわち、この第2の実施の形態においては、口先部1A内に収容されたパイプ支持部材8には、その後端部側における大径部に、軸方向に沿うようにして溝部(割り溝)8bが形成されている。また、前記した回転子5の前端部には、軸方向に沿って凸状のリブ5aが形成されている。すなわち、パイプ支持部材8側の前記溝部8bに対して回転子5側の前記リブ5aが係合されることで、前記回転子5の回転駆動動作をパイプ支持部材8側に伝達する回転伝達手段を構成している。
加えて、前記パイプ支持部材8における大径部の外周面には、図6に示されたように外ネジ31が形成されており、この実施の形態においては前記外ネジ31を第1ネジ部と称する。また前記口先部1Aの内周面には内ネジ32が形成されており、この実施の形態においては前記内ネジ32を第2ネジ部と称する。そして、前記第1ネジ部31と第2ネジ部32とはそのピッチが同一に設定され、互いに螺合されされた状態でパイプ支持部材8は口先部1A内に収容されている。
そして、前記した回転子5からの筆記に伴う回転駆動力は、凸状のリブ5aと溝部8bからなる前記した回転伝達手段を介してパイプ支持部材8側に伝達される。したがってパイプ支持部材8は、回転子5からの回転駆動力を受けて第1ネジ部31と第2ネジ部32の作用により除々に軸筒側に向かって後退するように動作し、先端パイプ8も同様に軸筒側に向かって除々に後退するように作用する。
したがって、図6および図7に示した第2の実施の形態においても、先に説明した第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
次に図8および図9は、この発明にかかるシャープペンシルにおける第3の実施の形態を示したものであり、図8はシャープペンシルの前半部において軸筒から口先部を分離し、一部を破断した状態で示した斜視図であり、図9は口先部が軸筒に装着され、軸方向において分断した状態の前半部を示した断面図である。
なお、図8および図9に示した第3の実施の形態においては、パイプ状の芯ガイド(先端パイプ)7を、除々に軸筒側に向かって後退させる後退駆動機構は、図1〜図3に示した第1の実施の形態と同一であり、この実施の形態においては、筆記動作に伴い回転子を一方向に回転駆動させる回転駆動機構に相違がある。なお、図8および図9においては、すでに説明した各部と同一の機能を果たす部分を同一符号で示しており、その説明は省略する。
図8および図9に示す符号36は、その軸方向の中央部が径を太くし円環状に形成された回転子を示している。そして、円環状になされた一端面(後端面)には第1のカム面36aが形成されており、円環状になされた他端面(前端面)には第2のカム面36bが形成されている。一方、前記回転子36の後端部には、円筒状の上カム形成部材37が回転子36の後端部を覆うようにして軸筒1内に取り付けられており、前記上カム形成部材37の前端部には、前記回転子36における第1のカム面36aに対峙するようにして固定カム面(第1の固定カム面ともいう。)37aが形成されている。
さらに、前記回転子36における第2のカム面36bに対峙するようにして軸筒1側に円筒状の下カム形成部材38が取り付けられ、その中央部において内径を広げることにより形成された段部には、固定カム面(第2の固定カム面ともいう。)38aが形成されている。なお、前記回転子36に形成されている第1と第2のカム面36a,36bと、前記第1の固定カム面37a、第2の固定カム面38aとの関係および相互の作用については、図10および図11に基づいて後で詳細に説明する。
円筒状に形成された上カム形成部材37の後端部内面には、円筒状のストッパー39が嵌合されており、このストッパー39の前端部と、円筒状に形成され軸方向に移動可能なトルクキャンセラー40との間にはコイル状のバネ部材41が装着されている。
前記バネ部材41は、前記トルクキャンセラー40を前方に付勢するように作用し、この付勢力を受けた前記トルクキャンセラー40に押されて前記回転子36は前方に向かうように構成されている。
前記した構成によると、チャック3が筆記芯を把持した状態で、前記回転子36はチャック3と共に軸芯を中心にして回転可能となるように前記軸筒1内に収容されている。そして、シャープペンシルが筆記状態以外の場合においては、前記バネ部材41の作用により前記トルクキャンセラー40を介して回転子36は前方に付勢されている。
一方、シャープペンシルを使用した場合、すなわち先端パイプ7から突出している筆記芯10に筆記圧が加わった場合には、前記チャック3はバネ部材41の付勢力に抗して後退し、これに伴って回転子36も軸方向に後退する。したがって、回転子36に形成されている第1のカム面36aは前記第1の固定カム面37aに接合して噛み合い状態になされる。
図10の(A)〜(C)および図11の(D),(E)は、前記した動作により回転子36を回転駆動させる回転駆動機構の基本動作を順を追って説明するものである。図10および図11において、符号36は前記した回転子を模式的に示したものであり、その一端面(図の上側の面)には、周方向に沿って連続的に鋸歯状になされた第1のカム面36aが円環状に形成されている。また回転子36の他端面(図の下側の面)にも、同様に周方向に沿って連続的に鋸歯状になされた第2のカム面36bが円環状に形成されている。
一方、図10および図11に示すように、上カム形成部材37の円環状の端面にも周方向に沿って連続的に鋸歯状になされた第1の固定カム面37aが形成されており、下カム形成部材38の円環状の端面にも周方向に沿って連続的に鋸歯状になされた第2の固定カム面38aが形成されている。そして、回転子に形成された第1のカム面36a、第2のカム面36b、および上カム形成部材37に形成された第1の固定カム面37a、下カム形成部材38に形成された第2の固定カム面38aの各カム面は、そのピッチが互いにほぼ同一となるように形成されている。
図10(A)は、シャープペンシルが筆記状態以外の場合における上カム形成部材37、回転子36、下カム形成部材38の関係を示したものである。この状態においては、回転子36に形成された第2のカム面36bは軸筒1に取り付けられた下カム形成部材38の第2の固定カム面38a側に、前記バネ部材41の付勢力により当接されている。この時、前記回転子36側の第1カム面36aと前記第1の固定カム面37aが、軸方向においてカムの一歯に対して半位相(半ピッチ)ずれた関係となるように設定されている。
図10(B)は、シャープペンシルの使用により筆記芯10に筆記圧が加わった初期の状態を示しており、この場合においては、前記したとおり回転子36はチャック3の後退に伴って、前記バネ部材41を収縮させて軸方向に後退する。これにより、回転子36は軸筒1に取り付けられた上カム形成部材37側に移動する。
図10(C)は、シャープペンシルの使用により筆記芯10に筆記圧が加わり、回転子36が上カム形成部材37側に当接して後退した状態を示しており、この場合においては回転子36に形成された第1カム面36aが、上カム形成部材37側の第1の固定カム面37aに噛み合う。これにより回転子36は第1カム面36aの一歯の半位相(半ピッチ)に相当する回転駆動を受ける。
なお、図10および図11における回転子36の中央部に描いた○印は、回転子36の回転移動量を示している。そして図10(C)に示す状態においては、前記回転子36側の第2カム面36bと前記第2の固定カム面38aが、軸方向においてカムの一歯に対して半位相(半ピッチ)ずれた関係となるように設定されている。
次に図11(D)は、シャープペンシルによる筆記が終わり、筆記芯に対する筆記圧が解かれた初期の状態を示しており、この場合においては、前記したバネ部材41の作用により回転子36は軸方向に前進する。これにより、回転子36は軸筒1に取り付けられた下カム形成部材38側に移動する。
さらに図11(E)は、前記したバネ部材41の作用により、回転子36が下カム形成部材38側に当接して前進した状態を示しており、この場合においては回転子36に形成された第2カム面36bが、下カム形成部材38側の第2の固定カム面38aに噛み合う。これにより回転子36は第2カム面36bの一歯の半位相(半ピッチ)に相当する回転駆動を再び受ける。
したがって、回転子36の中央部に描いた○印で示すように、筆記圧を受けた回転子36の軸方向への往復運動に伴って回転子36は、第1および第2カム面36a,36bの一歯(1ピッチ)に相当する回転駆動を受け、チャック3を介して、これに把持された筆記芯10も同様に回転駆動される。
前記回転子36の前端部には、円筒状に形成されたネジ形成部材24が嵌め込まれており、このネジ形成部材24の周側面には、前記した第1ネジ部25が形成されている。そして、この第1ネジ部25に螺合される第2ネジ部23が施されたパイプ支持部材8が備えられた構成は、図1〜図3に基づいて説明した第1の実施の形態と同一である。したがって、図8および図9に示した第3の実施の形態においても、先に説明した第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、前記したコイル状のバネ部材41の付勢力を受けて回転子36を前方に押し出す円筒状のトルクキャンセラー40は、このトルクキャンセラー40の前端面と前記回転子36の後端面との間ですべりを発生させて、前記回転子36の回転運動を、バネ部材41に伝達させるのを防止させるように作用する。
換言すれば、前記回転子36とバネ部材41との間に、円筒状に形成されたトルクキャンセラー40が介在されることにより、前記回転子の回転運動が前記バネ部材に伝達されるのを阻止するように作用し、バネ部材41の捩じれ戻り(バネトルク)が発生することで、回転子36の回転動作に障害を与えるという問題を解消させることができる。
この発明にかかるシャープペンシルの第1の実施の形態について軸筒から口先部を分離し、一部を破断した状態で示した前半部の斜視図である。 同じく軸方向において分断した状態の前半部を示した断面図である。 図2に示した状態に対して90度直交する面で分断した状態の前半部を示した断面図である。 筆記に伴い先端パイプを除々に後退させる動作について説明する断面図である。 図4に続く動作について説明する断面図である。 この発明にかかるシャープペンシルの第2の実施の形態について軸筒から口先部を分離し、一部を破断した状態で示した前半部の斜視図である。 同じく軸方向において分断した状態の前半部を示した断面図である。 この発明にかかるシャープペンシルの第3の実施の形態について軸筒から口先部を分離し、一部を破断した状態で示した前半部の斜視図である。 同じく軸方向において分断した状態の前半部を示した断面図である。 図8および図9に示す実施の形態に搭載された回転子の回転駆動作用を順を追って説明する模式図である。 図10に続く回転子の回転駆動作用を説明する模式図である。
符号の説明
1 軸筒
1A 口先部
1a リブ
2 芯ケース
3 チャック
4 締め具
5 回転子
5a リブ
7 先端パイプ
8 パイプ支持部材
8a 溝部
8b 溝部
10 筆記芯
11 リターンバネ
14 往復回転部材
15 上カム形成部材
16 下カム形成部材
17 バネ部材
18 コイルバネ(第1バネクラッチ)
19 非回転部材
21 コイルバネ(第2バネクラッチ)
23 第2ネジ部
24 ネジ形成部材
25 第1ネジ部
31 第1ネジ部
32 第2ネジ部
36 回転子
37 上カム形成部材
38 下カム形成部材
40 トルクキャンセラ

Claims (11)

  1. 軸筒内に配設されたチャックの前後動により筆記芯の解除と把持を行うことで、前記筆記芯を前方に繰り出すことができるように構成されると共に、前記筆記芯が受ける筆記圧による後退動作および筆記圧の解除による前進動作を受けて、回転子を一方向に回転駆動させる回転駆動機構とが備えられ、
    前記軸筒の前端部には、パイプ状に形成された芯ガイドを支持するパイプ支持部材が収容されると共に、前記回転駆動機構を構成する前記回転子の回転駆動動作を受けて、前記パイプ支持部材に支持されたパイプ状の芯ガイドを、除々に前記軸筒内に向かって後退させる後退駆動機構が具備されていることを特徴とするシャープペンシル。
  2. 前記後退駆動機構には、前記パイプ支持部材の回転を阻止し軸方向に移動可能となるように規制する回動規制手段と、前記回転子側に形成された第1ネジ部と、当該第1ネジ部に螺合する前記パイプ支持部材側に形成された第2ネジ部とが具備されていることを特徴とする請求項1に記載されたシャープペンシル。
  3. 前記第1ネジ部が前記回転子の前端部に形成された外ネジであり、前記第2ネジ部が前記パイプ支持部材の内周面に形成された内ネジであることを特徴とする請求項2に記載されたシャープペンシル。
  4. 前記回動規制手段は、前記軸筒の内周面において軸方向に沿って形成された凸状のリブ、および前記パイプ支持部材において軸方向に沿って形成された溝部とにより構成され、前記リブに対して前記溝部が係合されることで、前記パイプ支持部材が軸方向のみに移動可能となるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載されたシャープペンシル。
  5. 前記後退駆動機構には、前記回転子の回転駆動動作を前記パイプ支持部材に伝達する回転伝達手段と、前記パイプ支持部材側に形成された第1ネジ部と、当該第1ネジ部に螺合する前記軸筒側に形成された第2ネジ部とが具備されていることを特徴とする請求項1に記載されたシャープペンシル。
  6. 前記第1ネジ部が前記パイプ支持部材の外周面に形成された外ネジであり、前記第2ネジ部が前記軸筒の内周面に形成された内ネジであることを特徴とする請求項5に記載されたシャープペンシル。
  7. 前記回転伝達手段は、前記回転子の前端部において軸方向に沿って形成された凸状のリブ、および前記パイプ支持部材において軸方向に沿って形成された溝部とにより構成され、前記溝部に対して前記リブが係合されることで、前記回転子の回転駆動動作を前記パイプ支持部材に伝達するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載されたシャープペンシル。
  8. 前記チャックの前進動作により、当該チャックの前端部に当接される前記パイプ支持部材が、前記第1ネジ部と第2ネジ部との螺合状態を外して前進動作されるように構成されていることを特徴とする請求項2ないし請求項7のいずれか1項に記載されたシャープペンシル。
  9. 前記回転駆動機構には、前記筆記芯が受ける筆記圧による後退動作および筆記圧の解除による前進動作を受けて、往復方向に回転駆動される往復回転部材と、当該往復回転部材と前記回転子とに跨がるようにして捲装され、前記往復回転部材の一方向の回転により両者に圧接して往復回転部材から回転子に対して前記一方向の回転動作を伝達し、前記往復回転部材の他方向の回転により前記両者への圧接を解除して往復回転部材から回転子に対する他方向の回転動作の伝達が停止されるコイルバネを含むバネクラッチが具備されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載されたシャープペンシル。
  10. 前記回転駆動機構には、非回転部材と前記回転子とに跨がるようにして捲装され、前記往復回転部材の前記一方向の回転動作時において前記非回転部材と前記回転子への圧接が解除されて前記回転子の回転動作を許容し、前記往復回転部材の前記他方向の回転動作時において前記非回転部材と前記回転子の両者に圧接して前記回転子の回転動作を停止させる第2のコイルバネを含む第2のバネクラッチがさらに具備されていることを特徴とする請求項9に記載されたシャープペンシル。
  11. 前記回転駆動機構を構成する回転子が円環状に形成されて、その軸方向の一端面および他端面に第1と第2のカム面がそれぞれ形成されると共に、前記第1と第2のカム面にそれぞれ対峙するように前記軸筒側に配置された第1と第2の固定カム面が具備され、
    前記筆記圧による前記チャックの後退動作によって、前記円環状回転子における第1のカム面が、前記第1の固定カム面に当接して噛み合わされ、前記筆記圧の解除により前記円環状回転子における第2のカム面が、前記第2の固定カム面に当接して噛み合わされるように構成され、
    前記回転子側の第1カム面が、前記第1の固定カム面に噛み合わされた状態において、前記回転子側の第2カム面と前記第2の固定カム面が、軸方向においてカムの一歯に対して半位相ずれた関係に設定され、前記回転子側の第2カム面が、前記第2の固定カム面に噛み合わされた状態において、前記回転子側の第1カム面と前記第1の固定カム面が、軸方向においてカムの一歯に対して半位相ずれた関係に設定されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載されたシャープペンシル。
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