JP2009233329A - 超音波処置装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】超音波振動子ユニットと、ハンドルユニットとの誤った組合せを防止することができ、処置部位や処置方法に適した振動子ユニットを選択することができる超音波処置装置を提供することである。
【解決手段】超音波振動子6を格納する振動子カバー7を備えた超音波振動子ユニット2の先端部外周とハンドルユニット4の基端部とを連結する連結部に異種の超音波振動子ユニット2とハンドルユニット4との組み付けを防止する誤組み合わせ防止部140bを設けたものである。
【選択図】図39B

Description

本発明は、超音波及び高周波の複合エネルギーを利用して生体組織の切開、切除、或いは凝固等の処置を行うとともに、高周波による処置を行うこともできる超音波処置装置に関する。
一般に、超音波を利用して生体組織の切開、切除、或いは凝固等の処置を行うとともに、高周波による処置を行うこともできる超音波処置装置の一例として、例えば特許文献1や、特許文献2などが開示されている。
前記特許文献1は、振動子ユニットと、プローブユニットと、ハンドルユニットの3つのユニットによって超音波処置装置の本体が組立てられる構成が示されている。ここでは、振動子ユニットと、プローブユニットと、ハンドルユニットの3つのユニットの組立時に、誤った組み合わせを防止して処置部位や処置方法に適した適正なプローブを使い分けるための手段の一例が示されている。すなわち、不適正なシースと、プローブユニットとを組み合わせた場合には、プローブユニットとハンドルユニットとの係合部で接点部材が通過不能にしている。これにより、誤った組み合わせでユニットが組立てられないようにしている。
前記特許文献2は、プローブユニットと、ジョーユニットと、シースユニットと、ハンドルユニットとが組立てられる構成が示されている。ここでは、ジョーユニットを取り付ける本体部分に種類別の異形形状を備えている。そして、プローブユニットと、ジョーユニットと、シースユニットと、ハンドルユニットの組立時に、プローブユニットに適合したハンドルユニットのみに着脱可能なジョーユニットを取り付ける。これにより、誤った組み合わせを防止する。
特開2003−265496号公報 特開2005−278933号公報
前記特許文献1の装置では、プローブユニットを異形形状にすることで、誤った組合せを防止している。しかしながら、プローブユニットを異形形状にしただけでは、処置部位や、処置方法に適したハンドルユニットと振動子ユニットとの組み合わせを選択する場合に、誤った組合せを防止することは困難である。
前記特許文献2の装置では、プローブユニットに適合したハンドルユニットのみに着脱可能なジョーユニットを取り付けることにより、ジョーユニットを取り付ける本体部分にて誤った組合せを防止している。そのため、複数の種類の振動子ユニットの中から適正な振動子ユニットの種類を選択する場合には、振動子ユニットとハンドルユニットの誤った組合せを防止することが困難である。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的は、超音波振動子ユニットと、ハンドルユニットとの誤った組合せを防止することができ、処置部位や処置方法に適した振動子ユニットを選択することができる超音波処置装置を提供することにある。
本発明の一態様における超音波処置装置は、超音波振動を発生する超音波振動子と、前記超音波振動子に連結され、前記超音波振動子からの超音波振動を伝達するプローブユニットと、前記超音波振動子を格納するケーシング部を備えた超音波振動子ユニットと、前記超音波振動子ユニットの基端部に設けられた電気ケーブルと、前記プローブユニットが挿通され、前記超音波振動子ユニットの先端部と連結する連結端部を備えたハンドルユニットと、前記超音波振動子ユニットの先端部外周と前記ハンドルユニットの基端部とを連結する連結部と、を備え、前記連結部は異種の超音波振動子ユニットとハンドルユニットとの組み付けを防止する異種組み付け防止部を備えている。
好ましくは、前記電気ケーブルと前記プローブユニットとの間に高周波電流が伝達される第1の高周波電気経路をさらに有する。
好ましくは、前記電気ケーブルと前記プローブユニットを格納するシースユニットとの間に高周波電流が伝達される第2の高周波電気経路をさらに有する。
好ましくは、前記異種組み付け防止部は、前記超音波振動子ユニットの前記先端部と前記ハンドルユニットの前記基端部との前記連結部の形状を複数の機種毎に異なる形状にした異形状部を有する。
好ましくは、前記異種組み付け防止部は、前記超音波振動子ユニットの前記先端部と前記ハンドルユニットの前記基端部との前記連結部に複数の機種毎に異なる位置に配置されたキー溝と、前記キー溝に係合する係合部とを有する。
好ましくは、前記超音波振動子ユニットは、前記ハンドルユニットに対し、前記正常な位置に組み付けた状態で前記ハンドルユニットの軸回り方向に回転可能である。
本発明によれば、超音波振動子ユニットと、ハンドルユニットとの誤った組合せを防止することができ、処置部位や処置方法に適した振動子ユニットを選択することができる超音波処置装置を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態の外科手術装置である超音波処置装置の全体の概略構成を示す斜視図。 図2は、第1の実施の形態の超音波処置装置の連結部分を取り外した状態を示す斜視図。 図3Aは、第1の実施の形態の超音波処置装置のシースユニットの先端部分を示す平面図。 図3Bは、第1の実施の形態の超音波処置装置のプローブユニットの先端部分を示す平面図。 図4Aは、第1の実施の形態の超音波処置装置のシースユニットの先端部分を示す縦断面図。 図4Bは、内筒の内周面の絶縁コーティングを示す縦断面図。 図5は、図4AのV−V線断面図。 図6は、図4AのVI−VI線断面図。 図7は、図4AのVII−VII線断面図。 図8は、第1の実施の形態の超音波処置装置のシースユニットの基端部分を示す縦断面図。 図9Aは、図8のIXA−IXA線断面図。 図9Bは、図8のIXB−IXB線断面図。 図10は、図8のX−X線断面図。 図11は、図8のXI−XI線断面図。 図12は、第1の実施の形態の超音波処置装置のシースユニットの接続管体を示す斜視図。 図13は、第1の実施の形態の超音波処置装置のシースユニットの接続管体を示す側面図。 図14は、第1の実施の形態の超音波処置装置のハンドルユニットの内部構成を示す縦断面図。 図15Aは、図14のL15A−L15A線断面位置におけるハンドルユニットとシースユニットとの係合前の状態を示す縦断面図。 図15Bは、図14のL15A−L15A線断面位置におけるハンドルユニットとシースユニットとの係合後の状態を示す縦断面図。 図16は、図14のL16−L16線断面図。 図17は、図14のL17−L17線断面図。 図18は、図14のL18−L18線断面図。 図19は、図14のL19−L19線断面図。 図20は、図14のL20−L20線断面図。 図21は、図14のL21−L21線断面図。 図22は、図14のL22−L22線断面図。 図23は、図14のL23−L23線断面図。 図24は、第1の実施の形態の超音波処置装置の電極保持部材を示す斜視図。 図25は、第1の実施の形態の超音波処置装置の電極保持部材を示す正面図。 図26は、第1の実施の形態の超音波処置装置の電極保持部材を示す側面図。 図27は、第1の実施の形態の超音波処置装置の雷極部材を示す斜視図。 図28は、第1の実施の形態の超音波処置装置の電極部材を示す横断面図。 図29は、第1の実施の形態の超音波処置装置のハンドルユニットとシースユニットとの連結時の回転係合前の状態を示す斜視図。 図30は、第1の実施の形態の超音波処置装置のハンドルユニットとシースユニットとの連結時の回転係合前の状態を示す平面図。 図31は、第1の実施の形態の超音波処置装置のハンドルユニットとシースユニットとの連結時の回転係合後の状態を示す斜視図。 図32は、第1の実施の形態の超音波処置装置のハンドルユニットとシースユニットとの連結時の回転係合後の状態を示す平面図。 図33は、第1の実施の形態の超音波処置装置のハンドルユニットの固定ハンドルのペース部材に組み付け部材を組み付ける前の状態を示す側面図。 図34は、第1の実施の形態の超音波処置装置のプローブユニットを示す平面図。 図35は、図34のL35−L35線断面図。 図36は、振動子ユニットの前端部の内部構成を示す縦断面図。 図37は、振動子ユニットとハンドルユニットの連結状態を示す側面図。 図38Aは、第1の実施の形態の第1機種のハンドルユニットと第1機種の振動子ユニットの正常な組み合わせ状態を示す縦断面図。 図38Bは、第1の実施の形態の第2機種のハンドルユニットと第2機種の振動子ユニットの正常な組み合わせ状態を示す縦断面図。 図39Aは、第1の実施の形態の第1機種のハンドルユニットと第2機種の振動子ユニットとを組み合わせた誤った組み合わせ状態を示す縦断面図。 図39Bは、第1の実施の形態の第2機種のハンドルユニットと第1機種の振動子ユニットとを組み合わせた誤った組み合わせ状態を示す縦断面図。 図40Aは、図39AのL40A−L40A線断面図。 図40Bは、図39BのL40B−L40B線断面図。 図41は、本発明の第2の実施形態の正常な振動子ユニットとハンドルユニットの組み合わせ状態を示す要部の縦断面図。 図42Aは、図41のL42A−L42A線断面図。 図42Bは、第1機種のハンドルユニットと第2機種の振動子ユニットとを組み合わせた誤った組み合わせ状態を説明するための縦断面図。 図43は、第2の実施形態の変形例を示す要部の横断面図。 図44は、本発明の第3の実施形態の第1機種のCリングアタッチメントの形状を示す斜視図。 図45は、第3の実施形態の第2機種のCリングアタッチメントの形状を示す斜視図。
図1〜図40Bは、第1の実施形態を示す。図1は本実施の形態の超音波処置装置のハンドピース1全体の概略構成を示す。本実施の形態の超音波処置装置は、超音波を利用して生体組織の切開、切除、或いは凝固等の処置を行うとともに、高周波による処置を行うこともできる超音波凝固切開処置装置である。
ハンドピース1は、図2に示すように振動子ユニット2と、プローブユニット(プローブ部)3と、ハンドルユニット(ハンドル部)4と、シースユニット(シース部)5の4つのユニットを有する。これら4つのユニットは、それぞれに取外し可能に連結されている。
振動子ユニット2の内部には、後述する振動子6(図36参照)が組み込まれている。振動子6は、電流を超音波振動に変換する圧電素子によって超音波振動を発生させる。圧電素子の外側は円筒状の振動子カバー(ケーシング部)7により覆われている。さらに、振動子ユニット2の後端には超音波振動を発生させるための電流を電源装置本体8より供給するためのケーブル9が延びている。振動子カバー7内の超音波振動子6の前端部には超音波振動の振幅拡大を行なうホーン10の基端部が連結されている。このホーン10の先端部にはプローブ取付け用のねじ穴部10aが形成されている。
図34はプローブユニット3全体の外観を示す。このプローブユニット3は全体の長さが超音波振動の半波長の整数倍になるように設計されている。プローブユニット3は、金属製の棒状の振動伝達部材11を有する。振動伝達部材11の基端部にはホーン10のねじ穴部10aと螺合するためのねじ部12が設けられている。そして、このねじ部12が振動子ユニット2におけるホーン10のねじ穴部10aに螺着されている。これにより、プローブユニット3と、振動子ユニット2との間が組み付けられている。このとき、超音波振動子6とプローブユニット3との連結体には高周波電流が伝達される第1の高周波電気経路13が形成されている。
振動伝達部材11の先端部には図3Bに示すようなプローブ先端3aが設けられている。プローブ先端3aは、ほぼJ宇状の湾曲形状に形成されている。プローブユニット3はプローブ先端3aで処置に必要な振幅が得られるように、軸方向の途中の振動の節部数箇所で軸方向の断面積を減少させている。プローブユニット3の軸方向の途中にある振動の節位置の数箇所には弾性部材でリング状に形成されているゴムリングが取り付けられている。そして、これらのゴムリングによってプローブユニット3とシースユニット5との干渉を防止するようになっている。 プローブユニット3の軸方向における最も基端部側の振動の節位置にはフランジ部14が設けられている。図35に示すようにこのフランジ部14の外周面には、周方向の3箇所にキー溝状の係合凹部15が形成されている。
シースユニット5は、円筒体によって形成されたシース本体16と、シース本体16の先端に配設されたジョー17とを有する。シース本体16は、図7に示すように断面形状が円形の金属製の外筒18と、断面形状が非円形、例えばD形状の金属製の内筒19とを有する。外筒18と、内筒19との間には、ジョー17の駆動軸21を通すためのチャンネル22が形成されている。
図4Aに示すように外筒18の外周面は、絶縁チューブ23で被覆されている。図4Bに示すように内筒19の内周面は、絶縁材料によって絶縁コーティング24が形成されている。なお、内筒19の内周面に絶縁チューブを設けても良い。そして、内筒19の絶縁コーティング24によってプローブユニット3との間が電気的に絶縁されている。外筒18の先端部には略円筒状の先端カバー25の基端部が固定されている。先端カバー25の基端部内周面側にはプローブユニット3を先端カバー25と接触しないように押えるパイプ状の押さえ部材26が取り付けられている。押さえ部材26の内側にはプローブユニット3を通すための円形断面のチャンネル20が形成されている。
先端カバー25の先端部には図3Aに示すように外筒18の前方に向けて左右一対のジョー支持部25aが延設されている。これらのジョー支持部25aには図6に示すように2つの支点ピン27を介してジョー17の金属製のジョー本体28が回動可能に取り付けられている。
ジョー17は図3Aに示すようにプローブユニット3のプローブ先端3aと対応するほぼJ字状の湾曲形状に形成されている。そして、ジョー17は、プローブユニット3のプローブ先端3aに対峙して2つの支点ピン27を中心に回動自在に支持されている(図6参照)。ジョー17は、プローブユニット3のプローブ先端3aから離れる方向に回動される開位置と、プローブユニット3のプローブ先端3a側に接近する方向に回動される閉位置とに回動操作される。ジョー17が閉位置に回動操作されることにより、ジョー17とプローブユニット3のプローブ先端3aとの間で生体組織を把持するようになっている。
ジョー本体28は、PTFE等の樹脂からなる把持部材29と、この把持部材29を保持する金属製の把持部取付部材30とを有する。把持部取付部材30には、把持部材29がピン31により一定の角度回動可能に取り付けられている(図5参照)。さらに、ジョー本体28の後端には図4Aに示すようにピン28aを介して駆動軸21の先端部が連結されている。この駆動軸21は先端カバー25内を通り、続いて図7に示すようにシース本体16の外筒18と内筒19との間を通り、シース本体16の基端部側まで延出されている。
図8は、シース本体16の基端部を示す。シース本体16の基端部には、ハンドルユニット4と着脱するための着脱機構部31が設けられている。着脱機構部31は、樹脂材料で形成された円筒状の大径なつまみ部材32と、金属製の円筒体によって形成されたガイド筒体33と、樹脂材料で形成された円筒状の接続管体34とを有する。
つまみ部材32は、前端部に配置されたリング状の第1の固定部32a、後端部に配置された円筒状の第2の固定部32bを有する。第1の固定部32aの内周面は、シース本体16の基端部外周面に固定されている。つまみ部材32の第2の固定部32bは、前端側に配置されたガイド筒体33の固定部35と、後端部側に配置されたハンドルユニット4との着脱部36とを有する。
ガイド筒体33は、前端部に配置された大径な前端フランジ部33aと、後端部側に配置された外周フランジ部33bとを有する。図9Aに示すようにガイド筒体33の前端フランジ部33aは、つまみ部材32の内部に挿入された状態で、樹脂製の2つの固定ねじ37でつまみ部材32に固定されている。
ガイド筒体33の内側には金属製のつなぎ管38が配設されている。このつなぎ管38の前端部内周面は、シース本体16の外筒18にレーザ溶接されて固定されている。さらに、つなぎ管38と、ガイド筒体33との間は、金属製の固定ねじ39によって固定されている。これにより、ガイド筒体33と、固定ねじ39と、つなぎ管38と、外筒18と、先端カバー25と、支点ピン27と、ジョー本体28との間が電気的に導通され、高周波電流が伝達されるシースユニット側電気経路40が形成されている。
つまみ部材32の着脱部36は、図9Bに示すように周方向に沿って延設された傾斜面状のガイド構41と、このガイド溝41の一端部に形成された係合凹部42とを有する。ガイド溝41は、つまみ部材32の後端部側に向かうにしたがって外径が小さくなるテーパー状の傾斜面を有する。係合凹部42は、ガイド溝41の傾斜面よりも小径な凹陥部によって形成されている。係合凹部42には、ハンドルユニット4側の後述する係合レバー43が係脱可能に係合されるようになっている。図31、32は係合凹部42に係合レバー43が係合された状態、図29、30は係合凹部42から係合レバー43が引き抜かれた係合解除状態をそれぞれ示す。
接続管体34は、ガイド筒体33内にシース本体16の軸線方向にスライド自在に挿通されている。この接続管体34の先端部には、駆動軸21の基端部がピン21Aを介して固定されている(図10参照)。接続管体34の基端部には、図12、13に示す2つのガイド溝44を有する。ガイド溝44には、ハンドルユニット4側の後述する係合ピン45が係脱可能に係合されるようになっている。ガイド溝44の終端部には係合ピン45がシース本体16の軸線方向に移動することを規制する係合溝44aが形成されている。
外周フランジ部33bは、非円形状の係合部46を有する。係合部46には、外周フランジ部33bの円形状の外周面の複数箇所、本実施の形態では3箇所を切欠させた3つの平面部46aが形成されている。3つの平面部46a間の各接合部には、平面部46aよりも大径な角部46bがそれぞれ形成されている。これにより、外周フランジ部33bには、略三角形状に近い断面形状の係合部46が形成されている。なお、この非円形状の係合部畦6は必ずしも略三角形状である必要は無く、四角形、五角形などの多角形など非円形であれば種々の形状が考えられる。
ハンドルユニット4は、主に固定ハンドル47と、保持筒48と、可動ハンドル49と、回動操作ノブ50と、高周波電流が伝達されるハンドルユニット側電気経路95とを有する(図14参照)。固定ハンドル47は、上部に保持筒48が配設されている。固定ハンドル47と保持筒48との間にはスイッチ保持部51を有する。スイッチ保持部51は、図33に示すように保持筒48の下端部に固定されたスイッチ取付け部52と、固定ハンドル47の上端部に固定されたカバー部材53とを有する。スイッチ取付け部52は、押しボタンスイッチである複数、本実施の形態では2つのハンドスイッチボタン(例えば切開用スイッチボタン54と凝固用スイッチボタン55)を有する。図14に示すように、スイッチ取付け部52には、切開用スイッチボタン54によって操作される切開用スイッチ54aと、凝固用スイッチボタン55によって操作される凝固用スイッチ55aと、配線回路基板92とが組み込まれている。配線回路基板92には、一端が切開用スイッチ54aに接続された切開用配線93aと、一端が凝固用スイッチ55aに接続された凝固用配線93bと、一端がグランド用のコモン端子に接続されたグランド用の配線93cとが接続されている。これら3本の配線93a〜93cは丸められた状態でスイッチ保持部51内に組み込まれている。
可動ハンドル49は、上部にほぼU字状のアーム部56を有する。U字状のアーム部56は、図18に示すように2つのアーム56a, 56bを有する。可動ハンドル49は、2つのアーム56a,56b間に保持筒48が挿入される状態で、保持筒48に組み付けられている。
アーム56a,56bはそれぞれ支点ピン57と、作用ピン58とを有する。保持筒48の両側部には、ピン受け穴部59と窓部60とがそれぞれ形成されている。各アーム56a,56bの支点ピン57は保持筒48のピン受け穴部59内に挿入されている。これにより、可動ハンドル49の上端部は、支点ピン57を介して保持筒48に回動可能に軸支されている。
固定ハンドル47と可動ハンドル49の各下端部にはそれぞれ指掛け部61、62が設けられている。そして、ここに指をかけて握ることで支点ピン57を介して可動ハンドル49が回動し、固定ハンドル47に対して可動ハンドル49が開閉操作されるようになっている。
可動ハンドル49の各作用ピン58は保持筒48の窓部60を通って保持筒48の内部に延出されている。保持筒48の内部には可動ハンドル49の操作力をジョー17の駆動軸21に伝達する操作力伝達機構63が設けられている。図14に示すように操作力伝達機構63は、主に金属製で円筒状のばね受け部材64と、樹脂製のスライダ部材65とを有する。ばね受け部材64は、保持筒48の中心線と同軸に配置され、プローブユニット3の挿入方向と同方向に延設されている。
ばね受け部材64の基端部は、保持筒48の基端部に固定された後述する円筒状の接点ユニット66に軸回り方向に回動可能に、かつプローブユニット3の挿入方向と同方向に進退可能に連結されている。ばね受け部材64の先端部には前述したハンドルユニット4側の一対の係合ピン45が内方向に向けて突設されている。ハンドルユニット4とシースユニット5との連結時には、ハンドルユニット4側の一対の係合ピン45がシースユニット5のガイド溝d4の終端部の係合溝44aに係脱可能に係合される。
ばね受け部材64の外周面には、コイルばね67と、前記スライダ部材65と、ストッパ68と、バネ受け69とが配設されている。バネ受け69には、コイルばね67の前端部が固定されている。ストッパ68は、スライダ部材65の後端側の移動位置を規制する。コイルばね67は、バネ受け69とスライダ部材65との間に一定の装備力量で装着されている。
スライダ部材65の外周面には周方向に沿ってリング状の係合溝65aが形成されている。この係合溝65aには図18に示すように可動ハンドル49の作用ピン58が挿入された状態で係合されている。そして、可動ハンドル49を握り、固定ハンドル47に対して可動ハンドル49が閉操作されるとこのときの可動ハンドル49の回動動作にともない作用ピン58が支点ピン57を中心に回動する。この支点ピン57の回動動作に連動しているスライダ部材65が軸方向に沿って前進方向に移動する。このとき、スライダ部材65にコイルばね67を介して連結されているばね受け部材64もスライダ部材65と一緒に進退動作する。これにより、一対の係合ピン45を介して接続管体34に可動ハンドル49の操作力が伝達され、ジョー17の駆動軸21が前進方向に移動する。そのため、ジョー17のジョー本体20が支点ピン21を介して回動するようになっている。
さらに、この操作によりジョー17の把持部材29とプローブユニット3のプローブ先端3aとの間で生体組織を挟む際に、プローブ先端3aの撓みに追従してピン31を支点として把持部材29が一定の角度回動して把持部材29の全長に渡り均一に力が掛かるようになっている。この状態で、超音波を出力することにより、血管等の生体組織の凝固、切開が可能となる。
保持筒48の前端部には、リング状の軸受部70が形成されている。この軸受部70には、金属製で、円筒状の回転伝達部材71が軸回り方向に回動可能に連結されている。回転伝達部材71は、軸受部70の前方に突出される突出部72と、軸受部70から保持筒48の内部側に延設される大径部73とが形成されている。
突出部72には、回動操作ノブ50が外嵌される状態で固定されている。この回動操作ノブ50の前端部には、前記係合レバー43が配設されている。係合レバー43の中間部は、ピン74を介して突出部72に回動可能に連結されている。係合レバー43の基端部は、回動操作ノブ50の前面に形成されたレバー収納凹部75の内部側に延出されている。回動操作ノブ50の前端部外周面には、係合レバー43を係合解除方向に操作する操作ボタン76が配設されている。この操作ボタン76には、下向きの作動ピン77が突設されている。作動ピン77は、回動操作ノブ50の壁穴を介してレバー収納凹部75の内部側に延出されている。作動ピン77の下端部には、係合レバー43の基端部がピン78を介して回動可能に連結されている。
突出部72の先端部には、回動操作ノブ50の抜け止めリング80が配設されている。突出部72の先端部には、雄ねじ部79が形成されている。抜け止めリング80の内周面には、雄ねじ部79と螺着される雌ねじ部80aが形成されている。そして、抜け止めリング80の雌ねじ部80aが突出部72の雄ねじ部79にねじ結合されることにより、回動操作ノブ50が回転伝達部材71に固定されている。
図17に示すようにばね受け部材64のバネ受け69には金属製の4つの位置決めピン81が径方向外向きに突設されている。回転伝達部材71の大径部73には、ばね受け部材64の1つのピン81が挿入される長穴状の係合穴部82が形成されている。係合穴部82は、プローブユニット3の挿入方向と同方向に延設されている。これにより、可動ハンドル49の操作時にはピン81を係合穴部82に沿って移動させることにより、ばね受け部材64の進退動作が回転伝達部材71に伝達されることを防止する。
これに対し、回動操作ノブ50の回転操作時には、回動操作ノブ50と一緒に回転する回転伝達部材71の回転動作がピン81を介してばね受け部材64側に伝達される。これにより、回動操作ノブ50の回転操作時には、回動操作ノブ50と一緒に保持筒48の内部の回転伝達部材71と、ピン81と、ばね受け部材64と、スライダ部材65と、コイルばね67との組み付けユニットが一体的に軸回り方向に回転駆動されるようになっている。
図24〜26は、円筒状の接点ユニット66を示す。接点ユニット66は、樹脂製の円筒状の電極保持部材83を有する。電極保持部材83は、図26に示すように外径の大きさが異なる3つ(第1〜第3)の電極受け部84,85,86を有する。先端部側の第1電極受け部84は、最も径が小さく、後端部側の第3電極受け部86は、最も径が大きい。図21に示すように第1電極受け部84は、1つの接点部材固定穴84aと、2つの貫通穴84b,84cとを有する。2つの貫通穴84b,84cの中心線は、接点部材固定穴84aの中心線に対して直交する位置に配置されている。同様に、図22に示すように第2電極受け部85は、1つの接点部材固定穴85aと、2つの貫通穴85b,85cとを有する。図23に示すように第3電極受け部86は、1つの接点部材固定穴86aと、2つの貫通穴86b,86cとを有する。
第1電極受け部84の接点部材固定穴85a、第2電極受け部85の接点部材固定穴86a、第3電極受け部86の接点部材固定穴86aの位置は、それぞれ電極保持部材83の周方向にずらした位置に配置されている。
図27および図28は、第1〜第3電極受け部84,85,86に組み付けられる電極部材87A,87B,87Cを示す。これらの電極部材87A,87B,87Cは、いずれも同じ形状に形成されている。ここでは、第1雷極受け部84に組み付けられる電極部材87Aのみを説明し、他の第2、第3電極受け部85,86の電極部材87B,87Cの同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
電極部材87Aは、1つの直線状の固定部87aと、2つの屈曲部87b,87cとを有する。直線状の固定部87aの一端に一方の屈曲部87b、他端に他方の屈曲部87cがそれぞれ配置される。これにより、図27に示すように電極部材87Aは、ほぼU字状に屈曲形成されている。
固定部87aの中央位置には穴88と、L字状の配線接続部89とを有する。2つの屈曲部87b,87cには中央位置に内側に向けて湾曲させる形状のくびれ部90がそれぞれ成形されている。
第1電極受け部84に電極部材87Aを組み付ける場合には電極部材87Aの固定部87aの穴88と、第1電極受け部84の接点部材固定穴85aとに固定ピン91が挿入される。この固定ピン91によって第1電極受け部84に電極部材87Aが固定される。このとき、第1電極受け部84の一方の貫通穴85bには、電極部材87Aの一方の屈曲部87bのくびれ部90、他方の貫通穴85cには、電極部材87Aの他方の屈曲部87cのくびれ部90がそれぞれ挿入される状態で配置されている。第2電極受け部85に電極部材87Bを組み付ける場合および第3電極受け部86に電極部材87Cを組み付ける場合も同様である。
図27に示すように接点ユニット66の電極保持部材83の後端部には大径な固定フランジ部83aが形成されている。図20に示すように固定フランジ部83aの外周面には、複数、本実施の形態では3箇所に係合凸部83bが突設されている。保持筒48の後端部内周面には固定フランジ部83aの3つの係合凸部83bと対応する位置に係合凹部48aがそれぞれ形成されている。保持筒48に電極保持部材83を組み付ける場合には固定フランジ部83aの3つの係合凸部83bが保持筒達8の係合凹部48aに挿入される状態で係合固定される。これにより、保持筒48に対する電極保持部材83の軸回り方向の回転が規制される。
保持筒48には、電極保持部材83の固定フランジ部83aと当接する段差部43bが形成されている。この段差部43bに電極保持部材83の固定フランジ部83aが突き当てられた状態で固定ねじ48cによって電極保持部材83が保持筒48にねじ固定されている(図14参照)。これにより、保持筒48に対する電極保持部材83の軸方向の移動が規制される。
接点ユニット66に組み付けられた3つの電極部材87A、87B,87Cの配線接続部89には、スイッチ保持部51に組み込まれた3本の配線93a〜93cの各端部がそれぞれ接続されている。
接点ユニット66には、さらに図19に示すように金属製の板ばねからなるほぼC字状の電気接点部材96が設けられている。電気接点部材96は、ばね受け部材64の基端部の外周面に接続されている。
前記ハンドルユニット側電気経路95は、電気接点部材96と、ばね受け部材64と、位置決めピン81と、回転伝達部材71とからなる。
回転伝達部材71の内周面には、軸方向に沿ってほぼ中央位置にシースユニット5の外周フランジ部33bに対して係脱可能に係合する係合手段94が設けられている。図15A,15Bに示すようにこの係合手段94は、シースニニット5とハンドルユニット4との連結時に、外周フランジ部33bが挿入される挿入穴部94aと、挿入穴部94a内に配置された導電ゴムリング(付勢手段)94bとを有する。
導電ゴムリング94bの内周面形状は、外周フランジ部33bの係合部46とほぼ同形状、すなわち円形状の内周面の複数箇所、本実施の形態では3箇所を切欠させた3つの平面部94b1と、3つの平面部94b1間の各接合部に配置され、平面部94b1よりも大径な3つの角部94b2とがそれぞれ形成されている。これにより、ほぼ三角形状に近い断面形状に形成されている。そのため、図15Aに示すように導電ゴムリング94bの内周面形状と、外周フランジ部33bの係合部46とが対応している位置、すなわち外周フランジ部33bの3つの角部46bと、導電ゴムリング94bの3つの角部94b2とがそれぞれ一致している状態では、導電ゴムリング94bは自然状態の非圧縮位置で保持される。これに対し、ハンドルユニット4とシースユニット5との間をシースユニット5の中心軸の軸回り方向に相対的に回転させることにより、図15Bに示すように導電ゴムリング94bは外周フランジ部33bの3つの角部46bに圧接される圧接位置に切替えられる。このとき、外周フランジ部33bの3つの角部46bは、導電ゴムリング94bの3つの平面部94b1と当接することにより、圧縮される。
本実施の形態では、シースユニット5とハンドルユニット4との連結時に、シースユニット5の外周フランジ部33bが導電ゴムリング94bの内部に真っ直ぐに挿通される挿入動作時(図29および図30参照)には、図15Aに示すように導電ゴムリング94bは自然状態の非圧縮位置で保持される。このとき、ハンドルユニット4側の係合レバー43は、シースユニット5のつまみ部材32のガイド溝41の傾斜面に乗り上げた状態で保持される。その後、シースユニット5のつまみ部材32をハンドルユニット4に対して軸回り方向に回転させることにより、図31および図32に示すようにハンドルユニット4側の係合レバー43がガイド溝41の一端部の係合凹部42に挿入される状態で係合される。このとき、図15Bに示すように導電ゴムリング94bは外周フランジ部33bの3つの角部46bに圧接される圧接位置に切替えられる。これにより、シースユニット側電気経路40(ガイド筒体33と、固定ねじ39と、つなぎ管38と、外筒18と、先端カバー25と、支点ピン27と、ジョー本体28との間に形成される)とハンドルユニット側電気経路95(電気接点部材96と、ばね受け部材64と、位置決めピン81と、回転伝達部材71との間に形成される)との間が導電ゴムリング94bを介して導通されるようになっている。このとき、シースユニット5とハンドルユニット4との連結体には、高周波電流が伝達される第2の高周波電気経路97が形成されている。
ハンドルユニット4は、図19に示すようにばね受け部材64の内周面に絶縁材料によって形成された管状部材98を有する。管状部材9は、ばね受け部材64の内周面に固定されている。これにより、プローブユニット3とハンドルユニット4との接続時には第1の高周波電気経路13と第2の高周波電気経路97との間が管状部材98によって絶縁される。管状部材98の内周面には、プローブユニット3のフランジ部14の3つの係合凹部15(図35参照)と対応する3つの係合凸部99が形成されている。プローブユニット3とハンドルユニット4との接続時には、プローブユニット3のフランジ部14の3つの係合凹部15に管状部材98の3つの係合凸部99が係脱可能に係合される。これにより、プローブユニット3とハンドルユニット4の管状部材98との回転方向の位置が規制される。そのため、回動操作ノブ50の回転操作時には保持筒48の内部の組み付けユニットと一緒にプローブユニット3と振動子ユニット2との連結体が一体的に回転駆動されるようになっている。
なお、プローブユニット3のフランジ部14と管状部材98との間の係合部は、上記構成に限定されるものではない。例えば、管状部材98をD字状の断面形状に形成し、プローブユニット3のフランジ部14をこれに対応するD字状の断面形状に形成してもよい。
接点ユニット66には、振動子ユニット2の前端部が着脱可能に連結される。振動子ユニット2の後端の1本のケーブル9の内部には、図40に示すように超音波振動子用の2つの配線101、102と、高周彼通電用の2つの配線103、104と、スイッチ保持部51内の配線回路基板92に接続される3つの配線105,106,107が組み込まれている。超音波振動子用の2つの配線101、102の先端部は超音波振動子6に接続されている。高周波通電用の一方の配線103の先端部は、超音波振動子6に接続されている。
振動子ユニット2の後端には、4つの電気接続用の第1〜第4の導電板111〜114が配設されている。第1の導電板111には、高周波通電用の他方の配線104の先端部が接続されている。第2〜第4の導電板112〜114には、3つの配線105,106,107がそれぞれ接続されている。
図36は、振動子ユニット2の前端部の内部構成を示す。振動子カバー7の先端部には、接続円筒部121が形成されている。この接続円筒部121の外周面にはリングの一部が切欠された板ばね状のCリング122が装着されている。接続円筒部121の内側には外径寸法が異なる3段(第1〜第3)の円筒部123〜125が突設されている。第1の円筒部123は、外径が最も小さく、接続円筒部121の先端からの突出長さが最も長い。第2の円筒部124は、外径が第1の円筒部123よりも大きく、接続円筒部121の先端からの突出長さが第1の円筒部123よりも短い。第3の円筒部125は、外径が最も大きく、接続円筒部121の先端からの突出長さが第2の円筒部124よりも短い。第1の円筒部123の外周面には、円筒状の第1の接点部材131が装着されている。同様に、第2の円筒部124の外周面には、円筒状の第2の接点部材132、第3の円筒部125の外周面には、円筒状の第3の接点部材133がそれぞれ装着されている。第1の接点部材131には、第2の導亀板112、第2の接点部材132には、第3の導電板113、第3の接点部材133には、第4の導電板114がそれぞれ接続されている。
第1の円筒部123の内周面には、円筒状の第4の接点部材134が装着されている。第4の接点部材134は、第1の導電板111に接続されている。
ハンドルユニット4と振動子ユニット2との連結時には、ハンドルユニット4の接点ユニット66と、振動子ユニット2の前端部とが接続される。このとき、接点ユニット66の電極部材87Aと振動子ユニット2の第1の接点部材131との間が接続される。同時に、接点ユニット66の電極部材87Bと振動子ユニット2の第2の接点部材132との間、接点ユニット66の電極部材87Cと振動子ユニット2の第3の接点部材133との間、および接点ユニット66のC字状電気接点部材96と振動子ユニット2の第4の接点部材134との間がそれぞれ接続される。
また、本実施の形態のハンドピース1は、振動子ユニット2と、ハンドルユニット4との連結時に対応するユニット同士以外の誤った組み合わせ状態で連結されることを防止する誤組み合わせ防止部(異種組み付け防止部)が設けられている。この誤組み合わせ防止部は、振動子ユニット2のCリング122を保持するCリングアッタチメント140と、ハンドルユニット4の保持筒48とを機種に応じて異なる寸法形状に設定したものである。
図38Aは、本実施の形態の第1機種のハンドルユニット4Xと、第1機種の振動子ユニット2Xとの正常な組み合わせ状態を示す縦断面図である。ここで、第1機種のハンドルユニット4Xの保持筒は、48X、振動子ユニット2XのCリングアタッチメントは、140Xである。
図38Bは、第1の実施の形態の第2機種のハンドルユニット4Yと、第2機種の振動子ユニット2Yとの正常な組み合わせ状態を示す縦断面図である。第2機種のハンドルユニット4Yの保持筒は、48Y、振動子ユニット2YのCリングアタッチメントは、140Yである。
本実施の形態の誤組み合わせ防止部は、第1機種のハンドルユニット4Xの保持筒48Xと、第2機種のハンドルユニット4Yの保持筒48Yとが異なる寸法形状に設定されている。同様に、第1機種の振動子ユニット2XのCリングアタッチメント140Xと、第2機種の振動子ユニット2YのCリングアタッチメント140Yと、が異なる寸法形状に設定されている。
図39Aは、第1機種のハンドルユニット4Xと第2機種の振動子ユニット2Yとを組み合わせた誤った組み合わせ状態を示す縦断面図である。同様に、図39Bは、第2機種のハンドルユニット4Yと第1機種の振動子ユニット2Yとを組み合わせた誤った組み合わせ状態を示す縦断面図である。上記図39A、図39Bに示すとおり、振動子ユニット2と、ハンドルユニット4との連結時に対応するユニット同士以外の誤った組み合わせ状態で連結した場合には、ユニット同士が正常な位置まで連結させることができない。これにより、適正なハンドルユニット4と振動子ユニット2との組み合わせの場合(同一機種の組み合わせの場合)のみで、ハンドルユニット4と振動子ユニット2との組み合わせが可能になる。
次に、本実施形態の作用を説明する。本実施の形態の超音波処置装置のハンドピース1は、図2に示すように振動子ユニット2と、プローブユニット3と、ハンドルユニット4と、シースユニット5の4つのユニットに取外し可能になっている。そして、ハンドピース1の使用時には、振動子ユニット2と、プローブユニット3との間が連結される。続いて、ハンドルユニット4と、シースユニット5との間が連結される。
本実施の形態のハンドピース1の振動子ユニット2と、プローブユニット3との間の連結作業時には、処置する目的に適応した複数、本実施の形態では2種類のハンドルユニット4(第1機種のハンドルユニット4X、または第1機種の振動子ユニット2Xのいずれか一方)と、2種類の振動子ユニット2(第2機種のハンドルユニット4Y、または第2機種の振動子ユニット2Yのいずれか一方)とを選択する。
ここで、第1機種のハンドルユニット4Xと第1機種の振動子ユニット2Xとが正しく選択された場合には、図38Aに示すとおり、第1機種のハンドルユニット4Xと、第1機種の振動子ユニット2Xとが正規の組み付け位置まで正しく連結され、組み合わされる。
同様に、第2機種のハンドルユニット4Yと第2機種の振動子ユニット2Yとが正しく選択された場合には、図38Bに示すとおり、第2機種のハンドルユニット4Yと、第2機種の振動子ユニット2Yとが正規の組み付け位置まで正しく連結され、組み合わされる。
しかしながら、図39Aのように第1機種のハンドルユニット4Xと第2機種の振動子ユニット2Yとを組合せた場合には、第1機種の保持筒48Xと、第2機種のCリングアタッチメント140Yとが干渉部142aで突き当たる。このとき、図40A中に二点差線で示すように第2機種のCリングアタッチメント140Yの端面の干渉部142aが第1機種の保持筒48Xの端面に突き当たる。そのため、その突き当て位置から先への組み付け動作ができなくなるので、第2機種の振動子ユニット2Yと、第1機種のハンドルユニット4Xとが正規の組み付け位置(適正な位置)まで係合されることがない。
また、図39Bのように第2機種のハンドルユニット4Yと、第1機種の振動子ユニット2Xを組合せた場合には、第2機種の保持筒48Yと、第1機種のCリングアタッチメント140Xとが干渉部142bで突き当たる。このとき、図40B中に二点差線で示すように第1機種のCリングアタッチメント140Xの端面の干渉部142bが第2機種の保持筒48Yの端面に突き当たる。そのため、その突き当て位置から先への組み付け動作ができなくなるので、第1機種の振動子ユニット2Xと、第2機種のハンドルユニット4Yとが正規の組み付け位置(適正な位置)まで係合されることがない。
上記構成のものにあたっては次の効果を奏する。本実施形態のハンドルユニット4と振動子ユニット2は適正な組合せ状態のみ正常な位置に係合することができる。このとき、ハンドルユニット4と導通する振動子ユニット2の電極部の第1〜第3の接点部材131、132、133が確実に接触する。
さらに、振動子ユニット2の電極部の第1〜第3の接点部材131、132、133は、外表面の円筒状に形成されている。そのため、正常な位置に係合した状態では、ハンドルユニット4に対して振動子ユニット2が回転しても常にハンドルユニット4と振動子ユニット2との間の導通が確保できる構成となっている。
また、図41および図42A,42Bは、本発明の第2の実施形態を示す。本実施の形態は、振動子ユニット2のCリング122を保持するCリングアタッチメント140の外周面にリング状のCリング装着溝140aと、異形状の誤組み合わせ防止部(異種組み付け防止部)140bとを設けたものである。
異形状の誤組み合わせ防止部140bは、図42Aに示すように例えば第1機種ではCリングアタッチメント140の外周面の2面を平坦にした平坦面140b1、140b21を設けている。これと正規に組み合う第1機種の保持筒48cの内周面には、Cリングアタッチメント140の平坦面140b1、140b21と対向する部位に2つの平坦面48c1、48c21を設けている。2つの平坦面48c1、48c21は、例えば傾斜面状態で配置されている。
そして、本実施形態の第1機種では、ハンドルユニット4と振動子ユニット2が適正な組合せ状態の場合は、Cリングアタッチメント140の平坦面140b1、140b21と、保持筒48cの平坦面48c1、48c21とが係合することで、正常な位置に係合することができる。この場合は、ハンドルユニット4に対して振動子ユニット2が回転しても常にハンドルユニット4と振動子ユニット2との間の導通が確保できる。
また、第2機種ではCリングアタッチメント140の外周面の2つの平坦面140b1、140b21のうち一方の平坦面140b21の位置をずらした平坦面140b22を設けている。2つの平坦面140b1、140b22は、例えば平行に配置されている。これと正規に組み合う第2機種の保持筒48cの内周面には、Cリングアタッチメント140の平坦面140b1、140b22と対向する部位に同様に2つの平坦面48c1、48c22を設けている。
そして、本実施形態の第2機種でも、ハンドルユニット4と振動子ユニット2とが適正な組合せ状態の場合は、図42Aに示すようにCリングアタッチメント140の平坦面140b1、140b22と、保持筒48cの平坦面48c1、48c22とが係合することで、正常な位置に係合することができる。この場合は、ハンドルユニット4に対して振動子ユニット2が回転しても常にハンドルユニット4と振動子ユニット2との間の導通が確保できる。
また、ハンドルユニット4と振動子ユニット2とが誤った組み合わせの場合には次の通りである。すなわち、第1機種のハンドルユニット4と、第2機種の振動子ユニット2とが組み合わされた場合には図42B中に仮想線で示すようにCリングアタッチメント140の外周面の2つの平坦面140b1、140b21と保持筒48cの平坦面48c1、48c22との係合部の一部が干渉する。これにより、その干渉位置から先への組み付け動作ができなくなるので、第1機種のハンドルユニット4と、第2機種の振動子ユニット2とが正規の組み付け位置(適正な位置)まで係合されることがない。
なお、第1機種の振動子ユニット2と、第2機種のハンドルユニット4とが組み合わされる誤った組み合わせの場合でも同様である。
図43は、第2の実施形態の変形例を示す。本変形例は、Cリングアタッチメント140の外周面に2つのキー溝140d1、140d2を設けている。保持筒48cの内周面には、キー溝140d1、140d2と係合する突起部48c3,48c4を設けている。そして、機種に応じて2つのキー溝140d1、140d2の位置を変更することにより、ハンドルユニット4と振動子ユニット2との組み合わせを正しい組み合わせに規制することができる。
図44および図45は、本発明の第3の実施形態を示す。本実施の形態では、図44に示すように、第1機種のCリングアタッチメント140の外周面側に右回りのらせん状の溝143を設けている。これと対応する第1機種の保持筒48cの内周面側には、右回りのらせん状の溝143と係合する右回りのらせん状の溝を設けている。
また、図45に示すように、第2機種のCリングアタッチメント140の外周面側には左回りのらせん状の溝144を設けている。これと対応する第2機種の保持筒48cの内周面側には、左回りのらせん状の溝144と係合する左回りのらせん状の溝を設けている。
これにより右回りのらせん状の溝143が形成されたデバイスと、左回りのらせん状の溝144が形成されたデバイスとが誤って組合されることを防止する。
また、機種毎に、らせん状の溝の幅(間隔)や、ピッチを変更することで、異なる機種の誤った組み合わせを防止することもできる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態ではバイポーラ式の高周波電気処置装置について説明したが、モノポーラ式の高周波電気処置装置にも適用可能である。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
2…超音波振動子ユニット、3…プローブユニット、4…ハンドルユニット、6…超音波振動子、7…振動子カバー(ケーシング部)、9…電気ケーブル、11…振動伝達部材(プローブ)、140b…誤組み合わせ防止部(異種組み付け防止部)。

Claims (6)

  1. 超音波振動を発生する超音波振動子と、
    前記超音波振動子に連結され、前記超音波振動子からの超音波振動を伝達するプローブユニットと、
    前記超音波振動子を格納するケーシング部を備えた超音波振動子ユニットと、
    前記超音波振動子ユニットの基端部に設けられた電気ケーブルと、
    前記プローブユニットが挿通され、前記超音波振動子ユニットの先端部と連結する連結端部を備えたハンドルユニットと、
    前記超音波振動子ユニットの先端部外周と前記ハンドルユニットの基端部とを連結する連結部と、
    を備え、
    前記連結部は異種の超音波振動子ユニットとハンドルユニットとの組み付けを防止する異種組み付け防止部を備えている超音波処置装置。
  2. 前記電気ケーブルと前記プローブユニットとの間に高周波電流が伝達される第1の高周波電気経路をさらに有する請求項1に記載の超音波処置装置。
  3. 前記電気ケーブルと前記プローブユニットを格納するシースユニットとの間に高周波電流が伝達される第2の高周波電気経路をさらに有する請求項2に記載の超音波処置装置。
  4. 前記異種組み付け防止部は、前記超音波振動子ユニットの前記先端部と前記ハンドルユニットの前記基端部との前記連結部の形状を複数の機種毎に異なる形状にした異形状部を有する請求項1に記載の超音波処置装置。
  5. 前記異種組み付け防止部は、前記超音波振動子ユニットの前記先端部と前記ハンドルユニットの前記基端部との前記連結部に複数の機種毎に異なる位置に配置されたキー溝と、前記キー溝に係合する係合部とを有する請求項1に記載の超音波処置装置。
  6. 前記超音波振動子ユニットは、前記ハンドルユニットに対し、前記正常な位置に組み付けた状態で前記ハンドルユニットの軸回り方向に回転可能である請求項1に記載の超音波処置装置。
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