WO2020174583A1 - 超音波トランスデューサ及び超音波処置具 - Google Patents

超音波トランスデューサ及び超音波処置具 Download PDF

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Abstract

超音波トランスデューサ5は、筐体に対して脱着可能であって、筐体に対して回転可能に取り付けられる。この超音波トランスデューサ5は、生体組織を処置するための超音波振動を所定の振動方向に沿って発生させる超音波振動子53と、筐体に設けられた第2の電極と当接し、超音波振動子53と第2の電極とを電気的に接続するように構成された第1の電極55と、第1の電極55を支持する第1の支持部材54と、を備える。超音波振動子53、第1の電極55、及び第1の支持部材54は、筐体に対して超音波振動の振動方向の軸回りに一体的に回転可能に取り付けられる。第1の支持部材54は、外力に応じて弾性変形することによって第1の電極55を移動可能とする第1の変形部541~543を備える。

Description

超音波トランスデューサ及び超音波処置具
 本発明は、超音波トランスデューサ及び超音波処置具に関する。
 従来、生体組織における処置の対象となる部位(以下、対象部位と記載)に対して超音波エネルギを付与することによって当該対象部位を処置する超音波処置具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
 特許文献1に記載の超音波処置具は、ハンドピースと、超音波トランスデューサ(振動子ユニット)とを備える。
 ハンドピースは、対象部位を処置するエンドエフェクタ(振動伝達部材)と、当該エンドエフェクタを支持するグリップ(ハンドルユニット)と、当該グリップに設けられた第2の支持部材(電極保持部材)と、当該第2の支持部材に設けられた第2の電極(電極部材)とを備える。
 超音波トランスデューサは、エンドエフェクタとともに当該エンドエフェクタの中心軸を中心としてグリップに対して回転可能に取り付けられる。この超音波トランスデューサは、エンドエフェクタと機械的に接続し、発生させた超音波振動を当該エンドエフェクタに伝達する超音波振動子と、超音波振動子を支持する第1の支持部材(振動子カバー)と、当該第1の支持部材に設けられた第1の電極とを備える。当該第1の電極は、エンドエフェクタの中心軸を囲む円環形状を有し、第2の電極と当接することによって当該第2の電極と電気的に接続する。
特開2009-233329号公報
 特許文献1に記載の超音波処置具では、エンドエフェクタを当該エンドエフェクタの中心軸を中心として回転させた場合には、当該エンドエフェクタとともに超音波トランスデューサも回転することとなる。この際、第1の電極は、第2の電極上を摺動することとなる。すなわち、第1の電極や第2の電極等の電極が摩耗し易い構造となっている。
 特に、製造誤差によって第1の支持部材や第2の支持部材が設計上の寸法とは異なる寸法によって製造された場合には、第1,第2の電極同士の接点圧が設計上の接点圧よりも大きくなることがある。そして、当該場合には、上述したようにエンドエフェクタとともに超音波トランスデューサを回転した際に、電極の摩耗を促進してしまう。
 そこで、電極の摩耗を抑制することができる技術が要望されている。
 本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電極の摩耗を抑制することができる超音波トランスデューサ及び超音波処置具を提供することを目的とする。
 上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る超音波トランスデューサは、筐体に対して脱着可能であって、前記筐体に対して回転可能に取り付けられる超音波トランスデューサにおいて、生体組織を処置するための超音波振動を所定の振動方向に沿って発生させる超音波振動子と、前記筐体に設けられた第2の電極と当接し、前記超音波振動子と前記第2の電極とを電気的に接続するように構成された第1の電極と、前記第1の電極を支持する第1の支持部材と、を備え、前記超音波振動子、前記第1の電極、及び前記第1の支持部材は、前記筐体に対して前記振動方向の軸回りに一体的に回転可能に取り付けられ、前記第1の支持部材は、外力に応じて弾性変形することによって前記第1の電極を移動可能とする第1の変形部を備える。
 本発明に係る超音波処置具は、生体組織を処置するエンドエフェクタと、前記エンドエフェクタを支持する筐体と、前記筐体に対して脱着可能であって、前記筐体に対して回転可能に取り付けられる超音波トランスデューサと、を備え、前記超音波トランスデューサは、生体組織を処置するための超音波振動を所定の振動方向に沿って発生させる超音波エネルギを付与させる超音波振動子と、前記筐体に設けられた第2の電極と当接し、前記超音波振動子と前記第2の電極とを電気的に接続するように構成された第1の電極と、前記第1の電極を支持する第1の支持部材と、を備え、前記超音波振動子、前記第1の電極、及び前記第1の支持部材は、前記筐体に対して前記振動方向の軸回りに一体的に回転可能に取り付けられ、前記筐体には、前記第2の電極を支持する第2の支持部材が設けられ、前記第1の支持部材と前記第2の支持部材との少なくとも一方は、外力に応じて弾性変形することによって前記第1の電極と前記第2の電極との少なくとも一方を移動可能とする第1の変形部または第2の変形部を備える。
 本発明に係る超音波トランスデューサ及び超音波処置具によれば、電極の摩耗を抑制することができる、という効果を奏する。
図1は、実施の形態に係る超音波処置システムを示す図である。 図2は、超音波処置具における先端側の端部を示す図である。 図3は、超音波トランスデューサの構成を説明する図である。 図4は、超音波トランスデューサの構成を説明する図である。 図5は、超音波トランスデューサの構成を説明する図である。 図6は、超音波トランスデューサの構成を説明する図である。 図7は、超音波トランスデューサの構成を説明する図である。 図8は、超音波トランスデューサの構成を説明する図である。 図9は、超音波トランスデューサの構成を説明する図である。 図10は、超音波トランスデューサの構成を説明する図である。 図11は、超音波トランスデューサの構成を説明する図である。 図12は、超音波トランスデューサの構成を説明する図である。 図13は、超音波トランスデューサの構成を説明する図である。 図14は、超音波トランスデューサの構成を説明する図である。 図15は、ハンドピース側電極ユニットの構成を説明する図である。 図16は、ハンドピース側電極ユニットの構成を説明する図である。 図17は、ハンドピース側電極ユニットの構成を説明する図である。 図18は、ハンドピース側電極ユニットの構成を説明する図である。 図19は、ハンドピース側電極ユニットの構成を説明する図である。
 以下に、図面を参照しつつ、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態)について説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。さらに、図面の記載において、同一の部分には同一の符号を付している。
 〔超音波処置システムの概略構成〕
 図1は、本実施の形態に係る超音波処置システム1の概略構成を示す図である。
 超音波処置システム1は、生体組織における処置の対象となる部位(以下、対象部位と記載)に対して超音波エネルギを付与することによって、当該対象部位を処置する。ここで、当該処置としては、対象部位の凝固(封止)や対象部位の切開等を例示することができる。この超音波処置システム1は、図1に示すように、超音波処置具2と、制御装置3とを備える。
 〔超音波処置具の構成〕
 なお、以下では、超音波処置具2の構成を説明するにあたって、互いに直交するX軸、Y軸、及びZ軸のXYZ座標軸を用いる。X軸は、シース10の中心軸Ax(図1)に平行な軸である。当該中心軸Axは、本発明に係る回転軸に相当する。Y軸は、図1の紙面に直交する軸である。Z軸は、図1の上下方向に沿う軸である。また、以下では、中心軸Axに沿う一方側(+X軸側)を先端側Ar1と記載し、他方側(-X軸側)を基端側Ar2と記載する。
 超音波処置具2は、例えば、腹壁を通した状態で対象部位を処置する医療用処置具である。この超音波処置具2は、図1に示すように、ハンドピース4と、超音波トランスデューサ5とを備える。
 ハンドピース4は、図1に示すように、保持ケース6と、可動ハンドル7と、第1,第2のスイッチ8A,8Bと、回転ノブ9と、シース10と、ジョー11と、振動伝達部材12と、ハンドピース側電極ユニット13とを備える。
 保持ケース6は、本発明に係る筐体に相当し、超音波処置具2全体を支持する。そして、保持ケース6は、図1に示すように、中心軸Axと同軸となる略円筒状の保持ケース本体61と、当該保持ケース本体61から-Z軸側(図1中、下方側)に延在し、術者等の操作者によって把持される固定ハンドル62とを備える。
 可動ハンドル7は、保持ケース6に対して回転可能に取り付けられている。そして、可動ハンドル7は、術者等の操作者による閉操作及び開操作をそれぞれ受け付ける。当該閉操作または開操作によって、可動ハンドル7は、保持ケース6に対して回転する。なお、可動ハンドル7は、具体的な図示は省略したが、シース10を構成するスライダ105(図1)に係合している。
 第1,第2のスイッチ8A,8Bは、図1に示すように、保持ケース6における先端側Ar1の側面から外部に露出した状態でそれぞれ設けられている。
 そして、第1のスイッチ8Aは、術者等の操作者による第1のエネルギ出力モードの設定操作を受け付ける。また、第2のスイッチ8Bは、術者等の操作者による第2のエネルギ出力モードの設定操作を受け付ける。なお、第2のエネルギ出力モードは、第1のエネルギ出力モードとは異なる処置を行うエネルギ出力モードである。
 また、保持ケース6の内部には、図1に示すように、第1,第2のスイッチ素子81A,81Bが実装された回路基板80が設けられている。なお、第1のスイッチ素子81Aは、第1のスイッチ8Aへの第1のエネルギ出力モードの設定操作を検知するスイッチ素子である。また、第2のスイッチ素子81Bは、第2のスイッチ8Bへの第2のエネルギ出力モードの設定操作を検知するスイッチ素子である。
 そして、回路基板80には、図1に示すように、一端が第1のスイッチ素子81Aと電気的に接続する第1の配線82Aと、一端が第2のスイッチ素子81Bと電気的に接続する第2の配線82Bと、一端がグラウンド用のコモン端子に接続されたグラウンド用の第3の配線82Cとが接続されている。
 回転ノブ9は、中心軸Axと同軸となる略円筒形状を有し、図1に示すように、保持ケース本体61における先端側Ar1の端部に対して、中心軸Axを中心として回転可能に取り付けられている。そして、回転ノブ9は、術者等の操作者による回転操作を受け付ける。当該回転操作によって、回転ノブ9は、保持ケース本体61に対して、中心軸Axを中心として回転する。また、回転ノブ9の回転によって、ジョー11及び振動伝達部材12が中心軸Axを中心として回転する。
 図2は、超音波処置具2における先端側Ar1の部分を示す図である。具体的に、図2は、中心軸Axを含むXZ平面によって超音波処置具2における先端側Ar1の部分を切断した断面図である。
 シース10は、全体略円筒形状を有する。このシース10は、図1または図2に示すように、アウターパイプ101と、インナーパイプ102と、プローブホルダ103(図1)と、スライダ受け104(図1)と、スライダ105(図1)とを備える。
 アウターパイプ101は、円筒状のパイプである。
 このアウターパイプ101において、先端側Ar1の端部には、Y軸に沿う方向に延在し、ジョー11を回転軸Rx1(図2)を中心として回転可能に軸支する第1のピン101A(図2)が固定されている。
 インナーパイプ102は、アウターパイプ101よりも径寸法の小さい円筒状のパイプである。また、インナーパイプ102は、アウターパイプ101と同軸となる状態で、当該アウターパイプ101内に挿通されている。
 このインナーパイプ102において、先端側Ar1の端部には、ジョー11に設けられ、回転軸Rx1(第1のピン101A)に平行となる状態で延在した第2のピン111が挿通されている。
 プローブホルダ103は、略円筒形状を有し、図1に示すように、回転ノブ9及び保持ケース本体61を跨ぐ状態で当該回転ノブ9及び保持ケース本体61内に挿通されている。そして、プローブホルダ103は、内部に挿通された振動伝達部材12を保持する。また、プローブホルダ103は、先端側Ar1の端部において、回転ノブ9及びアウターパイプ101と機械的に接続する。すなわち、プローブホルダ103、アウターパイプ101、ジョー11、及び振動伝達部材12は、術者等の操作者による回転ノブ9への回転操作に応じて、回転ノブ9とともに、中心軸Axを中心として回転する。
 スライダ受け104は、略円筒形状を有し、内部にプローブホルダ103が挿通された状態で、当該プローブホルダ103に対して中心軸Axに沿って移動可能に配設されている。ここで、スライダ受け104における先端側Ar1の端部は、プローブホルダ103に対して中心軸Axに沿う移動を許容されつつ、中心軸Axを中心とした回転を規制された状態で、インナーパイプ102の基端側Ar2の端部に固定されている。すなわち、スライダ受け104及びインナーパイプ102は、術者等の操作者による回転ノブ9への回転操作に応じて、回転ノブ9とともに、中心軸Axを中心として回転する。
 スライダ105は、略円筒形状を有し、内部にスライダ受け104が挿通された状態で、当該スライダ受け104に対して中心軸Axに沿って移動可能に配設されている。そして、スライダ105は、上述したように、可動ハンドル7に係合している。
 そして、スライダ105、スライダ受け104、及びインナーパイプ102は、術者等の操作者による可動ハンドル7への操作に応じて、以下に示すように動作する。
 術者等の操作者による可動ハンドル7への閉操作に応じて、当該可動ハンドル7に係合したスライダ105は、中心軸Axに沿って先端側Ar1に押し込まれる。また、スライダ受け104は、スライダ105との間に配設されたコイルバネ106(図1)を経由することによって、スライダ105から先端側Ar1に向けて押圧力を受ける。さらに、インナーパイプ102は、スライダ受け104に連動して、中心軸Axに沿って先端側Ar1に移動し、第2のピン111を先端側Ar1に向けて押し込む。そして、ジョー11は、回転軸Rx1を中心として図2中、反時計回りに回転する。すなわち、ジョー11は、振動伝達部材12における先端側Ar1の端部に対して近接する方向(閉じる方向)に移動する。
 また、術者等の操作者による可動ハンドル7への開操作に応じて、ジョー11は、回転軸Rx1を中心として図2中、時計回りに回転する。すなわち、ジョー11は、振動伝達部材12における先端側Ar1の端部に対して離間する方向(開く方向)に移動する。
 以上のように、ジョー11は、術者等の操作者による可動ハンドル7への操作に応じて、振動伝達部材12における先端側Ar1の端部に対して開閉する。
 ジョー11は、上述したように振動伝達部材12における先端側Ar1の端部に対して開閉し、当該先端側Ar1の端部との間において対象部位を把持可能とする。
 振動伝達部材12は、本発明に係るエンドエフェクタに相当する。この振動伝達部材12は、中心軸Axに沿って直線状に延在する長尺形状を有する。また、振動伝達部材12は、図2に示すように、先端側Ar1の端部が外部に突出した状態でシース10(インナーパイプ102及びプローブホルダ103)の内部に挿通される。この際、振動伝達部材12の基端側Ar2の端部は、図1に示すように、超音波トランスデューサ5に機械的に接続する。すなわち、超音波トランスデューサ5は、術者等の操作者による回転ノブ9への回転操作に応じて、振動伝達部材12とともに、中心軸Axを中心として回転する。そして、振動伝達部材12は、超音波トランスデューサ5が発生させた超音波振動を基端側Ar2の端部から先端側Ar1の端部まで伝達する。本実施の形態では、当該超音波振動は、中心軸Axに沿う方向に振動する縦振動である。
 ハンドピース側電極ユニット13は、図1に示すように、保持ケース本体61の内部に固定されている。このハンドピース側電極ユニット13は、回路基板80に接続された第1~第3の配線82A~82Cと、超音波トランスデューサ5に設けられた第1の電極55(図1)とを電気的に接続する機能を有する。
 なお、ハンドピース側電極ユニット13の詳細な構成については、後述する「ハンドピース側電極ユニットの構成」において説明する。
 超音波トランスデューサ5は、保持ケース本体61の基端側Ar2から当該保持ケース本体61内に挿通されるとともに、当該保持ケース本体61に対して着脱自在に構成されている。そして、超音波トランスデューサ5は、電気ケーブルC(図1)を経由することによって制御装置3と電気的に接続し、制御装置3による制御の下、超音波振動を発生させる。
 以下、超音波トランスデューサ5の詳細な構成について説明する。
 〔超音波トランスデューサの構成〕
 図3ないし図14は、超音波トランスデューサ5の構成を説明する図である。具体的に、図3は、超音波トランスデューサ5を先端側Ar1から見た斜視図である。図4は、中心軸Axを含むXZ平面によってTD(トランスデューサ)側電極ユニット52を切断した断面の一部を拡大した図である。図5は、超音波トランスデューサ5を中心軸Axに沿って先端側Ar1から見た図である。図6は、図5に示したA-A線の断面図である。図7は、図5に示したB-B線の断面図である。図8は、超音波トランスデューサ5を+Y軸側から見た図である。図9は、図8に示したC-C線の断面図である。図10は、図8に示したD-D線の断面図である。図11は、図8に示したE-E線の断面図である。図12は、図8に示したF-F線の断面図である。図13は、図8に示したG-G線の断面図である。図14は、図8に示したH-H線の断面図である。
 超音波トランスデューサ5は、図3ないし図14に示すように、TD(トランスデューサ)ケース51(図3,図6~図8)と、TD側電極ユニット52と、超音波振動子53とを備える。
 TDケース51は、図3、図6ないし図8に示すように、先端側Ar1が開口した有底円筒形状を有する。また、電気ケーブルCは、TDケース51における基端側Ar2の側壁部を通って、当該TDケース51の外部から内部に向けて引き回されている。
 TD側電極ユニット52は、図3ないし図14に示すように、第1の支持部材54と、第1の電極55とを備える。
 第1の支持部材54は、図6または図7に示すように、中心軸Axに沿って延在する筒体であり、TDケース51における開口部分に嵌合している。
 この第1の支持部材54において、TDケース51から先端側Ar1に突出した部分の外面は、先端側Ar1から基端側Ar2に向けて順に3つの段差541A,542A,543A(図3~図14)を有する段付き状に形成されている。これら3つの段差541A,542A,543Aは、中心軸Axを中心とする断面円形状をそれぞれ有し、当該3つの段差541A,542A,543Aの順に外径寸法が大きくなっている。
 また、第1の支持部材54には、段差541Aを基端側Ar2に向けて延長させることによって形成された第1のスリット541B(図4~図7,図9~図11)と、段差542Aを基端側Ar2に向けて延長させることによって形成された第2のスリット542B(図4~図7,図9~図13)とが設けられている。なお、第1,第2のスリット541B,542Bは、中心軸Axを囲む周方向の全周に亘って延在しており、本発明に係る隙間にそれぞれ相当する。
 そして、第1の支持部材54において、第1,第2のスリット541B,542Bによって中心軸Axを中心とする径方向に沿って3つに区画された部位541~543(図4~図7,図9~図11)は、本発明に係る第1の変形部にそれぞれ相当する。以下では、説明の便宜上、部位541を第1の内周側変形部541と記載し、部位542を第1の中間変形部542と記載し、部位543を第1の外周側変形部543と記載する。より具体的に、第1の内周側変形部541は、段差541Aを外周面とする円環状の部位である。第1の中間変形部542は、段差542Aを外周面とする円環状の部位である。第1の外周側変形部543は、段差543Aを外周面とする円環状の部位である。
 また、第1の支持部材54において、各変形部541~543よりも基端側Ar2に位置する筒状の部位544(図4,図6,図7)は、本発明に係る支持基体に相当する。以下では、説明の便宜上、当該部位544を支持基体544と記載する。すなわち、各変形部541~543は、支持基体544における先端側Ar1の端面からそれぞれ中心軸Axに沿って突出している。また、支持基体544からの各変形部541~543の突出寸法は、外径寸法が小さくなるにしたがって長く設定されている。すなわち、第1の内周側変形部541が最も長く、第1の外周側変形部543が最も短く設定されている。
 また、第1の内周側変形部541には、外周面(段差541A)から内周面までそれぞれ貫通した4つの開口部541C(図3,図4,図8,図10)が設けられている。当該4つの開口部541Cは、互いに同一のサイズであり、中心軸Axを中心とする90°の回転対称位置に設けられている。以下では、説明の便宜上、第1の内周側変形部541において、開口部541Cに対して中心軸Axを囲む周方向に隣接する4つの部位をアーム部541D(図3,図4,図8,図10)と記載する。また、第1の内周側変形部541において、4つのアーム部541Dの先端側Ar1の端部に接続する円環状の部位を円環部541E(図3,図4,図8,図9)と記載する。
 そして、円環部541Eに対して外力が作用した場合には、4つのアーム部541Dが弾性変形することによって、当該円環部541Eの位置が変更される。
 第1の中間変形部542には、外周面(段差542A)から内周面(第1のスリット541B)までそれぞれ貫通した4つの開口部542C(図3,図4,図8,図12)が設けられている。当該4つの開口部542Cは、互いに同一のサイズであり、中心軸Axを中心とする90°の回転対称位置に設けられている。以下では、説明の便宜上、第1の中間変形部542において、開口部542Cに対して中心軸Axを囲む周方向に隣接する4つの部位をアーム部542D(図3,図4,図8,図12)と記載する。また、第1の中間変形部542において、4つのアーム部542Dの先端側Ar1の端部に接続する円環状の部位を円環部542E(図3,図4,図8,図11)と記載する。
 そして、円環部542Eに対して外力が作用した場合には、4つのアーム部542Dが弾性変形することによって、当該円環部542Eの位置が変更される。
 第1の外周側変形部543には、外周面(段差543A)から内周面(第2のスリット542B)までそれぞれ貫通した4つの開口部543C(図3,図4,図8,図14)が設けられている。当該4つの開口部543Cは、互いに同一のサイズであり、中心軸Axを中心とする90°の回転対称位置に設けられている。以下では、説明の便宜上、第1の外周側変形部543において、開口部543Cに対して中心軸Axを囲む周方向に隣接する4つの部位をアーム部542D(図3,図4,図8,図14)と記載する。また、第1の外周側変形部543において、4つのアーム部543Dの先端側Ar1の端部に接続する円環状の部位を円環部543E(図3,図4,図8,図13)と記載する。
 そして、円環部543Eに対して外力が作用した場合には、4つのアーム部543Dが弾性変形することによって、当該円環部543Eの位置が変更される。
 なお、各アーム部541D,542D,543Dは、互いに独立した構成である。このため、円環部541E,542E,543Eに対して外力がそれぞれ作用した場合には、当該円環部541E,542E,543Eの位置は、互いに独立した状態で変更される。
 また、開口部541Cの数は、4つに限らず、その他の数だけ設けてもよく、あるいは、全く設けない構成を採用しても構わない。開口部542C,543Cも同様である。
 第1の電極55は、各変形部541~543と同一の数(本実施の形態では3つ)だけ設けられ、当該各変形部541~543によってそれぞれ支持されている。以下では、説明の便宜上、第1の内周側変形部541によって支持された第1の電極55を第1の内周側電極551(図3,図4,図6~図9)と記載し、第1の中間変形部542によって支持された第1の電極55を第1の中間電極552(図3,図4,図6~図8,図11)と記載し、第1の外周側変形部543によって支持された第1の電極55を第1の外周側電極553(図3,図4,図6~図8,図13)と記載する。
 第1の内周側電極551は、導電性材料によって構成され、中心軸Axを囲む円環形状を有する。この第1の内周側電極551は、円環部541Eの外周面(段差541A)上に例えばインサート成形によって設けられている。すなわち、第1の内周側電極551の外径寸法は、円環部541Eの外径寸法と略同一である。
 また、第1の支持部材54には、第1の内周側電極551と電気的に接続し、当該第1の内周側電極551との接続位置から基端側Ar2に向けて延在した内周側配線551A(図6,図10~図14)が設けられている。当該内周側配線551Aは、第1の内周側変形部541及び支持基体544の外周面及び内周面から露出しない状態で、当該第1の内周側変形部541及び支持基体544の内部を辿る(図6,図10~図14)。また、当該内周側配線551Aの一部は、アーム部541D内を辿る(図10)。
 そして、内周側配線551Aは、具体的な図示は省略したが、TDケース51の内部において、電気ケーブルCと電気的に接続する。
 第1の中間電極552は、導電性材料によって構成され、中心軸Axを囲む円環形状を有する。この第1の中間電極552は、円環部542Eの外周面(段差542A)上に例えばインサート成形によって設けられている。すなわち、第1の中間電極552の外径寸法は、円環部542Eの外径寸法と略同一である。
 また、第1の支持部材54には、第1の中間電極552と電気的に接続し、当該第1の中間電極552との接続位置から基端側Ar2に向けて延在した中間配線552A(図4,図7,図12~図14)が設けられている。当該中間配線552Aは、第1の中間変形部542及び支持基体544の外周面及び内周面から露出しない状態で、当該第1の中間変形部542及び支持基体544の内部を辿る(図4,図7,図12~図14)。また、当該中間配線552Aの一部は、アーム部542D内を辿る(図12)。
 そして、中間配線552Aは、具体的な図示は省略したが、TDケース51の内部において、電気ケーブルCと電気的に接続する。
 第1の外周側電極553は、導電性材料によって構成され、中心軸Axを囲む円環形状を有する。この第1の外周側電極553は、円環部543Eの外周面(段差542A)上に例えばインサート成形によって設けられている。すなわち、第1の外周側電極553の外径寸法は、円環部543Eの外径寸法と略同一である。
 また、第1の支持部材54には、第1の外周側電極553と電気的に接続し、当該第1の外周側電極553との接続位置から基端側Ar2に向けて延在した外周側配線553A(図7,図14)が設けられている。当該外周側配線553Aは、第1の外周側変形部543及び支持基体544の外周面及び内周面から露出しない状態で、当該第1の外周側変形部543及び支持基体544の内部を辿る(図7,図14)。また、当該外周側配線553Aの一部は、アーム部542D内を辿る(図14)。
 そして、外周側配線553Aは、具体的な図示は省略したが、TDケース51の内部において、電気ケーブルCと電気的に接続する。
 超音波振動子53は、図6または図7に示すように、TDケース51及び第1の支持部材54を跨ぐ状態で当該TDケース51及び第1の支持部材54内に挿通されているとともに、第1の支持部材54の内周面に支持されている。そして、超音波振動子53は、TDケース51の内部において、電気ケーブルCと電気的に接続し、当該電気ケーブルCを経由することによって制御装置3から出力された駆動信号に応じて、超音波振動を発生させる。本実施の形態では、超音波振動子53は、BLT(ボルト締めランジュバン型振動子)によって構成されている。
 この超音波振動子53において、先端側Ar1の端部には、プローブ装着部531(図3,図5~図8)が設けられている。当該プローブ装着部531は、超音波トランスデューサ5を保持ケース本体61に対して接続することによって、振動伝達部材12における基端側Ar2の端部と機械的に接続する。これによって、超音波トランスデューサ5は、術者等の操作者による回転ノブ9への回転操作に応じて、振動伝達部材12とともに、中心軸Axを中心として回転する。
 〔ハンドピース側電極ユニットの構成〕
 次に、ハンドピース側電極ユニット13の詳細な構成について、図15ないし図22を参照しつつ説明する。
 図15ないし図19は、ハンドピース側電極ユニット13の構成を説明する図である。具体的に、図15は、図3に示した超音波トランスデューサ5に対してハンドピース側電極ユニット13を組み付けた状態を示す斜視図である。図16は、図8に示した超音波トランスデューサ5に対してハンドピース側電極ユニット13を組み付けた状態を示す図である。図17は、図16に示したI-I線の断面図である。なお、図17は、図9と同一の切断面での断面図である。図18は、図16に示したJ-J線の断面図である。なお、図18は、図11と同一の切断面での断面図である。図19は、図16に示したK-K線の断面図である。なお、図19は、図13と同一の切断面での断面図である。
 ハンドピース側電極ユニット13は、図15ないし図19に示すように、第2の支持部材14と、第2の電極15とを備える。
 第2の支持部材14は、図15ないし図19に示すように、中心軸Axに沿って延在する筒体であり、保持ケース本体61の内部に固定されている。そして、超音波トランスデューサ5を保持ケース本体61に接続した際には、TD側電極ユニット52が第2の支持部材14の内部に挿通される。
 この第2の支持部材14の外面は、図15または図16に示すように、先端側Ar1から基端側Ar2に向けて順に3つの段差141A,142A,143Aを有する段付き状に形成されている。これら3つの段差141A,142A,143Aは、中心軸Axを中心とする断面円形状をそれぞれ有し、当該3つの段差141A,142A,143Aの順に外径寸法が大きくなっている。
 そして、第2の支持部材14において、段差141Aを外周面とする円環状の部位141、段差142Aを外周面とする円環状の部位142、及び段差143Aを外周面とする円環状の部位143は、本発明に係る第2の変形部にそれぞれ相当する。以下では説明の便宜上、部位141を第2の内周側変形部141と記載し、部位142を第2の中間変形部142と記載し、部位143を第2の外周側変形部143と記載する。
 第2の内周側変形部141の内径寸法は、第1の内周側変形部541の外径寸法よりも若干大きく設定されている。そして、超音波トランスデューサ5を保持ケース本体61に接続した際には、第2の内周側変形部141の内周面は、第1の内周側変形部541の外周面に対向する(図17)。
 この第2の内周側変形部141には、Y軸に沿って当該第2の内周側変形部141の内外をそれぞれ貫通する一対の開口部141B(図17)が設けられている。
 第2の中間変形部142の内径寸法は、第1の中間変形部542の外径寸法よりも若干大きく設定されている。そして、超音波トランスデューサ5を保持ケース本体61に接続した際には、第2の中間変形部142の内周面は、第1の中間変形部542の外周面に対向する(図18)。
 この第2の中間変形部142には、Y軸に沿って当該第2の中間変形部142の内外をそれぞれ貫通する一対の開口部142B(図18)が設けられている。
 第2の外周側変形部143の内径寸法は、第1の外周側変形部543の外径寸法よりも若干大きく設定されている。そして、超音波トランスデューサ5を保持ケース本体61に接続した際には、第2の外周側変形部143の内周面は、第1の外周側変形部543の外周面に対向する(図19)。
 この第2の外周側変形部143には、Y軸に沿って当該第2の外周側変形部143の内外をそれぞれ貫通する一対の開口部143B(図19)が設けられている。
 第2の電極15は、各変形部141~143と同一の数(本実施の形態では3つ)だけ設けられ、当該各変形部141~143によってそれぞれ支持されている。以下では、説明の便宜上、第2の内周側変形部141によって支持された第2の電極15を第2の内周側電極151(図15~図17)と記載し、第2の中間変形部142によって支持された第2の電極15を第2の中間電極152(図15~図18)と記載し、第2の外周側変形部143によって支持された第2の電極15を第2の外周側電極153(図15~図19)と記載する。
 第2の内周側電極151は、導電性材料によって構成されている。この第2の内周側電極151は、図15ないし図17に示すように、電極基部151Aと、一対の板バネ部151Bとを備え、全体略U字形状を有する。
 電極基部151Aは、Y軸に沿って延在した平板形状を有し、各板面がZ軸に直交する姿勢で第2の内周側変形部141の外周面に固定される部分である。また、電極基部151Aには、図1に示すように、第1の配線82Aが半田等によって電気的に接続される。
 一対の板バネ部151Bは、電極基部151Aの両端から+Z軸側に向けてそれぞれ延在した部分であり、当該両端を支点としてY軸方向にそれぞれ弾性変形可能に構成されている。また、電極基部151Aを第2の内周側変形部141における外周面に固定した状態では、一対の板バネ部151Bの各一部は、一対の開口部141Bを通して、第2の内周側変形部141の内部に露出する。そして、第2の内周側電極151(一対の板バネ部151B)は、超音波トランスデューサ5を保持ケース本体61に接続した際に、第1の内周側電極551と当接することによって当該第1の内周側電極551と電気的に接続する(図17)。なお、第1の内周側電極551は、円環形状を有しているため、術者等の操作者による回転ノブ9への回転操作に応じて、第2の内周側電極151に対して中心軸Axを中心として回転した場合であっても、常時、当該第2の内周側電極151と電気的に接続する。そして、第1の配線82Aは、第2の内周側電極151~第1の内周側電極551~内周側配線551A~電気ケーブルCの第1の電気経路を辿ることによって、制御装置3と電気的に接続する。
 第2の中間電極152は、導電性材料によって構成されている。この第2の中間電極152は、図15ないし図18に示すように、電極基部152Aと、一対の板バネ部152Bとを備え、全体略U字形状を有する。
 電極基部152Aは、第2の中間変形部142の外径寸法に対応させて電極基部151Aよりも長手方向の長さを長くした平板形状を有する。そして、電極基部152Aは、各板面がZ軸に直交する姿勢で第2の中間変形部142の外周面に固定される。また、電極基部152Aには、図1に示すように、第2の配線82Bが半田等によって電気的に接続される。
 一対の板バネ部152Bは、電極基部152Aの両端から+Z軸側に向けてそれぞれ延在した部分であり、当該両端を支点としてY軸方向に弾性変形可能に構成されている。これら一対の板バネ部152Bは、板バネ部151Bと同一の形状をそれぞれ有する。また、電極基部152Aを第2の中間変形部142の外周面に固定した状態では、一対の板バネ部152Bの各一部は、一対の開口部142Bを通して、第2の中間変形部142の内部に露出する。そして、第2の中間電極152(一対の板バネ部152B)は、超音波トランスデューサ5を保持ケース本体61に接続した際に、第1の中間電極552と当接することによって当該第1の中間電極552と電気的に接続する(図18)。なお、第1の中間電極552は、円環形状を有しているため、術者等の操作者による回転ノブ9への回転操作に応じて、第2の中間電極152に対して中心軸Axを中心として回転した場合であっても、常時、当該第2の中間電極152と電気的に接続する。そして、第2の配線82Bは、第2の中間電極152~第1の中間電極552~中間配線552A~電気ケーブルCの第2の電気経路を辿ることによって、制御装置3と電気的に接続する。
 第2の外周側電極153は、導電性材料によって構成されている。この第2の外周側電極153は、図15ないし図19に示すように、電極基部153Aと、一対の板バネ部153Bとを備え、全体略U字形状を有する。
 電極基部153Aは、第2の外周側変形部143の外径寸法に対応させて電極基部152Aよりも長手方向の長さを長くした平板形状を有する。そして、電極基部153Aは、各板面がZ軸に直交する姿勢で第2の外周側変形部143の外周面に固定される。また、電極基部153Aには、図1に示すように、第3の配線82Cが半田等によって電気的に接続される。
 一対の板バネ部153Bは、電極基部153Aの両端から+Z軸側に向けてそれぞれ延在した部分であり、当該両端を支点としてY軸方向に弾性変形可能に構成されている。これら一対の板バネ部153Bは、板バネ部151Bと同一の形状をそれぞれ有する。また、電極基部153Aを第2の外周側変形部143の外周面に固定した状態では、一対の板バネ部153Bの各一部は、一対の開口部143Bを通して、第2の外周側変形部143の内部に露出する。そして、第2の外周側電極153(一対の板バネ部153B)は、超音波トランスデューサ5を保持ケース本体61に接続した際に、第1の外周側電極553と当接することによって当該第1の外周側電極553と電気的に接続する(図19)。なお、第1の外周側電極553は、円環形状を有しているため、術者等の操作者による回転ノブ9への回転操作に応じて、第2の外周側電極153に対して中心軸Axを中心として回転した場合であっても、常時、当該第2の外周側電極153と電気的に接続する。そして、第3の配線82Cは、第2の外周側電極153~第1の外周側電極553~外周側配線553A~電気ケーブルCの第3の電気経路を辿ることによって、制御装置3と電気的に接続する。
 〔制御装置の構成〕
 制御装置3は、超音波処置具2の動作を統括的に制御する。
 具体的に、制御装置3は、上述した第1~第3の電気経路を利用することによって、術者等の操作者による第1のエネルギ出力モードの設定操作、または、第2のエネルギ出力モードの設定操作が行われたか否かを判断する。
 そして、制御装置3は、第1のエネルギ出力モードの設定操作が行われたと判断した場合には、電気ケーブルCを経由することによって、当該第1のエネルギ出力モードに応じた駆動信号を超音波振動子53に出力する。これによって、超音波振動子53は、超音波振動を発生させる。そして、ジョー11と振動伝達部材12における先端側Ar1の端部との間に把持された対象部位には、当該端部から超音波振動が付与されることによって、第1のエネルギ出力モードに応じた処置が行われる。
 また、制御装置3は、第2のエネルギ出力モードの設定操作が行われたと判断した場合には、電気ケーブルCを経由することによって、当該第2のエネルギ出力モードに応じた駆動信号を超音波振動子53に出力する。これによって、ジョー11と振動伝達部材12における先端側Ar1の端部との間に把持された対象部位には、第2のエネルギ出力モードに応じた処置が行われる。
 以上説明した本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
 本実施の形態では、円環部541Eに対して外力が作用した場合には、4つのアーム部541Dが弾性変形することによって、当該円環部541Eの位置が変更される。言い換えれば、第1の内周側変形部541は、外力に応じて弾性変形することによって第1の内周側電極551を移動可能とする。また、円環部542Eに対して外力が作用した場合には、4つのアーム部542Dが弾性変形することによって、当該円環部542Eの位置が変更される。言い換えれば、第1の中間変形部542は、外力に応じて弾性変形することによって第1の中間電極552を移動可能とする。さらに、円環部543Eに対して外力が作用した場合には、4つのアーム部543Dが弾性変形することによって、当該円環部543Eの位置が変更される。言い換えれば、第1の外周側変形部543は、外力に応じて弾性変形することによって第1の外周側電極553を移動可能とする。
 このため、製造誤差によって第1の支持部材54や第2の支持部材14が設計上の寸法とは異なる寸法によって製造され、第1,第2の電極55,15同士の接点圧が設計上の接点圧よりも大きくなる場合であっても、各変形部541~543によって第1の電極55の位置が移動されるため、当該接点圧を低減させることができる。したがって、術者等の操作者による回転ノブ9への回転操作に応じて振動伝達部材12とともに超音波トランスデューサ5が回転した場合であっても、第1,第2の電極55,15同士の接点圧が低減されているため、当該第1,第2の電極55,15の摩耗を抑制することができる。
 特に、各円環部541E,542E,543Eの位置は、互いに独立した状態で変更される。このため、第1,第2の内周側電極551,151同士、第1,第2の中間電極552,152同士、及び第1,第2の外周側電極553,153同士の全てについて、接点圧が必要以上に高くなることがなく、摩耗を抑制することができる。
 また、接点圧が必要以上に高くなることがないため、第1,第2の電極55,15間の接触抵抗を低減することができ、当該第1,第2の電極55,15間における発熱を抑制することができる。
 また、本実施の形態では、第1の内周側変形部541には、開口部541Cが設けられている。同様に、第1の中間変形部542には、開口部542Cが設けられている。また、第1の内周側変形部541及び第1の中間変形部542の間には、第1のスリット541Bが設けられている。同様に、第1の外周側変形部543には、開口部543Cが設けられている。また、第1の中間変形部542及び第1の外周側変形部543の間には、第2のスリット542Bが設けられている。
 このため、簡素な構造によって各アーム部541D,542D,543Dが弾性変形し易い構造を実現することができる。また、第1,第2のスリット541B,542Bによって、各電極551~553間の沿面距離を伸ばすことができる。
 また、本実施の形態では、第2の電極15(板バネ部151B,152B,153B)は、弾性変形可能とする。すなわち、第2の電極15は、外力に応じて弾性変形することによって第1の電極55との当接位置を変更する。
 このため、各変形部541~543の弾性変形と第2の電極15の弾性変形との双方によって、第1,第2の電極55,15同士の接点圧が必要以上に高くなることを効果的に防止することができる。
 また、本実施の形態によれば、上述したように、第1,第2の電極55,15同士の接点圧が必要以上に高くなることを防止することができるため、第1,第2の支持部材54,14の製造公差を大きくすることができる。
(その他の実施形態)
 ここまで、本発明を実施するための形態を説明してきたが、本発明は上述した実施の形態によってのみ限定されるべきものではない。
 上述した実施の形態では、本発明に係る超音波処置具として、対象部位に対して超音波エネルギのみを付与する構成としていたが、これに限らず、超音波エネルギの他、高周波エネルギ及び熱エネルギの少なくとも一方を付与する構成を採用しても構わない。ここで、「対象部位に対して高周波エネルギ付与する」とは、対象部位に対して高周波電流を流すことを意味する。また、「対象部位に対して熱エネルギを付与する」とは、ヒータ等に発生した熱を対象部位に伝達することを意味する。
 上述した実施の形態において、アーム部541D,542D,543Dが弾性変形し易い構造を実現するために、円環部541E,542E,543Eよりも可撓性の高い材料によってアーム部541D,542D,543Dを形成しても構わない。また、円環部541E,542E,543Eよりもアーム部541D,542D,543Dの厚み寸法を小さくしても構わない。
 上述した実施の形態では、第1の電極55は、中心軸Axを囲む円環形状を有していたが、これに限らず、第1,第2の電極55,15の少なくとも一方が円環形状を有していればよい。
 上述した実施の形態において、各変形部541~543と同様に、各変形部141~143が外力に応じて弾性変形することによって第2の電極15の位置を移動可能とする構成を採用しても構わない。
 1 超音波処置システム
 2 超音波処置具
 3 制御装置
 4 ハンドピース
 5 超音波トランスデューサ
 6 保持ケース
 7 可動ハンドル
 8A 第1のスイッチ
 8B 第2のスイッチ
 9 回転ノブ
 10 シース
 11 ジョー
 12 振動伝達部材
 13 ハンドピース側電極ユニット
 14 第2の支持部材
 15 第2の電極
 51 TDケース
 52 TD側電極ユニット
 53 超音波振動子
 54 第1の支持部材
 55 第1の電極
 61 保持ケース本体
 62 固定ハンドル
 80 回路基板
 81A 第1のスイッチ素子
 81B 第2のスイッチ素子
 82A 第1の配線
 82B 第2の配線
 82C 第3の配線
 101 アウターパイプ
 101A 第1のピン
 102 インナーパイプ
 103 プローブホルダ
 104 スライダ受け
 105 スライダ
 106 コイルバネ
 111 第2のピン
 141 第2の内周側変形部
 141A 段差
 141B 開口部
 142 第2の中間変形部
 142A 段差
 142B 開口部
 143 第2の外周側変形部
 143A 段差
 143B 開口部
 151 第2の内周側電極
 151A 電極基部
 151B 板バネ部
 152 第2の中間電極
 152A 電極基部
 152B 板バネ部
 153 第2の外周側電極
 153A 電極基部
 153B 板バネ部
 531 プローブ装着部
 541 第1の内周側変形部
 541A 段差
 541B 第1のスリット
 541C 開口部
 541D アーム部
 541E 円環部
 542 第1の中間変形部
 542A 段差
 542B 第2のスリット
 542C 開口部
 542D アーム部
 542E 円環部
 543 第1の外周側変形部
 543A 段差
 543C 開口部
 543D アーム部
 543E 円環部
 544 支持基体
 551 第1の内周側電極
 551A 内周側配線
 552 第1の中間電極
 552A 中間配線
 553 第1の外周側電極
 553A 外周側配線
 Ar1 先端側
 Ar2 基端側
 Ax 中心軸
 C 電気ケーブル
 Rx1 回転軸

Claims (11)

  1.  筐体に対して脱着可能であって、前記筐体に対して回転可能に取り付けられる超音波トランスデューサにおいて、
     生体組織を処置するための超音波振動を所定の振動方向に沿って発生させる超音波振動子と、
     前記筐体に設けられた第2の電極と当接し、前記超音波振動子と前記第2の電極とを電気的に接続するように構成された第1の電極と、
     前記第1の電極を支持する第1の支持部材と、を備え、
     前記超音波振動子、前記第1の電極、及び前記第1の支持部材は、
     前記筐体に対して前記振動方向の軸回りに一体的に回転可能に取り付けられ、
     前記第1の支持部材は、
     外力に応じて弾性変形することによって前記第1の電極を移動可能とする第1の変形部を備える超音波トランスデューサ。
  2.  前記第1の電極は、
     前記超音波トランスデューサの回転における回転軸を囲む円環形状を有する請求項1に記載の超音波トランスデューサ。
  3.  前記第1の電極は、
     複数、設けられ、
     前記第1の変形部は、
     複数の前記第1の電極に対応して複数、設けられ、
     複数の前記第1の変形部は、
     外力に応じて互いに独立して弾性変形する請求項2に記載の超音波トランスデューサ。
  4.  前記複数の第1の電極は、
     互いに径寸法が異なる円環形状をそれぞれ有し、
     前記第1の支持部材は、
     支持基体と、
     前記支持基体から前記回転軸に沿ってそれぞれ突出するとともに前記回転軸をそれぞれ囲み、互いに径寸法が異なる円環形状をそれぞれ有する前記複数の第1の変形部と、を備え、
     前記支持基体からの前記複数の第1の変形部の突出寸法は、
     前記第1の変形部の径寸法が小さくなるにしたがって長く設定され、
     隣接する前記第1の変形部同士の間には、
     前記回転軸を囲む周方向の全周に延在する隙間が設けられている請求項3に記載の超音波トランスデューサ。
  5.  前記第1の変形部には、
     外周面から内周面まで貫通した開口部が設けられている請求項4に記載の超音波トランスデューサ。
  6.  生体組織を処置するエンドエフェクタと、
     前記エンドエフェクタを支持する筐体と、
     前記筐体に対して脱着可能であって、前記筐体に対して回転可能に取り付けられる超音波トランスデューサと、を備え、
     前記超音波トランスデューサは、
     生体組織を処置するための超音波振動を所定の振動方向に沿って発生させる超音波エネルギを付与させる超音波振動子と、
     前記筐体に設けられた第2の電極と当接し、前記超音波振動子と前記第2の電極とを電気的に接続するように構成された第1の電極と、
     前記第1の電極を支持する第1の支持部材と、を備え、
     前記超音波振動子、前記第1の電極、及び前記第1の支持部材は、
     前記筐体に対して前記振動方向の軸回りに一体的に回転可能に取り付けられ、
     前記筐体には、
     前記第2の電極を支持する第2の支持部材が設けられ、
     前記第1の支持部材と前記第2の支持部材との少なくとも一方は、
     外力に応じて弾性変形することによって前記第1の電極と前記第2の電極との少なくとも一方を移動可能とする第1の変形部または第2の変形部を備える超音波処置具。
  7.  前記第1の変形部は、
     外力に応じて弾性変形することによって前記第1の電極を移動可能とし、
     前記第2の電極は、
     外力に応じて弾性変形することによって前記第1の電極との当接位置を変更する請求項6に記載の超音波処置具。
  8.  前記第1の電極は、
     前記超音波トランスデューサの回転における回転軸を囲む円環形状を有する請求項6に記載の超音波処置具。
  9.  前記第1の電極は、
     複数、設けられ、
     前記第1の変形部は、
     複数の前記第1の電極に対応して複数、設けられ、
     複数の前記第1の変形部は、
     外力に応じて互いに独立して弾性変形する請求項8に記載の超音波処置具。
  10.  前記複数の第1の電極は、
     互いに径寸法が異なる円環形状をそれぞれ有し、
     前記第1の支持部材は、
     支持基体と、
     前記支持基体から前記回転軸に沿ってそれぞれ突出するとともに前記回転軸をそれぞれ囲み、互いに径寸法が異なる円環形状をそれぞれ有する前記複数の第1の変形部と、を備え、
     前記支持基体からの前記複数の第1の変形部の突出寸法は、
     前記第1の変形部の径寸法が小さくなるにしたがって長く設定され、
     隣接する前記第1の変形部同士の間には、
     前記回転軸を囲む周方向の全周に延在する隙間が設けられている請求項9に記載の超音波処置具。
  11.  前記第1の変形部には、
     外周面から内周面まで貫通した開口部が設けられている請求項10に記載の超音波処置具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008515562A (ja) * 2004-10-08 2008-05-15 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド 超音波手術器具
JP2009233329A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Olympus Medical Systems Corp 超音波処置装置
JP2016529926A (ja) * 2013-09-20 2016-09-29 エシコン・エンド−サージェリィ・エルエルシーEthicon Endo−Surgery, LLC 超音波外科用器具のトランスデューサ特徴部

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