JP2009232026A - 電子カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】ライブビュー動作を行った場合のノイズ補正処理を適切に行う電子カメラを提供する。
【解決手段】電子カメラは、被写体像を撮像して画像データを出力する撮像素子13と、撮像素子13に繰り返し撮像させ、該撮像素子13から逐次出力される画像データに基づく再生画像を表示手段20に逐次表示させるライブビュー制御手段101と、ライブビュー制御の前に遮光状態で撮像素子13が撮像した第1画像と、ライブビュー制御の後に遮光状態で撮像素子13が撮像した第2画像とに基づいて、ノイズ補正情報を演算する演算手段101と、ライブビュー制御後に露光状態で撮像素子13が撮像する画像データに対し、ノイズ補正情報を用いてノイズ低減処理を施すノイズ低減手段102とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子カメラに関する。
蓄積型の撮像素子を用いた電子カメラで暗電流補正を行う技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2003−87648号公報
暗電流ノイズは、撮像素子の温度上昇に応じて増大する。とくに、電子カメラでライブビュー動作を行う場合には、撮像素子の温度が上昇しやすいことから暗電流ノイズの増加が見込まれる。しかしながら、従来技術ではライブビュー動作を行う場合の補正処理が適切に行われていなかった。
(1)本発明による電子カメラは、被写体像を撮像して画像データを出力する撮像素子と、撮像素子に繰り返し撮像させ、該撮像素子から逐次出力される画像データに基づく再生画像を表示手段に逐次表示させるライブビュー制御手段と、ライブビュー制御の前に遮光状態で撮像素子が撮像した第1画像と、ライブビュー制御の後に遮光状態で撮像素子が撮像した第2画像とに基づいて、ノイズ補正情報を演算する演算手段と、ライブビュー制御後に露光状態で撮像素子が撮像する画像データに対し、ノイズ補正情報を用いてノイズ低減処理を施すノイズ低減手段とを備えることを特徴とする。
(2)請求項1に記載の電子カメラにおいて、ノイズ低減手段は、撮像素子の画素の欠陥に起因するノイズ、および画素を構成する光電変換素子の暗電流に起因するノイズのうち少なくとも一方の低減処理を行うこともできる。
(3)請求項2に記載の電子カメラにおいて、演算手段は、第1画像および第2画像の少なくとも一方において所定値以上である画像データに対応する画素を欠陥と判定し、ライブビュー制御後に露光状態で撮像素子が撮像した画像のうち、欠陥画素による画像データを補正するための欠陥ノイズ補正情報を演算することもできる。
(4)請求項2または3に記載の電子カメラにおいて、演算手段は、第1画像において第1所定値以上である画像データに対応する画素を特定し、第2画像において特定した画素に対応する画像データのみを対象に第1所定値より大きい第2所定値以上である画像データをさらに特定し、該特定した画像データに対応する画素を欠陥と判定し、ライブビュー制御後に露光状態で撮像素子が撮像した画像のうち、欠陥画素による画像データを補正するための欠陥ノイズ補正情報を演算することもできる。
(5)請求項2〜4のいずれか一項に記載の電子カメラにおいて、演算手段は、第1画像および第2画像間において第1所定領域内の画像データに基づく平均値の差が第1所定値以上の場合、ライブビュー制御後に露光状態で撮像素子が撮像した画像の全域の画像データを補正するための暗電流ノイズ補正情報を演算することもできる。
(6)請求項5に記載の電子カメラにおいて、演算手段は、第1所定領域内の画像データに基づく平均値の差が第1所定値未満の場合、暗電流ノイズ補正情報を演算しないでもよい。
(7)請求項5または6に記載の電子カメラにおいて、演算手段は、第1所定領域内で光電変換素子を有する画素群からの画像データの第1平均値と、第1所定領域内で光電変換素子を有していない画素群からの画像データの第2平均値との差を第1画像および第2画像においてそれぞれ算出し、第1画像および第2画像の少なくとも一方において第1平均値と第2平均値との差が第1所定値以上の場合、ライブビュー制御後の画像の全域の画像データを補正するための暗電流ノイズ補正情報を演算することもできる。
(8)請求項5または7に記載の電子カメラにおいて、暗電流ノイズ補正情報は、差の大小に応じて補正量が可変にされていてもよい。
(9)請求項5〜8のいずれか一項に記載の電子カメラにおいて、演算手段はさらに、第2画像において第2所定領域内の画像データの第3平均値を演算し、ノイズ低減手段はさらに、演算手段によって演算された第3平均値が第2所定値以上の場合、ライブビュー制御後に撮像素子が遮光状態で撮像した第3画像と、ライブビュー制御後に撮像素子が露光状態で撮像した第4画像とに基づいて、ライブビュー制御後の画像を生成することもできる。
(10)請求項9に記載の電子カメラにおいて、ノイズ低減手段は、演算手段によって演算された第3平均値が第2所定値未満の場合、第4画像をライブビュー制御後の画像とすることもできる。
(11)請求項9または10に記載の電子カメラにおいて、演算手段は、撮像素子のうち他の領域に比べて温度上昇する領域を第2所定領域とすることもできる。
本発明によれば、ライブビュー動作を行った場合のノイズ補正処理を適切に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態による一眼レフ電子カメラの要部構成を説明する図である。図1において、カメラ本体10に対して着脱可能に構成された撮影レンズ50が装着されている。
被写体からの光は、撮影レンズ50のレンズ光学系51および絞り52を介してカメラ本体10へ入射される。カメラ本体10に入射した被写体光は、レリーズ前は破線で示すように位置するクイックリターンミラー(以下メインミラーと呼ぶ)11で上方のファインダ部へ導かれてファインダマット14に結像する。また、カメラ本体10に入射した被写体光の一部はサブミラー21で下方へ反射され、測距素子22にも結像する。測距素子22は、後述する位相差検出方式の焦点検出時に用いられる。
ファインダマット14に結像した被写体光はさらに、ペンタプリズム15へ入射される。ペンタプリズム15は入射された被写体光を接眼レンズ16へ導く一方、その一部をプリズム17へも導く。プリズム17へ入射された光は、レンズ18を介して測光センサ19へ入射される。測光センサ19は、被写体像の明るさに応じた光電変換信号を出力する。
レリーズ後はメインミラー11が実線で示される位置へ回動し、被写体光はシャッタ12を介して撮像素子13へ導かれ、その撮像面上に被写体像を結像する。撮像素子13は、画素に対応する複数の光電変換素子を備えたCCDイメージセンサなどによって構成される。撮像素子13は、撮像面上に結像されている被写体像を撮像し、被写体像の明るさに応じた光電変換信号を出力する。
電子カメラは、撮像素子13による撮像信号を画像記録用およびコントラスト情報検出用に用いる。コントラスト情報は、後述するコントラスト検出方式による焦点検出時に用いられる。液晶モニタ20は、カメラ本体10の背面に配設される。液晶モニタ10は、撮影画像や後述するライブビュー画像などを再生表示する。
図2は、図1の一眼レフ電子カメラの回路構成を例示するブロック図である。タイミングジェネレータ(TG)134は、システム制御部101から送出される指示に応じてタイミング信号を発生し、ドライバ133、AFE(Analog Front End)回路131およびA/D変換回路132のそれぞれにタイミング信号を供給する。ドライバ133は、撮像素子13に電荷を蓄積させ、蓄積電荷を掃き出させるための駆動信号を上記タイミング信号を用いて生成し、生成した駆動信号を撮像素子13へ供給する。
AFE(Analog Front End)回路131は、撮像素子13から出力される光電変換信号(蓄積電荷)に対するアナログ処理(ゲインコントロールなど)を行う。A/D変換回路132は、アナログ処理後の撮像信号をディジタル信号に変換する。温度センサ114は、撮像素子13の温度を検出し、温度検出信号をシステム制御部101へ送信する。
システム制御部101はマイクロコンピュータなどによって構成される。システム制御部101は、後述する各ブロックから出力される信号を入力して所定の演算を行い、演算結果に基づく制御信号を各ブロックへ出力する。フラッシュメモリ105は、システム制御部101が実行するプログラムを記憶する。
半押しスイッチ112および全押しスイッチ113は、レリーズボタン(不図示)の押下操作に連動して、それぞれがオン信号をシステム制御部101へ出力する。スイッチ112からのオン信号は、レリーズボタンが通常ストロークの半分程度まで押し下げ操作されると出力され、半ストロークの押し下げ操作解除で出力が解除される。スイッチ113からのオン信号は、レリーズボタンが通常ストロークまで押し下げ操作されると出力され、通常ストロークの押し下げ操作が解除されると出力が解除される。
操作部材106は、各種設定および選択操作に応じた設定・切換え信号をシステム制御部101へ出力する。操作部材106には、ライブビューモードに切替える操作部材や、撮像感度(ISO感度)、露出演算モード(プログラムオート、絞り優先オート、シャッター速度優先オート等)などを設定する操作部材、および操作方向を示す信号を出力する十字スイッチなどが含まれる。ライブビューモードは、ライブビュー画像の表示を許可する動作モードである。
AF制御部107は図1の測距素子22を含む。AF制御部107は、測距素子22による検出信号を用いて撮影レンズ50による焦点調節状態(デフォーカス量)を検出し、検出結果に応じてレンズ光学系51を構成するフォーカスレンズ(不図示)の移動量を算出する。フォーカスレンズの移動量を示す信号は、システム制御部101およびレンズ通信部109を介して撮影レンズ50へ送信される。
測光制御部108は図1の測光センサ19を含む。測光制御部108は、測光センサ19による検出信号を用いて被写体輝度を算出する。測光制御部108はさらに、設定されている撮像感度、レンズ通信部109で受信されるレンズ情報、および算出した被写体輝度を用いて周知の露出演算を行い、制御露出を決定する。露出演算モードは、操作部材106からの操作信号に対応する露出演算モードで行う。
レンズ通信部109は、カメラ本体10に装着されている撮影レンズ50との間で通信を行う。カメラ本体10および撮影レンズ50間の通信により、絞り値やレンズデータなどのレンズ情報が撮影レンズ50からカメラ本体10へ送信される一方、上記フォーカスレンズの移動量や駆動指示などのレンズ制御情報がカメラ本体10から撮影レンズ50へ送信される。
シャッタ制御部110は、システム制御部101から送出される指示に応じてシャッタ12(図1)のチャージおよび駆動制御を行う。ミラー制御部111は、システム制御部101から送出される指示に応じて、メインミラー11のミラーアップ(図1において実線で示す位置へ退避させる)駆動、およびミラーダウン(図1において破線で示す位置へ復帰させる)駆動を制御する。
画像処理部102はASICなどによって構成される。画像処理部102は、システム制御部101からの指示によりディジタル変換後の画像データに色補間処理、ホワイトバランス処理などの画像処理を行う他、画像処理後の画像データを所定の形式で圧縮する圧縮処理、圧縮された画像データを伸長する伸長処理などを行う。
表示画像作成回路104は、液晶モニタ20に表示するための表示データを生成する。記録媒体150は、たとえば、メモリカードなどのデータストレージ部材によって構成される。システム制御部101は、記録媒体150に撮影画像のデータを保存したり、記録媒体150に保存しているデータを読み出すことが可能である。バッファメモリ103は、各画像処理、画像圧縮処理および表示データ生成処理の途中や処理前後のデータを一時的に格納するために使用される。
<ライブビュー画像表示>
ライブビューモードは、たとえば、撮像素子13から出力された撮像信号に基づいて生成したモニター画像(ライブビュー画像)を観察したい場合や、撮像素子13から出力された撮像信号に基づいてフォーカス調節(コントラスト検出方式によるAF)を行いたい場合に設定される。
ライビューモードに設定されたシステム制御部101は、撮影指示前に撮像素子13で逐次撮像される画像を液晶モニタ20に逐次再生表示させるライブビュー画像の表示を行う。撮影者が接眼レンズ16から被写体像を確認できない撮影姿勢などでは、被写体像を液晶モニタ20で観察できるライブビュー画像表示が有効である。
システム制御部101は、ライブビュー画像表示時にドライバ回路133へ駆動信号の切り替えを指示する。ドライバ回路133は、撮影用の駆動信号に代えてライブビュー用の駆動信号を撮像素子13へ供給する。バッファメモリ103は、画像処理部102が画像処理する前、画像処理した後、および画像処理途中の画像データを一時的に格納するように制御される。これにより、前フレームの撮像画像のデータに対する処理の終了を待たずに次フレームの撮像が可能にされる。処理が終了したフレームの画像から順に表示データが生成され、液晶モニタ20に逐次表示される(ライブビュー画像表示)。なお、動画記録モードを備えたカメラにおいては、その動画記録モードが選択設定されている場合にも、ライブビューモード設定時と同様に、このライブビュー画像表示が行われる。
<位相差検出AF>
AF制御部107は、位相差検出方式によるAF演算を行う。具体的には、レンズ光学系51の異なる領域を介して入射された一対のデフォーカス量検出用光束による像であって、それぞれが測距素子22上の異なる位置で撮像されている2つの像の相対位置ずれ量(相対間隔)を求める。
これら一対の被写体像は、レンズ光学系51が予定焦点面よりも前に被写体の鮮鋭像を結ぶいわゆる前ピン状態では互いに近づき、逆に予定焦点面より後ろに被写体の鮮鋭像を結ぶいわゆる後ピン状態では互いに遠ざかる。予定焦点面において被写体の鮮鋭像を結ぶ合焦状態には、測距素子22上の一対の被写体像が相対的に一致する。したがって、一対の被写体像の相対位置ずれ量を求めることにより、レンズ光学系51のフォーカス調節状態、すなわちデフォーカス量が得られる。撮影レンズ50がフォーカスレンズをデフォーカス量に応じて光軸方向に移動させることにより、撮影レンズ50のフォーカス調節が行われる。
<コントラスト検出AF>
メインミラー11をアップした状態では測距素子22へ被写体光束が導かれないため、上述した位相差検出方式によるAF演算ができない。そこで、システム制御部101は、コントラスト検出方式によるAF演算を行う。この場合のシステム制御部101は、レンズ通信部109を介してフォーカスレンズの移動を指示する信号を撮影レンズ50へ送信する。システム制御部101は、フォーカスレンズが光軸方向に移動されている状態で撮像素子13から出力される撮像信号に基づいて周知の焦点評価値演算を行うことにより、画像の高周波成分を尖鋭度に置き換えた焦点評価値(以後コントラスト情報と呼ぶ)を算出する。コントラスト情報は、レンズ光学系51が撮像素子13の撮像面上に尖鋭像を結ぶ合焦状態、すなわち、 撮像素子13によって撮像される被写体像のエッジのボケが最小の状態で最大になる。
コントラスト検出AF時のシステム制御部101は、合焦状態に対応する位置へフォーカスレンズを移動するように撮影レンズ50へ指示を送る。撮影レンズ50がフォーカスレンズを合焦位置へ移動させることにより、撮影レンズ50のフォーカス調節が行われる。コントラスト検出AFは、ライブビュー画像表示時に行われる。
本実施形態は、ライブビュー画像表示を行う場合のノイズリダクション処理に特徴を有するので、以後、ライブビューモードに設定されたシステム制御部101が行う処理を中心に説明する。
図3および図4は、ライブビューモードにおける撮影処理の流れを説明するフローチャートである。図3および図4の処理を行うプログラムはフラッシュメモリ105に格納されている。システム制御部101は、ライブビューモードに切替えられた状態で図3、図4による処理を繰り返し実行する。
図3のステップS11において、システム制御部101はレリーズボタンが半押し操作されたか否かを判定する。システム制御部101は、半押しスイッチ112からオン信号が入力された場合にステップS11を肯定判定してステップS12へ進み、半押しスイッチ112からオン信号が入力されない場合にはステップS11を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
ステップS12において、システム制御部101はAF制御部107に指示を送り、位相差検出AF処理を行わせてステップS13へ進む。ステップS13において、システム制御部101はレリーズボタンが全押し操作されたか否かを判定する。この全押し操作は、ライブビュー表示の開始指示となる。システム制御部101は、全押しスイッチ113からオン信号が入力された場合にステップS13を肯定判定してステップS14へ進み、全押しスイッチ113からオン信号が入力されない場合にはステップS13を否定判定し、ステップS11へ戻る。
ステップS14において、システム制御部101は、第1暗黒画像を取得してステップS15へ進む。暗黒画像は、たとえば、撮像素子13の蓄積時間を1/125(sec)にセットし、撮像素子13を遮光した状態(シャッタ12を閉鎖)で取得させる画像をいう。
ステップS15において、システム制御部101は、第1暗黒画像を構成する画像データに基づいて、以下のように欠陥情報および暗電流情報を検出してフラッシュメモリ105に記憶する。
<欠陥情報の検出>
システム制御部101は、第1暗黒画像を構成する全データを対象にレベル判定を行い、データ値が所定のノイズ判定閾値を超える場合、該データに対応するアドレス情報(xk,yk)、および該データ値(zk)をフラッシュメモリ105に記憶する。
<暗電流情報の検出>
第1暗黒画像は、撮像素子13に形成されている所定のOB(オプティカルブラック)領域(たとえば、有効画素領域の外側周囲部分)からのデータを含む。システム制御部101は、OB領域からの画像データのうち、光電変換素子(フォトダイオード)を備えるアドレスからのデータの平均値m1と、光電変換素子(フォトダイオード)を備えていないアドレスからのデータの平均値m2との差xdをフラッシュメモリ105に記憶する。
システム制御部101は、以上のようにアドレス情報(xk,yk)、そのデータ値(zk)、および差xdをフラッシュメモリ105に記憶するとステップS16へ進む。ステップS16において、システム制御部101はミラー制御部111へ指示を送り、メインミラー11のアップ駆動を開始させてステップS17へ進む。ステップS17において、システム制御部101はライブビュー表示を開始させてステップS18へ進む。具体的には、ライブビュー用の撮像を開始した撮像素子13から逐次出力される画像信号から作成したライブビュー画像を液晶モニタ20に表示させる。
ステップS18において、システム制御部101は、コントラスト検出方式によるAF処理を行ってステップS19へ進む。ステップS19において、システム制御部101はレリーズボタンが全押し操作されたか否かを判定する。この全押し操作は、ライブビュー表示の終了指示となる。システム制御部101は、全押しスイッチ113からオン信号が入力された場合にステップS19を肯定判定してステップS21へ進み、全押しスイッチ113からオン信号が入力されない場合にはステップS19を否定判定し、ステップS18へ戻る。
ステップS21において、システム制御部101はミラー制御部111へ指示を送り、メインミラー11のダウン駆動を開始させてステップS22へ進む。ステップS22において、システム制御部101はライブビュー表示を終了させてステップS23へ進む。
ステップS23において、システム制御部101は、ライブビュー表示前に対するライブビュー表示後の温度上昇幅が所定温度以上か否かを判定する。システム制御部101は、温度センサ114からの温度検出信号に基づいて所定温度以上の上昇を検出した場合はステップS23を肯定判定してステップS24へ進む。システム制御部101は、温度上昇幅が所定温度未満である場合にはステップS23を否定判定し、図4のステップS27へ進む。本実施形態では、ステップS23を否定する場合にはノイズリダクション処理を行わない。
ステップS24において、システム制御部101は、第2暗黒画像を取得してステップS25へ進む。第2暗黒画像の取得条件は、上記第1暗黒画像の取得条件と同様とする。
ステップS25において、システム制御部101は、第2暗黒画像を構成する画像データに基づいて、ステップS15の場合と同様に欠陥情報および暗電流情報を検出してフラッシュメモリ105に記憶する。
<欠陥情報の検出>
システム制御部101は、第2暗黒画像を構成する全データを対象にレベル判定を行い、データ値がステップS15の場合と同様のノイズ判定閾値を超える場合、該データに対応するアドレス情報(x'k,y'k)、および該データ値(z'k)をフラッシュメモリ105に記憶する。
<暗電流情報の検出>
第2暗黒画像も、第1暗黒画像と同様に撮像素子13におけるOB(オプティカルブラック)領域からのデータを含む。システム制御部101は、OB領域からの画像データのうち、光電変換素子(フォトダイオード)を備えるアドレスからのデータの平均値m'1と、光電変換素子(フォトダイオード)を備えていないアドレスからのデータの平均値m'2との差x'dをフラッシュメモリ105に記憶する。
<ホットスポット情報の検出>
システム制御部101はさらに、第2暗黒画像を構成するデータのうち有効画素領域内のホットスポット判定領域からの画像データの平均値xhを算出し、該平均値xhをフラッシュメモリ105に記憶する。ホットスポット判定領域は、撮像素子13のうち温度上昇しやすい領域(たとえば、増幅回路に近いため該増幅回路で発生した熱が伝わりやすい画素領域)であり、その領域に含まれる画素を示すアドレス情報があらかじめフラッシュメモリ105に記憶されている。
システム制御部101は、以上のようにアドレス情報(x'k,y'k)、そのデータ値(z'k)、差x'd、および平均値xhをフラッシュメモリ105に記憶するとステップS26へ進む。
ステップS26において、システム制御部101は、ノイズリダクション処理に必要な情報をセットする。
[1]欠陥補正情報
システム制御部101は、アドレス情報(xk,yk)、およびアドレス情報(x'k,y'k)に該当するアドレスからの画像データを対象に欠陥補正を行うためのフラグf1をセットする。これにより、後述するステップS32において、撮影用の蓄積後に撮像素子13から読み出される画像データのうち、対応するアドレスからのデータに対して欠陥補正用のデータをそれぞれ加算する。欠陥補正用のデータは、データ値zkまたはz'kに応じて大きさが異なる補正データがあらかじめフラッシュメモリ105に記憶されている。なお、補正用データが負の値の場合は減算となることはいうまでもない。
[2]暗電流補正情報
システム制御部101は、差xdおよび差x'dの少なくとも一方が所定の判定閾値xdth以上の場合、暗電流補正を行うためのフラグf2をセットする。これにより、後述するステップS32において、撮影用の蓄積後に撮像素子13から読み出される全ての画像データに対し、暗電流補正用のデータをそれぞれ加算する。暗電流補正用のデータは、差xdまたはx'dに応じて大きさが異なる補正データがあらかじめフラッシュメモリ105に記憶されている。なお、補正用データが負の値の場合は減算となることはいうまでもない。
[3]2回蓄積情報
システム制御部101は、平均値xhが所定の判定閾値xhth以上の場合、2回蓄積によるノイズリダクションを行うためのフラグf3をセットする。これにより、後述するステップS30の撮影用の蓄積の際に2枚の画像データを取得する。1枚目の画像データは、撮像素子13の蓄積時間を制御シャッタ秒時にセットし、撮像素子13を露光状態(シャッタ12を開)で取得する画像データ(Img1(x,y)とする)である。2枚目の画像データは、撮像素子13の蓄積時間として上記制御シャッタ秒時を維持し、撮像素子13を遮光した状態(シャッタ12を閉)で取得する画像データ(Img2(x,y)とする)である。2回蓄積によるノイズリダクションは、画像データ(Img1(x,y))から画像データ(Img2(x,y))を減算して行う。
システム制御部101は、ノイズリダクション処理に必要な情報をセットすると図4のステップS27へ進む。
図4のステップS27において、システム制御部101は測光制御部108へ指示を送り、AE(自動露出)演算させてステップS28へ進む。ステップS28において、システム制御部101はミラー制御部111へ指示を送り、メインミラー11のアップ駆動を開始させてステップS29へ進む。
ステップS29において、システム制御部101は撮像素子13を初期化(電荷排出等)させてステップS30へ進む。ステップS30において、システム制御部101は撮像素子13に撮影用の電荷蓄積および蓄積電荷の掃き出しをさせてステップS31へ進む。なお、フラグf3がセットされている場合は、上述したように2回蓄積を行って画像データ(Img1(x,y))および(Img2(x,y))をそれぞれ取得する。
ステップS31において、システム制御部101はミラー制御部111へ指示を送り、メインミラー11のダウン駆動を開始させてステップS32へ進む。ステップS32において、システム制御部101は画像処理部102へ指示を送り、撮像画像に対して必要なノイズリダクション処理、および所定の画像処理を行わせてステップS33へ進む。
必要なノイズリダクション処理は、色補間処理等の画像処理を行う前のデータ、いわゆるRAWデータに対して行う。具体的には、フラグf1がセットされていれば、RAWデータのうち、対応するアドレスからのデータに対して欠陥補正用のデータをそれぞれ加算する。ステップS30にて2回蓄積を行った場合は、画像データ(Img1(x,y))から画像データ(Img2(x,y))を減算した後の画像データに対し、欠陥補正用のデータを加算算する。
また、フラグf2がセットされていれば、RAWデータの全てに対し、暗電流補正用のデータをそれぞれ加算する。ステップS30において2回蓄積を行った場合は、画像データ(Img1(x,y))および(Img2(x,y))のそれぞれに対し、欠陥補正用のデータを加算する。
画像処理部102は、ノイズリダクション処理後の画像データに対して所定の画像処理を行う。ステップS33において、システム制御部101は画像データを記録媒体105に記録してステップS34へ進む。ステップS34において、システム制御部101は表示画像作成回路104へ指示を送り、液晶モニタ20に撮影画像を再生表示させて図4による処理を終了する。
以上説明した処理は、一眼レフ電子カメラが他のモード(ライブビュー画像の表示を許可しないモード)に切換えられた場合、または操作部材106から操作信号が入力されない状態が所定時間以上継続した場合には終了する。
上述した補正フラグをリセットするタイミングは、たとえば、ステップS23において判定した温度の上昇が下降に転じ、ライブビュー表示前に対する温度上昇幅が所定範囲内に戻った時点とする。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)ライブビュー表示の前に第1暗黒画像を、ライブビュー表示の後に第2暗黒画像をそれぞれ取得し、ライブビュー表示後に撮影用に取得した画像データのうち、第1暗黒画像、および第2暗黒画像に基づいて決定したアドレスからのデータを対象にノイズリダクション処理を行うようにした。これにより、ライブビュー動作を行うことに起因して増加するノイズの影響を適切に抑え、高品位の撮影画像が得られる。
(2)ライブビュー表示後に撮影用に取得した画像データのうち、第1暗黒画像でノイズ判定閾値を超える信号に対応するアドレス(xk,yk)、および、第2暗黒画像でノイズ判定閾値を超える信号に対応するアドレス(x'k,y'k)に該当するアドレスからのデータを対象に欠陥補正処理を行うようにした。これにより、ライブビュー動作を行うことに起因して画素単位で増加するノイズの影響を適切に抑え、高品位の撮影画像が得られる。
(3)上記2においてノイズ判定閾値を超えない場合には欠陥補正を行わないから、常に欠陥補正処理を行う場合に比べて処理の負担を軽くすることができる。
(4)第1暗黒画像に含まれるOB領域からの画像データのうち、フォトダイオードを備えるアドレスからのデータ値の平均値m1とフォトダイオードを備えていないアドレスからのデータ値の平均値m2との差xd、および、第2暗黒画像に含まれるOB領域からの画像データのうち、フォトダイオードを備えるアドレスからのデータ値の平均値m'1とフォトダイオードを備えていないアドレスからのデータ値の平均値m'2との差x'dについて、少なくとも一方の差が判定閾値xdth以上の場合、ライブビュー表示後に撮影用に取得した画像データに暗電流の大小に応じた暗電流補正処理を行うようにした。これにより、ライブビュー動作を行うことに起因する暗電流の増加によって画像全域で増加するノイズの影響を適切に抑え、高品位の撮影画像が得られる。
(5)上記4において判定閾値xdth以上を超えない場合には暗電流補正処理を行わないから、常に暗電流補正処理を行う場合に比べて処理の負担を軽くすることができる。
(6)第2暗黒画像を構成するデータのうち、ホットスポット判定領域からの画像データの平均値xhが判定閾値xhth以上の場合、2回蓄積によるノイズリダクション処理を行うようにした。1枚目の画像データは、撮像素子13の蓄積時間を制御シャッタ秒時にセットし、撮像素子13を露光状態(シャッタ12を開)で取得する画像データ(Img1(x,y))であり、2枚目の画像データは、撮像素子13の蓄積時間として上記制御シャッタ秒時を維持し、撮像素子13を遮光した状態(シャッタ12を閉)で取得する画像データ(Img2(x,y))である。画像データ(Img1(x,y))から画像データ(Img2(x,y))を減算することで、ライブビュー動作を行うことに起因する撮像素子13の局所的な温度上昇によって局所的に増加する熱ノイズの影響を適切に抑え、高品位の撮影画像が得られる。
(7)上記6において判定閾値xhth以上を超えない場合には2回蓄積によるノイズリダクション処理を行わないから、常に行う場合に比べて処理の負担を軽くすることができる。
(8)撮像素子13の温度を検出する温度センサ114を設け、ライブビュー表示前に対する温度上昇幅が所定温度を超えた場合にのみ上記ノイズリダクション処理を行うようにした。常にノイズリダクション処理を行う場合に比べて処理の負担を軽くすることができる。
(変形例1)
上述した説明では、第2暗黒画像の全データを対象にレベル判定を行うようにした。この代わりに、第1暗黒画像に対して行ったレベル判定結果を用いることにより、第2暗黒画像の一部のデータのみを対象にレベル判定を行うようにしてもよい。たとえば、第1暗黒画像において予備判定閾値(予備判定閾値<ノイズ判定閾値)を超えた信号に対応するアドレスからのデータのみを対象に、第2暗黒画像がノイズ判定閾値を超えるか否かについてレベル判定を行う。この場合、第2暗黒画像の全データを対象にレベル判定を行う場合に比べて、判定処理の負担を軽くすることができる。
(変形例2)
上記の説明では、第1暗黒画像においてノイズ判定閾値を超える信号に対応するアドレス(xk,yk)と、第2暗黒画像においてノイズ判定閾値を超える信号に対応するアドレス(x'k,y'k)との双方に該当するアドレスからのデータを対象に欠陥補正を行うようにした。この代わりに、アドレス(xk,yk)およびアドレス(x'k,y'k)のうち共通するアドレスからのデータを対象に欠陥補正を行ってもよい。
(変形例3)
上述した説明では、ステップS30において単写撮影を行う例を説明した。連写撮影を行う場合であって、2回蓄積によるノイズリダクションを行う場合には以下のようにする。すなわち、撮像素子13の蓄積時間を制御シャッタ秒時にセットし、撮像素子13を露光状態(シャッタ12を開)で取得する画像データ(Img1(x,y))、(Img2(x,y))、(Img3(x,y))、…、(ImgN(x,y))をそれぞれ連写撮影してから、最後に撮像素子13の蓄積時間として上記制御シャッタ秒時を維持したままで撮像素子13を遮光した状態(シャッタ12を閉)とし、画像データ(Img(N+1)(x,y))を取得する。そして、画像データ(Img1(x,y))、(Img2(x,y))、(Img3(x,y))、…、(ImgN(x,y))のそれぞれから、画像データ(Img(N+1)(x,y))を減算する。
変形例3によれば、連写撮影を行う場合にも、ライブビュー動作を行うことに起因する撮像素子13の局所的な温度上昇によって局所的に増加する熱ノイズの影響を適切に抑え、高品位の撮影画像が得られる。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
本発明の一実施の形態による一眼レフ電子カメラの要部構成を説明する図である。 一眼レフ電子カメラの回路構成を例示するブロック図である。 ライブビューモードにおける撮影処理の流れを説明するフローチャートである。 ライブビューモードにおける撮影処理の流れを説明するフローチャートである。
符号の説明
10…カメラ本体
50…撮影レンズ
13…撮像素子
20…液晶モニタ
101…システム制御部
102…画像処理部
104…表示画像作成回路
105…フラッシュメモリ
106…操作部材
107…AF制御部
112…半押しスイッチ
113…全押しスイッチ
114…温度センサ

Claims (11)

  1. 被写体像を撮像して画像データを出力する撮像素子と、
    前記撮像素子に繰り返し撮像させ、該撮像素子から逐次出力される画像データに基づく再生画像を表示手段に逐次表示させるライブビュー制御手段と、
    前記ライブビュー制御の前に遮光状態で前記撮像素子が撮像した第1画像と、前記ライブビュー制御の後に遮光状態で前記撮像素子が撮像した第2画像とに基づいて、ノイズ補正情報を演算する演算手段と、
    前記ライブビュー制御後に露光状態で前記撮像素子が撮像する画像データに対し、前記ノイズ補正情報を用いてノイズ低減処理を施すノイズ低減手段とを備えることを特徴とする電子カメラ。
  2. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記ノイズ低減手段は、前記撮像素子の画素の欠陥に起因するノイズ、および前記画素を構成する光電変換素子の暗電流に起因するノイズのうち少なくとも一方の低減処理を行うことを特徴とする電子カメラ。
  3. 請求項2に記載の電子カメラにおいて、
    前記演算手段は、前記第1画像および前記第2画像の少なくとも一方において所定値以上である画像データに対応する画素を欠陥と判定し、前記ライブビュー制御後に露光状態で前記撮像素子が撮像した画像のうち、前記欠陥画素による画像データを補正するための欠陥ノイズ補正情報を演算することを特徴とする電子カメラ。
  4. 請求項2または3に記載の電子カメラにおいて、
    前記演算手段は、前記第1画像において第1所定値以上である画像データに対応する画素を特定し、前記第2画像において前記特定した画素に対応する画像データのみを対象に前記第1所定値より大きい第2所定値以上である画像データをさらに特定し、該特定した画像データに対応する画素を欠陥と判定し、前記ライブビュー制御後に露光状態で前記撮像素子が撮像した画像のうち、前記欠陥画素による画像データを補正するための欠陥ノイズ補正情報を演算することを特徴とする電子カメラ。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項に記載の電子カメラにおいて、
    前記演算手段は、前記第1画像および前記第2画像間において第1所定領域内の画像データに基づく平均値の差が第1所定値以上の場合、前記ライブビュー制御後に露光状態で前記撮像素子が撮像した画像の全域の画像データを補正するための暗電流ノイズ補正情報を演算することを特徴とする電子カメラ。
  6. 請求項5に記載の電子カメラにおいて、
    前記演算手段は、前記第1所定領域内の画像データに基づく平均値の差が前記第1所定値未満の場合、前記暗電流ノイズ補正情報を演算しないことを特徴とする電子カメラ。
  7. 請求項5または6に記載の電子カメラにおいて、
    前記演算手段は、前記第1所定領域内で光電変換素子を有する画素群からの画像データの第1平均値と、前記第1所定領域内で光電変換素子を有していない画素群からの画像データの第2平均値との差を前記第1画像および前記第2画像においてそれぞれ算出し、前記第1画像および前記第2画像の少なくとも一方において前記第1平均値と前記第2平均値との差が前記第1所定値以上の場合、前記ライブビュー制御後の画像の全域の画像データを補正するための暗電流ノイズ補正情報を演算することを特徴とする電子カメラ。
  8. 請求項5または7に記載の電子カメラにおいて、
    前記暗電流ノイズ補正情報は、前記差の大小に応じて補正量が可変にされていることを特徴とする電子カメラ。
  9. 請求項5〜8のいずれか一項に記載の電子カメラにおいて、
    前記演算手段はさらに、前記第2画像において第2所定領域内の画像データの第3平均値を演算し、
    前記ノイズ低減手段はさらに、前記演算手段によって演算された前記第3平均値が第2所定値以上の場合、前記ライブビュー制御後に前記撮像素子が遮光状態で撮像した第3画像と、前記ライブビュー制御後に前記撮像素子が露光状態で撮像した第4画像とに基づいて、前記ライブビュー制御後の画像を生成することを特徴とする電子カメラ。
  10. 請求項9に記載の電子カメラにおいて、
    前記ノイズ低減手段は、前記演算手段によって演算された前記第3平均値が前記第2所定値未満の場合、前記第4画像をライブビュー制御後の画像とすることを特徴とする電子カメラ。
  11. 請求項9または10に記載の電子カメラにおいて、
    前記演算手段は、前記撮像素子のうち他の領域に比べて温度上昇する領域を前記第2所定領域とすることを特徴とする電子カメラ。
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