JP2007228055A - 電子カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 AEB撮影で得た複数の被写体画像データの表示と記録に関して、記録容量の有効活用に合せて、撮影者が真に求める忠実な被写体画像データの記録と見易く判断が容易な表示の提供を目的とする。
【解決手段】 AEBプレビュー撮影により得られた複数の画像データとヒストグラムを表示させると共に、ヒストグラムも加えた選択により基準の画像データを選ぶ。選ばれた基準画像データと基準画像データを取得した撮影パラメータで本撮影を行い、得られた本撮影画像データを再度比較選択することで最良の画像データを得る。画像データはヒストグラムと共に表示、本記録画像データとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子カメラのプレビューと記録方式に関し、ブラケット撮影時の記録容量の効率的な使用とプレビュー動作と画像取込み時間を削減する方式に関するものである。
従来、電子カメラの方式には、プレビュモードで撮影された画像を記録する方式(特許文献1参照)、シャッターチャンスモードで撮影した画像のうち必要な画像のみを記録媒体に記録する方式(特許文献2参照)、連写画像を記録媒体に記録する前に、連写撮影結果を撮影者が長い時間を気にせずにに確認できる方式(特許文献3参照)が提案されている。また、ブラケット撮影で得られた複数の画像の中から撮影画像選択手段により選択した画像以外を自動的に消去するもの(特許文献4参照)が提案されている。
以下に従来例を説明する。
特許文献1は、プレビューモードで撮影された画像を記録する装置に関する提案で、プレビューモードで撮影された画像データを一時的にフレームメモリに取り込み、補正処理、圧縮伸張されてモニタ表示器に表示される。表示画像は撮影駒数の設定に従った駒数に対応した分割数で行われ、その中から撮影者が良好で記録が必要と判断した画像を記録釦の操作によりメモリカードに記録するという提案である。
特許文献2は、レリーズ動作の前後複数の画像を記録するシャッターチャンスモードで、画像データの記録開始を指示する前後に撮影した画像データを、内部メモリに記録すると同時に画像データの表示を行う。表示された画像データの中から撮影者が選択した画像データのみを外部メモリに記録することで無駄に記録容量を消費しない事を提案している。
特許文献3は、連続撮影により得られた画像データが、バッファメモリから記録媒体に記録完了するまでの長い待ち時間を撮影者に感じさせないように、連続撮影で得られた画像データがバッファメモリから保存用記録媒体に記録完了する前に、当該連写撮影画像データから得られた各撮影画像を合成したマルチ画面表示に表示したり、記録完了した画像と記録完了前の画像を区別して表示することで、撮影者に無駄と思われる待ち時間の解消を計っている。
特許文献4は、ブラケット撮影による複数画像を記録する場合に、複数の画像を撮影順番に関わらず露出値の順番に表示手段に表示して、画像選択手段により画像選択をおこない、選択画像以外の撮影画像を自動的に操作性良く消去する提案である。
特開平11−88761号公報 特開平10−257370号公報 特開2001−230958号公報 特開2000−125185号公報
しかしながら、特会平11―88761は、プレビューモードで撮影された画像を記録する提案では、撮影された画像データを一時的にフレームメモリに取り込み、補正処理、圧縮伸張して、撮影駒数に対応した分割数でモニタ表示し、その中から撮影者が良好で記録が必要と判断した画像をメモリカードに記録するもので、撮影駒数が増えるほど表示が見辛くなり、画像の判断が困難になる。また、記録容量と撮影予定枚数の兼ね合いで、必ずしも良好の画像全てを記録できなくなる。
特開平10−25370は、画像データの記録開始前後に撮影した画像データを、内部メモリに記録すると同時に画像データ表示を行って、表示された画像データの中から撮影者が選択した画像データのみを外部メモリに記録することで、無駄な記録容量の消費防止を行うが、記録開始前後の撮影画像が増えるに従い表示が煩雑になり、画像選択に支障を与える。また、記録容量の消費は、撮影者の画像選択に大きく左右され、効率的な活用にならない。
また、特開2001−230958は、連写による画像データが、バッファメモリから記録媒体に記録完了するまでの長い待ち時間を撮影者に感じさせないように、バッファメモリから保存用記録媒体に記録完了する前に、各撮影画像を合成したマルチ画面表示にしたり、記録完了した画像と記録完了前の画像を区別して表示して、撮影者に待ち時間の解消を計っている。しかし、マルチ表示で画像の区別を行う事で表示の見え具合が煩雑になるばかりで、撮影自体のタイムラグ削減にはならない。複数駒撮影時でもタイムラグの削減と表示の見え改善が要求される。
更に、特開2000−125185は、ブラケット撮影による複数画像を記録する場合に、複数の画像を撮影順番に関わらず露出値の順番に表示して、画像選択をおこない選択画像以外の撮影画像を自動的に操作性良く消去する提案だが、撮影した画像データは一度記録されその後消去されるので、記録されるべき容量の確保が重要になり、残容量や撮影画像サイズによっては撮影自体が不能となる恐れがあリ、選択された画像のみを記録することが望ましい。
以上より、撮影画像データの取込みから表示、記録までのタイムラグの削減、記録画像データの選択の効率化、無駄な記録容量を消費せず有効に活用すること、撮影した画像データを見易く且つ判断が容易にできる表示を提供することが求められている。それらを達成する事で操作性の良い、利便性の高い電子カメラを提供する事を目的とする。
上記の目的を達成する為に、
第一の発明では、露出値を変化して複数駒の撮影を行うAEBプレビュー撮影による撮影時に、AEBプレビュー撮影で設定した複数の露出補正値を使った露出補正制御を連続して行って、得られた画像データと画像データのヒストグラムを同時に表示する。このときの連続制御で得る画像データの取り込むタイミングを各制御の終了前に実行するものである。
画像の表示を見易く、選択判断を容易にすることと、画像取込みから表示までのタイムラグを削減することを目的としている。
第二の発明では、AEBプレビュー撮影で取り込んだ複数の画像データから比較用画像データを生成し、生成された複数の画像データから自動選択して基準の画像データを決定する。その基準の画像データと、基準の画像データを取得した補正値による本撮影で得られた本撮影画像データとを自動選択して、いずれか一方の画像データのみを記録するものである。
最良の画像データの一駒を記録画像データとすることで記録容量の有効利用と、自動選択による撮影者への操作性改善と利便性向上を目的としている。
さらに第三の発明では、AEBプレビュー撮影で取り込んだ複数の画像データから比較用画像データを生成して、生成された複数の画像データから自動選択して基準の画像データを決定、その基準の画像データと基準データを取得した補正値による本撮影で得られた本撮影画像データとを自動選択して表示する。それぞれ、比較用画像データ、基準の画像データ、本撮影画像データとこれら画像データのヒストグラムを各画像データの表示に合せて同時に表示する。そして、前記画像データの自動選択では比較パラメータとして画像データのヒストグラムを含めて実行している。
画像選択の自動化と最良画像データの記録で、操作改善と記録容量の有効利用を達成し、表示した画像データ、ヒストグラムにより、画像表示の比較が明解になり、選択画像の選択閾値が容易に確認できて、更なる選択閾値の改善が計れて、より良い撮影画像の記録が可能になる。
以上の説明から得られる効果は、
第一の発明では、露出値を変化して複数駒の撮影を行うAEBプレビュー撮影による撮影で、得られた画像データと画像データのヒストグラムを同時に表示することと、連続制御で得る画像データの取り込むタイミングを各制御の終了前に実行する事で、画像の表示を見易く、選択判断を容易にすることと、画像取込みから表示までのタイムラグを削減できる。
第二の発明では、AEBプレビュー撮影で取り込んだ複数の画像データから比較用画像データを生成し、それらの中から自動選択により基準の画像データを決定する。その基準の画像データと、基準の画像データを取得した補正値で本撮影した本撮影画像データとを自動選択する。両画像データのいずれか一方を記録する事で、記録容量の有効利用と、自動選択による撮影者への操作性改善と利便性向上を達成している。
さらに第三の発明では、AEBプレビュー撮影で取り込んだ複数の画像データから比較用画像データを生成し、それらの中から自動選択により基準の画像データを決定する。その基準の画像データと、基準データを取得した補正値で本撮影した本撮影画像データとを自動選択している。前記画像データの自動選択では比較パラメータとしてそれぞれの画像データのヒストグラムを含めている
ことに加え、比較用画像データ、基準の画像データ、本撮影画像データと画像データのヒストグラムを同時に表示していることで、画像選択の自動化と最良画像データの記録で、操作改善と記録容量の有効利用を達成し、表示した画像データ、ヒストグラムからは画像表示の比較が明解になり、選択画像の選択閾値が容易に確認でき、更なる選択閾値の改善によるより良い撮影画像の記録が可能になった。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
図1は、本発明の一実施形態による電子カメラ(画像処理装置)の構成を示すブロック図である。
図中、100は画像処理装置で、12は撮像素子14へ露光量を制御する為のシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子。レンズ310に入射した光線は、一眼レフレックス方式によって、絞り312、レンズマウント306及び106、ミラー130、シャッター12を介して撮像素子14に結像する。
16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変器。
18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路で、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路で、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画像補間処理や色変換処理を行なう。また、必要に応じて、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行ない、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が、露光制御を行うシャッタ制御手段40、測距制御手段42に対してTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(自動焦点検出制御)処理、AE(自動露制御)処理、EF(フラッシュ露光量検出制御)の制御を行なう。さらに、画像処理回路20では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行ない、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(自動ホワイトバランス調整)処理も行なう。
なお、本実施形態においては、測距手段42及び測光手段46を専用に備える構成としたために、測距手段42及び測光手段46を用いてAF(自動焦点検出制御)処理、AE(自動露出検出制御)処理、EF(フラッシュ露光量検出制御)処理の各処理を行い、上記画像処理回路20用いたAF(自動露出検出制御)処理、AE(自動露光量検出制御)処理、EF(フラッシュ露光量検出制御)処理の各処理を行なわない構成としても良い。
或いは、測距手段42及び測光手段46を用いてAF(自動焦点検出制御)処理、AE(自動露出検出制御)処理、EF(フラッシュ露光量検出制御)処理の各処理を行い、さらに、上記画像処理回路20用いたAF(自動露出検出制御)処理、AE(自動露光量検出制御)処理、EF(フラッシュ露光量検出制御)処理の各処理を行なう構成としても差し支えない。
22はメモリ制御回路で、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸張回路32を制御する。A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24、或いはメモリ30に書き込まれる。24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFTLCD等からなる画像表示部で、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現できる。
また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により表示をON/OFFすることが可能で、表示をOFFにした場合には画像処理装置100の電力消費を大幅に低減することが出来る。30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリで、所定枚数の静止画像や所定時間にわたる動画像を格納するのに十分な記録容量を備えている。 従って、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合でも、高速かつ大容量の画像データの書き込みをメモリ30に対して行なう事が可能である。
また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸張する圧縮・伸張回路で、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理あるいは伸張処理を行ない、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。40は測光手段46からの測光情報に基づいて、絞り312を制御する絞り手段340と連携しながら、シャッター12を制御するシャッター制御手段である。42は、AF(自動焦点検出制御)処理を行なう測距手段である。レンズ310に入射した光線を、一眼レフレックス方式によって、絞り312、レンズマウント306及び、ミラー130そして不図示の測距用サブミラーを介して、測距手段42に入射させることにより、光学像として結像された画像の合焦状態を検出する事が出来る。
46はAE(自動露出検出制御)処理を行なう為の測光手段である。レンズ310に入射した光線を、一眼レフレックス方式によって、絞り312、レンズマウント306及び106、ミラー130及び132そして不図示の測光用レンズを介して、測光手段46に入射させることにより、光学像として結像された画像の露出状態を検出することが出来る。また、測光手段46は、フラッシュ48と連携することによりEF(フラッシュ露光量検出制御)処理機能も有する。48はフラッシュで、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能を有する。
なお、撮像素子14から画像データを画像処理20が演算して得られた演算結果に基づき、システム制御回路50が、シャッター制御手段40、絞り制御手段340、測距制御手段342に対して、ビデオTTL方式を用いて露出制御及びAF(自動焦点検出制御)を行なうことも可能である。さらに、測距手段42による測定結果と、撮像素子14からの画像データを画像処理回路20が演算して得られた演算結果とを共に用いてAF(自動焦点検出制御)を行なっても良い。また、測光手段46による測定結果と、撮像素子14からの撮像データを画像処理回路20が演算して得られた演算結果とを用いて露出制御を行なってもよい。
50は画像処理装置100全体を制御するシステム制御回であり、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
54は、システム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカ等からなる表示部で、画像表示装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成される。 また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダー104内に設置される。表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報j表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示、レンズユニット300の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時計表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表示、等がある。
また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダー104内に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、ストロボ充電完了表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、記録媒体書き込み動作表示、等がある。
さらに、表示部54の表示内容のうち、LED等に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、ストロボ充電表示、ストロボ充電完了表示、記録媒体書き込み動作表示、マクロ撮影設定通知表示、二次電池充電状態表示、等がある。
そして、表示部54の表示内容のうち、ランプ等に表示するものとしては、例えば、セルフタイマー通知ランプ、等がある。このセルフタイマー通知ランプは、AF補助光と共用して用いてもよい。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えば、EEPROM等が用いられる。
60、62、64、66、68及び70は、システム制御回路50への各種動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作手段の具体的は説明を行なう。
60はモードダイアルスイッチであり、自動撮影モード、プログラム撮影モード、シャッター速度優先撮影モード、絞り優先撮影モード、マニュアル撮影モード、焦点深度優先(デプス)撮影モード、ポートレート撮影モード、風景撮影モード、接写撮影モード、スポーツ撮影モード、夜景撮影モード、パノラマ撮影モード、プレビュー撮影モード等の各種撮影モードを切換えて設定することが出来る。
62はシャッタースイッチSW1であり、不図示のシャッターボタンの半押し操作中でONとなり、AF(自動焦点検出制御)処理、AE(自動露出検出制御)処理、AWB(自動ホワイトバランス調整)処理、EF(フラッシュ露光量検出制御)処理等の動作を開始する。
64はシャッタスイッチSW2であり、不図示のシャッターボタンの押し操作完了(全押し)でONとなり、撮像素子12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸張回路32で圧縮を行ない、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
66はAEB(オート・エクスポージャー・ブラケット)設定スイッチで、1回の撮影で標準露光値、オーバー露光値、アンダー露光値の3駒分を自動段階露光するAEB撮影モードを設定すると共に、その際の露出補正ステップ値も設定することが出来る。
なお、プラスボタン及びマイナスボタン、或いは回転ダイアルスイッチを用いると、より迅速に補正ステップを設定することが可能になる。
68は単写/連写スイッチで、シャッタースイッチSW2を押した場合に1駒の撮影を行なって待機状態とする単写モードと、シャッッタースイッチSW2を押している間は連続して撮影を行ない続ける連写モードとを設定することが出来る。
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイメー切換えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、パノラマモード等の撮影及び再生を実行する際に各種機能の選択及び切換えを設定する選択/切換えボタン、パノラマモード等の撮影及び再生を実行する際に各種機能の決定及び実行を設定する決定/実行ボタン、画像表示部28のON/OFFを設定する画像表示ON/OFFスイッチ、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定するクイックレビューON/OFFスイッチ、JPEG圧縮の圧縮率を選択したり、撮像素子の信号をそのままデジタル化して記録媒体に記録するCCDRAWモードを選択したりするためのスイッチである圧縮モードスイッチ、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各種モード設定をするための再生スイッチ、シャッタースイッチSW1を押したならば、AF動作を開始し、一旦合焦したならばその合焦状態を保ち続けるワンショットAFモードと、シャッタースイッチSW1を押している間は連続してAF動作を続けるサーボAFモードとを設定することが出来るAFモード設定スイッチ、撮影モード状態において撮影した画像を目盛り30或いは記録媒体200或いは210から読み出して画像表示部28によって表示する再生動作の開始を指示する再生スイッチ等がある。
また、上記プラスボタン及びマイナスボタンの各機能は、回転ダイヤルスイッチを備えることによって、より迅速に数値や機能を選択することが可能になる。
72は電源スイッチであり、画像修理装置100の電源オン、電源オフの各モードを切換え設定することが出来る。 また、画像処理装置100に接続されたレンズユニット300、外部ストロボ、記録媒体200、210等の各種付属装置の電源オン、電源オフの設定も合わせて切換えることが出来る。
80は電源手段であり、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切換えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着有無、電池の種類、電池残量の検出を行ない、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
次に、図2から図6で上記構成の画像処理装置の動作を説明する。
図2は本提案の主要動作を示すAEBプレビュー動作のフローチャートである。
図2は撮像装置であるところの電子カメラにおいて、AEB撮影モードとプレビュー撮影モードが同時に設定される場合で、画像データを記録するメモリの記録容量が所定容量より少ない場合に、メモリの記録容量を有効に活用する為に、撮影された複数画像データ中から最良の画像データを記録する制御フローチャートである。記録容量を検出する複数の所定量は、単に容量が所定容量以下の場合と、記録画像の選択で当初設定した撮影駒数から駒数の減少が生じた場合、例えば、画質を向上させる目的で画像データの圧縮率、画像サイズの変更を行って記録する場合などである。
ステップS001は各種撮影動作の設定状態を確認するステータスで、システム制御回路50が、モードダイヤル60並びに、その設定状態に応じて他の情報設定手段の設定状態を確認する。
ステップS002は撮影モードが所定の設定状態か確認するステータスで、システム制御回路50が、モードダイヤル60の設定がプレビュー撮影モードの場合に、相対する情報設定状態としてAEB設定スイッチ66の状態を確認する。両方が設定されていればステップS003に進む。プレビュー撮影モードとAEB撮影モードが同時に設定されない場合はステップS001に戻り再度モード確認を行い、設定されているモードを実行する。
ステップS003は撮影動作を開始を判断するシャッタスイッチの検出を行うステータスで、シャッタースイッチ64のSW2ON状態を検出、SW2がONの場合は設定した撮影動作のステータスを開始する。ここで、SW2の状態が所定時間以上ONにならない場合はモード確認のステップに戻る。
ステップS004はAEB撮影実行フラグを設定、内部メモリ或いはメモリ52に記憶するステータスで、設定完了後にステップS05に進む。すでに設置されている場合も同様に進む。
ステップS005はAEB撮影に用いる所定の露出補正ステップ値を設定するステータスで、システム制御回路50が、予め設定されている補正パラメータの選択とその補正値に従った複数の制御値(ここでは絞り制御を行うので絞り値の補正値となる)を、絞り制御手段340に供給する。ここでは、露出制御の一つのパラメータとして絞り値の補正を行う例を記載したが、シャッタ制御手段40で制御するシャッタースピード(Tv値)での補正値、不図示のISO感度の補正値用いる事も可能である。
ステップS006、ステップS007、ステップS008は補正値に従った絞り値を設定するステータスで、システム制御回路50が、AEB撮影実行フラグを内部メモリ或いはメモリ52から読み出して、複数の絞り補正値で、絞り制御手段340により絞り314を駆動制御できる様に設定するステータスである。第一の補正値を選択した場合は、ステップS007、ステップS008のステータスを通過して絞り制御を実作動させるステップS009に進む。ステップS007では二番目に選択された補正値で絞りを制御するステータス、ステップS008は三番目に設定される補正値の制御を行うステータスである。本実施例では、プレビュー撮影モードでAEB撮影モードを設定しているので一番目の絞り設定値として露出アンダーを設定するプラス側の絞り値を、二番目の補正値は適正露出を設定するための絞り値、三番目は露出オーバーを設置するためのマイナス側の絞り値を、それぞれ設定している。これは、絞り制御に方向性を持たせてることで、複数の画像データを撮像、取り込み、処理する際のタイムラグ削減を考慮し、制御時間の短縮効率化を考慮している。
ステップS009は各絞り制御を開始するステータスで、それぞれ設定される補正値に対応して、システム制御回路50が絞り制御手段340を制御して絞り312を駆動する。
ステップS010は撮像素子14(CCD)の電荷クリヤ(イニシャライズ)のステータスで、システム制御回路50が制御を行う。その後ステップS011へ進む。
ステップS011は補正値を制御する設定絞り位置を検出するステータスで、システム制御回路50が、絞り32の駆動状態を不図示の検出手段により検出する。検出位置は、設定される絞り値に対し所定量だけ開放側であり、その絞り値に達したときにステップS12へ進む。その後も絞り制御は設定された最終絞り値まで制御を続ける。
ステップS012は複数の絞り値から画像データの取り込み開始と画像データのプレビュー表示動作のステータスで、撮影画像の取り込みから撮像素子(CCD)14による露光を開始、画像処理手段20で処理、加工、補正を行って画像表示メモリ24に記録され、TFTLCD等の画像表示部28でプレビュー表示する。ここで、画像取り込みのタイミングは、各設定の絞り値から所定絞り分だけ開放側の位置に達した時点で、不図示の信号発生手段により取り込み信号を得る。取り込まれた画像は撮像素子14で露光されるが、実際の絞り値よりも開放側の露光値で所定量分露出オーバになる。得られた画像データは、絞り値に対応した補正を加えた画像データに生成される。補正量は前述の所定の絞り値から絞り完了までの絞り値と露光量の相関実測値から求めており、略等しい値として用いる。設定画像の取り込みタイミングの設定と画像生成の処理は、複数回の絞り制御からプレビュー表示を行うまでのトータル時間、タイムラグを極力少なくする目的で行うものである。表示手段への表示は画像データ及び、画像データが持つ輝度或いは色(RGB)のヒストグラムを行い、ヒストグラムは個別または切り換えて行う事を選択可能にしている。
ステップS013は絞り制御の完了を判断するステータスで、システム制御回路50が、複数の絞り設定に対して絞り制御手段340が制御する絞り312の位置を検出して判断する。設定絞り値が達成されるまで制御と検出を行う。AEB撮影モードで設定される絞り制御を完了した時点でステップS014に進む。
ステップS014はAEB撮影動作が継続されているかを判断するステータスで、システム制御回路50がAEBフラグが設定されている場合は、次の補正絞り値制御のステータスに進む。
ステップS015はAEB撮影モードを解除するステータスで、複数の絞り制御が完了したか或いはAEB撮影が途中で解除されたかの検出を行い、AEB撮影モードが終了したと判断した場合はAEB撮影実行フラグを解除しステップS016へ進む。
ステップS016はAEB撮影による複数の画像データの中から一駒の画像データを選択するステータスで、表示中の複数の画像データの輝度及び色(RGB)のヒストグラムにより、不図示の選択手段により決定する。
ステップS017は選択決定した画像データを仮記録して必要に応じて表示するステータスで、画像データは記録手段のメモリ30に仮記録され、表示用の画像データは画像表示メモリ24に記録、必要に応じて表示手段28により表示される。ここでは、ステップS016の画像データの選択決定まで複数のAEB撮影画像データとヒストグラムの表示状態から、本ステータスで決定した画像データに置き換えられる。画像データとそのヒストグラムは前述と同様、輝度及び色(RGB)の個別或いは切り換え設定を可能にしている。その後撮影動作のステップS151に進む。
本撮影モードの撮影動作はこのフローチャートに不図示だが、AEB撮影画像データの選択手段で得られた唯一の画像データの撮影データと同一のパラメータで撮影を実行する。得られた画像データは、先にAEB撮影により選択し記録されている唯一の画像データと比較し、相対的に良い画像データを決定する。ここでの選択手段は、先の選択手段と同様のヒストグラムによる相対比較により行う。最終的に選択された画像データはメモリ30に本記録され、表示は操作部70の画像表示ON/OFFスイッチがONの場合、システム制御回路50が表示手段28により行われる。仮記録された生成画像データと本撮影による画像データを二分割画面で表示し、選択手段で選択された時点で画像データのみを残し非選択画像データの記録とプレビュー表示を消去する。これらはシステム制御回路50、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22、画像メモリ24、並びにメモリ30により行っている。
一連の表示例は図7、ヒスとグラムについては図8で説明する。
図3から図6は画像装置100の制御手順を示すフローチャートである。
図3は撮像処理の制御を示すフローチャートである。
ステップS101は初期設定のステータスで、電池交換等に伴う電源投入により、システム制御回路50はフラグや制御変数等を初期化し、画像処理装置100の各部に必要な所定の初期化を実行する。
ステップ102は電源スイッチ66のON/OFFの状態を検出するステータスで、システム制御回路50が、電源スイッチ66の設定状態を検出し、電源OFFに設定していればステップS103に進み、ONに設定されている場合はステップS104へ進む。
ステップS103は各動作の終了を行うステータスで、システム制御回路50により各表示部の表示をOFF状態に変更し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値を不揮発性メモリ56に記録する。また、電源制御手段80により、画像表示部28を含む画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する動作を実行した後、ステップS102に戻る。
ステップS104は電源の供給を確認するステータスで、電源制御手段80により、電池等により構成される電源86の残容量と残容量に対応する動作状況が、画像処理装置100の動作に支障を生じないか否かを判断する。支障があると判断されるとステップS105に進み、システム制御回路50によって表示部54を用いて画像や不図示の音声発生手段による所定の警告表示を行った後にステップS102へ戻る。一方、電源86に問題が無い場合はステップS106に進む。
ステップS106はモードダイヤル60の設定状態を確認するステータスで、システム制御回路50がモードダイヤル60の設定を確認して撮影モードであればステップS108に進むが、その他の選択されたモードの場合はステップS107に進む。
ステップS107は各種選択モードに応じた処理を実行するステータスで、システム制御回路50が選択されたモードに応じた処理を実行し、処理完了後ステップS102に戻る。
ステップS108は記録媒体の装着とその動作に影響があるか否かを判断するステータスで、システム制御回路50は、記録媒体200或いは210の装着状態、記録媒体200或いは201に記録された画像データの管理情報の取得が可能か、そして、記録媒体200或いは201の動作状態が画像処理装置100の動作に支障がないか、記録媒体に対する画像データの記録再生に支障を生じないないかの判断を行う。動作に支障があると判断した場合は、ステップS105に進む。
ステップS105は警告のステータスで、システム制御回路50が表示部54を用いて画像や不図示の音声発生手段による所定の警告表示を行い、その後ステップS102へ戻る。
ステップS109は撮影モードの連写撮影か単写撮影かの判断を行うステータスで、システム制御回路50は連写/単写スイッチ68の状態を検出し選択する。単写撮影の場合はステップS110に、連写撮影の場合はステップS111に進む。
ステップS110は単写撮影を設定するステータスで、システム制御回路50は内部メモリ或いは、メモリ52に単写撮影フラグを記録する。ステップS111は連射撮影を設定するステータスで、システム制御回路50は内部メモリ或いは、メモリ52に連写フラグを記録する。
単写/連写スイッチ68の設定状態により、シャッタースイッチ64のSW2を押した場合に、一回の撮影を行って待機状態とする単写モードと、シャッタースイッチ64のSW2を押している間は連続して撮影を行い続ける連写モードを切り替えて設定することが出来る。ステップS110、ステップS111で連写/単写撮影モードが設定された後は、ステップS112に進み撮影の露出決定手段の選択を行う。
ステップS112は露出制御のAEモードを設定するステータスで、システム制御回路50は、モードダイヤル60の設定状態を確認して、シャッタスピード(Tv)優先の撮影モードか絞り(Av)優先の撮影モードかの判断を行う。シャッタスピード(Tv)優先の撮影モード設定ではステップS113へ、絞り(Av)優先の撮影モード設定ではステップS114へ進む。ステップS113ではAEモードフラグをTv優先に設定し、ステップS114ではAEモードフラグをAv優先に設定する。AEモードフラグの状態は、システム制御回路50の内部メモリ或いは、メモリ52に記憶される。AEモードのフラグ設定終了後にステップS115に進む。
ステップS115はAEB(オート・エクスポージャ・ブラケッティング)撮影モードの設定を確認するステータスで、システム制御回路50は、AEB設定スイッチ66の設定状態を調べる。自動段階露光を行うAEB(オート・エクスポージャ・ブラケッティング)撮影モードが設定されているとステップS116へ進み、設定されていない場合はステップS118に進む。
ステップS116ではAEBフラグを設定してステップS117に、ステップS118ではAEBフラグを解除してステップS119に進む。
ステップS117はAEB撮影時の補正ステップ値を設定するステータスで、自動段階露光において標準露光値、オーバー露光値、アンダー露光値の3駒分を露光する際の露光段数差を設定することが出来る。この補正ステップ値は、一般的に1/3段、1/2段、1段程度の値が多く使用される。
なお、AEBフラグの状態及びAEB補正ステップ値は、システム制御回路50の内部メモリ或いは、メモリ52に記憶される。
ステップS119はAEB撮影モードが途中で打ち切られたかどうかを判断するステータスで、システム制御回路50は、AEB設定スイッチ66のが途中で解除されたか、或いはAEB補正ステップ値が0段に設定されていたか、或いはAEB撮影の途中で撮影動作を打ち切る設定がされているかを検出する。AEB撮影モードの打ち切りと判断した場合はステップS121に進み、AEB撮影モードが途中で打ち切られていない場合はステップS120に進む。
ステップS120はAEB撮影モードの設定情報を表示するステータスで、システム制御回路50は、表部54を用いて画像処理装置100の各種設定状態の表示を行う。 また、不図示の音声手段により音声による表示も可能としている。
ステップS121はAEBフラグを解除するステータスで、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されたAEBフラグを解除しステップS102に戻る。
なお、画像表示部28の画像表示がONに設定されていれば、画像表示部28をも用いて画像により画像処理装置100の各種設定状態の表示を行う。
ステップS120の処理が終了すると図4のステップS131に進む。
ステップ131はシャッタースイッチ62のSW1の状態を検出するステータスで、OFFの場合はステップS102の電源SWをチェックするステータスに戻り、ON の場合はステップS132に進む。
ステップ132はAEB撮影モードの設定を判断するステータスで、システム制御回路50は内部メモリ或いはメモリ52に記憶されたAEB実行フラグを検出し、AEB実行フラグが設定されている場合はすでにAEB撮影動作が開始されていると判断してステップS141に進み、フラグの設定がない場合はステップS133に進む。又、ステップ132では判定に加えて、AEB実行フラグが解除されていた場合、変数Nを設定して、N=0と初期化し、ステップS133に進む。
ステップ133は測距と測光処理のステータスで、システム制御回路50は、測距処理を行って絞り値及びシャッター時間を決定する測距・測光処理を行う。処理の終了後にステップS134に進む。
測距・測光処理のステップS133の詳細フローチャートは図5で説明する。
ステップS134は露出制御のモードを確認するステータスで、システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ、或いはメモリ52に記憶されるAEモードフラグの状態を確認する。AEフラグがAv優先に設定されている場合はステップS135、AEモードフラグがTv優先に設定されている場合はステップS136に進む。ここでは、AEモードフラグの状態に応じてステップS137で設定する撮像素子14の電荷蓄積時間を算出する基準シャッター速度を決定している。
ステップ135は撮像素子14の電荷蓄積時間を算出するための基準シャッター速度を設定するステータスで、測距・測光処理のステップS133で求めたシャッター速度(Tv値)に、ステップS117で設定した補正値を加えた値に決定する。ここで決定された基準シャッター速度は、AEB撮影においてオーバー露光値の撮影に用いるシャッター速度(遅いシャッタ速度)に相当する。このように、基準シャッター速度をオーバー露光値の撮影に設定する場合、この速度に従ったダーク取り込み処理を行なえば、絞り(Av)優先撮影モードでAEB撮影を行なった時に、3駒分の各駒においてシャッター速度を変える必要が無くなる。
ステップS136は基準シャッタ速度を設定するステータスで、基準シャッター速度を、測距・測光処理ステップS133で求めたシャッター速度(Tv値)そのままの値に決定する。
ここでは、AEモードフラグがTv優先(シャッター速度優先)に設定されていた場合、シャッター速度優先モードでは、AEB撮影において3駒共に等しいシャッター速度で撮影が行われなければならないから、測距・測光処理ステップS133で求めたシャッター速度のままで、電荷蓄積時間を算出するための基準シャッター速度に設定している。ステップS135、136での処理が終了するとステップS137に進む。
ステップS137は撮像素子の電荷蓄積時間を設定するステータスで、システム制御回路50が、ステップS135或いはステップS136で決定したシャッター速度に応じて、撮像素子14での電荷蓄積時間を設定する。ここで設定した電荷蓄積時間を用いて後述する撮影処理ステップS151及びダーク取り込み処理ステップS139、或いはステップS167で電荷蓄積を行う。
ステップS138は連写撮影か単写撮影かの動作設定を確認するステータスで、システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される単写/連写フラグの状態を確認して、単写が設定されていた場合はステップS140に進み、連写が設定されている場合はステップS139に進む。このように、ステップS138において単写が設定されていた場合は、ダーク取り込み処理ステップS139を行わずステップS140に進み、シャッタースイッチSW2がON状態であれば即レリーズ動作を行うことで、タイムラグを削減した制御を可能にしている。
ステップS139ではダーク取込み動作のステータスで、シャッター12を閉じた状態で未露光の撮影を行い、撮像素子14の暗電流のノイズ成分を本撮影と同じ時間蓄積し、蓄積後にノイズ画像信号を読み出すダーク取り込みの動作を行う。ダーク取り込み処理で取り込んだダーク画像データは、補正演算処理に用いられ、撮像素子14の発生する暗電流ノイズや撮像素子14固有の傷による画素欠損の画質劣化を伴った画像データに対して補正処理を施す。その処理が終了するとステップS140に進む。
不図示のダーク取り込み処理の制御、動作を以下に説明する。
システム制御回路50は、撮像素子14の電荷クリア動作を行なった後に、シャッター12が閉じた状態で、撮像素子14の電荷蓄積を開始する。設定した所定の電荷蓄積時間が経過したならば、システム制御回路50は、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16からメモリ制御回路20を介してメモリ30の所定領域へ画像データ(ダーク画像データ)を書き込む。このダーク取込みデータを用いて現像処理を行うことで、撮像素子14固有のキズによる画像欠損などの画質劣化に対する補正が可能となる。この画像データは、新たに測距・測光処理が行われるか、画像処理装置100の電源がOFFされるまで、メモリ30の所定領域に保持される。そして、その後撮像処理が実行され、撮影した画像データを撮像素子14より読み出して現像処理を行なう際に用いられる。或いは、先に撮影処理が実行されて、撮影した画像データを撮像素子14により読み出してメモリ30に書き込んである状態で、このダーク画像データを用いて現像処理を行なう際に用いられる。
ステップS140はシャッタースイッチSW2の状態を検出するステータスで、スイッチが押されていない場合はステップS141でシャッタースイッチSW1が開放(OFF)となるまで検出処理を繰り返す。ステップS141でシャッタースイッチSW1が開放になると、ステップS102に戻る。 ステップS140でシャッタースイッチSW2が押される(ON)と、ステップS142に移る。
ステップS142は画像データを記録するためのメモリの容量を確認する第一のステータスで、システム制御回路50は、メモリ容量が第一の所定容量以上あるか(新たに撮影した画像データ分をメモリ30の画像記憶可能バッファ領域内に確保できるか)を判断し、不足の場合は、ステップS143に移る。第一の所定容量以上の容量が有る場合は、ステップS144に進む。
ステップS144はメモリ容量を確認する第二のステータスで、システム制御回路50は、メモリ容量が第二の所定容量以上あるか判断して、第二の所定量以下の場合はステップS02に進み、第二の所定量以上の場合は、ステップS152でモード確認した結果、プレビュー撮影モードとAEB撮影モードが同時に設定されている場合はそれらを実行する制御フローに進む。ここの記録容量確認は、画像データの記録容量が少なくなった場合でも、最低限必要な撮影画像データを記録する為に、特に、複数駒撮影を実行するAEB撮影モードでプレビュー撮影を設定した場合に、最良の撮影画像データを確実に記録することを目的としている。ここで、記録容量の所定量確認で設定する第一の所定容量は第二の所定容量よりも大きく設定している。
ステップS143は警告動作を実行するステータスで、表示部54を用いて画像や不図示の音声発生手段による所定の警告を行なった後に、ステップS102に戻る。
ステップS145はAEB撮影実行フラグを確認するステータスで、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されたAEBフラグの状態を確認し、AEBフラグが設定されている場合はステップS146に進み、AEBフラグの設定がない場合は撮影処理を実行するステップS151に進む。
ステップS146はAEBフラグを記憶するステータスで、ステム制御回路50は、AEB実行フラグの状態を設定し内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
ステップS147はAEB撮影の補正ステップ値を確認、露出制御の変数設定値Nを調べ、その結果、変数によってそれぞれのステップへ進む。
ステップS148は変数N=0の場合に、AEB補正データを露光アンダー設定として、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。ステップS149は変数N=1の場合に、AEB補正データを露光標準設定として、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。ステップS150は変数N=2の場合に、AEB補正データを露光オーバー設定として、システム制御回路50の内部メモリ52に記憶する。その後、設定された露光値による撮影動作を実行するステップS151に進む。ここのAEB撮影モードの補正値設定は、プレビュー撮影モードとAEB撮影モードが同時に設定された場合と若干の違いがある。記録容量が所定量以上ある場合は、AEB撮影モードによる撮影画像データを複数駒分記録可能として、絞り制御から画像取込み、表示、記録は通常この制御フローで実行される。
図5はステップS133の測距・測光処理を示すフローチャートである。
測距・測光処理は、システム制御回路50と、絞り制御手段340或いは測距制御手段342との間で行われる各種信号の送受信は、インターフェイス120、コネクタ122、コネクタ322、インターフェイス320、レンズ制御手段350を介して行われる。
ステップS201は測距制御を開始するステータスで、システム制御回路50は、撮像素子14、測距手段42及び測距制御手段342を用いて測距を開始する。
ステップS202では、レンズ310に入射した光線は、絞り312、レンズマウント306及び106、ミラー130、不図示の測距用のサブミラーを介して測距手段42に入射して結像する。システム制御回路50は、その結像した画像が合焦したか否かを判断しながら測距(AF)制御を行う。
ステップS203では、測距(AF)制御の結果から合焦を判定、合焦判定の場合は、測距完了としてステップS204に進み、非合焦の場合はステップS202に戻り制御を続ける。
ステップS204は測距データを記憶するステータスで、システム制御回路50は、撮影画面内において複数の測距点から合焦した測距点データと共に測距データ及び/或いは設定パラメータを、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶して、ステップS205に進む。
ステップS205は測光開始のステータスで、システム制御回路50が、測光手段46を用いて、AE(自動露出)処理を開始する。
ステップS206は被写体の露出を得る測光制御のステータスで、システム制御回路50が、測光手段46を用いて、AE(自動露出)制御を行う。
ステップS207は露出(AE)が適正か否かを判断するステータスで、レンズ310に入射した光線は、絞り312、レンズマウント306及び106、ミラー130及び132、不図示の測光用レンズを介して、測光手段46に入射して結像されるが、その結像した光学像をシステム制御回路50が測定して、露出(AE)が適正か否かを判断、適正と判断されるまで制御を続ける。
露出(AE)が適正と判断された場合は、測光データ及び/或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶し、ステップS208に進む。
なお、測光処理ステップS206で検出した露出(AE)結果と、モードダイヤル60によって設定された撮影モードとに応じて、システム制御回路50は、絞り値(Av値)、シャッター速度(Tv値)を決定する。ここで決定したシャッター速度(Tv値)に応じて、システム制御回路50は、撮像素子14の電荷蓄積時間を決定し、この電荷蓄積時間で撮影処理及びダーク取り込み処理をそれぞれ行なう。
ステップS208はフラッシュが必要か否かを判断するステータスで、測光処理ステップS206で得られた測定データから、システム制御回路50はフラッシュが必要と判断した場合、フラッシュフラグをセットする。
ステップS209はストロボ充電のステータスで、フラッシュ48を充電する。
ステップS210はストロボの充電完了を判断するステータスで、充電完了した時点で、測距・測光ルーチンステップS133を終了する。
図6は、撮影動作のフローチャートで、ステップS151の詳細動作を表す。
撮影処理は、システム制御回路50と、絞り制御手段340或いは、インターフェイス120、コネクタ122、コネクタ322、インターフェイス320、レンズ駆動手段350を介して行われる。
ステップS301はミラーアップ動作のステータスで、システム制御回路50が、ミラー130を不図示のミラー駆動手段によりミラーアップ位置に移動する。
ステップS302は絞りを駆動するステータスで、AEBフラグが設定されていない場合は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されている測光データに従い、AEBフラグが設定されている場合は、AEB補正データに従って、絞り制御手段340により絞り312を所定の絞り位置まで駆動する。前述のプレビュー撮影モードとAEB撮影モードが同時に設定されている場合で、記録容量が所定量より少ない場合や記録画質を向上するために記録画質選択手段による撮影駒数の削減が撮影途中で行われた場合には、AEB撮影で選択された画像データを取得した撮影パラメータの絞り値に設定される。
ステップS303は撮像素子のイニシャライズのステータスで、システム制御回路50が撮像素子14のCCDの電荷クリア(イニシャライズ)動作を行う。
ステップS304は撮像素子14の蓄積を開始するステータスで、システム制御回路50が撮像素子14の蓄積開始を指示する。
ステップS305はシャッター開駆動のステータスで、システム制御回路50によりシャッタ制御手段40がシャッター12の動作をスタートさる。その後ステップS306に進む。
ステップS306は露光のステータスで、入射光束に対応した露光を撮像素子14により行う。
ステップS307はフラッシュフラグの設定を確認するステータスで、ストロボ光が必要か否かを判断し、ストロボ光が必要な場合はステップS308へ進む。
ステップS308はフラッシュ発光のステータスで、フラッシュ48を発光させる。
ステップS309は露光終了を検出するステータスで、システム制御回路50は、AEBフラグが設定されていない場合は測光データに従い、AEBフラグが設定されている場合はAEB補正測光データに従って、撮像素子14の露光終了を検出する。前述のAEB撮影モードでかつプレビュー撮影モード設定時に記録容量が所定の容量より少ない場合や記録画質を向上するために記録画質選択手段による撮影駒数の削減が撮影途中で行われた場合には、AEB撮影で選択された画像データを取得した撮影パラメータの絞り値が設定され、この絞りを制御して露光を終了する。
ステップS310はシャッタ閉駆動のステータスで、ステップ309の露光終了後に、シャッター制御手段40によって、シャッター12を閉じ、撮像素子14の露光動作を完了させる。
ステップS311は絞りの初期位置出しのステータスで、システム制御回路50は、絞り制御手段340によって絞り312を開放絞り値まで駆動する。
ステップS312はミラーダウンのステータスで、ミラー130を不図示のミラー駆動手段によりミラーダウン位置に移動する。
ステップS313は電荷蓄積時間の完了を確認するステータスで、設定した電荷蓄積時間の経過を検出し、時間が経過した時点でステップS314に進む。
ステップS314は電荷蓄積の終了を行うステータスで、システム制御回路50が、撮像素子14の電荷蓄積を終了する。
ステップS315は撮像素子14から電荷信号を読み出すステータスで、得られた電荷信号を、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30の所定領域へ撮影画像データを書き込むステータスである。このフローチャートでは不図示だが、前述のAEB撮影モードとプレビュー撮影モードの同時設定時に、記録容量が所定の容量より少ない場合や記録画質を向上するために記録画質選択による撮影駒数の削減が撮影途中で実施された場合には、撮影した画像データはメモリ30の所定領域へ一度書き込まれるが、先のAEB撮影時に撮影し生成された画像データとの間で、ヒストグラムによる比較選択を行う不図示の選択手段により選択される。選択決定された画像データはメモリ30に本記録され、画像表示メモリ24への記録と必要時には表示手段28で比較画像データの双方と選択後の画像データを表示できる。この一連の撮影動作処理を終えて撮影処理ルーチンを終了する。
図7はAEB撮影モードとプレビュー撮影モードが同時に設定されて、AEB撮影された結果で得られた画像データのプレビュー表示である。
(a)はAEB撮影モードの複数の露出補正値で撮影した画像データのプレビュー表示を示し、左から露出アンダーに設定した場合、適正露出に設定した場合、露出アンダーに設定した場合の画像データとそれぞれ画像データのヒストグラム表示である。画像データはプレビュー撮影において露出補正を行うための絞り制御完了前に取り込んだ画像を補正し、生成した画像データである。ヒストグラムは画像データの輝度情報を表示しているが、色のヒストグラムでも良く、また、交互に表示させる事も任意に設定できることを可能にしている。最良画像データの決定はヒストグラム情報を比較して自動選択により行うが、ヒストグラムを表示することで自動選択の閾値、重み付け、選択の傾向など、撮影者が意図する画像選びの重要情報として活用出来る様にしたものである。
複数の画像データとヒストグラムの中で、選択作業終了時点で選択画像データとヒストグラムのみが残り、他の画像データとヒストグラムは表示を継続する。
(b)は前述のAEB撮影で得られた複数の画像データから、選択手段によって得られた最良画像データの表示とヒストグラム、選択された最良画像データを得た撮影パラメータの補正値による本撮影で得られた画像データとヒストグラムを表示したものである。ヒストグラムは色(RGB)の表示で有るが、輝度情報でも、交互に表示することも撮影者の選択により可能にしている。この両画像データから最終的に記録する画像データを選択するが、ここでもヒストグラムによる自動選択を行う。複数撮影画像の選択で、最良画像データの決定、及び自動選択手段を採用する事で、撮影時間の効率化、記録容量の有効活用含めて、撮影者へのカメラ操作性と利便性の向上を達成している。
(c)はメモリ30に本記録するために一コマのみを選択する選択手段により選択決定された画像データを表示しており、ここの選択手段は先の複数の撮影画像データから一駒を選択決定したと同様の選択手段で、ヒストグラムによる相対比較を行っている。
図8は画像選択手段で画像データの相対比較を行うためのヒストグラムをあらわしている。各画像データの輝度情報と色(RGB)の情報のヒストグラム比較により最良の画像データを得ている。
(a)は輝度情報を表すヒストグラムであり、横軸が明るさ、縦軸に明るさの画素数を積み上げて表現して、グラフの左側が暗く右側にほど明るいことを表している。即ち、左側にグラフが高くなっている場合は暗い画像で、右側が高いグラフでは明るい画像ということになる。このヒストグラムから、撮影画像データの露出レベルの傾向と全体の階調を判断する事ができる。
(b)は色の輝度情報を表すヒストグラムであり、それぞれ、赤(R)、緑(G)、青(B)の明るさを表している。輝度情報と同様、横軸は明るさ、縦軸は各色の明るさの画素の積み上げで表現している。
暗く薄い色ほど左側に、明るく濃い色ほど右側に積み上げられ、左側に積み上げられた成分は色の情報が無く、右端に積み上げられた色は飽和して階調が無い。色の調和と階調の状態、ホワイトバランスの傾向が確認できる。各画像データのこれらヒストグラムの相対比較によって画像を選択決定する。
本発明による電子カメラの撮像処理に関する構成を示すブロック図 本発明の撮像処理に関する主要動作の、プレビュー撮影、AEB撮影モードの制御手順フローチャート 本発明の撮像処理に関する主要動作の制御手順のフローチャート 本発明の撮像処理に関する図3に続く制御手順のフローチャート 本発明の図4のステップS133の測距・測光動作、制御手順のフローチャート 本発明の図4のステップS151の撮影動作、制御手順のフローチャート 本発明の撮像処理に関する、AEBプレビュ撮影による複数画像データの表示例 本発明の撮像処理に関する、撮影画像データのヒストグラムの例を表す図
符号の説明
12 シャッタ
14 撮像素子
16 A/D変換器
18 タイミング発生回路
20 画像処理回路
22 メモリ制御回路
24 画像表示メモリ
26 D/A変換器
30 メモリ
32 画像圧縮・伸張回路
40 シャッター制御手段
42 測距手段
46 測光手段
48 フッラッシュ発光手段
50 システム制御回路
52 メモリ
54 表示手段
56 不揮発性メモリ
60 モードダイヤルスイッチ
62、64 シャッタダイヤルスイッチSW1、SW2
66 AEB設定スイッチ
68 単写/連写スイッチ
70 操作部
72 電源スイッチ
80 電源制御部
82、84 コネクタ
86 電源手段
90、94 インターフェイス
92、96 コネクタ
98 記録媒体着脱検知手段
100 画像処理装置
104 光学ファインダ
106 レンズマウント
110 通信手段
112 コネクタ(アンテナ)
120 インターフェイス
122 コネクタ
130、132 ミラー
200、210 記録媒体
202、212 記録部
204、214 インターフェイス
206、216 コネクタ
300 レンズユニット
306 コネクタ
310 撮影レンズ
312 絞り
320 インターフェイス
322 コネクタ
340 露光制御手段
342 測距制御手段
344 ズーム制御手段
350 レンズシステム制御手段

Claims (3)

  1. 露出値を変化して複数駒撮影を行うAEBプレビュー撮影手段と、
    AEBプレビュー撮影の撮影動作で複数の補正値制御を連続して行う補正値制御手段と、
    AEBプレビュー撮影で得られる複数の画像データとヒストグラムをプレビューする表示手段とを有し、
    複数回の連続制御で取り込む画像データの取り込みを、各制御の終了前に実行する事を特徴とする電子カメラ。
  2. AEBプレビュー撮影で取り込んだ複数の画像データから比較用画像データを生成する生成手段と、
    生成された複数の画像データから基準の画像データを選択する自動選択手段1と、
    基準の画像データを取得した補正値を使用して本撮影を行う撮影手段と、
    基準の画像データと前記本撮影による画像データを選択する自動選択手段2とを有し、
    前記自動選択手段2により、基準の画像データと本撮影画像データのいずれか一方を記録する事を特徴とする電子カメラ。
  3. AEBプレビュー撮影で取り込んだ複数の画像データから比較用画像データを生成する生成手段と、
    生成された複数の画像データから基準の画像データを得る自動選択手段1と、
    基準の画像データを取得した補正値を使用して本撮影を行う撮影手段と、
    基準の画像データと前記本撮影による画像データを選択する自動選択手段2と、
    これらの得られた画像データと画像データのヒストグラムを同時にプレビューする表示手段とを有し、
    前記自動選択手段1と自動選択手段2は、画像データのヒストグラムの選択をも行うことを特徴とする電子カメラ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009232026A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Nikon Corp 電子カメラ
KR101387407B1 (ko) * 2007-09-13 2014-04-22 삼성전자주식회사 디지털 영상 처리장치의 제어장치 및 그 방법
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JP2016054506A (ja) * 2015-11-05 2016-04-14 キヤノン株式会社 撮像装置、ヒストグラムの表示方法、プログラム、画像処理装置

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