JP2009231255A - エネルギー変換器及び電磁調理器兼攪拌装置 - Google Patents

エネルギー変換器及び電磁調理器兼攪拌装置 Download PDF

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Abstract

【課題】エネルギー変換器及び電磁調理器兼攪拌装置において、磁性コアでの磁束の吸収を低減し、誘導加熱を効率よく行えるようにする。
【解決手段】エネルギー変換器は、上面に平面を有する板部21の下方に配設され、電源に接続されて平面上に交番磁界及び/又は回転磁界を発生する磁気発生機構部と、平面上に載置されたときに磁気発生機構部と磁気的空隙を隔てて対向するように構成され、回転磁界により回転駆動される回転機構部とを備える。磁気発生機構部が、円周上にそれぞれ配された複数個の、磁性コア22C−2の周囲に導線22c−3を巻回した駆動用コイル22C、と、駆動用コイル22Cが配された円周の内側及び外側の円周上にそれぞれ各々の円周に沿って導線を巻回した交番用コイル22A、22Bとを備える。
【選択図】図4A

Description

本発明は磁気発生機構部と回転機構部とが互いに分離可能に組み立てられたエネルギー変換器及び電磁調理器兼攪拌装置に関し、特に交番磁界を発生する磁気発生機構部の構造に関するものである。
従来より、交番磁界を発生する他に回転磁界を発生する磁気発生機構部と、この磁気発生機構部から発生する回転磁界により回転駆動する回転翼等の回転体を有する回転駆動機構部とを互いに分離独立した別の器具とし、磁気的空隙を隔てて組み付け可能にした交流エネルギー変換駆動機器が提案されていて、この交流エネルギー変換駆動機器では、磁気発生機構部を、食物を煮炊きするIH(induction heating)調理器として使用する他に、回転機構部を組み付けることによってファンや、ミキサー等の調理用具として使用することが提案されている(特許文献1)。
一方、上記交流エネルギー変換駆動機器の原理を利用したものとしては、翼を備えた回転機構部を例えば床板を隔てて湿気が多い床下に配設し、換気が必要なときだけ床上に磁気発生機構部を配置することによって、磁気発生機構部が電磁誘導により回転機構部を回転駆動するようにした電動式換気装置が提案されている(特許文献2)。また台所の流しの底壁の下側に磁気発生機構部を配設し、前記底壁の上側に攪拌扇を備えた回転機構部を配置して、この回転機構部の上に洗浄すべき食器等を収容した籠体を載置することによって、磁気発生機構部が電磁誘導により回転機構部を回転駆動するようにした電動式洗い器も提案されている(特許文献3)。
特開平10−108426号公報 特開2003−97839号公報 特開2003−93307号公報
しかしながら上記エネルギー変換駆動機器や、電動式換気装置、電動式洗い器に使用されている従来の磁気発生機構部は、図14(a)に示す如く、誘導加熱用の交番用コイル22B’が、例えば周上に8個円配置された、磁性コア22C’−2の周囲に導線22C’−3を巻回した回転駆動用のコイル22C’の外側の円周に沿って導線を巻回して形成されているため、図示しないインバータ回路を介して交番用コイル22B’に電流を流したときにコイル22B’によって発生する磁束は、図14(b)に示す如く、磁性コア22C’−2に吸収されてしまい、誘導加熱の効率が悪くなってしまう。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、磁性コアでの磁束の吸収を低減し、誘導加熱を効率よく行うことができるエネルギー変換器及び電磁調理器兼攪拌装置を提供することを目的とするものである。
本発明のエネルギー変換器は、上面に平面を有する板部の下方に配設され、電源に接続されて前記平面上に交番磁界及び/又は回転磁界を発生する磁気発生機構部と、
前記平面上に載置されたときに前記磁気発生機構部と磁気的空隙を隔てて対向するように構成され、前記回転磁界により回転駆動される回転機構部とを備えてなり、
前記磁気発生機構部が、円周上にそれぞれ配された複数個の、磁性コアの周囲に導線を巻回した駆動用コイルと、該駆動用コイルが配された前記円周の内側及び外側の円周上にそれぞれ各々の円周に沿って導線を巻回した交番用コイルとを備えていることを特徴とするものである。
なお本発明において「磁気発生機構部」は、交番磁界のみを発生してもよいし、回転磁界のみを発生してもよいし、交番磁界と回転磁界の両方を発生してもよい。
本発明のエネルギー変換器は、前記磁気機構発生部が、壁、天井、床のいずれかの建物、若しくは、テーブル又は調理台に埋設されるものであることが好ましい。
本発明のエネルギー変換器は、前記回転機構部が、他の回転部材に回転を伝える回転力伝達部を有するものであってもよい。
本発明のエネルギー変換器は、前記回転機構部が、前記平面に対向接触する平面を有する筐体に内設されていてもよい。
本発明のエネルギー変換器は、前記筐体が、前記板部と前記平面同士を内側にして開閉自在に連結されていてもよい。
また本発明の電磁調理器兼攪拌装置は、上面に平面を有する板部の下方に配設されるものであって、電源に接続されて前記平面上に交番磁界及び/又は回転磁界を発生する磁気発生機構部と、
前記平面上に載置されたときに前記磁気発生機構部と磁気的空隙を隔てて対向するように構成され、前記回転磁界により回転駆動される回転機構部であって、他の回転部材に回転を伝える回転力伝達部を有する回転機構部と、
該回転機構部に装着される容器であって、前記回転力伝達部により回転駆動される攪拌部材を底部に備えてなる容器とを備えてなり、
前記磁気発生機構部が、円周上にそれぞれ配された複数個の、磁性コアの周囲に導線を巻回した駆動用コイルと、該駆動用コイルが配された前記円周の内側及び外側の円周上にそれぞれ各々の円周に沿って導線を巻回した交番用コイルとを備えていることを特徴とするものである。
本発明の電磁調理器兼攪拌装置は、前記磁気機構発生部が、テーブル又は調理台に埋設されるものであることが好ましい。
本発明の電磁調理器兼攪拌装置は、前記回転機構部が、前記平面に対向接触する平面を有する筐体に内設されていてもよい。
本発明の電磁調理器兼攪拌装置は、前記筐体が、前記板部と前記平面同士を内側にして開閉自在に連結されていてもよい。
本発明の電磁調理器兼攪拌装置は、前記攪拌部材の前記回転駆動に伴う前記容器の揺動を防止するための規制部をさらに備えていることが好ましい。
本発明の電磁調理器兼攪拌装置は、前記攪拌部材が切削用の刃を有するものであってもよい。
本発明のエネルギー変換装置及び電磁調理器兼攪拌装置によれば、磁気発生機構部が、円周上にそれぞれ配された複数個の、磁性コアの周囲に導線を巻回した駆動用コイルと、駆動用コイルが配された円周の内側及び外側の円周上にそれぞれ各々の円周に沿って導線を巻回した交番用コイルとを備えているので、駆動用コイルの内側と外側に配設された交番用コイルの巻き方向を同一にしておけば、例えば強い加熱力が必要な場合等に、内側と外側の両方の交番用コイルに同じ向きの電流を流すことにより、内側の交番用コイルによって発生する磁束と、外側の交番用コイルによって発生する磁束の向きは、それぞれ磁性コアにおいて逆向きとなるので、互いの磁束が打ち消し合って、磁性コアでの磁束の吸収を低減することができ、内側と外側の交番用コイルによって効率よく誘導加熱を行うことができる。
以下、本発明にかかる電磁調理器兼攪拌装置の第一の実施形態としてのIH調理器兼ミルミキサー1について図面を参照して詳細に説明する。ここで図1は、本発明のエネルギー変換器を各種適用した台所の斜視図、図2はIH調理器兼ミルミキサー1の斜視図であり、(a)は蓋体12を開けた状態の斜視図、(b)は蓋体12を閉めた状態の斜視図である。なお本実施形態においては、便宜上、台所において天井側を上方、床F側を下方として、以下詳細に説明する。なお本実施形態のIH調理器兼ミルミキサー1は本発明のエネルギー変換器が適用されている。
本実施形態のIH調理器兼ミルミキサー1は、図1、図2(a)に示す如く、台所に設置されるものであり、上面に平面11aを有する調理台11に、商用電源に接続されて平面11a上に交番磁界及び/又は回転磁界を発生する磁気発生機構部20が内設されている。
調理台11は台所の横壁W1近傍に設置されており、調理台11の平面11a上には横壁W1に立てかけられた蓋体(筐体)12が設けられていて、この状態を蓋体12の開状態という。そしてこの蓋体12は、横壁W1と接する面とは逆の面(下面)に平面12cを有しており、図2(b)に示す如く、平面12cが調理台11の上記平面11aに対向接触した状態、つまり閉状態にできるように、蓋体12は調理台11と平面同士(平面12cと平面11a)を内側にして開閉自在に連結されている。
また横壁W1には、調理台11の近傍に図示しない凸部が設けられている。そして蓋体12は、横壁W1と接する面(上面)12aに上記凸部と係合する凹部12g−1が設けられていて、蓋体12を横壁W1に立てかけた状態で凸部と凹部12g−1とを係合することにより、蓋体12の開状態を保持することができる。
また蓋体12が閉状態の時に横壁Wと当接する面にも、上記凸部と係合する凹部12g−2が設けられていて、蓋体12が閉状態の時に凸部と凹部12g−2とを係合することにより、後述する回転機構部30の回転時に蓋体12の揺動を防止することができる。
そして本実施形態のIH調理器兼ミルミキサー1は、図2(b)に示す如く、磁気発生機構部20により発生された回転磁界により回転駆動される回転機構部30が蓋体12に内設されていて、蓋体12を開いたとき、すなわち図2(a)に示す如く、蓋体12の平面12cを調理台11の平面11aから離して、蓋体12を開けた状態ではIH調理器として機能し蓋体12を閉じたとき、すなわち図2(b)に示す如く、調理台11の平面11aに蓋体12の平面12cを接触させた状態ではミルミキサーとして機能するように構成されている。
また調理台11の内部では、後述の磁気発生機構部20のインバータ回路23に電力を供給する電源ケーブル及びプラグ24bが図示しない商用電源(単相100V周波数50/60HZ)に接続されている。
なお本実施形態のIH調理器兼ミルミキサー1は、本願発明者が先に発明し、特開平10−108426号公報に開示された「交流エネルギー変換駆動機器」の原理に基づくものであるため、詳細な説明は省略して以下説明する。ここでIH調理器兼ミルミキサー1において、先ずIH調理器として機能する場合を説明する。図3は磁気発生機構部20の概略構成図、図4Aは図3のコイルユニット22の正面概念図、図4Bは図4Aの上面図、図5は交番磁界を説明する図である。
磁気発生機構部20は、図3に示す如く、調理台11の平面11aを構成し、耐熱性、耐水性、耐衝撃性、及び電磁波透過性を有する、例えばガラス製のトッププレート(板部)21と、トッププレート21の下部に位置するコイルユニット22と、電源ケーブル及びプラグ(図示しない)を介して商用電源(単相100V周波数50/60HZ)から供給される電流を制御してコイルユニット22に供給するインバータ回路23とを備えてなり、インバータ回路23は、図2(a)(b)に示す如く、調理台11の平面11aに設けられた、例えばタッチ操作形式の操作ボタン11bによる操作によって電流の位相や周波数等が変更される。
なお操作ボタン11bには切替スイッチ11b’が設けられており、切替スイッチ11b’によってIH用の操作ボタンとミルミキサー用の操作ボタンとを切り換えて使用することができる。また調理台11の底面やトッププレート21には、図示しない放熱用の通気孔が設けられている。
コイルユニット22は、図4Bに示す如く、例えば直径120mmの円周上に複数個(本実施形態では8個)配置された回転駆動用コイル22Cと、回転駆動用の駆動用コイル22Cの内側及び外側の円周上にそれぞれ各々の円周に沿って導線を巻回した誘導加熱用の内側交番用コイル22A、外側交番用コイル22Bとを備えている。
駆動用コイル22Cは、図4Aに示す如く、ケイ素鋼板の積層体或いは高抵抗のフェライト磁性材で形成された磁気台座22c−1に起立した、フェライト磁性材等の軟磁性材で形成された磁性コア22C−2の周囲に導線を巻回して構成され、本実施形態では1相当たりの1機械角に対する電気角数が2となるように構成されている。
内側交番用コイル22Aは、内径が約40mm、外径が約80mm、外側交番用コイル22Bは、内径が約160mm、外径が約200mmで、それぞれ厚さが10mm程度の空芯のドーナツ形状で構成されている。そして内側交番用コイル22Aと外側交番用コイル22Bは、導線が内側交番用コイル22Aの巻き終わりと外側交番用コイル22Bの巻き始めとが連続するように形成され、例えば左回り等、同一方向に巻回されていて、インバータ回路23の同一の供給端子に接続される。このとき外側交番用コイル22Bには、電流の流れのON/OFFを選択可能なスイッチが設けられている。
インバータ回路23は、Sin/Cosの2相インバータ回路を備え、ミルミキサー用の操作ボタン11b(図1、図2参照)の操作時には、要求された負荷に応じて商用電力を100V以下、数10A程度で、かつ周波数を150〜800Hzに変換して駆動用コイル22Cに電流が流れるように制御する。なおミルミキサーとしての機能については後で詳細に説明する。
またインバータ回路23は、IH用の操作ボタン11bの操作時には、要求された負荷に応じて内側交番用コイル22A、外側交番用コイル22B、駆動用コイル22Cのいずれか1つ以上を選択して電流が流れるように制御する。なおこの選択方法については後で詳細に説明する。
なおこのとき回転駆動用の駆動用コイル22Cを誘電加熱用のコイルとして使用するためには、駆動用コイル22Cによって交番磁界を発生させる必要がある。交番磁界を発生する、すなわち回転磁界を発生させず同じ電流をコイル22Cに流して、かつ磁束の向きを一方向にするためには、通常、駆動用コイル22Cの巻き方向を全て一方向に変えて、各駆動用コイル22Cにスイッチ等を設けて各々を制御する必要があり制御が複雑になってしまう。
そこで本実施形態では、巻き方向を変更せずに、インバータ回路23に位相シフト回路を設けることにより、SinとCosの2相を、SinとSinの2相に変更し、全ての駆動用コイル22Cに例えば30kHzの周波数の電流を流すことによって同じ電流で磁束の向きを同一方向にしている。尚、コイル22A、コイル22B及び駆動用コイル22Cは全てリッツ線を用いている。
そして上記のように構成された磁気発生機構部20を内設した調理台11は、図1、図2(a)に示す如く、蓋体12を開けた状態で、トッププレート21の上面すなわち平面11aに、鉄やステンレス等の電磁誘導体で形成された鍋やフライパン、やかん等の調理器具5や、底部に金属製のプレートを用いた調理器具5、電磁誘導体が練り込まれている特殊な調理器具5等を載置し、IH用の操作ボタン11bを操作してインバータ回路23を介してコイルユニット22に電流を流すことによって、調理器具5に渦電流を発生させて加熱する、いわゆる誘導加熱を行うことができるので、IH調理器として使用することができる。
このとき図4A、図4Bに示す如く、調理器具5が大きさの異なる鍋、例えば径が120mmの鍋5−1、径が220mmの鍋5−2、径が280mmの鍋5−3であった場合に、使用する鍋の大きさに応じて使用者により操作されたIH操作ボタン11bからの入力によって、インバータ回路23は、下記表1に示す如く、それぞれのコイル22A、22B、22Cを選択して電流を流すように制御する。
Figure 2009231255
上記表1に示す如く、例えば鍋5−2を使用するときには誘導加熱用の内側交番用コイル22Aの他に、上述のように外側交番用コイル22Bを使用することによって、内側交番用コイル22Aのみの場合と比較してより早く鍋5−2を加熱することができる。
また例えば鍋5−3を使用するときには、誘電加熱用の内側交番用コイル22Aと外側交番用コイル22Bの他に、上述のように駆動用コイル22Cを誘電加熱用のコイルとして使用することによってより早く鍋5−3を加熱することができる。
このとき、上述したように内側交番用コイル22Aと外側交番用コイル22Bとは導線の巻き方向が同じであり、電流の流れる方向が同じであるため、両コイル22A、22Bに電流が流れることにより発生する磁束は、図5の左側に示す如く、電流が紙面の奥側から手前側に向かって流れるときには、内側交番用コイル22Aと外側交番用コイル22Bとの回りにそれぞれ反時計回りとなる。
すると駆動用コイル22Cの磁性コア22C−2において、内側交番用コイル22Aによって発生する磁束は、鍋5側からコイルユニット22側に向かって、つまり紙面下向きとなり、外側交番用コイル22Bによって発生する磁束は、コイルユニット22側から鍋5側に向かって、つまり紙面上向きとなり、下向きの磁束と上向きの磁束とが打ち消し合うことによって、磁性コア22C−2での磁束の吸収劣化を防止する。
同様に図5の右側に示す如く、電流が紙面の手前側から奥側に向かって流れるときには、内側交番用コイル22Aと外側交番用コイル22Bとの回りにそれぞれ時計回りとなり、磁性コア22c−2において発生する磁束はそれぞれ反対方向となるので、下向きの磁束と上向きの磁束とが打ち消し合うことによって、磁性コア22C−2での磁束の吸収劣化を防止する。
このように磁束コア22c−2において磁束が打ち消し合うことにより、磁束は内側交番用コイル22Aと外側交番用コイル22Bをと囲む大きな径のものとなるので、大きな径の鍋5−3をより効率よく加熱することができる。
上記のように、調理器具5の大きさに応じて、使用するコイルを選択することができるので、磁気発生機構部20は効率よくIH調理を行うことができる。
なお本実施形態では、誘電加熱に使用するコイルの選択方法を表1のようにしたが本発明はこれに限られるものではなく、例えば外側交番用コイル22Bのみ、内側交番用コイルAと外側交番用コイル22B、外側交番用コイルBと駆動用コイルC及び駆動用コイルCのみのような組合せを選択可能にしてもよいし、適宜変更可能である。
また内側交番用コイル22A又は外側交番用コイル22Bを単独で使用する際の磁性コア22C−2での磁束の吸収劣化を低減するために、コイル22A及び/又はコイル22Bを磁性コア22C−2つまり駆動用コイル22Cから所定距離離して配置してもよい。
次にIH調理器兼ミルミキサー1において、ミルミキサーとして機能する場合を説明する。図6はIH調理器兼ミルミキサー1の蓋体12にミルミキサー40が装着されたときの斜視図、図7は回転機構部30を含む主要部拡大断面図、図8はミルミキサー40の斜視図である。
回転機構部30は、図2(b)に示す如く、蓋体12を閉じた状態で機能するものであり、蓋体12を閉じると、図7に示す調理台11の平面11aと蓋体12の平面12cとが接触し、この接触した状態で機能する。
蓋体12の上面12aには、図2(b)、図7に示す如く、略中央に穴部12eが形成されており、穴部12eの上面には後述するミルミキサー40の突出部42aが装着される3つの凹部12dが形成されている。
そして回転機構部30は、図7に示す如く、例えば鉄やアルミニウム等の軟磁性で良導体の金属材料から形成された回転板31と、回転板31の略中央に一体的に装着された支軸32を備え、この支軸32は、蓋体12の平面12cを構成する下壁の起立部との間にベアリングBが介装されると共に穴部12eの中央孔と支軸32との間にベアリングBが介装され、上端を穴部12eの中央孔から突出させて、回転板31と共に回転するように組み付けられている。また回転機構部30は、支軸32の上端に組み付けられ、上端面に嵌合歯33を円状に4つ備えた回転伝達板(回転力伝達部)34を備えている。
なお回転板31は、鉄とアルミ,鉄と銅,鉄と半硬質アルミコ材,鉄とアルミと半硬質アルミコ材,鉄と銅と半硬質アルミコ材との複合材のいずれかから形成することができる。
このように構成された回転機構部30は、図7に示す調理台11の平面11aと蓋体12の平面12cとが接触した状態で、回転板32がコイルユニット22と例えば5〜10mm程度磁気的空隙Gを隔てるように組み付けられる。
そしてIH調理器兼ミルミキサー1をミルミキサーとして使用するときには、図6に示す如く、回転機構部30にミルミキサー40が装着される。ミルミキサー40は、図7、図8に示す如く、野菜や果物等の食物を入れるガラス製の容器本体41と、ガラス容器本体41の底部に固着される台部42と、台部42を挿通して容器本体41内部に配置されるフィン羽根43を上端部に備えてなるフィン軸44と、フィン軸44の下端に装着され、下端面に上述した回転伝達板34の嵌合歯33と嵌合する嵌合穴45aが形成されてなるフィン回転盤45とを備えている。このフィン羽根43、フィン軸44、フィン回転盤45が回転伝達板34により回転駆動される攪拌部材を構成する。
また台部42の下面には、蓋体12の上面12aの凹部12dに装着するための突出部42aが3つ形成されており、上記凹部12dは上述した攪拌部材の回転駆動に伴う容器本体41の揺動移動を防止するための規制部として機能する。さらに台部42の下面には、下方に突出されたフィン回転盤45用のガイド筒42bが設けられている。
そして上記のように構成されたミルミキサー40が装着されたIH調理器兼ミルミキサー1は、ミルミキサー用の操作ボタン11bが操作されると、磁気発生機構部20のコイルユニット22の回転駆動用コイルに電流が流れることにより、回転駆動用コイルから回転磁界が発生し、発生した回転磁界によって回転機構部30の回転板31に電磁誘導による渦電流が誘起されて、この回転板31が誘導等価板磁石等の誘導電磁石となって回転板31が回転する。これにより回転板31は、磁気発生機構部20の磁界と反発又は引き合って、磁気発生機構部20に対して回転するように滑りが生じて円滑に回転運動する。そして回転板31の回転に伴って、支軸31及び回転伝達板34も回転することになる。
そしてこの回転伝達板34に嵌合歯33と嵌合穴45aとを嵌合することにより装着したフィン回転盤45、及びフィン回転盤45と一体的に回転するフィン軸とフィン羽根43は、回転伝達板34から回転が伝達されて回転板31と共に回転する。
これにより容器本体41内部に食物等を入れたときには、容器本体41内部の食物がフィン羽根43のフィン刃43aによって粉砕されて攪拌されることによりジュースを生成することができる。なおこのフィン羽根43を例えばフィン刃43aを有さないものに交換すれば容器本体41の内容物を混ぜる用途、例えばパンこね器等として使用することもできる。このようにしてIH調理器兼ミルミキサー1は粉砕や攪拌等を行う攪拌装置として使用される。このミルミキサー40は、使用しないときには、図1に示す如く、台所の棚等に収容される。
なお本実施形態のミルミキサー40は食物を入れて使用する調理器具としたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば布巾等の軽い汚れ物等を入れたときには汚れを落とす簡易洗濯器等として使用することもできる。
また本実施形態では、蓋体12と調理台11とを上述のようにして開閉自在としたが、本発明はこれに限られるものではなく、平面12cと平面11aとを内側にして開閉自在となる構成であれば、例えばヒンジを設けることによって開閉自在にしてもよい。この場合、蓋体12が開状態を保持できるように、壁W1と蓋体12とを係合する係合部材を設けておく。
また蓋体12は上述のように開閉自在な構成ではなくてもよい。この場合、例えば調理台11に開口部(図示せず)を設けておき、ミルミキサーとして使用しないときには蓋体12をこの開口部に収容するようにしても良い。
また上述した実施形態では調理台11は、トッププレート21の上面すなわち平面11aに、調理器具5を載せて加熱調理するIH調理器として使用したが、例えば電磁誘導体で形成された容器と、該容器の内部に配設され、ベアリングBを介して回転可能にされた回転板31及び支軸32、支軸32と連動して回転する網容器とからなり、例えば容器内に水、網容器内に野菜をそれぞれ入れて上記回転機構部30と同様の原理により回転板31を回転させると共に上記磁気発生機構部40の原理により容器内の水を加熱することで、野菜を温水で洗浄する野菜温水洗浄器として使用することもできる。
次に第二の実施形態のIH調理器兼ミルミキサーについて説明する。なお本実施形態のIH調理器兼ミルミキサーは、上述した実施形態のIH調理器兼ミルミキサー1と同様の箇所は同符号で示して説明を省略し、異なる箇所である筐体12’及び回転機構部30’のみを詳細に説明する。図9は第二の実施形態のIH調理器兼ミルミキサーの筐体12’の斜視図、図10は図9の主要部概略断面図である。
本実施形態のIH調理器兼ミルミキサーの筐体12’は、図9に示す如く、回転速度の異なる2つの回転部A、回転部Bとを備えている。回転部Aの回転機構部30’−1は、上記実施形態の回転機構部30の構成にさらに、磁気発生機構部20の回転磁界による回転駆動を他の回転部材に減速して伝える減速伝達部を備えており、図10に示す如く、蓋体12の上面12a上に形成された穴部12e−1に形成されている。
また回転部Bの回転機構部30’−2は、穴部12e−1と所定距離離れて設けられた穴部12e−2に形成されている。
回転機構部30’−1は、図7に示した支軸32が挿通する上下2つのベアリングBの間に配設されており、図10に示す如く、回転板31側から順に、支軸32’に挿通されたベアリングB、第一の歯車35を備えていて、第一の歯車35は外周に歯35aを備え、支軸32’の回転に伴って一体的に回転するように構成されている。そしてこの第一の歯車35には、歯35aと噛み合う歯36aを外周に備えた第二の歯車36が、歯35aと歯36aを噛み合わせて並列するように接続されている。なお第一の歯車35と第二の歯車36は、減速比が10〜100となるように径や歯数等が構成される。
第二の歯車36は、上下にベアリングBが配設され、その中央に支軸32’−2が挿通されていて、軸32’−2は第二の歯車36と一体的に回転するように構成されている。そして支軸32’−2の上端には、回転機構部30’−1と同様に上端面に嵌合歯33を円状に4つ備えた回転伝達板34が組み付けられている。
そして上述したように磁気発生機構部20によって発生した回転磁界により、回転機構部30’−1の回転板31と共に回転機構部30’−1の支軸32’、第一の歯車35及び回転伝達板34が同速度で回転し、同時に第一の歯車35と噛み合っている回転機構部30’−2の第二の歯車36が減速比に応じて減速した回転速度で回転すると共に回転機構部30’−2の支軸32’−25及び回転伝達板34が第二の歯車36と同速度で回転する。
これにより回転機構部30’−2つまり回転部Bの回転伝達板34が、磁気発生機構部20の回転磁界による回転駆動による回転よりも減速して回転するので、回転伝達板34に接続された他の回転部材に、この減速された回転を伝えることができる。このとき、第一の歯車35、第二の歯車36、回転機構部30’−2の支軸32’−2及び回転伝達板34が、減速伝達部として機能することになる。なおこの減速機構に代えて、遊星歯車や歯付きプリー等を使用した減速機構を使用してもよい。
このように回転機構部30’−1が、上記のような減速伝達部を備えていることにより、IH調理器兼ミルミキサーに接続して使用するミルミキサーが高トルクを必要とするものであっても、ミルミキサーの種類に応じて駆動力を調整することができる。
なお上述した実施形態の蓋体12、筐体12’は下面を平面12cとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、回転板31(図7参照)が磁気発生機構部20と磁気的空隙Gを隔てて対向可能であれば、すなわち調理台11の平面11aに接触しなければ、筐体12、12’が下面つまり平面12cを有さないものであってもよい。
また上述した実施形態では本発明の電磁調理器兼攪拌装置にかかる一実施形態として回転機構部30にミルミキサー40を装着したIH調理器兼ミルミキサー1を説明したが、回転機構部30にミルミキサー40を装着しない構成とすれば本発明にかかるエネルギー変換器の別の実施形態として使用することができる。この場合、回転機構部30の回転伝達板34に他の回転部材を接続することにより回転装置として使用することができる。このとき接続する回転部材は交換使用可能に構成することができるので、様々な機能を有する回転部材を接続することができる。
次に本発明のエネルギー変換器を適用する別の実施形態について説明する。図11は流し兼食器洗い器2の斜視図、図12(a)は筐体11’が載置された状態の床下換気扇3の斜視図、図12(b)は床板71が閉状態の床下断面図、図13は換気扇4の一部分解正面図である。
本発明のエネルギー変換器は、図1に示す如く、台所の調理台11上に設けられた流し兼食器洗い器2に適用することができる。流し兼食器洗い器2は、図1に示す如く、蛇口から排出される水を受ける流し61と、流し61の底部から一段下がった位置に底部を有する食器洗い用流し62とを備えている。
食器洗い用流し62の底部には、図示しないが上述した実施形態と同様の磁気発生機構部20が埋設されており、埋設された磁気発生機構部20に取り外し可能なコードレス扇回転子63が載置される。そしてコードレス扇回転子63が載置された食器洗い用流し62に、図11に示す如く、食器かご66を収容して、汚れた食器と共に水や洗剤等を入れて図示しない電源ボタン等によって磁気発生機構部20に電流を流し、回転磁界を発生させることにより、コードレス扇回転子63を回転させる。このとき磁気発生機構部20に回転磁界と共に交番磁界を発生させれば、食器洗い用流し62内の水の温度を上昇させることができるので、洗浄力を向上させることができる。また洗浄中に上蓋64によって食器洗い用流し62や流し61を被覆することにより、水はねを防止することができる。
なお本実施形態の流し兼食器洗い器2は、本願出願人が先に出願した特開2003−93307号公報に記載の電動式食器洗い器と略同様の構成とすることができ、記載されている「回転機構部」に本実施形態の「コードレス扇回転子63」が対応する。なおこの場合、磁気発生機構部20のみ本発明の構成のものとする。
また本発明のエネルギー変換器は、図1に示す如く、台所の床Fの床下に配設される床下換気扇3に適用することができる。床下換気扇3は、図1に示す如く、取り外し可能つまり開閉可能な床の一部である床板71の、床板71が閉状態のときに下側になる面に、コードレス扇回転子72が取り付けられている(図12(b)参照)。そして図12(a)に示す如く、床板71を閉めた状態で、上述した磁気発生機構部20が収容された筐体11’を床板71に載置して、コンセントPに電源プラグを差し込んで磁気発生機構部20を商用電源Pに接続する。
すると図12(b)に示す如く、床下に位置するコードレス扇回転子72が磁気発生機構部20により発生された回転磁界によって回転するので、床下を換気することができる。このように換気が必要なときだけ筐体11’を載置して使用し、使用しないときには、筐体11’を片付けておくことができる。
なお本実施形態の床下換気扇3は、本願出願人が先に出願した特開2003−97839号公報に記載の電動式換気装置と略同様の構成とすることができ、記載されている「回転機構部」に本実施形態の「コードレス扇回転子72」が対応する。なおこの場合、磁気発生機構部20のみ本発明の構成のものとする。
また本発明のエネルギー変換器は、図1に示す如く、台所の壁、例えば調理台の前壁W2に配設される換気扇4に適用することができる。換気扇4は、図13に示す如く、前壁W2に埋設された磁気発生機構部81と、この磁気発生機構部81に接触して、取り外し可能に固設されるコードレス扇回転子82とを備えている。
磁気発生機構部81が埋設された前壁W2には、外気と連通可能な通気孔が磁気発生機構部81を囲むようにして設けられており、図1に示す如く、コードレス扇回転子82が配設された状態で、磁気発生機構部81に電流を流すことにより、磁気発生機構部81による回転磁界によってコードレス扇回転子82が回転し、台所内の空気を外部へ排出することが可能となる。このように本発明のエネルギー変換器は、様々な用途で使用することができる。
なお本実施形態のエネルギー変換器及び電磁調理器兼攪拌装置は、上記のような構成としたが、本発明はこれに限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
エネルギー変換器を各種適用した台所の斜視図 IH調理器兼ミルミキサーの(a)蓋体を開けた状態の斜視図(b)は蓋体を閉めた状態の斜視図 磁気発生機構部の概略構成図 図3のコイルユニットの正面概念図 図4Aの上面図 交番磁界を説明する図 IH調理器兼ミルミキサーの蓋体にミルミキサーが装着されたときの斜視図 回転機構部を含む主要部拡大断面図 ミルミキサーの斜視図 第二の実施形態のIH調理器兼ミルミキサーの筐体の斜視図 図9の主要部概略断面図 流し兼食器洗い器の斜視図 (a)は筐体が載置された状態の床下換気扇の斜視図、(b)床板が閉状態の床下断面図 換気扇の一部分解正面図 従来の交番磁界を説明する図
符号の説明
1 IH調理器兼ミルミキサー(電磁調理器兼攪拌装置)
11 調理台
11’ 筐体
11a 平面
12 蓋体(筐体)
12’ 筐体
12c 平面
20 磁気発生機構部
21 トッププレート(板部)
22 コイルユニット
22A 内側交番用コイル
22B 外側交番用コイル
22C 駆動用コイル
23 インバータ回路
30 回転機構部
31 回転板
32 支軸
34 回転伝達板(回転力伝達部)
35 第一の歯車
36 第二の歯車
(35、36、30’−2、32’−2、34)減速伝達部
40 ミルミキサー(容器)
41 容器本体
42 台部
43 フィン羽根(攪拌部材)
43a フィン刃(刃)
G 磁気的空隙

Claims (11)

  1. 上面に平面を有する板部の下方に配設され、電源に接続されて前記平面上に交番磁界及び/又は回転磁界を発生する磁気発生機構部と、
    前記平面上に載置されたときに前記磁気発生機構部と磁気的空隙を隔てて対向するように構成され、前記回転磁界により回転駆動される回転機構部とを備えてなり、
    前記磁気発生機構部が、円周上にそれぞれ配された複数個の、磁性コアの周囲に導線を巻回した駆動用コイルと、該駆動用コイルが配された前記円周の内側及び外側の円周上にそれぞれ各々の円周に沿って導線を巻回した交番用コイルとを備えていることを特徴とするエネルギー変換器。
  2. 前記磁気機構発生部が、壁、天井、床のいずれかの建物、若しくは、テーブル又は調理台に埋設されるものであることを特徴とする請求項1に記載のエネルギー変換器。
  3. 前記回転機構部が、他の回転部材に回転を伝える回転力伝達部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のエネルギー変換器
  4. 前記回転機構部が、前記平面に対向接触する平面を有する筐体に内設されていることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載のエネルギー変換器。
  5. 前記筐体が、前記板部と前記平面同士を内側にして開閉自在に連結されていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載のエネルギー変換器。
  6. 上面に平面を有する板部の下方に配設されるものであって、電源に接続されて前記平面上に交番磁界及び/又は回転磁界を発生する磁気発生機構部と、
    前記平面上に載置されたときに前記磁気発生機構部と磁気的空隙を隔てて対向するように構成され、前記回転磁界により回転駆動される回転機構部であって、他の回転部材に回転を伝える回転力伝達部を有する回転機構部と、
    該回転機構部に装着される容器であって、前記回転力伝達部により回転駆動される攪拌部材を底部に備えてなる容器とを備えてなり、
    前記磁気発生機構部が、円周上にそれぞれ配された複数個の、磁性コアの周囲に導線を巻回した駆動用コイルと、該駆動用コイルが配された前記円周の内側及び外側の円周上にそれぞれ各々の円周に沿って導線を巻回した交番用コイルとを備えていることを特徴とする電磁調理器兼攪拌装置。
  7. 前記磁気機構発生部が、テーブル又は調理台に埋設されるものであることを特徴とする請求項6に記載の電磁調理器兼攪拌装置。
  8. 前記回転機構部が、前記平面に対向接触する平面を有する筐体に内設されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の電磁調理器兼攪拌装置。
  9. 前記筐体が、前記板部と前記平面同士を内側にして開閉自在に連結されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の電磁調理器兼攪拌装置。
  10. 前記攪拌部材の前記回転駆動に伴う前記容器の揺動を防止するための規制部をさらに備えていることを特徴とする請求項6〜9いずれか1項に記載の電磁調理器兼攪拌装置
  11. 前記攪拌部材が切削用の刃を有するものであることを特徴とする請求項6〜10いずれか1項に記載の電磁調理器兼攪拌装置。
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