JP2009230752A - 電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】左右いずれの上肢でも、筐体裏面に配されている操作手段を操作することができるので、操作性を向上させることができる電子装置を提供する。
【解決手段】箱状の筐体と、筐体の前面101aに配され情報信号から変換した視認情報を表示可能な液晶モニタ102と、液晶モニタ102の近傍に配された操作部103とを備えた電子装置であって、前面101aの裏面である背面101bに配された背面操作ボタン105a及び105bと、背面101bにおける背面操作ボタン105a及び105bの周囲に、背面101bの法線方向に突出する突起部152とを備え、背面操作ボタン105a及び105bは、背面101bにおける互いに対向する一対の端辺の近傍にそれぞれ配されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種情報を処理可能な電子装置に関する。
従来からPDA(Personal Digital Assistant)端末などの電子装置は、操作性を損なわないように、装置筐体の一つの表面に集中して配置することが一般的であった。しかし、近年のPDAは、小型化が要求されているとともに、映像コンテンツを視聴する機能が搭載されていることにより液晶モニタの表示エリアのサイズの大型化が要求されている。よって、カーソルキーや数字入力キーなどの各種操作手段を配置するスペースを確保しづらくなってきている。
上記のような問題を解消するために、電子装置の主要機能が割り当てられている操作手段を装置筐体の表面に配置し、補助機能が割り当てられている操作手段を装置筐体の他の面(例えば裏面)に配置する構成が提案されている。そのような構成は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2002−6988号公報
しかしながら特許文献に開示されている構成では、端末装置の裏面に配されている操作手段(操作パッド)が裏面の一方の隅近傍に配置されているため、たとえ端末装置を両手で把持して使用したとしても、左右いずれかの手(図示では右手の指のみ)でしか操作ができず、操作性が良いとは言えない。
本発明の目的は、左右いずれの手でも、筐体裏面に配されている操作手段を操作することができるので、操作性を向上させることができる電子装置を提供することである。
本発明の電子装置は、前面筐体と背面筐体とで箱状に形成された筐体と、前記前面筐体の前主面に配され、情報信号から変換した視認情報を表示可能な表示手段と、前記表示手段の近傍に配された主操作手段とを備えた電子装置であって、前記背面筐体に配された副操作手段と、前記副操作手段の周囲において、前記背面筐体における前記前主面と平行な裏主面の法線方向に突出形成された周囲突起部とを備え、前記副操作手段は、前記裏主面における互いに対向する一対の端辺の近傍にそれぞれに対をなして配されている。
本発明によれば、左右いずれの上肢でも、筐体背面に配されている操作手段を操作することができるので、操作性を向上させることができる。
本発明の電子装置において、前記副操作手段は、当該副操作手段を操作する操作面の中央部近傍に、当該操作面よりも高く形成されている凸形状部を備える構成とすることができる。このような構成とすることにより、使用者において指の先端の感触だけで、副操作手段の位置を容易に把握することができる。
本発明の電子装置において、前記周囲突起部は、前記裏主面からの前記副操作手段における操作面の高さ以上に形成されている頂部を備えた構成とすることができる。このような構成とすることにより、副操作手段が配されている面を机上等の平坦面に向けて載置しても、装置の自重による操作手段の誤操作を抑制できる。
本発明の電子装置において、前記周囲突起部は、前記凸形状部の高さ以上に形成されている頂部を備えた構成とすることができる。このような構成とすることにより、副操作手段が配されている面を机上等の平坦面に向けて載置しても、装置の自重による操作手段の誤操作を抑制できる。
本発明の電子装置において、対をなす前記副操作手段は、同一機能が割り当てられている構成とすることができる。このような構成とすることにより、電子装置を片手で把持した状態で操作をすることができるとともに、両手で把持した状態であっても誤操作(押し間違い)が生じない。
(実施の形態)
〔1.電子装置の構成〕
図1及び図2は、本実施の形態における電子装置の外観を示す斜視図である。図1は、主に前面側の構成を示す。図2は、主に背面側の構成を示す。本実施の形態における電子装置101は、内部に中央演算処理装置などの処理手段や、情報を記憶可能な半導体メモリーなどの記憶手段を備えたPDAを一例としている。また、電子装置101は、液晶モニタ102(表示手段)、操作ボタン103(主操作手段)、補助操作ボタン104a〜104e(主操作手段)、背面操作ボタン105a及び105b(副操作手段)を備えている。
電子装置101は、平面または曲面で構成された六面の筐体で外郭が形成されている。本実施の形態において、液晶モニタ102や操作ボタン103などが配されている面を前面101aと定義し、前面101aの裏側の面を背面101bと定義し、前面101a及び背面101bに隣接し図示向かって上側の面を上面101cと定義し、上面101cの裏側の面を下面101dと定義し、前面101aと背面101bと上面101cと下面101dとに隣接し図1における向かって左側の面を左側面101eと定義し、左側面101eの裏側の面を右側面101fと定義する。また、電子装置101は、本実施の形態では使用者が容易に手で把持することができる大きさ及び重さを有する。また、左側面101e及び右側面101fは、その長手方向の略中央部が電子装置101の内側に向かって湾曲状に窪んで形成されている。
液晶モニタ102は、電子装置101内の処理手段に含まれる表示制御マイコンにより、各種情報を表示することができる。本実施の形態では、液晶モニタ102の有効表示エリアは7インチ程度の大きさとした。また、本実施の形態では、液晶モニタ102は、表示面を押圧することで所定の操作が可能なタッチパネル機能を備えた表示パネルを用いたが、表示のみを行う表示パネルであってもよい。また、本発明の表示手段は、液晶モニタ102を採用したが、有機ELディスプレイなどのように少なくとも情報を表示することができれば他の表示パネルを採用することができる。
操作ボタン103は、例えばパソコンのキーボードに一般的に採用されている、アルファベットや平仮名などを入力可能な複数のボタンで構成されている。本実施の形態では、押しボタン型の操作ボタンのみを配しているが、レバー型やボール型などの操作手段を備えていてもよい。
補助操作ボタン104a及び104bは、液晶モニタ102に対して左側面101eに近い側に配されている。また、補助操作ボタン104aと補助操作ボタン104bとの間には、少なくとも使用者の第1指を配置可能な領域A1(本発明の平坦部の一例)を備えている。領域A1には、各種操作ボタンを配置しない。補助操作ボタン104c〜104eは、液晶モニタ102に対して右側面101fに近い側に配されている。また、補助操作ボタン104dと補助操作ボタン104eとの間には、少なくとも使用者の第1指を配置可能な領域A2(本発明の平坦部の一例)を備えている。領域A2には、各種操作ボタンを配置しない。このように、領域A1及びA2に各種操作ボタンを配置しないことで、使用者が電子装置101を手で把持した際に、第1指が誤って各種操作ボタンに触れ、誤操作してしまうことを防止することができる。
また、領域A1またはA2の近傍に、電子装置101の電源投入状態、電池残量、記憶手段へのアクセス状態などを表示可能な発光ダイオードを配置することができる。発光ダイオードを配置する場合、発光ダイオードを領域A1及びA2以外の箇所に配置することで、使用者が電子装置101を手で把持した際に第1指で発光ダイオードを隠蔽することを防止することができるため、発光ダイオードの発光状態を容易に視認可能とすることができる。
バーコードリーダー106は、赤外線が出射する発光部と、バーコードで反射した赤外線を受光可能な受光部とを備えている。
撮像部107は、例えばCCDイメージセンサーなどの撮像素子が内蔵され、被写体像などを撮影することができる。
電子装置101は、内部に中央演算処理装置などの処理手段や、各種情報を記憶可能な半導体メモリーなどの記憶手段を備え、操作ボタン103などの操作手段が使用者によって操作されると処理手段が所定の情報処理を行うことができる。また、処理手段における処理の結果を、液晶モニタ102などの表示手段に表示させることができる。
〔2.背面操作ボタンの構成〕
図2に示すように、背面操作ボタン105aは、背面101bにおける左側面101e寄りに配されている。また、背面操作ボタン105bは、背面101bにおける右側面101f寄りに配されている。本実施の形態の電子装置101は、後述するが、両手または片手で把持して使用することを前提としているため、背面操作ボタン105aは左手で良好に操作可能な位置に配され、背面操作ボタン105bは右手で良好に操作可能な位置に配されている。
また、背面操作ボタン105a及び105bは、真円形でもよいが、図2に示すように小判型としてもよい。本実施の形態では、背面101bには背面操作ボタン105a及び105b以外の操作手段を備えていないが、仮に他の操作手段を背面101bに備える構成である場合、背面操作ボタン105a及び105bと他の操作手段との形状または大きさを異ならせることが好ましい。このような構成とすることで、使用者は、背面101bを目視せずに、指先で得られる感触のみで所望の操作手段を特定または把握することができる。
また、背面操作ボタン105a及び105bは、それぞれ異なる機能が割り当てられていてもよいし、同一機能が割り当てられていてもよい。背面操作ボタン105a及び105bに同一機能を割り当てることにより、電子装置101を片手で把持した状態で操作をすることができるとともに、両手で把持した状態であっても押し間違いによる誤操作が生じない。本実施の形態では、背面操作ボタン105a及び105bには、バーコードリーダー106のトリガー機能を割り当てている。すなわち、背面操作ボタン105aまたは105bを操作することで、電子装置101内の制御回路が作動し、上面101cに配されているバーコードリーダー106でバーコード(不図示)を読み取ることができる。
図3は、背面操作ボタン105aの拡大斜視図である。図4は、背面操作ボタン105aの断面図であり、図3におけるZ−Z部の断面である。なお、図3は、背面操作ボタン105aのみを示しているが、背面操作ボタン105bは同一構成であるため図示及び詳細説明は省略する。
図3及び図4に示すように、背面操作ボタン105aは、背面101bに形成された孔部151内に配されている。孔部151は、背面操作ボタン105aの相似形状に形成され、本実施の形態では小判型とした。
孔部151内に配された背面操作ボタン105aは、矢印AまたはBに示す方向に移動可能に配されている。背面操作ボタン105aは、押圧操作されていない状態では図4に示す位置にあり、押圧操作されることで図4に示す位置から矢印Aに示す方向に移動し、背面操作ボタン105aの下端が孔部151の下方に配されたスイッチ素子153を押圧する。使用者が背面操作ボタン105aから指を離すと、別途設けられた弾性手段により背面操作ボタン105aは矢印Bに示す方向へ移動され、図4に示す位置に復帰する。
背面操作ボタン105aの操作面105d上の略中央には、突起部105cが形成されている。本実施の形態では、突起部105cは、略四角柱状に形成され、その長辺方向が小判型の背面操作ボタン105aの長手方向に対して略平行になるように形成されている。突起部105cは、使用者が指先の感触で背面操作ボタン105aの位置を把握するための部材である。なお、本実施の形態における突起部105cの形状は一例であり、三角柱状、半円柱状など、少なくとも背面操作ボタン105aの表面から突出した形状であればよい。また、突起部105cの配置位置は、背面操作ボタン105aの操作面105dの中央部に限らない。
また、背面操作ボタン105aの周囲における背面101b上には、背面101bの法線方向に突出した突起部152が形成されている。突起部152は、背面操作ボタン105aの周囲を囲むように形成されている。なお、突起部152は、必ずしも背面操作ボタン105aの全周囲を囲むように形成されている必要はなく、小判型の背面操作ボタン105aの長辺部分に隣接する部分にのみ突起部を設ける構成や、背面操作ボタン105aの周囲を部分的に囲むように突起部を設ける構成とすることができる。突起部152は、少なくとも使用者において背面101bを目視できない状態の時に、使用者の指先の感触で存在を把握することができる形状であればよい。
また、突起部152は、背面101bからの頂部152aの高さ寸法が、背面操作ボタン105aが図4に示す位置(未操作状態)にある時の操作面105dまたは突起部105cの頂部105eと同一高さ、あるいは操作面105dまたは突起部105cの頂部105eよりも高くなる寸法を有している。このように突起部152を形成することで、電子装置101を背面101bが机上などの平坦面に対向する姿勢で平坦面上に載置した時に、突起部152の頂部152aが平坦面に当接する。この時、突起部105cの頂部105eは、平坦面に当接しない、または頂部105eは、背面操作ボタン105aの下部に配されたスイッチ素子153が作動しない程度の押圧力で平坦面に当接する。したがって、突起部105cに大きな押圧力が加わらないため、電子装置101の自重により背面操作ボタン105aが矢印Aに示す方向へ押圧操作されてしまうことを防ぐことができ、背面操作ボタン105aの誤操作を防止することができる。
〔3.電子装置の把持方法〕
電子装置101は、机上などに載置して操作することが可能であるとともに、両手または片手で把持して操作することも可能である。
図5は、電子装置101を両手で把持した状態を前面側から見た図である。図6は、電子装置101を両手で把持した状態を背面側から見た図である。以下、図2〜図6を参照して電子装置の把持方法について説明する。
背面101bは、図2に示すように左側面101e及び右側面101fに近い位置に把持部112a及び112bを備えている。
把持部112a及び112bは、凸状の曲面で形成されていることが好ましい。このような構成とすることで、左手121及び右手122の各指が把持部112a及び112bにフィットしやすいため、グリップ性が向上する。なお、把持部112a及び112bは、表面を平面で形成してもよい。
また、把持部112aと左側面101eとの境界部、および把持部112bと右側面101fとの境界部は、曲面で形成されていることが好ましい。このような構成とすることで、左手121及び右手122の各指の根元近傍及び掌が前記境界部にフィットしやすいため、グリップ性が向上する。
凹部113は、把持部112a及び112bに対して、背面101bの法線方向に窪んだ形状に形成されている。凹部113は、把持部112aに接する内面113aと、把持部112bに接する内面113bとを備えている。内面113aと把持部112aとの境界部、及び内面113bと把持部112bとの境界部は、曲面で形成されていることが好ましい。このような構成とすることにより、左手121及び右手122の指先近傍が前記境界部にフィットしやすいため、グリップ性が向上する。
片手(例えば図5に示す左手121)で電子装置101を把持する場合は、電子装置101の左側面101eの湾曲部101gに左手121の掌を当接させて、第2指121b(人差し指)、第3指121c(中指)、第4指121d(薬指)、第5指121e(小指)で電子装置101の背面101bの把持部112aを把持し、第1指121a(親指)で前面101aを把持する。また、電子装置101の背面101bにおいて、第2指121b〜第5指121eの指先(末節)が凹部113の内面113aに当接しているため、電子装置101を左手121で把持している状態において、電子装置101が手から離れる方向への移動が規制されるため、電子装置101を誤って落下させてしまうことを防ぐことができる。電子装置101を左手121で把持している時は、左手121の第1指121aで補助操作ボタン104aなどを操作可能であるとともに、右手122は電子装置101におけるいずれの箇所も把持していないので操作ボタン103などを操作することができる。また、電子装置101を右手122で把持する場合は、左手121の各指を上記と同様に配置することで、電子装置101を把持及び操作することができる。
また、図5及び図6に示すように、電子装置101を両手で把持する場合は、電子装置101の左側面101eの湾曲部101gに左手121の掌を当接させて、第2指121b、第3指121c、第4指121d、第5指121eで電子装置101の背面101bの把持部112aを把持し、第1指121aで前面101aを把持する。この時、第1指121aの先端近傍は、領域A1に位置していることが好ましく、これにより各種操作ボタンの誤操作を防止することができる。また、電子装置101の右側面101fの湾曲部101hに右手122の掌を当接させて、第2指122b、第3指122c、第4指122d、第5指122eで電子装置101の背面101bの把持部112bを把持し、第1指122aで前面101aを把持する。この時、第1指122aの先端近傍は、領域A2に位置していることが好ましく、これにより各種操作ボタンの誤操作を防止することができる。
電子装置101を両手で把持している時、左手121の第1指121aを前面101aの面方向へ移動させることで、操作ボタン103のうち左側面101eに近い側に配置されている操作ボタン、および補助操作ボタン104a及び104bを操作することができる。また、右手122の第1指122aを前面101aの面方向へ移動させることで、操作ボタン103のうち右側面101fに近い側に配置されている操作ボタン、および補助操作ボタン104c〜104eを操作することができる。
電子装置101を両手で把持している時、通常は、左手121の第2指121b、第3指121c、第4指121d、第5指121eは把持部112aを把持し、右手122の第2指122b、第3指122c、第4指122d、第5指122eは把持部112bを把持している。この状態から、左手121の第2指121bを背面操作ボタン105a上まで移動させることができる。また、右手122の第2指122bを背面操作ボタン105b上まで移動させることができる。図6は、右手122の第2指122bを背面操作ボタン105b上に移動させた状態を示す。この状態で、第2指122bで背面操作ボタン105bを押圧操作可能である。
使用者の両手が図6に示す状態にある時、通常は使用者の顔面は電子装置101の前面101aに対向している。したがって、使用者は前面101aを目視できるが、背面101bを容易に目視することはできない。このように、使用者が背面101bを目視できない状態であっても、背面操作ボタン105a及び105bに突起部105cが形成され、背面操作ボタン105a及び105bの周囲に突起部152が形成されていることにより、使用者は指(本実施の形態では第2指)の先端の感触だけで、背面操作ボタン105a及び105bの位置を把握することができる。
背面操作ボタン105a及び/または105bを押圧操作することにより、背面操作ボタン105a及び/または105bの下方に配されたスイッチ素子153がオンとなり、所定の機能が実行される。本実施の形態では、背面操作ボタン105a及び105bには、いずれもバーコードリーダー106のバーコード読み取り開始命令を割り当てている。したがって、背面操作ボタン105a及び105bの少なくともいずれか一方を操作することで、バーコードリーダー106から赤外線が出射するよう制御され、またバーコードで反射した赤外線をバーコードリーダー106で受光するよう制御される。
本実施の形態では、背面操作ボタン105a及び105bのそれぞれに同一機能を割り当てたが、互いに異なる機能を割り当ててもよい。
また、背面操作ボタン105a及び105bに割り当てる機能は、バーコード読み取り命令に限らず、他の機能であってもよい。例えば、電子装置101に配された撮像部107で被写体等の撮影を行うことができるレリーズボタンの機能を割り当ててもよい。
〔4.実施の形態の効果、他〕
本実施の形態によれば、背面操作ボタン105a及び105bの周囲に突起部152を形成したことにより、前面101aが机上等の平坦面に対向するように電子装置101を載置したとしても、電子装置101の自重により背面操作ボタン105a及び105bが誤操作されることを防止することができる。
また、本実施の形態によれば、背面101bの左右両端近傍に背面操作ボタン105a及び105bを配置したことにより、電子装置101を左手、右手、両手のいずれで把持したとしても、確実に背面操作ボタン105aまたは105bを操作することができる。したがって、使い勝手を向上させることができる。
例えば、特開2002−6988号公報に開示されている構成では、端末装置の裏面に配されている操作手段(操作パッド)が裏面の一方の隅近傍に配置されているため、たとえ端末装置を両手で把持して使用したとしても、左右いずれかの手(図示では右手の指のみ)でしか操作ができず、操作性が良いとは言えない。これに対して本実施の形態の電子装置は、左右いずれの手でも、筐体裏面に配されている操作手段を操作することができるので、操作性を向上させることができる。
また、背面101bに配された背面操作ボタン105a及び105bに突起部105cを形成し、さらに背面操作ボタン105a及び105bの周囲に突起部152を形成したことにより、使用者において指(本実施の形態では第2指)の先端の感触だけで、背面操作ボタン105a及び105bの位置を容易に把握することができる。
また、本実施の形態の背面操作ボタン105a及び105bは、図5及び図6に示すように、左手121で左側面101e側を把持し、および/または、右手122で右側面101f側を把持している状態において、背面101b上に位置している第2指121b及び122bが容易に移動可能な範囲に背面操作ボタン105a及び105bを配置したことにより、指先による背面操作ボタン105a及び105bの探索を容易かつ迅速に行うことができる。
また、突起部152の高さを、背面操作ボタン105a及び105bの高さ(突起部105cの高さ)と同一か高くしたことにより、前面101aが机上等の平坦面に対向するように電子装置101を載置したとしても、電子装置101の自重により背面操作ボタン105a及び105bが誤操作されることを防止することができる。
また、本実施の形態では、背面操作ボタン105a及び105bは、その長辺方向が背面101bにおける左側面101eに接する端部の方向に対して略平行になるように配置したが、図7に示すように所定角度(例えば30度)傾けて配置してもよい。このような配置とすることで、図6に示すように両手または片手で電子装置101を把持し、第2指121b及び122bが背面操作ボタン105a及び105b上に位置した際に、背面操作ボタン105a及び105bの傾きと第2指121b及び122bの傾きとがほぼ一致する。したがって、第2指121b及び122bを自然な姿勢にしたまま、背面操作ボタン105a及び105bを操作することができ、操作性を向上させることができる。
また、背面操作ボタン105a及び105bに同一機能を割り当てる構成とすることにより、電子装置101を片手で把持した状態で操作をすることができるとともに、両手で把持した状態であっても誤操作(押し間違い等)が生じない。
なお、本実施の形態では、突起部105cと突起部152の両方を備えたが、いずれか一方のみ備える構成であっても、背面101bを目視せずに背面操作ボタン105a及び105bの位置を把握することができる。
また、本実施の形態では、PDAを一例として挙げて説明したが、少なくとも使用者が手で把持して操作を行うことができる機器であればよい。例えば、パーソナルコンピューター、DVDなどのディスク状媒体を着脱可能なドライブまたはハードディスクドライブなどを備えたポータブルディスクプレーヤー、ポータブルナビゲーションシステム、看護士等が患者の日々の様子を検査する検査データを収集する医療用端末などに有用である。
また、本実施の形態における液晶モニタ102は、本発明の表示手段の一例である。また、操作ボタン103、補助操作ボタン104a〜104eは、主操作手段の一例である。また、背面操作ボタン105a及び105bは、副操作手段の一例である。また、筐体の前面101aは、本発明の前主面の一例である。また、筐体の背面101bは、本発明の裏主面の一例である。また、湾曲部101g及び101hは、本発明における湾曲部の一例である。また、突起部152は、周囲突起部の一例である。また、突起部105cは、本発明における凸形状部の一例である。また、操作面105dは、本発明における操作面の一例である。また、頂部152aは、本発明における頂部の一例である。また、凹部113は、本発明における低面部の一例である。
本発明の電子装置は、手で把持して使用することが可能な装置に有用である。
実施の形態における電子装置の外観を示す斜視図 実施の形態における電子装置の外観を示す斜視図 背面操作ボタンの斜視図 図3におけるZ−Z部の断面図 実施の形態における電子装置を使用者が把持した状態を示す平面図 実施の形態における電子装置を使用者が把持した状態を示す平面図 実施の形態における電子装置の他例の外観を示す斜視図
101 電子装置
102 液晶モニタ
103 操作部
105a、105b 背面操作ボタン
105c 突起部
152 突起部

Claims (5)

  1. 前面筐体と背面筐体とで箱状に形成された筐体と、
    前記前面筐体の前主面に配され、情報信号から変換した視認情報を表示可能な表示手段と、
    前記表示手段の近傍に配された主操作手段とを備えた電子装置であって、
    前記背面筐体に配された副操作手段と、
    前記副操作手段の周囲において、前記背面筐体における前記前主面と平行な裏主面の法線方向に突出形成された周囲突起部とを備え、
    前記副操作手段は、
    前記裏主面における互いに対向する一対の端辺の近傍にそれぞれに対をなして配されている、電子装置。
  2. 前記副操作手段は、
    当該副操作手段を操作する操作面の中央部近傍に、当該操作面よりも高く形成されている凸形状部を備える、請求項1記載の電子装置。
  3. 前記周囲突起部は、
    前記裏主面からの前記副操作手段における操作面の高さ以上に形成されている頂部を備えた、請求項1に記載の電子装置。
  4. 前記周囲突起部は、
    前記凸形状部の高さ以上に形成されている頂部を備えた、請求項2に記載の電子装置。
  5. 対をなす前記副操作手段は、
    同一機能が割り当てられている、請求項1記載の電子装置。
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