JP2003198703A - 携帯電話機の文字の超高速入力装置 - Google Patents

携帯電話機の文字の超高速入力装置

Info

Publication number
JP2003198703A
JP2003198703A JP2001389969A JP2001389969A JP2003198703A JP 2003198703 A JP2003198703 A JP 2003198703A JP 2001389969 A JP2001389969 A JP 2001389969A JP 2001389969 A JP2001389969 A JP 2001389969A JP 2003198703 A JP2003198703 A JP 2003198703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile phone
keys
finger
fingers
hands
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001389969A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuzo Tanaka
勝三 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001389969A priority Critical patent/JP2003198703A/ja
Publication of JP2003198703A publication Critical patent/JP2003198703A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】従来の携帯電話機で文字入力する場合は、親指
のみを利用して文字入力するので、ノートパソコンのよ
うに両手の指10本を使用して入力するのに比較して速
度が遅い。携帯電話機の文字入力速度を現状より速くで
きることが望まれている。 【解決手段】携帯電話機の概略直方体の幅の広い正面に
少なくとも1個のジョイキーと2個のシフトキーと6個
のキー、裏面に少なくとも20個のキーが備えられてい
る携帯電話機や小型のPDA機器で、本発明のようなキ
ー配置をして、携帯電話機を机上や膝の上に置かずに両
手で把持し、両手の指10本を全て使用するとシフトキ
ー等の切替無しでいずれか1本の指の1回の押圧動作で
アルファベット26文字のいずれも入力できるので親指
1本に比べて超高速の文字入力ができる。文字キーの配
置は文字出現頻度の高い文字を1列に並べ、指の移動距
離を最短にし、左右の手の交互打キーのリズムを考慮し
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、携帯電話機の文
字入力装置及びデータ通信端末として利用される通信機
能を有する携帯機器の文字入力装置に関する分野
【0002】
【従来の技術】近年のデータ通信技術の発達に伴い、携
帯電話機にメール送受信機能を持たせているものやデー
タ通信機能を有する文字入力装置を備えたPDA機器
(携帯情報端末)がある。図1は従来の一般的な携帯電
話機の正面図である。 02ディスプレイ、03アンテ
ナ、04スピーカ、05マイクロホン、10電源スイッ
チ、11各種モード切替キー、12ジョイキー、17文
字キー、16本体より構成されている。携帯電話機は一
般的に、図1に示すようにディスプレイ(情報の表示
部)と同じ平面に文字入力が出来るように、約12個の
文字キーと約4個の各種モード変換キーと1個のジョイ
キーを備えている。PDA機器もディスプレイと同じ平
面に同程度の数のキーを備えている。PDA機器はキー
の数が携帯電話機のそれより少ないものもあれば、逆に
パソコンのキーボードのように50個以上のキーを備え
ているものもある。
【0003】図2は従来の折り畳み型携帯電話機の文字
入力装置の正面図である。中央部に14ヒンジ機構を設
けて、非使用時にはディスプレイとキーボード部が向か
い合うように折り畳める構造である。 小型になるので
持ち運びに便利である。携帯電話機及びPDA機器は両
方共、ディスプレイと同一平面に文字キーを備えてい
る。 または図2に示すように、文字キーを有する平面
とディスプレイを有する平面とを非使用時に折り畳むこ
とが出来る機種は、ノートパソコンのようにディスプレ
イとキーボード部に傾斜角度を有しているが、図1と図
2のものはいずれもキーボード部はユーザーから見て正
面に見える平面である。
【0004】携帯電話機で文字入力する場合は、図3に
示すように右利きのユーザーは右手で携帯電話機を持
ち、ディスプレイを目の正面に持って来て右手の親指を
移動して次々にキーを押していく。右手に携帯電話機を
持ち、右手の親指を操作してキーを押して文字を入力す
る場合は、左手は空いているので自由に他の役目(例え
ば電車の吊革を持ったり、鞄を持ったり)のために使用
することができる。PDA機器のうち、小型でかつ片手
で操作できる機種は携帯電話機と同じ使い方になる。左
利きのユーザーの場合は右利きのユーザーの反対側の手
と指を使用してキーを押す。
【0005】PDA機器の大型のものは机上で両手の指
を使用してノートパソコンのキーボードのようにして文
字を入力するので、片方の手を自由に他の役目のために
使用することができない制約と共に机や膝を必ず使用し
なければならない制約がある。片手で保持し同じ方の手
の指で操作する携帯電話機と小型のPDA機器は保持し
ている片方の手の親指を約12個ある正面のキーボード
部で順番に動かして文字を入力しなければならない。従
って親指が各キーを押す入力速度で文章を作成する速度
が決定される。また、携帯電話機の正面のキーボード部
には約12個のキーがあり、アルファベットのAよりZ
までの26文字が割当てられている。平均して1個のキ
ーに3種類のアルファベット文字が割当てられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】親指のみを使用して入
力する場合の文字入力速度は、パーソナルコンピュータ
のように両手の10本の指を使用して入力する速度に比
較して約20分の1の速度である。これではデータ通信
速度が速い技術を開発しても、文字入力速度が改善しな
いのでは技術が十分生かされない。これは片手の親指1
本のみを使い、親指の担当するキーの数が多すぎるため
に親指の動く範囲が広すぎるのと、親指の動く範囲が広
すぎてブラインドタッチ(押すキーを見ないで、押され
たキーが表示されるディスプレイのみを見ながらキーを
押す動作)をするのが著しく困難であるからである。ユ
ーザーはディスプレイと12個の正面のキーボードとを
交互に視線を移すことになるので、入力速度が落ちるだ
けで無く入力誤りが増加することになる。
【0007】このように携帯電話機や小型のPDA機器
の文字入力速度を現状よりも速くすることが望まれる。
また、両手が自由になる状態においては必ずしも片手の
みで携帯電話の文字入力をする必要は無く、両手を使え
ば文字入力速度がさらに速くなるならば、全てのユーザ
ーがそのような装置を望む。携帯電話機の文字入力速度
を机上のパーソナルコンピュータ程度に速くできること
ができればビジネス業務連絡等の飛躍的な需要拡大が可
能である。現在、このような文字キーを備えた携帯電話
機もしくはPDA機器は販売されていない。現状では一
般的技術水準としては次の特許が公開されているが、 JP2001−022501 JP09−083402 JP2000−59483 JP2000−151774 JP2001−060999 EP 104709 JP2001−117709 JP10−224288 JP06−274257 US4791408 US4360892 US5281966 JP2000−244623 JP2000−27653
【0008】いずれも側面にキーを5個程度設置して、
片手の指5本までを使用して文字入力を速くしようと試
みたり、情報をアクセスする場合携帯電話機正面のキー
の数がスペース上制限されて少ないために、これを側面
の4個程度の補助キーを備えて正面の約12個のキーの
役割を拡大しようとしているにすぎない。正面の約12
個のキーのみを使用してソフトウエアの工夫で携帯電話
機の文字入力速度を速くしようとする公開特許が多数あ
るがどれも効果的なものは無い。現状では一般に販売さ
れていない理由として、これらの側面キーや側面補助キ
ーを設置した携帯電話機の文字入力速度が現状の正面に
キーボードを装備した市販品より圧倒的に上回ることが
できないためである。注目すべきことはJP2000−
244623の外付けキーボードで携帯電話機とJIS
キーボード盤をケーブルで連結したものがヒット商品に
なっている。JP2000−27653は両手の小指を
PDA機器に固定して把持しようというものである。こ
れらの公開特許から現状の携帯電話機の文字入力がいか
に入力し難いものであるかを示している。
【0009】これらの現状の技術は携帯電話機本体で両
手10本の指を使用して文字入力するという発想が無
く、かつ片手のみで操作しようとする発想から抜け出て
いない。両手の10本の指を使えば文字入力速度が飛躍
的に増加することに気づいていないのである。片手で掴
める最近の小型の携帯電話機に両手10本の指を使って
文字入力しようとすると手の位置をどこにどのように配
置するかに工夫がいる。その前にまず、10本の指を同
時に使用しようとする着想が必要である。さらに両手で
携帯電話機を把持すれば、10本の指の内それぞれの指
1本1本に2個以上の複数のキー(親指は6個以上)を
区別して押圧できるという指の機能があることを気づい
ていないのである。携帯電話機を片手で把持して、把持
した方の指でキーを押圧しようとすれば人差し指、中
指、薬指、小指で指の長さ方向に並んでいる前後の2個
のキーを区別して押すことは現実的に不可能だからであ
る。しかし、さらに発展してキーとキーとの間にキーよ
りも高さが高いフレームを設けることにより片手で把持
したまま人差し指、中指、薬指、小指で指の長さ方向に
並んでいる前後の2個のキーを区別して押すことが可能
になったのである。
【0010】さらに両手で携帯電話機を把持して、両手
の10本の指を使えば利き手(他方の手の指より良く動
き、多くの細かい操作が出来る方の手のこと。)に多く
の細かい操作をさせるために、右利きユーザーが使用す
る携帯電話機の文字入力手段と左利きユーザーが使用す
る携帯電話機の文字入力手段の装備位置が左右対称にな
り、同一種類を使用できないという問題も気づくことが
できる。又は左利きのユーザーは右利きユーザーが使用
する携帯電話機をそのまま使用して右手の指が良く動く
ように訓練することができることにも気づく。
【0011】携帯電話機は従来より電話機という機能か
ら始まったために、メール機能が付加されたにもかかわ
らず、一般に片手で操作するという発想から抜けていな
いのである。携帯電話機でメールの文章を入力する場合
は実際は両手が自由に使える場合が圧倒的に多いのに気
づいていないである。あるいは携帯電話機を両手で把持
すれば右手の指と左手の指が携帯電話機表面の同一位置
で重なり10個のキーは押せないではないかと考えるの
かも知れない。
【0012】
【課題を解決するための手段】携帯電話機でメールの文
章を入力する場合は待合室、車中、ベンチに腰掛けてい
る状態、立ち止まっている状態等で両手が使用できる状
態が圧倒的に多いことに着目して解決したのである。図
4は本発明の携帯電話機で携帯電話機本体を机上や膝上
に置かずに両手で把持し両手の指10本で文字入力する
携帯電話機であり、さらに両手で携帯電話機を把持すれ
ば、10本の指の内それぞれの指1本1本に2個以上の
複数のキー(親指は6個以上)を区別して押圧できると
いう指の機能があることを考えついた携帯電話機の超高
速文字入力装置である。この携帯電話機の正面は163
−1、163−2の近接したキーが3行2列で計6個と
166−1、166−2の近接したキーが3行2列で計
6個、10電源スイッチ、11各種モード切替スイッ
チ、12ジョイキー、裏面は169−1、169−2の
近接したキーが5行2列で計10個と174−1、17
4−2の近接したキーが5行2列で計10個より構成さ
れている。
【0013】図5は図4の携帯電話機に文字を両手10
本の指で入力中の概観図である。図4の携帯電話機は右
利きユーザーも左利きのユーザーも1種類の携帯電話機
で兼用できる。
【0014】図5に示すように、正面の12ジョイキー
と166−1、166−2、167−1、167−2、
168−1、168−2キーの6個を右手の親指が担当
し、正面の163−1、163−2、164−1、16
4−2、165−1、165−2キーを左手の親指が担
当する。裏面の174−1、174−2、175−1、
175−2キーの4個を右手人差し指、176−1、1
76−2キーを右手中指、177−1、177−2キー
を右手薬指、178−1、178−2キーを右手小指が
それぞれ担当する。裏面の169−1、169−2、1
70−1、170−2キーの4個を左手人差し指が担当
し、171−1、171−2キーを左手中指、172−
1、172−2キーを左手薬指、173−1、173−
2キーを左手小指がそれぞれ担当する。
【0015】従来は図3に示すように、片手の親指のみ
を使用してディスプレイと同じ向きの平面の12個のキ
ーを操作する場合は、例えば英語のアルファベット26
字の場合は1個のキーが3文字を担当する。図1に示す
ように、アルファベットの大文字「C」を入力する場合
は「A」の17−1キーを3回続けて押すことになる。
また、アルファベットの小文字「c」を入力する場合は
「A」の17−1キーを6回続けて押すか、又は小文字
を入力するためのモード切換えスイッチを親指で切り換
えた後に「A」の17−1キーを3回続けて押さなけれ
ばならない。この後アルファベットの他の大文字を入力
したい時はモード切換えスイッチを再度押して元に戻す
操作をする必要がある。
【0016】これに対し本発明で大文字「C」を入力す
る場合は、図5に示すように右手親指で図4の正面の1
66−2キーを押した状態で正面の165−2キーを1
回押せばよい。また、アルファベットの小文字「c」を
入力する場合は右手親指で何のキーも押さない状態で正
面の165−2キーを1回押せば良い。この発明の特に
優れている特徴は正面の右手親指が担当するキーの切替
無しで残っている9本の指で26個のキーを押すことが
できるので、アルファベットの26文字のいずれの1文
字も入力できるという点にある。
【0017】正面の右手親指が担当するキーの切替はア
ルファベット大文字と小文字と数字・記号・機能の3種
類だけである。ここでは右手親指が166−1キーを押
した状態で数字・記号・機能が入力される。数字混じり
の英文を入力する場合は、右手親指が何のキーも押さな
い状態と2個のキー(166−1、166−2キー)を
区別して押すだけでよい。
【0018】3つの状態すなわちアルファベット小文字
と大文字と数字・記号・機能を、右手親指が何も押さな
い、166−1キーを押す、166−2キーを押すのい
ずれにもソフトウエアによって割り振ることができる。
使用するユーザーの仕事の内容によって小文字と大文字
と数字・記号・機能の使用頻度は異なるので11各種モ
ードキーでユーザーが各々設定できるようにソフトウエ
アを設計できる。これは初回に設定すれば頻繁に変更す
るものではない。
【0019】正面の右手親指が担当するキーの切替無し
でアルファベット26字が入力できるという特徴は、日
本語をローマ字入力方法で入力する際にさらに革命的利
点が生じる。それは日本語のローマ字入力方法ではアル
ファベットの「C」、「F」、「J」、「L」、
「Q」、「V」、「X」の7文字は使用しないのでアル
ファベット19文字で日本語の「かな文字」が入力でき
るので、残りの7文字を日本語でよく使
う「、」、「。」、「RET」、「DEL」、「スペー
ス」、「BackSpace」や特殊文字の集合キー等
に割り振ることができる。そうするとモード切替キーを
押さない状態で続けて全部の「ひらがな」を連続して入
力でき、右手親指はジョイキーに常駐し「漢字」変換専
用に使用できるので超高速の文字入力ができる。さらに
11各種モードキーでモードを変更して、166−1、
166−2キーをシフトキーとして使用することにより
日本語51音もローマ字入力を使用しないで直接入力で
きる。このように本発明は英語でも日本語でもその他の
アルファベット26字又は他の26字で変換できる言語
なら何語でも応用できるものである。アルファベットの
場合、大文字と小文字のキーが同一キーであるので非常
に指が学習し易く、ブラインドタッチを携帯電話で実行
するのに最短の時間で学習できる。
【0020】本発明を利用すると、文字入力速度は片手
の親指のみを使用するキーの配置よりも約20倍に速く
なる。当然の如く、単に携帯電話機で電話番号を押して
電話する場合も、右手の親指で166−1を押した状態
で実施例2に示すように他のキーを押すことにより数字
1、2、・・、9,0を入力できる。右手の親指で16
6−1を押した状態でその他の残りの16個のキーは
「Back Space]、「DEL]、「ENT」、
「.」、「,」等の英文入力に必要な記号や機能に割り
当てることができる。
【0021】正面の167−1、167−2、168−
1、168−2キーは両手使用時で英語入力時は不要の
キーである。これらのキーは省略しても良いし、「Ba
ckSpace]、「DEL]、「ENT」、「.」、
「,」等に割当てて英文入力速度を上げるのに使用して
も良い。しかし167−1、167−2、168−1、
168−2キーは日本語では「ひらがな」、「カタカ
ナ」の全角と半角、数字の全角と半角、記号の全角と半
角で計7種類があるのでこれをモード切替キーとして使
用するとより速く入力できる。
【0022】図6の断面X−Xと図7の断面Z−Zに示
しているのは隣り合ったキーに入力誤り無く文字を入力
できるように工夫した発明である。図6の断面X−Xに
示しているのは、隣り合ったキーの間にキーより高さが
高いフレームを設けてある。裏面のキー操作で押す力の
反力を正面の指で受け持つために指を置くためのフレー
ムである。フレーム上に指を置いておくと裏面のキー操
作力の反力をフレーム上の指で受け持っても誤って不要
なキーを押さないようにキーの高さよりフレームの高さ
を高くしてある。フレームに指を置いた位置より指を移
動せずに隣り合ったキーのいずれも押圧することができ
る。裏面のキーにも正面からのキーの押圧の反力を受け
持つために同様のフレームが設けてある。また、ブライ
ンドタッチで入力するので指のホームポジションを確認
するために図6と図7の黒丸印に示すフレームの特定の
場所の表面に指の触覚で確認できる突起が付けてある。
また、ブラインドタッチで入力するので指のホームポジ
ションを確認するためにフレームに指の入る窪みを設け
てある。
【0023】また、図6と図7は図4の携帯電話機のキ
ーにアルファベットを割当てた発明である。従来の携帯
電話機は約12個のキーにアルファベット26文字を割
当てていたので文字入力速度は非常に遅いものであっ
た。他方、パーソナルコンピューターは上中下に3段の
QWERTYキーボードであった。QWERTYキーボ
−ドは世界中で使用されているが文字出現頻度、指の移
動距離による手の疲労、左右の手による交互打キーによ
るリズム、西洋の文字と東洋の文字の出現頻度と構造の
相互の譲り合い等を考えられたものでは無かった。
【0024】図6と図7は文字出現頻度の高い文字を両
手の人差し指、中指、薬指、小指で指の移動距離を最小
にして押圧できるように1列に並べて指の移動距離を短
くしている。また、人差し指、中指、薬指。小指の順に
指の負担がかかるように文字を配置してある。また、左
右の手の交互打キーによる快適なリズム、西洋の文字出
現頻度と構造だけで無く、東洋の文字出現頻度と構造も
考慮されているので世界の言語に使用できる。
【0025】図4は携帯電話機において、キーに対応し
た入力文字を案内するために、携帯電話機の本体正面
に、キーに対応する入力文字を常時印字表示したもので
ある。本発明の携帯電話機や小型PDA機器の文字入力
時に便利である。図5は図4の携帯電話機において、親
指が選択したキーの状態に対応した入力文字を案内する
ために、携帯電話機のディスプレイに親指が選択したキ
ーに対応する入力文字を表示している。例えば図5のよ
うに表示された状態で裏面の169−1キーを押すとデ
ィスプレイの一番上の左側の文字「X」を入力できる。
親指が別のキーを選択するとそれに応じてディスプレイ
に表示される文字内容も変わる。携帯電話機の小さいデ
ィスプレイの中でキー入力の案内を有効に活用できる。
【0026】
【発明の実施の形態】 【実施例】
【実施例1】図4は本発明の両手で把持し両手の指で文
字入力する携帯電話機で右利き及び左利きの両方に使用
できる1例である。01本体、02ディスプレイ、03
アンテナ、04スピーカ、05マイクロホン、10電源
スイッチ、11各種モードスイッチ、12ジョイキー、
正面は163−1、163−2、164−1、164−
2、165−1、165−2、166−1、166−
2、167−1、167−2、168−1、168−2
キーの12個、裏面は169−1、169−2、170
−1、170−2、171−1、171−2、172−
1、172−2、173−1、173−2、174−
1、174−2、175−1、175−2、176−
1、176−2、177−1、177−2、178−
1、178−2キーの20個より構成されている。
【0027】図5は図4の携帯電話機に文字を両手10
本の指で入力中の概観図である。図4の携帯電話機は右
利きユーザーでも左利きユーザーでも1種類で兼用でき
る。図5に示すように、正面の12ジョイキーは右手親
指又は左手親指が担当する。正面の166−1、166
−2、167−1、167−2、168−1、168−
2キーの6個を右手の親指が担当し、裏面の174−
1、174−2、175−1、175−2キーの4個を
右手人差し指、176−1、176−2キーを右手中
指、177−1、177−2キーを右手薬指、178−
1、178−2キーを右手小指がそれぞれ担当する。正
面の163−1、163−2、164−1、164−
2、165−1、165−2キーの6個を左手親指が担
当し、裏面の169−1、169−2、170−1、1
70−2キーの4個は左手人差し指、171−1、17
1−2キーを左手中指、172−1、172−2キーを
左手薬指、173−1、173−2キーを左手小指がそ
れぞれ担当する。
【0028】これからの説明は右利きのユーザーの使い
方を示している。良く動く右手の親指に多くの細かい仕
事が要求される12ジョイキーと166−1と166−
2のシフト切替キーを操作させるからである。右手親指
で何のキーも押さない状態で残りの9本の指で26個の
キーを押すとアルファベットの小文字「a」から「z」
まで26文字が入力できる。次に右手親指で166−2
を押した状態で残りの9本の指で26個のキーを押すと
アルファベットの大文字「A」から「Z」まで26文字
が入力できる。右手親指で166−1を押した状態で数
字の1,2、・・、9,0の10個が174−1、17
4−2、175−1、175−2、176−1、176
−2、177−1、177−2、178−1、178−
2キーを押すことにより入力できる。その他の残りの1
6個のキーは「Back Space]、「DEL]、
「ENT」、「.」、「,」等の英文入力に必要な記号
や機能に割り当てることができる。この内の1文字は必
ずしも文字に固定されるものではない。「スペース」キ
ーとしても、「DELETE」キーのような機能キーに
割り当ててもよい。この内の1文字分を特殊記号の集合
の代表キーに指定すると特定の1文字分を入力し、次に
引き続いて12ジョイキーを繰り返し動かすことにより
多数の特殊記号を選択することができる。本発明により
1個のキーの役割が2種類(アルファベットと数字・記
号・機能)に限定できるのでブラインドタッチが極端に
易しくなる。
【0029】右側面の右手親指が担当するキーの切替無
しでアルファベット26字が入力できるという特徴は、
日本語をローマ字入力方法で入力する際にさらに革命的
利点が生じる。それは日本語のローマ字入力方法ではア
ルファベットの「C」、「F」、「J」、「L」、
「Q」、「V」、「X」の7文字は使用しないのでアル
ファベット19文字で日本語の「かな文字」が入力でき
るので、残りの7文字を日本語でよく使
う「、」、「。」、「RET」、「DEL」、「スペー
ス」、「BackSpace」や特殊文字の集合キー等
に割り振ることができる。そうするとモード切替キーを
押さない状態で続けて全部の「ひらがな」を連続して入
力でき、右手親指は12ジョイキーに常駐し「漢字」変
換専用に使用できるので超高速の文字入力ができる。こ
のように本発明は英語でも日本語でもその他のアルファ
ベット26字又は他の種類の26文字で変換できる言語
なら何語でも応用できるものである。
【0030】正面の12ジョイキーは02ディスプレイ
上のカーソルを上下左右へ移動することが主な仕事にな
るが、日本語の漢字入力の場合の「ひらがな」より「漢
字」、「カタカナ」への変換等に割り当てることができ
る。167−1、167−2、168−1、168−2
キーは英字と自国語(日本語では「ひらがな」、「カタ
カナ」、中国では「漢字」、韓国では「ハングル文
字」)への切り替え、全角と半角とのモード切替キーと
して使用することができる。
【0031】よく活動できる親指や人差し指に使用する
頻度が多い文字キーを合理的に割り振り、文字入力速度
を最高速に上げるのは他の実施例で述べるので、ここで
は大文字、小文字、数字・機能・記号キーの3つを大き
く分類して入力可能であることを説明するのに留める。
【0032】正面の167−1、167−2、168−
1、168−2キーは両手使用時で英語入力時は不要の
キーである。これらのキーは省略しても良いし、「Ba
ckSpace]、「DEL]、「ENT」、「.」、
「,」等に割当てて英文入力速度を上げるのに使用して
も良い。しかし167−1、167−2、168−1、
168−2キーは日本語では「ひらがな」、「カタカ
ナ」の全角と半角、数字の全角と半角、記号の全角と半
角で計7種類があるのでこれをモード切替キーとして使
用するとより速く入力できる。
【0033】正面の163−1、163−2、164−
1、164−2、165−1、165−2キーの6個の
役割と166−1、166−2、167−1、167−
2、168−1、168−2キーの6個の役割とを互い
に入れ替えると左利きユーザー用になる。これは11モ
ード切替キーで右利きと左利きユーザー用に切替可能に
ソフトウエアを設計する。
【0034】両手の指10本を使用した別の文字入力方
法を述べる。163−2、164−2キーを左手親指で
シフトキーとして使い、166−1、167−1キーを
右手親指でシフトキーとして使い、残りの8本の指で2
0個のキーを文字キーとして使う方法がある。両手の親
指で何も押さない場合を含めてシフトモードは5通りあ
る。従って5通り掛け20文字で100文字を入力でき
る。シフトキーの数を6個に増加すると140文字を入
力できる。シフトキーのいずれか1個を押した状態で両
手の他の残りの指8本のうちのいずれか1本の1回の押
圧動作で入力する方法と、シフトキーのいずれか1個と
両手の他の残りの指8本のうちのいずれか1本との1回
の同時押圧動作で入力する方法がある。キー押圧速度の
速い熟練者は同時押圧動作で入力するとより速くなる特
徴がある。
【0035】
【実施例2】図6の断面X−Xに示しているのは隣り合
ったキーに入力誤り無く文字を入力できるように工夫し
た発明である。断面X−Xは201指、202フレー
ム、203キー、204キー及び01本体より構成され
ている。断面X−Xに示しているのは隣り合った20
3,204キーの間にキーより高さが高い202フレー
ムを設けてある。反対面のキー操作で押す力の反力を指
で受け持つために指を置くためのフレームである。20
2フレーム上に201指を置いておくと反対面のキー操
作力の反力を202フレーム上の201指で受け持って
も誤って不要な203、204キーを押さないように2
03、204キーの高さより202フレームの高さを高
くしてある。202フレームに201指を置いた位置よ
り201指を移動せずに隣り合った203、204キー
のいずれも押圧することができる。01本体はキーを押
し易いように203、204キーより高さを低くしてあ
る。
【0036】また、ブラインドタッチで入力するので指
のホームポジションを確認するために図6と図7の20
7黒丸印に示すフレームの特定の場所の表面に指の触覚
で確認できる突起が付けてある。また、ブラインドタッ
チで入力するので指のホームポジションを確認するため
に図6の断面B−Bと図7の断面C−Cに示すように、
202、208フレームの表面に少なくとも10本の指
のホームポジションに、指が入る206窪みを設けて、
ユーザーの10本の指が窪みを触覚によって感知し、該
10本の指をホームポジションに誘導することができる
ようになっている。
【0037】図7の断面Z−Zに示しているのは隣り合
ったキーに入力誤り無く文字を入力できるように工夫し
た発明である。断面Z−Zは201指、208フレー
ム、209キー、210キー、211フレーム及び01
本体より構成されている。断面Z−Zに示しているのは
隣り合った209、210キーの一方の側の操作する指
の根元側にキーより高さが高い208フレームを設けて
ある。反対面のキー操作で押す力の反力を指で受け持つ
ために指を置くためのフレームである。208フレーム
上に201指を置いておくと反対面のキー操作力の反力
を208フレーム上の201指で受け持っても誤って不
要な209、210キーを押さないように209、21
0キーの高さより208フレームの高さを高くしてあ
る。208フレームに201指を置いた位置より201
指を移動せずに209キーを押圧することができる。2
10キーを押圧するには指を指の先端方向に少し移動す
る必要がある。211フレーム及び01本体はキーを押
し易いように209、210キーより高さを低くしてあ
る。
【0038】また、図6は図4の携帯電話機のキーにア
ルファベットを割当てた発明である。従来の携帯電話機
は約12個のキーにアルファベット26文字を割当てて
いたので文字入力速度は非常に遅いものであった。他
方、パーソナルコンピューターは上中下に3段のQWE
RTYキーボードであった。QWERTYキーボ−ドは
世界中で使用されているが文字出現頻度、指の移動距離
による手の疲労、文章をタイプする時の左右の手の交互
打キーによる快適なリズム、西洋の文字と東洋の文字の
出現頻度の相互の譲り合い等を考えられたものでは無か
った。
【0039】従来の携帯電話機では一方の手の指用に2
列に並んだキー配置で、両手の指10本を全て使い1回
のキー押圧動作でアルファベット26文字のいずれも入
力できる装置は過去に無いが、本発明は従来の欠点を補
うものになっている。英語では文字出現頻度はETAO
INSRHLDCUMFPGWYBVKXJQZの順に
なっていて、UIEOAの母音がその他の子音の間に出
現する傾向は基本的にある。これに対し、日本語では文
字出現頻度はIOAUNKTESRYHMGDZWBP
の順になっている。東洋の文字はUIEOAの母音が子
音と交互に出現する特徴は明確である。図6は西洋と東
洋の文字出現頻度の高い文字を両手の人差し指、中指、
薬指、小指で最小限の指の移動で押圧できるように1列
に並べて指の移動距離を短くしている。
【0040】また、人差し指、中指、薬指。小指の順に
指の使用回数の負担がかかるように文字を配置してあ
る。また、左右の手の指の交互打キーによる快適なリズ
ム、西洋の文字出現頻度及び構造だけで無く東洋の文字
出現頻度及び構造も考慮されているので世界の言語に使
用できる。また、図7は図4の携帯電話機のキーにアル
ファベットを割当てた発明である。割当てた思想は図6
と同じであるがフレームの位置がキーの一方側にあるの
でキーを押圧し易い側に出現頻度の高い文字を配置して
いる。
【0041】また、図6又は図7に示すようにアルファ
ベットが並んでいる携帯電話機でアルファベットのRの
キーに数字の1を、Gに2、Hに3、Mに4、Tに5、
Fに6、Nに7、Yに8、Sに9、Bに0を割り付け
る。 そうすると、シフトキーを操作する方の片手の指
のみで電話番号等の数字を1,2、・・・、9、0まで
全て押圧できるので非常に便利で能率的である。
【0042】図4は携帯電話機において、キーに対応し
た入力文字を案内するために、携帯電話機の本体正面
に、キーに対応する入力文字を常時印字表示したもので
ある。本発明の携帯電話機や小型PDA機器の文字入力
時に便利である。図5は図4の携帯電話機において、モ
ード切替キーと親指が選択したキーの状態に対応した入
力文字を案内するために、携帯電話機のディスプレイに
親指が選択したキーに対応する入力文字を表示してい
る。例えば図5のように表示された状態で裏面の一番上
の左側の169−1キーを押すとディスプレイの一番上
の左側の文字「X」を入力できる。 親指が別のキーを
選択するとそれに応じてディスプレイに表示される文字
内容も変わる。携帯電話機の小さいディスプレイの中で
キー入力の案内を有効に活用できる。
【0043】
【発明の効果】本発明は携帯電話機のキーを上記のよう
に配置して、両手の指10本を全て使用すると親指1本
に比べて文字入力速度は約20倍に速度を増すことにな
る。しかも本発明は、慣れると親指1本に比べてブライ
ンドタッチができるまでの訓練期間がはるかに少ない。
ブラインドタッチができると、文字入力速度はさらに速
度を増すことになる。本発明により携帯電話機の文字入
力速度は机上のパーソナルコンピュータの文字入力速度
に匹敵するようになり、携帯電話機の通信手段としての
新たな革新的分野が開ける。
【0044】本発明により、モードキー等で入力条件を
変えないでアルファベット26文字のいずれの1文字も
両手の指のうちのいずれかの1本の指の1回のキー押圧
動作で入力できるので、ユーザーの入力間違いが格段に
減少する。そしてキー1個に主として1つの文字と数字
又は記号しか与えられていないので、指が文字キーの種
類を認識し易い。このような理由によりユーザーの疲労
度が大きく軽減される。さらに1種類の携帯電話機で右
利きユーザーでも左利きユーザーでも使用できる。ま
た、文字キーの配置は西洋と東洋の文字出現頻度の高い
文字を両手の人差し指、中指、薬指、小指で最小限の指
の移動で押圧できるように1列に並べて指の移動距離を
短くし、人差し指、中指、薬指。小指の順に指の使用回
数の負担がかかるように文字を配置してある。また、左
右の手の交互打キーによる快適なリズム、西洋の文字出
現頻度及び構造だけで無く東洋の文字出現頻度及び構造
も考慮されているので世界の言語に使用できる。携帯電
話でメール通信を行う人々は世界中で5億人を超すと予
想されることから、ユーザーの大幅な利便性の向上が計
れる。
【0045】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の携帯電話機の文字入力装置の正面図であ
る。
【図2】従来の折り畳み型携帯電話機の文字入力装置の
正面図である。
【図3】図1の従来の携帯電話機に文字を入力中の外観
図である。
【図4】本発明の両手で把持し両手の指10本で文字入
力する携帯電話機の超高速文字入力装置の1例である。
【図5】図4の携帯電話機に文字を入力中の概観図であ
る。
【図6】図4の携帯電話機のキーに本発明の思想で文字
を割当てたもので、隣り合ったキーの間に、キーより高
さが高いフレームがある携帯電話機である。
【図7】図4の携帯電話機のキーに本発明の思想で文字
を割当てたもので、キーより高さの高いフレームが隣り
合ったキーの一方の側にある携帯電話機である。
【0046】
【符号の説明】
01 本体 02 ディスプレイ 03 アンテナ 04 スピーカ 05 マイクロホン 10 電源スイッチ 11 各種モード切替キー 12 ジョイキー 14 ヒンジ機構 16 本体 17 文字キー 163−1、163−2、164−1、164−2キー 165−1、165−2、166−1、166−2 キ
ー 167−1、167−2、168−1、168−2 キ
ー 169−1、169−2、170−1、170−2 キ
ー 171−1、171−2、172−1、172−2 キ
ー 173−1、173−2、174−1、174−2 キ
ー 175−1、175−2、176−1、176−2 キ
ー 177−1、177−2、178−1、178−2 キ
ー 201 指 202 フレーム 203 キー 204 キー 206 窪み 207 突起 208 フレーム 209 キー 210 キー 211 フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03M 11/22 G06F 3/023 320A H04M 1/02 H04B 7/26 V H04Q 7/32

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯電話機や小型のPDA機器(以下請求
    項19まで「携帯電話機」と呼称)であって、概略直方
    体の形状を持つ携帯電話機本体の最も長い稜線を含む幅
    の広い方の片面に少なくとも1組のジョイキー又はジョ
    イスティック又は矢印キー又はその役目を果たす歯車式
    又はボール回転式等の入力手段(以下請求項19まで、
    ジョイキー又はジョイスティック又は矢印キー又はその
    役目を果たす歯車式又はボール回転式等の入力手段を
    「ジョイスティック」と呼称)と少なくとも8個のキ
    ー、幅の広い方の他の片面に少なくとも20個のキーが
    備えられている携帯電話機で、両手共に親指と他の残り
    の4本の指との間で携帯電話機を挟んで把持し、両手1
    0本の指を常時ジョイスティックとキー(以下請求項1
    9まで、ジョイスティックとキーを「文字入力手段」と
    呼称)とに配置するもので、一方の手の親指が少なくと
    も2個のキーと少なくとも1組のジョイスティック、他
    方の手の親指が少なくとも6個のキー、人差し指がそれ
    ぞれ少なくとも4個のキー、残りの6本の指がそれぞれ
    少なくとも2個のキーを、いずれの押圧・操作動作する
    指(以下請求項19まで、押圧・操作動作する指を「動
    指」と呼称)も、他のその時に押圧・操作動作しない指
    (以下請求項19まで、その時に押圧・操作動作しない
    指を「静指」と呼称)の配置移動を伴わない程度の動指
    の移動距離で押圧・操作できるように少なくとも28個
    のキーとジョイスティックとを配置し、それぞれの指を
    前記移動距離程度に移動すれば目的の文字入力手段を押
    圧・操作できるホームポジションに置き、指10本のう
    ち、任意の1本又は一方の親指と同時に他の残りの9本
    の指でキーに入力でき、シフトキー等の条件の切替無し
    で両手の指のうちのいずれか1本の1回の押圧動作で少
    なくともアルファベット26文字又は少なくとも他の種
    類の26文字のいずれの1文字も入力できることを特徴
    とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】前記請求項1に記載の前記シフトキーのい
    ずれか1つを押した状態で両手の他の残りの指9本のう
    ちのいずれか1本の1回の押圧動作、又は前記シフトキ
    ーのいずれか1つと両手の他の残りの指9本のうちのい
    ずれか1本との1回の同時押圧動作で前記26文字とは
    別の新たな少なくとも26文字のいずれの1文字も入力
    できることを特徴とする前記請求項1に記載の携帯電話
    機。
  3. 【請求項3】前記請求項1に記載の前記シフトキーを操
    作する方の親指を前記移動距離程度に移動すれば操作可
    能である位置に少なくとも新たな4個のキーを備えたこ
    とを特徴とする前記請求項1に記載の携帯電話機。
  4. 【請求項4】携帯電話機であって、携帯電話機本体を机
    上や膝上に置かずに携帯電話機本体を両手で把持し、概
    略直方体の形状を持つ携帯電話機本体の最も長い稜線を
    含む幅の広い方の片面に2個ないし6個のシフトキーと
    少なくとも1組のジョイスティック、幅の広い方の他の
    片面に少なくとも20個のキーが備えられている携帯電
    話機で、両手共に親指と他の残りの4本の指との間で携
    帯電話機を挟んで把持し、両手10本の指を常時文字入
    力手段に配置するもので、一方の手の親指が前記シフト
    キーの1個ないし3個と前記ジョイスティック、他方の
    手の親指が1個ないし3個のシフトキー、人差し指2本
    がそれぞれ少なくとも4個のキー、残りの6本の指がそ
    れぞれ少なくとも2個のキーを、いずれの動指も、他の
    静指の配置移動を伴わない程度の動指の移動距離で押圧
    ・操作できるようにシフトキー2ないし6個と少なくと
    も合計20個のキーとジョイスティックとを配置し、そ
    れぞれの指を前記移動距離程度に移動すれば目的の文字
    入力手段を押圧・操作できるホームポジションに置き、
    指10本のうち、任意の1本又は親指と同時に他の残り
    の指で文字入力手段に入力でき、シフトキー等の条件の
    切替無しで両手の指のうちのいずれか1本の1回の押圧
    動作で少なくとも20文字のいずれの1文字も入力でき
    ることを特徴とする携帯電話機。
  5. 【請求項5】前記請求項4に記載の前記シフトキーのい
    ずれか1個を押した状態で両手の他の残りの指8本のう
    ちのいずれか1本の1回の押圧動作、又は前記シフトキ
    ーのいずれか1個と両手の他の残りの指8本のうちのい
    ずれか1本との1回の同時押圧動作で前記20文字とは
    別の新たな少なくとも20文字のいずれの1文字も入力
    できることを特徴とする前記請求項4に記載の携帯電話
    機。
  6. 【請求項6】携帯電話機であって、携帯電話機本体を机
    上や膝上に置かずに携帯電話機本体を両手で把持し、概
    略直方体の形状を持つ携帯電話機本体の最も長い稜線を
    含む幅の広い方の片面に少なくとも1組のジョイスティ
    ックと少なくとも8個のキー、幅の広い方の他の片面に
    少なくとも20個のキーとが備えられている携帯電話機
    で、両手共に親指と他の残りの4本の指との間で携帯電
    話機を挟んで把持し、一方の手の親指が少なくとも2個
    のキーと少なくとも1組のジョイスティック、他方の手
    の親指が少なくとも6個のキー、人差し指2本がそれぞ
    れ少なくとも4個のキー、残りの6本の指がそれぞれ少
    なくとも2個のキーを入力できることを特徴とする携帯
    電話機。
  7. 【請求項7】前記請求項1より6のいずれか1つに記載
    の携帯電話機において、一方の面の文字入力手段の押圧
    ・操作の反力を他方の面に配置している指で受け持つた
    めと誤って不要なキーを押すのを防止するために、隣り
    合ったキーとキーとの間にキーの表面より高さが高いフ
    レームを設けたことを特徴とする請求項1より6のいず
    れか1つに記載の携帯電話機。
  8. 【請求項8】前記請求項1より6のいずれか1つに記載
    の携帯電話機において、一方の面の文字入力手段の押圧
    ・操作の反力を他方の面に配置している指で受け持つた
    めと誤って不要なキーを押すのを防止するために、隣り
    合ったキーの一方の側で、操作する指の根元側にキーの
    表面より高さが高いフレームを設けたことを特徴とする
    請求項1より6のいずれか1つに記載の携帯電話機。
  9. 【請求項9】前記請求項7又は8に記載のフレームの特
    定の場所の表面に突起を設け、ユーザーの指の現在位置
    をユーザーの触覚によって感知することができることを
    特徴とする請求項1より6のいずれか1つに記載の携帯
    電話機。
  10. 【請求項10】前記請求項7又は8に記載のフレームの
    表面の少なくとも10本の指のホームポジションに、指
    が入る窪みを設け、ユーザーの10本の指が窪みを触覚
    によって感知し、該10本の指をホームポジションに誘
    導することができることを特徴とする請求項1より6の
    いずれか1つに記載の携帯電話機。
  11. 【請求項11】携帯電話機で、携帯電話機本体を机上や
    膝上に置かずに携帯電話機本体を両手で把持し、両手共
    に親指と他の残りの4本の指との間で携帯電話機を挟ん
    で把持し、概略直方体の形状を持つ携帯電話機本体の最
    も長い稜線を含む幅の広い方の両面に合計で少なくとも
    26個のキーが備えられている携帯電話機であって、一
    方の面の一列にアルファベットのUIEOAを入力でき
    るキーが任意の順序に並んでいて、該キーを一方の手の
    人差し指で2個のアルファベット、中指、薬指及び小指
    でそれぞれ1個のアルファベットを入力できることを特
    徴とする携帯電話機。
  12. 【請求項12】携帯電話機で、携帯電話機本体を机上や
    膝上に置かずに携帯電話機本体を両手で把持し、両手共
    に親指と他の残りの4本の指との間で携帯電話機を挟ん
    で把持し、概略直方体の形状を持つ携帯電話機本体の最
    も長い稜線を含む幅の広い方の両面に合計で少なくとも
    26個のキーが備えられている携帯電話機であって、一
    方の面の一列にアルファベットのUIEOAを入力でき
    るキーが任意の順序で並んでいて、該キーを一方の手の
    人差し指で2個のアルファベット、中指、薬指及び小指
    でそれぞれ1個のアルファベットを入力でき、かつ同面
    の他の一列にアルファベットのRHTNSを入力できる
    キーが任意の順序で並んでいて、該キーを他方の手の人
    差し指で2個のアルファベット、中指、薬指及び小指で
    それぞれ1個のアルファベットを入力できることを特徴
    とする携帯電話機。
  13. 【請求項13】携帯電話機で、携帯電話機本体を机上や
    膝上に置かずに携帯電話機本体を両手で把持し、両手共
    に親指と他の残りの4本の指との間で携帯電話機を挟ん
    で把持し、概略直方体の形状を持つ携帯電話機本体の最
    も長い稜線を含む幅の広い方の両面に合計で少なくとも
    26個のキーが備えられている携帯電話機であって、一
    方の面の一列にアルファベットのUIEOAを入力でき
    るキーが順に並んでいて、該キーを一方の手の人差し指
    でUとIを、中指でEを、薬指でOを、小指でAのアル
    ファベットを入力できることを特徴とする携帯電話機。
  14. 【請求項14】携帯電話機で、携帯電話機本体を机上や
    膝上に置かずに携帯電話機本体を両手で把持し、両手共
    に親指と他の残りの4本の指との間で携帯電話機を挟ん
    で把持し、概略直方体の形状を持つ携帯電話機本体の最
    も長い稜線を含む幅の広い方の両面に合計で少なくとも
    26個のキーが備えられている携帯電話機であって、一
    方の面の一列にアルファベットのUIEOAを入力でき
    るキーが順に並んでいて、該キーを一方の手の人差し指
    でUとIを、中指でEを、薬指でOを、小指でAのアル
    ファベットを入力でき、かつ同面の他の一列にアルファ
    ベットのRHTNSを入力できるキーが順に並んでい
    て、該キーを他方の手の人差し指でRとHを、中指でT
    を、薬指でNを、小指でSのアルファベットを入力でき
    ることを特徴とする携帯電話機。
  15. 【請求項15】携帯電話機で、携帯電話機本体を机上や
    膝上に置かずに携帯電話機本体を両手で把持し、両手共
    に親指と他の残りの4本の指との間で携帯電話機を挟ん
    で把持し、概略直方体の形状を持つ携帯電話機本体の最
    も長い稜線を含む幅の広い方の両側面に少なくとも26
    個のキーが備えられている携帯電話機であって、アルフ
    ァベット26字が図6又は図7に示すように並んでいる
    ことを特徴とする携帯電話機。
  16. 【請求項16】携帯電話機で、携帯電話機本体を机上や
    膝上に置かずに携帯電話機本体を両手で把持し、両手共
    に親指と他の残りの4本の指との間で携帯電話機を挟ん
    で把持し、概略直方体の形状を持つ携帯電話機本体の最
    も長い稜線を含む幅の広い方の両面に合計で少なくとも
    26個のキーが備えられている携帯電話機で、アルファ
    ベット26字が図6又は図7に示すように並んでいる携
    帯電話機であって、アルファベットのRのキーに数字の
    1を、Gに2、Hに3、Mに4、Tに5、Fに6、Nに
    7、Yに8、Sに9、Bに0を割り付けたことを特徴と
    する携帯電話機。
  17. 【請求項17】前記請求項1より16のいずれか1つに
    記載の携帯電話機において、文字入力手段に対応した入
    力文字を案内するために、携帯電話機にキーに対応する
    入力文字を常時印字表示した請求項1より16のいずれ
    か1つに記載の携帯電話機。
  18. 【請求項18】前記請求項1より16のいずれか1つに
    記載の携帯電話機において、親指が選択したキーの状態
    に対応した入力文字を案内するために、携帯電話機のデ
    ィスプレイに親指が選択したキーに対応する入力文字を
    表示することができる請求項1より16のいずれか1つ
    に記載の携帯電話機。
  19. 【請求項19】前記請求項1より16のいずれか1つに
    記載の携帯電話機において、キーに対応する入力文字を
    常時印字表示した携帯電話機で、さらに親指が選択した
    キーの状態に対応した入力文字を案内するために、携帯
    電話機のディスプレイに親指が選択したキーに対応する
    入力文字を表示することができる請求項1より16のい
    ずれか1つに記載の携帯電話機。
JP2001389969A 2001-12-21 2001-12-21 携帯電話機の文字の超高速入力装置 Pending JP2003198703A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001389969A JP2003198703A (ja) 2001-12-21 2001-12-21 携帯電話機の文字の超高速入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001389969A JP2003198703A (ja) 2001-12-21 2001-12-21 携帯電話機の文字の超高速入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003198703A true JP2003198703A (ja) 2003-07-11

Family

ID=27598029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001389969A Pending JP2003198703A (ja) 2001-12-21 2001-12-21 携帯電話機の文字の超高速入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003198703A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2457868A (en) * 2007-12-04 2009-09-02 John Mckillop Ballantine A mobile electronic device having keys disposed on rear surface
JP2009230752A (ja) * 2008-02-28 2009-10-08 Panasonic Corp 電子装置
GB2467783A (en) * 2009-02-16 2010-08-18 Michael Kelly A hand-held data input device
EP2341414A1 (en) * 2009-12-31 2011-07-06 Sony Computer Entertainment Europe Limited Portable electronic device and method of controlling a portable electronic device
US8014148B2 (en) 2008-02-28 2011-09-06 Panasonic Corporation Electronic device
US9268364B2 (en) 2012-08-31 2016-02-23 Trewgrip, Llc Ergonomic data entry device

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2457868A (en) * 2007-12-04 2009-09-02 John Mckillop Ballantine A mobile electronic device having keys disposed on rear surface
GB2457868B (en) * 2007-12-04 2010-12-15 John Mckillop Ballantine Improved text input communication device
JP2009230752A (ja) * 2008-02-28 2009-10-08 Panasonic Corp 電子装置
US8014148B2 (en) 2008-02-28 2011-09-06 Panasonic Corporation Electronic device
GB2467783A (en) * 2009-02-16 2010-08-18 Michael Kelly A hand-held data input device
EP2341414A1 (en) * 2009-12-31 2011-07-06 Sony Computer Entertainment Europe Limited Portable electronic device and method of controlling a portable electronic device
US9268364B2 (en) 2012-08-31 2016-02-23 Trewgrip, Llc Ergonomic data entry device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4800307B2 (ja) ハンドヘルド・コンピュータ装置のためのキーボード
US7446755B1 (en) Input device and method for entering data employing a toggle input control
KR100478020B1 (ko) 화면표시식키이입력장치
US7522937B2 (en) Super-high rate letter input device for a cell phone
US7859830B2 (en) Mobile quick-keying device
US20070247436A1 (en) Electronic apparatus and method for symbol input
US20070075978A1 (en) Adaptive input method for touch screen
KR100881549B1 (ko) 투 클릭 모르스부호를 이용한 문자입력장치 및 입력방법
JP2004534425A (ja) 迅速テキストタイピングをサポートするハンドヘルド装置
US6625283B1 (en) Single hand keypad system
WO2004008404A1 (en) Modified-qwerty letter layout for rapid data entry
JP2004534425A6 (ja) 迅速テキストタイピングをサポートするハンドヘルド装置
EP1938374A2 (en) A hand-held thumb touch typable ascii/unicode keypad for a remote, mobile telephone or a pda
US20130194190A1 (en) Device for typing and inputting symbols into portable communication means
US20060030375A1 (en) Ultra high-speed character input device of cellular telephone
JPH06102979A (ja) 片手用キーボード
Goldstein et al. Finger-joint gesture wearable keypad
KR20120003327U (ko) 한 손 자판
KR20050048758A (ko) 터치스크린 또는 터치패드의 가상 버튼을 이용한 문자입력장치 및 그 방법
JP2003198703A (ja) 携帯電話機の文字の超高速入力装置
KR101126734B1 (ko) 알파벳 입력 방법 및 장치
US20030117375A1 (en) Character input apparatus
JP4410916B2 (ja) キー入力装置および携帯電話機
Dunlop et al. Pickup usability dominates: a brief history of mobile text entry research and adoption
JP3071751B2 (ja) キー入力装置