JP2009230231A - コンテンツ配信装置、コンテンツ再生システム、コンテンツ配信方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】施設を訪れた顧客が従来よりも有意義に待ち時間を過ごせることができるようにする。
【解決手段】サーバ3に、動画像、音声、またはその組合せからなるコンテンツを記憶するコンテンツデータ記憶部308と、顧客に順番が回ってくるまでの予測待ち時間GTを算出する待ち時間算出部303と、算出された予測待ち時間GT以内に再生し終わるようにブース端末4にコンテンツを配信するコンテンツデータ記憶部308と、を設ける。
【選択図】図7

Description

本発明は、サービスを提供する施設において順番を待っている来場者にコンテンツを視聴させるシステムおよび方法などに関する。
金融機関などの店舗で、顧客は、来店してから自分の順番が回ってくるまでの間や、手続を行ってもらっている間などに、長時間待たされてイライラすることがある。また、店舗の運営者にとっては、顧客を長時間待たせることは、顧客離れの原因になりかねず、解決すべき大きな課題である。
そこで、特許文献1に記載されるような方法を用いることが考えられる。この方法によると、自動取引装置がホストコンピュータに対して取引成立確認要求中に、自動取引装置の表示画面に顧客アンケート調査の質問を表示して、顧客アンケート調査を行い、その顧客アンケート調査結果を顧客情報ファイルに顧客毎に登録しておく。そして、その顧客アンケート調査結果を基にして、次回以降の取引時に顧客毎に取引画面制御を行うことができるようになる。よって、より顧客に親切な画面表示となる効果が期待でき、自動取引装置での操作時間が短縮でき、自動取引装置に並んでいる人の待ち時間を短縮することができる。
また、特許文献2には、顧客の待ち時間が長いと予想される場合に利用実績が高い顧客を優先的に個室へ誘導する、という方法が開示されている。
特開平9−138829号公報 特開2004−220154号公報
しかし、特許文献1、2に記載される方法では、待ち時間を短縮することができてもゼロにすることはできない。待ち時間をゼロにするには、従業員または自動取引装置を大幅に増やすことが考えられる。しかし、コストの面に鑑みると、それは現実的でない。
そこで、顧客にとって有意義に待ち時間を過ごしてもらえるようにすることが考えられる。本発明は、このような課題に鑑み、顧客が従来よりも有意義に待ち時間を過ごせるようにすることを、目的とする。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信装置は、動画像、音声、またはその組合せからなるコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、施設に訪れた利用者に順番が回ってくるまでに掛かる時間または当該利用者がサービスを受け終わるまでに掛かる時間である待ち時間を予測する待ち時間予測手段と、前記コンテンツ記憶手段に記憶されている前記コンテンツを、前記待ち時間予測手段によって予測された前記待ち時間以内に再生し終わるように再生処理を調整して、前記利用者が使用する再生装置に配信する、コンテンツ配信手段と、を有する。
好ましくは、前記コンテンツ記憶手段は、前記コンテンツを複数記憶し、前記コンテンツ配信手段は、前記コンテンツ記憶手段に記憶されている複数の前記コンテンツのうち前記待ち時間に最も近い再生時間のものを選択して配信する。
または、前記コンテンツ配信手段は、前記コンテンツを、前記待ち時間以内に再生し終わる再生速度に調整して配信する。
または、前記待ち時間は、現在の時刻から前記利用者に順番が回ってくるまでの時間または現在の時刻から当該利用者がサービスを受け終わるまでの時間であって、前記待ち時間予測手段は、所定の時間ごとに前記待ち時間を算出し直し、前記コンテンツ配信手段は、前記コンテンツを配信し始めた後に前記待ち時間予測手段によって前記待ち時間が算出し直された場合は、当該コンテンツの未再生の部分の再生時間と当該算出し直された待ち時間とに基づいて、当該未再生の部分を、当該算出し直された待ち時間以内に再生し終わるように再生処理を調整して、配信する。
または、前記利用者の個人情報を記憶する個人情報記憶手段、を有し、前記コンテンツ記憶手段は、前記コンテンツを複数記憶し、前記コンテンツ配信手段は、前記個人情報記憶手段に記憶されている前記個人情報に基づいて、前記コンテンツ記憶手段に記憶されている複数の前記コンテンツのうち前記利用者に好適なものを選択して配信する。
本発明によると、顧客は従来よりも有意義に待ち時間を過ごすことができる。
図1は情報提供システム1の全体的な構成の例を示す図、図2は受付装置2のハードウェア構成の例を示す図、図3は受付装置2の機能的構成の例を示す図、図4はブース端末4のハードウェア構成の例を示す図、図5はブース端末4の機能的構成の例を示す図、図6はサーバ3のハードウェア構成の例を示す図、図7はサーバ3の機能的構成の例を示す図、図8は窓口端末6の機能的構成の例を示す図である。
情報提供システム1は、図1に示すように、複数台の受付装置2、サーバ3、複数台のブース端末4、複数台のRFID(radio frequency identification)リーダ5、および通信回線NTなどによって構成される。
サーバ3は、各受付装置2、各ブース端末4、各RFIDリーダ5、および各窓口端末6と、通信回線NTを介して互いに通信を行うことができる。
情報提供システム1は、銀行または信用金庫などの金融機関の店舗(いわゆる営業店)において顧客の待ち時間に金融商品の説明などの情報を提供する。以下、ある銀行の店舗Xにおいて情報提供システム1が用いられる場合を例に説明する。
受付装置2は、店舗Xに来店した顧客が取引の予約を取るために用いられる。顧客は、予約が取れたら、自分の順番が回ってくるのを待つ。そして、自分の順番が回ってきたら、所定の窓口で窓口担当者に応対してもらい、取引のための処理を行ってもらう。
さらに、受付装置2は、予約を取れた顧客に対して受付番号を印刷した券を発券したり、顧客が窓口で応対してもらうまでに要すると予測(推測)される時間である予測待ち時間GTを表示したりする。なお、予約の管理の処理、受付番号を発行する処理、および予測待ち時間GTの算出の処理は、後述するサーバ3によって行われる。受付装置2は、店舗Xの顧客用の出入口付近に1台または複数台、設置されている。
受付装置2は、図2に示すように、CPU20a、RAM20b、ROM20c、ハードディスク20d、LANボード20e、タッチパネル20f、および印刷ユニット20gなどを有する。
LANボード20eは、サーバ3などと通信を行うためのNIC(Network Interface Card)である。
タッチパネル20fは、予約の操作の画面および予約の結果を示す画面などを表示する。顧客は、タッチパネル20fに触れることによって受付装置2に対して指令を与えることができる。印刷ユニット20gは、受付番号を用紙に印刷する。
ROM20cまたはハードディスク20dには、図3に示すような取引種別選択画面表示部201、取引種別選択入力受付部202、予約要求処理部203、予約結果受信部204、待ち時間表示部205、および受付番号印刷部206などを実現するためのプログラムおよびデータが記憶されている。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAM20bにロードされ、CPU20aによってプログラムが実行される。
受付装置2として、タッチパネル方式のディスプレイおよび印刷装置を備えたパーソナルコンピュータが用いられる。または、富士通ゼネラル社のUBWALL(登録商標)のような専用機を用いてもよい。
ブース端末4は、窓口での応対の順番が回ってくるのを待っている顧客に、その顧客に適した金融商品を紹介する動画像および音声(以下、「商品紹介コンテンツ」と称する)を視聴させるための装置である。店舗Xには、商品紹介コンテンツを視聴するための視聴エリアが設けられている。この視聴エリアには、1台または複数台のブース端末4が設置されている。
ブース端末4は、図4に示すように、CPU40a、RAM40b、ROM40c、ハードディスク40d、LANボード40e、タッチパネル40f、カードリーダ40g、およびスピーカ40hなどを有する。
LANボード40eは、サーバ3などと通信を行うためのNIC(Network Interface Card)である。
タッチパネル40fは、商品紹介コンテンツの動画像など表示する。顧客は、タッチパネル40fに触れることによってブース端末4に対して指令を与えることができる。40hスピーカ40hは、商品紹介コンテンツの音声などを出力する。カードリーダ40gは、顧客のキャッシュカードから口座番号などを読み取る。
ROM40cまたはハードディスク40dには、図5に示すような視聴要求送信部401、コンテンツ受信部402、およびコンテンツ再生部403などを実現するためのプログラムおよびデータが記憶されている。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAM40bにロードされ、CPU40aによってプログラムが実行される。
サーバ3は、上に述べた通り、予約の管理の処理、受付番号を発行する処理、および予測待ち時間GTの算出の処理を行う。さらに、顧客に適した商品紹介コンテンツをブース端末4に配信する処理を行う。サーバ3は、店舗Xのシステム管理部門などに設置されている。
サーバ3は、図6に示すように、CPU30a、RAM30b、ROM30c、ハードディスク30d、およびLANボード30eなどを有する。
LANボード30eは、受付装置2、ブース端末4、およびRFIDリーダ5などと通信を行うためのNIC(Network Interface Card)である。
ROM30cまたはハードディスク30dには、図7に示すような予約要求受付処理部301、予約進捗管理部302、待ち時間算出部303、現在位置データ受信部304、予約結果送信部305、視聴要求受信部306、顧客情報記憶部307、コンテンツデータ記憶部308、コンテンツ選択部309、コンテンツデータ送信部310、取引始終通知受信部311、および標準待ち時間記憶部312などを実現するためのプログラムおよびデータが記憶されている。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAM30bにロードされ、CPU30aによってプログラムが実行される。サーバ3として、ストリーミングサーバの機能を備えたワークステーションまたはいわゆるサーバ機などが用いられる。
ところで、店舗Xでは、窓口で顧客に応対する際に、その顧客が希望する取引の種類(取引種別)に応じた所定の様式の伝票が作成される。または、応対の前に予め、顧客がその伝票への必要事項の記載を済ませておく。伝票には、取引種別、取引に係る金額、顧客の氏名、および取引に係る口座番号などの項目が設けられている。伝票には、ユニークなコードが記録されているRFIDタグが1つずつ取り付けられている。
取引は、印鑑照合、本人確認、個人信用チェック(いわゆる、オーソリチェック)、役職者の承認、および現金処理などの種々の事務処理によって行われる。取引種別ごとに、どの事務処理をどの順番に行うのかが、予め決められている。また、どの取引種別の応対をどの窓口で担当するのかが予め決められている。
顧客は、自分の順番が回ってきたら窓口に行き、自らが希望する取引の実行を窓口担当者に依頼する。依頼された窓口担当者は、必要事項を記入するなどして伝票を作成し、その取引に係る最初の事務処理の場所に伝票を回す。その後、伝票は決められた順に各事務処理の場所に回され、各事務処理が行われる。
事務処理が行われる場所ごとに、伝票に取り付けられたRFIDタグからコードを読み取るために、RFIDリーダ5が1台ずつ設置されている。例えば、伝票を入れるためのトレーまたは書類棚が用意され、そのトレーなどの裏側にRFIDリーダ5が取り付けられている。
RFIDリーダ5は、窓口または他の事務処理の場所から回ってきた伝票のRFIDタグからコード(以下、「伝票コード」と記載する。)を読み取り、その伝票コードおよびそのRFIDリーダ5が設置されている場所で行われる事務処理の識別子(例えば、事務処理の名称)を示す現在位置データ72をサーバ3に送信する。これにより、サーバ3は、その伝票に係る取引について現在どの事務処理が行われているのかを特定することができる。
また、窓口担当者は、1人の顧客への応対が完了したら、自分の窓口で担当すべき次に若い受付番号の顧客を呼び、応対を行う。
窓口端末6は、窓口担当者が使用する端末装置である。窓口端末6として、RFIDリーダを備えたパーソナルコンピュータなどが用いられる。窓口端末6のハードディスクには、図8に示す取引開始通知部601、取引完了通知部602、および予約状況表示処理部603などを実現するためのプログラムおよびデータが記憶されている。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAMにロードされ、CPUによってプログラムが実行される。
次に、受付装置2、サーバ3、ブース端末4、および窓口端末6の各部の処理内容などを、予約を受け付ける処理、取引の処理の進捗に伴う予約データRAの更新の処理、予測待ち時間GTを算出する処理、および商品紹介コンテンツを顧客に視聴させる処理に大別して説明する。
〔予約を受け付ける処理〕
図9は取引種別選択画面STの例を示す図、図10は予約進捗テーブルTLの例を示す図である。
店舗Xに来店した顧客は、予約を取るために、受付装置2の前に行き、受付装置2のタッチパネル20fに触れる。
すると、図3において、その受付装置2の取引種別選択画面表示部201は、図9に示すような取引種別選択画面STをタッチパネル20fに表示させる。
顧客は、タッチパネル20fを操作して、取引種別選択画面STの中から自らが希望する取引種別を選択する。
すると、取引種別選択入力受付部202は、その取引種別の選択を受け付ける。予約要求処理部203は、受け付けられた取引種別を示す予約要求データ70をサーバ3に送信する。これにより、その顧客のための予約の要求がサーバ3に対してなされる。
図7において、サーバ3の予約要求受付処理部301は、受付装置2からの予約要求データ70を受信し、その予約要求データ70に対してユニークな受付番号を1つ発行する。ただし、予約要求受付処理部301は、受付番号を、「1」、「2」、「3」、…のように若い(小さい)数字のものから順に、発行する。
予約進捗管理部302は、図10に示すような予約進捗テーブルTLを記憶し、この予約進捗テーブルTLを用いて予約の管理および取引の処理の進捗の状況の管理を行う。
具体的には、予約進捗管理部302は、予約要求受付処理部301によって予約要求データ70が受信され受付番号が発行されると、その受付番号とその予約要求データ70に示される取引種別とを示す予約データRAを新たに1つ生成し、予約進捗テーブルTLに格納する。これにより、予約の受付が完了する。
そのほか、この予約データRAには、次のような情報が示されている。「予測待ち時間」は、前述の通り、顧客が窓口で応対してもらうまでに要すると予測される時間である。これは、後述する待ち時間算出部303によって算出される。
「ステータス」は、この予約データRAに係る予約の取引の事務処理の進捗の状況を示す。このフィールドに事務処理の名称が示される場合は、現在その取引についての処理がその名称の事務処理まで進んでいることを意味する。「完了」が示される場合は、その取引についての処理が完了したことを意味する。「未」が示される場合は、未だその取引についての処理が始まっていないことを意味する。
このフィールドの初期値は「未」である。予約進捗管理部302は、このフィールドの値を、後述する現在位置データ72または取引完了通知データ74を受信するごとに更新する。
「伝票コード」は、この予約データRAに係る予約の取引の伝票の伝票コードを示す。このフィールドの初期値は「Null」である。予約進捗管理部302は、このフィールドの値を、後述する取引開始通知データ73を受信したときに更新する。
予約結果送信部305は、後述する待ち時間算出部303によって予測待ち時間GTが算出されると、算出された予測待ち時間GT、発行された受付番号、および予約が完了した旨を示す予約結果データ71を、要求元である受付装置2に送信する。
図3において、受付装置2の予約結果受信部204は、サーバ3からの予約結果データ71を受信する。
待ち時間表示部205は、受信された予約結果データ71に示される予測待ち時間GTおよび受付番号をタッチパネル20fに表示させる。受付番号印刷部206は、その受付番号を用紙に印刷する処理を印刷ユニット20gに実行させる。
顧客は、タッチパネル20fを見て、自分の予約の受付番号を確認する。また、それを忘れないように、その用紙を携帯しておく。
〔取引の処理の進捗に伴う予約データRAの更新の処理〕
窓口担当者は、次の顧客の応対が可能になったら、自分の窓口の窓口端末6に所定のコマンドを入力する。
すると、図8の予約状況表示処理部603は、サーバ3の予約進捗テーブルTLにアクセスし、その窓口で取り扱う取引種別を示しかつステータスが「未」である予約データRAの中から、受付番号が最も小さい予約データRAを検索する。そして、その予約データRAに示される受付番号をその窓口端末6のディスプレイに表示させる。つまり、その窓口における次の順番の顧客の受付番号を表示させる。
窓口担当者は、この受付番号の顧客を窓口に呼び、その顧客の受付番号および伝票の伝票コードを窓口端末6に入力する。
すると、窓口端末6の取引開始通知部601は、入力された受付番号および伝票コードを示す取引開始通知データ73を生成しサーバ3に送信する。
また、窓口担当者は、その顧客との取引が完了したら、その顧客の伝票コードを窓口端末6に入力する。すると、取引完了通知部602は、入力された伝票コードを示す取引完了通知データ74をサーバ3に送信する。
図7において、サーバ3の取引始終通知受信部311は、窓口端末6からの取引開始通知データ73および取引完了通知データ74を受信する。
予約進捗管理部302は、取引開始通知データ73が受信されると、それに示される受付番号を示す予約データRAを予約進捗テーブルTLの中から検索する。そして、その予約データRAの「伝票コード」フィールドにその取引開始通知データ73に示される伝票コードを書き込む。
または、取引完了通知データ74が受信されると、それに示される伝票コードを示す予約データRAを予約進捗テーブルTLの中から検索する。そして、その予約データRAの「ステータス」を「完了」に更新する。
RFIDリーダ5は、前の事務処理の場所または窓口から回ってきた伝票のRFIDタグを検知するごとに、そのRFIDタグから伝票コードを読み取り、読み取った伝票コードおよびそのRFIDリーダ5が設置されている場所で行われる事務処理の名称を示す現在位置データ72をサーバ3に送信する。
現在位置データ受信部304は、RFIDリーダ5からの現在位置データ72を受信する。
すると、予約進捗管理部302は、その現在位置データ72に示される伝票コードを示す予約データRAを予約進捗テーブルTLの中から検索する。そして、その予約データRAの「ステータス」フィールドにその現在位置データ72に示される事務処理の名称に更新する。
〔予測待ち時間GTを算出する処理〕
図11は標準待ち時間データRBの例を示す図、図12は待ち時間算出処理の流れの例を説明するフローチャートである。
図7において、標準待ち時間記憶部312には、図11のように、取引種別ごとの標準待ち時間データRBが記憶されている。
標準待ち時間データRBには、その取引種別の取引の全体標準所要時間と、その取引種別の取引に必要な事務処理(各科目共通処理、個人信用チェック、…、または現金処理)ごとの個別標準所要時間とが、示されている。
「全体標準所要時間」は、顧客が窓口で応対を受け始めてからその取引種別の取引が完了するまでに掛かる標準的な時間である。「個別標準所要時間」は、その事務処理の場所にその取引種別の取引の伝票が届いてからその取引種別の取引が完了するまでに掛かる標準的な時間である。
なお、その取引種別の取引においては行われない事務処理の「個別標準所要時間」フィールドには、何も示されない。また、これらの全体標準所要時間および個別標準所要時間は、店舗Xにおける過去の取引で掛かった時間に基づいて割り出された平均的な所要時間である。
待ち時間算出部303は、窓口に呼ばれるのを待っている各顧客の予測待ち時間GTを算出する処理を行う。この処理は、前に述べたように、新たな予約データRAが生成されるタイミングで行われる。そのほか、定期的に(例えば、1分おきに)行う。または、既に予約を済ませている顧客からリクエストがあった場合にも行ってもよい。ここで、予測待ち時間GTを算出する手順を、図12のフローチャートを参照しながら説明する。
待ち時間算出部303は、同一の窓口で担当されかつ未完了である取引の予約データRAを予約進捗テーブルTLの中から抽出する(図12の#101)。取引が未完了であるか否かは、「ステータス」フィールドが「完了」でないかどうかをチェックすれば分かる。
抽出した予約データRAのうち、受付番号が1番目に小さい取引の予約データRAに注目する(#102)。その予約データRAに示される取引種別の標準待ち時間データRBを標準待ち時間記憶部312の中から検索する(#103)。
その予約データRAに示されるステータスに応じて、その取引のための残りの処理に要する時間(以下、「残り所要時間」と記載する。)を決定する(#104)。すなわち、ステータスがいずれかの事務処理である場合は、その標準待ち時間データRBに示される、その事務処理の個別標準所要時間を、残り所要時間に決定する。ステータスが「未」である場合は、その標準待ち時間データRBに示される標準所要時間を残り所要時間に決定する。そして、決定した残り所要時間を、その取引の予測待ち時間GTに決定する(#105)。
受付番号が2番目、3番目、…、N番目に小さい取引の予約データRAにも順に注目し(#107)、受付番号が1番目に小さい取引の場合と同様の方法で、各取引の残り所要時間を決定する(#104)。
そして、受付番号がk番目に小さい取引の予測待ち時間GTを、1番目からk番目までの各取引の残り所要時間までの総和を求めることによって算出する(#105)。
このようにして、同一の窓口で担当されかつ未完了である取引ごとの予測待ち時間GTが算出される。算出された各取引の予測待ち時間GTは、それぞれの予約データRAの「予測待ち時間」フィールドに書き込まれる。
〔商品紹介コンテンツを顧客に視聴させる処理〕
図7において、コンテンツデータ記憶部308には、店舗Xで取り扱っている商品ごとの、商品紹介コンテンツを再生するためのコンテンツデータ80が記憶されている。コンテンツデータ80として、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)ファミリのフォーマットのデータが用いられる。また、各コンテンツデータ80には、視聴するのが好ましい人の特性(年齢、性別、預貯金の金額、家族構成、または持ち家の有無など)、タイトル(コンテンツ名)、および標準の再生速度(1倍速)で再生した場合の再生時間が対応付けられている。
顧客情報記憶部307には、顧客ごとの顧客データRCが記憶されている。顧客データRCには、その顧客の口座番号のほか、預金額、ローンの残高、年齢、性別、持ち家の有無、および家族構成などその顧客の個人の特性(個人情報)および今までにその顧客が視聴した商品紹介コンテンツの履歴などを対応付けておく。また、以前に視聴を途中で止めた商品紹介コンテンツがある場合は、その商品紹介コンテンツの視聴を止めた時点も対応付けておく。
受付装置2で予約を済ませた顧客は、自分の予測待ち時間GTを確認する。顧客は、自分の予測待ち時間GTにブース端末4で商品紹介コンテンツを視聴することができる。
視聴を所望する顧客は、視聴エリアに行き、空いている(誰も使っていない)ブース端末4を見つける。そして、タッチパネル40fを操作して自分の受付番号をブース端末4に入力する。さらに、カードリーダ40gを操作して自分のキャッシュカードの口座番号をブース端末4に入力する。
すると、図5の視聴要求送信部401は、入力された受付番号および口座番号を示す視聴要求データ75をサーバ3に送信する。
図7において、サーバ3の視聴要求受信部306は、ブース端末4からの視聴要求データ75を受信する。
コンテンツ選択部309は、視聴要求データ75が受信されると、顧客に視聴させる商品紹介コンテンツを次のように選択する。
その視聴要求データ75に示される口座番号を示す顧客データRC、つまり、視聴を要求している顧客の顧客データRCを、顧客情報記憶部307から呼び出す。さらに、その視聴要求データ75に示される受付番号を示す予約データRAを予約進捗テーブルTLから呼び出す。
その顧客データRCに示される顧客の特性と、コンテンツデータ記憶部308に記憶されている各コンテンツデータ80の商品紹介コンテンツを視聴するのが好ましい人の特性とを比較する。そして、一致した項目が最も多い商品紹介コンテンツを選択する。または、以前に視聴を途中で止めた商品紹介コンテンツを選択する。
または、一致した項目の個数が所定の個数以上である商品紹介コンテンツの中から、再生時間が、その予約データRAに示される予測待ち時間GTに最も近いものを、選択する。または、予測待ち時間GT以内である商品紹介コンテンツの中から最長であるものを選択する。
または、定期預金口座を有している顧客には投信信託を紹介する商品紹介コンテンツを選択する。または、預金残高が所定の金額以下である顧客には満期型の保険を紹介する商品紹介コンテンツを選択する。または、定期預金の満期が近づいておりかつ子どもが学校入学する前である顧客には教育積立を紹介する商品紹介コンテンツを選択する。定期預金の満期が近づいておりかつ年齢が所定の値以上である顧客には資産担保年金を紹介する商品紹介コンテンツを選択する。
コンテンツデータ送信部310は、コンテンツ選択部309によって選択された商品紹介コンテンツのストリーミングデータ81を、その商品紹介コンテンツのコンテンツデータ80を基に生成し、要求元である顧客のブース端末4に配信する。
この際に、その顧客の予測待ち時間GTがその商品紹介コンテンツの再生時間GSよりも短い場合は、再生速度が通常よりも速くなるようにストリーミングデータ81を生成する。理想的には、できるだけ(GS/GT)倍に近くなるように、再生速度を上げる。一方、予測待ち時間GTが再生時間GSよりも長い場合は、再生速度が通常よりも遅くなるように、できるだけ(GS/GT)倍に近くなるように、ストリーミングデータ81を生成する。
ただし、前回の続きから商品紹介コンテンツを視聴する場合は、その商品紹介コンテンツの残りの再生時間GSmに基づいて再生速度を決定しストリーミングデータ81を生成する。つまり、できるだけ(GSm/GT)倍に近くなるように、ストリーミングデータ81を生成する。
図5において、ブース端末4のコンテンツ受信部402は、サーバ3からのストリーミングデータ81を受信する。
コンテンツ再生部403は、コンテンツ受信部402によって受信されたストリーミングデータ81に基づいて商品紹介コンテンツを再生する。すなわち、商品紹介コンテンツの動画像をタッチパネル40fに表示させ、商品紹介コンテンツの音声をスピーカから出力させる。顧客は、再生される商品紹介コンテンツを視聴する。
ところで、待ち時間算出部303によって算出された予測待ち時間GTは、あくまでも、目安の待ち時間である。事務処理の進捗の具合によっては、実際の待ち時間と予測待ち時間GTとが大きく異なってしまうことがある。
そこで、待ち時間算出部303は、上述の通り、定期的に予測待ち時間GTを算出し直している。コンテンツデータ送信部310は、定期的に、ストリーミングデータ81を現在配信している相手(顧客)の最新の予約データRAを予約進捗テーブルTLから呼び出す。そして、その顧客にストリーミングデータ81を配信している商品紹介コンテンツの残りの再生時間(GSz)と最新の予約データRAに示される予測待ち時間GTとに応じて、適宜、再生速度を調整し直す。すなわち、できるだけ(GSz/GT)倍に近くなるように再生速度を調整して残りの商品紹介コンテンツのストリーミングデータ81の配信を続ける。
図13はサーバ3の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。次に、サーバ3における予約の管理および商品紹介コンテンツの配信などの処理の全体的な流れを、図13のフローチャートを参照して説明する。
図13において、サーバ3は、受付装置2、ブース端末4、RFIDリーダ5、または窓口端末6からのデータを受信するごとに、そのデータの種類に応じて、次のような処理を実行する。
サーバ3は、予約の要求のデータつまり予約要求データ70を受付装置2から受信すると(#11でYes)、要求者である顧客の予測待ち時間GTを算出する処理を行う(#12)。この処理の方法は、前に図12で説明した通りである。そして、受付番号を発行し、要求に係る予約の予約データRAを生成し記憶することによって、予約を完了する(#13)。また、要求者である顧客の予測待ち時間GTの算出処理の際に、その顧客よりも前に並んでいる他の顧客の予測待ち時間GTも算出されるので、その算出結果に基づいて当該他の顧客それぞれの予約データRAを更新しておく(#14)。そして、予約の結果つまり予約結果データ71を受付装置2に返信する(#15)。なお、予約結果データ71を受信した受付装置2は、受付番号の表示および印刷を行う。
または、サーバ3は、次の顧客が窓口に来て取引を開始した旨の通知つまり取引開始通知データ73を窓口端末6から受信すると(#16でYes)、その顧客の伝票の伝票コードをその顧客の予約データRAに書き込む(#17)。
または、サーバ3は、RFIDリーダ5から伝票の移動の通知つまり現在位置データ72を受信しまたは窓口端末6から取引の完了の通知つまり取引完了通知データ74を受信すると(#18でYes)、その伝票に係る顧客の予約データRAの「ステータス」フィールドを次のように更新する(#19)。現在位置データ72を受信した場合はそれに示される事務処理の名称に更新する。取引完了通知データ74を受信した場合は「完了」に更新する。
または、サーバ3は、商品紹介コンテンツの視聴の要求つまり視聴要求データ75をブース端末4から受信すると(#20でYes)、要求者である顧客の特性に応じて商品紹介コンテンツを選択し(#21)、その商品紹介コンテンツのストリーミングデータ81のそのブース端末4への配信を開始する(#22)。この際に、再生速度を、その商品紹介コンテンツが丁度、その顧客の予測待ち時間GTで終わるように調整する。
所定の時刻(例えば、毎分0秒)になったら(#23でYes)、未だ取引が完了していない各顧客の予測待ち時間GTを算出し直し(#24)、各顧客の予約データRAを更新する(#25)。商品紹介コンテンツを視聴中である顧客がいる場合は(#26でYes)、その顧客の、算出し直した予測待ち時間GTと、その商品紹介コンテンツの残り再生時間GSzとに基づいて、再生速度を調整する(#27)。
本実施形態によると、顧客は、待ち時間にフィットした長さの商品紹介コンテンツを視聴することができる。よって、待ち時間従来よりも有意義に過ごすことができる。
本実施形態では、顧客に、来店し予約を受けてから窓口に呼ばれるまでの待ち時間に商品紹介コンテンツを視聴させたが、窓口で応対を受けてから取引が完了するまでの待ち時間に商品紹介コンテンツを視聴させてもよい。この場合も、この待ち時間に合わせて再生速度を調整し、商品紹介コンテンツを再生すればよい。
本実施形態では、取引種別ごとに1パターンの標準待ち時間データRBを用いたが、時間帯、曜日、当日の行員の人数、または混雑の具合などに応じた複数のパターンの標準待ち時間データRBを用意しておき、それらを使い分けてもよい。
本実施形態では、視聴エリアに設置したブース端末4で商品紹介コンテンツを視聴させたが、ブース端末4として無線LAN機能を備えたPDA(Personal Digital Assistant)またはノートパソコンなどの携帯型端末装置を用い、店舗Xの中のどこででも商品紹介コンテンツを視聴できるようにしてもよい。または、顧客自身の携帯電話端末をブース端末4の代わりに用いてもよい。
1つの商品について再生時間の異なる複数の商品紹介コンテンツを用意してもよい。そして、予測待ち時間GTに応じて使い分ければよい。または、再生時間が短めの商品紹介コンテンツを複数選択し、それらを予測待ち時間GTの間に視聴させてもよい。
ブース端末4にテレビ電話の機能を設け、商品紹介コンテンツを視聴して商品に興味を持った顧客が行員と直接会話できるようにしてもよい。
本実施形態では、商品紹介コンテンツとして、動画像と音声とによって構成されるマルチメディアコンテンツを用いたが、動画像のみのコンテンツを用いてもよい。または、音声のみのコンテンツを用いてもよい。
本実施形態では、サーバ3において再生速度を調整したストリーミングデータ81をブース端末4に配信したが、調整前のコンテンツデータ80をブース端末4に配信し、ブース端末4において調整してもよい。
本実施形態では、金融商品に関する商品紹介コンテンツを視聴させたが、ニュース、地域情報、ドラマ、または映画などのコンテンツを視聴させてもよい。
その他、情報提供システム1、受付装置2、サーバ3、ブース端末4、RFIDリーダ5、および窓口端末6の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、データの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
上に述べた実施例には、以下に述べるような付記も開示されている。
(付記1)
動画像、音声、またはその組合せからなるコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
施設に訪れた利用者に順番が回ってくるまでに掛かる時間または当該利用者がサービスを受け終わるまでに掛かる時間である待ち時間を予測する待ち時間予測手段と、
前記コンテンツ記憶手段に記憶されている前記コンテンツを、前記待ち時間予測手段によって予測された前記待ち時間以内に再生し終わるように再生処理を調整して、前記利用者が使用する再生装置に配信する、コンテンツ配信手段と、
を有することを特徴とするコンテンツ配信装置。
(付記2)
前記コンテンツ記憶手段は、前記コンテンツを複数記憶し、
前記コンテンツ配信手段は、前記コンテンツ記憶手段に記憶されている複数の前記コンテンツのうち前記待ち時間に最も近い再生時間のものを選択して配信する、
付記1記載のコンテンツ配信装置。
(付記3)
前記コンテンツ配信手段は、前記コンテンツを、前記待ち時間以内に再生し終わる再生速度に調整して配信する、コンテンツ配信装置。
付記1または付記2記載のコンテンツ配信装置。
(付記4)
前記待ち時間は、現在の時刻から前記利用者に順番が回ってくるまでの時間または現在の時刻から当該利用者がサービスを受け終わるまでの時間であって、
前記待ち時間予測手段は、所定の時間ごとに前記待ち時間を算出し直し、
前記コンテンツ配信手段は、前記コンテンツを配信し始めた後に前記待ち時間予測手段によって前記待ち時間が算出し直された場合は、当該コンテンツの未再生の部分の再生時間と当該算出し直された待ち時間とに基づいて、当該未再生の部分を、当該算出し直された待ち時間以内に再生し終わるように再生処理を調整して、配信する、
付記1ないし付記3のいずれかに記載のコンテンツ配信装置。
(付記5)
前記利用者の個人情報を記憶する個人情報記憶手段、を有し、
前記コンテンツ記憶手段は、前記コンテンツを複数記憶し、
前記コンテンツ配信手段は、前記個人情報記憶手段に記憶されている前記個人情報に基づいて、前記コンテンツ記憶手段に記憶されている複数の前記コンテンツのうち前記利用者に好適なものを選択して配信する、
付記1記載のコンテンツ配信装置。
(付記6)
前記施設は金融機関の店舗であり、
前記各コンテンツは金融商品に関するものであり、
前記個人情報は、前記利用者の資産に関するものであり、
前記コンテンツ配信手段は、前記個人情報に基づいて前記利用者に好適な金融商品に関する前記コンテンツを選択して配信する、
付記5記載のコンテンツ配信装置。
(付記7)
動画像、音声、またはその組合せからなるコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
施設に訪れた利用者に順番が回ってくるまでに掛かる時間または当該利用者がサービスを受け終わるまでに掛かる時間である待ち時間を予測する待ち時間予測手段と、
前記コンテンツ記憶手段に記憶されている前記コンテンツを、前記待ち時間予測手段によって予測された前記待ち時間以内に再生し終わるように再生する、コンテンツ再生手段と、
を有することを特徴とするコンテンツ再生システム。
(付記8)
動画像、音声、またはその組合せからなるコンテンツをコンテンツ記憶手段に記憶させておき、
コンピュータに、
施設に訪れた利用者に順番が回ってくるまでに掛かる時間または当該利用者がサービスを受け終わるまでに掛かる時間である待ち時間を予測する処理と、
前記コンテンツ記憶手段に記憶されている前記コンテンツを、予測した前記待ち時間以内に再生し終わるように再生処理を調整して、前記利用者が使用する再生装置に配信する処理と、を実行させる、
ことを特徴とするコンテンツ配信方法。
(付記9)
コンテンツ記憶手段に記憶されている動画像、音声、またはその組合せからなるコンテンツを配信するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータに、
施設に訪れた利用者に順番が回ってくるまでに掛かる時間または当該利用者がサービスを受け終わるまでに掛かる時間である待ち時間を予測する処理と、
前記コンテンツ記憶手段に記憶されている前記コンテンツを、予測した前記待ち時間以内に再生し終わるように再生処理を調整して、前記利用者が使用する再生装置に配信する処理と、を実行させる、
ことを特徴とするコンピュータプログラム。
情報提供システムの全体的な構成の例を示す図である。 受付装置のハードウェア構成の例を示す図である。 受付装置の機能的構成の例を示す図である。 ブース端末のハードウェア構成の例を示す図である。 ブース端末の機能的構成の例を示す図である。 サーバのハードウェア構成の例を示す図である。 サーバの機能的構成の例を示す図である。 窓口端末の機能的構成の例を示す図である。 取引種別選択画面の例を示す図である。 予約進捗テーブルの例を示す図である。 標準待ち時間データの例を示す図である。 待ち時間算出処理の流れの例を説明するフローチャートである。 サーバの全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 情報提供システム(コンテンツ再生システム)
3 サーバ(コンテンツ配信装置)
4 ブース端末(再生装置、コンテンツ再生手段)
303 待ち時間算出部(待ち時間予測手段)
307 顧客情報記憶部(個人情報記憶手段)
308 コンテンツデータ記憶部(コンテンツ記憶手段)
310 コンテンツデータ送信部(コンテンツ配信手段)
80 コンテンツデータ
GT 予測待ち時間

Claims (8)

  1. 動画像、音声、またはその組合せからなるコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    施設に訪れた利用者に順番が回ってくるまでに掛かる時間または当該利用者がサービスを受け終わるまでに掛かる時間である待ち時間を予測する待ち時間予測手段と、
    前記コンテンツ記憶手段に記憶されている前記コンテンツを、前記待ち時間予測手段によって予測された前記待ち時間以内に再生し終わるように再生処理を調整して、前記利用者が使用する再生装置に配信する、コンテンツ配信手段と、
    を有することを特徴とするコンテンツ配信装置。
  2. 前記コンテンツ記憶手段は、前記コンテンツを複数記憶し、
    前記コンテンツ配信手段は、前記コンテンツ記憶手段に記憶されている複数の前記コンテンツのうち前記待ち時間に最も近い再生時間のものを選択して配信する、
    請求項1記載のコンテンツ配信装置。
  3. 前記コンテンツ配信手段は、前記コンテンツを、前記待ち時間以内に再生し終わる再生速度に調整して配信する、
    請求項1または請求項2記載のコンテンツ配信装置。
  4. 前記待ち時間は、現在の時刻から前記利用者に順番が回ってくるまでの時間または現在の時刻から当該利用者がサービスを受け終わるまでの時間であって、
    前記待ち時間予測手段は、所定の時間ごとに前記待ち時間を算出し直し、
    前記コンテンツ配信手段は、前記コンテンツを配信し始めた後に前記待ち時間予測手段によって前記待ち時間が算出し直された場合は、当該コンテンツの未再生の部分の再生時間と当該算出し直された待ち時間とに基づいて、当該未再生の部分を、当該算出し直された待ち時間以内に再生し終わるように再生処理を調整して、配信する、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコンテンツ配信装置。
  5. 前記利用者の個人情報を記憶する個人情報記憶手段、を有し、
    前記コンテンツ記憶手段は、前記コンテンツを複数記憶し、
    前記コンテンツ配信手段は、前記個人情報記憶手段に記憶されている前記個人情報に基づいて、前記コンテンツ記憶手段に記憶されている複数の前記コンテンツのうち前記利用者に好適なものを選択して配信する、
    請求項1記載のコンテンツ配信装置。
  6. 動画像、音声、またはその組合せからなるコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    施設に訪れた利用者に順番が回ってくるまでに掛かる時間または当該利用者がサービスを受け終わるまでに掛かる時間である待ち時間を予測する待ち時間予測手段と、
    前記コンテンツ記憶手段に記憶されている前記コンテンツを、前記待ち時間予測手段によって予測された前記待ち時間以内に再生し終わるように再生する、コンテンツ再生手段と、
    を有することを特徴とするコンテンツ再生システム。
  7. 動画像、音声、またはその組合せからなるコンテンツをコンテンツ記憶手段に記憶させておき、
    コンピュータに、
    施設に訪れた利用者に順番が回ってくるまでに掛かる時間または当該利用者がサービスを受け終わるまでに掛かる時間である待ち時間を予測する処理と、
    前記コンテンツ記憶手段に記憶されている前記コンテンツを、予測した前記待ち時間以内に再生し終わるように再生処理を調整して、前記利用者が使用する再生装置に配信する処理と、を実行させる、
    ことを特徴とするコンテンツ配信方法。
  8. コンテンツ記憶手段に記憶されている動画像、音声、またはその組合せからなるコンテンツを配信するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    施設に訪れた利用者に順番が回ってくるまでに掛かる時間または当該利用者がサービスを受け終わるまでに掛かる時間である待ち時間を予測する処理と、
    前記コンテンツ記憶手段に記憶されている前記コンテンツを、予測した前記待ち時間以内に再生し終わるように再生処理を調整して、前記利用者が使用する再生装置に配信する処理と、を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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