JP2009229838A - カラーフィルタの製造方法およびカラーフィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ブラックマトリクスを最後に形成しても、アライメント可能なカラーフィルタの製造方法を提供する
【解決手段】カラーフィルタ1は、基板3の上に、着色層として、赤色層5、青色層7、緑色層9を有し、赤色層5の上には、スペーサー用青色層8とスペーサー用緑色層10を有する。赤色層5、青色層7、緑色層9、スペーサー用青色層8、スペーサー用緑色層10の上に透明電極層13を有する。さらに、透明電極層13の上にブラックマトリクス14を有する。赤色層5は、赤外線吸収剤を含み、最初に形成される。また、ブラックマトリクス14は、顔料を混色した感光性樹脂からなり、赤外線を透過する。赤色層5により形成されたアライメントマークを赤外線で読み取り、青色層7、緑色層9、ブラックマトリクス14のパターニング時のアライメントを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、カラーフィルタの製造方法などに関するものである。
従来、カラーフィルタの製造方法は、赤外吸収能を持つカーボン含有樹脂や金属クロムなどにより、最初に基板上にブラックマトリクスとアライメントマークを形成する。その後、着色層のパターニングは、このアライメントマークによりフォトマスクのアライメントを行っていた(例えば、特許文献1参照)。
一方、簡易な工程で作製され、TFT基板の電極と短絡しないカラーフィルタを提供するため、緑色層と青色層を形成する際、基板の上だけでなく、赤色層の上に積層し、赤色層の上に積層された緑色層と青色層をスペーサーとするカラーフィルタが考えられた。このカラーフィルタは、基板、赤色層、緑色層、青色層、スペーサーを覆う透明電極層を有するため、TFT基板の電極と短絡しないように、スペーサー上の透明電極層上に高抵抗のブラックマトリクスを有する。
特開平2−32302号公報
しかしながら、このようなカラーフィルタの製造においては、ブラックマトリクスの形成工程が、着色層の形成工程よりも後となるため、着色層の形成工程において、着色層のパターニングに用いるべきアライメントマークが基板上になく、着色層のパターニングに用いられるフォトマスクのアライメントが困難であるという問題点があった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的とすることは、着色層形成工程よりブラックマトリクス形成工程を後にしても、着色層やブラックマトリクスのパターニングに用いられるフォトマスクのアライメントを可能にするカラーフィルタの製造方法を提供することである。
前述した目的を達成するために、第1の発明は、基板上に、着色層を形成する工程(a)と、前記着色層上に、スペーサーを形成する工程(b)と、前記基板、前記着色層、前記スペーサー上に、透明電極層を形成する工程(c)と、前記基板および前記スペーサー上の前記透明電極層上に、ブラックマトリクスを形成する工程(d)と、を具備し、前記工程(a)において、最初に形成する着色層を、赤外線吸収剤を含む樹脂で、アライメントマークと同時に形成することを特徴とするカラーフィルタの製造方法である。
また、前記工程(b)において、前記ブラックマトリクスが、顔料を含む樹脂で形成されていることが望ましい。また、前記工程(a)および前記工程(b)が、一色の着色層を、前記基板上に形成する工程(e)と、他色の着色層を、前記基板上および前記着色層上に形成し、着色層とスペーサーを同時に形成する工程(f)と、により置き換わることが望ましい。
第2の発明は、基板と、前記基板上に形成された着色層と、前記着色層上に形成されたスペーサーと、前記基板、前記着色層、前記スペーサーを覆う透明電極層と、前記基板および前記スペーサー上の前記透明電極層上に形成されたブラックマトリクスと、を有することを特徴とするカラーフィルタであって、前記着色層の中で、最初に形成した着色層に、赤外線吸収剤を含むことを特徴とするカラーフィルタである。
前記ブラックマトリクスが、顔料を含む樹脂で形成されることが好ましく、前記ブラックマトリクスが、体積抵抗率10Ω・cm以上であることが望ましい。
また、前記スペーサーは、着色層上に、異なる着色層が積層されることにより形成されることが望ましい。
本発明により、着色層形成工程よりブラックマトリクス形成工程を後にしても、着色層やブラックマトリクスのパターニングに用いられるフォトマスクのアライメントを可能にするカラーフィルタの製造方法を提供できる。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
本実施形態に係るカラーフィルタ1およびその製造方法について説明する。
図1は、カラーフィルタ1の断面の概要を示す図である。カラーフィルタ1は、基板3の上に、着色層として、赤色層5、青色層7、緑色層9を有し、赤色層5の上には、スペーサー用青色層8とスペーサー用緑色層10を有する。赤色層5、青色層7、緑色層9、スペーサー用青色層8、スペーサー用緑色層10の上に透明電極層13を有する。さらに、透明電極層13の上にブラックマトリクス14を有する。
基板3は、一般にカラーフィルタに用いられる基板を使用することができる。例えば、ホウ珪酸ガラス、アルミノホウ珪酸ガラス、無アルカリガラス、石英ガラス、合成石英ガラス、ソーダライムガラス、ホワイトサファイアなどの可撓性のない透明なリジット材、あるいは、透明樹脂フィルム、光学用樹脂フィルムなどの可撓性を有する透明なフレキシブル材を用いることができる。前記フレキシブル材としては、ポリメチルメタクリレート等のアクリル、ポリアミド、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、トリアセチルセルロース、シンジオタクティック・ポリスチレン、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトン、フッ素樹脂、ポリエーテルニトリル、ポリカーボネート、変性ポリフェニレンエーテル、ポリシクロヘキセン、ポリノルボルネン系樹脂、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリアリレート、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、熱可塑性ポリイミド等からなるものを挙げることができるが、一般的なプラスチックからなるものも使用可能である。特に、無アルカリガラスは、熱膨脹率の小さい素材であり、寸法安定性および高温加熱処理における特性に優れている。
赤色層5は、赤色顔料などの顔料と赤外吸収剤を含んだ感光性樹脂組成物で形成されている。赤外吸収剤としては、特に限定されないが、ベンゼンジチオールニッケル錯体や、シアニン色素、フタロシアニン色素などを用いることができる。
感光性樹脂としては、ネガ型感光性樹脂およびポジ型感光性樹脂のいずれも用いることができる。本実施形態では、ネガ型感光性樹脂を用いて説明する。
ネガ型感光性樹脂としては特に限定されるものではなく、一般的に使用されるネガ型感光性樹脂を用いることができる。例えば、架橋型樹脂をベースとした化学増幅型感光性樹脂、具体的にはポリビニルフェノールに架橋剤を加え、さらに酸発生剤を加えた化学増幅型感光性樹脂等が挙げられる。また、アクリル系ネガ型感光性樹脂として、紫外線照射によりラジカル成分を発生する光重合開始剤と、分子内にアクリル基を有し、発生したラジカルにより重合反応を起こして硬化する成分と、その後の現像により未露光部が溶解可能となる官能基(例えば、アルカリ溶液による現像の場合は酸性基をもつ成分)とを含有するものを用いることができる。上記のアクリル基を有する成分のうち、比較的低分子量の多官能アクリル分子としては、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA)、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート(DPPA)、テトラメチルペンタトリアクリレート(TMPTA)等が挙げられる。また、高分子量の多官能アクリル分子としては、スチレン−アクリル酸−ベンジルメタクリレート共重合体の一部のカルボン酸基部分にエポキシ基を介してアクリル基を導入したポリマーや、メタクリル酸メチル−スチレン−アクリル酸共重合体等が挙げられる。
また、ポジ型感光性樹脂としては特に限定されるものではなく、一般的に使用されるものを用いることができる。具体的には、ノボラック樹脂をベース樹脂とした化学増幅型感光性樹脂等が挙げられる。
青色層7は、青色顔料などの顔料を含んだ感光性樹脂組成物で形成され、緑色層9は、緑色顔料などの顔料を含んだ感光性樹脂組成物で形成されている。前記感光性樹脂組成物としては、赤色層5に用いた感光性樹脂組成物と同様の感光性樹脂組成物を使用することができる。赤色層5、青色層7、緑色層9の厚みは、0.5〜5μmであることが好ましい。
スペーサー11は、赤色層5の上に形成された青色層7と緑色層9とから構成されている。スペーサー11は、カラーフィルタ1とTFT基板との間隔を保持する。
スペーサー11は、赤色層5の上に形成されたスペーサー用青色層8とスペーサー用緑色層10とから構成されている。スペーサー11は、カラーフィルタ1とTFT基板との間隔を保持する。スペーサー11の高さは、1〜5μmであることが好ましい。
また、スペーサー11を設けるのは赤色層5の上でなくともよいし、一番初めに形成する着色層が赤外吸収剤を含む限り、着色層形成の順番も、赤色層5、青色層7、緑色層9の順番でなくともよい。例えば、赤色層5、緑色層9、青色層7の順番でもよいし、緑色層9、赤色層5、青色層7の順番でもよい。また、スペーサー11をスペーサー用青色層8またはスペーサー用緑色層10でのみ形成してもよい。スペーサー11は、ある色の着色層の上または下に、他の2色の着色層のうちの片方、または両方の積層にて構成されればよい。
なお、カラーフィルター1は、赤色層5、青色層7、緑色層9の三色の着色層のみを有するが、黄色やシアンなどの他色の着色層を設けてもよい。その際に、他色のスペーサー用着色層をスペーサー11の形成に加えてもよいし、加えなくてもよい。
透明電極層13は、酸化スズ、酸化インジウムおよびITO(Indium Tin Oxide)と呼ばれるこれらの複合酸化物が使用できる。透明電極層13の厚さは、5〜500nmであることが好ましい。
ブラックマトリクス14は、遮光物質を含んだ感光性樹脂組成物により形成される。ブラックマトリクス14は、透明電極層13とTFT基板の電極との間の短絡を防ぐため、体積抵抗率が10Ω・cm以上、好ましくは10Ω・cm以上であることが好ましい。また、スペーサー11の上のブラックマトリクス14の厚みは、0.5μm〜2μmであることが好ましい。また、着色層間にあるブラックマトリクス14の厚みは、0.5〜5μmであることが好ましい。
前記遮光物質として、赤、青、緑色等の顔料の混合物等を用いることが好ましい。赤外線を吸収しないようにするためである。また、前記感光性樹脂組成物としては、赤色層5を形成するのに用いられる感光性樹脂組成物と同様のものを使うことができるが、樹脂の着色は不問であるため、より高感度な感光性樹脂組成物を用いることが好ましい。
次に、カラーフィルタ1の製造方法を、図2から図5を用いて説明する。
図2は、カラーフィルタ1の赤色層5を形成する工程を示す図である。
図2(a1)は、図2(a2)でのA−A断面でカラーフィルタを可視光で観察した断面図であり、図2(a2)はカラーフィルタを可視光で観察した平面図であり、図2(a3)は、カラーフィルタを赤外線で観察した平面図を示す図である。図2(b)(c)(d)においても同様であるし、図3(a1)〜(c3)、図4(a1)〜(c2)、図5(a1)〜(d2)においても同様である。
(赤色層およびアライメントマーク形成工程)
まず、図2(a1)に示すように、定法に従って洗浄した基板3を用意し、赤色顔料と赤外吸収剤を含む感光性樹脂を塗布し、露光前赤色層15を形成する。露光前赤色層15は、可視光でも赤外線でも観察できるため、図2(a2)および(a3)において、基板3の上には、露光前赤色層15が観察される。
露光前赤色層15の形成は、顔料を含む感光性樹脂を塗布することにより行われる。感光性樹脂の塗布方法としては、例えばスピンコート法、キャスティング法、ディッピング法、バーコート法、ブレードコート法、ロールコート法、グラビアコート法、フレキソ印刷法、スプレーコート法、ダイコート法等を挙げられる。
感光性樹脂の塗布後は、露光前赤色層15に対して加熱処理(プリベーク)を施してもよい。
次いで、図2(b1)〜(b3)に示すように、露光前赤色層15の一部をフォトマスクを介して露光し、赤色層5とアライメントマーク16の潜像を形成する。
露光方法としては、特に限定されるものではなく、例えば感光性樹脂の表面から数十μm程度の間隙をあけて階調マスクを配置し、露光するプロキシミティ露光を行うことができる。この露光により、感光性樹脂としてネガ型感光性樹脂を用いた場合には照射部分で硬化反応が生じ、ポジ型感光性樹脂を用いた場合には照射部分で酸発生反応が生じる。
その後、図2(c1)〜(c3)に示すように、露光前赤色層15を除去し、赤色層5とアライメントマーク16を現像する。
現像方法は特に限定されるものではなく、通常、アルカリ液による洗浄によって行う。
また、現像後、形成された赤色層5とアライメントマーク16に対して加熱処理(ポストベーク)を施してもよい。この加熱処理は、例えば温度100〜250℃、処理時間10〜60分程度で適宜設定することができる。
(青色層およびスペーサー用青色層形成工程)
次に、図3(a1)〜(a3)に示すように、赤色層5とアライメントマーク16を有する基板3に、青色顔料を含む感光性樹脂を塗布し、露光前青色層17を形成する。露光前青色層17の形成は、露光前赤色層15の形成と同様の方法で行われる。図3(a1)に示すように、赤色層5を露光前青色層17が覆っている。また、図3(a2)では、基板3の上には、露光前青色層17が観察される。しかし、図3(a3)において、露光前青色層17は可視光を吸収するが、赤外線を透過するため、露光前青色層17は透過して、赤色層5とアライメントマーク16が観察される。
次いで、図3(b1)〜(b3)に示すように、露光前青色層17の一部をフォトマスクを介して露光し、青色層7とスペーサー用青色層8の潜像を形成する。なお、青色層7の露光は、フォトマスクを、赤外線でアライメントマーク16を観察しながら、アライメントを行い、露光する。図3(b1)に示すように、青色層7を基板3の上に、スペーサー用青色層8を赤色層5の上に形成する。図3(b3)に示すように、露光前青色層17、青色層7、スペーサー用青色層8は、赤外線では観察できない。
その後、図3(c1)〜(c3)に示すように、露光前青色層17を除去し、青色層7とスペーサー用青色層8を現像し、基板3は、基板3の上に赤色層5と青色層7を有し、赤色層5の上にスペーサー用青色層8を有する。
(緑色層およびスペーサー用緑色層形成工程)
次に、図4(a1)〜(a2)に示すように、赤色層5、青色層7、スペーサー用青色層8を有する基板3に、緑色顔料を含む感光性樹脂を塗布し、露光前緑色層19を形成する。露光前緑色層19の形成は、露光前赤色層15の形成と同様の方法で行われる。図4(a1)に示すように、赤色層5を露光前緑色層19が覆っている。また、図4(a2)では、基板3の上には、露光前緑色層19が観察される。なお、図4(a3)、図4(b3)、図4(c3)は、それぞれ図3(a3)と同じになるため、省略した。
次いで、図4(b1)〜(b2)に示すように、露光前緑色層19の一部をフォトマスクを介して露光し、緑色層9とスペーサー用緑色層10の潜像を形成する。なお、緑色層9の露光は、フォトマスクを、赤外線でアライメントマーク16を観察しながら、アライメントを行い、露光する。図4(b1)に示すように、緑色層9を基板3の上に、スペーサー用緑色層10をスペーサー用青色層8の上に形成する。
その後、図4(c1)〜(c2)に示すように、露光前緑色層19を除去し、緑色層9とスペーサー用緑色層10を現像し、基板3は、基板3の上に赤色層5と青色層7と緑色層9を有し、赤色層5の上にスペーサー用青色層8とスペーサー用緑色層10を有する。
(透明電極層およびブラックマトリクス形成工程)
次に、図5(a1)に示すように、基板3、赤色層5、青色層7、スペーサー用青色層8、緑色層9、スペーサー用緑色層10の上に、透明電極層13を、形成する。透明電極層13は、蒸着やスパッタリングにより形成される。
図5(a2)においては、透明電極層13は透明であるため、図示していない。
次いで、図5(b1)に示すように、透明電極層13の上に、顔料を含む感光性樹脂を塗布し、露光前ブラックマトリクス21を形成する。露光前ブラックマトリクス21の塗布は、露光前赤色層15の塗布と同様に行われる。図5(b2)に示すように、赤色層5などは、露光前ブラックマトリクス21に覆われており、可視光では観察できない。しかしながら、露光前ブラックマトリクス21は、赤外線を透過するため、図5(a3)は図3(a3)と同じになる。図5(b3)、図5(c3)、図5(d3)も、図3(a3)と同じになるため、省略した。
次いで、図5(c1)〜(c2)に示すように、露光前ブラックマトリクス21の一部をフォトマスクを介して露光し、ブラックマトリクス14の潜像を形成する。なお、ブラックマトリクス14の露光は、フォトマスクを、赤外線でアライメントマーク16を観察しながら、アライメントを行い、露光する。ブラックマトリクス14は、赤色層5、青色層7、緑色層9の周囲を囲むように形成する。
その後、図5(d1)〜(d2)に示すように、露光前ブラックマトリクス21を除去し、ブラックマトリクス14を現像し、カラーフィルタ1を得る。
なお、図1ないし図5は、カラーフィルタなどを模式的に示したものであり、各部材の大きさ、画素数などを限定するものではない。
なお、透明電極層13とブラックマトリクス14の上に、さらに保護層を有してもよい。保護層は、光透過性の感光性樹脂組成物または、光透過性の無機物質からなる。
前記感光性樹脂組成物としては、赤色層5を形成する際に用いられるのと同様の感光性樹脂組成物を用いることができる。
前記無機物質としては窒化ケイ素、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化タンタルなどを用いることができる。
保護層は、透明電極層13とブラックマトリクス14の上に、感光性樹脂組成物を塗布するか、無機物質を蒸着やスパッタリングして形成される。
保護層は、赤色層5、青色層7、緑色層9、ブラックマトリクス14から不純物が液晶層へ溶出することを防止でき、液晶層への汚染が防止でき、液晶表示の不良を低減することができる。
カラーフィルタ1を液晶表示装置に用いる場合、カラーフィルタ1の着色層側にTFT基板が設けられる。TFT基板は、TFTと電極を有し、スペーサー11上にあるブラックマトリクス14に接する。TFT基板とカラーフィルタに挟まれた箇所に液晶分子が注入され、TFTのスイッチングにより液晶分子への電圧の印加のON/OFFが行われ、液晶表示装置が駆動する。
本実施形態によれば、ブラックマトリクス形成工程を着色層形成工程より後であっても、着色層形成工程とブラックマトリクス形成工程において、フォトマスクのアライメントが可能である。
また、本実施形態によれば、青色層7を形成する際にスペーサー形成用青色層8が形成され、緑色層9を形成する際にスペーサー形成用緑色層10が形成され、その結果スペーサー11が形成されるため、スペーサー11を形成する工程を独立して設ける必要がなく、カラーフィルタ1の作製工程が削減される。
また、本実施形態によれば、カラーフィルタ1とTFT基板とが、絶縁体のブラックマトリクス14を介して接するため、カラーフィルタ1とTFT基板とは短絡しない。
以下、本発明について実施例および比較例を用いて具体的に説明する。まず、予備実験について説明する。
[予備実験1]
(赤色層用のネガ型感光性樹脂の調整)
ネガ型感光性樹脂(ポリマー1)と、赤色層用のネガ型感光性樹脂を調整した。赤色層用のネガ型感光性樹脂の組成を、表1に示す。赤外吸収剤を含まないものをR0とし、赤外吸収剤を含むものをR1ないしR3とした。赤外吸収剤の含有量はR1が最も少なく、R3が最も多い。
<ポリマー1>
ポリマー1は、ベンジルメタクリレート:スチレン:アクリル酸:2−ヒドロキシエチルメタクリレート=15.6:37.0:30.5:16.9(モル比)の共重合体100モル%に対して、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネートを16.9モル%付加したものであり、重量平均分子量は42500である。
Figure 2009229838
(赤色層の形成)
次いで、基板として、大きさが300mm×400mm、厚みが0.7mmのガラス基板(コーニング社製1737ガラス)を準備した。この基板を定法にしたがって洗浄した後、ガラス基板上にR0をスピンコート法により塗布し、80℃にて3分間プリベークを行い、露光前赤色層を形成した。その後、フォトマスクを介して、露光量30mJ/cm、露光ギャップ150μmにて露光した。
次いで、0.05wt%水酸化カリウム水溶液を用いて現像を行い、230℃のオーブンで、30分焼成を行った。ガラス基板上にR0による赤色層を形成した。
次いで、R1〜R3を、他のガラス基板上に、R0と同様に塗布、露光、現像を行い、赤色層を形成した。
(評価)
ガラス基板上の赤色層は、色度値と、膜厚、透過率を測定した。色度値と膜厚については表2に、透過率については、図6、図7に示す。
色度値は、オリンパス製顕微分光光度計OSP-SP200によって380〜780nmの透過スペクトルを測定の上、CIE1931、XYZ表色系2°視野の等色関数とC光源を用いて色度座標x,yとYを算出した。また赤外域までの透過率スペクトルは株式会社パーキンエルマージャパン製 紫外可視赤外分光光度計LAMBDA19を用いて測定した。また、膜厚は、断面を走査型電子顕微鏡で観察することにより求めた。
Figure 2009229838
図6、図7が示すように、R0〜R3まで、赤外吸収剤を多く含むほど、透過率が低下していることがわかる。特に、R3は、透過率が70%程度であり、赤外吸収能が大きく向上していることがわかる。
一方、表2が示すように、R0〜R3において、膜厚はほぼ同じである。また、色度値のxとyにおいては、R0〜R3は同じであるが、輝度を示すYの値が、R3がR0〜R2よりも低くなっている。
[予備実験2]
(ブラックマトリクス用感光性樹脂の調整)
ブラックマトリクスのネガ型感光性樹脂を調整した。組成を以下に示す。
<ブラックマトリクス用のネガ型感光性樹脂>
・赤顔料(C.I.Pigmet Red254) 2.50重量部
・青顔料(C.I.Pigmet Blue15:6) 2.50重量部
・黄顔料(C.I.Pigmet Yellow139) 1.25重量部
・顔料誘導体(ゼネカ社製 ソルスパース5000) 0.60重量部
・分散剤(ゼネカ社製 ソルスパース24000) 2.40重量部
・モノマー(サートマー社製 SR399) 4.00重量部
・バインダー樹脂 (ポリマー1) 5.0重量部
・開始剤(チバガイギー社製 イルガキュア907) 1.40重量部
・開始剤(2,2´−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4´,5´−テトラフェニル−1,2´−ビイミダゾール) 0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート) 79.75重量部
ブラックマトリクス用感光性樹脂を、予備実験1と同様の方法で、基板上に塗布、露光、現像を行い、ブラックマトリクスを形成した。
(評価)
ブラックマトリクスの透過率を測定した。その結果を図8に示す。波長780nm以上での赤外域では、90%以上透過し、ブラックマトリクスは、赤外域では透明である。
予備実験1および予備実験2における、R0,R1,R2,R3,ブラックマトリクス(BM)の957nmでの透過率を表3に示す。
Figure 2009229838
R0とブラックマトリクスの透過率は、ほぼ同じである。一方、R0とR1では、約2%の透過率の差がある。また、R0とR2では、約6%の透過率の差がある。また、R0とR3では、約26%の透過率の差がある。R0とR1〜R3において、透過率に差があるほど、フォトマスクのアライメント時に、アライメントマークを観察しやすくなり、アライメントを行いやすい。一方、R3は、色度値での輝度(Y)がR0に比べて減少している。よって、用途に応じて、赤外吸収剤の含有量を調整する。
続いて、実施例と比較例を用いて、本発明をより詳細に説明する。
[実施例1]
(フォトマスクの作製)
光学研磨された330mm×450mmの合成石英基板上にクロム膜(遮光膜)が厚み100nmで成膜されている常用のマスクブランク上に、市販のフォトレジスト(AZエレクトロニックマテリアルズ株式会社製 AZP−1350)を厚み600nmで塗布し、120℃に加熱されたホットプレートで15分ベークした後、フォトマスク用レーザ描画装置(マイクロニック社製LRS11000-TFT3)で、所望の遮光パターンを描画する。
次に、専用のデベロッパー(AZエレクトロニックマテリアルズ株式会社製 AZデベロッパー)で現像し、遮光膜用レジストパターンを得る。
次に、レジストパターンをエッチング用マスクとし、クロム膜をエッチングし、さらに残ったレジストパターンを剥膜することで、所望の遮光パターンを得る。クロム膜のエッチングには、市販の硝酸セリウム系ウェットエッチャント(ザ・インクテック社製 MR−ES)を用いた。クロム膜のエッチング時間は、60秒である。
最後に残ったレジストを剥膜し、パターン寸法検査、パターン欠陥検査などの検査工程を経て、必要に応じてパターン修正を行い、フォトマスクを得る。
フォトマスクは、赤色層用、緑色層用、青色層用、ブラックマトリクス用の4種類を用意する。
(青色層用、緑色層用のネガ型感光性樹脂の調整)
青色層用のネガ型感光性樹脂と、緑色層用のネガ型感光性樹脂を調整する。青色層用のネガ型感光性樹脂の組成を、表4に示し、緑色層用のネガ型感光性樹脂の組成を、表5に示す。
Figure 2009229838
Figure 2009229838
(赤色層の形成)
基板として、大きさが300mm×400mm、厚みが0.7mmのガラス基板(コーニング社製1737ガラス)を準備する。この基板を定法にしたがって洗浄した後、ガラス基板の片面全面に、赤外吸収材を含むR1〜R3のいずれかの赤色層をスピンコート法により塗布し、80℃にて3分間プリベークを行い、所定のフォトマスクを介して、露光量30mJ/cm、露光ギャップ150μmにて露光する。次いで、0.05wt%水酸化カリウム水溶液を用いて現像後、230℃のオーブンで30分間焼成を行い、赤色層を形成する。
(青色層・緑色層の形成)
次いで、B0とG0を同様に塗布、露光、現像などを行い、青色層および緑色層を形成する。
(透明電極層・ブラックマトリクスの形成)
ITOをスパッタリングし、全面に透明電極層を形成する。
その後、ブラックマトリクス用ネガ型感光性樹脂をスピンコート法により塗布し、100℃にて3分間プリベークを行い、所定のフォトマスクを介して、露光量100mJ/cm、露光ギャップ150μmにて露光する。次いで、0.05wt%水酸化カリウム水溶液を用いて現像後、200℃のオーブンで30分間焼成を行い、ブラックマトリクスを形成し、カラーフィルタを作製する。
[実施例2]
着色層の形成工程を、青色層、赤色層、緑色層の順で形成する点、赤色層をR0で形成し、青色層をB1〜B3のいずれかで形成する点が異なる以外は、実施例1と同様にして、カラーフィルタを作製する。
[実施例3]
着色層の形成工程を、緑色層、赤色層、青色層の順で形成する点、赤色層をR0で形成し、緑色層をG1〜G3のいずれかで形成する点が異なる以外は、実施例1と同様にして、カラーフィルタを作製する。
[比較例1]
ブラックマトリクスが、カーボンを含む感光性樹脂により形成される点以外は、実施例1と同様にしてカラーフィルタを作製する。
[比較例2]
赤色層をR0で形成する点以外は、実施例1と同様にしてカラーフィルタを作製する。
[比較例3]
青色層をB1〜B3のいずれかで形成し、赤色層に加えて、青色層にも赤外吸収剤を含む以外は、実施例1と同様にしてカラーフィルタを作製する。
[比較例4]
緑色層をG1〜G3のいずれかで形成し、赤色層に加えて、緑色層にも赤外吸収剤を含む以外は、実施例1と同様にしてカラーフィルタを作製する。
<結果>
実施例および比較例における、カラーフィルタ作製時のフォトマスクのアライメント結果を表6に示す。
Figure 2009229838
実施例1〜3においては、アライメントが可能である。
比較例1は、カーボンが赤外線を透過しないため、アライメントできない
比較例2は、アライメントマークが赤外線を吸収しないため、アライメントできない。
比較例3は、青色層までのアライメントは可能であるが、青色層が赤外線を透過しないため、緑色層、ブラックマトリクスのアライメントができない。
比較例4は、緑色層までのアライメントは可能であるが、緑色層が赤外線を透過しないため、ブラックマトリクスのアライメントができない。
以上、添付図面を参照しながら、本発明にかかるカラーフィルタの製造方法などの好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しえることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本実施形態に係るカラーフィルタ1の断面図。 本実施形態に係るカラーフィルタ1の製造工程の、赤色層形成工程を示す図。 本実施形態に係るカラーフィルタ1の製造工程の、青色層形成工程を示す図。 本実施形態に係るカラーフィルタ1の製造工程の、緑色層形成工程を示す図。 本実施形態に係るカラーフィルタ1の製造工程の、透明電極層およびブラックマトリクス形成工程を示す図。 赤外吸収剤含有量が異なる赤色層の透過率スペクトル図。 赤外吸収剤含有量が異なる赤色層の透過率スペクトル図。 ブラックマトリクスの透過率スペクトル図。
符号の説明
1………カラーフィルタ
3………基板
5………赤色層
7………青色層
8………スペーサー用青色層
9………緑色層
10………スペーサー用緑色層
11………スペーサー
13………透明電極層
14………ブラックマトリクス
15………露光前赤色層
16………アライメントマーク
17………露光前青色層
19………露光前緑色層

Claims (7)

  1. 基板上に、着色層を形成する工程(a)と、
    前記着色層上に、スペーサーを形成する工程(b)と、
    前記基板、前記着色層、前記スペーサー上に、透明電極層を形成する工程(c)と、
    前記基板および前記スペーサー上の前記透明電極層上に、ブラックマトリクスを形成する工程(d)と、
    を具備し、
    前記工程(a)において、最初に形成する着色層を、赤外線吸収剤を含む樹脂で、アライメントマークと同時に形成することを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
  2. 前記工程(d)において、前記ブラックマトリクスを、顔料を含む樹脂で形成することを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタの製造方法。
  3. 前記工程(a)および前記工程(b)が、
    一色の着色層を、前記基板上に形成する工程(e)と、
    他色の着色層を、前記基板上および前記着色層上に形成し、着色層とスペーサーを同時に形成する工程(f)と、
    により置き換わることを特徴とする請求項1または請求項2記載のカラーフィルタの製造方法。
  4. 基板と、
    前記基板上に形成された着色層と、
    前記着色層上に形成されたスペーサーと、
    前記基板、前記着色層、前記スペーサーを覆う透明電極層と、
    前記基板および前記スペーサー上の前記透明電極層上に形成されたブラックマトリクスと、
    を有することを特徴とするカラーフィルタであって、
    前記着色層の中で、最初に形成した着色層に、赤外線吸収剤を含むことを特徴とするカラーフィルタ。
  5. 前記ブラックマトリクスが、顔料を含む樹脂で形成されることを特徴とする請求項4記載のカラーフィルタ。
  6. 前記ブラックマトリクスが、体積抵抗率10Ω・cm以上であることを特徴とする請求項4または請求項5記載のカラーフィルタ。
  7. 前記スペーサーは、着色層上に、異なる着色層が積層されることにより形成されることを特徴とする請求項4ないし請求項6記載のカラーフィルタ。
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