JP2009229556A - 光拡散防眩フィルム、光拡散性防眩光学素子及び画像表示装置 - Google Patents

光拡散防眩フィルム、光拡散性防眩光学素子及び画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】優れた防眩性を維持しつつ、白ボケの発生を防止して、明所での表示コントラストを向上させることが可能な光拡散防眩フィルム、光拡散性防眩光学素子及び画像表示装置を提供する。
【解決手段】透明基材層と、単孔構造の中空樹脂微粒子がマトリックス樹脂中に分散された防眩層とを有する光拡散防眩フィルムであって、前記防眩層は、算術平均表面粗さRaが40nm以下であり、前記中空樹脂微粒子は、平均粒子径が0.5〜30μm、かつ、空隙率が20〜80体積%である光拡散防眩フィルム。
【選択図】なし

Description

本発明は、優れた防眩性を維持しつつ、白ボケの発生を防止して、明所での表示コントラストを向上させることが可能な光拡散防眩フィルム、光拡散性防眩光学素子及び画像表示装置に関する。
従来から、CRT(Cathode−Ray Tube)、プラズマディスプレイパネル(PDP)、液晶ディスプレイ(LCD)、エレクトロルミネッセンスディスプレイ(ELD)等の画像表示装置、特にPDP、LCD、ELD等のように、表面がフラットな画像表示装置においては、室内照明や、太陽光の入射による表示画面への操作者等の影の映り込みが、画像の視認性を著しく妨げるという問題があった。
特許文献1には、このような映り込みを防止する方法として、シリカ微粒子等のフィラーを含有する樹脂組成物をディスプレイの最表面に塗工し、表面に凹凸を形成することにより、表面に防眩効果を付与する方法が開示されている。
しかしながら、シリカ微粒子を用いて防眩効果を得る方法では、多量のシリカ微粒子を用いる必要があり、その結果、画像表示装置の明所での表示コントラストが悪くなり、透明性が低下して画像表示装置の表面が白っぽくボケて見える現象(以下、白ボケという)が発生していた。
また、防眩性を維持しつつ、明所での表示コントラストを向上するために、防眩性ハードコート層の上に反射防止層(低屈折率層)を設けた防眩性ハードコートフィルムが開発され、実用化されている。しかしながら、このような方法を用いた場合であっても、高精細なLCDに適用した場合、LCD表面におけるギラツキ(輝度の強弱の部分)現象が発生し、明所での表示コントラストが不充分で白ボケを防止できないといった問題があった。
これに対して、特許文献2には、防眩性ハードコート層の厚み、厚みと微粒子の重量平均粒径との比、平均傾斜角及び算術平均表面粗さを所定の範囲内とすることで、優れた防眩性と、白ボケの防止を実現させた防眩性ハードコートフィルムが開示されている。
しかしながら、このような防眩性ハードコートフィルムは、フィルムの表面粗さが大きいために、高精細なLCDに適用した場合、明所での表示コントラストが悪いものとなっていた。
このため、高精細LCDに適用される防眩性ハードコートフィルムの設計では、ギラツキ及び白ボケを防止するために、防眩性ハードコート層内部の光拡散と、防眩性ハードコート層表面の光拡散性とを制御する技術が提案されている。例えば、特許文献3には、全ヘイズ値htが40〜70%の範囲であり、全へイズ値htと、防眩性ハードコート層の内部散乱に起因する内部へイズ値hiとの関係が、全へイズ値ht≦内部ヘイズ値hiの関係である防眩性ハードコートフィルムが開示されている。
しかしながら、このような防眩性ハードコートフィルムでは、依然としてギラツキ現象の防止及び明所での表示コントラストの向上(白ボケ防止)の双方を同時に実現することは困難であった。
また、特許文献4には、透明基材フィルム上に、樹脂中に空間部を有する微粒子が分散含有された防眩層が設けられて、この防眩層表面が微細凹凸構造を形成しており、この表面に屈折率が1.20〜1.50の低屈折率層が積層された光拡散性防眩フィルムが開示されている。
しかしながら、このような光拡散性防眩フィルムは、特許文献4の実施例にも記載されているように、多孔構造の中空樹脂微粒子を用いているため、特許文献4に記載の製造方法にて、光拡散性防眩フィルムを製造した場合、トルエン等の有機溶剤が微粒子中に侵入して、防眩層を形成した場合に中空構造を保てないことから、光拡散性が低下して、防眩性に劣るものとなっていた。
特開平7−294740号公報 特開2007−316576号公報 特開2007−334294号公報 特開2006−10724号公報
本発明は、優れた防眩性を維持しつつ、白ボケの発生を防止して、明所での表示コントラストを向上させることが可能な光拡散防眩フィルム、光拡散性防眩光学素子及び画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、透明基材層と、単孔構造の中空樹脂微粒子がマトリックス樹脂中に分散された防眩層とを有する光拡散防眩フィルムであって、前記防眩層は、算術平均表面粗さRaが40nm以下であり、前記中空樹脂微粒子は、平均粒子径が0.5〜30μm、かつ、空隙率が20〜80体積%である光拡散防眩フィルムである。
以下に本発明を詳述する。
本発明者らは、鋭意検討の結果、光拡散防眩フィルムの防眩層に含有させる中空樹脂微粒子として、単孔構造で平均粒子径及び空隙率が所定範囲内のものを用いることにより、表面の凹凸を小さくした場合であっても、優れた防眩性を実現できることから、防眩性と白ボケ発生の防止とを両立させることが可能となることを見出し、本発明を完成させるに至った。
本発明の光拡散防眩フィルムは、透明基材層を有する。
上記透明基材層は、可視光の光線透過率が高く、透明性に優れる材料であれば、特に限定されないが、光学的に複屈折の少ないものが好ましい。
上記透明基材層の材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル系ポリマー、ジアセチルセルロース、トリアセチルセルロ
ース等のセルロース系ポリマー、ポリカーボネート系ポリマー、ポリメチルメタクリレート等のアクリル系ポリマー等が挙げられる。また、ポリスチレン、アクリロニトリル・スチレン共重合体等のスチレン系ポリマー、ポリエチレン、ポリプロピレン、環状ないしノルボルネン構造を有するポリオレフィン、エチレン・プロピレン共重合体等のオレフィン系ポリマー、塩化ビニル系ポリマー、ナイロンや芳香族ポリアミド等のアミド系ポリマー等も用いてもよい。更に、イミド系ポリマー、スルホン系ポリマー、ポリエーテルスルホン系ポリマー、ポリエーテルエーテルケトン系ポリマー、ポリフェニレンスルフィド系ポリマー、ビニルアルコール系ポリマー、塩化ビニリデン系ポリマー、ビニルブチラール系ポリマー、アリレート系ポリマー、ポリオキシメチレン系ポリマー、エポキシ系ポリマー等を用いてもよい。上記の樹脂は単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
上記透明基材層は、屈折率が1.30〜1.80であることが好ましく、1.40〜1.70であることがより好ましい。また、可視光透過率は90%以上であることが好ましく、ヘイズ値は1%以下であることが好ましい。
上記透明基材層の厚みの好ましい下限は10μm、好ましい上限は500μmである。10μm未満であると、強度が不足して変形等が生じることがあり、500μmを超えると、光拡散防眩フィルムの全光線透過率が低下することがある。より好ましい下限は20μm、より好ましい上限は300μm、更に好ましい下限は30μm、更に好ましい上限は200μmである。
本発明の光拡散防眩フィルムは、単孔構造の中空樹脂微粒子がマトリックス樹脂中に分散された防眩層を有する。
上記中空樹脂微粒子は、単孔構造を有する。
上記単孔構造を有することにより、上記中空樹脂微粒子のシェル内に形成された空隙は密閉性に優れたものとなり、上記防眩層を形成する際に、空隙内に有機溶剤やマトリックス樹脂のモノマー成分が侵入して、上記中空樹脂微粒子の空隙率を低下するといった不具合を防止することができる。
なお、本明細書において、「単孔構造」とは、多孔質状等のように複数の空隙を有する場合は含まず、ただ1つの閉じた空隙を有する構造のことをいう。
上記中空樹脂微粒子のシェルの材質については、単孔構造とすることができ、かつ、上記範囲内の平均粒子径や空隙率を実現可能であれば特に限定されず、例えば、架橋性モノマーに由来するセグメントと親水性モノマーに由来するセグメントとを有する共重合体等が挙げられる。
具体的には、例えば、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、エポキシ樹脂、スチレン樹脂、ベンゾグアニン樹脂、メラミン樹脂、ホルムアルデヒド樹脂等からなる架橋重合体、これらを構成するモノマーの共重合体等を用いることができる。これらは、例えば懸濁重合法、乳化重合法等の一般的な方法により製造することができる。
上記中空樹脂微粒子の空隙には、上記中空樹脂微粒子のシェルと屈折率が異なる透明な液体が内包されていることが好ましい。これによって、上記中空樹脂微粒子の空隙の割合を大きくしても、機械的性質等の低下を防止することができる。
なお、上記中空樹脂微粒子のシェルと屈折率が異なる透明な液体は、上記中空樹脂微粒子の空隙の一部に内包されていてもよく、空隙の全部に内包されていてもよい。
上記中空樹脂微粒子のシェルと屈折率が異なる透明な液体としては、例えば、炭化水素類としては、ブタン、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、トルエン、キシレン、オクタン、ノナン、デカン、ウンデカン、ドデカン、トリデカン、テトラデカン、ヘプタデカン、ヘキサデカン、ヘプタデカン、オクタデカン、ノナデカン、エイコサン、d−リモネン、イソパラフィン類、グリコールエーテル類等が挙げられる。
上記グリコールエーテル類としては、3−メトキシ−3−メチルブタノール、3−メトキシ−3−メチルブチルアセテート、1−メトキシ−2−プロパノール、1−メトキシプロピル−2−アセテート、1−エトキシ−2−プロパノール、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、3−メトキシブチルアセテート、3−エトキシプロピオン酸エチル、プロピレングリコールモノメチルエーテルプロピオネート、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル等が挙げられる。
また、各種天然オイル、シリコンオイル、グリセリン、ポリマー水溶液、ポリマー有機溶剤溶液等を用いてもよい。
上記中空樹脂微粒子は、空隙率の下限が20体積%、上限が80体積%である。上記空隙率が20体積%未満であると、白ボケが発生したり、防眩性が不充分となったりすることがある。80体積%を超えると、中空樹脂微粒子の形状が維持できなかったり、強度を確保できなかったりすることがある。好ましい下限は40体積%であり、好ましい上限は70体積%である。
なお、本明細書において、空隙率とは、中空樹脂微粒子の全体積に占める、空隙部分の体積比のことをいい、例えば、透過型電子顕微鏡で撮影した写真をもとに、平均粒子径(外径)及び平均内孔径を測定し、空隙部分の体積と中空樹脂微粒子の体積との比を算出することにより測定することができる。
上記中空樹脂微粒子は、有機溶剤に60分間浸漬した後の体積変化率が105±5体積%以内であることが好ましい。
このような中空樹脂微粒子を使用することで、有機溶剤による中空樹脂微粒子の膨張・収縮を抑制して、防眩性の低下や白ボケの発生を防止することができる。
なお、上記有機溶剤としては、トルエンが使用される。
また、上記有機溶剤に60分間浸漬した後の体積変化率は、粒子径測定を行い、有機溶剤に浸漬前と浸漬後の体積変化を求めることで算出される。
上記中空樹脂微粒子の平均粒子径の下限は0.5μm、上限は30μmである。0.5μm未満であると、上記中空樹脂微粒子同士の凝集が発生して取扱性に劣り、30μmを超えると、得られる防眩層の平滑性が低下する。好ましい下限は0.8μm、好ましい上限は20μmであり、より好ましい下限は1μm、より好ましい上限は10μmである。また、更に好ましい下限は1.5μm、更に好ましい上限は5μmである。
上記防眩層中の中空樹脂微粒子の含有量の好ましい下限は5重量%、好ましい上限は90重量%である。5重量%未満であると、得られる防眩層の空孔の比率が極めて低くなり、内部散乱が不充分となることがあり、90重量%を超えると、防眩層の耐久性が低下することがある。
上記マトリックス樹脂としては、防眩層に充分な強度を付与することができ、透明性を有する樹脂であれば特に限定されない。具体的には例えば、熱可塑性樹脂、二液混合型樹脂、熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂、電離放射線硬化性樹脂(電子線硬化性樹脂等)等が挙げられる。これらの中では、熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂及び電離放射線硬化性樹脂が、防眩層の硬さや耐擦傷性を向上できる点で好ましい。
特に、上記紫外線硬化性樹脂を使用する場合、紫外線の照射による硬化処理で簡単かつ効率良く防眩層を形成可能となり好ましい。
上記紫外線硬化性樹脂としては、例えば、アクリル系、ポリエステル系、ウレタン系、アミド系、シリコーン系、エポキシ系等の各種の樹脂を用いることができる。具体的には例えば、紫外線重合性の官能基を2個以上有するアクリル系紫外線硬化性樹脂等が挙げられる。
上記電離放射線硬化性樹脂を用いた場合、上記中空樹脂微粒子との結合をより強固にすることができる。特に、上記中空樹脂微粒子のシェルが、架橋性モノマーに由来するセグメントと親水性モノマーに由来するセグメントとを有する共重合体からなる場合、硬化の際にシェルの残留ビニル基と電離放射線硬化性樹脂とが共重合することで、より強固な防眩層を形成することが可能となる。
上記マトリックス樹脂と上記中空樹脂微粒子との屈折率差の好ましい下限は0.08、好ましい上限は0.80である。屈折率差を上記範囲内とすることで、防眩層での内部散乱を高め、優れた防眩性と、白ボケ発生の防止を両立することができる。
上記マトリックス樹脂の含有量の好ましい下限は0.1重量%、好ましい上限は30重量%である。0.1重量%未満であると、塗膜の耐久性が低下することがあり、30重量%を超えると、得られる塗膜の空孔の比率が極めて低くなることがある。
上記防眩層は、算術平均表面粗さRaの上限が40nmである。40nmを超えると、白ボケが発生し、明所での表示コントラストが低下する。防眩層の表面粗さは平滑であればあるほどよく、好ましい下限は0.5nm、好ましい上限は20nmである。なお、上記算術平均表面粗さRaは、JIS B 0601に定める方法で測定することができる。
上記防眩層の厚みの好ましい下限は15μm、好ましい上限は30μmである。15μm未満であると、内部散乱が不充分となることがあり、30μmを超えると、白ボケが発生することがある。
本発明の光拡散防眩フィルムでは、上記防眩層の表面に更に反射防止層を形成してもよい。
上記反射防止層を形成することにより、反射防止効果を付与することができ、防眩層表面の微細凹凸構造で外光が散乱されて表面が白っぽく見える、白ボケ現象を抑制することができる。
上記反射防止層の屈折率は、反射防止の観点より、上記防眩層の屈折率よりも低く設定することが好ましく、屈折率が低いほど好ましいが、低すぎると反射光に色が着きやすくなる。このため、屈折率が1.20〜1.50であることが好ましく、1.30〜1.45がより好ましい。
また、上記反射防止層の厚みは、特に限定されないが、通常、0.05〜0.3μmが好ましく、0.1〜0.3μmとすることが好ましい。なお、反射率低減の観点から、通常、厚さ(nm)×屈折率の値が140nm以下となるようにするのが好ましい。
上記反射防止層の材質としては、上記のような屈折率を有するものであれば、特に限定されず、例えば、紫外線硬化型アクリル樹脂等の樹脂系材料、樹脂中にコロイダルシリカ等の無機微粒子を分散させたハイブリット系材料、テトラエトキシシラン、チタンテトラエトキシド等の金属アルコキシドを用いたゾル−ゲル系材料等が挙げられる。上記の各材料は、表面の防汚染性の付与のため、フッ素基を含有するものを選択することができる。耐擦傷性の面からは、無機成分含有量が多い低屈折率材料が優れる傾向にあり、特に金属アルコキシドと、フルオロアルキル基を有するシランカップリング剤とを含有するゾル− ゲル系材料が好ましい。
本発明の光拡散防眩フィルムを製造する方法としては特に限定されないが、例えば、上記中空樹脂微粒子、マトリックス樹脂、必要により、レベリング剤、チクソトロピー剤、帯電防止剤等の添加剤を配合した後、均一に混合分散した防眩層用樹脂組成物を調製する工程、上記防眩層用樹脂組成物を透明基材フィルムに塗工する工程、塗工した防眩層用樹脂組成物を加熱乾燥後、所定の硬化処理を行うことで、防眩層を形成する工程を有する方法等が挙げられる。
他に、単孔構造の中空樹脂微粒子がマトリックス樹脂中に分散された防眩層のみを形成した後、透明基材フィルムと防眩層とを接合する方法を用いてもよい。
上記防眩層用樹脂組成物を透明基材フィルムに塗工する工程における塗工方法としては、特に限定されず、例えば、ディップコーティング法、スピンコーティング法、フローコーティング法、スプレーコーティング法、ロールコーティング法、グラビアロールコーティング法、エアドクターコーティング法、プレードコーティング法、ワイヤードクターコーティング法、ナイフコーティング法、リバースコーティング法、トランスファロールコーティング法、マイクログラビアコーティング法、キスコーティング法、キャストコーティング法、スロットオリフィスコーティング法、カレンダーコーティング法、ダイコーティング法等の従来公知の塗工法を用いることができる。
上記防眩層用樹脂組成物の硬化処理の方法としては、特に制限されないが、紫外線硬化、電離放射線硬化が好ましい。硬化の手段としては、各種活性エネルギーを用いることができるが、紫外線、電離放射線が好ましい。また、エネルギー線源としては、例えば、高圧水銀ランプ、ハロゲンランプ、キセノンランプ、メタルハライドランプ、窒素レーザー、電子線加速装置、放射性元素等が好ましい。
また、上記反射防止層を形成する場合は、更に、所定の反射防止層用樹脂組成物を防眩層の表面に塗布した後、乾燥・硬化する。なお、上記塗布、硬化については、上記防眩層を形成する場合と同様の方法を用いることができる。
光学素子の片面又は両面に、本発明の光拡散防眩フィルムを積層することにより、光拡散性防眩光学素子とすることができる。このような光拡散性防眩光学素子もまた本発明の1つである。
例えば、上記光学素子として偏光板を用いた場合、光拡散性防眩偏光板となる。
上記偏光板としては、通常、偏光子と透明保護フィルムとからなるものが用いられる。 上記偏光子としては、特に限定されず、各種のものを使用できる。例えば、ポリビニルアルコール系フィルム、部分ホルマール化ポリビニルアルコール系フィルム、エチレン・酢酸ビニル共重合体系部分ケン化フィルム等の親水性高分子フィルムに、ヨウ素や二色性染料等の二色性物質を吸着させて一軸延伸したもの、ポリビニルアルコールの脱水処理物やポリ塩化ビニルの脱塩酸処理物等のポリエン系配向フィルム等が挙げられる。これらの中でも、ポリビニルアルコール系フィルムとヨウ素等の二色性物質からなる偏光子が特に好適である。
上記偏光子の厚さは、特に限定されず、5〜80μm程度が好ましい。
上記透明保護フィルムとしては、透明性、機械的強度、熱安定性、水分遮蔽性等に優れるものが好ましく、位相差等の光学的異方性が少ないものが好ましい。
上記透明保護フィルムの材質としては、上記透明基材層と同様のものが用いられる。中でも、トリアセチルセルロース等が好ましい。なお、上記偏光子の両側に透明保護フィルムを設ける場合、表裏で同じ材料からなるものを用いてもよく、異なる材料からなるものを用いてもよい。
上記透明保護フィルムの厚みは、特に限定されないが、10〜300μm程度が好ましい。
上記偏光板において、光拡散性防眩フィルムの積層側とは反対側の透明保護フィルムの露出表面には、ハードコート処理やスティッキング防止を目的とした処理を施してもよい。上記ハードコート処理は、偏光板表面の傷付き防止等を目的に施されるものである。具体的には例えば、透明保護フィルムの表面にアクリル系、シリコーン系等の紫外線硬化型樹脂を用いて、硬度や滑り特性等に優れる硬化皮膜を付加する方法等が挙げられる。
上記スティッキング防止処理は、隣接層との密着防止を目的に施される。なお、これらのハードコート処理層、スティッキング防止処理層は、透明保護フィルムそのものに設けることができるほか、光学層として透明保護フィルムとは別体のものとして設けることもできる。
また、上記偏光板は、各層間に、ハードコート層、プライマー層、接着剤層、粘着剤層、帯電防止層、導電層、ガスバリヤー層、水蒸気遮断層、水分遮断層等を挿入したりしてもよく、偏光板表面へこれらの層を積層してもよい。更に、偏光板の各層を作成する段階では、例えば、導電性粒子、帯電防止剤、各種微粒子、可塑剤等を各層の形成材料に添加、混合する等して、その特性を適宜改良してもよい。
上記光学素子としては、上記偏光板のほか、他の光学素子(光学層)を積層した光学フィルムを用いることができる。上記光学層としては、特に限定されないが、例えば、反射板、半透過板、位相差板(1/2や1/4等の波長板を含む)、視角補償フィルム等の液晶表示装置等の形成に一般的に用いられることのある光学層を、1層又は2層以上用いることができる。
なかでも、偏光板に反射板や半透過反射板を積層した反射型偏光板や半透過型偏光板、偏光板に位相差板を積層した楕円偏光板や円偏光板、偏光板に視角補償フィルムを積層した広視野角偏光板、偏光板に輝度向上フィルムを積層した偏光板が好ましい。
本発明の光拡散性防眩光学素子の液晶セル等の他部材との接着側には、粘着剤層を設けてもよい。
上記粘着剤層の形成方法としては、例えば、トルエン、酢酸エチル等の溶剤に、接着樹脂を溶解又は分散させた粘着剤溶液を調製し、それを流延方式や塗工方式等の適宜の展開方式で光学素子上に直接付設する方式や、上記に準じてセパレータ上に粘着剤層を形成してそれを光学素子上に移着する方式等がある。
上記粘着剤層の露出面には、実用に供するまでの間、汚染防止等を目的としてセパレータでカバーすることが好ましい。これにより、通例の取扱状態で粘着剤層に接触することを防止できる。上記セパレータには、プラスチックフィルム、ゴムシート、紙、布、不織布、ネット、発泡シート、金属箔、それらのラミネート体等をベースとし、必要によりシリコーン系、長鎖アルキル系、フッ素系、硫化モリブデン等の剥離剤で処理したもの等を使用できる。
本発明の光拡散性防眩フィルムを有する光拡散性防眩光学素子は、液晶表示装置等の各種画像表示装置の作製に好ましく用いられる。このような画像表示装置もまた本発明の1つである。
具体的には、本発明の画像表示装置である液晶表示装置は、例えば、液晶セル、本発明の光学素子に加えて、必要に応じて照明システム等の構成部品を適宜に組み立て、駆動回路を組み込むこと等により、作製することができる。
なお、本発明の光拡散性防眩光学素子は、液晶セルの片側又は両側に設置することができる。両側に光学素子を設ける場合、それらは同じものであってもよいし、異なるものであってもよい。更に、液晶表示装置の作製に際し、拡散板、アンチグレア層、反射防止膜、保護板、プリズムアレイ、レンズアレイシート、光拡散板、バックライト等の部品を適当な位置に1層又は2層以上配置することができる。
上記液晶セルについては、例えば、TN型、STN型、π型等の任意なタイプのものを使用できる。
本発明によれば、優れた防眩性を維持しつつ、白ボケの発生を防止して、明所での表示コントラストを向上させることが可能な光拡散防眩フィルム、光拡散性防眩光学素子及び画像表示装置を提供することができる。
以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されない。
(実施例1)
(中空樹脂微粒子の作製)
親水性モノマーとしてメタクリル酸50重量部と、多官能アクリル系モノマーとして、ポリオキシエチレンジメタクリレート10重量部(ポリオキシエチレンユニット数=1;日本油脂社製、ブレンマーPDE−50R)、トリメチロールプロパントリアクリレート40重量部と、内包されるコア剤としてノルマルヘキサン145重量部及び重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.3重量部を混合、攪拌し、モノマー溶液を調製した。
得られたモノマー溶液の全量を、1重量%ポリビニルアルコール(PVA)と0.02重量%亜硝酸ナトリウムとの水溶液に加え、攪拌分散装置を用いて攪拌し、乳化懸濁液を得た。次に、攪拌機、ジャケット、還流冷却機及び温度計を備えた20リットルの重合器を用い、重合器内を減圧し、容器内の脱酸素を行った後、窒素ガスにより圧力を大気圧まで戻し、重合器内部を窒素雰囲気とした。この重合器内に、上記で得られた乳化懸濁液の全量を一括して投入し、重合器を60℃まで昇温して重合を開始した。4時間重合した後、重合器を室温まで冷却して、溶剤内包マイクロカプセルスラリーを作製することにより、平均粒子径が4μmの単孔構造の中空樹脂微粒子を得た。
(防眩層の形成)
ウレタンアクリレート系紫外線硬化型樹脂(大日本インキ化学工業社製、「ユニデック17806」)100重量部、得られた単孔構造の中空樹脂微粒子30重量部、紫外線重合開始剤(日本チバガイギー社製、「イルガキュア907」)5重量部、レベリング剤(大日本インキ化学工業社製、「メガファックF470N」)0.5重量部をトルエン中に分散させ、固形分濃度が40重量%の防眩層用樹脂組成物を調製した。次いで、調製した防眩層用樹脂組成物を、透明基材フィルムとして厚さが80μmのトリアセチルセルロースフィルム(屈折率1.48)の上に、バーコーターで塗布した。その塗膜を90℃で3分間加熱して、乾燥した。その後、紫外線を照射して硬化処理し、厚さが8μm、屈折率が1.52である防眩層を形成することにより、光拡散性防眩フィルムを作製した。
(実施例2)
(反射防止層の形成)
テトラアルコキシシラン(コルコート社製、「コルコートN103X」)70重量部、フルオロアルキル構造及びポリシロキサン構造を有するシランカップリング剤(JSR社製、「JTA105」)30重量部を、イソプロピルアルコール/酢酸ブチル/メチルイソブチルケトン(70/18/12(重量比))の混合溶媒中に分散させることにより、固形分濃度が2.0重量%の反射防止層用樹脂組成物を調製した。
次いで、このように調製した反射防止層用樹脂組成物を、実施例1で得られた光拡散防眩フィルムの防眩層の上に、バーコーターで塗布した。その塗膜を120℃で3分間加熱して、乾燥及び硬化し、厚さが0.1μm、屈折率が1.43である反射防止層を形成して、光拡散性防眩フィルムとした。
(比較例1)
親水性モノマーとしてメタクリル酸50重量部と、多官能アクリル系モノマーとして、ポリオキシエチレンジメタクリレート10重量部(ポリオキシエチレンユニット数=1;日本油脂社製、ブレンマーPDE−50R)、トリメチロールプロパントリアクリレート40重量部と、内包されるコア剤としてノルマルヘキサン25重量部及び重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.3重量部を混合、攪拌し、モノマー溶液を調製した以外は、実施例1と同様にして中空樹脂微粒子及び光拡散性防眩フィルムを作製した。
(比較例2)
親水性モノマーとしてメタクリル酸50重量部と、多官能アクリル系モノマーとして、ポリオキシエチレンジメタクリレート10重量部(ポリオキシエチレンユニット数=1;日本油脂社製、ブレンマーPDE−50R)、トリメチロールプロパントリアクリレート40重量部と、内包されるコア剤としてノルマルヘキサン400重量部及び重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.3重量部を混合、攪拌し、モノマー溶液を調製した以外は、実施例1と同様にして中空樹脂微粒子及び光拡散性防眩フィルムを作製した。
(比較例3)
実施例1の(防眩層の形成)において、単孔構造の中空樹脂微粒子に代えて、多孔構造のPMMA中空樹脂微粒子(積水化成品工業社製、「L−XX−07AA」、平均粒子径4.9μm、PMMAの屈折率1.49)15重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして光拡散性防眩フィルムを作製した。
(比較例4)
実施例1の(防眩層の形成)において、単孔構造の中空樹脂微粒子に代えて、中空部(空隙)を有しないPMMA粒子(積水化成品工業社製、「XX−18AA」、平均粒子径5.0μm、PMMAの屈折率1.49)15重量部を使用した以外は、実施例1と同様にして光拡散性防眩フィルムを作製した。
(評価)
実施例1、2及び比較例1、2、3、4で使用した微粒子、及び、得られた光拡散性防眩フィルムについて以下の評価を行った。結果を表1に示した。
(1)中空樹脂微粒子の平均粒子径
動的光散乱式粒度分布計(Particle Sizing Systems社製、「NICOMP model 380 ZLS−S」)を用いて、実施例及び比較例で得られた微粒子の体積平均粒子径及びCV値を測定した。
(2)空隙率の測定
得られた中空樹脂微粒子0.5gをサンプリングし、ポロシメーター2000(アムコ社製)を用いて、空隙率を測定した。なお、測定温度は23℃、封入水銀圧力は2000kg/cmとした。
(3)算術表面粗さRaの測定
実施例及び比較例において得られた光拡散防眩フィルムの防眩層について、JIS B 0601に準拠した方法で表面の算術平均表面粗さRaを測定した。なお、測定には、触針式粗さ計(東京精密社製、サーフコム1400D)を用いた。
(4)光拡散防眩フィルムの全光線透過率及びヘイズの測定
得られた光拡散防眩フィルムについて、ヘイズメーター(東京電色社製、「TC−H3PDK」)を用いて、全光線透過率及びヘイズを測定した。
(5)光拡散防眩フィルムの反射率の測定
得られた光拡散防眩フィルムの裏面をサンドペーパーでこすり、艶消しの黒色塗料を塗布した後、分光光度計(島津製作所社製、「UV−3101PC」)を用いて、光波長550nmの光の入射角5°での片面の反射率を測定した。
(6)光拡散防眩フィルムの防眩性
(6−1)得られた光拡散防眩フィルムの防眩層が形成されていない面に、黒色アクリル板(厚み1.0mm、日東樹脂工業社製)を粘着剤で貼り付けて裏面の反射を無くしたサンプルを作製した。
(6−2)一般的なディスプレイを用いるオフィス環境下(約1000Lx)において、得られたサンプルの光拡散防眩性を目視にて確認し、以下の基準で判定した。
(判定基準)
○:像の写り込みがほとんどない。
△:像の写り込みがあるが、実用上の影響は小さい。
×:像の写り込みがあり、実用上問題がある。
(7)光拡散防眩フィルムの白ボケの評価
(7−1)得られた光拡散防眩フィルムの防眩層が形成されていない面に、黒色アクリル板(厚み1.0mm、日東樹脂工業社製)を粘着剤で貼り付けて裏面の反射を無くしたサンプルを作製した。
(7−2)一般的なディスプレイを用いるオフィス環境下(約1000Lx)において、得られたサンプルの白ボケの現象を目視にて確認し、以下の基準で判定した。
(判定基準)
○:白ボケがほとんどない。
△:白ボケがあるが、実用上の影響は小さい。
×:白ボケがあり、実用上問題がある。
Figure 2009229556
本発明によれば、優れた防眩性を維持しつつ、白ボケの発生を防止して、明所での表示コントラストを向上させることが可能な光拡散防眩フィルム、光拡散性防眩光学素子及び画像表示装置を提供することができる。

Claims (7)

  1. 透明基材層と、単孔構造の中空樹脂微粒子がマトリックス樹脂中に分散された防眩層とを有する光拡散防眩フィルムであって、
    前記防眩層は、算術平均表面粗さRaが40nm以下であり、
    前記中空樹脂微粒子は、平均粒子径が0.5〜30μm、かつ、空隙率が20〜80体積%である
    ことを特徴とする光拡散防眩フィルム。
  2. 単孔構造の中空樹脂微粒子とマトリックス樹脂との屈折率差が、0.08〜0.80であることを特徴とする請求項1記載の光拡散防眩フィルム。
  3. マトリックス樹脂は、熱硬化性樹脂又は電離放射線硬化性樹脂を含有することを特徴とする請求項1又は2記載の光拡散防眩フィルム。
  4. 単孔構造の中空樹脂微粒子の空隙に、前記単孔構造の中空樹脂微粒子のシェルとは屈折率が異なる透明な液体が内包されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の光拡散防眩フィルム。
  5. 防眩層上に反射防止層が積層されていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の光拡散防眩フィルム。
  6. 光学素子の片面又は両面に、請求項1、2、3、4又は5記載の光拡散防眩フィルムを有することを特徴とする光拡散性防眩光学素子。
  7. 請求項1、2、3、4或いは5記載の光拡散防眩フィルム、又は、請求項6記載の光拡散性防眩光学素子を用いてなることを特徴とする画像表示装置。
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